JPH07297043A - 電気車の充電用変圧器 - Google Patents

電気車の充電用変圧器

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JPH07297043A
JPH07297043A JP8487094A JP8487094A JPH07297043A JP H07297043 A JPH07297043 A JP H07297043A JP 8487094 A JP8487094 A JP 8487094A JP 8487094 A JP8487094 A JP 8487094A JP H07297043 A JPH07297043 A JP H07297043A
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transformer
charging
voltage
battery
electric vehicle
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JP8487094A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kuriyama
茂 栗山
Nobunori Matsudaira
信紀 松平
Tetsuya Yokoyama
哲也 横山
Nobuo Inoue
信男 井上
Noribumi Isachi
則文 伊佐地
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Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で発熱が抑制され、電気車に搭載可能
な、充電用変圧器を実現する。 【構成】 鉄心19に1次巻線6と2次巻線7が巻回さ
れる。1次巻線6は絶縁パッド21bを介しヒートシン
ク20bに接触される。2次巻線7は絶縁パッド21a
を介しヒートシンク20aに接触される。ヒートシンク
20a、20bの間にスペーサ24が配置されネジ25
で固定される。ヒートシンク20aには冷却水取入口2
7aが形成されヒートシンク20bには冷却水吐出口2
7bが形成される。27aと27bには冷却水循環用ホ
ースが接続され、ヒートシンク20aの管状部材26a
と取り入れ口27aとは内部水路28により連通され
る。ヒートシンク20bの管状部材26bと吐出口27
bはヒートシンク20bの内部水路により連通される。
管状部材26aと26bはホース31で接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電動機と、インバ
ータと、バッテリとを有する電気車において、上記バッ
テリを、外部電源を用いて充電するための変圧器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気車のバッテリの充電装置として、例
えば、特開昭59−61402号公報に記載された”バ
ッテリ駆動車の充電装置”がある。この”バッテリ駆動
車の充電装置”にあっては、バッテリの直流電力がイン
バータにより、交流電力に変換される。そして、変換さ
れた交流電力が誘導電動機に供給され、電気車が駆動さ
れる。バッテリへの充電時においては、外部の交流電源
から交流電力が、上記インバータに供給される。この場
合、インバータは、外部電源からの交流電力を整流する
ように動作され、バッテリが充電される。
【0003】また、バッテリの充電時において、外部電
源電圧がバッテリの規定電圧より大の場合には、変圧器
により、外部電源電圧が降圧されて、インバータに供給
される。この変圧器は、重量が大きいため、通常、車両
には搭載されず、車外に配置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
において、充電用の変圧器が車外に配置されているの
で、バッテリを充電するためには、商用電源が存在し、
かつ、特定の変圧器が配置された場所でなければなら
ず、その走行範囲は、狭いものとなっていた。このた
め、充電用の変圧器を電気車に搭載することが考えられ
るが、変圧器は、重量が重く、車載には好ましく無い。
そこで、上記充電用の変圧器を小型化することが考えら
れるが、その場合には、変圧器のコイルの損失が大とな
り、発熱も大となってしまう。
【0005】本発明の目的は、小型で発熱が抑制され、
電気車に搭載可能な、充電用変圧器を実現することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次のように構成される。電気車のバッテリ
を外部電源により充電する電気車の充電用変圧器におい
て、内部に冷却水の通路を有する第1の放熱手段及び第
2の放熱手段と、第1の放熱手段と変圧器の1次巻線と
の間に配置される第1の絶縁手段と、第2の放熱手段と
変圧器の2次巻線との間に配置される第2の絶縁手段と
を備える。
【0007】好ましくは、上記充電用変圧器において、
第1の放熱手段及び第2の放熱手段は、板状である。ま
た、好ましくは、上記充電用変圧器において、第1の放
熱手段及び第2の放熱手段は、管状であり、変圧器の鉄
心に接触して配置される。また、好ましくは、上記充電
用変圧器において、バッテリの充電時には、インバータ
を冷却するための冷却水循環手段により、第1及び第2
の放熱手段の冷却水通路に冷却水が供給される。
【0008】また、好ましくは、上記充電用変圧器にお
いて、2次巻線の電流を検出する電流検出手段と、変圧
器の鉄心に巻回される3次巻線と、3次巻線の電圧を検
出する電圧検出手段とをさらに備え、インバータの動作
制御手段は、電流検出手段からの出力信号と電圧検出手
段からの出力信号とに基づいて、変圧器の出力電圧の位
相をこの変圧器の入力電圧の位相と、ほぼ等しくなるよ
うにインバータを制御する。
【0009】また、好ましくは、上記充電用変圧器にお
いて、2次巻線とインバータとの間に接続され、充電時
に閉とされる第1のスイッチ手段と、2次巻線のほぼ中
間点とインバータとの間に接続される第2のスイッチ手
段と、変圧器の鉄心に巻回される3次巻線と、バッテリ
の電圧を検出するバッテリ電圧検出手段と、充電時に、
3次巻線の電圧から変圧器の出力電圧を検出し、この検
出した電圧と、バッテリ電圧検出手段により検出された
バッテリ電圧とを比較し、このバッテリ電圧が、変圧器
の出力電圧より大となったときには、第2のスイッチ手
段を閉とする開閉制御手段とをさらに備える。
【0010】
【作用】充電用変圧器の1次巻線から発生した熱は、第
1の絶縁手段を介して第1の放熱手段に伝達され、この
第1の放熱手段の内部に形成された通路を流れる冷却水
に伝達される。また、充電用変圧器の2次巻線から発生
した熱は、第2の絶縁手段を介して第2の放熱手段に伝
達され、この第2の放熱手段の内部に形成された通路を
流れる冷却水に伝達される。これにより、変圧器の発熱
が抑制される。したがって、小型化で、電気車に搭載可
能な充電用変圧器が実現される。また、第1及び第2の
放熱手段を、管状とし、変圧器の鉄心に接触して配置す
るように構成すれば、鉄心から発生された熱は、第1及
び第2の放熱手段も冷却水に伝達され、鉄心の発熱も抑
制される。
【0011】また、インバータの動作制御手段により、
変圧器の出力電圧の位相が、変圧器の入力電圧の位相
と、ほぼ等しくなるように制御される。これにより、充
電時における力率がほぼ1とされ、高効率な充電が実行
される。また、充電時において、バッテリ電圧が変圧器
の出力電圧より、大となったときには、開閉制御手段に
より第2のスイッチ手段が閉とされ、変圧器の出力電圧
が低下される。これにより、バッテリへの過大電圧の印
加が防止される。
【0012】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
を説明する。図1は、本発明の一実施例である充電用変
圧器(水冷トランス)5の上面及び側面図であり、図4
は、上記充電用変圧器5を適用した充電制御回路42の
概略回路図である。
【0013】まず、図4において、バッテリ1のプラス
側は、電源線2、コンタクタCOT(A)(キースイッチ
に対応する)、陽極線4、コンデンサCO、電源線3を
介して、バッテリ1のマイナス側に接続される。また、
コンタクタCOT(A)とコンデンサCOとの接続点は、
絶縁バイポーラトランジスタIGBT(A)及びIGBT
(B)を介して、コンデンサCOとバッテリ1のマイナス
側との接続点に接続される。さらに、コンタクタCOT
(A)とコンデンサCOとの接続点は、絶縁バイポーラト
ランジスタIGBT(C)及びIGBT(D)を介して、コン
デンサCOとバッテリ1のマイナス側との接続点に接続
される。
【0014】上記トランジスタIGBT(A)、IGBT
(B)、IGBT(C)、IGBT(D)は、3相交流モータ
(図示せず)を駆動するインバータの構成部分である。
なお、図において、上記トランジスタIGBT(A)、I
GBT(B)、IGBT(C)、IGBT(D)のうち、ダイオ
ードとしてのみ使用する素子は、ダイオードの記号と
し、ダイオードとして使用しない素子は、トランジスタ
の記号とした。
【0015】絶縁変圧器(水冷トランス)5の1次巻線
6は、バッテリ1の充電時に、外部交流電源に接続され
る。また、絶縁変圧器5の2次巻線7の一方端は、AC
リアクトル9を介して、トランジスタIGBT(C)とI
GBT(D)との接続点に接続される。また、2次巻線7
の他方端は、コンタクタCOT(B)及び電流センサ10
を介して、トランジスタIGBT(A)とIGBT(B)との
接続点に接続される。さらに、2次巻線7の中間点は、
コンタクタCOT(C)を介して、コンタクタCOT(B)と
電流センサ10との接続点に接続される。
【0016】これらコンタクタCOT(B)及びCOT(C)
は、充電時以外は、開状態となっている。そして、充電
時には、コンタクタCOT(B)が閉とされる。この状態
で、変圧器5の出力電圧を制御する出力電圧制御回路
(図示せず)により、変圧器5の出力電圧とバッテリ1
の両端電圧とが比較され、変圧器5の出力電圧がバッテ
リ1の両端電圧よりも小の場合には、コンタクタCOT
(C)が閉とされる。これにより、充電時に、バッテリ1
への過大電流の印加が防止される。
【0017】電流センサ10の出力信号i1は、2次巻
線7に流れる電流の大きさに比例し、この電流の流れる
方向により極性が変わる。そして、出力信号i1は、絶
対値回路(A)11に供給され、この絶対値回路(A)11か
らの出力信号iは、ゲート制御回路13に供給される。
また、絶縁トランス5の3次巻線8の両端は、絶対値回
路(B)12に接続され、信号e1、e2が絶対値回路(B)1
2に供給される。そして、この絶対値回路(B)12から
の出力信号eは、ゲート制御回路13に供給される。ゲ
ート制御回路13は、供給された信号i及びeに基づい
て、トランジスタIGBT(B)及びIGBT(D)のベース
に制御信号を供給する。
【0018】スイッチング回路14は、絶縁バイポーラ
トランジスタIGBT(E)と、直流リアクトル15と、
コンタクタCOT(D)と、絶縁バイポーラトランジスタ
IGBT(F)とにより構成される。そして、コンタクタ
COT(A)とコンデンサCOとの接続点は、トランジス
タIGBT(E)、トランジスタIGBT(F)を介して、バ
ッテリ1のマイナス側に接続される。また、トランジス
タIGBT(Q)とIGBT(F)との接続点は、直流リアク
トル15及びコンタクタCOT(D)を介して、バッテリ
1のプラス側に接続される。
【0019】充電時において、バッテリ1の両端電圧検
出回路(図示せず)により、検出されたバッテリ1の両
端電圧が所定の値以下の場合には、コンタクタCOT
(D)及びトランジスタIGBT(E)がオンとされる。これ
により、充電電流は、直流リアクトル15、コンタクタ
COT(D)、バッテリ1を流れる。そして、その後、ト
ランジスタIGBT(F)から直流リアクトル15に電流
が還流される。したがって、充電時、バッテリ1の両端
電圧が低いレベルとなっていても、過大電流のバッテリ
1への流入が抑制される。
【0020】絶対値回路(A)11、絶対値回路(B)12及
びゲート制御回路13は、変圧器5の入力電圧の位相に
基づき、バッテリ1への充電電圧の位相を調整し、力率
をほぼ1とする。これにより、高効率な充電が実行され
る。なお、上記絶対値回路(A)11、絶対値回路(B)12
及びゲート制御回路13の回路構成は後述する。
【0021】さて、図1の(A)は水冷トランス5の上
面を示し、(B)は側面を示す。鉄心19には、1次巻
線6及び2次巻線7が巻回され、これら1次巻線6と2
次巻線7とは、互いに対向する位置に巻回されている。
なお、図示は省略したが、鉄心19には、上述した3次
巻線8が巻回されている。1次巻線6の2次巻線7と対
向する側と反対側の面は、絶縁材からなる絶縁パッド2
1bを介し、ヒートシンク(放熱板)20bに接触され
る。また、2次巻線7の1次巻線6と対向する側と反対
側の面は、絶縁材からなる絶縁パッド21aを介し、ヒ
ートシンク(放熱板)20aに接触される。
【0022】ヒートシンク20aと20bとの間には、
デスタントピース(スペーサ)24が配置され、ネジ2
5により、固定されている。また、ヒートシンク20a
には、冷却水取り入れ口27aが形成されており、ヒー
トシンク20bには、冷却水吐出口27bが形成されて
いる。これら取り入れ口27a及び27bには、冷却水
循環通路用のホースが接続される。
【0023】ヒートシンク20aには、連通用管状部材
26aが形成され、この管状部材26aと取り入れ口2
7aとは、ヒートシンク20aの内部に形成された水路
28(後述する)により連通されている。また、ヒート
シンク20bには、連通用管状部材26bが形成され、
この管状部材26bと吐出口27bとは、ヒートシンク
20bの内部に形成された水路により連通されている。
そして、これら管状部材26aと26bとは、ジョイン
トホース31により接続される。したがって、冷却水取
り入れ口27aと冷却水吐出口27bとは、連通状態と
なっている。また、ヒートシンク20a及び20bは、
ネジ23a及び23bにより、変圧器固定用ベース部材
22に取り付けられている。
【0024】図2は、図1の(B)に示したヒートシン
ク20aのX−X線に沿った概略断面図である。図2に
おいて、取り付けメネジ29にネジ23aが挿入され、
回転固定される。また、貫通孔30には、ネジ25が挿
入される。冷却水取り入れ口27aと、管状部材26a
とを連通する水路28は、ジグザグ状に形成されてい
る。ヒートシンク20bは、ヒートシンク20aと同様
な構成となっているので、図示は省略する。バッテリ1
の充電時には、上述した構成の変圧器5のヒートシンク
20a及び20bの内部に冷却水が流され、1次巻線6
及び2次巻線7の発熱が抑制される。
【0025】ところで、電気車においては、インバータ
の発熱が問題となり、このインバータを冷却するための
冷却装置が、例えば、特開平4−275492号公報に
記載されている。この冷却装置においては、冷却水循環
用ポンプと、このポンプを駆動する電動機と、ラジエー
タとが設けられ、冷却水は、ポンプ→ラジエータ→イン
バータ用ヒートシンクを経由して、ポンプに循環され
る。そこで、本発明の一実施例においては、電気車に搭
載される既存の冷却装置を充電変圧器の冷却に併用する
構成となっている。
【0026】図3は、上記変圧器5に冷却水を循環させ
るための、循環系の概略構成図である。電気車の走行時
において、冷却水は、ポンプ36からラジエータ38、
切り換え弁41、ヒートシンク39を介してポンプ36
に循環される。ヒートシンク39は、バッテリ1の直流
電力を交流電力に変換し、交流電動機(図示せず)に供
給するインバータ40に接触して配置され、インバータ
40を冷却する構成となっている。
【0027】そして、充電時においては、コントローラ
(図示せず)等からの指令信号により、切り換え弁41
がヒートシンク39側から変圧器5側に切り換えられ
る。この状態において、冷却水は、ポンプ36からラジ
エータ38、切り換え弁41、変圧器5のヒートシンク
20a及び20bを介して、ポンプ36に循環される。
【0028】次に、図4に示した絶対値回路(A)11及
び(B)12、ゲート制御回路13の構成について説明す
る。図5は、図4における絶対値回路(A)11及び(B)1
2、ゲート制御回路13の回路図である。図5におい
て、電流センサ10からの出力信号i1は、絶対値回路
(A)11の入力端子11a、抵抗R4、R5、R6を介し
て、演算増幅器OPAMP(B)の反転入力端子に供給さ
れる。この演算増幅器OPAMP(B)の非反転入力端子
は、接地されている。また、演算増幅器OPAMP(B)
の反転入力端子と抵抗R6との接続点は、抵抗R7を介し
て抵抗R4と入力端子11aとの接続点に接続される。
【0029】また、抵抗R5とR6との接続点は、ダイオ
ードD2及びD3を介して、抵抗R4とR5との接続点に接
続される。さらに、抵抗R4とR5との接続点は、演算増
幅器OPAMP(A)の反転入力端子に接続される。この
演算増幅器OPAMP(A)の非反転入力端子は、接地さ
れている。演算増幅器OPAMP(A)の出力端子は、ダ
イオードD1とD2との接続点に接続される。
【0030】また、演算増幅器OPAMP(B)の出力端
子は、抵抗R8を介して演算増幅器OPAMP(B)の反転
入力端子に供給される。さらに、演算増幅器OPAMP
(B)の出力端子は、抵抗R9及びR10を介して接地され
る。そして、抵抗R9とR10との接続点は、ゲート制御
回路13の入力端子13aに接続され、この入力端子1
3aに出力信号iが供給される。
【0031】3次巻線8からの信号e1及びe2は、それ
ぞれ絶対値回路(B)12の入力端子12a及び12bに
供給される。そして、入力端子12aは、抵抗R11及び
R12を介して入力端子12bに接続される。さらに、入
力端子12aは、抵抗R13、R14、R15を介して、演算
増幅器OPAMP(D)の反転入力端子に接続される。こ
の演算増幅器OPAMP(D)の非反転入力端子は、接地
されている。さらに、演算増幅器OPAMP(D)の反転
入力端子は、抵抗R16を介して、入力端子12aと抵抗
R13との接続点に接続される。
【0032】また、抵抗R14とR15との接続点は、ダイ
オードD4及びD3を介して、抵抗R13とR14との接続点
に接続される。そして、抵抗R13とダイオードD3との
接続点は、演算増幅器OPAMP(C)の反転入力端子に
接続される。この演算増幅器OPAMP(C)の非反転入
力端子は、抵抗R11とR12との接続点に接続されるとと
もに、接地される。さらに、演算増幅器OPAMP(C)
の出力端子は、ダイオードD3とD4との接続点に接続さ
れる。
【0033】また、演算増幅器OPAMP(D)の出力端
子は、抵抗R17を介して演算増幅器OPAMP(D)の反
転入力端子に接続される。さらに、演算増幅器OPAM
P(D)の出力端子は、抵抗R18及びR19を介して接地さ
れる。そして、抵抗R18とR19との接続点が、ゲート制
御回路13の入力端子13bに接続され、この入力端子
13bに出力信号eが供給される。
【0034】ゲート制御回路13の入力端子13aは、
抵抗R1を介して演算増幅器OPAMP(E)の反転入力端
子に接続される。また、演算増幅器OPAMP(E)の非
反転入力端子は、抵抗R3を介して、入力端子13bに
接続される。そして、演算増幅器OPAMP(E)の反転
入力端子は、抵抗R2を介して、この演算増幅器OPA
MP(E)の出力端子に接続される。演算増幅器OPAM
P(E)の出力端子は、パルス信号発生回路16に接続さ
れる。このパルス信号発生回路16は、スイッチングレ
ギュレータ素子を用いたエラーアンプE・A、発振回路
O・C等により構成され、通流率を制御する。
【0035】パルス信号発生回路16からの出力信号
は、増幅回路17を介して、ゲートドライブ回路18の
トランジスタT1及びT2のベースに供給される。トラン
ジスタT1のコレクタは、抵抗R20を介して、電源電圧
Vcc(+)に接続される。また、トランジスタT1のエミッ
タは、トランジスタT2のエミッタに接続される。そし
て、トランジスタT2のコレクタは、抵抗R21を介し
て、電源電圧Vcc(-)に接続される。トランジスタT1の
エミッタとトランジスタT2のエミッタとの接続点から
の信号が、ゲートドライブ信号として、トランジスタI
GBT(B)及びIGBT(D)のベースに供給される。
【0036】図6は、コンタクタCOT(B)及びコンタ
クタCOT(C)の開閉動作を制御する開閉制御回路の一
例を示す図である。なお、この図6においては、図4に
示したスイッチング回路14等は省略してある。図6に
おいて、3次巻線8の一方端は、ダイオードD(A)、抵
抗r3及び抵抗r5を介して、演算増幅器OPAMP(F)
の非反転入力端子に接続される。また、3次巻線8の他
方端は、ダイオードD(B)、抵抗r3及び抵抗r5を介し
て、演算増幅器OPAMP(F)の非反転入力端子に接続
される。コンタクタCOT(A)とコンデンサCOとの接
続点は、バッテリ電圧検出回路33に接続される。そし
て、このバッテリ電圧検出回路33からの出力信号は、
抵抗r1を介して演算増幅器OPAMP(F)の非反転入力
端子に接続される。この演算増幅器OPAMP(F)の非
反転入力端子と抵抗r1との接続点は、抵抗r2を介し
て、トランジスタTr2のエミッタに接続される。
【0037】また、抵抗r3と抵抗r5との接続点は、並
列に接続された抵抗r4及びコンデンサC1を介して、ト
ランジスタTr2のエミッタに接続される。さらに、3
次巻線8の中央点もトランジスタTr2のエミッタに接
続される。また、演算増幅器OPAMP(F)の出力端子
は、抵抗r6を介して、この演算増幅器OPAMP(F)の
非反転入力端子に接続される。この演算増幅器OPAM
P(F)、抵抗r1〜r6、コンデンサC1によりレベル比較
回路34が構成される。このレベル比較回路34によ
り、バッテリ1の両端電圧と変圧器5の出力電圧とが比
較され、バッテリ1の電圧の方が大の場合に、演算増幅
器OPAMP(F)の出力信号が”H”レベルとなる。
【0038】演算増幅器OPAMP(F)の出力端子は、
抵抗r7を介して、トランジスタTr1のベースに接続さ
れるとともに、インバータIn及び抵抗r8を介して、
トランジスタTr2のベースに接続される。このトラン
ジスタTr2のコレクタは、コイルL2を介して、ダイオ
ードD(A)及びD(B)と抵抗r3との接続点に接続され
る。
【0039】また、トランジスタTr1のエミッタは、
トランジスタTr2のエミッタに接続され、トランジス
タTr1のコレクタは、コイルL1及びコイルL2を介し
て、トランジスタTr2のコレクタに接続される。そし
て、トランジスタTr1がオンとなると、コイルL1が通
電され、コンタクタCOT(C)が閉とされる。つまり、
充電時において、バッテリ1の両端電圧が変圧器5の出
力電圧よりも大となると、演算増幅器OPAMP(F)の
出力端が、”H”レベルとなる。これにより、トランジ
スタTr1がオンとなり、コイルL1が通電され、コンタ
クタCOT(C)が閉とされる。したがって、充電時に、
バッテリ1への過大電流供給が抑制される。
【0040】以上のように、本発明の一実施例によれ
ば、電気車に搭載されたインバータの冷却系を利用し
て、充電時に、充電用変圧器を冷却水で冷却するように
構成したので、小型で発熱が抑制され、電気車に搭載可
能な、充電用変圧器を実現することができる。
【0041】また、本発明の一実施例によれば、充電時
において、絶対値回路(A)11により変圧器5の出力信
号が検出され、絶対値回路(B)12及び3次巻線8によ
り、変圧器5の入力電圧が検出される。そして、絶対値
回路(A)11及び絶対値回路(B)12からの出力信号に基
づき、ゲート制御回路13が、変圧器5の出力電圧の位
相を入力電圧の位相と等しくなるように制御する。した
がって、力率を、ほぼ1とすることができ、高効率な充
電を実行できる。
【0042】図7は、本発明の他の実施例である充電用
変圧器(水冷トランス)5Aの外観図である。なお、こ
の変圧器5A以外の構成は、上述した一実施例と同様で
あるので、図示は省略する。図7において、フラットヒ
ートシンク32a及び32bは、銅パイプを圧縮したも
のであり、その断面は偏平な形状となっている。ただ
し、冷却水取り入れ口320、連通用管状部321及び
322、冷却水吐出口323は、圧縮されておらず、そ
の断面は、ほぼ円形となっている。そして、フラットヒ
ートシンク32aは、第1脚部320a及び第2脚部3
21aを有し、ほぼU字状となっている。同様に、フラ
ットヒートシンク32bは、第1脚部322a及び第2
脚部323aを有し、ほぼU字状となっている。
【0043】1次巻線6は、フラットヒートシンク32
aの第2脚部321a及び鉄心19に巻回されている。
また、第2脚部321aと1次巻線6との間には、絶縁
材からなる絶縁パッド21dが配置されている。さら
に、1次巻線6と第1脚部320aとの間には、絶縁材
からなる絶縁パッド21cが配置されている。
【0044】2次巻線7は、絶縁パッド21eを介し
て、鉄心19と、フラットヒートシンク32bの第1脚
部322aとに巻回されている。また、フラットヒート
シンク32bの第2脚部323aと、2次巻線7との間
には、絶縁パッド21fが配置されている。そして、フ
ラットヒートシンク32aの連通用管状部321と、フ
ラットヒートシンク32bの連通用管状部322とは、
ジョイントホース31により接続される。
【0045】冷却水は、ヒートシンク32aの取り入れ
口320から供給され、第1脚部320a、第2脚部3
21b、ジョイントホース31を介して、ヒートシンク
32bの連通用管状部322に供給される。そして、冷
却水は、連通用管状部322から、第1脚部322a及
び第2脚部323aを介して、吐出口323から吐出さ
れる。
【0046】上述した本発明の他の実施例においても、
図1に示した例と同等の効果を得ることができる。さら
に、この図7の例によれば、フラットヒートシンク32
a及び32bが鉄心19に接触する構成となっているの
で、鉄心19も冷却され、変圧器5Aの発熱の抑制効果
が大となる。したがって、充電用変圧器をさらに小型化
することができる。なお、図7の例においては、3次巻
線8は図示されていないが、鉄心19の適切な部分に巻
回されるものである。また、上述した例においては、バ
ッテリ1の充電電圧と変圧器の出力電圧との比較に基づ
いて、コンタクタCOT(C)の開閉動作を制御するよう
に構成したが、コンタクタCOT(C)が省略され、開閉
動作の制御を実行しない充電制御回路であっても、本発
明は、適用可能である。
【0047】また、上述した例においては、変圧器5の
鉄心に3次巻線8が巻回されているが、この3次巻線
8、絶対値回路(A)11及び絶対値回路(B)が省略され、
変圧器5の出力電圧の位相を制御しない充電制御回路に
おいても、本発明は適用可能である。さらに、図6に示
した開閉制御回路35が省略された充電制御回路にも。
本発明は、適用可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下のような効果がある。電気車の充電用変圧器
において、内部に冷却水の通路を有する第1及び第2の
放熱手段と、第1の放熱手段と1次巻線との間に配置さ
れる第1の絶縁手段と、第2の放熱手段と変圧器の2次
巻線との間に配置される第2の絶縁手段とを備える。こ
れにより、変圧器の発熱が抑制され、電気車に搭載可能
な充電用変圧器を実現することができる。また、第1の
放熱手段及び第2の放熱手段を管状とし、変圧器の鉄心
に接触して配置するように構成すれば、鉄心の発熱も抑
制することができ、変圧器をさらに、小型化することが
できる。
【0049】また、充電時に、インバータの動作制御手
段が、電流検出手段からの出力信号と電圧検出手段から
の出力信号とに基づいて、変圧器の出力電圧の位相をこ
の変圧器の入力電圧の位相と、ほぼ等しくなるようにイ
ンバータを制御するように構成すれば、充電時における
力率がほぼ1とでき、高効率な充電を実行することがで
きる。
【0050】また、充電時に、3次巻線の電圧から変圧
器の出力電圧を検出し、検出した電圧と、バッテリ電圧
とを比較し、バッテリ電圧が、変圧器の出力電圧より大
となったときには、2次巻線のほぼ中間点とインバータ
との間に接続される第2のスイッチ手段を閉とするよう
に構成すれば、バッテリに過大電圧が印加されることが
防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である充電用変圧器の上面及
び側面図である。
【図2】図1の例のX−X線に沿った断面図である。
【図3】充電変圧器の冷却系の概略構成図である。
【図4】充電制御回路の概略回路図である。
【図5】充電制御回路の部分詳細回路図である。
【図6】開閉制御回路の概略回路図である。
【図7】本発明の他の例である充電変圧器の概略構成図
である。
【符号の説明】
1 バッテリ 5、5A 充電用変圧器 6 1次巻線 7 2次巻線 8 3次巻線 10 電流センサ 11 絶対値回路(A) 12 絶対値回路(B) 13 ゲート制御回路 14 スイッチング回路 15 直流リアクトル 19 鉄心 20a、20b ヒートシンク 21a、21b 絶縁パッド 21c、21d 絶縁パッド 21e、21f 絶縁パッド 22 変圧器固用ベース部材 23a、23b ネジ 24 デスタントピース(スペーサ) 25 ネジ 26a、26b 連通用管状部 27a 冷却水取り入れ口 27b 冷却水吐出口 28 水路 29 取付メネジ 30 貫通孔 31 ジョイントホース 32a、32b フラットヒートシンク 33 バッテリ電圧検出回路 34 レベル比較回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 哲也 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 井上 信男 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 伊佐地 則文 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリと、インバータと、交流電動機
    と、上記インバータの動作を制御する動作制御手段とを
    有する電気車の上記バッテリを外部電源により充電する
    電気車の充電用変圧器において、 内部に冷却水の通路を有する第1の放熱手段及び第2の
    放熱手段と、 上記第1の放熱手段と変圧器の1次巻線との間に配置さ
    れる第1の絶縁手段と、 上記第2の放熱手段と変圧器の2次巻線との間に配置さ
    れる第2の絶縁手段と、 を備え、電気車に搭載されることを特徴とする電気車の
    充電用変圧器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気車の充電用変圧器に
    おいて、上記第1の放熱手段及び第2の放熱手段は、板
    状であることを特徴とする電気車の充電用変圧器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電気車の充電用変圧器に
    おいて、上記第1の放熱手段及び第2の放熱手段は、管
    状であり、上記変圧器の鉄心に接触して配置されること
    を特徴とする電気車の充電用変圧器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電気車の充電用変圧器に
    おいて、上記バッテリの充電時には、上記インバータを
    冷却するための冷却水循環手段により、上記第1及び第
    2の放熱手段の冷却水通路に冷却水が供給されることを
    特徴とする電気車の充電用変圧器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電気車の充電用変圧器に
    おいて、 2次巻線の電流を検出する電流検出手段と、 上記変圧器の鉄心に巻回される3次巻線と、 上記3次巻線の電圧を検出する電圧検出手段と、 をさらに備え、上記インバータの動作制御手段は、上記
    電流検出手段からの出力信号と、上記電圧検出手段から
    の出力信号とに基づいて、上記変圧器の出力電圧の位相
    をこの変圧器の入力電圧の位相と、ほぼ等しくなるよう
    に、上記インバータを制御することを特徴とする電気車
    の充電用変圧器。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の電気車の充電用変圧器に
    おいて、 上記2次巻線とインバータとの間に接続され、充電時に
    閉とされる第1のスイッチ手段と、 上記2次巻線のほぼ中間点とインバータとの間に接続さ
    れる第2のスイッチ手段と、 上記変圧器の鉄心に巻回される3次巻線と、 上記バッテリの電圧を検出するバッテリ電圧検出手段
    と、 充電時に、上記3次巻線の電圧から変圧器の出力電圧を
    検出し、この検出した電圧と、バッテリ電圧検出手段に
    より検出されたバッテリ電圧とを比較し、このバッテリ
    電圧が、変圧器の出力電圧より大となったときには、上
    記第2のスイッチ手段を閉とする開閉制御手段と、 をさらに備えることを特徴とする電気車の充電用変圧
    器。
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