JPH0729029A - 3次元ディジタル デファレンシャル アナライザを用いた並列アドレス発生装置 - Google Patents

3次元ディジタル デファレンシャル アナライザを用いた並列アドレス発生装置

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JPH0729029A
JPH0729029A JP17013293A JP17013293A JPH0729029A JP H0729029 A JPH0729029 A JP H0729029A JP 17013293 A JP17013293 A JP 17013293A JP 17013293 A JP17013293 A JP 17013293A JP H0729029 A JPH0729029 A JP H0729029A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2次元DDAを2段パイプライン接続し互い
に直交する平面で実行することにより、3次元DDAを
実現し並列処理も同時に実現する。 【構成】 2次元DDAを実行するアドレス発生回路1
1のアドレスにより3次元メモリ31からデータを直線
状に読み出し、ダブルバッファ構成である2段目の3次
元メモリ32及び33又は34及び35へ書き込み、2
段目の2次元DDA発生回路12又は13が前記3次元
メモリ32及び34又は35及び36へ与えるアドレス
により、前記3次元メモリ31と同様直線状にデータを
読み出しデータバス43に転送し、前記データバス43
に接続したマルチプレクサ61〜63がそれぞれアドレ
ス発生回路13〜15に従って、自分の担当する計算領
域のデータをフェッチしそれぞれプロセッサ70〜72
で処理することにより、連続的に3次元DDAを並列処
理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像処理において、
フレームメモリから3次元DDA変換されたデータを並
列に連続的に得る画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像処理において、フレームメモリか
ら3次元DDA変換されたデータを並列に連続的に得る
画像処理方法としては、例えば、以下の文献に示す3次
元ボクセルデータのレイ追跡法が挙げられる。
【0003】[1]A.Fujimoto,T.Tan
aka,K.Iwata,“ARTS:Acceler
ated Ray−Tracing System”,
IEEE Computer Graphics &
Application,6,4,pp.16−26
(April 1986) [2]張,曽,青木,「LCDDA法に基づいた光線追
跡用高速ボクセル追跡アルゴリズムとそのハードウェ
ア」,信学論(DII),J74−D−II,6,pp.7
08−717(1991) [3]田山,清水,千葉,太田原,「切り出し立体画像
を高速に生成するボクセル追跡法」,信学論(DII),
J72−D−II,9,pp.1332−1340(19
89) [1]は3次元DDA(以下3D−DDA)を直交する
2平面の2次元DDA(以下2D−DDA)で実現する
方法である。また[2]−[3]は3D−DDAをボク
セル空間の中で抜けを生じさせない高速レイ追跡アルゴ
リズムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、リアルタイム動作を実現する為にマルチプロ
セッサ方法へ適用しようとすると、メモリ・プロセッサ
間に多段スイッチを設ける、または高速バスを設けデー
タ衝突をなるべく生じさせないプロトコルを用いるとい
う特別な工夫が必要となる。
【0005】本発明の目的は、リアルタイムのボリュー
ムレンダリングを実現するために、3次元ボクセルメモ
リからデータを読み出すに当たって、任意方向のレイ追
跡を3次元メモリから抜けが生じないように連続的に実
行し、かつ並列にデータ処理する3次元DDA画像処理
方法を提供することにある。
【0006】
【発明を解決するための手段】
1.2D−DDAアドレスを計算する第1の2D−DD
Aアドレス発生回路と、前記第1の2D−DDAアドレ
ス発生回路が計算した2D−DDAアドレス点座標を通
り前記第1の2D−DDAアドレス発生回路の計算領域
である2次元平面に垂直な軸に沿った3次元空間内の直
線上データを単一読み出しサイクル又は数読み出しサイ
クルかかって書き込み又は読み出すことが可能な構成で
ある第1の3次元メモリと、前記第1の3次元メモリと
同様直線状にデータ書き込みと読み出しが可能な前記第
1の3次元メモリと同サイズで2台1組からなりかつダ
ブルバッファ動作可能とする2組構成で前記第1の3次
元メモリから読み出したデータを読み込むよう接続され
た第2の3次元メモリと、前記第1の3次元メモリから
直線状に読み出されデータを前記第2の3次元メモリへ
ダブルバッファ動作で書き込みと読み込みが可能でかつ
前記第2の3次元メモリから直線状に読み出されるデー
タを転送する3本のデータバスと、前記第2の3次元メ
モリ各組用に2次元アドレスを計算するそれぞれ1台の
計2台の第2の2D−DDAアドレス発生回路と、前記
第2の3次元メモリから読み出しサイクル毎にパイプラ
インで読み出される直線状のデータの列に対し、前記デ
ータの列からデータを個別に選択するアドレス発生回路
および前記選択されたデータに対しデータ処理する汎用
プロセッサを内蔵するプロセッサモジュールが複数台か
らなりかつ全て前記データバスに並列に接続して同時前
記データバスからデータを読み出し並列に同時動作可能
なマルチプロセッサモジュールからなり、2D−DDA
の2段従属接続によるパイプライン構成で3D−DDA
を並列計算することを特徴とする。
【0007】2.2D−DDAアドレスを計算する2台
の第1の2D−DDAアドレス発生回路と、前記第1の
2D−DDAアドレス発生回路が計算した2D−DDA
アドレス点座標を通り前記第1の2D−DDAアドレス
発生回路の計算領域である2次元平面に垂直な軸に沿っ
た3次元空間データを単一読み出しサイクル又は数読み
出しサイクルかかって並列に書き込みと読み出す構成で
かつ前記2台の第1の2D−DDAアドレス発生回路に
それぞれが接続し、予め全体の3次元データからオクト
リー分割法やボクセル分割法と呼ばれる3次元データか
らデータの存在する場所からデータを抽出するアルゴリ
ズムによって、抽出したデータが連続的に入力される場
合に、ダブルバッファ動作可能とするために2台1組で
構成された第1の3次元メモリと、前記第1の3次元メ
モリと同様直線状にデータ書き込みと読み出しが可能な
前記第1の3次元メモリと同サイズで2台1組からなり
かつダブルバッファ動作可能とするため2組構成で前記
第1の3次元メモリから読み出したデータを読み込むよ
う接続された第2の3次元メモリと、前記第1の3次元
メモリから直線状に読み出されデータを前記第2の3次
元メモリへダブルバッファ動作で書き込みと読み込みが
可能でかつ前記第2の3次元メモリから直線状に読み出
されるデータを転送する3本のデータバスと、前記第2
の3次元メモリ各組用に2D−DDAアドレスを計算す
るそれぞれ1台の計2台の第2の2D−DDAアドレス
発生回路と、前記第2の3次元メモリから読み出しサイ
クル毎にパイプラインで読み出される直線状のデータの
列に対し、前記データの列からデータを個別に選択する
アドレス発生回路および前記選択されたデータに対しデ
ータ処理する汎用プロセッサを内蔵するプロセッサモジ
ュールが複数台からなりかつ全て前記データバスに並列
に接続して同時前記データバスからデータを読み出し並
列に同時動作可能なマルチプロセッサモジュールからな
り、2D−DDAの2段従属接続によるパイプライン構
成で3D−DDAを並列計算することを特徴とする。
【0008】
【作用】2次元DDAを実行するアドレス発生回路(1
1)のアドレスにより3次元メモリ(31)からデータ
を直線状に読み出し、ダブルバッファ構成である2段目
の3次元メモリ(32)及び(33)又は(34)及び
(35)へ書き込み、2段目の2次元DDA発生回路1
2又は13が前記3次元メモリ(32)及び(34又は
(35)及び(36)へ与えるアドレスにより、前記3
次元メモリ(31)と同様直線状にデータを読み出しデ
ータバス(43)に転送し、前記データバス43に接続
したマルチプレクサ(61)〜(63がそれぞれアドレ
ス発生回路(13)〜(15)に従って、自分の担当す
る計算領域のデータをフェッチしそれぞれプロセッサ
(70)〜(72)で処理することにより、連続的に3
次元DDAを並列処理する。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例である。
【0011】本実施例の画像メモリ装置は図1に示すよ
うに、任意方向ベクトルh=(A,B,C)への3D−
DDA実現するにあたり、アドレス発生回路11がXY
平面内に相当するhxy=(A,B,0)方向へ後述する
ような2D−DDAを計算する。
【0012】計算したアドレスデータは、アドレスバス
21を通り3次元メモリ31へ転送する。3次元メモリ
31は、アドレスバス21のXY平面アドレス座標を通
りXY平面に垂直な軸に沿ったデータを単一読み出しサ
イクル又は数読み出しサイクルかかって直線状に書き込
みと読み出しする。
【0013】3次元メモリ11から直線状に読み出され
たデータは、ダブルバッファ構成であるため設けられた
デマルチプレクサ51が出力側を直線上データが転送可
能なデータバス41を選択したとき、3次元メモリ32
と3次元メモリ33へ3次元メモリ31からの読み出し
データを転送する。
【0014】デマルチプレクサ51が出力側を直線上デ
ータ転送可能なデータバス42を選択したとき、前記3
次元メモリ31と同一形状の3次元メモリ34と3次元
メモリ35へ3次元メモリ31から読み出した直線上デ
ータを転送する。
【0015】次に、デマルチプレクサ51の出力側がデ
ータバス42を選択しているときは、アドレス発生回路
12が今度はYZ平面内の方向ベクトルhyz=(0,
B,C)へ沿って2D−DDAを実行し、アドレス発生
回路12が計算したアドレス信号はアドレスバス22を
通り、3次元メモリ31と同一形状の3次元メモリ32
と3次元メモリ33へ伝達され、伝達されたYZ平面内
のアドレスに垂直な軸に沿った直線状のデータを3次元
メモリ32と3次元メモリ33から直線状に読み出し、
3次元メモリ33の出力データはそのままデータバス4
3へ出力される。3次元メモリ32の出力データはデー
タバス41へ出力され、デマルチプレクサ60の出力が
データバス42を選択している場合は、マルチプレクサ
60は入力側がデータバス41を選択し、3次元メモリ
32の出力データはデータバス43へ出力する。
【0016】また、デマルチプレクサ51がデータバス
41を選択しているときは、アドレス発生回路13が前
記同様hyz=(0,B,C)方向への2D−DDAを実
行し、アドレス発生回路13のアドレス信号がアドレス
バス23を通り3次元メモリ34と3次元メモリ35か
らデータを読み出し、3次元メモリ34のデータはその
ままデータバス43へ出力され、マルチプレクサ60は
入力側をデータバス42を選択し3次元メモリ35のデ
ータもデータバス43へ出力する。
【0017】データバス43は、アドレス発生回路13
とアドレスバス23とマルチプレクサ61とプロセッサ
70からなるプロセッサモジュールへ接続する。プロセ
ッサモジュールは、アドレス発生回路13は自プロセッ
サモジュールの担当するレイを予め計算しアドレスバス
23へ出力する。
【0018】マルチプレクサ61はアドレスバス23に
相当するデータをデータバス43から選択してプロセッ
サ70へ読み込む。プロセッサ70は前記のように読み
込んだデータを処理し出力用データバス44へ結果を出
力する。前記プロセッサモジュールは全て同じ構造で複
数台が入力がデータバス43へ出力がデータバス44へ
接続される。
【0019】本発明では、以上のように2D−DDAを
2回従属に実行し、パイプラインで読み出される直線状
のデータの列に対し各プロセッサモジュールは定められ
た自分の担当するレイの座標を読み込み処理する。
【0020】本方法で使用する2D−DDAは前記
[3]田山,清水,千葉,太田原,「切り出し立体画像
を高速に生成するボクセル追跡法」,信学論(DII),
J72−D−II,9,pp.1332−1340(19
89)で紹介されている方法を、本方法に適用できるよ
うに以下のように拡張改良した。
【0021】ただし、IとIIは後述するようにデータを
書き出すメモリが2個存在するので区別する為の記述子
とする。
【0022】[手続き1] (1)光線の進行方向ベクトルを(x1 ,y1 )とする
と、x1 とy1 の大きい方の方向を基準方向と定める。
【0023】(2)基準方向への増加分幅を1とし、他
方向の増分x1 /y1 (x1 ≦y1 の場合)またはy1
/x1 (y1 <x1 の場合)を計算する。
【0024】(3)線分の視点座標の整数部から、初期
ピクセルのアドレスを出力する。
【0025】(4)2D−DDAを1歩進(基準方向+
1、非基準方向+傾斜増分)し、その座標での整数部か
ら次のピクセル候補のアドレスを発生する。
【0026】もし対象追跡領域の外側になれば終了す
る。内側にある時は (i)2方向の座標の整数部が共に+1された場合は、
発生したピクセル候補の前に、別のピクセルを通った可
能性があるとして以下を実行する。その他の場合は(i
i)へ。
【0027】非基準方向の座標の少数部が、 (a)0でなければ、ピクセル候補を通る前に、基準方
向の座標の整数部を−1にしたアドレスのピクセルを通
ったと判定し、そのアドレス(整数部−1)をIへ出力
する。発生したピクセル候補のみが次に通ると判定しそ
のアドレスをIIへ出力する。
【0028】(b)0ならば、別のボクセルを通らなか
ったと判定しピクセル候補のアドレスをIへ出力する。
【0029】(c)(4)へ戻る。
【0030】(ii)発生したピクセル候補のみが次に通
ると判定しそのアドレスをIIへ出力する。(4)へ戻
る。
【0031】図4において直線の方向ベクトルの成分の
大きい方を基準方向(図4ではDriving axi
s)と呼ぶと、基準方向へは少なくとも1個のピクセル
列が発生する(図4の■)が、非基準方向(同Pass
ive axis)へは1個または2個並ぶ(同●)。
【0032】[手続き1]中のI、IIは前記図3におい
て非基準方向に対しては、1個と2個の場合が生ずるが
2個の場合は図2のように非基準方向に対する優先順
(図2が非基準方向に対しては■→●の順でレイが通過
するので■、●の順)に出力するに際し、■はI、●は
IIと対応するものである。
【0033】本方法で使用する並列3D−DDAアルゴ
リズムは以下の[手続き2]になる。
【0034】[手続き2] (1)XY平面に対し[手続き1]を実行し、結果をI
メモリとIIメモリへ書き込む。
【0035】(2)YZ平面のIメモリとIIメモリの双
方に対し、 (a)[手続き1]を実行する。もしYZ平面に対し全
成分を実行したなら終了 (b)(a)で読み出したデータに対し各プロセッサモ
ジュールは、自分の担当するレイデータを取り出しレン
ダリング処理する (c)(a)へ。
【0036】図4は[手続き2]の概要を示した図であ
る。図4において任意方向ベクトルh=(A,B,C)
とする。[手続き1]の2D−DDAを最初にXY平面
で(A,B)方向に対し2D−DDAを実行し(A,
B,t)(0≦t≦L−1)(Lは3次元立方体の1辺の
長さとする)の直線上データを1読み出しサイクルか又
は数ブロックに分割して数読み出しサイクルかかってフ
ェッチし、メモリiからメモリIとメモリIIへ書き込
む。
【0037】次に[手続き1]のYZ平面で(B,C)
方向に対し同様に2D−DDAを実行し同様にメモリI
とメモリIIから(t,B,C)(0≦t≦L−1)の直線
上データを1読み出しサイクルか又は数読み出しサイク
ルかかってフェッチする。
【0038】またこのとき1本のレイに注目すると2回
の実行で4個以下の非基準方向の立方体データが発生す
るが、[手続き1]の2D−DDAにより、立方体デー
タは抜けずに必ずレイの通る順番に取り出せる。最後に
マルチプロセッサモジュールが直線状にパイプライン読
み出しされたデータから各プロセッサモジュールが自分
の計算担当するレイを前もってアドレス発生回路により
計算していたアドレスに従って取り込む。
【0039】以上の様にして、3次元フレームメモリか
ら任意座標データのパイプライン読み出しが実現でき、
本発明ガ実施できる。
【0040】図4は、第2の発明の一実施例である。本
実施例の画像メモリ装置は図4に示すように、任意方向
ベクトルh=(A,B,C)への3D−DDAを実現す
るにあたり、予め全体の3次元データからオクトリー分
割法やボクセル分割法と呼ばれる3次元データからデー
タの存在する場所からデータを抽出するアルゴリズムに
より、抽出したデータが連続的にデータバス40から入
力されるとする。
【0041】データバス40からのデータは、ダブルバ
ッファ動作する3次元メモリ30と3次元メモリ31の
2つの3次元メモリへ書き込まれ一方が一杯になったら
他方へ切り替えて書き込む。3次元メモリ30へデータ
が一杯に書き込まれた場合、その直後からアドレス発生
回路10がXY平面内に相当するhxy=(A,B,0)
方向への前述した2D−DDAを計算し、計算されたア
ドレスデータはアドレスバス20を通り3次元メモリ3
0へ転送する。
【0042】3次元メモリ30は、アドレスバス21の
XY平面アドレス座標を通りXY平面に垂直な軸に沿っ
たデータを単一読み出しサイクル又は数読み出しサイク
ルかかって直線状に書き込みと読み出しする。
【0043】3次元メモリ10から直線状に読み出され
たデータは、直線上データが転送可能なデータバス41
を通り、3次元メモリ32と3次元メモリ33へ3次元
メモリ31へデータを転送する。
【0044】また、前記と同様3次元メモリ30へデー
タが一杯に書き込まれた場合、アドレス発生回路13が
今度はYZ平面内の方向ベクトルhyz=(0,B,C)
へ沿って2D−DDAを実行し、アドレス発生回路13
が計算したアドレス信号はアドレスバス23を通り、3
次元メモリ30と同一形状の3次元メモリ34と3次元
メモリ35へ伝達され、伝達されたYZ平面内のアドレ
スに垂直な軸に沿った直線状のデータを3次元メモリ3
4と3次元メモリ35から直線状に読み出し、3次元メ
モリ35の出力データはそのままデータバス43へ出力
する。
【0045】3次元メモリ34の出力データはデータバ
ス42ヘ出力し、マルチプレクサ60は入力側をデータ
バス42を選択し、その結果出力バス43へ3次元メモ
リ34の出力データが出力する。更に、3次元メモリ3
1へのデータが一杯に書き込まれた場合は、ダブルバッ
ファ構成になっている対応する前記アドレス発生回路1
0をアドレス発生回路11、アドレスバス20をアドレ
スバス21に、3次元メモリ30が同31、3次元メモ
リ32が同34、3次元メモリ33が同35、データバ
ス41がデータバス42、へと対応して交互に同様な動
作を実行する。データバス43は、アドレス発生回路1
3とアドレスバス23とマルチプレクサ61とプロセッ
サ70からなるプロセッサモジュールへ接続する。
【0046】プロセッサモジュールは、アドレス発生回
路13は自プロセッサモジュールの担当するレイを予め
計算しアドレスバス23へ出力する。
【0047】マルチプレクサ61はアドレスバス23に
相当するデータをデータバス43から選択してプロセッ
サ70へ読み込む。プロセッサ70は前記のように読み
込んだデータを処理し出力用データバス44へ結果を出
力する。
【0048】前記プロセッサモジュールは全て同じ構造
で複数台が入力がデータバス43へ出力がデータバス4
4へ接続される。
【0049】上記第2の発明においての動作原理は第1
の発明と同じである。
【0050】また第1と第2の発明は、前者は固定され
たデータに対し並列3D−DDAを実現するが、後者は
連続的にデータが入力された場合にも並列3D−DDA
を実現することが相違点である。
【0051】
【発明の効果】例えば2563 の3次元メモリ領域の場
合、奥行き方向に対しては平均して半分の深さ(256
/2=128)までレイ追跡し、3次元メモリ領域の各
立方体データ(各ボクセルデータ)は1byteとしス
ライスデータは128枚で間1枚は補間すると仮定す
る。
【0052】3次元メモリからデータの書き込みと読み
出しを20MHzで実行した場合、並列化を考えないシ
ーケンシャルな方法で3D−DDAを実行し3次元デー
タを読み出すのに読み出す時間は50[nsec]×2
562 ×128=419[ms]かかる。
【0053】本発明によれば3D−DDA変換した結果
を全3次元メモリ領域から読み出す時間は、50[ns
ec]×256×256=3.3[ms]で並列化によ
り128倍高速になり、リアルタイムに3D−DDAを
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例を示す図である。
【図2】第1の発明の動作概要を示す図である。
【図3】第1の発明の動作概要を示す図である。
【図4】第2の発明の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10〜16 アドレス発生回路 20〜26 アドレスバス 30〜35 3次元メモリ 40〜44 データバス 51 デマルチプレクサ 60〜63 マルチプレクサ 70〜72 プロセッサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の2次元DDA(ディジタル デフ
    ァレンシャル アナライザ)アドレス発生回路と第1の
    3次元メモリと第2の3次元メモリと3本のデータバス
    と第2の2次元DDAアドレス発生回路とマルチプロセ
    ッサモジュールとから構成され、 前記第1の2次元DDAアドレス発生回路は、2次元D
    DAアドレスを計算し、 前記第1の3次元メモリは3次元空間内の直線上データ
    の書き込み又は読み出しを読み出しサイクルに基づいて
    行い、 該直線上データは、前記2次元アドレス発生回路の計算
    領域である2次元平面に垂直な軸に沿っており、かつ前
    記第1の2次元DDAアドレス発生回路が計算した2次
    元DDAアドレスを通り、3次元空間内に直線上に並ん
    でおり、 前記第2の3次元メモリは、前記3次元空間内の前記直
    線上データの書き込みと読み出しを連続的に前記読み出
    しサイクルに基づいて行うものであり、前記第1の3次
    元メモリと同種の前記3次元メモリを2台1組とした2
    組のメモリ対を具備し、該2組のメモリ対の構成で前記
    第1の3次元メモリからデータを連続的に読み込むよう
    に接続され、 前記3本のデータバスは、前記第1の3次元メモリから
    読み出された前記直線上データを前記第2の3次元メモ
    リへ連続的に読み込むように接続され、 前記第2の2次元DDAアドレス発生回路は、前記第2
    の3次元メモリに2次元アドレスを計算するものであ
    り、前記第2の3次元メモリのそれぞれの3次元メモリ
    に個別に具備され、 マルチプロセッサモジュールは、前記第2のアドレス発
    生回路及び複数の前記プロセッサモジュールを内蔵して
    成り、前記データバスを介して前記第2の3次元メモリ
    から得られる前記直線上データの列をパイプライン動作
    に基づいて読み出し、 前記第2のアドレス発生回路は、前記第2の3次元メモ
    リから前記読み出しサイクル毎に前記パイプライン動作
    で読み出される前記直線状のデータの列に対して前記デ
    ータの列からデータを個別に選択し、 前記プロセッサモジュールは、前記データバスに並列に
    接続され、並列動作を実行し、該データの列に対しデー
    タ処理を行い、 前記2次元DDAを直交させて2段従属に接続し、パイ
    プライン構成により3次元DDAを並列計算することを
    特徴とする3次元ディジタル デファレンシャル アナ
    ライザを用いた並列アドレス発生装置。
  2. 【請求項2】 2台の第1の2次元アドレス発生回路と
    第1の3次元メモリと第2の3次元メモリと3本のデー
    タバスと第2の2次元DDAアドレス発生回路とマルチ
    プロセッサモジュールとから構成され、 前記第1の2次元アドレス発生回路は、2台具備されて
    2次元DDAアドレスを計算し、前記第1の3次元メモ
    リは、2台1組で成り、3次元空間データの書き込み及
    び読み出しを並列に行い、更に予め全体の3次元データ
    からオクトリー分割法やボクセル分割法(3次元データ
    からデータの存在する場所からデータを抽出するアルゴ
    リズム)を用いて抽出されたデータに対しては前記ダブ
    ルバッファ動作を行うもので、前記第1の2次元アドレ
    ス発生回路にそれぞれが接続され、前記第2の3次元メ
    モリへデータを出力するために前記データバスに接続さ
    れ、 前記3次元空間データは、前記第1の2次元DDAアド
    レス発生回路が計算した2次元DDAアドレスを通り、
    前記第1の2次元DDAアドレス発生回路の計算領域で
    ある2次元平面に垂直で、かつ前記第1の2次元DDA
    アドレス発生回路が計算した2次元DDAアドレスを通
    り、3次元空間内に直線に沿って作成され、 前記第2の3次元メモリは、前記第1の3次元メモリと
    同サイズの前記3次元メモリを2台1組とした2組のメ
    モリ対を具備し、該2組のメモリ対の構成で前記第1の
    3次元メモリからデータを連続的に読み込むように接続
    され、前記第1の3次元メモリから読み出したデータを
    読み込むために前記データバスに接続され、 前記3本のデータバスは、前記ダブルバッファ動作が行
    われ、該バス上で、前記第1の3次元メモリ及び前記第
    2の3次元メモリ上の前記直線上データの書き込みと読
    み出しとが行われ、 前記第2の2次元DDAアドレス発生回路は、前記第2
    の3次元メモリ各組用に2次元DDAアドレスを計算す
    るために2組併設され、 前記マルチプロセッサモジュールは、前記第2のアドレ
    ス発生回路と複数のプロセッサモジュールと複数の汎用
    プロセッサとから成り、該データバスからデータを同時
    に読み出し、 前記第2のアドレス発生回路は、前記第2の3次元メモ
    リから読み出しサイクル毎にパイプラインで読み出され
    る前記直線上データの列に対し、該データの列からデー
    タを個別に選択するために用いるものであり、 前記プロセッサモジュールは、複数の汎用プロセッサを
    内蔵して成り、並列にかつ同時に動作し、前記データバ
    スに並列に接続され、 前記汎用プロセッサは、前記選択されたデータに対しデ
    ータ処理するものであり、 前記2次元DDAを直交させて2段従属に接続し、パイ
    プライン構成により3次元DDAを並列計算することを
    特徴とする3次元ディジタル デファレンシャル アナ
    ライザを用いた並列アドレス発生装置。
JP17013293A 1993-05-17 1993-07-09 3次元ディジタルデファレンシャルアナライザを用いた並列アドレス発生装置 Expired - Lifetime JP2682381B2 (ja)

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