JPH07289615A - オートクレーブ装置 - Google Patents

オートクレーブ装置

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JPH07289615A
JPH07289615A JP6081915A JP8191594A JPH07289615A JP H07289615 A JPH07289615 A JP H07289615A JP 6081915 A JP6081915 A JP 6081915A JP 8191594 A JP8191594 A JP 8191594A JP H07289615 A JPH07289615 A JP H07289615A
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heater
temperature
autoclave device
heat transfer
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Masaru Chatani
勝 茶谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オートクレーブ装置のチャンバ内温度を、チ
ャンバ外に配設した温度センサにより検出し、チャンバ
内温度が所定温度以上に上昇した時に、チャンバ内に配
設されたヒータの加熱回路を遮断して、オートクレーブ
装置の空炊きを防止する。 【構成】 インスツルメントを収納するチャンバ2を有
するケーシング1を有し、前記チャンバ2内にヒータ7
を有し、該ヒータによりチャンバ2内の水液を加熱して
該チャンバ2内に高圧蒸気を発生して該チャンバ2内の
インスツルメントを高圧蒸気滅菌する。前記ヒータ7の
温度を前記チャンバ2の外部へ導くための伝熱部材10
を有し、該伝熱部材に温度センサ20を接触して取り付
けてヒータの温度を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートクレーブ装置に
関し、より詳細には、歯科治療において頻繁に使用され
るハンドピース等のインスツルメントの滅菌に使用して
好適なオートクレーブ装置の空炊き防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科治療においては、各種インスツルメ
ント、例えば、タービンハンドピース、コントラシャン
クハンドピース、マルチシリンジ、超音波スケーラ等が
使用され、これらは、衛生上の観点から、各患者毎に滅
菌したものを使用するのが好ましい。そのため、従来よ
り、各医院にはオートクレーブ装置(高圧蒸気滅菌装
置)を準備しておき、一般的には、これらインスツルメ
ントを診療開始前に滅菌処理しておき、各患者に滅菌処
理したインスツルメントを使用するようにしている。
【0003】図4は、本発明が適用されるオートクレー
ブ装置の一例を説明するための図で、同図は、堅型のオ
ートクレーブ装置の例を示しているが、本発明は、横型
のオートクレーブ装置にも適用可能であることは、以下
の説明から容易に理解できよう。周知のように、オート
クレーブ装置1のチャンバ2の中に滅菌したいインスツ
ルメントをスノコ6の上にばらばらに、或いは、篭8に
入れて該篭8ごと入れ、蓋4及び蓋カバー3を閉め、パ
ッキン5により密閉した後、チャンバ2内に注入されて
いる水をチャンバ底部に設けられているヒータ7により
加熱すると、該チャンバ2内に蒸気が発生し、時間の経
過と共にチャンバ2内が高圧蒸気となり、該高圧蒸気に
よりインスツルメントがその内部機構にまでわたって滅
菌される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、従来のオート
クレーブ装置においては、チャンバ2内に温度センサを
有し、該センサにてチャンバ内の温度を検出し、該温度
が所定温度以上に上昇した時に前記ヒータ7の加熱回路
を遮断して、該オートクレーブ装置の空炊きを防止する
ようにしている。しかし、チャンバ内にセンサを設ける
ことは、その分チャンバ内のスペースを必要とし、イン
スツルメント等を収納するための有効スペースを減少さ
せる。また、温度センサが高温高圧の蒸気中に配設され
ているため、該温度センサが故障しやすく、しかも、故
障した時の交換作業等が非常にしにくい等の問題があっ
た。
【0005】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、特に、チャンバ内のヒータ温度を該チャン
バの外側で検出し得るようにし、もって、チャンバ内の
有効スペースを広くとれるようにするとともに、温度セ
ンサの故障を少なくし、かつ、故障した時の交換作業を
容易にすることを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)インスツルメントを収納するチャ
ンバを有するケーシングを有し、前記チャンバ内にヒー
タを有し、該ヒータによりチャンバ内の水液を加熱して
該チャンバ内に高圧蒸気を発生して該チャンバ内のイン
スツルメントを高圧蒸気滅菌するオートクレーブ装置に
おいて、前記ヒータの温度を前記チャンバの外部へ導く
ための伝熱部材と、前記チャンバ外に配設されて前記伝
熱部材の温度を検出する温度センサとを有することを特
徴としたものであり、更には、(2)前記伝熱部材が前
記ヒータの匡体と一体的にかつ円筒状に形成され、前記
ヒータのリード線が該円筒内を通して導出されること、
更には、(3)前記センサの出力が所定値以上に上昇し
た時に前記ヒータの加熱回路を遮断することを特徴とし
たものである。
【0007】
【作用】オートクレーブ装置のチャンバ内温度を、チャ
ンバ外に配設した温度センサにより検出し、チャンバ内
温度が所定温度以上に上昇した時に、チャンバ内に配設
されたヒータの加熱回路を遮断して、オートクレーブ装
置の空炊きを防止する。
【0008】
【実施例】図1は、本発明によるオートクレーブ装置の
一実施例を説明するための構成図で、図中、図4に示し
た従来技術と同様の作用をする部分には、図4の場合と
同一の参照番号が付してある。而して、本発明において
は、ヒータ7は、該ヒータ7の温度をチャンバ2の外側
に導く伝熱性の部材10を一体的に有し、チャンバ2の
外側において、該伝熱性の部材10に温度センサ20を
着脱自在に装着し得るようにしたものである。
【0009】図2は、図1のヒータ7部及び伝熱部材1
0を詳細に説明するための拡大断面図で、ヒータ7は、
図示のように、加熱(ヒータ)線7aと該加熱線7aを
収納する匡体7bと、加熱線7aを該匡体7bに気密に
密閉する蓋体7cより成り、該匡体7b底部を筒状体の
伝熱体10に連通し、該筒状体の伝熱体10がオートク
レーブ装置のチャンバ2の底板9より該チャンバ2外に
延出している。
【0010】図2において、11,12は0リング、1
3は固定ナットで、円筒状の伝熱部材10の外周には固
定ナット13に螺合するねじが切ってあり、該伝熱部材
10は0リング11,12によりチャンバ2に対して気
密に保持されて該チャンバ2の外側に延出され、固定ナ
ット13によりチャンバ2の底板9に堅固に固定され
る。伝熱部材10は、好ましくは、円筒状に形成され、
該円筒の内部を通してヒータの加熱線14がチャンバ2
の外部へ導出される。また、この伝熱性の円筒体10を
通してヒータ7の温度が、チャンバ2の外部へ効果的に
導出される。
【0011】図2において、20は前述のようにしてチ
ャンバ2の外部へ導出されたヒータの温度の検出するた
めの温度センサで、該温度センサ20は、任意の固定手
段30により、前記円筒状の伝熱体10に着脱自在に接
触されて該伝熱体10の温度を検出し、検出温度が所定
温度以上になった時に、ヒータ7の加熱回路を遮断し、
オートクレーブ装置の空炊きを防止する。
【0012】図3は、前記温度センサ20の一例を説明
するための斜視図で、図中、21は温度感知部、22は
温度感知素子収納部、23はセンサ取り付け部、24は
センサのリード線引き出しタブで、該タブ24にリード
線25を接続している。センサ取り付け部23には、穴
23aが設けられており、該穴23aを通して、図2に
示すように、ビス31を挿通し、該ビス31により、該
温度センサ20をセンサ固定手段30に着脱自在に固定
している。
【0013】従って、作動時、ヒータ7には、リード線
14を介して電力が供給され、チャンバ2内の水を加熱
し、該チャンバ2内に高圧蒸気を発生し、該チャンバ内
に収納されたインスツルメントを滅菌するが、該ヒータ
7の温度は、伝熱体10を通してチャンバ2の外部に導
出され、温度センサ20により検出される。その際、伝
熱体10は、パッキン11,12等により気密に保持さ
れるので、チャンバ2内の蒸気が外部へ漏れるような心
配はなく、しかも、ヒータのリード線14を該伝熱体1
0の円筒内を通して外部へ導くことができる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、オートクレーブ装置のチャンバ内の温度を該
チャンバの外側に効果的に導いて検出することができる
ので、チャンバ内のスペースの一部を温度センサによっ
て占有されるようなことがなくなり、チャンバ内スペー
スをより有効に利用することができる。また、ヒータの
温度をチャンバ外に配設して温度センサにて効果的に検
出し得るようにしたので、温度センサの故障を少なく
し、また、故障した場合においても、その交換作業が非
常に楽になる。更には、温度センサの検出温度が所定温
度以上に上昇した時に、ヒータの加熱回路を遮断するこ
とにより、オートクレーブ装置の空炊きを効果的に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるオートクレーブ装置の一実施例
を説明するための要部全体構成図である。
【図2】 図1に示したヒータ温度検出部の詳細を説明
するための断面構成図である。
【図3】 図1に示した温度センサ20の一例を示す斜
視図である。
【図4】 従来のオートクレーブ装置の一例を説明する
ための要部構成図である。
【符号の説明】
1…ケーシング、2…チャンバ、3…蓋カバー、4…
蓋、5…パッキン、6…スノコ、7…ヒータ、8…篭、
9…チャンバ底板、10…伝熱体の円筒体、20…温度
センサ、30…温度センサ固定具。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インスツルメントを収納するチャンバを
    有するケーシングを有し、前記チャンバ内にヒータを有
    し、該ヒータによりチャンバ内の水液を加熱して該チャ
    ンバ内に高圧蒸気を発生して該チャンバ内のインスツル
    メントを高圧蒸気滅菌するオートクレーブ装置におい
    て、前記ヒータの温度を前記チャンバの外部へ導くため
    の伝熱部材と、前記チャンバ外に配設されて前記伝熱部
    材の温度を検出する温度センサとを有することを特徴と
    するオートクレーブ装置。
  2. 【請求項2】 前記伝熱部材が前記ヒータの匡体と一体
    的にかつ円筒状に形成され、前記ヒータのリード線が該
    円筒内を通して導出されることを特徴とする請求項1に
    記載のオートクレーブ装置。
  3. 【請求項3】 前記センサの出力が所定値以上に上昇し
    た時に前記ヒータの加熱回路を遮断することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のオートクレーブ装置。
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