JPH07299678A - 電子部品組込装置 - Google Patents

電子部品組込装置

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JPH07299678A
JPH07299678A JP6113369A JP11336994A JPH07299678A JP H07299678 A JPH07299678 A JP H07299678A JP 6113369 A JP6113369 A JP 6113369A JP 11336994 A JP11336994 A JP 11336994A JP H07299678 A JPH07299678 A JP H07299678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fpc
lcd
cable
electronic component
telephone
Prior art date
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Pending
Application number
JP6113369A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Makabe
良一 真壁
Masashi Nanaumi
賢史 七海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Telecom Technologies Ltd filed Critical Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LCDを電話機器本体にねじ締め作業により
組込が出来るよう、LCDの一部のFPCを逃がすこと
ができて、電話機組立のねじ締め作業を自動化できる電
子部品組込装置を提供する。 【構成】 一部にFPC400(a)を備えたLCD4
00を電話機器本体500にねじ締めにより組込む電子
部品組込装置において、前記FPC400(a)を、ね
じ締め作業が行える位置まで逃がす逃がし機構部100
と、その逃がした前記FPC400(a)の位置ずれを
修正する位置決機構部200と、前記FPC400
(a)を逃がす際、エラー検知を行うエラー検知機構部
18と、電子部品を押さえる押さえ機構部300とを備
えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機器組立時に使用
される、電子部品組込装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】FPC(フレキシブル・プリント配線・
ケーブル)を有する電子部品の中に、LCD(リキッド
・クリスタル・ディスプレイ)がある。従来、このLC
Dが取り付けられる電話機本体の、LCDが取り付けら
れる箇所のねじ締め作業は、FPCが邪魔することによ
り、その部分だけ人間の手による手作業によって、ねじ
締め作業が行われることが余儀なくされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように電話機本
体の、LCDが取り付けられる箇所のねじ締め作業が手
作業によって行われるがことが余儀なくされていたため
に、機械による自動化を進めることが阻まれていた。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは、電話機器本体組立時
における、LCDが取り付けられる箇所のねじ締め作業
の工程を手作業から機械による自動化にすることができ
る電子部品組込装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、一部にFPC(フレキシブル・プリン
ト配線・ケーブル)を備えたLCD(リキッド・クリス
タル・ディスプレイ)を電話機器本体にねじ締めにより
組込む電子部品組込装置において、前記FPCを、ねじ
締め作業が行える位置まで逃がす逃がし機構部と、その
逃がした前記FPCの位置ずれを修正する位置決機構部
と、前記FPCを逃がす際、エラー検知を行うエラー検
知機構部と、電子部品を押さえる押さえ機構部とを備え
たことを特徴とする。
【0006】
【作用】かかる構成により、LCDを電話機器本体にね
じ締め作業による組込みが出来るよう、LCDの一部の
FPCを逃がすことができて、電話機組立時に、ねじ締
め作業に対する入力が不用となり、効率の良い組込作業
が出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係わる電子部品組込装置の平面
図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図1の
C方向からの一部断面した矢視図である。
【0008】本発明に係わる電子部品組込装置は機台1
を備えており、この機台1には一対のガイドレール2が
取り付けてあり、このガイドレール2に移動架台3が移
動可能に設けてあり、前記機台1には前記移動架台3の
移動を行う移動操作機構4が設けてある。この移動操作
機構4は、前記機台1に取り付けられた作動シリンダー
5を備えており、この作動シリンダー5のピストンロッ
ド6はフローティングジョイント7を介して前記移動架
台3の取付プレート8に連結してある。
【0009】前記移動架台3上には、この移動架台3の
移動方向とは直角方向に沿うようにスライドレール9が
取り付けてある。そして、前記移動架台3上には、スラ
イドレール9に摺動可能に保持されて逃がし機構部10
0が設けてある。
【0010】この逃がし機構部100は図2、図4に示
すようにケーブルチャック10と、このケーブルチャッ
ク10を移動させる移動シリンダー機構11とを備えて
いる。そして、このケーブルチャック10はチャック本
体10aを有していて、このチャック本体10aが、前
記スライドレール9に摺動可能に保持されている。この
チャック本体10aは一対の開閉アーム12、13を有
しており、開閉アーム12にはガラエポ材14を介して
ケーブル挟みプレート15が取り付けてあり、開閉アー
ム13にはガラエポ材16を介してケーブル挟みプレー
ト17が取り付けてある。そして、前記ケーブル挟みプ
レート15には後述するエラー検知機構部18が設けて
ある。
【0011】前記移動シリンダー機構11は、前記移動
架台3上に前記スライドレール9と平行に設けられたシ
リンダ軸19とこのシリンダ軸19上を移動する駆動体
20とを備えており、この駆動体20は前記チャック本
体10aに連結されている。
【0012】前記エラー検知機構部18は図2および図
4に示すように前記ケーブル挟みプレート15に固着さ
れたケーブル挟み棒21を備えており、このケーブル挟
み棒21には吸気口22が形成してあり、この吸気口2
2からコンバム(図示省略)によって空気を吸い上げて
真空状態にし、FPC400(a)の有無が確認され
る。真空状態の検出が有れば、ねじ締め作業を行い、真
空状態の検出が無ければ、FPC400(a)が逃げな
い状態でのねじ締め作業は行われない。
【0013】前記移動架台3上には位置決め機構部20
0が設けてあり、この位置決め機構部200は、前記逃
がし機構部100と共にスライドレール9上に取り付け
られている。この位置決機構部200は、前記チャック
本体10a側に固着されたフリーマウントシリンダ23
と、このフリーマウントシリンダ23のピストンロッド
24に固着されたケーブル押込みプレート25とを備え
ている。
【0014】また、前記移動架台3には押さえ機構部3
00が取り付けてある。この押さえ機構部300は、図
3に示すように前記移動架台3に固着された保持プレー
ト26を備えており、この保持プレート26には軸受け
部材27、28が設けてあって、これらの軸受け部材2
7、28にはガイドロッド29、30が上下動可能に貫
通しており、ガイドロッド29、30の上端部には、L
CD400を押さえる押えアーム31が取付けてある。
また、前記移動架台3には押えシリンダー32が固着し
てあり、この押えシリンダー32のピストンロッド33
は前記押えアーム31に連結してある。
【0015】LCD400の構成図を図5に示す。この
LCD400は、LCD本体400−1とFPC400
(a)とで構成されており、FPC400(a)は、L
CD本体400−1に貼付られ、FPC400(a)は
薄いフィルム状の材質で出来ており、曲げての逃がしが
可能なものである。
【0016】次に、電子部品組込装置により電子部品の
組込み動作を説明する。図6に示すように、電話機組立
時に電話機本体500が、生産ライン上に流れ込んでく
ると、電子部品組込装置は、電話機本体500をセンサ
ー(図示省略)によって検出し、電話機器本体500
を、クランプ装置(図示省略)によるクランプ可能状態
を確認する。
【0017】クランプ可能状態となった電話機本体50
0が、クランプ装置によってクランプされると、電子部
品組込装置のユニットが電話機本体500の図6の位置
まで移動してくる。
【0018】そして、電話機本体500が位置決される
時点で、押さえ機構部300が作動し、LCD400を
押さえる場所に前記押えシリンダ32によって、前記押
えアーム31がLCD400の一部分に落下してきて、
このLCD400を押える。
【0019】この押さえ機構部300の主たる役割は、
LCD400と電話機本体500とをねじ締め時に押さ
えをしておかないと、LCD400の片側が浮いてしま
い、ねじ締めエラーが発生する恐れがあり、それを防ぐ
ことを目的としている。
【0020】そして、押さえ機構部300によって押さ
えられたLCD400からは、FPC400(a)が延
びており、ねじ締め場所がFPC400(a)の真下に
位置することにより、ねじ締め作業が出来ない状態とな
っている。このFPC400(a)を逃がす為に、逃が
し機構部100を作動させる。すなわち、前記押さえ機
構部300によってLCD400を押さえた後、逃がし
機構部100が作動する。
【0021】この逃がし機構部100において、図7に
示すように、ケーブル挟み棒21とケーブル挟みプレー
ト17の間に、FPC400(a)が入り込み、ケーブ
ル挟みプレート15、17が閉じることによって、FP
C400(a)は挟み込まれる。この場合、ケーブル挟
みプレート15は、右側からFPC400(a)がはみ
出ないように、右側が閉じた形になっている。また、ケ
ーブル挟み棒21によって、ケーブルチャック10が閉
状態時に、ケーブル挟み棒21とケーブル挟みプレート
17の間には、FPC400(a)が自由に動ける程の
隙間があけてある。
【0022】次に、FPC400(a)を挟み込んでい
る逃がし機構部100がエアシリンダ(図示せず)によ
る駆動力でスライドレール9上をスライド移動すること
によりFPC400(a)を図7の様にしならせ、LC
D400と電話機本体500との間にねじ締め作業が可
能となる。
【0023】前記逃がし機構部100によって挟み込ま
れてきたFPC400(a)は、ケーブル挟み棒21
と、ケーブル挟みプレート17との間では、前記のよう
に自由に動ける様になっている。これは、ケーブル挟み
棒21にあけてある吸気口22の位置に、FPC400
(a)を持ってきたいためで、FPC400(a)を挟
み込む時にはいつも、吸気口22の真下にFPC400
(a)が挟み込まれてくるとはかぎらない。
【0024】そこで、FPC400(a)を吸気口22
の真下に持ってくる為に、逃がし機構部100によって
逃がされたFPC400(a)を、位置決機構部200
によって押してやる。
【0025】位置決め機構部200は、逃がし機構部1
00が作動完了時点で作動し、フリーマウントシリンダ
23のピストンロッド24に取り付けられているプレー
ト25によって、FPC400(a)を、吸気口22の
真下に位置付け出来るように押してやる。なお、押し込
んだFPC400(a)が外にはみでないように、ケー
ブル挟み棒21の先端はカギ状になっている。
【0026】そして、前記逃がし機構部100と、位置
決機構部200によってねじ締め可能位置まで持ってこ
られたFPC400(a)が、本当に挟みこまれている
かを検知するのに、エラー検知機構部18が働く様にな
っている。
【0027】前記吸気口22の真下に持ってこられたF
PC400(a)を検知するのに、吸気口22に取り付
けられたコンバム(図示省略)によって空気が吸い込ま
れ、FPC400(a)が真下にあると真空状態とな
り、FPC400(a)が定位置にあるとみなされ、ね
じ締めロボット(図示省略)によるねじ締め作業開始と
なる。もし、真空状態とならなければFPC400
(a)が定位置にないものとみなされ、ねじ締め作業に
移らず、エラー発生となる仕組みになっている。これら
一連の機構部の制御は全て、プログラマブル・コントロ
ーラ(図示省略)を用いて制御されている。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる電
子部品組込装置は、電話機組立におけるねじ締め作業工
程に組み込まれ、その機構の構成としては主たるもの
に、電子部品の中のLCDの一部であるFPCを逃がす
逃がし機構部、FPCの位置ずれを修正する位置決機構
部、FPCの逃がしエラーを検知するエラー検知機構
部、LCDをねじ締めロボットによるねじ締め作業時に
ずれが生じないように、LCDを押さえる押さえ機構部
とを備えたことにより、FPCの逃がしが自動化され、
ねじ締めロボットによるねじ締め作業工程の自動化が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電子部品組込装置の平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1のC方向からの一部断面した矢視図であ
る。
【図4】逃がし機構部の開状態の説明図である。
【図5】(1)はLCDの全体の平面図である。(2)
は同側面図である。
【図6】本発明に係わる電子部品組込装置の動作説明図
である。
【図7】逃がし機構部におけるFPCのクランプ状態の
説明図である。
【符号の説明】
18 エラー検知機構部 100 逃がし機構部 200 位置決機構部 300 押さえ機構部 400 LCD 500 電話機本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部にFPC(フレキシブル・プリント
    配線・ケーブル)を備えたLCD(リキッド・クリスタ
    ル・ディスプレイ)を電話機器本体にねじ締めにより組
    込む電子部品組込装置において、前記FPCを、ねじ締
    め作業が行える位置まで逃がす逃がし機構部と、その逃
    がした前記FPCの位置ずれを修正する位置決機構部
    と、前記FPCを逃がす際、エラー検知を行うエラー検
    知機構部と、電子部品を押さえる押さえ機構部とを備え
    たことを特徴とする電子部品組込装置。
JP6113369A 1994-05-02 1994-05-02 電子部品組込装置 Pending JPH07299678A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6113369A JPH07299678A (ja) 1994-05-02 1994-05-02 電子部品組込装置

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JP6113369A JPH07299678A (ja) 1994-05-02 1994-05-02 電子部品組込装置

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ID=14610547

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017046975A1 (ja) * 2015-09-18 2017-03-23 ソニー株式会社 取付装置、取付方法、及びハンド機構

Cited By (4)

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WO2017046975A1 (ja) * 2015-09-18 2017-03-23 ソニー株式会社 取付装置、取付方法、及びハンド機構
CN108025407A (zh) * 2015-09-18 2018-05-11 索尼公司 附接装置、附接方法及手机构
JPWO2017046975A1 (ja) * 2015-09-18 2018-07-05 ソニー株式会社 取付装置、取付方法、及びハンド機構
US10632617B2 (en) 2015-09-18 2020-04-28 Sony Corporation Attachment apparatus, attachment method, and hand mechanism

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