JPH0729854Y2 - バンド式キーホールダー - Google Patents

バンド式キーホールダー

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JPH0729854Y2
JPH0729854Y2 JP1989124096U JP12409689U JPH0729854Y2 JP H0729854 Y2 JPH0729854 Y2 JP H0729854Y2 JP 1989124096 U JP1989124096 U JP 1989124096U JP 12409689 U JP12409689 U JP 12409689U JP H0729854 Y2 JPH0729854 Y2 JP H0729854Y2
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JP
Japan
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base sheet
band
sheet
lid
fastener
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JP1989124096U
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茂 藤本
久夫 吉田
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Read Co Ltd
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Read Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、サウナ、健康センター、プール、アスレチッ
クスなどで使用するロッカーなどの鍵を腕時計のように
腕に巻いて携帯するバンド式キーホールダーに関するも
のである。
[従来の技術] 従来より、サウナ、健康センター、トレーニングジム、
プールなどにおいては、ロッカーの鍵を腕バンドに取り
付けたバンド式キーホールダーが使用されている。
従来、使用されているバンド式キーホールダーは、鍵用
収納部の蓋が鍵用収納部の基盤シートの両側部に2枚取
り付けられており、それられの蓋を基盤シート上に重ね
るように折りたたみ、内蓋の外面と外蓋の内面に取り付
けられている互いに係合する面ファスナーによって、蓋
を閉じて鍵を収納するものである。
しかし、従来使用されているバンド式キーホールダー
は、蓋が二重になっており、しかもその蓋の間には互い
に係合する面ファスナーが挟まれているので、基盤シー
トの上がかなり嵩張っている。そのためプールなどで泳
ぐときは水の抵抗を強く受け泳ぎ難いという欠点があ
り、また身の回りの物に引っ掛けて蓋がはずれ易いとい
う欠点があった。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、蓋が嵩張らず、プールなどでの水泳時に水の
抵抗を受け難く、しかも蓋がはずれ難いバンド式キーホ
ールダーを提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案者は、かかるバンド式キーホールダーを開発する
ために、蓋を一重にすること、及び鍵用収納部の基盤シ
ートの上面に面ファスナーを取り付けないことに着目
し、種々のバンド式キーホールダーを試作した結果、基
盤シートの裏面で蓋を面ファスナーを介して閉じること
により上記課題を達成できることを見い出し、本考案を
完成するに至った。
すなわち、本考案は、腕に巻くバンド部と鍵用収納部と
が連結しているバンド式キーホールダーにおいて、該バ
ンド部が疎水性樹脂テープからなり、該バンド部の外面
には、腕に係止するための互いに係合する2種の面ファ
スナーを有し、該鍵用収納部は、疎水性樹脂製の基盤シ
ート及び該基盤シートに連結された蓋とにより形成され
ていて、基盤シートの上面又は基盤シートの上面を覆う
蓋の内面には、鍵の係止具が取り付けられていて、蓋は
基盤シートの表面を覆い、さらに基盤シートの裏面を覆
うように取り付けられ、基盤シートの裏面と基盤シート
の裏面を覆う蓋の内面には、互いに係合する2種の面フ
ァスナーが取り付けられていることを特徴とするバンド
式キーホールダーである。
本考案のバンド式キーホールダーは、蓋が、基盤シート
の裏面で、面ファスナーにより止められるので、バンド
式キーホールダーを腕に装着した後は、蓋がはずれ難く
なっている。
本考案バンドは、使用の際水に濡れるため水から上がっ
たときに水切りがよいことが望ましく、当該ロッカーを
次に使用する顧客にそのキーホールダーを渡すまでに乾
燥していることが好ましく、そのために疎水性の材質が
必要とされる。
このため本考案に用いる疎水性樹脂テープには、疎水性
合成樹脂よりなるシート、例えば、ポリアミド、ポリエ
ステル、ポリプロピレンなどの樹脂を材質とするシート
又はこれらの樹脂繊維製の布を使用することができる。
また、疎水性樹脂テープは、腕の周囲に巻くために必要
な柔軟性を有していることが必要とされる。
また、疎水性樹脂製の基盤シートとしては、疎水性樹脂
テープの材質と同様の材質を使用することができる。
本考案に用いる面ファスナーは、通称マジックテープと
呼ばれるものに類するものであり、例えば、一方の面フ
ァスナーの面には、鈎型の堅い繊維を植毛してあり、他
方の面ファスナーにはループ状の繊維を植毛してあるも
のなど、面ファスナーの一方を他方に圧着するだけで他
方に係合して固定され、指で強く引っ張ると剥がれる機
能を有する一組の面構造を有するものは総て使用するこ
とができる。
なお、本考案においては、必要に応じて基盤シートを覆
う蓋の外面に、透明樹脂シートと他の樹脂シートの間に
文字又は記号を保持した層を挟み、その周囲を融着した
表示シートを取り付けることができる。
表示シートは2枚の樹脂シートが表面と裏面を構成して
おり、表面は透明であることが必須要件であるが、裏面
は透明である必要はなく、印刷層の見栄えの上からむし
ろ不透明のものが好ましい。
そして、表示シートには、柔軟性のある軟質の樹脂が望
ましく、表面には透明性の特によい樹脂が望ましい。
そのために、軟質塩化ビニル又はポリプロピレン樹脂な
どが適しており、特に軟質塩化ビニル樹脂が適してい
る。
また、表示層の水密性のために融着を完全にするために
は、表面の透明樹脂と裏面の樹脂は同質の樹脂を使用す
るものが望ましく、例えば、表面に用いた透明樹脂に酸
化チタンなどの白色顔料をブレンドした同質の樹脂をそ
の裏面に使用することができる。
また、表示シート、バンド部及び鍵用収納部の材質の樹
脂を統一するとこれらを融着又は接着する場合に強度が
大きく製造に便利である。
表示シートにバーコードを記する場合、基盤シートを覆
う蓋の外面は、できるだけ平面であることが好ましい。
このため、表示シートの材質を剛性のあるものにした
り、基盤シートを覆う蓋の内面に剛性シートを取り付け
たり、また基盤シートの中間層に剛性シートを入れるこ
とが好ましい。
また、基盤シートを覆う蓋の外面を平面にするには、鍵
を基盤シートに張り付くように取り付けることも好まし
い。鍵をこのように取り付けることは、基盤シートの上
面が嵩張らないので、本考案の目的をさらに達成するこ
とになる。鍵を基盤シートに張り付くように取り付ける
には、鍵の係止具はシートであることが好ましい。この
シートの材質は、疎水性樹脂テープと同様のものを使用
することができる。なお、鍵の係止具は、基盤シートの
上面に設ける必要はなく、基盤シートの上面を覆う蓋の
内面に設けてもよい。
本考案のバンド部は、バンド部の両端が基盤シートの両
端に連結されているものでもよいし、バンド部の一端が
基盤シートの一端に連結されているものでもよいが、後
者の方が腕への締め付け程度を自在に変えることができ
るので好ましい。後者の場合、基盤シートの他端にはバ
ンド係止具が取り付けられていることが必要である。こ
のバンド係止具は、バンドが係止めでき、バンド式キー
ホールダーを腕に締め付けることができるものであれば
よい。バンド係止具としては、例えば、バンドを挿通す
ることができる枠などが挙げられる。
次に、本考案のバンド式キーホールダーの一実施例を図
面に基づいてさらに詳しく説明する。
第1図の斜視図に示す本考案のバンド式キーホールダー
は、腕に巻くバンド部1と鍵用収納部の基盤シート2が
1枚のポリプロピレン製の疎水性シートで形成されてい
る。基盤シート2の一方の側部には、ポリプロピレン製
の疎水性シートからなる蓋3が取り付けられている、そ
の蓋の内面の端部には、基盤シート2の裏面を覆う位置
に鈎型の堅い繊維を植毛した面ファスナー4が取り付け
られており、基盤シート2の裏面には、ループ状の繊維
を植毛した面ファスナー5が取り付けられており、これ
らの面ファスナーは係合できるようになっている。
バンド部の外面には、ループ状の繊維を植毛した面ファ
スナー6が取り付けられており、バンド部の先端には、
鈎型の堅い繊維を植毛した面ファスナー7が、面ファス
ナー6とファスナー面を同じくして取り付けられてい
る。面ファスナー6の長さは長い方が、締め付け位置を
適宜選定できるので好ましい。面ファスナー7の先端の
内面には、鈎型の堅い繊維を植毛した面ファスナー8の
先端が、ファスナー面を面ファスナー7の内面に対面さ
せて、両者の重合した末端を融着して、第1図のように
折り返し状に付着している。
一方、基盤シート2の他端には、バンドを挿通し、バン
ドを腕に締め付けるための枠状のバンド係止具9が、表
面にループ状の繊維を植毛した面ファスナー10を介して
取り付けられている。なお、面ファスナー10は、基盤シ
ートの裏面に取り付けられている面ファスナー5を延設
したものが、つぎ目がなく強度があるので好ましい。
面ファスナー7の先端をバンド係止具9に挿通させ、バ
ンドを引っ張り、腕に締め付け、面ファスナー7を面フ
ァスナー6に係合させることにより、バンド式キーホー
ルダーを腕に取り付けることができる。
なお、一旦、面ファスナー7及び面ファスナー8をバン
ド係止具9の枠に通した後は、バンドをバンド係止具9
から引き抜こうとしても、面ファスナー8と面ファスナ
ー10が係合し、また面ファスナー7の先端がバンド係止
具9に引っ掛かり、バンドは抜けないようになる。
基盤シート2には、鍵取り付け用のポリプロピレン製の
シート11が取り付けられ、そのシートに鍵12がピン13を
介して取り付けられている。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のバンド式キーホールダー
は、蓋が嵩張らないので、プールなどでの水泳時に水の
抵抗を受け難く、しかも蓋がはずれ難い効果がある。ま
たサウナなどの高温の所においても金属製の鍵が露出し
ていないので肌に当たってやけどすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図であり、第2図は第
1図の裏側から見た斜視図であり、図中の符号は、1;バ
ンド部、2;基盤シート、3;蓋、4;面ファスナー、5;前記
ファスナーに係合するファスナー、6;面ファスナー、7;
前記ファスナーに係合するファスナー、8;面ファスナ
ー、9;バンド係止具、10;8のファスナーと係合するファ
スナー、11;鍵取り付け用シート、12;鍵、13;ピン、14;
ミシン目である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−26094(JP,U) 実開 昭59−70527(JP,U) 実開 昭61−167885(JP,U) 実開 昭59−150380(JP,U)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】腕に巻くバンド部と鍵用収納部とが連結し
    ているバンド式キーホールダーにおいて、該バンド部が
    疎水性樹脂テープからなり、該バンド部の外面には、腕
    に係止するための互いに係合する2種の面ファスナーを
    有し、該鍵用収納部は、疎水性樹脂製の基盤シート及び
    該基盤シートに連結された蓋とにより形成されていて、
    基盤シートの上面又は基盤シートの上面を覆う蓋の内面
    には、鍵の係止具が取り付けられていて、蓋は基盤シー
    トの表面を覆い、さらに基盤シートの裏面を覆うように
    取り付けられ、基盤シートの裏面と基盤シートの裏面を
    覆う蓋の内面には、互いに係合する2種の面ファスナー
    が取り付けられていることを特徴とするバンド式キーホ
    ールダー。
  2. 【請求項2】鍵の係止具がシートである請求項1記載の
    バンド式キーホールダー。
  3. 【請求項3】バンド部の一方の端部が、基盤シートの端
    部に連結され、バンド部の他の端部の内面には、面ファ
    スナーの小片がファスナー面をバンド部の内面に向けて
    取り付けられ、基盤シートの他の端部には、バンド係止
    具が取り付けられ、そのバンド係止具の近傍に、該テー
    プの小片の面ファスナーと互いに係合する面ファスナー
    が取り付けられている請求項1記載のバンド式キーホー
    ルダー。
  4. 【請求項4】基盤シートを覆う蓋の外面に、透明樹脂シ
    ートと他の樹脂シートの間に文字又は記号を保持した層
    を挟み、その周囲を融着した表示シートを有する請求項
    1〜3記載のバンド式キーホールダー。
JP1989124096U 1989-10-24 1989-10-24 バンド式キーホールダー Expired - Lifetime JPH0729854Y2 (ja)

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JP1989124096U JPH0729854Y2 (ja) 1989-10-24 1989-10-24 バンド式キーホールダー

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JPH0364024U JPH0364024U (ja) 1991-06-21
JPH0729854Y2 true JPH0729854Y2 (ja) 1995-07-12

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JPS5126094U (ja) * 1974-08-16 1976-02-26
JPS5970527U (ja) * 1982-11-05 1984-05-14 石塚 春夫 キ−ホルダ−
JPS61150815U (ja) * 1985-03-13 1986-09-18

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JPH0364024U (ja) 1991-06-21

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