JPH07295804A - コンピュータ・ウィルス検索装置 - Google Patents

コンピュータ・ウィルス検索装置

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Publication number
JPH07295804A
JPH07295804A JP6086220A JP8622094A JPH07295804A JP H07295804 A JPH07295804 A JP H07295804A JP 6086220 A JP6086220 A JP 6086220A JP 8622094 A JP8622094 A JP 8622094A JP H07295804 A JPH07295804 A JP H07295804A
Authority
JP
Japan
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virus
eprom
detection
search
program
Prior art date
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Pending
Application number
JP6086220A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhide Kimura
満秀 木村
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP6086220A priority Critical patent/JPH07295804A/ja
Publication of JPH07295804A publication Critical patent/JPH07295804A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 CPU2,RAM1、表示装置11、キーボ
ード10、FD装置12、HD装置13、ROM5、E
PROM6をバス上に接続されたパーソナルコンピュー
タにおいて、ウィルス検索プログラム及びウィルス検索
補助データを格納したEPROM6を具備し、このEP
ROM6に格納されたウィルス検索プログラムがウィル
ス検索補助データを参照しながらメモリやファイル等の
資源内のウィルスを検索し、またこのプログラム及びデ
ータを不用意に書き換えができないようにしたものであ
る。 【効果】 ユーザに意識させずにパーソナルコンピュー
タシステムをウィルスから守ることができ、また無資格
のユーザが他の目的のためにEPROMを書き換えない
ように内容を保護することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にフロッピーディス
クとハードディスク間、あるいはネットワーク間のファ
イル処理を行うユーティリティプログラムによって、ウ
ィルスがパーソナルコンピュータシステムに混入するこ
とを防止するコンピュータ・ウィルス検索装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータ・ウィルス検索装置
は、図8に示すような、中央処理装置CPU(Cent
ral Processing Unit)21に少な
くとも読みだしと書き込みが可能な揮発性のメモリ装置
RAM(Random Access Memory)
22、表示装置CRT(Cathode−Ray Tu
be)26、キーボードKB(Key Board)2
5、フロッピーディスク装置FD(Floppy Di
sk)27、及び全プログラム(BIOS等)が格納さ
れた電気的に書き換え可能なEPROM(Erasab
le Plogramable Read Only
Memory)23をバス上に接続して構成されるパー
ソナルコンピュータにおいて、ウィルス検索プログラ
ム、及びウィルス検索補助データが格納されたフロッピ
ーディスクからフロッピーディスク装置FD27を用い
て前記ウィルス検索プログラム、及びウィルス検索補助
ディスクをRAM22上にロードし、このRAM22上
にロードされたウィルス検索プログラムを起動すること
によりウィルス検査を行っていた。
【0003】また、上記のパーソナルコンピュータにお
いて、電気的に書き換え可能なEPROM23の書き込
みのガードを行うために、 (1)EPROM更新プログラムが全てプログラムとと
もに電気的に書き換え可能なEPROM23に格納さ
れ、このEPROM23内の全てプログラムの更新は、
一旦EPROM更新プログラムがEPROM23からR
AM22にロードされ、このRAM22上でEPROM
更新プログラムを実行することにより行われていた。
【0004】(2)また、EPROM23の書き込みの
可/不可を制御する物理的な手動のハードウエアスイッ
チSW29をEPROM23とバスの間に設けることに
より、電気的に書き換え可能なEPROM23を書き換
えるときには、ハードウエアスイッチSW29の状態を
確認することにより行われていた。
【0005】(3)また、ユーザの誤動作を最小限にす
るために、EPROM23を書き換えることを命令する
キーを予め定めておき、EPROM23を書き換える際
に、一旦ユーザにキーボードKB25から定められたキ
ーの入力を促すことにより、書き換えプログラムの実行
が開始されるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなパーソナ
ルコンピュータにおいて、従来、ウィルス検索プログラ
ム、及びウィルス検索補助データをフロッピーディスク
から提供することによりウィルス検索を行っていたた
め、検査するたびにそのフロッピーディスクを用意し、
そのフロッピーディスク自体のウィルス感染をも毎回意
識しなければならなかった。また、ウィルス検索プログ
ラム、EPROM更新プログラム、及びウィルス検索補
助データをRAM22上にロードして実行していたた
め、それらのRAM22上のプログラムやデータ自体に
ウィルスが感染する恐れがあった。そこで、ウィルス検
索プログラムやウィルス検索補助データをフロッピーデ
ィスクで提供することなしに自動的にパーソナルコンピ
ュータシステムのウィルス検索を行い、またウィルス検
索プログラム、EPROM更新プログラム、及びウィル
ス検索補助データ自体にウィルスが感染しないようにす
ることを第1の目的とする。
【0007】また、従来、電気的に書き換え可能なEP
ROM23に対するガード処理を物理的なハードウエア
スイッチとキーボードの入力により行っていたため、電
気的に書き換え可能なEPROM23を書き換える人物
がその資格を持っているかどうかを確認することができ
なかった。そこで、電気的に書き換え可能なEPROM
23を書き換える人物がその資格を持っているかどうか
を確認し、不用意に電気的に書き換え可能なEPROM
23の書き換えが発生することにより電気的に書き換え
可能なEPROM23自体が破壊されたり電気的に書き
換え可能なEPROM23にウィルスが混入したりする
ことを防ぐことを第2の目的とする。
【0008】また、進入したウィルスプログラムや他の
アプリケーションが、パスワードなしに電気的に書き込
み可能なEPROM23に書き込もうとした場合、その
不正アクセス行為をパーソナルコンピュータのオペレー
ティングシステムに認識させることを第3の目的とす
る。
【0009】これまで、ユーザは自分のパーソナルコン
ピュータにウィルスが混入しているかどうかを絶えず意
識して、定期的にウィルス検索を行わなければならなか
った。そこで、ユーザに意識させることなく自動的にウ
ィルスの定期検索を行い、ユーザのウィルス検索による
介入を最小限にすることを第4の目的とする。
【0010】これまで、ユーザがウィルス検索をするま
で、ユーザのパーソナルコンピュータへのウィルスの混
入を発見することができなかった。そこで、ウィルスが
混入すれば即座にそれをユーザに発見させることを第5
の目的とする。
【0011】また、上記ウィルスの発見を視覚で認識さ
せることを第6の目的とする。更にまた、上記ウィルス
の発見を聴覚で認識させることを第7の目的とする。更
にまた、サーバマシンのようなユーザが退座しているパ
ーソナルコンピュータでオペレーティングシステムがウ
ィルスを発見した場合でも、ウィルスの発見を認識させ
ることを第8の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】中央演算処理装置CPU
と読みだしと書き込みが可能な揮発性のメモリ装置RA
M,表示装置CRT,入力を行う入力装置KB,フロッ
ピーディスク装置FD,ハードディスク装置HD,情報
の書き換え不能なROM,及び情報を電気的に書き換え
可能なEPROMをバス上に接続して構成されるパーソ
ナルコンピュータにおいて、請求項1に記載のコンピュ
ータ・ウィルス検索装置は、EPROM更新プログラム
を書き換え不能なROMに置き、ウィルス検索プログラ
ム、及びウィルス検索プログラムが参照するウィルス検
索補助データを電気的に書き換え可能なEPROMに置
くことにより行うものである。
【0013】請求項2に記載のコンピュータ・ウィルス
検索装置は、電気的に書き換え可能なEPROMに格納
されているウィルス検索補助データを更新する人物がそ
の資格を持っているかどうかを確認するために、特定の
パスワードだけを認識して電気的に書き換え可能なEP
ROMにアクセスを許可するパスワード照合EPROM
アクセス許可装置PCを用意するものである。
【0014】請求項3に記載のコンピュータ・ウィルス
検索装置は、進入したウィルスプログラムや他のアプリ
ケーションによる電気的に書き換え可能なEPROMへ
の不正なアクセスが発生した場合に、メモリコントロー
ラMCがそれを検出し、メモリコントローラMCから割
り込み信号を発生させるものである。
【0015】請求項4に記載のコンピュータ・ウィルス
検索装置は、パーソナルコンピュータシステムのオペレ
ーティングシステムのオペレーティングシステムがタイ
マーTMを用いて、電気的に書き換え可能なEPROM
に格納されているウィルス検索プログラムを定期的に呼
び出すことにより行うものである。
【0016】請求項5に記載のコンピュータ・ウィルス
検索装置は、請求項4において、ウィルスが発見されれ
ばウィルスの発見を示すメッセージをユーザに報知する
ことにより行うものである。
【0017】請求項6に記載のコンピュータ・ウィルス
検索装置は、請求項5において、ウィルスが発見されれ
ば表示装置CRTにメッセージ表示することにより行う
ものである。
【0018】請求項7に記載のコンピュータ・ウィルス
検索装置は、請求項5において、ウィルスが発見されれ
ば、音声生成装置SNDからスピーカーでメッセージを
音声で出力することにより行うものである。
【0019】請求項8に記載のコンピュータ・ウィルス
検索装置は請求項5において、ウィルスが発見されれ
ば、音声またはメッセージを音声生成装置SNDまたは
表示装置CRTで報知をくり返し行うものである。
【0020】
【作用】上記パーソナルコンピュータにおいて、本発明
のコンピュータ・ウィルス検索装置は、次のような作用
をなすものである。請求項1に記載の本装置において
は、オペレーティングシステムやアプリケーションは、
ウィルス検索プログラムをフロッピーディスクからでは
なく電気的に書き換え可能なEPROMから即座に起動
することができる。
【0021】請求項2に記載の本装置においては、書き
換え不能なROMに置かれたEPROM更新プログラム
は、ユーザにパスワードの入力を促し、入力されたパス
ワードをパスワード照合EPROMアクセス許可装置P
Cにかけることによりその認証を確認することができ
る。
【0022】請求項3に記載の本装置においては、進入
したウィルスプログラムや他のアプリケーションが、ウ
ィルス検索補助データが置かれている電気的に書き換え
可能なEPROMに不正アクセスを行った場合に、オペ
レーティングシステムはウィルスプログラムの進入の可
能性を考慮した処理を行うことができる。
【0023】請求項4に記載の本装置においては、定期
的にウィルス検索を行うことができる。請求項5に記載
の本装置においては、ウィルスが混入すればユーザに即
座に認識させることができる。
【0024】請求項6に記載の本装置においては、ウィ
ルスが混入すればウィルスの発見を即座に画面上で操作
中のユーザに認識させることができる。請求項7に記載
の本装置においては、ウィルスが混入すればウィルスの
発見を即座に音声でその声が聞こえる範囲にいるユーザ
に認識させることができる。請求項8に記載の本装置に
おいては、ウィルスが混入すればウィルスの発見を退座
しているユーザに認識させることができる。
【0025】
【実施例】本発明のコンピュータ・ウィルス検索装置を
実施するパーソナルコンピュータは、図1に示すブロッ
ク回路図の通りである。
【0026】上記図1に示すパーソナルコンピュータ
は、システムハードウエアの核を成す中央処理装置CP
U2、アプリケーション等がロードされて実行される書
き込み/読みだし可能な揮発性のメモリ装置RAM1、
コンピュータシステムの核となるシステムプログラム及
び電気的に書き込み可能なEPROM6の内容を更新す
るEPROM更新プログラムが格納された書き込み不能
なROM5、パーソナルコンピュータシステムのウィル
スを検索するウィルス検索プログラムと検索するときに
参照されるウィルス検索補助データが格納された電気的
に書き込み可能なEPROM6、RAM1と書き込み不
能なROM5と電気的に書き込み可能なEPROM6の
書き込み/読みだしを管理制御するだけでなく、電気的
に書き込み可能なEPROM6にパスワードなしによる
不正な書き込みが発生したときに割り込みを発生させる
機能を持ったメモリコントローラMC(Memory
Controller)7、正しいパスワードが入力さ
れたときに電気的に書き込み可能なEPROM6を書き
込み可能にするようにメモリコントローラMC7に指示
を与えるパスワード照合EPROM更新許可装置PC
(PasswaordChecker)8、電気的に書
き込み可能なEPROM6の内容を更新する操作を入力
するキーボードKB10、電気的に書き込み可能なEP
ROM6に格納されるウィルス検索プログラムとウィル
ス検索補助データを有するフロピィディスクを読みだす
フロッピーディスク装置FD12と、各種操作の確認を
行うための表示装置CRT11と、アプリケーションや
データを格納するハードディスク装置HD(Hard
Disk)13と、定期的に割り込み信号を発生させる
タイマー装置TM14と、キーボードKB10、表示装
置CRT11、フロッピーディスク装置FD12、ハー
ドデイスク装置HD13、メモリコントローラMC7、
タイマー装置TM(Timer)14からの割り込みを
制御する割り込みコントローラIOC(Input/O
utput Controller)9、ユーザにウィ
ルスの発見を認識せるための音声を生成する音声出力装
置SND(Sound)及びスピーカSP(Speak
er)4から構成され、各々はバスを介してアクセスさ
れる。
【0027】(請求項1,5,6及び7に記載の実施
例)上記のようなシステム構成の上で、ウィルス検索ア
プリケーションの実施例を以下に挙げる。このアプリケ
ーションは、現在のシステム内にあるすべての資源(図
1では、RAM、フロッピーディスク、ハードディス
ク)のウィルス検索を行い、ウィルスが見つかれば直ち
にユーザに報知し、ウィルスの打破を行うアプリケーシ
ョンである。この一連の手順を図2に示す。
【0028】先ず、ウィルス検索アプリケーションはR
AM1にロードされ実行される(S1)。ウィルス検索
アプリケーションはウィルス検索の開始の指示を受ける
と(S2)、電気的に書き込み可能なEPROM6に格
納されたウィルス検索プログラムを起動する(S3)。
起動されたウィルス検索プログラムは、電気的に書き込
み可能なEPROM6に格納されたウィルス検索補助デ
ータを参照しながら該当資源のウィルスの有無を検索す
る。
【0029】上記電気的に書き込み可能なEPROM1
に格納されたウィルス検索補助データは、図3(a)の
構成を有している。ウィルスIDは、ウィルスを唯一に
区別する最大n個のID番号であり(ここで、nは電気
的に書き込み可能なEPROM6にウィルス検索補助デ
ータとして登録されているウィルスの数)、ウィルス名
はウィルスの名前を表し、ウィルス検索データはウィル
スの存在データを認識するバイト列を示す。このバイト
列のデータが該当資源内に見つかれば、ウィルスが発見
されたことになる。
【0030】先ず、ウィルス検索プログラムは、電気的
に書き込み可能なEPROM6の最初のウィルス検索補
助データにポインタを置き(仮に、Pという変数を用い
て、初期設定をP=0とする(S4)。ここで、Pはウ
ィルスIDの番号に等しい)、最初のウィルス検索補助
データを受け取り(S6)、それが資源の中に存在する
かどうかをチェックする(S7)。もし、存在すれば、
ウィルスが発見されたことになり(S8)、見つかった
バイト列のデータに対応するウィルスIDとウィルス名
とともにその旨をウィルス検索アプリケーションに知ら
せる(S11)。例えば、図3(b)に示されるよう
に、メモリ上にde,12,33,78,98という連
続したバイト列のデータが見つかれば、ウィルスIDが
1で参照されるXYZという名前のウィルスが発見され
たことになる。その通知を受け取ったウィルス検索アプ
リケーションはユーザにウィルスが発見されたことをメ
ッセージ(S12)、及び音声(S13)で知らせ、汚
染された資源の修復を行う等のしかるべき処理を行う
(S14)。
【0031】資源内にポインタPで指された現在のウィ
ルス検索補助データが存在しなければ、ウィルス検索補
助データを管理するポインタPを1つ増やし(S1
0)、更に検索すべきウィルス検索データがあるかどう
かを確認する(S5)。もし、ポインタPがnより小さ
ければ、次のウィルス検索補助データを受け取り、引き
続き資源内のウィルス検索を行うが、ポインタPがnに
なれば、ウィルスが発見されなかったことになる(S
9)。
【0032】(請求項2に記載の実施例)上記ウィルス
検索補助データは、世の中に新しいウィルスが発見され
ると直ちに更新される必要がある。図4において、パー
ソナルコンピュータシステムのBIOSがウィルス検索
補助データを更新する実施例を述べる。パーソナルコン
ピュータシステムに電源が投入される(S21)と、ま
ず、書き込み不能なROM5に格納されたBIOSを起
動する(S22)。BIOSは、書き込み不能なROM
5に格納されたEPROM更新プログラムを起動する
(S23)。
【0033】ここで、フロッピーディスク装置FD12
にフロッピーディスクが挿入されており(24)、かつ
そのフロッピーディスクの特定の位置に書かれたIDが
ウィルス検索補助データを示すIDであれば(S2
5)、パスワード入力をキーボードKB10から促し
(S26)、そうでなければ、BIOSに制御を戻す。
この処理は、フロッピーディスクにウィルス検索補助デ
ータが格納されていることを保証するために、IDを設
けることによりウィルス検索補助データを機密扱いにし
ている。
【0034】パスワードが入力されると、書き込み不能
なROM5に格納されたEPROM更新プログラムは、
そのパスワードをメモリコントローラMC7を通してパ
スワード照合EPROM更新許可装置PC8に入力する
ことにより、パスワード照合EPROM更新許可装置P
C8に電気的に書き込み可能なEPROM6の書き込み
禁止の解除を要求する(S27)。
【0035】パスワードを受け取ったパスワード照合E
PROM更新許可装置PC8は、パスワード照合EPR
OM更新許可装置PC8自体が所有するパスワードと比
較し(S28)、一致すれば、電気的書き込み可能なE
PROM6の書き込み禁止の解除をメモリコントローラ
MC7に指令する。もし、一致しなければ、パスワード
照合EPROM更新許可装置PC8はパスワードが正し
くないことをメモリコントローラMC7に知らせ、メモ
リコントローラMC7は割り込みコントローラIOC9
に割り込みを発生し31、電気的に書き込み可能なEP
ROM6に不正書き込みが行われたことをオペレーティ
ングシステムに知らせる。
【0036】電気的に書き込み可能なEPROM6の書
き込み禁止の解除が行われた場合には、EPROM更新
プログラムはフロッピーディスクの特定の場所に格納さ
れたウィルス検索補助データを読み出し、電気的に書き
込み可能なEPROM6のウィルス検索補助データを更
新する(S30)。
【0037】(請求項3,5,6及び7に記載の実施
例)図5において、ウィルスプログラムがパーソナルコ
ンピュータシステムに進入し、電気的に書き込み可能な
EPROM6に書き込みを行おうとしたときの実施例を
述べる。この実施例は、ウィルスがパーソナルコンピュ
ータシステムに進入したことから始まる(S41)。ウ
ィルスの性格からそれ自身をどこかの資源に常駐させる
ために、ウィルスが電気的に書き込み可能なEPROM
6に書き込みを行おうとした場合(S42)、メモリコ
ントローラMC7は電気的に書き込み可能なEPROM
6へに書き込みを検出し、パスワード照合EPROM更
新許可装置PC8に正しいパスワードが入力されたかど
うかを確認する(S43)。確認されれば、電気的に書
き込み可能なEPROM6への書き込みを許可し通常の
書き込み処理を行わせるが(S50)、そうでなけれ
ば、メモリコントローラMC7は割り込みコントローラ
IOC9に割り込みを発生させる(S44)。
【0038】上記割り込みにより、予め用意しておいた
オペレーティングシステムの割り込み処理ルーチンが起
動し(S45)、割り込み処理ルーチンは電気的に書き
込み可能なEPROM6からウィルス検索プログラムを
起動する。オペレーティングシステムは、ウィルス検索
プログラムがウィルスを発見すれば(S47)、表示装
置CRT11にメッセージを表示したり、音声出力装置
SND3から音声を出力することにより、ユーザにウィ
ルス発見の事実を伝え(S48)、資源の修復処理を行
う(S49)。発見されなければ、それ以外の原因の探
りに入る。
【0039】(請求項4,5,6及び7に記載の実施
例)図6において、定期的にパーソナルコンピュータシ
ステムのウィルス検索を行うための実施例を述べる。先
ず、オペレーティングシステムの起動中に、タイマー割
り込み処理ルーチンを組み込む(S51)。タイマー割
り込み処理ルーチンには、電気的に書き込み可能なEP
ROM6に含まれるウィルス検索プログラムを起動する
ルーチンを含んでいる。そして、予め決められた時間間
隔でタイマー割り込みが入るようにタイマー装置TM1
4に時間間隔を設定する(S53)。
【0040】一旦、タイマー割り込みが許可されると
(S53)、この瞬間にタイマー割り込みがタイマーT
M14から割り込みコントローラIOC9に入り、タイ
マー割り込み処理ルーチンが実行され(S54)、電気
的に書き込み可能なEPROM6に含まれるウィルス検
索プログラムが起動される(S55)。ウィルス検索プ
ログラムがウィルスを発見すれば(S56)、表示装置
CRT11にメッセージを表示したり、音声出力装置S
ND3から音声を出力することにより、ユーザにウィル
ス発見の事実を伝え(S57)、資源の修復処理(S5
8)を行う。発見されなければ、引き続きウィルス検索
を行う。
【0041】(請求項8に記載の実施例)図7におい
て、ウィルス検索プログラムにより、ウィルスが発見さ
れた場合、それをユーザに知らせる実施例を述べる。先
ず、すべての業務を中断させ(S61)、ウィルスが発
見されたことをメッセージで表示装置CRT11に例え
ば“ウィルス発見!!”と表示する(S62)。更に、音
声生成装置SND3に対してウィルスが発見されたこと
を示す音声データを送り、音声生成装置3はそのデータ
をもとにスピーカSP4にウィルスが発見されたこと
を、上記と同様に例えば“ウィルス発見”と発声する
(S64)。更に、ユーザがウィルス発見を認識し、さ
れをオペレーテイングシステムに対して承諾するまで、
ウィルス発見の音声をくり返し発生させる(S65)。
【0042】
【発明の効果】本発明によるコンピュータ・ウィルス検
索装置は、叙上のような構成であるから、各請求項ごと
に次のような効果を奏するものである。請求項1に記載
の本装置においては、EPROM更新プログラム、ウィ
ルス検索プログラム、及びウィルス検索補助データがウ
ィルスの侵害をうけることから保護しながら、ユーザに
意識させずにパーソナルコンピュータシステムをウィル
スから守ることができる。
【0043】請求項2に記載の本装置においては、電気
的に書き込み可能なEPROMのウィルス検索補助デー
タがウィルスの侵害を受けることから保護し、かつウィ
ルス検索補助データが最重要データであることから、無
資格のユーザが他の目的のために電気的に書き込み可能
なEPROMを書き換えないように内容を保護すること
ができる。
【0044】請求項3に記載の本装置においては、ウィ
ルスが進入している可能性があることを即座に察知する
ことができる。請求項4に記載の本装置においては、ユ
ーザに意識せずにパーソナルコンピュータシステムのウ
ィルス検索を行うことができる。
【0045】請求項5に記載の本装置においては、ウィ
ルスが発見されれば、すぐに自分のパーソナルコンピュ
ータにウィルスが入ったことを認識することができる。
請求項6に記載の本装置においては、ウィルスが発見さ
れれば、すぐに自分のパーソナルコンピュータにウィル
スが入ったことを視覚で認識することができる。
【0046】請求項7に記載の本装置においては、ウィ
ルスが発見されれば、すぐに自分のパーソナルコンピュ
ータにウィルスが入ったことを表示装置CRTを見なく
ても聴覚で認識することができる。請求項8に記載の本
装置においては、ユーザがパーソナルコンピュータから
退座している場合でも、ウィルスが発見されれば、すぐ
に自分のパーソナルコンピュータにウィルスが入ったこ
とを認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置を実施した、EPROMの内
容をパスワードにより更新するためのパーソナルコンピ
ュータシステムのブロック回路図である。
【図2】本装置によるウィルス検索アプリケーションの
動作フローチャートである。
【図3】本装置によるEPROMのウィルス検索補助デ
ータの構成図である。
【図4】本装置によるEPROMのウィルス検索補助デ
ータの更新の動作フローチャートである。
【図5】本装置によるオペレーティングシステムのウィ
ルス対処の動作フローチャートである。
【図6】本装置によるコンピュータシステムを定期的に
ウィルス検索するための動作フローチャートである。
【図7】本装置によるユーザにウィルスが発見されたこ
とを知らせるための動作フローチャートである。
【図8】従来のEPROMの内容を更新するために用い
られていたパーソナルコンピュータシステムのブロック
回路図である。
【符号の説明】
1,22 データの読み出しと書き込みが可能な揮発
性のメモリ 2,21 中央演算処理装置 3 音声出力装置 4 スピーカ 5 データの読み出し専用のメモリ 6,23 データの書き込み可能なROM 7 メモリコントローラ 8 パスワード照合EPROM更新許可装置 9,24 割り込みコントローラ 10,25 キーボード 11,26 表示装置 12,27 フロッピーディスク装置 13 ハードディスク装置 14 タイマー装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央演算処理装置CPU、と読みだしと
    書き込みが可能な揮発性のメモリRAM,表示装置,入
    力を行う入力装置,フロッピーディスク装置,ハードデ
    ィスク装置,情報の書き換え不能なROM及び情報を電
    気的に書き換え可能なEPROMをバス上に接続して構
    成されるパーソナルコンピュータにおいて、ウィルス検
    索プログラム及びウィルス検索補助データを格納した電
    気的に書き換え可能なEPROMを具備し、該EPRO
    Mに格納されたウィルス検索プログラムが、該EPRO
    Mに格納されたウィルス検索補助データを参照しなが
    ら、メモリやファイル等の資源内のウィルスの有無を検
    索することを特徴とするコンピュータ・ウィルス検索装
    置。
  2. 【請求項2】 入力されたパスワードの有効性を調べる
    パスワード照合EPROM許可装置とウィルス検索プロ
    グラム及びウィルス検索参照データを格納した電気的に
    書き換え可能なEPROMを具備し、ウィルス検索プロ
    グラム及びウィルス検索参照データを不用意に書き換え
    ができないように、パスワードを入力することにより書
    き込みを可能とすることを特徴とする、請求項1に記載
    のコンピュータ・ウィルス検索装置。
  3. 【請求項3】 メモリコントローラ,割り込みコントロ
    ーラと不正書き込みを判断する判断手段を具備し、進入
    したウィルスプログラムや他のアプリケーションプログ
    ラムが、パスワードなしで電気的に書き込み可能なEP
    ROMに書き込もうとした場合に、該EPROMへの不
    正書き込みが発生したことを認識することを特徴とす
    る、請求項1に記載のコンピュータ・ウィルス検索装
    置。
  4. 【請求項4】 ウィルス検索プログラム及びウィルス検
    索参照データを格納した電気的に書き換え可能なEPR
    OMとウィルス検索プログラムを定期的に起動するタイ
    マー装置を具備し、該EPROMに格納されているウィ
    ルス検索プログラムを定期的に起動することにより、ウ
    ィルスの進入を防ぐことを特徴とする,請求項1に記載
    のコンピュータ・ウィルス検索装置。
  5. 【請求項5】 ウィルスの進入を判断する判断手段を具
    備し、ウィルスがパーソナルコンピュータシステムに進
    入した場合に、上記判断手段によりウィルスが進入した
    ことを判断し、ウィルスが進入したことを知らせる報知
    手段によりウィルスの入進を報知することを特徴とす
    る、請求項4に記載のコンピュータ・ウィルス検索装
    置。
  6. 【請求項6】 ウィルスの進入と不正書き込みを検知す
    る検知手段、及び表示をする表示装置を具備し、ウィル
    スの進入と不正書き込みが発生した場合に、メッセージ
    を表示させることを特徴とする、請求項3若しくは請求
    項5に記載のコンピュータ・ウィルス検索装置。
  7. 【請求項7】 ウィルスの進入と不正書き込みを検知す
    る検知手段、及び音声を生成する音声生成装置とスピー
    カーを具備し、ウィルスの進入と不正書き込みが発生し
    た場合に、音声で知らせることを特徴とする、請求項3
    若しくは請求項4に記載のコンピュータ・ウィルス検索
    装置。
  8. 【請求項8】 ウィルスの発見を承諾する手段とウィル
    スの発見を音声またはメッセージをくり返し報知するこ
    とができる装置を具備し、ウィルスが発見でき、そのウ
    ィルスの発見をオペレーティングシステムが受諾する手
    段で承諾されない状態が発生すれば、音声またはメッセ
    ージを音声生成装置または表示装置で報知を繰り返し行
    うことを特徴とする、請求項6若しくは請求項7に記載
    のコンピュータ・ウィルス検索装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6240530B1 (en) 1997-09-05 2001-05-29 Fujitsu Limited Virus extermination method, information processing apparatus and computer-readable recording medium with virus extermination program recorded thereon
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