JPH07305906A - スクロール冷凍機 - Google Patents
スクロール冷凍機Info
- Publication number
- JPH07305906A JPH07305906A JP9612094A JP9612094A JPH07305906A JP H07305906 A JPH07305906 A JP H07305906A JP 9612094 A JP9612094 A JP 9612094A JP 9612094 A JP9612094 A JP 9612094A JP H07305906 A JPH07305906 A JP H07305906A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll compressor
- refrigerant
- control
- inverter
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】極数変換モータ１を内蔵したスクロール圧縮機
２を吸入圧力センサ７の信号によりコントローラ８でイ
ンバータ制御と低極数または高極数の運転を制御する。 【効果】冷凍サイクルが簡素化できるため、インバータ
で容量制御するため省エネ効果が大である。
２を吸入圧力センサ７の信号によりコントローラ８でイ
ンバータ制御と低極数または高極数の運転を制御する。 【効果】冷凍サイクルが簡素化できるため、インバータ
で容量制御するため省エネ効果が大である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスクロール冷凍機に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、容量の大きなスクロール圧縮機は
特公平4−31689号公報に示すようなツインスクロール冷
凍機が使用され、容量制御手段はインバータによる回転
数制御または台数制御で行われていた。
特公平4−31689号公報に示すようなツインスクロール冷
凍機が使用され、容量制御手段はインバータによる回転
数制御または台数制御で行われていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】冷凍機は年間を通じ運
転されるため、負荷の変化も大きく、省エネとオン／オ
フ頻度をおさえるためには、どうしても容量制御付の冷
凍機が必要である。また安価な冷凍機を提供するには冷
凍サイクルの簡素化が必要である。
転されるため、負荷の変化も大きく、省エネとオン／オ
フ頻度をおさえるためには、どうしても容量制御付の冷
凍機が必要である。また安価な冷凍機を提供するには冷
凍サイクルの簡素化が必要である。
【０００４】ツインスクロール圧縮機を容量制御する場
合は片方の圧縮機をオン／オフするか、インバータによ
り片方を回転制御する方法がとられていたが、圧縮機の
吐出ガス温度を基準温度以下におさえるために液インジ
ェクション方式が採用されていた。ツインスクロール圧
縮機の場合は個々の圧縮機にこの液インジェクション回
路を設ける必要があり、冷凍サイクルが複雑になる欠点
があった。
合は片方の圧縮機をオン／オフするか、インバータによ
り片方を回転制御する方法がとられていたが、圧縮機の
吐出ガス温度を基準温度以下におさえるために液インジ
ェクション方式が採用されていた。ツインスクロール圧
縮機の場合は個々の圧縮機にこの液インジェクション回
路を設ける必要があり、冷凍サイクルが複雑になる欠点
があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はスクロール圧縮
機に極数変換モータを搭載し、低い極数をインバータ制
御することにより、低負荷時の容量制御と液インジェク
ション回路を一系統とすることにより、冷凍サイクルが
簡素化できる。
機に極数変換モータを搭載し、低い極数をインバータ制
御することにより、低負荷時の容量制御と液インジェク
ション回路を一系統とすることにより、冷凍サイクルが
簡素化できる。
【０００６】
【作用】スクロール圧縮機に内蔵した極数変換モータと
低圧側圧力を検知する圧力センサ及びインバータ制御を
行うコントローラ部等より形成される冷凍機において、
ある設定低圧圧力以上の場合は負荷が大きいため低い極
数で運転する。負荷が軽くなり低圧圧力が低くなると極
数の高い低速側に切換えインバータ制御に入るように制
御する。なお、負荷によっては一時的に高速で運転した
り、除霜終了後の冷却スピードをはやめるために高速で
運転したいなどの要求に対しては極数の低い（高速運転
側）にインバータ制御を入れたり、インバータ制御を極
数の低い、高い側の切換手段を設けて制御することは可
能である。
低圧側圧力を検知する圧力センサ及びインバータ制御を
行うコントローラ部等より形成される冷凍機において、
ある設定低圧圧力以上の場合は負荷が大きいため低い極
数で運転する。負荷が軽くなり低圧圧力が低くなると極
数の高い低速側に切換えインバータ制御に入るように制
御する。なお、負荷によっては一時的に高速で運転した
り、除霜終了後の冷却スピードをはやめるために高速で
運転したいなどの要求に対しては極数の低い（高速運転
側）にインバータ制御を入れたり、インバータ制御を極
数の低い、高い側の切換手段を設けて制御することは可
能である。
【０００７】
【実施例】極数変換モータ１を内蔵したスクロール圧縮
機２から吐出された冷媒ガスは凝縮器３で液化し、受液
器４を経由して、負荷側で蒸発し、低温のガス冷媒はア
キュムレータ５に戻り、再び、スクロール圧縮機に吸入
され冷凍サイクルを形成する。冷媒はスクロール圧縮機
で圧縮される時、高温となるため、液冷媒の一部を流量
調整弁６を介して、スクロール圧縮機の圧縮工程の途中
にインジェクトされることにより、基準内の温度に制御
される。一方、負荷の軽重を検知するため、吸入側に圧
力センサ７が取付けられ、この信号がコントローラ８に
伝送されて、スクロール圧縮機のインバータによる回転
数制御と極数変換の切換制御を行う。図３ないし図５は
この制御を実施した例である。図３は極数変換モータの
高極数（低速側）をインバータ制御したものである。ま
た、図４は逆に低極数(高速側)をインバータ制御したも
ので、図５はインバータ制御を負荷に応じて切換える制
御を行ったものである。これらのいずれを選定するかは
負荷の状況に応じて選ぶことが可能である。すなわち、
低負荷時運転を極力停止させない使い方は図３の方式
を、除霜後などの冷却スピードをはやめる使い方の場合
は図４の方式などを選ぶと効果が大である。本発明は図
２の従来例に比べ、冷凍サイクルが簡素化され、安価な
冷凍機を提供できるメリットがある。すなわち、従来の
ツインスクロール圧縮機では、圧縮機部９ａ，９ｂが２
ケあるため液インジェクション回路１０ａ，１０ｂ、吸
入配管１１ａ，１１ｂと２回路に分岐し複雑であるが、
本発明は一系統に集約でき簡素化している。
機２から吐出された冷媒ガスは凝縮器３で液化し、受液
器４を経由して、負荷側で蒸発し、低温のガス冷媒はア
キュムレータ５に戻り、再び、スクロール圧縮機に吸入
され冷凍サイクルを形成する。冷媒はスクロール圧縮機
で圧縮される時、高温となるため、液冷媒の一部を流量
調整弁６を介して、スクロール圧縮機の圧縮工程の途中
にインジェクトされることにより、基準内の温度に制御
される。一方、負荷の軽重を検知するため、吸入側に圧
力センサ７が取付けられ、この信号がコントローラ８に
伝送されて、スクロール圧縮機のインバータによる回転
数制御と極数変換の切換制御を行う。図３ないし図５は
この制御を実施した例である。図３は極数変換モータの
高極数（低速側）をインバータ制御したものである。ま
た、図４は逆に低極数(高速側)をインバータ制御したも
ので、図５はインバータ制御を負荷に応じて切換える制
御を行ったものである。これらのいずれを選定するかは
負荷の状況に応じて選ぶことが可能である。すなわち、
低負荷時運転を極力停止させない使い方は図３の方式
を、除霜後などの冷却スピードをはやめる使い方の場合
は図４の方式などを選ぶと効果が大である。本発明は図
２の従来例に比べ、冷凍サイクルが簡素化され、安価な
冷凍機を提供できるメリットがある。すなわち、従来の
ツインスクロール圧縮機では、圧縮機部９ａ，９ｂが２
ケあるため液インジェクション回路１０ａ，１０ｂ、吸
入配管１１ａ，１１ｂと２回路に分岐し複雑であるが、
本発明は一系統に集約でき簡素化している。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、極数変換モータを内蔵
したスクロール圧縮機の容量制御として、極数の高い側
（低速側）にインバータ制御を入れることにより、従来
のツインスクロール圧縮機のインバータ制御に比べ、液
インジェクション回路などの冷媒配管系が簡素化し、安
価な冷凍機を提供することができる。
したスクロール圧縮機の容量制御として、極数の高い側
（低速側）にインバータ制御を入れることにより、従来
のツインスクロール圧縮機のインバータ制御に比べ、液
インジェクション回路などの冷媒配管系が簡素化し、安
価な冷凍機を提供することができる。
【図１】本発明の冷凍サイクルの系統図。
【図２】従来例の冷凍サイクルの系統図。
【図３】本発明のインバータ運転と極数変換運転の制御
例を示す特性図。
例を示す特性図。
【図４】本発明のインバータ運転と極数変換運転の制御
例を示す特性図。
例を示す特性図。
【図５】本発明のインバータ運転と極数変換運転の制御
例を示す特性図。
例を示す特性図。
１…極数変換モータ、２…スクロール圧縮機、３…凝縮
器、４…受液器、６…流量調整弁、７…圧力センサ、８
…コントローラ。
器、４…受液器、６…流量調整弁、７…圧力センサ、８
…コントローラ。
Claims (1)
- 【請求項１】極数変換モータを内蔵したスクロール圧縮
機，インバータ及びコントローラを含む冷凍機におい
て、低い極数側をインバータ制御したことを特徴とする
スクロール冷凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9612094A JPH07305906A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | スクロール冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9612094A JPH07305906A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | スクロール冷凍機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07305906A true JPH07305906A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14156527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9612094A Pending JPH07305906A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | スクロール冷凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07305906A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105091381A (zh) * | 2015-07-07 | 2015-11-25 | 丹华海洋工程装备(上海)有限公司 | 一种船用冷库的制冷机组 |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP9612094A patent/JPH07305906A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105091381A (zh) * | 2015-07-07 | 2015-11-25 | 丹华海洋工程装备(上海)有限公司 | 一种船用冷库的制冷机组 |
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