JPH07292390A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JPH07292390A JPH07292390A JP12564994A JP12564994A JPH07292390A JP H07292390 A JPH07292390 A JP H07292390A JP 12564994 A JP12564994 A JP 12564994A JP 12564994 A JP12564994 A JP 12564994A JP H07292390 A JPH07292390 A JP H07292390A
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- Japan
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- organic solvent
- cleaning
- agent composition
- cleaning agent
- component
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】水溶性の芳香性にすぐれたしかも安全でスピィ
ディにあらゆる汚れ成分を分解することができると共に
微生物細菌類を除去することも可能な天然素材中心の洗
浄剤を提供する。 【構成】親水性界面活性剤と親水性有機溶剤の中に(C
5 H8)をベースとしたイソプレン構造の天然抽出物
を充分なる芳香性と洗浄力を有するように含ませて併せ
て当該構成に安定なる殺菌剤を併有した水系の洗浄剤組
成物。 【効果】安全性の大きなスピィディにあらゆる汚れを除
去し、後処理の簡便なそして快適なる芳香性を有し衛生
理念も具え、一般家庭用の洗浄からOA機器FA機器郊
外レジャー用具建築医療サービス提供業の分野で巾広く
便利に手軽に利用できる。
ディにあらゆる汚れ成分を分解することができると共に
微生物細菌類を除去することも可能な天然素材中心の洗
浄剤を提供する。 【構成】親水性界面活性剤と親水性有機溶剤の中に(C
5 H8)をベースとしたイソプレン構造の天然抽出物
を充分なる芳香性と洗浄力を有するように含ませて併せ
て当該構成に安定なる殺菌剤を併有した水系の洗浄剤組
成物。 【効果】安全性の大きなスピィディにあらゆる汚れを除
去し、後処理の簡便なそして快適なる芳香性を有し衛生
理念も具え、一般家庭用の洗浄からOA機器FA機器郊
外レジャー用具建築医療サービス提供業の分野で巾広く
便利に手軽に利用できる。
Description
【0001】〔産業上の利用分野〕本発明は水溶性の自
然なる芳香性にすぐれた人の皮膚や環境に悪影響を与え
ないしかも洗浄力も卓越した洗浄剤組成物に関するもの
である。特にテルペン系のオレンジ、レモンなどのかん
きつ系の芳香を有するそれ自体が洗浄力成分であり且つ
水溶性にすぐれた家庭内の一般洗浄用事務用機器、住宅
設備、電化製品、などの分野において快適にスピーディ
に満足の大きな結果をもたらすことができる洗浄剤組成
物を提供するものである。
然なる芳香性にすぐれた人の皮膚や環境に悪影響を与え
ないしかも洗浄力も卓越した洗浄剤組成物に関するもの
である。特にテルペン系のオレンジ、レモンなどのかん
きつ系の芳香を有するそれ自体が洗浄力成分であり且つ
水溶性にすぐれた家庭内の一般洗浄用事務用機器、住宅
設備、電化製品、などの分野において快適にスピーディ
に満足の大きな結果をもたらすことができる洗浄剤組成
物を提供するものである。
【0002】〔従来の技術〕従来から家庭用の住宅洗浄
剤にしろ事務用(清掃業として使用する場合及び一般産
業分野で自家消費される物)洗浄剤にしろアルカリ性
(PH10〜13)を前提にして界面活性剤を大量に含
んだものか水溶性の有機溶剤を含んだもの及びテルペン
系溶剤を主成分とするものも水分散型エマルジョンタイ
プや芳香剤的含有数量で設計されているものなどそれぞ
れ一長一短があり便宜性、安全性、洗浄性能、環境保全
性、価格的有物性(物流在庫のコストの低減も含む)な
どすべてを満足するものはなかった。とりわけ安全性環
境保全性を無視(軽視)した商品は今後発展性が望めな
く必然的に代用品の開発が要求されている。
剤にしろ事務用(清掃業として使用する場合及び一般産
業分野で自家消費される物)洗浄剤にしろアルカリ性
(PH10〜13)を前提にして界面活性剤を大量に含
んだものか水溶性の有機溶剤を含んだもの及びテルペン
系溶剤を主成分とするものも水分散型エマルジョンタイ
プや芳香剤的含有数量で設計されているものなどそれぞ
れ一長一短があり便宜性、安全性、洗浄性能、環境保全
性、価格的有物性(物流在庫のコストの低減も含む)な
どすべてを満足するものはなかった。とりわけ安全性環
境保全性を無視(軽視)した商品は今後発展性が望めな
く必然的に代用品の開発が要求されている。
【0003】〔発明が解決しようとする課題〕上記の実
情に鑑みて従来のいくつかの諸問題を個々に検討し本発
明を見い出したものである。即ち (1)アルカリ性が強力で使用原料は苛性ソーダ、アン
モニア、アミン、珪酸塩、苛性カリ、などを少なからず
含んでいるためPHが高く(11〜)皮膚刺激など人体
への被害や設備器具への損傷の懸念が存在する。 (2)界面活性剤を多量に含んだものは二次処理が面倒
であり水の使用量も多くなり水を嫌う分野(電化製品、
木製品、調度品、通信器具など)には不向きである。 (3)有機溶剤(例えばエタノール、メタノール、ブチ
ルグリコール、ブチルジグリコール、DMF、DMA
C、メチル−2ピロリドン、プロピレングリコールな
ど)を含むものはその配合量を多くしなければ汚れを溶
解する力に限度があり又安全性におい容器への適合性な
どの不安がある。 (4)α−ピネン、D−リモネン、ミルセン、などの植
物テルペノイド系成分は疎水性であり又芳香臭が大きく
乳化剤の併有、親水性汚物(泥、塵芥、煤煙、ミネラル
物質など)には効果がないばかりか排水後の所謂油汚染
を誘発する可能性も大きい。 (5)公衆衛生思想の向上と相まって洗浄剤の中に有効
なる殺菌剤を含有させることが前提となる場合前記
(1)〜(4)の方法では使用される殺菌剤が限られ
る。又安全性及び商品としての安定性に大きな不安を抱
えなければならない。
情に鑑みて従来のいくつかの諸問題を個々に検討し本発
明を見い出したものである。即ち (1)アルカリ性が強力で使用原料は苛性ソーダ、アン
モニア、アミン、珪酸塩、苛性カリ、などを少なからず
含んでいるためPHが高く(11〜)皮膚刺激など人体
への被害や設備器具への損傷の懸念が存在する。 (2)界面活性剤を多量に含んだものは二次処理が面倒
であり水の使用量も多くなり水を嫌う分野(電化製品、
木製品、調度品、通信器具など)には不向きである。 (3)有機溶剤(例えばエタノール、メタノール、ブチ
ルグリコール、ブチルジグリコール、DMF、DMA
C、メチル−2ピロリドン、プロピレングリコールな
ど)を含むものはその配合量を多くしなければ汚れを溶
解する力に限度があり又安全性におい容器への適合性な
どの不安がある。 (4)α−ピネン、D−リモネン、ミルセン、などの植
物テルペノイド系成分は疎水性であり又芳香臭が大きく
乳化剤の併有、親水性汚物(泥、塵芥、煤煙、ミネラル
物質など)には効果がないばかりか排水後の所謂油汚染
を誘発する可能性も大きい。 (5)公衆衛生思想の向上と相まって洗浄剤の中に有効
なる殺菌剤を含有させることが前提となる場合前記
(1)〜(4)の方法では使用される殺菌剤が限られ
る。又安全性及び商品としての安定性に大きな不安を抱
えなければならない。
【0004】〔課題を解決するための手段〕本発明者は
これらの諸問題を解決する方法としてまず親水性の有機
溶剤、就中グリコールエーテル系及びピロリドン系又は
アルコール系有機溶剤に(C5H8)を骨格とするテル
ペノイド系有機溶剤をHLBが7以上の界面活性剤を併
用することによってこれを水に少なく共上記3分の1以
上含有させて透明な水溶液となるように設計しPHを7
〜12に調整したものが最適であることを見い出して本
発明に至ったものである。更にこれらに殺菌剤を含有さ
せれば極めて安定な殺菌性洗浄剤になることも判明した
のである。本発明で使用する各成分について説明する親
水性有機溶剤はメタノール、エタノール、プロパノー
ル、フエノキシエタノール、ベンジルアルコール、メト
キシブタノール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシ
レングリコール、N−メチル−2ピロリドン、1,3−
ジメチル2−イミダゾリジノン、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、プルピレングリコールモノエチルエーテル、プ
ルピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、トリエタノールアミン、
モノエタノールアミン、モノイソプルパノールアミン、
ジオキサン、テトロヒドロフラン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、酢酸イソアミル、メチルエ
チルケトン、などがあげられるが特にグリコールエーテ
ル系、低級アルコール系、ピロリドン誘導体が好まし
い。何故ならこれらの溶剤は刺激臭も少なく又特有の洗
剤ベースのにおいも気にならないし残香性も少ない。と
くにイソプレン系のテルペノイドと前者100重量部に
対して後者30〜0,3重量部を配合したものが好都合
である。C5H8の骨格を有するイソプレン系のテルペ
ノイドとしてはD−リモネンl−リモネン、α−ピネ
ン、β−ピネン、ミルセン、ターピノーレン、テルペン
アルコール、ターピネオール、テレビンオイル、ジペン
テン、セスキテルペン、などが代表的にあげられ必要に
応じて2種以上併用することを妨げない。又親水性界面
活性剤としてはHLBが7以上として知られたもの例え
ばポリオキシエチレン(EO:7〜25モル)アルキル
(C8〜C18)フェノールエーテル、アルキル脂肪酸
(C8〜C18)ジエタノールアミド、ポリオキシエチ
レン(EO:2〜10)アルキル(C8〜C18)モノ
エタノールアミド、硬化ヒマシ油(EO:8〜130モ
ル)付加物、ポリオキシエチレン(EO:7〜25モ
ル)アルキル(C8〜C18)脂肪酸エーテル、ポリオ
キシエチレン(EO:7〜25)ソルビタン脂肪酸エス
テル(C8〜C18)アルキルグルコキシド(C8〜C
18)、アルキル(C8〜C18)、アミンオキシド、
ポリオキシエチレン(EO:7〜25)脂肪酸、アルキ
シ脂肪酸(C8〜C18)、グリセリンエステル、など
のノニオン系、アルファオレフィンスルホン酸ソーダ、
アルキルスルホン酸ソーダ(C8〜C18)直鎖アルキ
ルベンゼンスルフォン酸ソーダ、アルキル脂肪酸ソーダ
(C8〜C18)ジアルキル(スルホコハク酸ソー
ダ)、アルキル(C8〜C18)、ジフェニルエーテル
ジスルホン酸ソーダなどのアニキン系アルキル(C8〜
C18)ベタイン、アルキル(C8〜C18)、イミダ
ゾリニウムベタイン、アルキル(C8〜C18)アミ
ド、プロピルベタインなどの両性系などがあげられる。
又ある種のカチオン界面活性剤や両面活性剤は殺菌剤と
しての両用目的で配合される。例えば塩化ベンザルコニ
ユウム.塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニュウ
ムなどが代表である。これらの界面活性剤は多く共20
%までの含有を良とする。何故ならばこれ以上であると
可溶化力は有効なるもベトツキや八方性をいたずらに増
加しかえって本来の洗浄力は必ずしも上昇しないより好
ましくは1,5〜10%である。そして本発明の組成物
はPHファクターを重要項として設計しなければならな
い。7〜12、より好ましくは8,5〜11が安全性組
成物の安定性又法律上の液性への配慮などから有利であ
る。PHの調整用の物質としては苛性ソーダ、苛性カ
リ、アルキルアミン、モルホリン、アルカノールアミン
(PH上昇)、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、グリコール
酸、グルコン酸、硫酸、塩酸、酒石酸、塩化アンモニュ
ーム、リン酸(PH下降)などが使用できる。この場合
PHの安定性を担持するためのバッファ剤.例えばEV
TA−4na、EDTA−2na、グルコン酸ソーダ、
硫酸水素カリウム、硫酸アルミニュウムカリウム、ロッ
シエル塩、NTA、第2リン酸ソーダ、珪酸カリウム、
硫酸マグネシュウム、重炭酸ソーダ、乳酸ソーダ、炭酸
カリウム、などを0,02〜3%の範囲で含有させるこ
ともできる。これらの電解質の配合によって不溶化力が
妨げられる場合はリグニンスルホン酸ソーダ、尿素、キ
シレンスルホン酸ソーダ、プロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール(#200〜600)、ヘキシレン
グリコール、ジプロピレングリコール、トルエンスルホ
ン酸ソーダ、2−エチルヘキシルスルホン酸ソーダ、ク
メンスルホン酸ソーダ、などを併用する場合がある。
(可溶化−透明化を確保する)本発明は第4の成分とし
て殺菌剤の加入が重要な部分である。殺菌剤は界面活性
剤としての共有成分として使用されるものの外アルカリ
サイドで安定で且つ忌避配合が制約されるもの以外は殆
どのものが流用できる。前者のものとしてはドデジルジ
アミノエチルグリシン塩酸塩、塩化ベンゼトニウム、ウ
ンデシレン酸モノエタノールアミド、ラウロイルザルコ
シンナトリウム、塩化ベンザルコニウム、ドデシルトリ
メチルアンモニウムクロライド、ポリオクチルーポリア
ミノエチルグリシン、ジデシルジメチルアンモニウムク
ロライド、などが代表的であり又殺菌剤として化粧品石
けんなどに常用されているものとして例えばヒビテング
ルコネートR、イソプロピルメチルフェノール、塩酸ジ
フエンヒドラミン、トリクロロカルバニリド、パラクロ
ルメタキシレノール、臭化ドミフェン.ウンデシレン酸
亜鉛、クロロブタノール、ハロカルバン、臭化アルキル
イソキノリニウム、ヘキサクロロフェン、トリプロムサ
リチルアニリド、などがあげられる。特に合理的組み合
わせは第4級アンモニウム系カチオン又は両性グリシン
系の界面活性剤の使用である。それ以外のものでは多く
は水不溶性であり有機溶剤に予め溶解処理しなければな
らない。必要によってはBHT、BHA、dl−αトコ
フェロール、アスコルビン酸、などの酸化防止剤を添加
されることもある。配合量はそれぞれの物質によって異
なるが大むね0,02〜2%の範囲から選ばれる。これ
らの物質の水溶液として構成される本発明の洗浄剤組成
物はPET.PVC、PE、アクリル系、PP、などの
プラスチックボトルに収納されトリガー、スプレー(ミ
ストタイプ)、の形で又ティッシュ、NWF、などに含
浸させてワンパック(1包)したものあるいは必要に応
じて水で希釈して用いる徳用タイプとして利用される。
特に用途の注目すべきは最近のOA、FA、HAブー
ム、マスメディア、通信技術の発展と安全衛生の向上が
相まって事務用器具、通信機器、電化製品の静電気防
止、除菌、除臭、清浄などのメインテナンス(手入れ)
として広く利用することができる。次に本発明の代表的
な実施例を示す
これらの諸問題を解決する方法としてまず親水性の有機
溶剤、就中グリコールエーテル系及びピロリドン系又は
アルコール系有機溶剤に(C5H8)を骨格とするテル
ペノイド系有機溶剤をHLBが7以上の界面活性剤を併
用することによってこれを水に少なく共上記3分の1以
上含有させて透明な水溶液となるように設計しPHを7
〜12に調整したものが最適であることを見い出して本
発明に至ったものである。更にこれらに殺菌剤を含有さ
せれば極めて安定な殺菌性洗浄剤になることも判明した
のである。本発明で使用する各成分について説明する親
水性有機溶剤はメタノール、エタノール、プロパノー
ル、フエノキシエタノール、ベンジルアルコール、メト
キシブタノール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシ
レングリコール、N−メチル−2ピロリドン、1,3−
ジメチル2−イミダゾリジノン、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、プルピレングリコールモノエチルエーテル、プ
ルピレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、トリエタノールアミン、
モノエタノールアミン、モノイソプルパノールアミン、
ジオキサン、テトロヒドロフラン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、酢酸イソアミル、メチルエ
チルケトン、などがあげられるが特にグリコールエーテ
ル系、低級アルコール系、ピロリドン誘導体が好まし
い。何故ならこれらの溶剤は刺激臭も少なく又特有の洗
剤ベースのにおいも気にならないし残香性も少ない。と
くにイソプレン系のテルペノイドと前者100重量部に
対して後者30〜0,3重量部を配合したものが好都合
である。C5H8の骨格を有するイソプレン系のテルペ
ノイドとしてはD−リモネンl−リモネン、α−ピネ
ン、β−ピネン、ミルセン、ターピノーレン、テルペン
アルコール、ターピネオール、テレビンオイル、ジペン
テン、セスキテルペン、などが代表的にあげられ必要に
応じて2種以上併用することを妨げない。又親水性界面
活性剤としてはHLBが7以上として知られたもの例え
ばポリオキシエチレン(EO:7〜25モル)アルキル
(C8〜C18)フェノールエーテル、アルキル脂肪酸
(C8〜C18)ジエタノールアミド、ポリオキシエチ
レン(EO:2〜10)アルキル(C8〜C18)モノ
エタノールアミド、硬化ヒマシ油(EO:8〜130モ
ル)付加物、ポリオキシエチレン(EO:7〜25モ
ル)アルキル(C8〜C18)脂肪酸エーテル、ポリオ
キシエチレン(EO:7〜25)ソルビタン脂肪酸エス
テル(C8〜C18)アルキルグルコキシド(C8〜C
18)、アルキル(C8〜C18)、アミンオキシド、
ポリオキシエチレン(EO:7〜25)脂肪酸、アルキ
シ脂肪酸(C8〜C18)、グリセリンエステル、など
のノニオン系、アルファオレフィンスルホン酸ソーダ、
アルキルスルホン酸ソーダ(C8〜C18)直鎖アルキ
ルベンゼンスルフォン酸ソーダ、アルキル脂肪酸ソーダ
(C8〜C18)ジアルキル(スルホコハク酸ソー
ダ)、アルキル(C8〜C18)、ジフェニルエーテル
ジスルホン酸ソーダなどのアニキン系アルキル(C8〜
C18)ベタイン、アルキル(C8〜C18)、イミダ
ゾリニウムベタイン、アルキル(C8〜C18)アミ
ド、プロピルベタインなどの両性系などがあげられる。
又ある種のカチオン界面活性剤や両面活性剤は殺菌剤と
しての両用目的で配合される。例えば塩化ベンザルコニ
ユウム.塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニュウ
ムなどが代表である。これらの界面活性剤は多く共20
%までの含有を良とする。何故ならばこれ以上であると
可溶化力は有効なるもベトツキや八方性をいたずらに増
加しかえって本来の洗浄力は必ずしも上昇しないより好
ましくは1,5〜10%である。そして本発明の組成物
はPHファクターを重要項として設計しなければならな
い。7〜12、より好ましくは8,5〜11が安全性組
成物の安定性又法律上の液性への配慮などから有利であ
る。PHの調整用の物質としては苛性ソーダ、苛性カ
リ、アルキルアミン、モルホリン、アルカノールアミン
(PH上昇)、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、グリコール
酸、グルコン酸、硫酸、塩酸、酒石酸、塩化アンモニュ
ーム、リン酸(PH下降)などが使用できる。この場合
PHの安定性を担持するためのバッファ剤.例えばEV
TA−4na、EDTA−2na、グルコン酸ソーダ、
硫酸水素カリウム、硫酸アルミニュウムカリウム、ロッ
シエル塩、NTA、第2リン酸ソーダ、珪酸カリウム、
硫酸マグネシュウム、重炭酸ソーダ、乳酸ソーダ、炭酸
カリウム、などを0,02〜3%の範囲で含有させるこ
ともできる。これらの電解質の配合によって不溶化力が
妨げられる場合はリグニンスルホン酸ソーダ、尿素、キ
シレンスルホン酸ソーダ、プロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール(#200〜600)、ヘキシレン
グリコール、ジプロピレングリコール、トルエンスルホ
ン酸ソーダ、2−エチルヘキシルスルホン酸ソーダ、ク
メンスルホン酸ソーダ、などを併用する場合がある。
(可溶化−透明化を確保する)本発明は第4の成分とし
て殺菌剤の加入が重要な部分である。殺菌剤は界面活性
剤としての共有成分として使用されるものの外アルカリ
サイドで安定で且つ忌避配合が制約されるもの以外は殆
どのものが流用できる。前者のものとしてはドデジルジ
アミノエチルグリシン塩酸塩、塩化ベンゼトニウム、ウ
ンデシレン酸モノエタノールアミド、ラウロイルザルコ
シンナトリウム、塩化ベンザルコニウム、ドデシルトリ
メチルアンモニウムクロライド、ポリオクチルーポリア
ミノエチルグリシン、ジデシルジメチルアンモニウムク
ロライド、などが代表的であり又殺菌剤として化粧品石
けんなどに常用されているものとして例えばヒビテング
ルコネートR、イソプロピルメチルフェノール、塩酸ジ
フエンヒドラミン、トリクロロカルバニリド、パラクロ
ルメタキシレノール、臭化ドミフェン.ウンデシレン酸
亜鉛、クロロブタノール、ハロカルバン、臭化アルキル
イソキノリニウム、ヘキサクロロフェン、トリプロムサ
リチルアニリド、などがあげられる。特に合理的組み合
わせは第4級アンモニウム系カチオン又は両性グリシン
系の界面活性剤の使用である。それ以外のものでは多く
は水不溶性であり有機溶剤に予め溶解処理しなければな
らない。必要によってはBHT、BHA、dl−αトコ
フェロール、アスコルビン酸、などの酸化防止剤を添加
されることもある。配合量はそれぞれの物質によって異
なるが大むね0,02〜2%の範囲から選ばれる。これ
らの物質の水溶液として構成される本発明の洗浄剤組成
物はPET.PVC、PE、アクリル系、PP、などの
プラスチックボトルに収納されトリガー、スプレー(ミ
ストタイプ)、の形で又ティッシュ、NWF、などに含
浸させてワンパック(1包)したものあるいは必要に応
じて水で希釈して用いる徳用タイプとして利用される。
特に用途の注目すべきは最近のOA、FA、HAブー
ム、マスメディア、通信技術の発展と安全衛生の向上が
相まって事務用器具、通信機器、電化製品の静電気防
止、除菌、除臭、清浄などのメインテナンス(手入れ)
として広く利用することができる。次に本発明の代表的
な実施例を示す
【0005】〔実施例−1〕次の配合内容の組成物を作
り安定性、洗浄力、外観、経時安定性などを検討した。
り安定性、洗浄力、外観、経時安定性などを検討した。
【表−1】
【0006】(脚注)−1低温安定性 :−20°C3ケ月〜常温での凍結−解凍く
り返してニゴリ、分離その他外観に異常があるか否か におい:5人のモニターによってn=3でランダムにテ
ストを行いその過半数をまとめた 洗浄力(イ):塩ビプレートに(15mm硬質)修正液
(白)を塗布し常温で24HRS放置し各品をスプレー
してナイロンクロスで10秒後にふきとった後の外観を
鏡察する(n=3) 洗浄力(ロ):SUS316のステンレスプレートに
(8mm)家庭用塗料(ウレタン変性水性タイプ)を塗
布し常温で7日間放置し各品をふきつけ30秒後綿クロ
スでふきとったときの外観を観察する。判定法は(イ)
と同じ(n=3)洗浄力(ハ) :硬質メラミンプレート上にカーボンブラ
ック→モノオレイン→スクワラン→タール色素(赤色2
13号)→酢酸ビニールポリマー(MW:2万)→クロ
ロホルムとトルエンの溶媒にとかし1分後のフイルム形
成膜を造り1週間養生後各品を塗りつけ60秒後ナイロ
ンクロスでふきとり外観を観察する。判定法は(イ)と
同じ(n=3)除菌力 :(イ)大腸菌(Eschericahia C
oli−0−125) (ロ)黄色ブドウ球菌(Staphyo coccus
aureus ST−331) (ハ)緑脳菌(Pseudomonas Fluore
scens) (ニ)チフス菌(Salmonella typhos
a) (最終発育阻止濃度PPm)
り返してニゴリ、分離その他外観に異常があるか否か におい:5人のモニターによってn=3でランダムにテ
ストを行いその過半数をまとめた 洗浄力(イ):塩ビプレートに(15mm硬質)修正液
(白)を塗布し常温で24HRS放置し各品をスプレー
してナイロンクロスで10秒後にふきとった後の外観を
鏡察する(n=3) 洗浄力(ロ):SUS316のステンレスプレートに
(8mm)家庭用塗料(ウレタン変性水性タイプ)を塗
布し常温で7日間放置し各品をふきつけ30秒後綿クロ
スでふきとったときの外観を観察する。判定法は(イ)
と同じ(n=3)洗浄力(ハ) :硬質メラミンプレート上にカーボンブラ
ック→モノオレイン→スクワラン→タール色素(赤色2
13号)→酢酸ビニールポリマー(MW:2万)→クロ
ロホルムとトルエンの溶媒にとかし1分後のフイルム形
成膜を造り1週間養生後各品を塗りつけ60秒後ナイロ
ンクロスでふきとり外観を観察する。判定法は(イ)と
同じ(n=3)除菌力 :(イ)大腸菌(Eschericahia C
oli−0−125) (ロ)黄色ブドウ球菌(Staphyo coccus
aureus ST−331) (ハ)緑脳菌(Pseudomonas Fluore
scens) (ニ)チフス菌(Salmonella typhos
a) (最終発育阻止濃度PPm)
【0007】〔実施例−2〕次の処方を試作し同様の試
験を行った
験を行った
【表−2】
【0008】(脚注)−2 安定性.洗浄力.においの評価法は実施例−1と同じ
【0009】〔発明の効果〕以上のように本発明組成物
は性能、におい、安定性、外観、除菌力、など総合面で
従来のものあるいは該当物を1つでも欠くものと比し格
段の効果を有し一般家庭用から広く産業用まで洗浄、衛
生、快適、便利、安全、を具備したものとして利用でき
る。
は性能、におい、安定性、外観、除菌力、など総合面で
従来のものあるいは該当物を1つでも欠くものと比し格
段の効果を有し一般家庭用から広く産業用まで洗浄、衛
生、快適、便利、安全、を具備したものとして利用でき
る。
Claims (2)
- 【請求項1】イソプレン骨格(C5H8)を最小単位と
して構成される炭素数C=10のモノテルペンからC=
15のセスキテルペン及び親水性の界面活性剤並びに親
水性有機溶剤を必須成分となしてPHが7〜12に調整
したことを特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項2】イソプレン骨格(C5H8)を最小単位と
して構成される炭素数C=10のモノテルペンからC=
15のセスキテルペン及び親水性の界面活性剤並びに親
水性有機溶剤を必須成分となしてこれに殺菌剤を含みP
Hが7〜12に調整したことを特徴とする洗浄剤組成
物。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12564994A JPH07292390A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12564994A JPH07292390A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07292390A true JPH07292390A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14915249
Family Applications (1)
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JP12564994A Pending JPH07292390A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH07292390A (ja) |
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1994
- 1994-04-28 JP JP12564994A patent/JPH07292390A/ja active Pending
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