JPH072995U - 側面文字盤腕時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字盤が、腕の親指側の側面にある腕時計で
ある。アクセサリーの取り付ける着脱装置をが設置して
あり自由にアクセサリーを付けることのできる。自然な
姿勢で腕を動かさずに文字盤を見ることができ、かつフ
ァッション性に優れた腕時計である。 【構成】 文字盤が腕の親指側の側面にくるように配置
する。アクセサリー着脱装置を設置する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、文字盤が腕の親指側の側面にあり、アクセサリーを取り付けるこ とのできる着脱装置のある腕時計に関するものである。

【０００２】

【従来の技術と本考案が解決しようとする課題】

本考案を分かり易く説明するため本考案に対して、今一般で使われている腕時 計を従来の腕時計と呼ぶようにする。従来の腕時計の文字盤の位置では、文字盤 を見るとき、男性も女性も文字盤がよく見える様に腕を持ち上げて手首をひねっ て見ていた。図３。図４。例えば客人と接しているときなどに腕を持ち上げて文 字盤を見ると時間を気にしていることが客人に伝わり客人に不快感を感じさせる こともある。また、学生は、試験のとき従来の腕時計をはずして机の上に置く人 が多い。机の上に置くと机の上が狭くなり落とすこともあるが腕にしていると文 字盤を見るのに多少ならずも時間がかかり、その間思考が中断されるのでしかた なしに机の上に置くのだ。また、ジョギングなど走行しているとき、従来の腕時 計では、腕の振りを止めて腕を持ち上げて文字盤を見るのでタイムに悪い影響を 与えていた。図５。また従来の腕時計では、アクセサリーを取り付けるようなス ペースはないので、デザインに凝ったものは文字盤に細工をしたものばかりであ る。個性的な腕時計をつくろうとしても、文字盤がほとんど同じ形だから、どれ も似たような細工になってしまう。本考案は、その欠点を除きかつ今まで以上に ファッション性にすぐれた機能を持つ腕時計である。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本考案は、文字盤が腕の親指側の側面にくるようになされアクセサリー取り付け 可能な、腕時計である。図６は、本考案がデジタルの場合の平面図。図７は、そ の側面図。図８は、本考案がアナログの場合の平面図。図９は、その側面図。文 字盤の小型化、薄型化、曲面化が容易にできる様に、電池と文字盤を分離して設 置する。電池は従来の腕時計の女性用文字盤のあるところのベルトの裏に設置す る。電池と文字盤は、表から見えない様に配線する。文字盤を腕の側面に付ける ので腕の側面のラインにそって文字盤を曲面化する必要がある。文字盤の曲面化 は、デジタルの場合液晶表示で薄くできるので容易にできる。アナログの場合、 図１０の様に平たい弾力のある針を使用し曲面になったガラスに押されてしなる 。その状態で、回転する。図１１は、アナログの文字盤の断面図。平たい針を使 用するので針がねじれて時間が不正確に表示されることはない。本考案は、従来 の腕時計の男性用の文字盤のあるところにアクセサリーを取り付けることができ る。バンド内側に着脱装置を取り付け差し込み式のアクセサリーを差し込む。図 １２は、バンド裏面から見た着脱装置の斜視図。 図１３は、その側面図。

【０００４】

【作用】

本考案を腕にはめたところの拡大図が、図１４である。文字盤が腕の親指側の 側面にくる様にはめる。アクセサリーを付けるときは、アクセサリー差し込み穴 に差し込む。はずすときは、着脱装置の図１２ののロックボタンをを押す。

【０００５】

【実施例と産業上の効果】

本考案は、文字盤を見るとき、腕を持ち上げる必要はなく手首をひねる必要も ない。自然な姿勢で文字盤を見ることができる。例えば、コップを持つとそのま まの角度で文字盤を見ることができるので客人に不快感を与えない。図１５。学 生は、試験のとき、机の上に自然に手を置いた状態で目線を動かすだけで文字盤 を見ることができ、思考を中断されることはないので、はずす必要はない。図１ ６。ジョギング中、手の振りを止めることなくフォームを崩さずに文字盤を見る ことができるのでマラソンなどでは、タイムに良い影響を与える。図１７。ファ ッション性では、アクセサリーを自由に選べるので今までにない個性的な時計に なる。アクセサリーの例として、宝石、貴金属、ブローチ、キャラクター、社章 、会員証などいろいろ考えられる。社章は従来は、背広の襟に付けているので上 着を変える度に付け替える必要があった。上着を着用しない夏は、付けることが できなかった。腕時計は、年中はめているので、本考案に社章を付けるとそうい った問題は解決する。 会員制クラブなどの会員証は、カードが使われるが、カードは持ち忘れること もある。腕時計は、持ち忘れることは少ないので本考案に会員証の意味のあるア クセサリーを付ければよい。また磁気カードがなければ入れない自動改札や関係 者以外立ち入り禁止の所などは、識別コードを記録している集積回路が入ってい る、アクセサリーを付ければよい。 既婚者の証明として結婚指があるが、日常指輪をはめるのに抵抗ある男性も多 い。本考案にそういった意味のあるアクセサリーを付ければ抵抗なく既婚者であ ることが証明できる。複数のアクセサリーを付ける場合は、着脱装置を複数取り 付けるか、複数のアクセサリーが取り付け可能な着脱装置を使用する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案を腕にはめた斜視図である。デジタルの
場合。

【図２】本考案を腕にはめた斜視図である。アナログの
場合。

【図３】従来の腕時計をの文字盤を見る姿勢である。男
性の場合。

【図４】従来の腕時計をの文字盤を見る姿勢である。女
性の場合。

【図５】従来の腕時計をの文字盤を見る姿勢である。ジ
ョギングの場合。

【図６】本考案がデジタルの場合の平面図。

【図７】本考案がデジタルの場合の側面図。

【図８】本考案がアナログの場合の平面図。

【図９】本考案がアナログの場合の側面図。

【図１０】本考案がアナログの場合の針の斜視図。

【図１１】本考案がアナログの場合の文字盤の断面図。

【図１２】バンド裏面から見た着脱装置の斜視図。

【図１３】着脱装置の側面図。

【図１４】本考案を腕にはめた斜視図の拡大図である。

【図１５】本考案の文字盤を見る姿勢である。コップを
持った状態の場合。

【図１６】本考案の文字盤を見る姿勢である。机の上に
手を置いた状態の場合。

【図１７】本考案の文字盤を見る姿勢である。ジョギン
グの場合。

【符合の説明】 アクセサリー差し込み穴。 デジタル文字盤。
電池。（バンドの裏側）アナログ文字盤。 アクセ
サリー。 バンド。 アクセサリー着脱装置。
針。 歯車。 ▲１０▼ガラス面。 ▲１１▼ロック
ボタン。

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成５年１２月１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図８】

【図９】

【図１０】

【図１１】

【図１２】

【図１３】

【図１５】

【図１６】

【図１４】

【図１７】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】文字盤が腕の親指側の側面にくるようにな
   されアクセサリー取り付け可能な、腕時計。