JPH07299291A - 物干し用自在ハンガ - Google Patents

物干し用自在ハンガ

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JPH07299291A
JPH07299291A JP12796794A JP12796794A JPH07299291A JP H07299291 A JPH07299291 A JP H07299291A JP 12796794 A JP12796794 A JP 12796794A JP 12796794 A JP12796794 A JP 12796794A JP H07299291 A JPH07299291 A JP H07299291A
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JP
Japan
Prior art keywords
clothes
arm parts
hanger
shaft
hanging
Prior art date
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Pending
Application number
JP12796794A
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English (en)
Inventor
Kayoko Otoshi
佳代子 大歳
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯後の大型衣類を効果的かつ速やかに乾燥
させるのことのできる物干し用ハンガを提供すること。 【構成】 吊下フック1が取付られたベース部2の内部
に、シャフト3を介して左・右のアーム部4a,4bの
端部が重なるように軸着され、それぞれ水平位置Aから
下方垂直位置Bまで約90度の範囲に回動自在になって
いる。尚、左・右のアーム部4a,4bの端部が重なる
部分には、図2に示した如く、ラチェット機構5が取り
付けられていて、シャフト3の頭部を押し込んだ状態で
回動させ、シャフト3の頭部を離すとその位置でラッチ
が係って固定されるようになっている。一方、左・右の
アーム部4a,4bは、その先端部の内部に、図3に示
した如く、2段階に繰り出される延長パイプ6a,6b
が内蔵されていて、必要に応じて引き出せるようになっ
ている。尚、この延長パイプ6a,6bは、外径パイプ
の外側端部の内壁面と内径パイプの外壁面との間隙にゴ
ムパッキンPが摺接されていて、内径パイプは引き出し
た位置で係止されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯物を掛ける物干し用
ハンガに関し、特に大型衣類の物干し用に工夫した物干
し用ハンガの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯は人類が衣服を着用する時から始
り、その動機は、宗教上の理由,民族性,社交的理由,
道義的理由,保健・衛生上等の理由から着衣を清潔にす
ることが慣習化したとされている。また、日本でも洗濯
の原形となる習慣は古くから有り、「古事記」,「万葉
集」,「大鏡」,「今昔物語」,「徒然草」,など多く
の文学作品に記述を見ることができる。特に江戸時代に
入ると種々の洗濯方法や洗剤はもとより晒し方法やしみ
抜き方法、防虫方法を詳しく記載した書物が発刊され、
更に、18世紀の後半になると、オランダの洗濯方法が
長崎に伝わり、これによって日本でも、当時のヨーロツ
パ式の洗濯仕上げ方法である、叩き洗い,天日干し,ア
イロン仕上が知られるようになり、今日の洗濯の原形が
行なわれるようになった。一方、洗濯方法は文明の発達
にも絶えず影響を受け、特に服装文化の発達には密接な
関係を保つ形で様々な洗濯方法,新しい洗剤,のりつけ
方法,仕上げ方法が開発され、それに伴って様々な洗濯
道具も開発された。特に、洗濯用具の発達には目を見張
るものがあり、最近では、給水・洗い・濯ぎ・排水・脱
水をコンピュータ制御で行なう全自動洗濯機や洗濯物の
種類に応じて最適な洗濯方法で洗うファジィ制御洗濯機
等も実用化され、以前は、クリーニング業者の独断場で
あった、コート,ジャンバー等の大型衣類の自家洗濯も
容易に行えるようになった。もっとも、洗濯後の衣類を
乾燥させる為には、太陽の巨大な熱エネルギーを利用し
て天日干しすることが一番効果的で極めて経済的であ
る、現代でも洗濯物の乾燥は物干し竿や物干しローブに
洗濯物を直接かけて乾燥させたり、特に形の崩れ易い衣
類は物干し用のハンガを用いて乾燥させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最近の急速
な技術革新によって、大型衣類の自家洗濯が可能になっ
たにも係わらず、それらの洗濯物を天日干しにするため
の物干し用のハンガは、旧態然としており、大型衣類の
洗濯物を効率良く乾燥させるという点では全く機能的で
はないのが現状である。それは、具体的に言うならば、
洗濯後の大型衣類は、たとえ脱水をしたにせよ残留水分
によってかなりの重さとなっているため、従来の物干し
用ハンガにかけて天日干しをしたとしても、衣類の両袖
部分が重さで下がってしまうため、衣類の脇の部分が極
めて乾燥しにくいといった問題である。そこで、本発明
はこのような問題点を解決するために成されたものであ
り、洗濯後の大型衣類を効果的かつ速やかに乾燥させる
のことのできる物干し用ハンガの提供を目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に成された本発明は、物干し竿またはもの干しロープに
吊り下げるフック部と、当該フック部の下部から左右の
斜め下方に突出形成した両腕部とから成る物干し用ハン
ガにおいて、上記両腕部は、上記フック部下部近傍に設
けた軸部材を介して、それぞれ連動または独立して水平
位置から下方垂直位置まで回動自在に構成すると共に、
当該両腕部の先端部には、一個以上の長尺繰り出し部材
を設けたことを特徴とする物干し用自在ハンガを要旨と
している。両腕部には、それぞれ水平位置から下方垂直
位置までの回動可能範囲の任意の位置で固定することの
できる調節部材を設けると良い。両腕部の先端部に設け
た長尺繰り出し部材には繰り出した任意の位置で固定す
る狭持固定部材を設けると良い。
【0005】
【作用】本発明の物干し用自在ハンガによれば、まず、
両腕部を回動させて水平位置で固定する。次に、両腕部
の先端部に設けた長尺繰り出し部材を左右方向に繰り出
して任意の位置で固定する。更に、両腕部に洗濯後の衣
類の両袖を通し、フック部を物干し竿またはもの干しロ
ープに吊り下げる。すると、本発明の物干し用自在ハン
ガは両腕部が左右水平に大きく張りだした作用により、
衣類の両袖も水平方向に張り出し、脇の部分が太陽が当
たり易くなって速やかに乾燥する事になる。
【0006】
【実施例】本発明の物干し用自在ハンガの実施例につい
て図面に基づき説明する。図1は本実施例の物干し用自
在ハンガの正面図である。本実施例の物干し用自在ハン
ガは、図1に示す如く、吊下フック1が取付られたベー
ス部2の内部に、シャフト3を介して左・右のアーム部
4a,4bの端部が重なるように軸着され、それぞれ水
平位置Aから下方垂直位置Bまで約90度の範囲に回動
自在になっている。尚、左・右のアーム部4a,4bの
端部が重なる部分には、図2に示した如く、ラチェット
機構5が取り付けられていて、シャフト3の頭部を押し
込んだ状態で回動させ、シャフト3の頭部を離すとその
位置でラッチが係って固定されるようになっている。一
方、左・右のアーム部4a,4bは、その先端部の内部
に、図3に示した如く、2段階に繰り出される延長パイ
プ6a,6bが内蔵されていて、必要に応じて引き出せ
るようになっている。尚、この延長パイプ6a,6b
は、外径パイプの外側端部の内壁面と内径パイプの外壁
面との間隙にゴムパッキンPが摺接されていて、内径パ
イプは引き出した位置で係止されるようになっている。
【0007】ここで、以上の構成からなる本実施例の作
用・効果について説明する。まず、本実施例の物干し用
自在ハンガは、軽い衣類等を掛けて使用する時は、図1
に示した位置で左・右のアーム部4a,4bを固定して
使用すれば、普通のハンガと同様に使用できる。一方、
コート,ジャンバー等の大型衣類を天日干しにする時
は、左・右のアーム部4a,4bをそれぞれを最上位置
となるA点まで回動させて固定する。次に、左・右のア
ーム部4a,4bの先端部の内部から延長パイプ6a,
6bをそれぞれ1段階または2段階の内必要な長さだけ
繰り出す。すると、図5に示した如く、ハンガの形状は
T字状になるため、これに大型衣類Jを掛けると、衣類
の袖が水平位置になると共に衣類の脇が袖から解放され
ることになる。この作用により、水分を多量に含んだ大
型衣類でも速やかに乾燥させることが可能になると共に
衣類に含まれた水分による重さが衣類に部分的に加わる
ことがなくなるため衣類の形くずれも皆無になる。尚、
本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく、例
えば、上記実施例のラチェット機構5に代えて、図4に
示した如く、左・右のアーム部4a,4bの下面にリン
クアーム7aをそれぞれ軸着し、ベース部2の下面に取
り付けたガイドレール7b上を、調節ノブ7cを介して
上・下方向に摺動可能にしても、上記実施例と同様の作
用・効果が得られる。
【0008】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の物干し
用自在ハンガは、物干し竿またはもの干しロープに吊り
下げるフック部と、フック部の下部から左右の斜め下方
に突出形成した両腕部とから成る物干し用ハンガにおい
て、両腕部は、フック部下部近傍に設けた軸部材を介し
て、それぞれ連動または独立して水平位置から下方垂直
位置まで回動自在に構成すると共に、両腕部の先端部に
は、一個以上の長尺繰り出し部材を設け、更に、両腕部
には、それぞれ水平位置から下方垂直位置までの回動可
能範囲の任意の位置で固定することのできる調節部材を
設けると共に、両腕部の先端部に設けた長尺繰り出し部
材には、繰り出した任意の位置で固定する狭持固定部材
を設けたことで、本発明の物干し用自在ハンガは、水分
を多量に含んだ大型衣類でも速やかに乾燥させると共に
衣類の形くずれを皆無にすることのできる極めて画期的
な発明であり、その社会に与える恩恵は計り知れないも
のがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物干し用自在ハンガの実施例を表した
正面図である。
【図2】本実施例の物干し用自在ハンガの内部構造を表
した一部破断説明図である。
【図3】本実施例の物干し用自在ハンガの内部構造を表
した一部破断説明図である。
【図4】本発明の物干し用自在ハンガの他の実施例を表
した正面図である。
【図5】本実施例の物干し用自在ハンガの作用説明図で
ある。
【符号の説明】
1 吊下フック 2 ベース部 3 シャフト 4a,4b アーム部 5 ラチェット機構 6a,6b 延長パイプ 7a リンクアーム 7b ガイドレール 7c 調節ノブ P ゴムパッキン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物干し竿またはもの干しロープに吊り下
    げるフック部と、当該フック部の下部から左右の斜め下
    方に突出形成した両腕部とから成る物干し用ハンガにお
    いて、 上記両腕部は、上記フック部下部近傍に設けた軸部材を
    介して、それぞれ連動または独立して水平位置から下方
    垂直位置まで回動自在に構成すると共に、当該両腕部の
    先端部には、一個以上の長尺繰り出し部材を設けたこと
    を特徴とする物干し用自在ハンガ。
  2. 【請求項2】 両腕部には、それぞれ水平位置から下方
    垂直位置までの回動可能範囲の任意の位置で固定するこ
    とのできる調節部材を設けたことを特徴とする請求項第
    1項記載の物干し用自在ハンガ。
  3. 【請求項3】 両腕部の先端部に設けた長尺繰り出し部
    材には繰り出した任意の位置で固定する狭持固定部材を
    設けたことを特徴とする請求項第1項及び請求項第2項
    記載の物干し用自在ハンガ。
JP12796794A 1994-05-02 1994-05-02 物干し用自在ハンガ Pending JPH07299291A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107411513A (zh) * 2017-06-30 2017-12-01 范卓然 一种抽拉式衣架
JP2019150464A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 瀬倉株式会社 ハンガー
JP2021137520A (ja) * 2020-03-06 2021-09-16 里帆 二宮 折りたたみハンガー

Cited By (3)

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