JPH07293199A - シールド工法の切羽における有害ガス検知装置及び方法 - Google Patents
シールド工法の切羽における有害ガス検知装置及び方法Info
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- JPH07293199A JPH07293199A JP10902394A JP10902394A JPH07293199A JP H07293199 A JPH07293199 A JP H07293199A JP 10902394 A JP10902394 A JP 10902394A JP 10902394 A JP10902394 A JP 10902394A JP H07293199 A JPH07293199 A JP H07293199A
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- harmful gas
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シールド工法が施工される坑内において地山
から発生した有害ガスを速やかに検知できる手段を提供
する。 【構成】 シールド工法が行われる地山の切削土砂を泥
水の状態で脱気室6に導く供給管路1を形成すると共
に,該脱気室において泥水から脱気されたガスを有害ガ
スの検知器10に搬送する排気管路7を形成し,更に,
該排気管路の検知器よりも下流側に有害ガスの処理装置
11を設けてなるシールド工法の切羽における有害ガス
検知装置である。
から発生した有害ガスを速やかに検知できる手段を提供
する。 【構成】 シールド工法が行われる地山の切削土砂を泥
水の状態で脱気室6に導く供給管路1を形成すると共
に,該脱気室において泥水から脱気されたガスを有害ガ
スの検知器10に搬送する排気管路7を形成し,更に,
該排気管路の検知器よりも下流側に有害ガスの処理装置
11を設けてなるシールド工法の切羽における有害ガス
検知装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,シールド工法において
地山から発生する有害ガスを検知する手段に関する。
地山から発生する有害ガスを検知する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】今日,都市の地下空間に地下鉄道,上下
水道,電力通信ケーブルなどのトンネルを施設するため
に,土圧系シールド工法や泥水加圧シールド工法などが
広く利用されている。シールド工法とは,立坑を築造し
て,その立坑からシールドと呼ばれる強固な鋼殻を地山
に挿入し,シールドによって保護された空間の前面で地
山を切削し,その後部でセグメントを組み立てて,セグ
メントに反力をとらせながらシールドを前進させて,ト
ンネルを増築する工法である。
水道,電力通信ケーブルなどのトンネルを施設するため
に,土圧系シールド工法や泥水加圧シールド工法などが
広く利用されている。シールド工法とは,立坑を築造し
て,その立坑からシールドと呼ばれる強固な鋼殻を地山
に挿入し,シールドによって保護された空間の前面で地
山を切削し,その後部でセグメントを組み立てて,セグ
メントに反力をとらせながらシールドを前進させて,ト
ンネルを増築する工法である。
【0003】以上のようなシールド工法が施工される坑
内は,屋外の新鮮な空気が十分に供給されにくい条件の
もとにある。従って,特にメタンガス等の可燃性ガスと
いった有害ガスが地山から発生した場合には,それを速
やかに検知して,酸欠や爆発などの危険性のあることを
未然に知らせることのできるシステムが不可欠である。
内は,屋外の新鮮な空気が十分に供給されにくい条件の
もとにある。従って,特にメタンガス等の可燃性ガスと
いった有害ガスが地山から発生した場合には,それを速
やかに検知して,酸欠や爆発などの危険性のあることを
未然に知らせることのできるシステムが不可欠である。
【0004】そこで,従来よりシールド工法によってト
ンネルを構築する予定となっているルートの上方におい
て,シールドが到達する前に地上からチェックボーリン
グを行う方法が採られている。また,シールドマシン内
にガス検知器を設置してガス濃度を計測する方法も採用
されている。
ンネルを構築する予定となっているルートの上方におい
て,シールドが到達する前に地上からチェックボーリン
グを行う方法が採られている。また,シールドマシン内
にガス検知器を設置してガス濃度を計測する方法も採用
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし,チェクボーリ
ングを行う方法は,実際に施工を行っている切羽におけ
る有害ガスの発生状況をリアルタイムで把握できないと
いった問題がある。また,数カ所しかチェックしないの
で不完全な検査方法であり,更に,ボーリング費用がか
かるといった問題もある。
ングを行う方法は,実際に施工を行っている切羽におけ
る有害ガスの発生状況をリアルタイムで把握できないと
いった問題がある。また,数カ所しかチェックしないの
で不完全な検査方法であり,更に,ボーリング費用がか
かるといった問題もある。
【0006】また,シールドマシン内に設置したガス検
知器でガス濃度を計測する方法は,シールドマシンのバ
ルクヘッド後方にまで有害なガスが流入されるようにな
ってから始めて危険が検知されるため,切羽における有
害ガスの発生状況をリアルタイムで把握できず,坑内で
作業する人間にとって完全に安全な方法であるとはいい
難い。
知器でガス濃度を計測する方法は,シールドマシンのバ
ルクヘッド後方にまで有害なガスが流入されるようにな
ってから始めて危険が検知されるため,切羽における有
害ガスの発生状況をリアルタイムで把握できず,坑内で
作業する人間にとって完全に安全な方法であるとはいい
難い。
【0007】従って,本発明の目的は,以上のようなシ
ールド工法が施工される坑内において地山から発生した
有害ガスを速やかに検知できる手段を提供することにあ
る。
ールド工法が施工される坑内において地山から発生した
有害ガスを速やかに検知できる手段を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,シール
ド工法が行われる地山の切削土砂を泥水の状態で脱気室
に導く供給管路を形成すると共に,該脱気室において泥
水から脱気されたガスを有害ガスの検知器に搬送する排
気管路を形成し,更に,該排気管路の検知器よりも下流
側に有害ガスの処理装置を設けてなるシールド工法の切
羽における有害ガス検知装置が提供される。
ド工法が行われる地山の切削土砂を泥水の状態で脱気室
に導く供給管路を形成すると共に,該脱気室において泥
水から脱気されたガスを有害ガスの検知器に搬送する排
気管路を形成し,更に,該排気管路の検知器よりも下流
側に有害ガスの処理装置を設けてなるシールド工法の切
羽における有害ガス検知装置が提供される。
【0009】この検知装置は,更に以下の特徴を備え
る。 ・供給管路の脱気室よりも上流側に泥水中の粗粒子を捕
集するためのプレフィルタを設ける。 ・排気管路の途中に脱気室において泥水から脱気された
ガスを有害ガスの検知器に搬送するためのポンプを設け
る。
る。 ・供給管路の脱気室よりも上流側に泥水中の粗粒子を捕
集するためのプレフィルタを設ける。 ・排気管路の途中に脱気室において泥水から脱気された
ガスを有害ガスの検知器に搬送するためのポンプを設け
る。
【0010】また,本発明によれば,以上のような検知
装置を用いた有害ガス検知方法として,次の方法が提供
される。 ・土圧系シールド工法において,カッターチャンバに取
り込まれた土砂を泥水の状態にして循環させるサンプリ
ング管をバルクヘッドの背部に形成し,該サンプリング
管を循環する泥水を上記脱気室に導いて有害ガスの有無
を検知する構成とした有害ガス検知方法。 ・泥水加圧シールド工法において,排泥管によって排泥
される泥水の一部を上記脱気室に導いて有害ガスの有無
を検知する構成とした有害ガス検知方法。 ・シールド工法の切羽において,これから切削しようと
する方向に水平ボーリングを穿孔し,該水平ボーリング
の先端近傍の切削土砂を泥水の状態にして脱気室に導い
て有害ガスの有無を検知する構成とした検知方法。
装置を用いた有害ガス検知方法として,次の方法が提供
される。 ・土圧系シールド工法において,カッターチャンバに取
り込まれた土砂を泥水の状態にして循環させるサンプリ
ング管をバルクヘッドの背部に形成し,該サンプリング
管を循環する泥水を上記脱気室に導いて有害ガスの有無
を検知する構成とした有害ガス検知方法。 ・泥水加圧シールド工法において,排泥管によって排泥
される泥水の一部を上記脱気室に導いて有害ガスの有無
を検知する構成とした有害ガス検知方法。 ・シールド工法の切羽において,これから切削しようと
する方向に水平ボーリングを穿孔し,該水平ボーリング
の先端近傍の切削土砂を泥水の状態にして脱気室に導い
て有害ガスの有無を検知する構成とした検知方法。
【0011】
【作用】切羽において切削された土砂は,泥水の状態に
されて供給管路から脱気室に導かれる。この脱気室にお
いて泥水から脱気されたガスは,排気管路を通って有害
ガスの検知器に搬送される。ここで,有害なガスが存在
する場合には,検知器によって危険であることが検知さ
れる。そして,その有害なガスは更に排気管路を通って
検知器よりも下流側に設けられた有害ガスの処理装置に
搬送され,適宜処理される。一方,ガスを脱気された泥
水は,再びカッターチャンバーや送泥管等に搬出され
る。このように,本発明によれば,切羽におけるメタン
ガスなどの有害ガスの発生をリアルタイムで検知して,
危険を未然に回避することが可能となる。
されて供給管路から脱気室に導かれる。この脱気室にお
いて泥水から脱気されたガスは,排気管路を通って有害
ガスの検知器に搬送される。ここで,有害なガスが存在
する場合には,検知器によって危険であることが検知さ
れる。そして,その有害なガスは更に排気管路を通って
検知器よりも下流側に設けられた有害ガスの処理装置に
搬送され,適宜処理される。一方,ガスを脱気された泥
水は,再びカッターチャンバーや送泥管等に搬出され
る。このように,本発明によれば,切羽におけるメタン
ガスなどの有害ガスの発生をリアルタイムで検知して,
危険を未然に回避することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下に,本発明の実施例を説明する。図1
に,本発明の実施例にかかる検知装置Aのブロック図を
示す。1は供給管路であり,2はその吸入口,3はその
排出口である。吸入口2と排出口3は,後述するよう
に,切羽において切削された土砂が泥水の状態にされて
流通するサンプリング管27,もしくは排泥管35に開
口している。供給管路1にはプレフィルタ5と脱気室6
が設けられる。プレフィルタ5は,例えば直径が200
μm以上の粗粒子を捕集するためのフィルタであり,泥
水中に含有される粗粒子を脱気室6へ泥水が搬入される
前に捕集し,脱気室6への粗粒子の侵入を妨げるもので
ある。プレフィルタ5として,例えばポリエチレン多孔
質中空糸膜(EHF)を使用した超精密濾過フィルタで
ある三菱レイヨン株式会社製の「ステラポアーH」,
「ステラポアーJ」,「ステラポアーK」,「ステラポ
アーQ」(「ステラポアー」は登録商標)などを利用で
きる。脱気室6には排気管路7が接続してある。脱気室
6として,例えば,中間層の孔のない特殊機能超薄膜を
多孔質膜で挟み込んだ構造の三層複合中空糸膜(MH
F)を使用したモジュールである三菱レイヨン株式会社
製の「脱気膜モジュール」などを利用できる。排気管路
7にはポンプ8,有害ガスの検知器10,有害ガスの処
理装置11が設けられる。
に,本発明の実施例にかかる検知装置Aのブロック図を
示す。1は供給管路であり,2はその吸入口,3はその
排出口である。吸入口2と排出口3は,後述するよう
に,切羽において切削された土砂が泥水の状態にされて
流通するサンプリング管27,もしくは排泥管35に開
口している。供給管路1にはプレフィルタ5と脱気室6
が設けられる。プレフィルタ5は,例えば直径が200
μm以上の粗粒子を捕集するためのフィルタであり,泥
水中に含有される粗粒子を脱気室6へ泥水が搬入される
前に捕集し,脱気室6への粗粒子の侵入を妨げるもので
ある。プレフィルタ5として,例えばポリエチレン多孔
質中空糸膜(EHF)を使用した超精密濾過フィルタで
ある三菱レイヨン株式会社製の「ステラポアーH」,
「ステラポアーJ」,「ステラポアーK」,「ステラポ
アーQ」(「ステラポアー」は登録商標)などを利用で
きる。脱気室6には排気管路7が接続してある。脱気室
6として,例えば,中間層の孔のない特殊機能超薄膜を
多孔質膜で挟み込んだ構造の三層複合中空糸膜(MH
F)を使用したモジュールである三菱レイヨン株式会社
製の「脱気膜モジュール」などを利用できる。排気管路
7にはポンプ8,有害ガスの検知器10,有害ガスの処
理装置11が設けられる。
【0013】しかして,以上のものによれば,シールド
工法の切羽において切削された土砂は,泥水の状態にさ
れてサンプリング管27,もしくは排泥管35に開口す
る吸入口2を介して供給管路1に供給され,脱気室6に
搬入される。なお,プレフィルタ5が設けられているの
で,,泥水中に含有される例えば直径が200μm以上
の粗粒子は,脱気室6へ侵入できない。
工法の切羽において切削された土砂は,泥水の状態にさ
れてサンプリング管27,もしくは排泥管35に開口す
る吸入口2を介して供給管路1に供給され,脱気室6に
搬入される。なお,プレフィルタ5が設けられているの
で,,泥水中に含有される例えば直径が200μm以上
の粗粒子は,脱気室6へ侵入できない。
【0014】脱気室6においては,泥水中に含有されて
いるガス成分の脱気が行われる。この脱気室6において
泥水から脱気されたガスは,ポンプ8の吸引稼働によっ
て排気管路7を通って有害ガスの検知器10に搬入され
る。ここで,搬入されたガス中に例えばメタンガスなど
の有害なガスが存在する場合には,検知器10によって
危険であることが検知される。そして,その有害なガス
は更に排気管路7を通って検知器10よりも下流側に設
けられた有害ガスの処理装置11に搬送され,適宜処理
される。
いるガス成分の脱気が行われる。この脱気室6において
泥水から脱気されたガスは,ポンプ8の吸引稼働によっ
て排気管路7を通って有害ガスの検知器10に搬入され
る。ここで,搬入されたガス中に例えばメタンガスなど
の有害なガスが存在する場合には,検知器10によって
危険であることが検知される。そして,その有害なガス
は更に排気管路7を通って検知器10よりも下流側に設
けられた有害ガスの処理装置11に搬送され,適宜処理
される。
【0015】一方,脱気室6においてガスを脱気された
泥水は,そのまま供給管路1を通り,排出口3から再び
サンプリング管27,もしくは排泥管35に搬出され
る。従って,以上に説明した検知装置Aによれば,切羽
におけるメタンガスなどの有害ガスの発生をリアルタイ
ムで検知でき,危険を未然に回避することが可能とな
る。
泥水は,そのまま供給管路1を通り,排出口3から再び
サンプリング管27,もしくは排泥管35に搬出され
る。従って,以上に説明した検知装置Aによれば,切羽
におけるメタンガスなどの有害ガスの発生をリアルタイ
ムで検知でき,危険を未然に回避することが可能とな
る。
【0016】次に,以上のように構成される検知装置A
を土圧系のシールド工法に適用した場合の有害ガスの検
知方法を説明する。
を土圧系のシールド工法に適用した場合の有害ガスの検
知方法を説明する。
【0017】図2に示すように,シールドマシン20の
前方にカッター21が装着され,カッター21の背後に
はカッターチャンバ22が設けられる。また,カッター
チャンバ21のほぼ中央には,シールドマシン20のテ
ール部に出口を有する排土コンベア23が設けられる。
カッターチャンバ22と坑内はバルクヘッド(隔壁)2
5で遮断されている。バルクヘッド25は,切羽の圧気
側と坑内の大気側を遮断する設備である。
前方にカッター21が装着され,カッター21の背後に
はカッターチャンバ22が設けられる。また,カッター
チャンバ21のほぼ中央には,シールドマシン20のテ
ール部に出口を有する排土コンベア23が設けられる。
カッターチャンバ22と坑内はバルクヘッド(隔壁)2
5で遮断されている。バルクヘッド25は,切羽の圧気
側と坑内の大気側を遮断する設備である。
【0018】カッター21の前面にはカッタービットが
取り付けられ,カッター21を回転させて地山を切削
し,その土砂をカッターチャンバ22に取り込む。そし
て,この切削した土砂を切羽の圧力に対抗するために利
用しながら,カッターチャンバ22内に設けた排土コン
ベア23にてシールドマシン20の推進量にバランスす
る量の土砂をベルトコンベア26で連続排土することに
よって,切羽の安定をはかりつつシールドマシン20を
推進することを基本原理としている。
取り付けられ,カッター21を回転させて地山を切削
し,その土砂をカッターチャンバ22に取り込む。そし
て,この切削した土砂を切羽の圧力に対抗するために利
用しながら,カッターチャンバ22内に設けた排土コン
ベア23にてシールドマシン20の推進量にバランスす
る量の土砂をベルトコンベア26で連続排土することに
よって,切羽の安定をはかりつつシールドマシン20を
推進することを基本原理としている。
【0019】以上のような土圧系のシールド工法におい
て,カッターチャンバ22に取り込まれた土砂を泥水の
状態にして循環させるサンプリング管27をバルクヘッ
ド25の背部に形成し,このサンプリング管27の途中
に先に説明した検知装置Aを設け,供給管路1の吸入口
2と排出口3をサンプリング管27に開口させる。な
お,図示はしないが,サンプリング管27の途中には,
切羽において切削した土砂を泥水の状態にさせるための
水供給ノズルを設ける。また,粘性の高い泥水を円滑に
流通させるために,サンプリング管27の一部もしくは
全体をスネークポンプで構成すると良い。
て,カッターチャンバ22に取り込まれた土砂を泥水の
状態にして循環させるサンプリング管27をバルクヘッ
ド25の背部に形成し,このサンプリング管27の途中
に先に説明した検知装置Aを設け,供給管路1の吸入口
2と排出口3をサンプリング管27に開口させる。な
お,図示はしないが,サンプリング管27の途中には,
切羽において切削した土砂を泥水の状態にさせるための
水供給ノズルを設ける。また,粘性の高い泥水を円滑に
流通させるために,サンプリング管27の一部もしくは
全体をスネークポンプで構成すると良い。
【0020】さて,以上のように土圧系のシールド工法
に検知装置を適用した場合にあっては,切羽において発
生したガスは,切羽で切削された土砂と共にカッターチ
ャンバ22に取り込まれ,バルクヘッド25の背部に形
成されたサンプリング管27内に侵入する。サンプリン
グ管27の途中には図示しない水供給ノズルが設けられ
ており,このノズルから供給された水と土砂が混ざり合
うことにより,サンプリング管27の内部においてガス
を含んだ泥水が作られる。そして,この泥水はスネーク
ポンプなどの稼働によってサンプリング管27中に循環
流通させられる。こうしてサンプリング管27に流通さ
せられた泥土は,サンプリング管27の途中に装置され
た検知装置Aの供給管路1内に侵入し,検知装置Aの脱
気室6に到達する。かくして,脱気室6において,泥水
中に含有されているガス成分の脱気が行われ,該ガスは
排気管路7を通って有害ガスの検知器10に搬入され
る。そして,搬入されたガス中に例えばメタンガスなど
の有害なガスが存在する場合には,検知器10によって
危険であることが検知され,その有害なガスは更に処理
装置11に搬送されて,適宜処理される。
に検知装置を適用した場合にあっては,切羽において発
生したガスは,切羽で切削された土砂と共にカッターチ
ャンバ22に取り込まれ,バルクヘッド25の背部に形
成されたサンプリング管27内に侵入する。サンプリン
グ管27の途中には図示しない水供給ノズルが設けられ
ており,このノズルから供給された水と土砂が混ざり合
うことにより,サンプリング管27の内部においてガス
を含んだ泥水が作られる。そして,この泥水はスネーク
ポンプなどの稼働によってサンプリング管27中に循環
流通させられる。こうしてサンプリング管27に流通さ
せられた泥土は,サンプリング管27の途中に装置され
た検知装置Aの供給管路1内に侵入し,検知装置Aの脱
気室6に到達する。かくして,脱気室6において,泥水
中に含有されているガス成分の脱気が行われ,該ガスは
排気管路7を通って有害ガスの検知器10に搬入され
る。そして,搬入されたガス中に例えばメタンガスなど
の有害なガスが存在する場合には,検知器10によって
危険であることが検知され,その有害なガスは更に処理
装置11に搬送されて,適宜処理される。
【0021】次に,検知装置Aを泥水加圧シールド工法
に適用した場合の有害ガスの検知方法を説明する。
に適用した場合の有害ガスの検知方法を説明する。
【0022】図3に示すように,シールドマシン30の
前方にカッター31が装着され,カッター31の背後に
はカッターチャンバ32が設けられる。カッターチャン
バ32には地上に施設された泥水処理設備に接続された
送泥管33と排泥管35が設けられる。そして,地中を
切削する際には,泥水処理設備から送泥管33を通って
送泥された泥水がカッターチャンバ32に加圧充満さ
れ,切羽の安定が図られる。一方,カッター31で切削
された土砂は,泥水と共にカッターチャンバ32内から
排泥され,排泥管35を通って泥水処理設備に搬出され
る。泥水処理設備においては,調整槽で泥水の比重・粘
性等が適宜調整され,こうして調整された泥水が再びカ
ッターチャンバ32に送泥される。
前方にカッター31が装着され,カッター31の背後に
はカッターチャンバ32が設けられる。カッターチャン
バ32には地上に施設された泥水処理設備に接続された
送泥管33と排泥管35が設けられる。そして,地中を
切削する際には,泥水処理設備から送泥管33を通って
送泥された泥水がカッターチャンバ32に加圧充満さ
れ,切羽の安定が図られる。一方,カッター31で切削
された土砂は,泥水と共にカッターチャンバ32内から
排泥され,排泥管35を通って泥水処理設備に搬出され
る。泥水処理設備においては,調整槽で泥水の比重・粘
性等が適宜調整され,こうして調整された泥水が再びカ
ッターチャンバ32に送泥される。
【0023】以上のような泥水加圧シールド工法におい
ては,排泥管35の途中に検知装置Aを設け,供給管路
1の吸入口2と排出口3を排泥管35に開口させる。
ては,排泥管35の途中に検知装置Aを設け,供給管路
1の吸入口2と排出口3を排泥管35に開口させる。
【0024】このように本発明の検知装置を泥水加圧シ
ールド工法に適用した場合は,切羽において発生したガ
スは,切削土砂と共にカッターチャンバ32に取り込ま
れ,泥水となって排泥管35から排泥される。こうして
排泥管35から排泥される泥土は,ガスを伴って排泥管
35の途中に装置された検知装置Aの供給管路1内に侵
入し,検知装置Aの脱気室6に到達する。かくして,脱
気室6において,泥水中に含有されているガス成分の脱
気が行われ,該ガスは排気管路7を通って有害ガスの検
知器10に搬入される。そして,搬入されたガス中に例
えばメタンガスなどの有害なガスが存在する場合には,
検知器10によって危険であることが検知され,その有
害なガスは更に処理装置11に搬送されて,適宜処理さ
れる。
ールド工法に適用した場合は,切羽において発生したガ
スは,切削土砂と共にカッターチャンバ32に取り込ま
れ,泥水となって排泥管35から排泥される。こうして
排泥管35から排泥される泥土は,ガスを伴って排泥管
35の途中に装置された検知装置Aの供給管路1内に侵
入し,検知装置Aの脱気室6に到達する。かくして,脱
気室6において,泥水中に含有されているガス成分の脱
気が行われ,該ガスは排気管路7を通って有害ガスの検
知器10に搬入される。そして,搬入されたガス中に例
えばメタンガスなどの有害なガスが存在する場合には,
検知器10によって危険であることが検知され,その有
害なガスは更に処理装置11に搬送されて,適宜処理さ
れる。
【0025】次に,図4に示すように,シールド工法の
切羽においてこれから切削しようとする方向に予め水平
ボーリング40を穿孔し,この水平ボーリング40の先
端近傍に本発明の検知装置Aを設置する方法を説明す
る。
切羽においてこれから切削しようとする方向に予め水平
ボーリング40を穿孔し,この水平ボーリング40の先
端近傍に本発明の検知装置Aを設置する方法を説明す
る。
【0026】シールドマシン41のバルクヘッド42に
設けた透孔43から図示しないボーリングパイプを挿入
してボーリングを行い,シールド工法の切羽においてこ
れから切削しようとする方向に予め水平ボーリング40
を穿孔する。この水平ボーリング40の先端近傍に本発
明の検知装置Aを設置し,水平ボーリング40の先端近
傍で採取した切削土砂を泥水の状態にして検知装置Aの
脱気室6に導いて有害ガスの有無を検知する。検知装置
Aには,水平ボーリング40内を通したケーブル45の
先端を接続し,ケーブル45の基端にはコントローラ4
6,警報器47,ボーリング距離計48,及び表示器5
0をそれぞれ接続する。そして,コントローラ46によ
って検知装置Aを適宜制御して水平ボーリング40の先
端近傍における有害ガスの発生の有無を検知し,有害ガ
スが発生している場合には,警報器47から警報を発す
る。なお,ボーリング距離計48は,例えばボーリング
パイプの先端部にミラーを装着した光学的な位置検知装
置,ワイヤー式の位置検知装置,ボーリングパイプの押
し出し量を累計する方式の位置検知装置などで構成され
る。ボーリング距離計48によって水平ボーリング40
の距離を計測し,該距離と,該距離において検知装置A
によって検知された有害ガスの有無の状態を併せて表示
器50にモニタ表示する。
設けた透孔43から図示しないボーリングパイプを挿入
してボーリングを行い,シールド工法の切羽においてこ
れから切削しようとする方向に予め水平ボーリング40
を穿孔する。この水平ボーリング40の先端近傍に本発
明の検知装置Aを設置し,水平ボーリング40の先端近
傍で採取した切削土砂を泥水の状態にして検知装置Aの
脱気室6に導いて有害ガスの有無を検知する。検知装置
Aには,水平ボーリング40内を通したケーブル45の
先端を接続し,ケーブル45の基端にはコントローラ4
6,警報器47,ボーリング距離計48,及び表示器5
0をそれぞれ接続する。そして,コントローラ46によ
って検知装置Aを適宜制御して水平ボーリング40の先
端近傍における有害ガスの発生の有無を検知し,有害ガ
スが発生している場合には,警報器47から警報を発す
る。なお,ボーリング距離計48は,例えばボーリング
パイプの先端部にミラーを装着した光学的な位置検知装
置,ワイヤー式の位置検知装置,ボーリングパイプの押
し出し量を累計する方式の位置検知装置などで構成され
る。ボーリング距離計48によって水平ボーリング40
の距離を計測し,該距離と,該距離において検知装置A
によって検知された有害ガスの有無の状態を併せて表示
器50にモニタ表示する。
【0027】表示器50のモニタ面51は,例えば図5
に示すように構成する。ボーリング距離計48によって
計測された水平ボーリング40の距離が,例えば6m,
12m,18m,24m,…と深くなっていくに従って
ランプ52,…を一つづつ点灯させて水平ボーリング4
0の距離を段階的に表示させる。また,ガスの種類を例
示部53に例示し,水平ボーリング40が各深さとなっ
たときに先端近傍において検知されるガスの種類を,そ
の例示に対応させてガス種表示部55に表示する。そし
て,水平ボーリング40の各深さにおいて,各ガスの濃
度の検知結果を表示部56にそれぞれ表示する。図示の
例では,水平ボーリング40の深さが6mのときはガス
種1,2,3の何れもが高濃度であると検知され,水平
ボーリング40の深さが12mのときはガス種1,2が
高濃度であると検知され,水平ボーリング40の深さが
18mのときはガス種1が高濃度であると検知され,更
に,水平ボーリング40の深さが24mのときはガス種
3が高濃度であると検知されたことを示している。な
お,その他,モニタ面51の上方に,所定の時間が経過
したことを知らせるアラーム表示部57や,検知データ
の記録,再生表示,印刷等を操作させるための操作ボタ
ン58を設けると便利である。
に示すように構成する。ボーリング距離計48によって
計測された水平ボーリング40の距離が,例えば6m,
12m,18m,24m,…と深くなっていくに従って
ランプ52,…を一つづつ点灯させて水平ボーリング4
0の距離を段階的に表示させる。また,ガスの種類を例
示部53に例示し,水平ボーリング40が各深さとなっ
たときに先端近傍において検知されるガスの種類を,そ
の例示に対応させてガス種表示部55に表示する。そし
て,水平ボーリング40の各深さにおいて,各ガスの濃
度の検知結果を表示部56にそれぞれ表示する。図示の
例では,水平ボーリング40の深さが6mのときはガス
種1,2,3の何れもが高濃度であると検知され,水平
ボーリング40の深さが12mのときはガス種1,2が
高濃度であると検知され,水平ボーリング40の深さが
18mのときはガス種1が高濃度であると検知され,更
に,水平ボーリング40の深さが24mのときはガス種
3が高濃度であると検知されたことを示している。な
お,その他,モニタ面51の上方に,所定の時間が経過
したことを知らせるアラーム表示部57や,検知データ
の記録,再生表示,印刷等を操作させるための操作ボタ
ン58を設けると便利である。
【0028】この方法によれば,シールド工法の切羽に
おいて,これから切削しようとする方向に有害なガスが
存在するか否かを事前に検知でき,酸欠や爆発などの危
険性を未然に防止することが可能となる。
おいて,これから切削しようとする方向に有害なガスが
存在するか否かを事前に検知でき,酸欠や爆発などの危
険性を未然に防止することが可能となる。
【0029】
【発明の効果】何れにしても本発明によれば,シールド
工法が施工される坑内において地山から発生した有害ガ
スをリアルタイムで検知でき,安全かつ衛生的な作業環
境を提供できる。本発明によれば,従来,ポイントチェ
ックしかできない,ボーリング領域に制限がある,とい
った地上からのチェックボーリングによるデメリットを
解消できる。
工法が施工される坑内において地山から発生した有害ガ
スをリアルタイムで検知でき,安全かつ衛生的な作業環
境を提供できる。本発明によれば,従来,ポイントチェ
ックしかできない,ボーリング領域に制限がある,とい
った地上からのチェックボーリングによるデメリットを
解消できる。
【図1】本発明の実施例にかかる検知装置のブロック図
【図2】検知装置を土圧系のシールド工法に適用した場
合の検知方法を説明する図面
合の検知方法を説明する図面
【図3】検知装置を泥水加圧シールド工法に適用した場
合の検知方法を説明する図面
合の検知方法を説明する図面
【図4】切羽に水平ボーリングを穿孔して検知装置を設
置する方法を説明する図面
置する方法を説明する図面
【図5】モニタ面の正面図
A 検知装置 1 供給管路 6 脱気室 7 排気管路 10 有害ガスの検知器 11 有害ガスの処理装置
Claims (6)
- 【請求項1】 シールド工法が行われる地山の切削土砂
を泥水の状態で脱気室に導く供給管路を形成すると共
に,該脱気室において泥水から脱気されたガスを有害ガ
スの検知器に搬送する排気管路を形成し,更に,該排気
管路の検知器よりも下流側に有害ガスの処理装置を設け
てなるシールド工法の切羽における有害ガス検知装置。 - 【請求項2】 供給管路の脱気室よりも上流側に泥水中
の粗粒子を捕集するためのプレフィルタを設けた請求項
1に記載のシールド工法の切羽における有害ガス検知装
置。 - 【請求項3】 排気管路の途中に脱気室において泥水か
ら脱気されたガスを有害ガスの検知器に搬送するための
ポンプを設けた請求項1または請求項2に記載のシール
ド工法の切羽における有害ガス検知装置。 - 【請求項4】 土圧系シールド工法において,カッター
チャンバに取り込まれた土砂を泥水の状態にして循環さ
せるサンプリング管をバルクヘッドの背部に形成し,該
サンプリング管を循環する泥水を上記脱気室に導いて有
害ガスの有無を検知する構成とした請求項1〜3の何れ
かに記載の検知装置を用いた有害ガス検知方法。 - 【請求項5】 泥水加圧シールド工法において,排泥管
によって排泥される泥水の一部を上記脱気室に導いて有
害ガスの有無を検知する構成とした請求項1〜3の何れ
かに記載の検知装置を用いた有害ガス検知方法。 - 【請求項6】 シールド工法の切羽において,これから
切削しようとする方向に水平ボーリングを穿孔し,該水
平ボーリングの先端近傍の切削土砂を泥水の状態にして
脱気室に導いて有害ガスの有無を検知する構成とした請
求項1〜3の何れかに記載の検知装置を用いた有害ガス
検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10902394A JP2770213B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | シールド工法の切羽における有害ガス検知装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10902394A JP2770213B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | シールド工法の切羽における有害ガス検知装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293199A true JPH07293199A (ja) | 1995-11-07 |
JP2770213B2 JP2770213B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=14499645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10902394A Expired - Lifetime JP2770213B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | シールド工法の切羽における有害ガス検知装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2770213B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010266375A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 流体採集装置 |
CN104833773A (zh) * | 2015-04-21 | 2015-08-12 | 浙江科技学院 | 一种复合可移动式的隧道爆破气尘实时监测单控制系统装置 |
CN109469489A (zh) * | 2018-07-17 | 2019-03-15 | 国网江苏省电力公司经济技术研究院 | 一种大直径泥水盾构机开挖仓有害气体处理方法及其装置 |
CN110500101A (zh) * | 2019-09-24 | 2019-11-26 | 中国电建集团铁路建设有限公司 | 一种用于土压平衡盾构的有害气体处理装置及处理方法 |
CN113882448A (zh) * | 2021-09-24 | 2022-01-04 | 中交第一公路勘察设计研究院有限公司 | 一种河道箱涵/暗涵清淤的方法 |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP10902394A patent/JP2770213B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010266375A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 流体採集装置 |
CN104833773A (zh) * | 2015-04-21 | 2015-08-12 | 浙江科技学院 | 一种复合可移动式的隧道爆破气尘实时监测单控制系统装置 |
CN104833773B (zh) * | 2015-04-21 | 2016-06-15 | 浙江科技学院 | 一种复合可移动式的隧道爆破气尘实时监测单控制系统装置 |
CN109469489A (zh) * | 2018-07-17 | 2019-03-15 | 国网江苏省电力公司经济技术研究院 | 一种大直径泥水盾构机开挖仓有害气体处理方法及其装置 |
CN109469489B (zh) * | 2018-07-17 | 2024-04-12 | 国网江苏省电力公司经济技术研究院 | 一种大直径泥水盾构机开挖仓有害气体处理方法及其装置 |
CN110500101A (zh) * | 2019-09-24 | 2019-11-26 | 中国电建集团铁路建设有限公司 | 一种用于土压平衡盾构的有害气体处理装置及处理方法 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2770213B2 (ja) | 1998-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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