JPH07289676A - アナログ波形の表示制御装置および収集装置 - Google Patents

アナログ波形の表示制御装置および収集装置

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JPH07289676A
JPH07289676A JP8818194A JP8818194A JPH07289676A JP H07289676 A JPH07289676 A JP H07289676A JP 8818194 A JP8818194 A JP 8818194A JP 8818194 A JP8818194 A JP 8818194A JP H07289676 A JPH07289676 A JP H07289676A
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JP8818194A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Otake
正利 大竹
Nobuo Hamamoto
信男 浜本
Kenichi Mizuishi
賢一 水石
Yukio Kumagai
幸夫 熊谷
Mitsuru Toyoda
満 豊田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アナログ波形情報とビデオ再生映像を時間軸
で同期して再生しモニタ画面に同時表示することによ
り,各種トレーニングツールとしての応用を図る。 【構成】 競技者100は圧力センサ装填手袋を装着し
ゴルフクラブ30を把握してスイングすることにより,
1回のスイングを単位とするグリップ圧力変化特性が収
録カード10に複数単位記録される。その後,記録済み
の収録カード10をテレビアダプタ41へ挿入し撮影済
みのビデオテープ78を再生することにより,ビデオテ
ープ78にスタンプされている時刻と収録カード10に
波形が記録された時刻を比較し,一致している時刻に対
応する波形のみを表示し,前記一致時刻以前の波形部分
を輝度変調して表示する。 【効果】 複数の収録波形の中からビデオ再生画面に対
応する波形のみを自動選別し,且つ,ビデオ画面の進捗
に合わせて波形を表示させることができるので,外面的
な挙動と内面的な挙動(例えばゴルフスイング時のグリ
ップ面への加圧状態など)とを同時に観測することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】器具を用いる各種スポーツ,特に
ゴルフ競技用などのグリップ圧力トレーニングツールに
用いて最適なアナログ波形の表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ競技などの各種トレーニング装置
は,飛距離や弾道軌跡などの作用結果データを用いる作
用結果反復トレーニング用,ならびに,フォームの矯正
などを目的とした外面的動作トレーニング用,さらに,
重心移動やグリップ状態矯正などを主目的とした内面的
反応トレーニング用との3種類に大別される。
【0003】第1の作用結果反復トレーニング用装置と
しては,実開平1−101572号公報などで示される
ものなどが知られている。これは,撮影物体の動きから
飛翔方向や距離などを予測し,予め用意した映像と合成
表示することにより臨場感のあるトレーニングを可能な
らしめているものである。
【0004】第2の外面的動作トレーニング装置として
は,打撃フォームなどをビデオカメラで撮影しスローモ
ーション再生やストップモーション再生などを繰り返し
ながら,経験的または科学的に理想とされるフォームと
の違いを自己認識することによってフォームの矯正を図
るトレーニング法である。また,最近では「ヘッドアッ
プしている」「膝の開きが早過ぎる」などと指摘されて
も,ビデオ再生画面を単に見ているだけでは指摘事項が
良くわからない,と言うような問題点に対処するため,
例えば,特開平3−295574号公報で示されるよう
な方法も開発されている。これは,ゴルフスイングのフ
ォームをビデオカメラで撮影し,被験者の体表面の特定
個所,例えば前額部の中央をターゲットとしてパターン
認識によって追跡しながら,その軌跡波形をスイングフ
ォームの動画像と合成して表示するものであり,これに
よってヘッドアップなど頭部の揺れ動く様を明確に示す
ようにしている。
【0005】第3の内面的反応トレーニング装置として
は,特開平3−55077号公報ならびに特開平3−1
2182号公報などがある。これは,両方の足裏に圧力
感応センサを設置し,打球タイミングを透過型光センサ
もしくは打球音認識などの手段で行い,体重移動の状況
ならびに足裏圧力の分布などを計測し,理論的理想状態
との比較を行うことでトレーニングするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来技術
は,実際のゴルフコースに行くことなく臨場感を持った
トレーニングができるものの,一般的に大規模な設備を
余儀なくされることと,打球結果に対する根本原因が解
明されないまま,経験だけが積み重ねられ技術進歩に対
する貢献は多くを望めないという問題がある。また,上
記第2の従来技術は,時として万人を同じフォームで打
つように強制するような事にもなりかねず,結果として
個々人の有する才能を有効に伸ばすことができないとい
う事態を招くという問題がある。なお,ヘッドアップの
監視などはそれ事態が極めて有効と思われるが,被写体
の大きさ設定や手振れならびに焦点ずれなど,理想的撮
影状態を常にもとめられるという問題が存在する。ま
た,上記第3の従来技術は,前記第2の従来技術の問題
点と裏腹の関係,例えば,重心の移動がスムーズにいか
なかった原因が膝の開きにあったとしても,微妙なタイ
ミングのずれに対しては自分で納得できないと言うよう
な問題がある。このように,上記従来技術を複合させる
ことによって多くの課題は解決するが,実際のゴルフコ
ースや不特定の練習場などでトレーニングを行うには携
帯性に優れていることが求められる。そこで,上記第2
の従来技術用のツールはトレーニングをしている人が身
に着け,打撃フォーム撮影用ツール(ビデオカメラ)と
は分離することが望ましい。しかし,従来はビデオ再生
画像と,別手段で収集したアナログ波形を同期して表示
させる簡便な手段が存在しないという問題があった。
【0007】本発明の目的は,収録した圧力変化遷移波
形のようなアナログ波形を別途撮影したビデオ映像の再
生タイミングに合わせて合成し,モニタ画面上に表示さ
せるることにより,各種スポーツのトレーニングツール
への応用に最適なアナログ波形の表示制御装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,収録波形の先頭部時刻を下限とし最後尾部時刻を上
限とする時刻情報のウインドコンパレータを設けるよう
にしたものである。
【0009】また,時計機能カウント用の1秒クロック
と同期して作動する240分の1秒クロックを発生する
手段をもけるようにしたものである。
【0010】また,収録波形の属性としての時刻情報登
録エリアに通常の時計情報である年・月・日・時・分・
秒に加えて,ビデオ映像信号のフィールドもしくはフレ
ーム番号に対応する番号の登録エリアを付加するように
したものである。
【0011】また,ビデオカメラが有する時計機能であ
るRTC(リアル・タイム・クロック)の内容と時計機
能カウント用の1秒クロックを外部から読み取る手段を
設けるようにしたものである。
【0012】また,2画面分の表示波形メモリと独立に
輝度設定が可能な画面合成回路(スーパインポーザ)を
設けるようにしたものである。
【0013】また,ビデオカメラの撮像素子(CCD;
コンデンサ・カップルド・デバイス)と映像記憶手段
(ビデオテープ)との間に,撮影中の垂直同期信号直後
の3乃至4ライン目に作動する画面合成回路(スーパイ
ンポーザ)を設けるようにしたものである。
【0014】また,再生ビデオ信号とアナログ波形を合
成して出力するアダプタ部にアナログ波形データの入力
端子を複数設けるようにしたものである。
【0015】また,ビデオカメラの音声録音入力端子部
に前記カメラに固有の音声記録周波数帯域の範囲内で変
調するFM変調回路(VFコンバータ;電圧−周波数変
換回路)を挿入するようにしたものである。
【0016】また,アナログ波形信号の検出部には無線
送信手段を設け,前記波形信号の収録部には無線受信手
段を設けるようにしたものである。
【0017】
【作用】収録波形の先頭部時刻を下限とし最後尾部時刻
を上限とする時刻情報のウインドコンパレータは,比較
対象となる時刻情報として再生中のビデオ信号の中に含
まれる時刻情報ならびにフィールドもしくはフレーム番
号を用いることにより再生中のビデオ映像画面が前記収
録波形の範囲内に含まれているか否かを瞬時に検出する
ように動作する。それによって,再生中のビデオ映像画
面を基準として対応する複数のアナログ収録波形を瞬時
に選別し表示することが可能となる効果がある。
【0018】また,時計機能カウント用の1秒クロック
と同期して作動する240分の1秒クロックを入力信号
用ADコンバータの変換起動タイミングとして用いるこ
とによって,合成表示するビデオ映像信号の単位フィー
ルド内に丁度4回のAD変換を実行させることになり,
ビデオ再生画面のフィールド進行毎に4サンプル分の新
規に読みだして表示させことができ,もしくはフィール
ドの逆進行毎に4サンプル分の表示データを取り消すこ
とによって前記入力信号と前記ビデオ再生画像との同期
を容易に図ることができる。さらに,収録波形の属性情
報としての年・月・日・時・分・秒の登録エリア付加し
たビデオ映像信号のフィールドもしくはフレームに対応
する番号の登録エリアには,ビデオ映像画面に対応して
収録アナログ波形を60分の1秒単位(映像フィールド
単位)もしくは30分の1秒単位(映像フレーム単位)
で区分する情報が記録されることになる。それによっ
て,ビデオ映像の通常のフォワード再生は勿論の事,ス
ローモーション再生(こま送り再生)もしくはストップ
モーション再生(静止画再生)もしくはバックモーショ
ン再生(逆転再生)などの再生種別に一切関係すること
なく,再生中の画面に対応した時点までの波形を区分表
示することができるという効果がある。
【0019】また,ビデオカメラが有する時計機能であ
るRTC(リアル・タイム・クロック)の内容と時計機
能カウント用の1秒クロックを外部から読み取る手段を
設けることによって,ビデオカメラと全く別の装置,例
えばアナログ波形を収録する信号記録装置などの内部に
設けたRTC(リアル・タイム・クロック)の時刻を前
記ビデオカメラが刻んでいる時刻に強制的に合わせるこ
とができると同時に,時刻設定後の経時カウント再開タ
イミングを前記ビデオカメラ内臓の時計機能がカウント
アップするのと同じタイミングとなるように制御するこ
とが可能となる。それによって,前記双方のRTCに例
えば月差3秒精度の製品を使用したとしても日時の経過
と共に発生を余儀なくされる前記双方のRTCの経時誤
差を,瞬時にフィールド相当時刻以上の精度で設定する
ことができるという効果がある。
【0020】また,2画面分の表示波形メモリと独立に
輝度設定が可能な画面合成回路(スーパインポーザ)は
それぞれ1対1で組合せしておき,前記一方のメモリに
は現在表示中のビデオ画面に属するアナログ収録波形の
総ての波形データを転送しておき,残る一方の波形メモ
リには現在表示中のビデオ画面が指し示す現在時刻現在
時刻ならびにフィールド番号に対応する時点までのアナ
ログ収録波形データを転送しておくことにより,表示す
べきアナログ波形の全体を例えば薄く表示し再生中のビ
デオ画面に対応する時点までの前記アナログ波形を濃く
表示するように動作する。それによって,表示されるア
ナログ波形の全体像を確認しながら再生ビデオ映像の進
行に合わせた波形の遷移を見ることができるという効果
がある。
【0021】また,ビデオカメラの撮像素子(CCD;
コンデンサ・カップルド・デバイス)と映像記憶手段
(ビデオテープ)との間に挿入した画面合成回路(スー
パインポーザ)は,撮影画面の属性情報(年・月・日・
時・分・秒・フィールド番号)が入力されることによ
り,前記属性情報を単なる映像信号の明暗情報に変換さ
れて垂直同期信号の直後の3ライン目または4ライン目
に相当する個所のビデオテープに記録されることにな
る。それによって,前記ビデオテープの再生時におい
て,ビデオテープレコーダに固有のトラッキングずれに
起因するノイズの影響を受けることなく,また,表示画
面に属性情報化所が表示されずに前記撮影画面の属性情
報を分離抽出が容易に行うことができるという効果があ
る。なお,トラッキングずれが発生する状況としては,
テープ走行を停止状態にしてヘリカルスキャン回転ヘッ
ドのみが回転するモード,即ち,静止画再生やスローモ
ーション再生時において,記録時と異なる軌跡を録再ヘ
ッドが通ることによる。
【0022】また,再生ビデオ信号とアナログ波形を合
成して出力するアダプタ部に設けた複数のアナログ波形
データ入力端子は,全く異なる複数のアナログ波形デー
タを同時に受付け,該異なる複数のアナログ波形と再生
ビデオ信号とを同期して表示させることが可能となる。
それによって,物理的に離れた部位の圧力遷移波形,例
えば手指のグリップ圧力と足裏の加圧力(体重移動)遷
移特性波形をそれぞれ別個の収録装置に収録しても,前
記それぞれの遷移波形と前記再生ビデオ映像と合成した
視覚情報として観測することができるという効果があ
る。
【0023】また,ビデオカメラの音声録音入力端子部
に挿入したFM変調回路(VFコンバータ;電圧−周波
数変換回路)は,前記ビデオカメラの特性から録音する
ことが不可能な低周波成分を含むアナログ信号であって
も,音声情報に模擬してビデオテープ上へ記録すること
が可能となる。それによって,間歇的に発生するような
アナログ信号であっても,ビデオ信号と完全に同期して
再生される音声情報として記録されることになるので,
再生時にFM復調回路(FVコンバータ;周波数−電圧
変換回路)を音声出力に挿入するだけで表示画面と同期
したアナログ信号を表示することができるという効果が
ある。
【0024】また,アナログ波形信号の検出部に設けた
無線送信手段から発信された検出アナログ波形データ
は,前記波形信号の収録部に設けた無線受信手段によっ
てケーブルを接続しなくても受信するように動作する。
それによって,物理的に離れた部位の圧力遷移波形,例
えば手指のグリップ圧力と足裏の加圧力(体重移動)遷
移特性波形の何れか若しくは前記両方のデータを煩雑な
ケーブルの引き回しなどすることなく同一の波形収録装
置,若しくは複数の波形収録装置へ収録することが可能
となり,使い勝手に優れた波形表示装置を提供できると
いう効果がある。
【0025】
【実施例】第1の実施例を図を用いて以下説明する。第
1の実施例はゴルフスイングのトレーニングシステムの
一種であり,器具(ゴルフクラブ)と手の平とのグリッ
プ圧力の動的変化特性をビデオカメラで撮影した外観フ
ォームとの関連で検証することによってトレーニング効
果の向上を図ろうとするものである。
【0026】図1は本実施例を示すシステム構成図であ
る。競技力向上を目指すトレーニング対象者100は,
左手に圧力センサを装填した(埋め込んだ)手袋1を装
着(右利きを想定,左利きの場合は右手に装着。以下の
説明ではこうした注釈を省略する)し,スイングに当た
って支障とならない部位にグリップ圧力の遷移波形を記
録する圧力トレーニングカード10を装着し,所定のゴ
ルフクラブ30を持ちゴルフ練習上もしくはゴルフ競技
用コースにおいてゴルフスイングを繰り返すと同時に,
別途ハンディビデオカメラ40にてそのフォームを第3
者に撮影しておいてもらうか,カメラ用三脚等を用いて
自動撮影することによってビデオテープ78にその映像
を記録しておく。その状態で所定回数のスイングを実行
(練習場においては100打数とか200打数,実際の
競技コースでは1ラウンド終了時点など競技者が任意に
判断する)した後,スイング回数分の圧力遷移波形を記
録した圧力トレーニングカード10を家庭用テレビジョ
ンに表示させるためのテレビアダプタ41に挿入し,撮
影に用いたビデオカメラ40をそのまま用いて撮影済み
ビデオテープ78を所定位置まで巻戻してから再生動作
を実行することにより,前記ビデオテープ78に刻印
(記録)された時刻情報と前記トレーニングカード10
に記録されているグリップ圧力遷移波形の属性情報とし
て記録されている時刻情報とを比較判定することによっ
て,家庭用のカラーテレビジョン42の画面にはスイン
グ動作に同期した状態でグリップ圧力の遷移を見ること
ができる。なお,前記ビデオカメラから撮影済みのビデ
オテープを抜取り据置き型のビデオデッキ50を用いて
も前記と同様の表示波形を見ることができる。即ち,再
生動作時における使い勝手面で一般的に優れている(ス
ローモーション再生や逆転再生などの面で)据置型ビデ
オデッキ50の再生出力を波形収録(記録)済みの圧力
トレーニングカード10を挿入したテレビアダプタ41
へ接続することによってカラーテレビジョン42の画面
にはスイングフォームと同期した圧力遷移波形を見るこ
とができる。ここで,右足裏と左足裏に圧力センサを埋
め込むことによって体重の移動状態を計測し収録した第
2の圧力トレーニングカード10’を前記テレビアダプ
タ41へ追加挿入することによって外観フォームとグリ
ップ圧力遷移と体重移動遷移とを同時に見ることが可能
になる。
【0027】図2は,本実施例で用いた圧力遷移波形の
収録(記録)部を示すブロック構成図である。ゴルフ競
技用手袋1の第1指(拇指,親指)の先端部付近の腹部
(器具と接触する面)に埋め込んだ(装填した)第1の
圧力検出センサ2aと,第5指(小指)側の手の平面に
埋め込んだ(装填した)第2の圧力検出センサ2bのそ
れぞれの出力は圧力トレーニングカード10内部の計測
アンプ3を経て増幅された圧力遷移信号11をアナログ
マルチプレクサ4aで時分割してADコンバータ4によ
ってディジタル信号化しICメモリ(波形メモリ)6へ
必要な個所のみを収録(記録)する。この時,RTC
(リアル・タイム・クロック)20が指し示す時刻情報
とビデオ信号のフィールド番号に相当する60分の1秒
単位の番号を前記収録波形の属性情報として記録してお
く。こうして収録した波形は操作スイッチ21,22,
23の操作によって液晶表示パネル25への表示や,ス
ピーカ26からされたりDAコンバータ7を経てアナロ
グ出力端子9からアナログ信号として出力されたりする
が,通常はJEIDA(日本電子機械振興協会)規格に
則ったICカードコネクタ8を経由して収録データの吸
収がなされる。なお,本事例では手指とグリップ間の圧
力を検出し該波形データを収録しているが足の裏に圧力
センサを設け体重移動を検出したり,筋電センサを用い
ることによって筋肉の作用状態を検出し,収録すること
も可能である。
【0028】図3は上記計測アンプ3(図2参照)の出
力信号11をディジタル信号化し上記ICメモリ(波形
メモリ)6(図2参照)へ収録する状態を示したもので
ある。波形収録トリガー点P1(P2若しくはP3若し
くはP4)以前の720サンプルデータと前記トリガ点
以降の480サンプルデータの合計1200サンプル分
のデータが単一波形データとして収録される。
【0029】図4は上記収録した最新出力波形11と事
前に登録されている基準波形12とを比較判定する状態
を模型的に示したものである。前記最新収録波形11と
基準波形12の主要部分P2,P3およびP4を中心と
して双方の波形相関を計算し近似度を判定する。なお,
前記最新収録波形11と基準波形12を同時に画面表示
することも可能であり,また前記計算した波形相関値だ
けを画面表示することも可能である。
【0030】図5は本第1の実施例で用いた圧力トレー
ニングカードの動作フローを示すものであり,前記図2
におけるマイクロプロセッサ(コントローラ)5のシー
ケンスフローである。まず,通常の動作モードであるか
どうかを判定(判定ステート101)し,もし「ye
s」であればAD変換を実行して1200バイトのルー
プメモリ(図2で示すICメモリ6の内部へ割当て,図
示省略)へ順次格納(実行ステート102)し,AD変
換した信号レベルが一定の値以上であるかどうかを判定
(判定ステート103)し,一定値よりも「大」であれ
ばその時点の信号変化の傾きをあらかじめ定めた値と比
較(判定ステート104)し,もし「大」であれば波形
収集のためのトリガ点であると認識し以後一定期間(実
施例では480サンプル,図3参照)データ収集を実行
(実行ステート105)し,その後P1,P2,P3お
よびP4で示す(図3参照)収集波形の特徴点を抽出
(実行ステート106)し,その結果目的とする特徴パ
ターンの存在の有無を判定(判定ステート107)し,
もし特徴パターンが「あり」であれば前記ループメモリ
に格納されているデータを所定の波形メモリエリア(後
述,図6)へ移し替え(実行ステート108),同時に
前記移し替えた収録波形の時刻などの属性情報を登録す
る(実行ステート115)。更に,比較基準とすべき基
準波形が登録済み(判定ステート109)であれば,該
基準波形と前記最新収録波形間の近似度の計算と計算結
果の保存を行なう(実行ステート110)と共にブザー
音若しくは合成音声で報知(実行ステート111)し,
併せて液晶表示画面(図2の25)を最新収録波形に更
新する(実行ステート112)。その後スタート操作が
行なわれれば(判定ステート113で「yes」)前記
基準波形が前記最新収録波形となるように変更(実行ス
テート114)し,フローの先頭へ戻る。
【0031】図6は前記波形メモリエリア(図2のIC
メモリ6内部)のメモリマップを示す。収録波形は属性
データエリアと波形データエリアの組合せを単位として
#1から#n(実施例におけるnは200)まで順番に
格納されている。ここで,#1収録波形エリア6−1を
抜き出して内部マップをみると,#1波形属性データ
(情報)エリア6−1aは年・月・日・時・分・秒なら
びにフレーム(30分の1秒,若しくはフィールド;6
0分の1秒)の7バイトデータからなり,#1波形デー
タエリア6−1bは波形収録トリガ点以前の720サン
プルデータと以後の480サンプルデータを合わせた1
200バイトデータで構成される。
【0032】図7は今まで述べてきた実施例で用いてい
る圧力トレーニングカード(波形収録カード)10の外
観を示す図である。センサ入力端子13から入力した信
号は自動的に特徴を抽出しながら収録され液晶表示パネ
ル25に表示され,スタートスイッチ21若しくは各種
スイッチ22,23および24の操作によってICカー
ドコネクタ8またはアナログ出力端子9を経て前記カー
ド10の外部へデータを出力する。
【0033】図8は本実施例で用いた外観フォーム撮影
用のビデオカメラの機能を示すブロック構成図である。
ビデオカメラの機能を大別すると撮影ユニット84と再
生ユニット85と内臓モニタ77およびビデオテープ7
8で構成されている。カメラレンズ70の作用でCCD
撮像素子71の感光面に結像した映像は,前記CCD撮
像素子71によって電気信号に変換され,同期信号発生
回路73で発生するタイミングに従って撮像制御回路7
2でビデオ信号に変換される。該ビデオ信号は時刻制御
回路81で発生した時刻情報などと画面合成回路82で
ミキシングされ,テープへの記録制御回路74ならびに
テープ制御回路75を経てビデオテープ78へ記録され
る。なお,前記時刻制御回路81内部にはクロックタイ
マーを有しており,時刻設定スイッチ80の操作で現在
時刻を設定できると共に,ICカードコネクタ83を経
由して外部装置の現在時刻を修正したり,外部装置が示
す時刻に合わせたりすることができる。一方,撮影中の
映像若しくはビデオテープ78の再生映像は再生制御回
路76ゐ経て内臓モニタ77の画面で見ることができる
と共にビデオ信号出力コネクタ79から外部の家庭用テ
レビジョンなどでも見ることができる。
【0034】図9は本実施例で用いたテレビアダプタ部
(図1で示すテレビアダプタ41)の機能ブロック図で
ある。ビデオカメラ若しくは再生用ビデオデッキから出
力された複合映像信号はビデオ入力コネクタ86から入
力され同期分離回路87で同期信号成分が抽出され,該
分離回路87をスルーで通過した映像信号は時刻情報分
離回路89を通過し画面合成回路89でアナログ波形信
号が合成(スーパーインポーズ)され,ビデオ出力コネ
クタ90から出力され,外部のモニタテレビジョンへ接
続されることになる。次に,ICカードコネクタ91お
よび91’へ図7で外観を示した圧力トレーニングカー
ド(図1の10および10’)が挿入されると,操作ス
イッチ93の指示と前記分離された同期信号のタイミン
グに同期して作動していたコントローラ92は,必要に
応じて前記圧力トレーニングカードからデータを吸収し
所定の演算処理を施した後,文字合成表示用文字表示メ
モリ94と基準波形との近似偏差を合成表示するための
偏差表示メモリ95および基準波形と前記入力されてい
るビデオ信号に対応する収録波形を合成表示するための
波形表示メモリへ該当データを格納する。
【0035】図10は,上記図9のコントローラ92の
制御フローの一例を示すフローチャート図である。通常
の動作モードであるかどうかを判定(判定ステート20
1)し,もし「yes」であれば再生ビデオ映像の現在
再生時刻を認識(実行ステート202)し,該時刻に該
当する波形情報が存在するかどうかを判定(判定ステー
ト203)し,もし「あり」であれば,該当波形の全エ
リア(1200バイトデータ分)を映像信号に比較的低
輝度レベルとなるように合成(実行ステート204)し
て画面表示すると共に,基準信号が登録されているか否
かを検索(判定ステート205)し,もし「yes」で
あれば基準波形との近似度を計算,即ちグリップ圧力の
遷移特性であればグリップ状態の繰り返し再現性を判定
(実行ステート206)し,該計算結果をベースにコメ
ント文を映像信号に合成(実行ステート207)する。
一方,前記基準信号の登録検索(判定ステート205)
において「no」の場合と前記コメント文出力(実行ス
テート207)後に改めて再生ビデオ映像の現在再生時
刻を読み取り(実行ステート208),該読み取り時刻
に該当する波形情報があれば(判定ステート209で
「あり」のとき),前記表示中の収録波形のうち上記読
み取った現在再生時刻に対応する地点までの輝度信号が
大きくなるように映像信号に合成(実行ステート21
0)し,収録波形データのすべてのエリア(1200バ
イト分)について前記輝度変調動作(実行ステート21
0)が終了したか否かを判定(判定ステート211)
し,「no」即ち未終了であれば時刻読み取りのところ
(実行ステート208)へ戻るループを構成する。前記
判定(判定ステート211)で「yes」即ち1200
ポイントの波形データの表示が終了すると基準信号登録
の有無を確認し登録済みであれば(判定ステート212
で「yes」)再現性の分布などを計算(実行ステート
213)し,表示(実行ステート214)する。
【0036】図11は本実施例で用いたビデオテープへ
の時刻情報挿入方法の一例を示すものであるが,家庭用
8ミリビデオにもVSC(ビデオ・サブ・コード)が規
格化され市販家庭用ビデオカメラにも時刻データが挿入
できることになり,前記VSC機能付きのビデオカメラ
を用いても良いことはいうまでもない。同図aはフィー
ルド期間に対して時刻情報の挿入個所を示すものであ
る。ビデオ信号のフィールド123は垂直同期信号(V
S)120から次の垂直同期信号までの60分の1秒の
期間を指し,前記挿入する時刻情報125はフィールド
123の始め部分でブランキング期間(BLK,映像信
号124がブランキングレベルに固定されている期間)
122が終了する以前であって,水平同期信号(HS)
120に挟まれた地点に疑似輝度信号として記録され
る。ここで,#Nフィールド目のフィールド先頭部には
現在時刻と共に#Nフィールドであることを示すデータ
を含んだ挿入時刻情報125が記録され,つぎのフィー
ルドでは#N+1フィールドであることを示すデータを
含んだ挿入時刻情報125−1が記録される。同図bは
単位水平掃引期間(厳密には水平掃引時間と水平帰線時
間を加算した期間)128の中央部に時刻情報を記録し
た状態を示している。水平ブランキング(HBLK)1
26期間内に存在する水平同期信号120から一定時間
後に,時刻情報であることを示す同期パターン(SY
N)125a,次に西暦2桁の年号コード(年)125
bが入り,以下順番に暦月コード(月)125c,日に
ちコード(日)125d,24時間表現の時間コード
(時)125e,2桁の分コード(分)125f,2桁
の秒コード(秒)125g,2桁のフィールド番号コー
ド(Fld)125h,更にエラー検出のためのサイク
リック・リダンダンシィ・チェック・コード(CRC)
125jを記録する。
【0037】図12は本実施例に基づく画面表示の一例
であり,ゴルフスイングの外観とグリップ圧力の時間的
変化特性を見たものである(実際は動画像であるが,そ
の象徴個所を抽出し6面の静止画像で示した)。時間の
流れとしては便宜上トレーニング対象競技者100がゴ
ルフクラブ30をスイングする際の動作解析をベースに
すると,アドレス部分131,バックスイング部分13
2,バックスイングトップ部分133,インパクト部分
134,第1のフォロースルー135と続き最後が第2
のフォロースルー136となっている。基準波形12と
現在再生中の映像に関連する収録波形11が同時に表示
され,輝度変調されている先頭ポイントtxの進行がビ
デオ再生映像の進行に同期している。
【0038】図13は前記表示例(図12)をベースに
実際の装置に応用した幾つかの実用例を示す図である。
同図aは第1の例であり,カラーテレビジョン42の画
面にはトレーニング対象競技者100の自然画映像(コ
ンピュータ処理などを行なっていない映像)と基準波形
12及び収録波形11の表示状況は前記図12の場合と
同じであるが,スイング終了後またはインパクト後に判
定結果などのメッセージが画面上に表示される。第1の
メッセージは標題141と第2のメッセージはトレーニ
ング対象競技者100に関する属性情報142,更に第
3のメッセージとして判定結果コメント143とワンポ
イントアドバイスを記述する第4のメッセージ145が
スーパーインポーズされてテレビ42の画面上にディス
プレイされる。同図bは上記第3と第4のメッセージに
替えて,前回トレーニング時の再現性ヒストグラム14
7と今回のトレーニングにおける再現性のヒストグラム
をカラーテレビジョン42の画面にディスプレイするよ
うにしたものである。同図cはグリップ圧力の定量値グ
ラフ148をカラーテレビジョン画面42にディスプレ
イしトレーニング効果を高めようとするものである。
【0039】上記第1の実施例によればゴルフスイング
などの総合的動作の作用点,例えば手指とゴルフクラブ
間の相対圧力,若しくは体重移動や踏み込む力の状態な
どを外観フォームとの関連で確認することができるの
で,従来非科学的であったゴルフスイングのトレーニン
グが科学的・効果的に行なえるという効果がある。
【0040】第2の実施例を図を用いて以下説明する。
第2の実施例は第1の実施例で用いた波形収録カード
(図1で示す圧力トレーニングカード10)を割愛し,
収録すべき波形データをビデオテープの音声記録チャネ
ルに記録する方式である。
【0041】図14は第2の実施例を示すシステム構成
図である。トレーニング対象競技者100はセンサ装填
手袋を装着し,ゴルフクラブ30にかける手指の圧力の
大きさを示す信号を無線送信ユニット160を経由して
電波に変換して送信する。該送信電波は無線受信アンテ
ナ151で受信し,音声方式無線アダプタ151−aで
疑似的な音声信号に変換してビデオカメラ40の外部音
声入力端子へ接続することにより,映像情報と前記手指
の圧力情報は同時にビデオテープ78に記録されること
になる。前記ビデオカメラ40を用いて映像の再生を行
なうと,音声チャネルに疑似音声信号として記録されて
いる手指の圧力情報を復調してアナログ信号化し,前記
映像画面にスーパーインポーズしてディスプレイする。
また,撮影済みの前記ビデオテープ78を前記ビデオカ
メラ40から取りだし,再生用ビデオデッキ50−aを
用いてテープ再生を行なう場合は,前記再生用ビデオデ
ッキ50−aから出力される映像信号と音声信号を音声
方式テレビジョンアダプタ150−bで疑似音声として
手指にかかる圧力信号復元し,カラーテレビジョン42
の画面に映像信号とスーパーインポーズしてディスプレ
イする。
【0042】図15は図14で示すビデオカメラ40と
音声方式無線アダプタ150−aの内部機能ブロックを
示す図である。ビデオカメラ40は,撮影ユニット84
と再生ユニット85に大別される。前記撮影ユニット8
4はカメラレンズ70,CCD撮像素子71,撮像制御
回路72,同期信号発生回路73,記録制御回路74,
ならびに録音音声入力端子171と音声増幅回路172
などで構成されている。一方,前記再生ユニット85は
ビデオテープ78を再生のために制御するテープ制御回
路75,再生制御回路76,内臓モニタテレビジョン7
7,ビデオ出力コネクタ79および音声出力増幅回路1
73と音声出力端子174などで構成されている。検出
した圧力信号成分でFM変調された電波(図14の無線
送信ユニット160が送信する)は,受信アンテナ15
1と無線受信器(回路)152で受信し,検波回路15
3で復調されて低周波でFM変調された信号が波形出力
端子175を経由して前記録音音声入力端子171に接
続することにより,前記ビデオテープ78の音声チャネ
ルに記録される。次に,前記ビデオテープ78を再生す
ると,音声出力端子174からは再生中の映像における
低周波FM変調の圧力信号成分が出力されており,前記
アダプタ部150−aの映像信号入力コネクタ176は
前記ビデオ信号出力コネクタ79と接続し,音声信号
(波形)入力端子177は前記音声出力端子174と接
続することにより,低周波FM変調の圧力信号成分はF
−Vコンバータ154で連続したアナログ信号に復調さ
れて画面合成回路155によって映像画面と合成(スー
パーインポーズ)され,映像出力コネクタ178経由で
市販のカラーテレビジョンでディスプレイする。
【0043】図16は本第2の実施例で用いたセンサ装
填手袋の実装状態を示したものであり,同図aは手の平
側の状態,同図bは手の甲側の状態をそれぞれ示してい
る。手袋1の手の平側には2個の圧力センサ2a,2b
が埋め込まれ,手の甲側は送信アンテナ161を有する
無線送信ユニット160が実装されている。
【0044】図17は上記無線送信ユニット160(図
16参照)の機能を示すブロック図である。加圧力等の
反応するセンサの出力はプリアンプ162−a,162
−bで増幅し,電圧変化を周波数変化に変換するVFコ
ンバータ163−a,163−bによって約1キロヘル
ツから10キロヘルツ成分の低周波FM変調信号を発生
し,ステレオミキサ回路164でミキシングしてから高
周波変調回路165で数十乃至数百メガヘルツ帯のラジ
オ周波数に変換し送信増幅回路166と送信アンテナ1
61経由で無線送信される。
【0045】本第2の実施例によれば,ビデオカメラと
アダプタとを組合わせるることによって遠隔地で検出し
たアナログ信号とビデオ映像を容易に同期して見ること
ができるため,ゴルフ巣印字の等におけるグリップ圧力
状態のトレーニングなどが効果的に行なえるという効果
がある。
【0046】第3の実施例を図18を用いて説明する。
本第3の実施例は,信号検出部(図1で示すセンサ装填
手袋1)から波形収録部(図1で示す圧力トレーニング
カード10)までの信号伝送を無線手段で行なうように
したものであり,その他の構成や細部に亘る動作及びト
レーニング方法などはは前記第1の実施例と同じであ
る。センサ装填手袋1を装着(圧力センサを装填した靴
や靴下または靴の中敷きであってもよい)したトレーニ
ング対象競技者は圧力トレーニングカード10をポケッ
トなどに収納してからトレーニングを開始する。手袋1
の拇指の手の平側に取り付けた圧力センサ2aと小指つ
け根付近の手の平側に取り付けた圧力センサ2bに印加
された圧力情報は無線送信ユニット160でFM変調さ
れた高周波(数十メガヘルツから数百メガヘルツ)信号
に変換され,送信アンテナ161から受信アンテナ17
2へ伝播されて無線受信ユニット171によって所定の
アナログ信号に復元され計測アンプ3へ入力する。
【0047】本第3の実施例によれば,トレーニングに
必要な情報を検出する部位に対する制限が無くなり,即
ち,人体の手指や腕,足,頭,背中等あらゆる個所にセ
ンサを設置してもケーブルを煩雑に引き回すことなく前
記センサ情報を収録することができるので,ビデオ映像
と同期して表示可能な測定部位の制限が無くなるという
効果がある。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば,目視可能な外観上の挙
動を記録する手段とセンサを用いることによってのみ検
出可能な情報を記録する手段とがそれぞれ別個に存在
し,前記それぞれの記録手段間を物理的にケーブルなど
の手段で接続することなく,前記外観上の挙動と前記セ
ンサ検出信号波形を同期させて観測することができるの
で,例えば,ゴルフスイング時のスイングフォームとグ
リップ状態若しくは右足と左足間の体重移動状態などと
の相関を科学的,且つ,視覚的に検証(確認)すること
ができるため極めて効果的なスポーツ用トレーニングツ
ールが実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示すシステム構成図。
【図2】波形収録部(圧力トレーニングカード部)の機
能を示すブロック構成図。
【図3】収録波形の状態を示す波形図。
【図4】基準波形と収録波形との比較判定状態を示す波
形図。
【図5】圧力トレーニングカード部の動作フローを示す
フローチャート図。
【図6】波形メモリエリアのアドレス配分を示すメモリ
マップ図。
【図7】圧力トレーニングカードの外観図。
【図8】時刻情報をスタンプすることが可能なビデオカ
メラの機能ブロック図。
【図9】テレビアダプタ部の機能ブロック図。
【図10】テレビアダプタ部の制御フローの一例を示す
フローチャート図。
【図11】ビデオテープへの時刻情報挿入(スタンピン
グ)方法の一例を示す波形図。
【図12】テレビジョン画面への表示フォーマットの一
例を示す図。
【図13】テレビジョン画面への表示フォーマットの実
用事例を示す図。
【図14】第2の実施例を示すシステム構成図。
【図15】第2の実施例におけるビデオカメラ部とテレ
ビアダプタ部の機能ブロック図。
【図16】第2の実施例で用いた手袋部の実装状態を示
す実装配置図。
【図17】無線送信ユニットの機能を示す機能ブロック
図。
【図18】第3の実施例の一部を示すブロック構成図。
【符号の説明】
1…センサ装填手袋、2…圧力センサ、3…計測アン
プ、4…ADコンバータ、5…マイクロプロセッサ(コ
ントローラ)、6…ICメモリ(波形メモリ)、8…I
Cカードコネクタ、10…圧力トレーニングカード(波
形収録カード)、11…収録用波形信号、12…基準波
形信号、20…RTC(リアル・タイム・クロック)回
路、25…液晶パネル、30…ゴルフクラブ、40…ビ
デオカメラ、41…テレビアダプタ、42…カラーテレ
ビジョン、50…再生用ビデオデッキ、71…CCD撮
像素子、72…撮像制御回路、73…同期信号発生回
路、74…記録制御回路、75…テープ制御回路、76
…再生制御回路、78…ビデオテープ、81…時刻制御
回路、82…時刻情報挿入用画面合成回路、83…時刻
設定用ICカードコネクタ、84…ビデオカメラ撮影ユ
ニット、85…ビデオカメラ再生ユニット、87…同期
分離回路、88…時刻情報分離回路、89…画面合成回
路、92…アダプタ部コントローラ、96…波形表示メ
モリ、100…トレーニング対象競技者、120…水平
同期信号、121…垂直同期信号、122…垂直ブラン
キング、124…映像信号、125…挿入時刻情報、1
26…水平ブランキング、150…音声方式アダプタ、
151…無線受信アンテナ、152…無線受信器(回
路)、154…FVコンバータ。
フロントページの続き (72)発明者 熊谷 幸夫 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 豊田 満 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時刻情報ならびに映像のフィールド番号も
    しくはフレーム番号をコードデータ化し撮影対象の自然
    画視覚情報と前記時刻情報関連のコードデータを同時に
    記録することが可能なビデオカメラで撮影した映像の再
    生画像と,前記撮影対象の自然画視覚情報と同時進行し
    ている経時変化情報をAD変換し前記ビデオカメラの記
    録媒体とは異なる記録媒体へコードデータとして収録す
    るアナログ波形記録再生装置からの再生出力波形とをモ
    ニタ画面上に合成して表示する表示制御装置において,
    前記ビデオカメラで再生中の画面のフィールド番号もし
    くはフレーム番号ならびに時刻の進捗に同期して前記ア
    ナログ波形記録再生装置から前記表示すべき収録データ
    を読みだし,前記モニタ画面上に順次表示することを特
    徴とするアナログ波形の表示制御装置。
  2. 【請求項2】時刻情報ならびに映像のフィールド番号も
    しくはフレーム番号をコードデータ化し撮影対象の自然
    画視覚情報と前記時刻情報関連のコードデータを同時に
    記録することが可能なビデオカメラで撮影した映像の再
    生画像と,前記撮影対象の自然画視覚情報と同時進行し
    ている経時変化情報をAD変換し前記ビデオカメラの記
    録媒体とは異なる記録媒体へコードデータとして収録す
    るアナログ波形記録再生装置からの再生出力波形とをモ
    ニタ画面上に合成して表示する表示制御装置において,
    前記AD変換のためのサンプリングパルスの発生周期を
    60分の1秒乃至60分の1秒の正数倍の速さで発生さ
    せることを特徴とするアナログ波形の表示制御装置。
  3. 【請求項3】時刻情報ならびに映像のフィールド番号も
    しくはフレーム番号をコードデータ化し撮影対象の自然
    画視覚情報と前記時刻情報関連のコードデータを同時に
    記録することが可能なビデオカメラで撮影した映像の再
    生画像と,前記撮影対象の自然画視覚情報と同時進行し
    ている経時変化情報をAD変換し前記ビデオカメラの記
    録媒体とは異なる記録媒体へコードデータとして収録す
    るアナログ波形記録再生装置からの再生出力波形とをモ
    ニタ画面上に合成して表示する表示制御装置において,
    60分の1秒乃至60分の1秒の正数分の1を単位とす
    る時刻データを前記アナログ波形記録再生装置へ収録す
    る前記経時変化情報の属性データとして記録することを
    特徴とするアナログ波形の表示制御装置。
  4. 【請求項4】時刻情報ならびに映像のフィールド番号も
    しくはフレーム番号をコードデータ化し撮影対象の自然
    画視覚情報と前記時刻情報関連のコードデータを同時に
    記録することが可能なビデオカメラで撮影した映像の再
    生画像と,前記撮影対象の自然画視覚情報と同時進行し
    ている経時変化情報をAD変換し前記ビデオカメラの記
    録媒体とは異なる記録媒体へコードデータとして収録す
    るアナログ波形記録再生装置からの再生出力波形とをモ
    ニタ画面上に合成して表示する表示制御装置において,
    前記アナログ波形記録再生装置が有する時計機能の時刻
    を前記ビデオカメラが示す現在時刻に合わせる手段を有
    することを特徴とするアナログ波形の表示制御装置。
  5. 【請求項5】時刻情報ならびに映像のフィールド番号も
    しくはフレーム番号をコードデータ化し撮影対象の自然
    画視覚情報と前記時刻情報関連のコードデータを同時に
    記録することが可能なビデオカメラで撮影した映像の再
    生画像と,前記撮影対象の自然画視覚情報と同時進行し
    ている経時変化情報をAD変換し前記ビデオカメラの記
    録媒体とは異なる記録媒体へコードデータとして収録す
    るアナログ波形記録再生装置からの再生出力波形とをモ
    ニタ画面上に合成して表示する表示制御装置において,
    前記アナログ波形記録再生装置からの再生出力波形の表
    示開始タイミングを前記ビデオ再生信号に含まれる時刻
    情報によって認識した直後に表示すべき前記再生出力波
    形の総てもしくはその主要個所を前記画面上へ合成して
    表示し,前記ビデオ再生画面の時間的進行に合わせて前
    記再生出力波形の軌跡上の左端から順次輝度変化もしく
    は色調変化を与えていくことを特徴とするアナログ波形
    の表示制御装置。
  6. 【請求項6】ビデオ信号の垂直同期信号以降で,かつ垂
    直ブランキング期間内に時刻情報ならびに映像のフィー
    ルド番号もしくはフレーム番号をコードデータ化し,該
    当画面を識別する属性データとして記録することを特徴
    とする請求項1乃至請求項5に記載のアナログ波形の表
    示制御装置。
  7. 【請求項7】ビデオカメラで撮影した映像の再生画像と
    複数のアナログ波形記録再生装置からの再生出力波形を
    同時に表示することを特徴とする請求項1乃至5に記載
    のアナログ波形の表示制御装置。
  8. 【請求項8】音声録音機能を有するビデオカメラと,物
    理現象を検出するセンサと該センサからの出力信号を増
    幅する増幅器を有するアナログ信号収集装置において,
    前記増幅器の出力信号をVF変換(電圧−周波数変換)
    し,前記ビデオカメラの音声録音機能の信号入力部へ接
    続することを特徴とするアナログ信号収集装置。
  9. 【請求項9】圧力遷移情報など時間の経過と共に変化す
    る情報を検出する手段を有する信号検出部と前記検出信
    号をAD変換して記録媒体へコードデータとして収録す
    るアナログ波形記録再生装置部からなるアナログ信号収
    集装置において,前記検出部検出した検出信号を前記ア
    ナログ波形記録再生装置部へ無線手段を用いて情報伝送
    することを特徴とするアナログ信号収集装置。
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