JPH07291Y2 - 印刷枚数検出装置 - Google Patents

印刷枚数検出装置

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JPH07291Y2
JPH07291Y2 JP1988139198U JP13919888U JPH07291Y2 JP H07291 Y2 JPH07291 Y2 JP H07291Y2 JP 1988139198 U JP1988139198 U JP 1988139198U JP 13919888 U JP13919888 U JP 13919888U JP H07291 Y2 JPH07291 Y2 JP H07291Y2
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JP
Japan
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cylinder
signal
printing
count
sheets
Prior art date
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JP1988139198U
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JPH0259935U (ja
Inventor
裕光 沼内
良朗 畠山
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Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は印刷枚数検出装置に関し、印刷した枚葉紙の枚
数を正確にカウントできるように企図したものである。
<従来の技術> 紙幣やその他の有価証券等を印刷する印刷機の一つとし
て、一本の集合ゴム胴の周囲に複数の部分版胴をサテラ
イト状に配置し、この集合ゴム胴に転接する集合版胴を
介して一度に多色刷りするザンメル印刷機が知られてい
る。このような形式の印刷では、模様の画線の色が途中
から変化し、しかも刷り合わせ狂いが全くない独特な印
刷物を得ることが可能である。
かかるザンメル印刷機の一例の概略構造を第5図に示
す。同図に示すように、印刷ユニット部1のフレームに
は、集合ゴム胴2と圧胴3とが相隔ててそれぞれ軸支さ
れている。集合ゴム胴2の周囲には、複数本(図示例で
は三本)の部分版胴4と一本の集合版胴5とがサテライ
ト状に配置され、それぞれ集合ゴム胴2に転接状態とな
っている。各部分版胴4には複数のインキ装置6がそれ
ぞれ連結され、これによって印刷インキはこれら部分版
胴4へ供給される。又、圧胴3と集合版胴5との間には
これらに同時に転接するゴム胴7が配置され、このゴム
胴7と圧胴3との間に図示しない給紙装置により枚葉紙
が次々と送り込まれて印刷がなされる。そして、印刷済
みの枚葉紙は圧胴3の直下に位置する排紙胴8に巻き掛
けられたチェーンのグリッパに把持され、デリバリー部
9に送られ、印刷された枚葉紙10が積み重ねられる。
ゴム胴7は、シートパス状態(印刷中)では胴入されて
集合版胴(および圧胴3に圧接して印圧を発生し、フィ
ーダ停止などでシートストップ状態(非印刷時)になる
と胴抜されて摺動版胴5及び圧胴3から離れ印圧を解除
する。
このような印刷機では、一般に、印刷枚数を次のように
してカウントしている。即ち、ゴム胴7が胴入されると
ハイレベル(H)となる胴入信号と、印刷機が1回転し
て1枚の印刷が行なわれる毎に出力されるハイレベル信
号である印刷タイミング信号とをアンド(AND)演算
し、演算したアンド出力信号(ハイレベル信号)をカウ
ントし、このカウント値を印刷枚数としていた。上記印
刷タイミング信号は、印刷ユニット1の見当部に設けた
タイミングスイッチから出力される。このタイミングス
イッチとしては、カムとリミットスイッチで構成したも
のや、透過型光スイッチで構成したものが使われる。
ところで、印刷した枚葉紙10が、圧胴3から排紙チェー
ンのグリッパにくわえ替えられる際に落下してしまう
と、デリバリー部9に積み重ねた枚葉紙10の枚数と、上
述した手法によりアンド出力信号をカウントしたカウン
ト値とが異なってしまう。このようなカウントミスは、
厳密な枚数管理が要求される紙幣や証券を印刷するとき
には、大きな問題となる。
そこで、紙幣や証券を印刷するときには、デリバリー部
9に積み重ねた枚葉紙10を、人間が再びカウントした
り、別に設けたカウンタによりカウントしたりしてい
た。
<考案が解決しようとする課題> 上述したように従来では厳密な枚数管理をするときに
は、人間が枚葉紙10をカウントしたりカウンタを設けて
いた。よって、人間がカウントすると多大な時間がかか
り、また、カウンタを別途設けると設備費がアップする
とともに構成が煩雑になるという問題があった。
本考案は、上記従来技術に鑑み、正確で且つ簡単な構成
で、デリバリー部に積み重ねた枚葉紙の印刷枚数をカウ
ントすることのできる印刷枚数検出装置を提供するもの
である。
<課題を解決するための手段> 上記課題を達成する本考案は、搬送されてくる枚葉紙の
枚数を排紙胴とデリバリー部の間にてカウントし、しか
も、胴抜けして印刷が停止しても、印刷ユニット部から
デリバリー部までの間にある枚葉紙がすべてデリバリー
部に搬送されるまで、枚葉紙のカウントを続けること
を、その要旨とする。
<実施例> 以下に本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例である印刷枚数検出装置の回路
を示す、第2図はセンサの配置位置を示し、第3図は各
部の信号波形を示す。なお第2図において印刷機は第5
図に示すものと同じであり、同一部分には同一符号を付
している。
印刷枚数検出装置の胴検出部20は、胴着脱センサ21と胴
着脱検出回路22とで形成されている。そしてゴム胴7が
胴入されて印刷状態になると胴入信号fが出力され、ゴ
ム胴7が胴抜され印刷が停止されると胴入信号fの出力
が無くなる。
用紙検出部30は、投光器31と受光器32と用紙検出回路33
とで形成されており、投光器31及び受光器32はデリバリ
ー部9に設置されている。このため、デリバリー部9に
おいて枚葉紙10が投・受光器31,32間を通過すると、そ
のたびに用紙検出信号aを出力する。
カウントタイミング部40は、ロータリーエンコーダ41と
カウントタイミング回路42とで形成されている。ロータ
リーエンコーダ41は、集合版胴5及びゴム胴7が一回転
すると一回転するように設置されており、一回転する間
に1つのゼロ信号g(z)と多数のクロック信号g
(c)を出力する。カウントタイミング回路42は、ゼロ
信号g(z)の発生時点からクロック信号g(c)をカ
ウントし、カウント値が設定カウント値になったらカウ
ントタイミング信号dを出力する。
カウント許容部50は、シフト回路51とフリップフロップ
回路52とで形成されている。シフト回路51は、胴入信号
fがハイレベルからロウレベルに立ち下がった時点か
ら、カウントタイミング信号dの数をカウントし、その
カウント値が5になった時点でカウント停止信号hを出
力する。フリップフロップ回路52は、胴入信号fがセッ
ト端子Sに入力されると出力端子Qがハイレベルとなっ
てカウント許容信号bを出力し、カウント停止信号hが
リセット端子Rに入力されると出力端子Qがロウレベル
になりカウント許容信号bの出力が停止される。
カウント部60は、アンド回路61,62とカウンタ63とで形
成されている。
次に印刷の手順に沿い実施例の動作を説明する。
ゴム胴7を胴抜した状態で集合版胴5及びゴム胴7が回
転すると、エンコーダ41からゼロ信号g(z)及びクロ
ック信号g(c)が出力され、カウントタイミング回路
42からカウントタイミング信号dが出力される。
ゴム胴7を胴入すると(第3図の時刻t1、胴着脱検出回
路22から胴入信号fが出力されるとともに、フリップフ
ロップ回路52からカウント許容信号bが出力される。胴
入をすると印刷が開始される。
時刻t1からT1時間経過して時刻t2になると、最初に印刷
されて搬送されてきた先頭の枚葉紙10が、投・受光器3
1,32間を通過し、用紙検出回路33から用紙検出信号aが
出力される。このときすでにカウント許容信号bが出力
されているので、カウント許容信号bと用紙検出信号a
をアンド演算したアンド信号cが出力され、更にアンド
信号cとカウントタイミング信号dをアンド演算したカ
ウント信号eが出力される。以後しばらくは、枚葉紙10
が投・受光器31,32間を通過するたびに、上述したのと
同様にしてカウント信号eが出力され、このカウント信
号eがカウンタ63でカウントされる。
なお印刷した枚葉紙10が、印刷ユニット1からデリバリ
ー部9に搬送する途中で落下して、例えば時刻t3になっ
ても用紙が投・受光器31,32間を通過しないときには、
用紙検出信号aが出力されず、これによりカウント信号
eも出力されない。よって枚葉紙10がデリバリー部9に
達せず途中で落下したときには、その分のカウントは行
なわれない。
時刻t4においてゴム胴7を胴抜して印刷を停止すると、
胴入信号fがハイレベルからロウレベルになる。そうす
るとシフト回路51はこの時刻t4からカウントタイミング
信号dのカウントを開始する。なお、胴入信号fがロウ
レベルになってもカウント許容信号bは引き続きハイレ
ベルのままであるため、枚葉紙10が投・受光器31,32間
を通過するごとにカウント信号eが出力されてカウンタ
63がカウントする。
シフト回路51が、時刻t4からカウントタイミング信号d
のカウントをし、そのカウント値がカウント設定値
「5」になると(時刻t5)、シフト回路51はカウント停
止信号hを出力する。時刻t4で最後に印刷された枚葉紙
10は時刻t5になるとちょうど投・受光器31,32の間を通
過するようになっている。つまり最後に印刷された枚葉
紙10のカウントをしたところでカウント停止信号hが出
力されるようなタイミングとなるように、シフト回路51
のカウント設定値を決めている。
時刻t5でカウント信号hが出力されるためカウント許容
信号bがロウレベルとなり、以降はカウント信号eは出
力されなくなる。
このように本実施例では、 (i)枚葉紙10が途中で落下してデリバリー部9に達し
ないときにはその分のカウントが行なわれず、 (ii)印刷を停止しても、最後に印刷された枚葉紙10が
デリバリー部9に達するまではカウントが続行される。
よってカウンタ63でカウントしたカウント値は、デリバ
リー部9に積み重ねた枚葉紙10の数と正確に一致する。
なお第4図に示すように、胴刷、脱刷、用紙脱落を監視
するために、すでに投光器34及び受光器35を備えている
特殊印刷機では、第1図及び第2図に示した投・受光器
31,32の代わりに既設の投・受光器34,35を利用して枚数
検出をすることができる。ちなみに、胴刷とは胴入され
たにもかかわらず紙が供給されていない事態であり、脱
刷とは胴抜のまま供給される事態である。
<考案の効果> 以上実施例とともに具体的に説明したように本考案によ
れば、簡単な構造により印刷済の枚葉紙の枚数を自動的
に正確にカウントすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロック回路図、第2図
はセンサの配置状態を印刷機とともに示す構成図、第3
図は各部の信号波形を示す波形図、第4図はセンサの他
の配置状態を印刷機とともに示す構成図、第5図は印刷
機を示す構成図である。 図面中、 1は印刷ユニット部、9はデリバリー部、10は枚葉紙、
20は胴検出部、30は用紙検出部、40はカウントタイミン
グ部、50はカウント許容部、60はカウント部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枚葉紙を印刷ユニット部で印刷し、印刷し
    た枚葉紙をデリバリー部まで搬送して、デリバリー部で
    枚葉紙を積み重ねる印刷機に用いる印刷枚数検出装置で
    あって、 胴が入り印刷状態になったことならびに胴が抜け印刷停
    止状態になったことを検出する胴検出部と、 排紙胴からデリバリー部までの間に設けられ搬送されて
    くる枚葉紙を検出して検出するごとに用紙検出信号を出
    力する用紙検出部と、 胴入が検出された時点から、胴抜が検出された後に枚葉
    紙がすべてデリバリー部に搬送される時点まで、カウン
    ト許容信号を出力するカウント許容部と、 カウント許容信号が出力されている間に、用紙検出信号
    の数をカウントするカウント部と、を備えたことを特徴
    とする印刷枚数検出装置。
JP1988139198U 1988-10-27 1988-10-27 印刷枚数検出装置 Expired - Lifetime JPH07291Y2 (ja)

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JPH0259935U JPH0259935U (ja) 1990-05-01
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