JPH07289668A - 測距装置および測距装置を搭載したゴルフパター - Google Patents
測距装置および測距装置を搭載したゴルフパターInfo
- Publication number
- JPH07289668A JPH07289668A JP6104734A JP10473494A JPH07289668A JP H07289668 A JPH07289668 A JP H07289668A JP 6104734 A JP6104734 A JP 6104734A JP 10473494 A JP10473494 A JP 10473494A JP H07289668 A JPH07289668 A JP H07289668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distance
- projection
- target
- angle adjusting
- measuring device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 目標物を目視、確認しながら測距することが
可能な測距装置とこれを搭載したゴルフパター 【構成】 基板上の２つの可視光投射手段が初期状態で
は相互に平行な投射光路を形成しており、測距時に目標
物に合わせて２つの投射光路が交点を結ぶように可視光
投射手段の光投射方向を調整する調整手段と調整手段の
出力を目標物までの距離に変換する変換手段と、変換手
段の出力を表示する表示手段からなる測距装置およびこ
れを搭載したゴルフパター
可能な測距装置とこれを搭載したゴルフパター 【構成】 基板上の２つの可視光投射手段が初期状態で
は相互に平行な投射光路を形成しており、測距時に目標
物に合わせて２つの投射光路が交点を結ぶように可視光
投射手段の光投射方向を調整する調整手段と調整手段の
出力を目標物までの距離に変換する変換手段と、変換手
段の出力を表示する表示手段からなる測距装置およびこ
れを搭載したゴルフパター
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は可視光を用いた測距装
置およびこれを搭載したゴルフパターに関する。
置およびこれを搭載したゴルフパターに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年カメラ等に自動焦点合わせのための
測距装置が搭載されている。これはたとえば、発光部と
受光部からなり、発光部から目標物に向けて赤外光を投
射し、目標物より反射してきた光線を受光部で受けて、
その時間差から距離を換算するものである。この種の測
距装置では可視外の光線を用いているから、目標物が小
さい場合に投射光が正しく目標物をとらえることがむず
かしく、またあやまって背景物などの距離を測定した場
合でもその区別ができない。また測距装置の距離変換機
構は、精密機器であって、高価になるのに加えて、衝撃
などに弱く強い衝撃を受けるようなゴルフパターなどに
は使用できなった。
測距装置が搭載されている。これはたとえば、発光部と
受光部からなり、発光部から目標物に向けて赤外光を投
射し、目標物より反射してきた光線を受光部で受けて、
その時間差から距離を換算するものである。この種の測
距装置では可視外の光線を用いているから、目標物が小
さい場合に投射光が正しく目標物をとらえることがむず
かしく、またあやまって背景物などの距離を測定した場
合でもその区別ができない。また測距装置の距離変換機
構は、精密機器であって、高価になるのに加えて、衝撃
などに弱く強い衝撃を受けるようなゴルフパターなどに
は使用できなった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題の解
決をめざしたもので、目標物をとらえやすい測距装置で
あって、構造が簡単で耐衝撃性にすぐれたものを提供す
る。
決をめざしたもので、目標物をとらえやすい測距装置で
あって、構造が簡単で耐衝撃性にすぐれたものを提供す
る。
【課題を解決するための手段】課題を解決するための本
発明の手段は、間隔をおいて基板上に配置された２つの
可視光投射手段と、この２つの可視光投射手段により投
射された光線が目標物上に交点を結ぶように投射角度を
調整する投射角調整手段と、投射角調整手段により変角
された投射光の変角量を目標物までの距離に変換する変
換手段と変換手段により変換された目標物までの距離を
表示する表示手段からなる測距装置および、この測距装
置において、投射角調整手段と変換手段と表示手段の組
合せが、投射角調整手段は可視光投射手段と一体化され
た受動歯車およびこの受動歯車を回転させる駆動歯車で
あり、変換手段は駆動歯車の回転数を電気信号に変換す
るものであり、表示手段は変換された電気信号を目標物
までの距離としてデジタル表示するものである測距装
置、またはこの測距装置において、投射角調整手段と変
換手段の組合せが、投射角調整手段は可視光投射手段と
一体化されたアームおよびこのアームを動かす駆動歯車
であり、変換手段はアームの移動量が目標物までの距離
になるようにあらかじめ換算した基板上の目盛りであ
り、表示手段はアームの移動量を基板上の目盛りと比較
される目標物までの距離としてアナログ表示するもので
ある測距装置と、この測距装置が搭載されたゴルフパタ
ーによる。
発明の手段は、間隔をおいて基板上に配置された２つの
可視光投射手段と、この２つの可視光投射手段により投
射された光線が目標物上に交点を結ぶように投射角度を
調整する投射角調整手段と、投射角調整手段により変角
された投射光の変角量を目標物までの距離に変換する変
換手段と変換手段により変換された目標物までの距離を
表示する表示手段からなる測距装置および、この測距装
置において、投射角調整手段と変換手段と表示手段の組
合せが、投射角調整手段は可視光投射手段と一体化され
た受動歯車およびこの受動歯車を回転させる駆動歯車で
あり、変換手段は駆動歯車の回転数を電気信号に変換す
るものであり、表示手段は変換された電気信号を目標物
までの距離としてデジタル表示するものである測距装
置、またはこの測距装置において、投射角調整手段と変
換手段の組合せが、投射角調整手段は可視光投射手段と
一体化されたアームおよびこのアームを動かす駆動歯車
であり、変換手段はアームの移動量が目標物までの距離
になるようにあらかじめ換算した基板上の目盛りであ
り、表示手段はアームの移動量を基板上の目盛りと比較
される目標物までの距離としてアナログ表示するもので
ある測距装置と、この測距装置が搭載されたゴルフパタ
ーによる。
【０００４】
【作用】本発明の測距装置は、２つの可視光投射手段を
もっており、可視光の投射方向を目視しながら、投射角
調整手段によって、可視光の投射方向を変化させ、目標
物上にて２つの可視光が交差し焦点を結ぶように合わせ
る。このとき、可視光の投射角を変化させた変角量が、
変換手段により目標物までの距離に変換され、表示手段
に距離として表示されることで、ただちに目標物までの
距離を知ることができる。この測距装置は構造が比較的
簡単で、耐衝撃性にすぐれることからゴルフパターに搭
載することは適しており、目標物までの距離と方向を確
認しながら、パッティングすることを可能にするもので
ある。
もっており、可視光の投射方向を目視しながら、投射角
調整手段によって、可視光の投射方向を変化させ、目標
物上にて２つの可視光が交差し焦点を結ぶように合わせ
る。このとき、可視光の投射角を変化させた変角量が、
変換手段により目標物までの距離に変換され、表示手段
に距離として表示されることで、ただちに目標物までの
距離を知ることができる。この測距装置は構造が比較的
簡単で、耐衝撃性にすぐれることからゴルフパターに搭
載することは適しており、目標物までの距離と方向を確
認しながら、パッティングすることを可能にするもので
ある。
【０００５】
【実施例】以下図面をもとに本発明の好適な実施例を説
明する。図１は本発明の測距装置の概念図である。第１
の可視光投射手段２１と第２の可視光投射手段２２とが
間隔をおいて基板１０上に配置されている。この可視光
投射手段２１、２２として好ましいのは、レーザー光線
である。特に好ましいレーザー光線は、ダブルヘテロ接
合のガリウム砒素／ガリウムアルミニューム砒素からな
る装置によって発射される波長６５０ｎｍの可視光レー
ザーである。本発明では、初期段階で投射手段２１、２
２の投射光路ａ、ｂは相互に平行になるように基板上に
配置されている。距離を測定するにはまず、第１の投射
手段による投射行路ａが目標物Ｐに照射するように、基
板の向きを合わせる。次に第２の投射手段による投射光
路ｂを調整して、目標物上で２つの投射光路が交点ｃを
形成するように調整する。第２の投射手段２２は投射角
調整手段３０に連結されており、この投射角調整手段に
よって、初期の投射光路ｂを角度ｄだけ変角させて行路
ｂ’を形成し、目標物上で光路ａとｂ’を交差させるこ
とができる。本発明では、投射光が可視光であることか
ら、可視光を媒体（たとえば床面、地面）に沿わせて投
射することによって、容易に光路を目視しながら角度ｄ
を調整して目標物上に交点を結ぶことができる。角度調
整手段による出力は、変換手段４０に入力され距離を特
定し、さらに表示手段５０において距離が表示される。
角度調整手段３０、変換手段４０、表示手段５０として
好ましい組合せの２つの実施例が図２、図３にしめされ
ている。図２では、投射角調整手段と変換手段と表示手
段の組合せが、投射角調整手段は可視光投射手段と一体
化された受動歯車６０およびこの受動歯車を回転させる
駆動歯車７０である。変換手段は駆動歯車の回転数を電
気信号に変換するものである。表示手段（不図示）は変
換された電気信号を目標物までの距離としてデジタル表
示するものである。図３では、投射角調整手段と変換手
段の組合せが、投射角調整手段は可視光投射手段と一体
化されたアーム８０およびこのアームを動かす駆動歯車
である。変換手段はアームの移動量が目標物までの距離
になるようにあらかじめ換算した基板上の目盛りであ
る。表示手段はアームの移動量を基板上の目盛りと比較
される目標物までの距離としてアナログ表示するもので
ある。
明する。図１は本発明の測距装置の概念図である。第１
の可視光投射手段２１と第２の可視光投射手段２２とが
間隔をおいて基板１０上に配置されている。この可視光
投射手段２１、２２として好ましいのは、レーザー光線
である。特に好ましいレーザー光線は、ダブルヘテロ接
合のガリウム砒素／ガリウムアルミニューム砒素からな
る装置によって発射される波長６５０ｎｍの可視光レー
ザーである。本発明では、初期段階で投射手段２１、２
２の投射光路ａ、ｂは相互に平行になるように基板上に
配置されている。距離を測定するにはまず、第１の投射
手段による投射行路ａが目標物Ｐに照射するように、基
板の向きを合わせる。次に第２の投射手段による投射光
路ｂを調整して、目標物上で２つの投射光路が交点ｃを
形成するように調整する。第２の投射手段２２は投射角
調整手段３０に連結されており、この投射角調整手段に
よって、初期の投射光路ｂを角度ｄだけ変角させて行路
ｂ’を形成し、目標物上で光路ａとｂ’を交差させるこ
とができる。本発明では、投射光が可視光であることか
ら、可視光を媒体（たとえば床面、地面）に沿わせて投
射することによって、容易に光路を目視しながら角度ｄ
を調整して目標物上に交点を結ぶことができる。角度調
整手段による出力は、変換手段４０に入力され距離を特
定し、さらに表示手段５０において距離が表示される。
角度調整手段３０、変換手段４０、表示手段５０として
好ましい組合せの２つの実施例が図２、図３にしめされ
ている。図２では、投射角調整手段と変換手段と表示手
段の組合せが、投射角調整手段は可視光投射手段と一体
化された受動歯車６０およびこの受動歯車を回転させる
駆動歯車７０である。変換手段は駆動歯車の回転数を電
気信号に変換するものである。表示手段（不図示）は変
換された電気信号を目標物までの距離としてデジタル表
示するものである。図３では、投射角調整手段と変換手
段の組合せが、投射角調整手段は可視光投射手段と一体
化されたアーム８０およびこのアームを動かす駆動歯車
である。変換手段はアームの移動量が目標物までの距離
になるようにあらかじめ換算した基板上の目盛りであ
る。表示手段はアームの移動量を基板上の目盛りと比較
される目標物までの距離としてアナログ表示するもので
ある。
【０００６】
【発明の効果】本発明によれば、可視光を用いているか
ら、目視で確認しながら距離を確認できる。距離と同時
に目標物への方向性を定めることもできる。目標物の位
置に光線を反射する物体が無くても距離を測定すること
ができる。耐衝撃性にすぐれ、特に室内練習用ゴルフパ
ターに適したものであるが、同様な室内遊具にも適用す
ることができる。
ら、目視で確認しながら距離を確認できる。距離と同時
に目標物への方向性を定めることもできる。目標物の位
置に光線を反射する物体が無くても距離を測定すること
ができる。耐衝撃性にすぐれ、特に室内練習用ゴルフパ
ターに適したものであるが、同様な室内遊具にも適用す
ることができる。
【図１】 本発明の測距装置概念図
【図２】 本発明の実施例を示す
【図３】 本発明の他の実施例を示す
１ ・・・測距装置 １０・・・基板 ２１・・・第１の可視光投射手段 ２２・・・第２の可視光投射手段 ３０・・・投射角調整手段 ４０・・・変換手段 ５０・・・表示手段 ６０・・・受動歯車 ７０・・・駆動歯車 ８０・・・アーム ９０・・・ゴルフパター ｄ ・・・変角量 Ｐ ・・・目標物 Ｃ ・・・交点 ａ，ｂ，ｂ’・・・光路
フロントページの続き (72)発明者 出原 潤 名古屋市中区上前津１丁目４番５号 株式 会社林技術研究所内
Claims (4)
- 【請求項１】 間隔をおいて基板上に配置された２つの
可視光投射手段と、この２つの可視光投射手段により投
射された光線が目標物上に交点を結ぶように投射角度を
調整する投射角調整手段と、投射角調整手段により変角
された投射光の変角量を目標物までの距離に変換する変
換手段と変換手段により変換された目標物までの距離を
表示する表示手段からなることを特徴とする測距装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の測距装置において、投
射角調整手段と変換手段と表示手段の組合せが、投射角
調整手段は可視光投射手段と一体化された受動歯車およ
びこの受動歯車を回転させる駆動歯車であり、変換手段
は駆動歯車の回転数を電気信号に変換するものであり、
表示手段は変換された電気信号を目標物までの距離とし
てデジタル表示するものであることを特徴とする測距装
置。 - 【請求項３】 請求項１に記載の測距装置において、投
射角調整手段と変換手段の組合せが、投射角調整手段は
可視光投射手段と一体化されたアームおよびこのアーム
を動かす駆動歯車であり、変換手段はアームの移動量が
目標物までの距離になるようにあらかじめ換算した基板
上の目盛りであり、表示手段はアームの移動量を基板上
の目盛りと比較される目標物までの距離としてアナログ
表示するものであることを特徴とする測距装置。 - 【請求項４】 請求項１から請求項３に記載の測距装置
が搭載されたゴルフパター
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6104734A JPH07289668A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 測距装置および測距装置を搭載したゴルフパター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6104734A JPH07289668A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 測距装置および測距装置を搭載したゴルフパター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07289668A true JPH07289668A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=14388732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6104734A Pending JPH07289668A (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 測距装置および測距装置を搭載したゴルフパター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07289668A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004105892A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | Hideaki Koiwai | 距離計測機能付パター |
| CN1329096C (zh) * | 2003-05-29 | 2007-08-01 | 小祝秀明 | 具有距离计量功能的推杆 |
-
1994
- 1994-04-20 JP JP6104734A patent/JPH07289668A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004105892A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | Hideaki Koiwai | 距離計測機能付パター |
| GB2411128A (en) * | 2003-05-29 | 2005-08-24 | Hideaki Koiwai | Putter with distance measuring function |
| CN1329096C (zh) * | 2003-05-29 | 2007-08-01 | 小祝秀明 | 具有距离计量功能的推杆 |
| GB2411128B (en) * | 2003-05-29 | 2008-03-05 | Hideaki Koiwai | A putter with a distance measurement function |
| US7419438B2 (en) | 2003-05-29 | 2008-09-02 | Hideaki Koiwai | Putter with a distance measurement mechanism |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5092670A (en) | Automatic focusing system for use with a motion picture camera | |
| EP3457080A1 (en) | Surveying instrument | |
| US9658059B2 (en) | Measuring device having a scanning functionality and a single-point measurement mode | |
| JP3272699B2 (ja) | 光学的測距装置 | |
| US7706573B1 (en) | Remote distance-measurement between any two arbitrary points using laser assisted optics | |
| CN106104204B (zh) | 具有扫描功能的距离测量仪器 | |
| US7184136B2 (en) | Optical alignment method and system | |
| EP1605231B1 (en) | Surveying apparatus | |
| JP2001280916A (ja) | ３次元計測装置 | |
| US6067152A (en) | Alignment range for multidirectional construction laser | |
| JP2830839B2 (ja) | 距離計測装置 | |
| JP3445491B2 (ja) | 測量機 | |
| JP3597222B2 (ja) | レンズ，反射鏡等の偏心測定法及びそれを利用した機械 | |
| US5076686A (en) | Automatic focusing system for use with a motion picture camera | |
| JPH07289668A (ja) | 測距装置および測距装置を搭載したゴルフパター | |
| CN209198785U (zh) | 一种用于透镜组调整的调整装置 | |
| CN111239751A (zh) | 一种激光测距装置 | |
| JP3748112B2 (ja) | 測量機 | |
| JP2983673B2 (ja) | 曲率半径測定方法および装置 | |
| JP2002250673A (ja) | 測定装置 | |
| JP3069893B2 (ja) | 測量機の合焦方法及び合焦装置 | |
| JPH08261734A (ja) | 形状測定装置 | |
| WO2024195540A1 (ja) | 測量装置 | |
| CN114383817B (zh) | 一种高精度同步扫描光学系统装调精度评估方法 | |
| JP3206948B2 (ja) | 干渉計及び干渉計のアライメント方法 |