JPH0729258A - Vtr装置 - Google Patents

Vtr装置

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JPH0729258A
JPH0729258A JP5174442A JP17444293A JPH0729258A JP H0729258 A JPH0729258 A JP H0729258A JP 5174442 A JP5174442 A JP 5174442A JP 17444293 A JP17444293 A JP 17444293A JP H0729258 A JPH0729258 A JP H0729258A
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Junzo Tokunaka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力ビデオデータがない場合でも、サーボロッ
クを可能とする。 【構成】スイッチ14のa側に入力ビデオデータDVsi
を供給し、そのb側に内部形成のビデオデータDVsoを
供給する。スイッチ14を電源オン後に一定時間b側に
接続する。スイッチ14の出力データをパラレル変換し
たデータDVpより処理ブロック18の同期検出回路2
0でEAV、SAV(F,V,H)を抽出し、フライホ
イール回路21より同期信号を出力し、信号処理回路2
2でサーボ基準信号を形成する。処理ブロック18に
は、PLL回路16でビデオデータが検出される場合は
PLL回路16の出力クロックCKpを供給し、ビデオ
データが検出されない場合は内部クロックCKpoを供給
する。入力ビデオデータDVsiがない場合でも、クロッ
クCKpoによってフライホイール回路21よりビデオデ
ータDVsoに同期した同期信号が出力され続け、サーボ
ロックが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば編集システム
に適用して好適なVTR装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、ディジタルVTRを使用した編
集システムの構成例を示している。図において、1はマ
スター側のディジタルVTR、2はスレーブ側のディジ
タルVTR、3はVTR2側に接続されたモニタであ
る。
【0003】VTR1からはシリアルインタフェースフ
ォーマット(SMPTE259M参照)でもってディジ
タルビデオデータDVsがVTR2に供給される。VT
R2が編集モードにあるときは、例えばビデオデータD
Vsより検出される同期信号に基づいてサーボ基準信号
を得ることでサーボ動作が行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】VTR2が編集モード
にあるとき、このVTR2にVTR1よりビデオデータ
DVsが供給されないときは、サーボロックできなくな
る。そのため、例えば編集モードでの再生ではモニタ3
に表示される再生画に乱れが生じるという問題点があっ
た。
【0005】そこで、この発明では、入力ビデオデータ
がない場合にも、サーボロックが可能となるVTR装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るVTR装
置は、同期信号に基づいてサーボ基準信号を形成するサ
ーボ基準信号形成手段と、内部同期信号を発生する内部
同期信号発生手段と、サーボ基準信号形成手段で外部同
期信号を使用できる状態と内部同期信号を使用できる状
態に切り換える同期切換手段とを備え、再生または記録
の動作前に一定時間同期切換手段で内部同期信号を使用
できる状態にし、一定期間経過後に同期切換手段で外部
同期信号を使用できる状態にするものである。
【0007】
【作用】この発明においては、再生または記録の動作前
にサーボ基準信号形成手段では一定時間内部同期信号を
使用できる状態とされるため、例えばサーボ基準信号形
成手段に供給される同期信号の経路にフライホイール手
段を介在させることで、外部同期信号がなくても一定期
間経過後にもサーボ基準信号形成手段には同期信号が継
続して供給されることになる。そのため、サーボ基準信
号形成手段では同期信号に基づいてサーボ基準信号が継
続して形成されるため、サーボロックが可能となり、再
生画の乱れを防止することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の第1
実施例について説明する。本例はディジタルビデオデー
タの記録再生を行なうディジタルVTR装置に適用した
例である。
【0009】図において、11は外部よりシリアルイン
タフェースフォーマット(SMPTE259M参照)に
よるシリアル形式のディジタルビデオデータDVsiが供
給される入力端子である。この入力端子11に供給され
るビデオデータDVsiは処理ブロック12に供給され
る。処理ブロック4では、NRZデータへの変換やデス
クランブル等が行なわれて、10ビットパラレルデータ
およびパラレルクロックが出力される。
【0010】すなわち、ビデオデータDVsiは同軸ケー
ブルでの伝送損失を補償するケーブルイコライザ13を
介して切換スイッチ14のa側の固定端子に供給され
る。切換スイッチ14より出力されるシリアル形式のデ
ィジタルビデオデータはシリアル/パラレル変換回路
(S/P変換回路)15に供給され、4:2:2パラレ
ルビデオデータ(CCIR601,RP125参照)と
しての10ビットのパラレル形式のディジタルビデオデ
ータDVpに変換される。
【0011】切換スイッチ14より出力されるシリアル
形式のディジタルビデオデータはクロック検出手段とし
てのPLL回路16に供給される。PLL回路16で
は、ビデオデータのエッジ検出が行なわれて270MH
zのクロック(図示せず)が出力されると共に、27M
HzのパラレルクロックCKpが出力される。また、P
LL回路16では、シリアル形式のディジタルビデオデ
ータの有無の検出が行なわれ、データ検出信号SDが出
力される。
【0012】なお、処理ブロック12では、上述したよ
うにNRZデータへの変換やデスクランブル等の処理も
行なわれるが、説明を簡略化するため図示を省略してい
る。
【0013】処理ブロック12のPLL回路16より出
力されるパラレルクロックCKpは切換スイッチ17の
a側の固定端子に供給され、この切換スイッチ17より
出力されるパラレルクロックは処理ブロック18に供給
される。処理ブロック12のS/P変換回路15より出
力されるパラレル形式のディジタルビデオデータDVp
は処理ブロック18に供給され、切換スイッチ17より
出力されるパラレルクロックを使用して処理される。
【0014】すなわち、パラレル形式のディジタルビデ
オデータDVpはデータ削除回路19に供給される。図
2は、ディジタルビデオデータDVpiのデータストリー
ムを示しており、EAV(End of Active Video)、S
AV(Start of Active video)は周知のようにタイミ
ング基準信号である。データ削除回路19ではEAVか
らSAVまでディジタルラインのブランキングに対応す
るデータが削除される。データ削除回路19の出力デー
タは10ビットのパラレルデータとして信号処理回路2
2に供給される。
【0015】また、パラレル形式のディジタルビデオデ
ータDVpは同期検出回路20に供給される。同期検出
回路20では、EAVおよびSAVより同期信号(F,
V,H)が抽出され、それぞれフライホイール回路21
に供給される。フライホイール回路21では同期信号
(F,V,H)が加工されて、フレーム同期信号CF
0、垂直同期信号VD、水平同期信号HDが出力され
(図3A〜Cに図示)、これら同期信号CF0,VD,
HDは信号処理回路22に供給される。
【0016】ここで、フライホイール回路21はフライ
ホイール機能を有している。フライホイール機能とは入
力される同期信号が周期的であるという性質を利用した
ものであり、入力信号が連続してあるときはカウンタで
構成した回路より同期信号が連続して出力され、仮に入
力信号がなくなってもクロックが供給されている限り同
期信号が出力され続けるというものである(特願平4ー
119170号参照)。
【0017】信号処理回路22では同期信号CF0,V
D,HDが加工されてサーボ基準信号SSCFが形成さ
れ(図3Dに図示)、このサーボ基準信号SSCFはサ
ーボ回路23に供給される。サーボ回路23では、サー
ボ基準信号SSCFに従って、ドラム、リールサーボ等
が行なわれる。なお、図3Dは525システムの4フィ
ールドシーケンスの例を示しており、625システムの
8フィールドシーケンスの場合には異なったものとな
る。
【0018】また、信号処理回路22では処理ブロック
18より供給される10ビットパラレルのビデオデータ
が信号処理され、記録データDRECが形成される。具体
的には、シャッフリング、ビットリダクション、エラー
コレクション、チャネルコーディングの各エンコード作
用が行なわれる。信号処理回路22で形成された記録デ
ータDRECは回転磁気ヘッド24に供給されて磁気テー
プ(図示せず)に記録される。なお、25は回転ドラ
ム、26はドラムモータである。
【0019】また、磁気テープより回転磁気ヘッド24
で再生される再生データDPLYは信号処理回路22で各
デコード作用が行なわれて、10ビットのパラレルデー
タとしてデータ挿入回路27に供給される。信号処理回
路22は上述せずもタイミングジェネレータを備えてお
り、このタイミングジェネレータより出力されるフレー
ム同期信号CF0および水平同期信号HDはデータ挿入
回路27に供給される。
【0020】データ挿入回路27では10ビットパラレ
ルデータにEAV〜SAVのディジタルラインブランキ
ングのデータが挿入され、4:2:2パラレルビデオデ
ータ(CCIR601,RP125参照)のパラレル形
式のディジタルビデオデータDVpoが形成される。この
パラレル形式のディジタルビデオデータDVpoはパラレ
ル/シリアル変換回路(P/S変換回路)28に供給さ
れる。
【0021】P/S変換回路28では、シリアルインタ
フェースフォーマット(SMPTE259M参照)に従
ってシリアル形式のディジタルビデオデータDVsoに変
換される。上述せずも信号処理回路22のタイミングジ
ェネレータより出力されるパラレルクロックCKpoは、
データ挿入回路27およびP/S変換回路28に供給さ
れる。
【0022】P/S変換回路28より出力されるシリア
ル形式のディジタルビデオデータDVsoは同軸ケーブル
のドライバ29を介して出力端子30に導出される。
【0023】また、P/S変換回路28より出力される
シリアル形式のディジタルビデオデータDVsoは切換ス
イッチ14のb側の固定端子に供給される。この切換ス
イッチ14にはシステムコントロールマイコン(図示せ
ず)より端子31を介して切換制御信号SCWが供給さ
れ、電源オン後の一定期間はb側に接続され、その他の
期間はa側に接続される。
【0024】また、信号処理回路22のタイミングジェ
ネレータより出力されるパラレルクロックCKpoは切換
スイッチ17のb側の固定端子に供給される。この切換
スイッチ17には処理ブロック12のPLL回路16よ
り出力されるデータ検出信号SDが切換制御信号として
供給され、PLL回路16でビデオデータが検出される
ときはa側に接続され、ビデオデータが検出されないと
きはb側に接続される。
【0025】本例は以上のように構成され、以下動作を
説明する。
【0026】まず、図4のタイミングチャートを使用
し、入力端子11にシリアル形式のディジタルビデオデ
ータDVsiが供給されている場合を説明する。
【0027】時点t1で電源スイッチがオンとされる
と、PLL回路16にはビデオデータDVsiが供給され
ることからビデオデータが検出され、時点t1の直後の
時点t6で切換スイッチ17はa側に接続される。その
ため、PLL回路16より出力されるビデオデータDV
siに同期したパラレルクロックCKpが切換スイッチ1
7を介して処理ブロック18に供給されると共に、この
処理ブロック18にはビデオデータDVsiがS/P変換
されてなるビデオデータDVpが供給され、このビデオ
データDVpより同期検出回路20で抽出されたEA
V,SAV(F,V,H)に基づいてフライホイール回
路21より同期信号CF0,VD,HDが出力される。
すなわち、フライホイール回路21からはビデオデータ
DVsiに同期した同期信号CF0,VD,HDが出力さ
れることになる。
【0028】また、電源オン後の時点t2から時点t3
までの一定期間は、システムコントロールマイコンから
の切換制御信号SCWによって切換スイッチ14はb側
に接続される。PLL回路16にはビデオデータDVso
が供給されるため、引続きビデオデータが検出され、切
換スイッチ17はa側に接続されたままとなる。そのた
め、PLL回路16より出力されるビデオデータDVso
に同期したパラレルクロックCKpが切換スイッチ17
を介して処理ブロック18に供給されると共に、この処
理ブロック18にはビデオデータDVsoがS/P変換さ
れてなるビデオデータDVpが供給され、このビデオデ
ータDVpより同期検出回路20で抽出されたEAV,
SAV(F,V,H)に基づいてフライホイール回路2
1より同期信号CF0,VD,HDが出力される。すな
わち、フライホイール回路21からはビデオデータDV
soに同期した同期信号CF0,VD,HDが出力される
ことになる。
【0029】また、時点t3の経過後は切換スイッチ1
4はa側に接続された状態となる。PLL回路16には
再びビデオデータDVsiが供給されることから引続きビ
デオデータが検出され、切換スイッチ17はa側に接続
されたままとなる。そのため、PLL回路16より出力
されるビデオデータDVsiに同期したパラレルクロック
CKpが切換スイッチ17を介して処理ブロック18に
供給されると共に、この処理ブロック18にはビデオデ
ータDVsiがS/P変換されてなるビデオデータDVp
が供給され、上述したと同様にフライホイール回路21
からはビデオデータDVsiに同期した同期信号CF0,
VD,HDが出力されることになる。
【0030】このように入力端子11にシリアル形式の
ディジタルビデオデータDVsiが供給されている場合に
は、時点t3経過後はフライホイール回路21よりビデ
オデータDVsiに同期した同期信号CF0,VD,HD
が出力され続けるため,サーボはビデオデータDVsiの
同期系にロックされる。
【0031】次に、図5のタイミングチャートを使用
し、入力端子11にシリアル形式のディジタルビデオデ
ータDVsiが供給されていない場合を説明する。
【0032】時点t1で電源スイッチがオンとされと、
PLL回路16にはビデオデータDVsiが供給されてい
ないことからビデオデータは検出されず、切換スイッチ
17はb側に接続されたままとなる。そのため、パラレ
ルクロックCKpoが切換スイッチ17を介して処理ブロ
ック18に供給されるが、この処理ブロック18にはビ
デオデータDVpは供給されず、フライホイール回路2
1より出力される同期信号CF0,VD,HDは不定状
態となる。
【0033】また、電源オン後の時点t2から時点t3
までの一定期間は、システムコントロールマイコンから
の切換制御信号SCWによって切換スイッチ14はb側
に接続される。PLL回路16にはビデオデータDVso
が供給されるためビデオデータが検出され、時点t2の
直後の時点t4で切換スイッチ17はa側に接続され
る。そのため、PLL回路16より出力されるビデオデ
ータDVsoに同期したパラレルクロックCKpが切換ス
イッチ17を介して処理ブロック18に供給されると共
に、この処理ブロック18にはビデオデータDVsoがS
/P変換されてなるビデオデータDVpが供給され、こ
のビデオデータDVpより同期検出回路20で抽出され
たEAV,SAV(F,V,H)に基づいてフライホイ
ール回路21より同期信号CF0,VD,HDが出力さ
れる。すなわち、フライホイール回路21からはビデオ
データDVsoに同期した同期信号CF0,VD,HDが
出力されることになる。
【0034】また、時点t3の経過後は切換スイッチ1
4はa側に接続された状態となる。PLL回路16には
ビデオデータDVsiが供給されていないことからビデオ
データは検出されず、時点t3の直後の時点t5で切換
スイッチ17はb側に接続される。
【0035】時点t3から時点t5までの間は、処理ブ
ロック18にはビデオデータDVpは供給されないが、
PLL回路16より出力されるフリーランのパラレルク
ロックCKpが切換スイッチ17を介して処理ブロック
18に供給されるため、フライホイール回路21からは
クロックCKpによりビデオデータDVsoに同期保持さ
れた同期信号CF0,VD,HDが出力され続ける。
【0036】また、時点t5以後は、パラレルクロック
CKpoが切換スイッチ17を介して処理ブロック18に
供給されるため、フライホイール回路21からはクロッ
クCKpoによりビデオデータDVsoに同期保持された同
期信号CF0,VD,HDが出力され続ける。
【0037】このように入力端子11にシリアル形式の
ディジタルビデオデータDVsiが供給されていない場合
には、時点t3経過後はフリーランクロックCKpある
いはクロックCKpoによってフライホイール回路21よ
りビデオデータDVsoに同期した同期信号CF0,V
D,HDが出力され続けるため、サーボはビデオデータ
DVsoの同期系にロックされる。
【0038】このように本例においては、入力端子11
にビデオデータDVsiが供給されていない場合であって
も、フライホール回路21よりビデオデータDVsoに同
期した同期信号CF0,VD,HDが出力され続けるた
め、サーボはビデオデータDVsoの同期系にロックさ
れ、サーボ乱れによって再生画像に乱れを発生するとい
うことはなくなる。
【0039】次に、図6を参照しながら、この発明の第
2実施例について説明する。図1の例では、処理ブロッ
ク12の切換スイッチ14でもっていわゆるボードスル
ー切り換えがシリアル形式の状態で行なわれるが、本例
はボードスルー切り換えをパラレル形式の状態で行なう
ようにしたものである。この図6において、図1と対応
する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。
【0040】本例において、処理ブロック12のS/P
変換回路15およびPLL回路16にはケーブルイコラ
イザ13の出力信号が供給される。また、S/P変換回
路15より出力されるパラレル形式のディジタルビデオ
データDVpは切換スイッチ32のa側の固定端子に供
給され、この切換スイッチ32のb側の固定端子にはデ
ータ挿入回路27より出力されるパラレル形式のディジ
タルビデオデータDVpoが供給される。
【0041】切換スイッチ32には端子31より切換制
御信号SCWが供給され、電源オン後の一定期間(図
4,図5のt2〜t3の期間参照)はb側に接続され、
その他の期間はa側に接続される。この切換スイッチ3
2より出力されるパラレル形式のディジタルビデオデー
タは処理ブロック18に供給される。
【0042】本例は以上のように構成され、動作の詳細
説明は省略するが、入力端子11にビデオデータDVsi
が供給されていない場合であっても、フライホール回路
21よりビデオデータDVpoに同期した同期信号CF
0,VD,HDが出力され続ける。そのため、サーボは
ビデオデータDVpoの同期系にロックされ、サーボ乱れ
によって再生画像に乱れを発生するということはなくな
る。
【0043】なお、上述実施例においては、切換スイッ
チ17によってPLL回路16より出力されるパラレル
クロックCKpと信号処理回路22のタイミングジェネ
レータより出力されるパラレルクロックCKpoの切り換
えが行なわれる。これは、無信号入力時のPLL誤差が
大きいためである。仮に、PLL回路16を構成するV
CO(電圧制御発振器)のフリーラン周波数がクリスタ
ル精度であれば、PLL回路16より出力されるパラレ
ルクロックCKpのみを使用でき、切換スイッチ17を
省略することができる。
【0044】また、上述実施例においては、電源オン直
後に一定期間切換スイッチ14,32をb側に接続する
ものであるが、要はサーボ乱れが問題となる再生または
記録の動作前に一定期間切換スイッチ14,32をb側
に接続するように制御すればよい。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、再生または記録の動
作前にサーボ基準信号形成手段では一定期間内部同期信
号を使用できる状態とされるため、例えばサーボ基準信
号形成手段に供給される同期信号の経路にフライホイー
ル手段を介在させることで、外部同期信号がなくても一
定期間経過後にもサーボ基準信号形成手段には同期信号
が継続して供給され、サーボ基準信号形成手段では同期
信号に基づいてサーボ基準信号が継続して形成されるた
め、サーボロックが可能となり、サーボ乱れによる再生
画の乱れを防止できる等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るVTR装置の第1実施例を示す
構成図である。
【図2】パラレル形式のディジタルビデオデータのデー
タストリームを示す図である。
【図3】同期信号とサーボ基準信号を示す図である。
【図4】ディジタルビデオデータDVsiが供給されてい
る場合の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図5】ディジタルビデオデータDVsiが供給されてい
ない場合の動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図6】この発明に係るVTR装置の第2実施例を示す
構成図である。
【図7】編集システムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
11 入力端子 12,18 処理ブロック 14,17,32 切換スイッチ 15 シリアル/パラレル変換回路(S/P変換回路) 16 PLL回路 19 データ削除回路 20 同期検出回路 21 フライホイール回路 22 信号処理回路 23 サーボ回路 27 データ挿入回路 28 パラレル/シリアル変換回路(P/S変換回路) 30 出力端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/7826 5/91 5/95 7734−5C H04N 5/91 N 7734−5C 5/95 D 8224−5D G11B 27/02 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期信号に基づいてサーボ基準信号を形
    成するサーボ基準信号形成手段と、 内部同期信号を発生する内部同期信号発生手段と、 上記サーボ基準信号形成手段で外部同期信号を使用でき
    る状態と上記内部同期信号を使用できる状態に切り換え
    る同期切換手段とを備え、 再生または記録の動作前に一定期間上記同期切換手段で
    上記内部同期信号を使用できる状態にし、 上記一定時間経過後に上記同期切換手段で上記外部同期
    信号を使用できる状態にすることを特徴とするVTR装
    置。
  2. 【請求項2】 外部より供給されるシリアル形式の第1
    のディジタルビデオデータと内部で発生されるシリアル
    形式の第2のディジタルビデオデータを切り換えるデー
    タ切換手段と、 このデータ切換手段の出力データより同期信号を検出す
    る同期検出手段と、 この同期検出手段で検出される同期信号に基づいてサー
    ボ基準信号を形成するサーボ基準信号形成手段と、 上記データ切換手段の出力データよりクロックを検出す
    るクロック検出手段と、 上記データ切換手段の出力データよりビデオデータの有
    無を検出するデータ検出手段と、 このデータ検出手段でビデオデータが検出されるときは
    上記クロック検出手段で検出されるクロックを選択する
    と共に、ビデオデータが検出されないときは内部クロッ
    クを選択するクロック切換手段とを備え、 上記同期検出手段は上記クロック切換手段より出力され
    るクロックを使用し、 再生または記録の動作前に一定期間上記データ切換手段
    で上記第2のディジタルデータを選択することを特徴と
    する請求項1記載のVTR装置。
  3. 【請求項3】 外部より供給されるシリアル形式のディ
    ジタルビデオデータをパラレル形式の第1のディジタル
    ビデオデータに変換するシリアル/パラレル変換手段
    と、 このシリアル/パラレル変換手段より出力される上記第
    1のディジタルビデオデータと内部で発生されるパラレ
    ル形式の第2のディジタルビデオデータを切り換えるデ
    ータ切換手段と、 上記データ切換手段の出力データより同期信号を検出す
    る同期検出手段と、 この同期検出手段で検出される同期信号に基づいてサー
    ボ基準信号を形成するサーボ基準信号形成手段と、 上記外部より供給されるシリアル形式のディジタルビデ
    オデータよりクロックを検出するクロック検出手段と、 上記外部より供給されるシリアル形式のディジタルデー
    タの有無を検出するデータ検出手段と、 上記データ検出手段でビデオデータが検出されるときは
    上記クロック検出手段で検出されるクロックを選択する
    と共に、ビデオデータが検出されないときは内部クロッ
    クを選択するクロック切換手段とを備え、 上記同期検出手段は上記クロック切換手段より出力され
    るクロックを使用し、 再生または記録の動作前に一定期間上記データ切換手段
    で第2のディジタルビデオデータを選択することを特徴
    とする請求項1記載のVTR装置。
  4. 【請求項4】 上記同期検出手段は、入力ビデオデータ
    がなくなってもクロックが供給されている限り周期的に
    同期信号を出力し続けるフライホイール機能を有するこ
    とを特徴とする請求項2または3記載のVTR装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7194194B2 (en) 1995-09-29 2007-03-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and an apparatus for reproducing bitstream having non-sequential system clock data seamlessly therebetween
JP2015119369A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 キヤノン株式会社 画像通信装置及びその制御方法とプログラム

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