JPH07295197A - シャドウマスク用パターン版製造装置及び製造方法 - Google Patents

シャドウマスク用パターン版製造装置及び製造方法

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JPH07295197A
JPH07295197A JP8458494A JP8458494A JPH07295197A JP H07295197 A JPH07295197 A JP H07295197A JP 8458494 A JP8458494 A JP 8458494A JP 8458494 A JP8458494 A JP 8458494A JP H07295197 A JPH07295197 A JP H07295197A
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plate
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hole pattern
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勝 川崎
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャドウマスク用パターン版の製造作業を軽
減し、製造コストを低減し、しかも精度の高いシャドウ
マスク用パターン版の製造を可能とする。 【構成】 シャドウマスク用パターン版製造装置は、シ
ャドウマスクパターンを感光板14のシャドウマスク有
効領域26に焼き付ける装置であって、載置台と露光光
学系とを備えている。ここでは、シャドウマスクパター
ンに応じて、感光板14上に多数の所定形状孔パターン
27を形成するように、露光光学系が制御される。ま
た、感光板14のシャドウマスク有効領域26の端縁部
において、所定形状孔パターン27ではその一部がシャ
ドウマスク有効領域26外になる場合には、所定形状孔
パターン27に代えて、所定形状孔パターン27のシャ
ドウマスク有効領域26内の位置に修正形状孔パターン
28A,28Bを形成するように、露光光学系が制御さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャドウマスク用パタ
ーン版製造装置及び製造方法に関し、特に、シャドウマ
スクパターンを、感光膜が形成された感光板の有効領域
に焼き付けるシャドウマスク用パターン版製造装置及び
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラーブラウン管に用いられる
シャドウマスクは、金属板の両面にレジスト膜を塗布
し、これらレジスト膜に多数の孔パターンが形成された
2枚のパターン版をそれぞれ密着させて露光及び現像
し、次いでレジスト膜の未露光部分を除去してレジスト
パターンを形成し、このレジストパターンをマスクとし
て金属板を両面からエッチングすることにより製造され
る。
【0003】このようなシャドウマスクの製造に用いら
れるパターン版は、パターン版製造装置によって製造さ
れる。この製造装置は、一般的に、感光板を載置する載
置台と、前記載置台上の感光板に光を照射する露光光学
系とを備えている。露光光学系は一定形状のアパーチャ
を有するレチクルを備えており、これにより、シャドウ
マスクパターンに応じて、感光板上に多数の所定形状孔
パターンを形成するようになっている。
【0004】パターン版の製造方法の一例が、特公昭6
3−19860号公報に開示されている。この製造方法
は、パターン版製造装置において前記レチクルを用
い、所定形状孔パターンで感光板を露光するパターン工
程と、別の装置により、シャドウマスクの有効部に対
応する部分を遮光し、その周囲を露光して、遮光部で覆
われた領域以外にある不要な孔パターンを消去する消去
工程とを含んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、一旦、感光板上の不要部分にまでパターンを形成
し、その後に不要部分のパターンを消去する構成となっ
ており、しかも両工程が別の装置で行われる構成となっ
ている。したがって、従来の技術では、製造工数が多く
なり、作業が煩雑となる。また、製造コストが高くなら
ざるを得ない。
【0006】また、消去工程において、シャドウマスク
の有効部に対応する部分を遮光する際の版合わせ時に位
置ずれが生じるので、不良パターン版が製造され易い。
本発明の目的は、シャドウマスク用パターン版の製造作
業を軽減し、製造コストを低減し、しかも精度の高いシ
ャドウマスク用パターン版の製造を可能とすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係るシャドウマスク用パターン版製造装
置は、シャドウマスクパターンを感光板のシャドウマス
ク有効領域に焼き付ける装置であって、載置台と、露光
光学系と、第1照射制御手段と、第2照射制御手段とを
備えている。載置台は、感光板を載置するためのもので
ある。露光光学系は、載置台上の感光板に光を照射する
ためのものである。第1照射制御手段は、シャドウマス
クパターンに応じて、感光板上に多数の所定形状孔パタ
ーンを形成するように露光光学系を制御する。第2照射
制御手段は、感光板のシャドウマスク有効領域端縁部に
おいて、所定形状孔パターンではその一部がシャドウマ
スク有効領域外になる場合に、所定形状孔パターンに代
えて、所定形状孔パターンのシャドウマスク有効領域内
の位置に修正形状孔パターンを形成するように露光光学
系を制御する。
【0008】なお、基台と、前記基台に対して水平のX
軸方向に移動可能なX軸スライドと、前記基台に対して
前記X軸方向に直交しかつ水平のY軸方向に移動可能な
Y軸スライドとをさらに備え、前記露光光学系が前記X
軸スライドに設けられ、前記載置台が前記Y軸スライド
に設けられているのが好ましい。また、前記露光光学系
は開口面積が可変であるバリアブルアパーチャを備え、
前記第2照射制御手段は前記バリアブルアパーチャを制
御するのが好ましい。そして、前記バリアブルアパーチ
ャは矩形の修正形状孔パターンを形成するのが好まし
い。さらに、前記露光光学系が、一定形状のアパーチャ
を有するレチクルを備えているのが好ましい。 (2)本発明に係るシャドウマスク用パターン版製造方
法は、シャドウマスクパターンを感光板のシャドウマス
ク有効領域に焼き付ける方法であって、第1露光工程と
第2露光工程とを含む。第1露光工程では、シャドウマ
スクパターンに応じて、感光板上に多数の所定形状孔パ
ターンを形成する。第2露光工程では、感光板のシャド
ウマスク有効領域端縁部において、所定形状孔パターン
ではその一部がシャドウマスク有効領域外になる場合
に、所定形状孔パターンに代えて、所定形状孔パターン
のシャドウマスク有効領域内の位置に修正形状孔パター
ンを形成する。
【0009】なお、前記第2露光工程は、バリブルアパ
ーチャを用いて行われるのが好ましい。また、前記バリ
アブルアパーチャは矩形の修正形状孔パターンを形成す
るのが好ましい。さらに、前記第1露光工程は、一定形
状のアパーチャを有するレチクルを用いて行われるのが
好ましい。
【0010】
【作用】
(1)本発明に係るシャドウマスク用パターン版製造装
置では、第1照射制御手段が露光光学系を制御し、感光
板上のシャドウマスク有効領域内に多数の所定形状孔パ
ターンを形成する。また、所定形状孔パターンではその
一部がシャドウマスク有効領域外になる場合には、第2
照射制御手段が露光光学系を制御し、修正形状孔パター
ンをシャドウマスク有効領域内に形成する。したがっ
て、シャドウマスク有効領域外にはみ出した所定形状孔
パターンを削除するためのマスク版を準備する必要がな
くなり、また当該マスク版を用いた削除工程を実行する
必要がなくなる。これにより、製造作業が軽減され、製
造コストが低減する。しかも精度の高いシャドウマスク
用パターン版の製造が可能となる。
【0011】なお、基台と、前記基台に対して水平のX
軸方向に移動可能なX軸スライドと、前記基台に対して
前記X軸方向に直交しかつ水平のY軸方向に移動可能な
Y軸スライドとをさらに備え、前記露光光学系が前記X
軸スライドに設けられ、前記載置台が前記Y軸スライド
に設けられている場合には、位置精度が向上するので、
より精度の高いシャドウマスク用パターン版の製造が可
能となる。
【0012】また、前記露光光学系が開口面積が可変で
あるバリアブルアパーチャを備え、前記第2照射制御手
段は前記バリアブルアパーチャを制御する場合には、ア
パーチャ面積を適宜に変更できるので、より精度の高い
シャドウマスク用パターン版の製造が可能となる。そし
て、前記バリアブルアパーチャが矩形の修正形状孔パタ
ーンを形成する場合には、アパーチャ面積の変更が容易
になり、より精度の高いシャドウマスク用パターン版の
製造が可能となる。さらに、前記露光光学系が、一定形
状のアパーチャを有するレチクルを備えている場合に
は、必要に応じてレチクルとバリアブルアパーチャを適
宜に選択使用できるので、より精度の高いシャドウマス
ク用パターン版の製造が可能となる。 (2)本発明に係るシャドウマスク用パターン版製造方
法においては、第1露光工程において、感光板のシャド
ウマスク有効領域内に多数の所定形状孔パターンを形成
する。また、所定形状孔パターンではその一部がシャド
ウマスク有効領域外になる場合には、第2露光工程によ
って、修正形状孔パターンをシャドウマスク有効領域内
に形成する。したがって、シャドウマスク有効領域外に
はみ出した所定形状孔パターンを削除するためのマスク
版を準備する必要がなくなり、また当該マスク版を用い
た削除工程を実行する必要がなくなる。これにより、製
造作業が軽減され、製造コストが低減する。しかも精度
の高いシャドウマスク用パターン版の製造が可能とな
る。
【0013】なお、前記第2露光工程が、バリブルアパ
ーチャを用いて行われる場合には、アパーチャ面積を適
宜に変更できるので、より精度の高いシャドウマスク用
パターン版の製造が可能となる。また、前記バリアブル
アパーチャが矩形の修正形状孔パターンを形成する場合
には、アパーチャ面積の変更が容易になり、より精度の
高いシャドウマスク用パターン版の製造が可能となる。
さらに、前記第1露光工程が、一定形状のアパーチャを
有するレチクルを用いて行われる場合には、必要に応じ
てレチクルとバリアブルアパーチャを適宜に選択使用で
きるので、より精度の高いシャドウマスク用パターン版
の製造が可能となる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例としてのシャドウマスク用
パターン版製造装置を示す図1において、基台1上に
は、X軸方向(紙面と直交する方向)に移動可能に載置
されるX軸スライド2が設けられている。X軸スライド
2の上端中央には、露光光学系3が取り付けられてお
り、X軸方向駆動装置4によってX軸方向に移動する。
また、基台1上には、Y軸方向(図の左右方向)に移動
可能にY軸スライド5が設けられている。Y軸スライド
5は、Y軸方向駆動装置6によってY軸方向に移動す
る。Y軸スライド5上には、X軸方向及びY軸方向に微
動可能な磁気微動ステージ7が設けられている。磁気微
動ステージ7は微動ステージ駆動装置8によって駆動さ
れ、Y軸スライド5に対して微動可能である。磁気微動
ステージ7上にはさらに、自動焦点用のZ軸ステージ9
が設けられている。Z軸ステージ9は、Z軸方向駆動装
置10によってZ軸方向(図の上下方向)に駆動され
る。
【0015】基台1には、レーザ測長器11が設けられ
ている。レーザ測長器11はZ軸ステージ9のXY軸方
向の変位を計測するものである。露光光学系3の下端部
には、焦点検出用のエアマイクロ12がZ軸ステージ9
に対向して設けられている。エアマイクロ12はエア駆
動装置13によって高圧エアが供給され、Z軸ステージ
9の上面に載置される感光板14との間隙に発生する空
気圧を測定することで、感光板14のZ軸方向の位置を
検出する。
【0016】露光光学系3の上部には、露光用の照射光
を発射する光源15が設けられている。光源15はXe
ランプ等で構成され、光源駆動装置16によって駆動さ
れる。光源15の下方には、アパーチャ17を有するレ
チクル18が配置されている。レチクル18の下方には
ズームレンズ19が配置されており、レチクル18のア
パーチャ17を通過した光源15からの照射光は、この
ズームレンズ19によって感光板14上にアパーチャ1
7と相似形の孔パターンを結像させる。
【0017】露光光学系3の中間部には内方に突出する
バリアブルアパーチャ20が設けられている。このバリ
アブルアパーチャ20は、1辺の長さが可変の矩形アパ
ーチャを構成するためのものであり、バリアブルアパー
チャ駆動装置21によってアパーチャの大きさ(面積)
が調整される。このシャドウマスク用パターン版製造装
置は、図2に示すような制御部22を有している。制御
部22には、情報入力装置23及び記憶手段24が接続
されている。シャドウマスクパターンの位置及び形状寸
法は、情報入力装置23から入力されて、記憶手段24
に格納される。制御部22にはさらに、X軸方向駆動装
置4及びY軸方向駆動装置6が接続されており、情報入
力装置21から入力された情報のうち位置情報に基づい
て、これらX軸方向駆動装置4及びY軸方向駆動装置6
がそれぞれX軸スライド2及びY軸スライド5を所定位
置に移動させる。また制御部22にはレーザ測長器11
が接続されており、Z軸ステージ9のXY軸方向変位量
が制御部22に入力される。制御部22は、レーザ測長
器11からの信号に基づいて、X軸方向駆動装置4及び
Y軸方向駆動装置6の制御量を補正する。
【0018】また、制御部22に接続されているZ軸方
向駆動装置10は、制御部22の制御に基づいて感光板
14に形成される孔パターン像が正確に結像するように
Z軸ステージ9をZ軸方向に移動する。さらに、エアマ
イクロ12からの検出信号は制御部22に入力される。
このエアマイクロ12からの信号に基づいて、孔パター
ンが感光板14上に結像するようにZ軸方向駆動装置1
0を制御して、露光光学系3とZ軸ステージ9との間隙
を調整する。
【0019】また、制御部22には光源駆動装置16が
接続されており、X軸方向駆動装置4,Y軸方向駆動装
置6及びZ軸方向駆動装置10によって感光板14の位
置決めを行った後、光源15を駆動して所定の孔パター
ンの形成を行う。制御部22にはさらに、バリアブルア
パーチャ駆動装置21が接続されている。感光板14の
シャドウマスク有効領域内に形成される孔パターンは、
基本的に、レチクル18のアパーチャ17の形状に対応
したものとなる。しかし、感光板14のシャドウマスク
有効領域端縁部において、この所定形状の孔パターンで
はその一部がシャドウマスク有効領域外になる場合に
は、制御部22はバリアブルアパーチャ駆動装置21を
制御し、所定形状の孔パターンに代えて矩形の修正形状
孔パターンをシャドウマスク有効領域内に形成する。
【0020】たとえば、図3において、感光板14上の
シャドウマスク有効領域26の境界を有効沿線25とす
る。このときレチクル18を用いて感光板14上に形成
される孔パターン27のうち有効領域26内に完全に含
まれるものは、所定形状孔パターンであるレチクル18
のアパーチャ17に対応する形状で露光が行われる。所
定形状の孔パターンではその一部がシャドウマスク有効
領域26外になってしまう孔パターン27A,27Bの
場合には、バリアブルアパーチャ24によって面積が変
更され得る矩形の修正形状孔パターン28A,28Bが
有効領域26内のみに形成される。
【0021】この実施例の動作を図4に示す制御フロー
チャートに基づいて説明する。ステップS1において
は、各種パラメータ及びその他装置の初期化を行う。ス
テップS2では、情報入力装置23から入力されるシャ
ドウマスクパターンの位置及び形状の情報を記憶手段2
4に格納する。ステップS3においては、記憶手段24
に格納されているシャドウマスクパターンの位置及び形
状の情報を読み出す。ステップS4においては、記憶手
段24に格納されているシャドウマスクパターンの情報
をすべて処理したか否かを判断する。データが終了した
と判断した場合には、この処理を終了する。
【0022】ステップS5においては、ステップS3で
読み出した孔パターンの位置情報に基づいて所定形状孔
パターン27を形成したときに、その全部がシャドウマ
スク有効領域26内であるか否かを判断する。形成する
孔パターン27がシャドウマスク有効領域26内である
場合には、ステップS6に移行する。ステップS6で
は、孔パターン27の位置情報に基づいてX軸方向駆動
装置4及びY軸方向駆動装置6を制御し、Z軸ステージ
9のXY軸方向の位置決めを行う。ステップS7におい
ては、装着されているレチクル18の形状及び情報入力
装置23から入力されたシャドウマスクパターンの形状
寸法データ及びエアマイクロ12からの検出信号等に基
づいて、Z軸方向駆動装置10を制御し、Z軸ステージ
9をZ軸方向に位置決めする。ステップS8では、必要
に応じ、感光板14のXY軸方向の位置調整を、微動ス
テージ駆動装置8により磁気微動ステージ7を駆動して
行う。ステップS9においては、光源駆動装置16によ
って光源15を点灯し、Z軸ステージ9上に載置された
感光板14上のシャドウマスク有効領域26内にアパー
チャ17の像を結像させる。
【0023】ステップS5において、アパーチャ17に
よる孔パターン27を感光板14上に形成したとき、そ
れがシャドウマスク有効領域外になると判断した場合に
は、ステップS10に移行する。ステップS10におい
ては、所定形状孔パターン27を形成したときにシャド
ウマスク有効領域26内に位置する部分の面積及びその
中心位置等に鑑みて、シャドウマスク有効領域26内に
形成すべき矩形の修正孔パターン(28A,28B)の
位置及び大きさを算出する。
【0024】ステップS11では、ステップS10にお
いて算出した修正孔パターンの位置情報に基づいてX軸
方向駆動装置4及びY軸方向駆動装置6を制御し、Z軸
ステージ9のXY軸方向の位置決めを行う。ステップS
12では、ステップS10で算出した修正孔パターンの
形状情報に基づいて、バリアブルアパーチャ駆動装置2
1を制御し、バリアブルアパーチャ20を修正孔パター
ンに対応した形状とする。ステップS13においては、
バリアブルアパーチャ20の形状及びエアマイクロ12
からの検出信号等に基づいて、Z軸方向駆動装置10を
制御し、Z軸ステージ9をZ軸方向に位置決めする。ス
テップS14においては、必要に応じ、感光板14のX
Y軸方向の微調整を、微動ステージ駆動装置8により磁
気微動ステージ7を駆動して行う。
【0025】ステップS15では、光源駆動装置16に
よって光源15を点灯し、Z軸ステージ9上に載置され
た感光板14上に、バリアブルアパーチャ20によって
形成される修正孔パターンを露光する。ステップS9及
びステップS15において露光が完了すると、ステップ
S3に移行して次のデータの読み出しを行う。
【0026】〔他の実施例〕上述の実施例において、シ
ャドウマスク有効領域内の所定形状孔パターンはレチク
ル18に形成されたアパーチャ17を利用したものであ
るが、バリアブルアパーチャ20を利用して所定形状孔
パターンを形成することも可能である。また、所定形状
の孔パターンがシャドウマスクのスカート部分に構成さ
れるハーフエッチング部外にはみ出す場合にも、修正形
状孔パターンを形成するように構成することもできる。
【0027】
【発明の効果】
(1)本発明に係るシャドウマスク用パターン版製造装
置では、所定形状孔パターンではその一部がシャドウマ
スク有効領域外になる場合に、修正形状孔パターンをシ
ャドウマスク有効領域内に形成するので、製造作業が軽
減され、製造コストが低減する。しかも精度の高いシャ
ドウマスク用パターン版の製造が可能となる。
【0028】なお、基台と、前記基台に対して水平のX
軸方向に移動可能なX軸スライドと、前記基台に対して
前記X軸方向に直交しかつ水平のY軸方向に移動可能な
Y軸スライドとをさらに備え、前記露光光学系が前記X
軸スライドに設けられ、前記載置台が前記Y軸スライド
に設けられている場合には、位置精度が向上するので、
より精度の高いシャドウマスク用パターン版の製造が可
能となる。
【0029】また、前記露光光学系が開口面積が可変で
あるバリアブルアパーチャを備え、前記第2照射制御手
段は前記バリアブルアパーチャを制御する場合には、前
記効果がより顕著になる。そして、前記バリアブルアパ
ーチャが矩形の修正形状孔パターンを形成する場合に
は、アパーチャ面積の変更が容易になり、より精度の高
いシャドウマスク用パターン版の製造が可能となる。さ
らに、前記露光光学系が、一定形状のアパーチャを有す
るレチクルを備えている場合には、必要に応じてレチク
ルとバリアブルアパーチャを適宜に選択使用できるの
で、より精度の高いシャドウマスク用パターン版の製造
が可能となる。 (2)本発明に係るシャドウマスク用パターン版製造方
法では、所定形状孔パターンではその一部がシャドウマ
スク有効領域外になる場合に、修正形状孔パターンをシ
ャドウマスク有効領域内に形成するので、製造作業が軽
減され、製造コストが低減する。しかも精度の高いシャ
ドウマスク用パターン版の製造が可能となる。
【0030】なお、前記第2露光工程が、バリアブルア
パーチャを用いて行われる場合には、アパーチャ面積を
適宜に変更できるので、より精度の高いシャドウマスク
用パターン版の製造が可能となる。また、前記バリアブ
ルアパーチャが矩形の修正形状孔パターンを形成する場
合には、アパーチャ面積の変更が容易になり、より精度
の高いシャドウマスク用パターン版の製造が可能とな
る。さらに、前記第1露光工程が、一定形状のアパーチ
ャを有するレチクルを用いて行われる場合には、必要に
応じてレチクルとバリアブルアパーチャを適宜に選択使
用できるので、より精度の高いシャドウマスク用パター
ン版の製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用されるシャドウマスク
用パターン版製造装置の構成図。
【図2】その制御ブロック図。
【図3】感光板上に形成される孔パターンの説明図。
【図4】実施例の制御フローチャート。
【符号の説明】
1 基台 2 X軸スライド 3 露光光学系 6 Y軸スライド 9 Z軸ステージ 14 感光板 17 アパーチャ 18 レチクル 20 バリアブルアパーチャ 22 制御部 26 有効領域 27 所定形状孔パターン 28A,28B 修正形状孔パターン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャドウマスクパターンを感光板のシャド
    ウマスク有効領域に焼き付けるシャドウマスク用パター
    ン版製造装置であって、 前記感光板を載置する載置台と、 前記載置台上の感光板に光を照射する露光光学系と、 前記シャドウマスクパターンに応じて、前記感光板上に
    多数の所定形状孔パターンを形成するように、前記露光
    光学系を制御する第1照射制御手段と、 前記感光板のシャドウマスク有効領域端縁部において、
    前記所定形状孔パターンではその一部がシャドウマスク
    有効領域外になる場合に、前記所定形状孔パターンに代
    えて、前記所定形状孔パターンのシャドウマスク有効領
    域内の位置に修正形状孔パターンを形成するように前記
    露光光学系を制御する第2照射制御手段と、を備えたシ
    ャドウマスク用パターン版製造装置。
  2. 【請求項2】基台と、前記基台に対して水平のX軸方向
    に移動可能なX軸スライドと、前記基台に対して前記X
    軸方向に直交しかつ水平のY軸方向に移動可能なY軸ス
    ライドとをさらに備え、前記露光光学系が前記X軸スラ
    イドに設けられ、前記載置台が前記Y軸スライドに設け
    られている、請求項1に記載のシャドウマスク用パター
    ン版製造装置。
  3. 【請求項3】前記露光光学系は開口面積が可変であるバ
    リアブルアパーチャを備え、前記第2照射制御手段は前
    記バリアブルアパーチャを制御する、請求項1または2
    に記載のシャドウマスク用パターン版製造装置。
  4. 【請求項4】前記バリアブルアパーチャは矩形の修正形
    状孔パターンを形成する、請求項3に記載のシャドウマ
    スク用パターン版製造装置。
  5. 【請求項5】前記露光光学系は、一定形状のアパーチャ
    を有するレチクルを備えている、請求項1ないし4のい
    ずれかに記載のシャドウマスク用パターン版製造装置。
  6. 【請求項6】シャドウマスクパターンを感光板のシャド
    ウマスク有効領域に焼き付けるシャドウマスク用パター
    ン版製造方法であって、 前記シャドウマスクパターンに応じて、前記感光板上に
    多数の所定形状孔パターンを形成する第1露光工程と、 前記感光板のシャドウマスク有効領域端縁部において、
    前記所定形状孔パターンではその一部がシャドウマスク
    有効領域外になる場合に、前記所定形状孔パターンに代
    えて、前記所定形状孔パターンのシャドウマスク有効領
    域内の位置に修正形状孔パターンを形成する第2露光工
    程と、を含むシャドウマスク用パターン版製造方法。
  7. 【請求項7】前記第2露光工程はバリアブルアパーチャ
    を用いて行われる、請求項6に記載のシャドウマスク用
    パターン版製造方法。
  8. 【請求項8】前記バリアブルアパーチャは矩形の修正形
    状孔パターンを形成する、請求項7に記載のシャドウマ
    スク用パターン版製造装置。
  9. 【請求項9】前記第1露光工程は、一定形状のアパーチ
    ャを有するレチクルを用いて行われる、請求項6ないし
    8のいずれかに記載のシャドウマスク用パターン版製造
    方法。
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