JPH07302989A - 電子・通信装置 - Google Patents

電子・通信装置

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JPH07302989A
JPH07302989A JP6094774A JP9477494A JPH07302989A JP H07302989 A JPH07302989 A JP H07302989A JP 6094774 A JP6094774 A JP 6094774A JP 9477494 A JP9477494 A JP 9477494A JP H07302989 A JPH07302989 A JP H07302989A
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明人 長田
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子・通信装置に関し、プリント配線板ユニ
ット収容シエルフにプラグイン実装されるプリント配線
板ユニットの同軸線路接続の改善。 【構成】 プラグイン接続される同軸コネクタ46を背
面側にそなえたプリント配線板ユニット43と、同軸コ
ネクタ接続用孔57を有するバックボード53を背面側
にそなえたプリント配線板ユニット収容シエルフ42
と、上記プリント配線板ユニット収容シエルフの背面側
に取り付けられバックボードの同軸コネクタ接続用孔5
7から前面方向に向けて覗かされる同軸コネクタ71を
そなえた高周波ユニット68と、からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板ユニッ
ト収容シエルフにプラグイン実装されるプリント配線板
ユニットの同軸線路接続の改善された電子・通信装置に
関する。
【0002】各種の電子装置あるいは通信装置(本明細
書では単に電子・通信装置と略称する)の分野では、プ
リント配線板収容シエルフと称されるプリント配線板収
容筐体に多数のプリント配線板ユニットが並列状態に挿
入され、先端のコネクタとシエルフバックボードのコネ
クタとが挿入完了と同時に接続される、いわゆるプラグ
イン接続されるように構成される。
【0003】このように接続されるコネクタには電源回
路、接地回路、制御回路、各種の信号回路が所定の関係
で接続される。とくに高い周波数の信号回路の接続線に
は同軸線路による同軸コネクタでもって接続される。
【0004】なお、本発明では代表的に無線通信装置の
例について説明することとする。
【0005】
【従来の技術】従来のプリント配線板ユニットの側面図
を図13に示す。プリント配線板ユニット1は矩形状の
プリント配線板2面の上下に、反りや彎曲防止用の補強
金具3,3が長手方向に沿って取り付け固定されてい
る。
【0006】前方側である図示右方には表示部品および
操作部品4などが取り付けられており、背面側である図
示左方にはプラグイン接続用のコネクタ5,6が取り付
けられている。プリント配線板2の面には図示省略の回
路部品が多数搭載実装さておりプリント配線板のパター
ンに接続され、所定の回路機能が構成されている。
【0007】上側のコネクタ5には信号線である複数の
同軸コネクタ7などで構成されており、プリント配線板
面の信号回路に接続されている。下側のコネクタ6には
電源回路、接地回路、各種の制御回路などのリード端子
8がプリント配線板2の回路パターンに接続されてい
る。
【0008】図14には従来のプリント配線板ユニット
収容シエルフの正面図が前面カバーの外された状態に、
図15には側断面図が、それぞれに概略図として示され
ている。
【0009】プリント配線板ユニット収容シエルフ11
は図示されない立設架への取り付け部をそなえた左右の
側壁板12,12と、上下の側壁板13,13とがそれ
ぞれに対向して組み立てられて箱形枠状に形成され、さ
らに天井板14と底板15ならびに背面板17とが設け
られている。
【0010】上下の側壁板13,13の前面側には多数
のプリント配線板ユニット1を挿入ガイドさせるための
溝18が所定間隔で対称に形成されており、背面側のプ
リント配線板でなるバックボード19にはプリント配線
板ユニット1のコネクタ5,6に対応するバックボード
コネクタ21,22が取り付け実装されている。
【0011】上下の側壁板13,13には対向面にプリ
ント配線板ユニット1の挿入ガイドとなる溝を形成させ
るための、平面視長円形状の絞り加工部分23が要所要
所に突出形成されており、この絞り加工部分23の隣接
間が正面視ガイド溝となるものである。
【0012】図15で符号の24は前面カバーであり2
5のねじでシエルフ11に取り付けられ、前面を覆って
いる。背面板17に取り付けられているブッシュ26は
外部間に配線線材を通すためのものである。
【0013】とくに図15によく示されるように上側の
バックボードコネクタ21には同軸コネクタ27などが
内装されている。また、上側の側壁板13と天井板14
との間には二つの信号分岐ユニット29,29が設けら
れており、背面板17側には一つの信号合成ユニット3
1が設けられている。
【0014】信号分岐ユニット29の前面側には、たと
えば3個の同軸コネクタ32がそれぞれに設けられてお
り、背面側にはたとえば24個の同軸コネクタ33がそ
れぞれに左右方向に設けられている。
【0015】信号合成ユニット31の上側には同様に3
個の同軸コネクタ34が設けられており、下側には24
個の同軸コネクタ35が左右方向に設けられている。両
端にそれぞれ同軸コネクタ36,36を有する同軸ケー
ブル37で、バックボードコネクタ21の上側の2箇所
の同軸コネクタ27と信号分岐ユニット29の同軸コネ
クタ33間をそれぞれに接続し、下側の同軸コネクタ2
7と信号合成ユニット31の同軸コネクタ35との間を
接続させる。
【0016】下側のバックボードコネクタ22の背面側
は図示されない電線ケーブルに接続され、装置内または
装置外の所定箇所と接続される。以上の構成でプリント
配線板ユニット収容シエルフ11のガイド溝18の所定
位置に合わせて、プリント配線板ユニット1をそれぞれ
に挿入させることにより、プリント配線板ユニット1の
コネクタ5,6はバックボードコネクタ21,22にプ
ラグイン接続される。
【0017】プリント配線板ユニット1の上側の2箇所
の同軸コネクタ7,7はバックボードコネクタ21の上
側の2箇所の同軸コネクタ27,27と接続されること
により、プリント配線板ユニット1の図示されない受信
回路と信号分岐ユニット29の信号回路とが接続され
る。
【0018】プリント配線板ユニット1の下側の同軸コ
ネクタ7とバックボードコネクタ21の下側の同軸コネ
クタ27とが接続さることにより、プリント配線板ユニ
ット1の同様に図示されない送信回路と信号合成ユニッ
ト31の信号回路とが接続される。
【0019】以上のようにして、プリント配線板ユニッ
ト1の8ユニット分がそれぞれの信号分岐ユニット29
の同軸コネクタ32の一個と、および信号合成ユニット
31の同軸コネクタ34の一個と、接続されることにな
り、それぞれの信号分岐ユニット29の同軸コネクタ3
2の1箇所に入力された受信信号はプリント配線板ユニ
ット1の8つの受信回路に分岐入力される。
【0020】また、8つのプリント配線板ユニット1の
送信回路から出力される送信信号は、信号合成ユニット
31で合成されて同軸コネクタ34の1個所にそれぞれ
に出力される。したがって、信号分岐ユニット29と信
号合成ユニット31とではプリント配線板ユニット1の
24ユニット分に接続される。
【0021】なお、信号分岐ユニット29の信号入力用
の同軸コネクタ32および、信号合成ユニット31の信
号出力用の同軸コネクタ34は、いずれも図示されない
同軸ケーブルを介してアンテナ装置に接続される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプリント配
線板ユニットの同軸回路の接続構成によると、バックボ
ードコネクタ21に内装された同軸コネクタ27と同軸
ケーブル37の両側の同軸コネクタ36との接続によ
り、それぞれの信号合成ユニット29の同軸コネクタ3
3との接続、ならびに信号合成ユニット31の同軸コネ
クタ35との間を接続させるものであった。
【0023】このような同軸ケーブル37を介しての同
軸コネクタ接続によると、接続箇所による信号線路特性
の不連続ならびに線路長が長くなることに起因して高周
波信号の損失が増加し、電気的特性の劣化とともに伝送
される信号品質の信頼性を損なうといった影響がある。
【0024】同軸コネクタならびに同軸ケーブルの配置
スペース、および着脱操作のためのスペースをも要して
装置の大形化ともなり、全体としてコスト増となること
が避けられない。
【0025】といった種々の問題点があった。本発明は
上記従来の問題点にかんがみて、このような問題点の解
消された新規なる電子・通信装置を提供することを発明
の課題とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明手段の構成要旨とするところは、プラグイン接
続される同軸コネクタを背面側にそなえたプリント配線
板ユニットと、同軸コネクタ接続用孔を有するバックボ
ードを背面側にそなえたプリント配線板ユニット収容シ
エルフと、上記プリント配線板ユニット収容シエルフの
背面側に取り付けられバックボードの同軸コネクタ接続
用孔から前面方向に向けて覗かされる同軸コネクタをそ
なえた高周波ユニットと、からなり、上記プリント配線
板ユニットの同軸コネクタと高周波ユニットの同軸コネ
クタとがバックボードの同軸コネクタ接続用孔をとおし
てプラグイン接続される電子・通信装置の構成であり、
好ましくは、上記同軸コネクタ接続用孔はバックボード
に取り付けられたコネクタハウジングの貫通孔の構成で
ある。
【0027】
【作用】上記本発明の構成手段によると、高周波ユニッ
トに一体構成された同軸コネクタがバックボードの同軸
コネクタ接続用孔の部分に配置待機されていることによ
り、プリント配線板ユニット収容シエルフに挿入される
プリント配線板ユニットの同軸コネクタは直接高周波ユ
ニットの同軸コネクタとプラグイン接続されるから、従
来のような接続用の同軸ケーブルを要することなく最短
距離によって高周波信号の回路接続がなされる。
【0028】バックボードの同軸コネクタ接続用孔とし
てはバックボードに取り付けられたコネクタハウジング
の貫通孔とすることで、同軸コネクタの位置決めと案内
が確実となり、信頼性よく接続され得る。
【0029】
【実施例】以下、本発明の電子・通信装置について具体
的実施例により図を参照しながら詳細に説明する。
【0030】図1は本発明の電子・通信装置41であ
り、プリント配線板ユニット収容シエルフ42にプリン
ト配線板ユニット43の収容された状態が示される一実
施例の側断面図である。
【0031】プリント配線板ユニット43の背面側であ
る図示右方にはプラグイン用のコネクタ44,45が取
り付けられている。プリント配線板ユニット43の面に
は図示省略の回路部品が多数搭載実装されており、プリ
ント配線板のパターンに接続され所定の回路機能が構成
されている。
【0032】上側のコネクタ44には信号線である複数
の同軸コネクタ46と電源接触子47、接地接触子48
および、その他の制御信号線用接触子49などにより構
成されており、プリント配線板面の信号回路、電源回路
などに接続されている。
【0033】下側のコネクタ45には各種の制御回路な
どの接触子のリード端子51がプリント配線板の回路パ
ターンに接続されている。プリント配線板ユニット収容
シエルフ42は図示されない左右の側壁板と、上下の側
壁板52,52とがそれぞれに対向して組み立てられて
箱形枠状に形成されている。
【0034】上下の側壁板52,52の前面側には多数
のプリント配線板ユニット43を挿入ガイドさせるため
の溝が所定間隔で対称に形成されており、背面側のプリ
ント配線板でなるバックボード53にはプリント配線板
ユニット43のコネクタ44,45に対応するバックボ
ードコネクタ54,55が取り付け実装されている。
【0035】上下の側壁板52,52には対向面にプリ
ント配線板ユニット43の挿入ガイドとなる溝を形成さ
せるための、平面視長円形状の絞り加工部分56が要所
要所に突出形成されており、この絞り加工部分56の隣
接間が正面視ガイド溝となるものである。
【0036】バックボード53ならびに上側のバックボ
ードコネクタ54には信号線である複数の同軸コネクタ
46接続用孔57,58が形成されており、この上側の
バックボードコネクタ54には電源端子59、接地端子
61、その他の制御信号線用接触子62などをそなえて
構成されており、バックボード53面の電源回路、制御
信号回路、接地回路などの回路パターンに接続されてい
る。
【0037】下側のバックボードコネクタ55には各種
の制御回路などの接触子のリード端子63が設けられて
おり、これらはバックボード53の回路パターンに接続
されている。
【0038】符号の65は前面カバーであり、ねじ66
でプリント配線板ユニット収容シエルフ42に取り付け
られ、前面を覆っている。プリント配線板ユニット収容
シエルフ42の背面側には、高周波ユニット68がねじ
69で着脱可能に取り付けられている。
【0039】この高周波ユニット68の前面側には前面
方向に向けられた信号線接続用の同軸コネクタ71が設
けられており、バックボード53の同軸コネクタ接続用
孔57をとおして覗かされ、バックボードコネクタ54
内でプリント配線板ユニット43の同軸コネクタ46と
接続されている。
【0040】プリント配線板ユニット43と上下コネク
タ44,45の関係について図2の側断面図(a)を参
照して説明する。図(b)は背面側から見た状態の背面
図である。なお、図(a)は理解を容易とするために、
上側のコネクタ44を部分断面図にして示してある。そ
のために図(a)ではプリント配線板が二点鎖線の想像
線で示されている。
【0041】プリント配線板ユニット43へのコネクタ
44,45の結合固定はリベット72で緊締状態に取り
付けられている。図2から明らかなように、同軸コネク
タ46、電源接触子47、接地接触子48、制御信号線
用接触子49などは、コネクタ45のコネクタハウジン
グ73の凹所74内に突設状態に設けられ取り付けられ
ている。
【0042】一方、バックボード53と上下のバックボ
ードコネクタ54,55の関係について図3の正面図
(a)、側断面図(b)を参照して説明する。なお、図
(b)は理解を容易とするために、上側のバックボード
コネクタ54を部分断面図にして示してある。
【0043】バックボード53へのバックボードコネク
タ54,55の結合固定はリベット72で緊締状態にし
て取り付けられている。とくに上側のバックボードコネ
クタ54の位置は正確に位置決めされて取り付けられて
いる。
【0044】図(b)から明らかなように、バックボー
ド53の同軸コネクタ接続用孔57は、丁度同軸コネク
タ71が覗くような位置に形成されており、バックボー
ドコネクタ54の同孔58はコネクタハウジング75に
形成された貫通孔である。
【0045】電源端子59、接地端子61、制御信号線
用接触子62などは、コネクタハウジング75内に埋設
状態に取り付けられている。図3の図(c)の部分側面
図には高周波ユニット68に設けられた同軸コネクタ7
1が示されている。この同軸コネクタ71はプリント配
線板ユニット収容シエルフ42の背面側に高周波ユニッ
ト68が取り付けられることにより、同軸コネクタ接続
用孔57,58内に正確に嵌まり込み、覗くような関係
となるように位置が設定されている。
【0046】以上のよなバックボード53の要部正面図
を図4の図(a)に示す。図は中間部分を省略した状態
の左右方向両端部分のみが示される。図(b)は側面図
である。図中の符号76はプリント配線板ユニット収容
シエルフ42への取り付けねじ用の孔である。
【0047】このようにバックボードコネクタ54の取
り付けられることは、同軸コネクタ接続用孔58のすべ
てが正確に嵌まり合う、図示省略のガイドピンを正確に
X−Y方向に位置決め突出させた組み立て用治具を用い
てコネクタハウジング75の位置を設定し、この状態で
バックボード53に対してリベット72で緊締固定状態
に取り付ける。
【0048】ここで、高周波ユニット68側の同軸コネ
クタ71について、図5の側半断面図(a)および、図
(b)の背面図を参照し、その構成を説明する。中心導
体77は両端方向に延びてピンプラグ78とピン端子7
9を構成し、中央部分に鍔部81を有する。
【0049】この中心導体77の鍔部81の両側に合成
樹脂でなる誘電体スリーブ82,83が挿入され、これ
らはその外側の外部導体84の内部に嵌合される。外部
導体84のピンプラグ78の周囲には半径方向のばね性
を付与された外部導体スリーブ85と、その周囲外側に
はガイドスリーブ86が一体に設けられる。
【0050】誘電体スリーブ83の端部は外部導体84
端部のストッパ87に当接されて位置固定され、他方の
誘電体スリーブ82の端部は圧入される外部導体スリー
ブ85の内端に当接されて位置固定されるように構成さ
れている。
【0051】外部導体84の中間部から図示右側外周8
8は断面正方形であり、ピン端子79の周囲には四隅に
接地端子89が突出形成されている。図示左側の周囲に
はねじ91が形成され、ここに高周波ユニット68の取
り付け用基板92が正確に嵌合され座金93を介してナ
ット94で締め付けられ固定状態に取り付けられてい
る。
【0052】プリント配線板ユニット43と高周波ユニ
ット68のコネクタ部分の拡大断面図を示す図6を参照
して相互の関係を説明する。図(a)はプリント配線板
ユニット側であり、図(b)は高周波ユニット側を示
す。なお、これらのコネクタ部分はそれぞれ接続可能な
状態に対向位置されている。
【0053】この図(a)に示される状態はすでに図2
を参照して説明したように、プリント配線板ユニット4
3に取り付けられたコネクタ44の、同軸コネクタ4
6、接地接触子48などはコネクタハウジング73の内
部に貫通して断面C形の係止リング95の弾性復元状態
により、コネクタハウジング73の段部96にそれぞれ
係止され、凹所74内に先端部が突出状態に取り付けら
れている。
【0054】この同軸コネクタ46はジヤックコネクタ
であり、接地接触子48はプラグ形である。図(b)に
示される状態は同様に図3を参照して説明したように、
バックボード53に取り付けられたバックボードコネク
タ54の接地端子61はコネクタハウジング75の内部
に貫通して断面C形の係止リング97の弾性復元状態に
より、コネクタハウジング75の段部98に係止され、
先端部はコネクタハウジング75内に埋設状態に取り付
けられている。この接地端子61はジヤック形である。
【0055】プリント配線板ユニット収容シエルフ42
の背面側に取り付けられた高周波ユニット68の同軸コ
ネクタ71は、図5で詳細に説明したような構成であ
り、同軸コネクタ71の先端はバックボード53および
コネクタハウジング75のそれぞれの同軸コネクタ接続
用孔57,58に挿入され、前面方向に向けて覗かされ
る。したがって、同軸コネクタ71の先端部はコネクタ
ハウジング75内に埋設状態に配置される。
【0056】バックボード53側のバックボードコネク
タ54の先端部は、プリント配線板ユニット43側のコ
ネクタ44の凹所74に嵌まり合えるような大きさの関
係に設定されている。
【0057】プリント配線板ユニット収容シエルフ42
の背面側に高周波ユニット68を取り付けた状態の部分
拡大側断面図である図7を参照して説明する。この図は
図1の部分拡大図でもある。両図においてコネクタ4
4,45と、バックボードコネクタ54,55の接続状
態の理解を容易とするために、プリント配線板43の一
部分を破断状態にするとともに、プリント配線板ユニッ
ト43側のコネクタハウジング73ならびにコネクタ4
5の側壁をも破断状態にして示してある。
【0058】したがって、各部の詳細構成は同一符号を
付して示すとともに説明を省略するが、両コネクタ44
と54および45と55の接続状態がよく示されてい
る。ここでは図5および図6をも参照することにする。
【0059】すなわち、プリント配線板ユニット43側
のコネクタ44の凹所74内にバックボード53側のバ
ックボードコネクタ54の先端部が嵌まり込み、同軸コ
ネクタ46と71とは接続され、電源接触子47と電源
端子59および接地接触子48と接地端子61とはそれ
ぞれプラグ、ジヤックの嵌まり合いによって確実な接続
状態となる。
【0060】同軸コネクタ46と71との接続はバック
ボード側の同軸コネクタ71のガイドスリーブ86と外
部導体スリーブ85との間に、プリント配線板ユニット
側の同軸コネクタ46の外部導体が入り込み、外部導体
同士の接続が行なわれるとともに、バックボード側同軸
コネクタ71の中心導体のピンプラグ78がプリント配
線板ユニット側同軸コネクタ46の中心導体のジヤック
部分に挿入されて中心導体同士の接続が行なわれる。
【0061】高周波ユニット68を背面側からみた図8
によると、シールドカバーを取り外した状態が示され
る。また、図9には平面視断面図が示される。両図を参
照すると同軸コネクタ71は上下方向に3列であり1列
当たりの水平方向には8個が配列されている。
【0062】これらの同軸コネクタ71はプリント配線
板ユニット収容シエルフ42への取り付け用基板92に
取り付けられていることはすでに述べたとおりである。
この取り付け用基板92の背面側に接地用基板101を
取り付け、その背面側にプリント配線板でなる高周波回
路基板102が、ねじ103によって取り付けられてい
る。
【0063】この高周波回路基板102には図示されな
い導体パターンによって所定の信号分岐または合成用の
回路パターンが形成されており、それぞれの同軸コネク
タ71のピン端子79ならびに接地端子89はこれら所
定の回路パターンにそれぞれ接続されている。
【0064】受信入力用同軸コネクタまたは送信出力用
同軸コネクタ104はそれぞれの高周波回路基板102
に取り付け接続されており、これらからそれぞれの回路
基板102の同軸コネクタ71と信号の分岐または合成
がなされるように接続されている。
【0065】これらの高周波回路基板102の背面側は
回路基板取り付け用のねじ103により共通に取り付け
られた金具105を介してカバー106がねじ107止
めされて全体がシールド遮蔽されるように構成されてい
る。
【0066】図10は本発明の第2発明になる高周波ユ
ニットの一実施例側面図であって、図1および図7に対
応するものである。プリント配線板ユニット収容シエル
フ42側については前実施例と同一であって同一部分に
は同一符号を付して示し、したがって、それらの説明は
図1ならびに図7の部分の説明を参照することとし、こ
こではその説明を省略する。
【0067】本実施例において、高周波ユニット111
に取り付けられた同軸コネクタ71の構成は、図5と同
じである。高周波ユニット111を背面側からみた図1
1によると、シールドカバーを取り外した状態を示され
る。また、図12には平面視断面図が示される。両図を
参照すると同軸コネクタ71は上下方向に3列であり1
列当たりの水平方向には8個が配列されている。
【0068】これらの同軸コネクタ71はプリント配線
板ユニット収容シエルフ42への取り付け用基板92に
取り付けられていることは同様であるが、この取り付け
用基板92の背面側にそれぞれに一部切り欠きの矩形状
の接地用基板112を取り付け、この接地用基板112
介してその背面側にそれぞれ同形状のプリント配線板で
なる高周波回路基板113をねじ114によって取り付
けられる。
【0069】これらの高周波回路基板113には図示さ
れない導体パターンによって所定の信号分岐または合成
用の回路パターンが形成されており、それぞれの同軸コ
ネクタ71のピン端子79ならびに接地端子89はこれ
らの所定の回路パターンにそれぞれ接続されている。
【0070】高周波回路基板113の切り欠き部分に向
けて横姿勢に、受信入力用同軸コネクタまたは送信出力
用同軸コネクタ115はそれぞれの回路基板113に取
り付けられており、これらからそれぞれの回路基板11
3の同軸コネクタ71と信号の分岐または合成されるよ
うに接続されている。
【0071】これらの高周波回路基板113の周囲には
それぞれに枠状のシールドケース116が取り付けられ
ており、背面側を覆うカバー117をねじ118で取り
付けることによって、全体がシールド遮蔽されるように
構成されている。なお、同軸コネクタ115に対する外
部ケーブル接続のためにシールドケース116の側壁面
には孔119が設けられている。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の電子
・通信装置によれば、プリント配線板収容シエルフの背
面側のバックボードに同軸コネクタ接続用孔をそなえ、
このプリント配線板収容シエルフの背面側に取り付けら
れる高周波ユニットの同軸コネクタと、プリント配線板
ユニットの同軸コネクタとが、バックボードの同軸コネ
クタ接続用孔を介して直接的にプラグイン接続されるよ
うに構成したものであるから、従来のように接続用のケ
ーブルおよびコネクタを要しないものである。
【0073】このように構成させたことにより、ケーブ
ルを介したコネクタの接続がないことから、線路長が大
幅に短縮されるとともにコネクタの接続箇所の減少によ
ってその分高周波の電気信号の損失がなくなり、電気的
特性ならびに伝送される信号品質などの信頼性が向上す
る。
【0074】同軸コネクタならびに同軸ケーブルの配置
スペース、および着脱操作のためのスペースも要しない
ことから装置の小形化ないしは高密度化が図られる。ま
た高周波ユニット単体での組み立てないしは試験調整、
保守点検などが行なえることから、きわめて好都合なも
のである。
【0075】本発明によると、高周波ユニットを正確に
位置決めして取り付けることにより、基本的にはバック
ボードのコネクタハウジングは必ずしも必要とするもの
ではないが、コネクタハウジングの同軸コネクタ接続用
孔を介して接続させるようにすれば、孔をガイドとする
ことで、より容易な挿入を行なわせることが可能となる
ものである。
【0076】上記本発明の実施例では信号の分岐、合成
を1対8の例として説明したが、このようなものに限ら
ず多重信号の分波、合波などに適用可能なことであり、
その他の任意なものに適用し得るものである。もちろ
ん、通信分野以外の電子分野であってもよいことであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の側断面図
【図2】プリント配線板ユニットのコネクタ部分の部分
【図3】バックボードのコネクタ部分の部分図
【図4】バックボードの正面図および側面図
【図5】高周波ユニットの同軸コネクタ
【図6】プリント配線板ユニットと高周波ユニットのコ
ネクタ部分の拡大図
【図7】図1の部分拡大の側断面図
【図8】高周波ユニットの背面図
【図9】図8の平面視断面図
【図10】高周波ユニットの第2実施例の側面図
【図11】図10の高周波ユニットの背面図
【図12】図11の平面視断面図
【図13】従来のプリント配線板ユニットの側面図
【図14】従来のプリント配線板ユニット収容シエルフ
の正面図
【図15】図14の側断面図
【符号の説明】
41 電子・通信装置 42 プリント配線板ユニット収容シエルフ 43 プリント配線板ユニット 44,45 コネクタ 46 同軸コネクタ 47 電源接触子 48 接地接触子 49 制御信号線用接触子 51 リード端子 52 上下の側壁板 53 バックボード 54,55 バックボードコネクタ 57,58 同軸コネクタ接続用孔 59 電源端子 61 接地端子 62 制御信号線用接触子 63 リード端子 68 高周波ユニット 71 同軸コネクタ 72 リベット 73 コネクタハウジング 74 凹所 75 コネクタハウジング 77 中心導体 78 ピンプラグ 79 ピン端子 81 鍔部 82,83 誘電体スリーブ 84 外部導体 85 外部導体スリーブ 86 ガイドスリーブ 87 ストッパ 89 接地端子 91 ねじ 92 取り付け用基板 94 ナット 95,97 係止リング 101 接地用基板 102 高周波回路基板 104 同軸コネクタ 105 金具 106 カバー 111 高周波ユニット 112 接地用基板 113 高周波回路基板 115 同軸コネクタ 116 シールドケース 117 カバー 119 孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグイン接続される同軸コネクタ(4
    6)を背面側にそなえたプリント配線板ユニット(4
    3)と、同軸コネクタ接続用孔(57)を有するバック
    ボード(53)を背面側にそなえたプリント配線板ユニ
    ット収容シエルフ(42)と、上記プリント配線板ユニ
    ット収容シエルフの背面側に取り付けられバックボード
    の同軸コネクタ接続用孔(57)から前面方向に向けて
    覗かされる同軸コネクタ(71)をそなえた高周波ユニ
    ット(68)と、 からなり、上記プリント配線板ユニットの同軸コネクタ
    (46)と高周波ユニットの同軸コネクタ(71)とが
    バックボードの同軸コネクタ接続用孔(57)をとおし
    てプラグイン接続されることを特徴とする電子・通信装
    置。
  2. 【請求項2】 上記同軸コネクタ接続用孔はバックボー
    ド(53)に取り付けられたコネクタハウジングの貫通
    孔(58)であることを特徴とする請求項1に記載の電
    子・通信装置。
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