JPH07289524A - 肌評価装置及び肌評価方法 - Google Patents

肌評価装置及び肌評価方法

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JPH07289524A
JPH07289524A JP9001094A JP9001094A JPH07289524A JP H07289524 A JPH07289524 A JP H07289524A JP 9001094 A JP9001094 A JP 9001094A JP 9001094 A JP9001094 A JP 9001094A JP H07289524 A JPH07289524 A JP H07289524A
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JP
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skin
evaluation
image
face
subject
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Application number
JP9001094A
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English (en)
Inventor
Yoshie Muramatsu
宜江 村松
Kiyomi Takahashi
きよみ 高橋
Kazuji Morita
一二 森田
Masaya Hirayama
賢哉 平山
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Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 肌状態を客観的に評価可能な装置及び方法を
提供することを目的とする。 【構成】 肌評価に使用するデータとして、被験者の顔
面の評価肌画像を入力する評価肌画像入力手段と、肌評
価に使用するデータとして、顔面の基準画像を記憶する
基準画像データベースと、評価肌画像及び複数の基準画
像を表示する画像表示手段と、この画像表示手段に表示
された複数の基準画像のうち、評価肌画像に最も似てい
ると判断される基準画像を指摘させる指摘手段と、この
指摘手段で指摘された結果に基づいて所定評価基準によ
る肌評価を行う肌評価手段とを備えるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被験者の顔面の肌状態
を客観的に分析する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】顔面の肌状態の良否は、とりわけ女性に
とって重大な関心事であり、従来から、肌状態の改善を
目的として多種多様の美容化粧品が開発されたり、美容
マッサージの提供等が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、美容化粧品
や美容マッサージは、すべての肌状態を改善するもので
はなく、個々の肌状態に応じて使い分けることが必要で
ある。しかしながら、肌状態を判断するための客観的な
基準があるわけではなく、美容の素人が主観的な判断を
していたり、あるいは化粧品売場や美容サロンなどで美
容専門家のアドバイスを受けたりしているのが現状であ
る。
【0004】そのため、購入した美容化粧品や経験の浅
い美容専門家の行う美容マッサージが不適当なものであ
ることに原因するトラブルが生じることがある。本発明
は、このような問題に鑑みてなされたもので、顔面の肌
状態を客観的に評価可能な装置及び方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため以下のように構成されている。 <第1の発明の要旨>第1の発明は、被験者の顔面の肌
状態に基づいて、顔面の肌の評価を行う装置であり、本
発明の原理ブロック図である図1に示すように、被験者
の顔面の撮像画像である評価肌画像を入力する評価肌画
像入力手段と、被験者以外の顔面の撮像画像である基準
画像を予め複数記憶した基準画像データベースと、前記
評価肌画像とこれに対応する複数の前記基準画像を表示
する画像表示手段と、この画像表示手段に表示された複
数の基準画像のうち、評価肌画像に最も似ている基準画
像を指摘させる指摘手段と、この指摘手段で指摘された
結果から所定評価基準による肌評価を行う肌評価手段と
を備えていることを特徴とする(請求項1に対応)。
【0006】〔評価肌画像入力手段〕評価肌画像入力手
段は、写真のように予め撮像された画像を読み取るもの
でもよいし、TVカメラのように画像を随時撮像するも
のであってもよい。具体的には、例えば、CCDイメー
ジセンサ、固体撮像カメラ等である。
【0007】〔基準画像データベース〕基準画像データ
べースは、例えば、ROM(Read Only Memory;読み出
し専用記憶装置)、半導体記憶装置、磁気ディスク記憶
装置、フレキシィブル装置、磁気テープ装置、CD−R
OM(Compact Disc ROM;光学的記憶装置)、M/O
(Magnet Optical;光磁気ディスク装置)、ビデオテー
プ再生装置、ビデオディスク再生装置等である。
【0008】〔画像表示手段〕画像表示手段は、例え
ば、CRTディスプレイ、LCDディスプレイ、プラズ
マディスプレイ等である。
【0009】〔指摘手段〕指摘するのは被験者であって
もよいし、第三者であってもよい。指摘手段は、例え
ば、キーボード、テンキーパッド、イメージスキャナに
よる文字読み取り、マウス等のポインティングデバイス
である。
【0010】〔肌評価手段〕肌評価手段は、例えば、C
PU(Central Processing Unit ;中央演算処理装置)
上で実行されるプログラムである。
【0011】<第2の発明の要旨>第2の発明は、第1
の発明において、前記評価肌画像入力手段は、顔面の複
数の特定部位の評価肌画像を入力し、前記基準画像デー
タベースは、顔面の複数の特定部位の撮像画像である基
準画像を予め複数記憶し、前記肌評価装置は、被験者の
顔面の複数の特定部位の肌状態に基づいて、顔面の肌の
評価を行うことを特徴とする(請求項2に対応)。
【0012】<第3の発明の要旨>第3の発明は、第1
の発明または第2の発明のいずれかにおける肌評価手段
が、前記指摘手段で指摘された結果の他に、被験者に対
する肌状態のアンケート回答に基づいて肌評価を行う肌
評価装置である(請求項3に対応)。
【0013】<第4の発明の要旨>第4の発明は、第2
の発明における肌評価手段が、重回帰分析により得られ
た計算式を所定評価基準として肌評価を行う肌評価装置
である(請求項4に対応)。
【0014】<第5の発明の要旨>第5の発明は、第
1、第2、第3及び第4の発明のいずれかに、複数の肌
評価メニューのなかから少なくとも一のメニューを選択
させるメニュー選択手段を設けた肌評価装置である(請
求項5に対応)。
【0015】<第6の発明の要旨>第6の発明は、被験
者の顔面の撮像画像とこれに対応する複数の基準画像と
を同時に表示し、表示された複数の基準画像のうち、評
価肌画像に最も似ている基準画像を指摘させ、指摘され
た結果から所定評価基準による肌評価を行うことを含む
ことを特徴とする肌評価方法である(請求項6に対
応)。
【0016】第6の発明において、指摘手段で指摘され
た結果の他に被験者に対する肌状態のアンケート回答に
基づいて肌評価をしても良いし、重回帰分析により得ら
れた計算式を所定評価基準として肌評価しても良い。
【0017】
【作用】
<第1の発明の作用>第1の発明によれば、評価肌画像
とこれに対応する複数の基準画像とが画像表示手段に表
示される。そして、最も似ている基準画像が指摘され
る。次に、その指摘結果から所定評価基準による肌評価
が行われる。
【0018】<第2の発明の作用>第2の発明によれ
ば、第1の発明において、複数の評価肌画像とこれに対
応する複数の基準画像とが画像表示手段に複数表示され
る。そして、個々の評価肌画像毎に、最も似ている基準
画像が指摘される。次に、その指摘結果から所定評価基
準による肌評価が行われる。
【0019】<第3の発明の作用>第3の発明によれ
ば、第1または第2の発明のいずれかにおいて、指摘手
段で指摘された結果の他に、被験者に対するアンケート
回答に基づいて肌評価が行われる。
【0020】<第4の発明の作用>第4の発明によれ
ば、第1または第2の発明のいずれかにおいて、重回帰
分析により得られた計算式を所定評価基準として肌評価
が行われる。
【0021】<第5の発明の作用>第5の発明によれ
ば、第1、第2、第3及び第4の発明のいずれかにおい
て、複数の肌評価メニューのなかから少なくとも一のメ
ニューを選択させた上で、肌評価が行われる。
【0022】<第6の発明の作用>第6の発明によれ
ば、被験者の顔面の撮像画像とこれに対応する複数の基
準画像とが同時に表示される。そして、表示された複数
の基準画像のうち、評価肌画像に最も似ている基準画像
が指摘される。次に、その指摘結果から所定評価基準に
よる肌評価が行われる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2から図18を参
照して説明する。 <実施例の構成>図2には、本発明の一実施例に係る肌
評価装置の構成ブロック図が示されている。この肌評価
装置は、図2からも明らかなように、画像の入出力を行
う画像入出力部10と、この画像入出力部10に接続さ
れ肌評価処理を行う肌評価処理部50と、この肌評価処
理部50に接続されインタフェースの役割を行う周辺機
器部40と、肌評価処理部50に接続され肌評価処理に
必要なデータ等を記憶したデータベース部20から構成
されている。
【0024】以下、各構成ブロックについて詳細に説明
する。 〔画像入出力部10の説明〕画像入出力部10は、被験
者の顔面の特定部位を撮像するカラービデオカメラ11
を有する。カラービデオカメラ11は、撮像画像をアナ
ログ出力(RGB出力)する。カラービデオカメラ11
に、A/D変換器12が接続されている。
【0025】A/D変換器12は、カラービデオカメラ
11から出力された信号をデジタル変換する。A/D変
換器12に、画像メモリ13が接続されている。画像メ
モリ13は、A/D変換器12から出力されたデータ
と、肌評価処理部50から出力されたデータとを保持す
るメモリである。また、画像メモリ13は、A/D変換
器12から出力されたデータを一時的に保持して肌評価
処理部50に出力する。A/D変換器12に、D/A変
換器14及び肌評価処理部50が接続される。
【0026】D/A変換器14は、画像メモリ13に記
憶されたデジタル・データをカラーモニタ15に出力す
るためにアナログ変換する。D/A変換器14に、カラ
ーモニタ15が接続される。
【0027】カラーモニタ15は、カラービデオカメラ
11の撮像画像、メニュー画面情報、データベース部2
2に記憶された基準画像(以下、標準写真という)及び
アドバイス文章を表示する。
【0028】〔周辺機器部40の説明〕周辺機器部40
は、肌評価処理部50が出力するアドバイスシートを出
力するプリンタ41と、画像の位置を決めるマウス42
とを有する。
【0029】〔データベース部20〕データベース部2
0は、標準写真を記憶する基準画像データベース21
と、アドバイス文章を記憶するアドバイス文章データベ
ース22とからなる。
【0030】〔肌評価処理部50の説明〕肌評価処理部
50は、CPU上で実行されるソフトウェアであり、処
理内容の点から、制御部51、画像抽出部52、比較部
53及び判断部54に大別される。
【0031】制御部51は、時間管理、処理が正しく行
われているかを監視する管理、エラー管理等を行う。画
像抽出部52は、カラービデオカメラ11が出力した画
像から対象部位を選択する処理を行う。
【0032】比較部53は、基準画像データベース21
に記憶されている標準写真と被験者の対象部位の画像を
比較する処理を行う。判断部54は、比較部53の結果
を判断する。
【0033】〔実施例の動作〕実施例の動作を、図3の
動作フローチャートに従って説明する。まず、被験者の
住所・氏名・生年月日・血液型を入力する(ステップ3
00)。入力は、マウス42を使って行われるが、図示
していないキーボードや、同じく図示していない文字読
取装置を使用して入力するようにしてもよい。
【0034】そして、今日受けたい肌分析のメニュー選
択画面がカラーモニタ15に図4のように表示される。
このなかから希望する肌評価をメニュー選択する(ステ
ップ301)。
【0035】ここで、例えば、「ニキビ・吹き出物」メ
ニューを選択したい場合には数字の「1」を入力する。
すると、カラーモニタ15の画面が、図5に示す「ニキ
ビ・吹き出物評価画面」に切り替わり、観察したい部位
を選択することが可能となる(ステップ302)。
【0036】そして、例えば、「頬・正面」メニューを
選択すると、カラーモニタ15に図16に示す画面が現
れて、カラービデオカメラ11に、被験者の顔面の頬正
面の左側を撮るように指示が出される(ステップ30
3)。
【0037】そして、被験者の顔面の頬正面の左側がカ
ラービデオカメラ11に撮像されると、その撮像画面と
5枚の標準写真1〜5とが図17のように表示されると
ともに、画面の左下に標準写真1〜5の写真説明文(ア
ドバイス文章)が表示される。この状態で、標準写真1
〜5のいずれが被験者の肌の映像に最も似ているかを判
断して、その結果を入力するように促す(ステップ30
4)。なお、標準写真1〜5は、基準画像データベース
21に記憶されている。また、アドバイス文章は、アド
バイス文章データベース22に記憶されている。
【0038】さらに、ステップ304で、似ている標準
写真番号を入力すると、カラーモニタ15の左側中段
に、ニキビの程度を数値で判断した結果が表示される
(図18参照)。
【0039】なお、以上の説明は、ステップ302で
「1、ニキビ・吹き出物」メニューを選択した場合を例
に説明したが、ステップ302で他のメニューを選択し
た場合にも、同様に動作する。即ち、例えば、「2、ニ
キビ跡」を選択すると、図6に示す「ニキビ跡評価画
面」に切り替わって、「ニキビ跡」の評価に必要な顔面
の部位を観察することが可能となるのである。
【0040】以下同様に、「3、毛穴」には図7に示す
「毛穴評価画面」が、「4、肌の乾燥・肌あれ」には図
8に示す「肌の乾燥・肌あれ評価画面」が、「5、縮緬
皺」には図9に示す「縮緬皺評価画面」が、「6、しわ
・たるみ」には図10に示す「しわ・たるみ評価画面」
が、「7、色素沈着の程度」には図11に示す「色素沈
着の程度評価画面」が、「8、赤味・ほてり」には図1
2に示す「赤味・ほてり評価画面」が、「9、肌の透明
感」には図13に示す「肌の透明感評価画面」が、「1
0、肌分析結果」には図14に示す「肌分析結果評価画
面」がそれぞれ対応する。
【0041】そして、ステップ302で「10、肌分析
結果」メニューが選択された場合は、図13に示す「肌
分析画面」に切り替わって、『肌』個別要素の位置を指
定する(ステップ305)。すなわち、図13の「1
番」から「13番」までの番号に示される位置の評価が
順次行われるのである。
【0042】ここで、評価が終了する(ステップ30
6)。そして、評価項目すべてのプロファイルをプリン
タ41に出力する(ステップ307)とともに、総合的
な肌評価処理を実行する(ステップ308)。
【0043】次に、被験者に「今特に肌の悩みがあるか
?」どうかを尋ねる(ステップ309)。ステップ30
9で「YES」と判断された場合に、図15に示すアン
ケート票に基づいてアンケートが行われ(ステップ31
0)、画像とアンケート結果の両方に基づく肌分析結果
が得られる(ステップ311)。
【0044】ステップ309で「NO」と判断された場
合に、画像のみに基づく肌分析結果が得られるステップ
312)。 〔肌分析の計算方法〕本実施例における肌分析は、水分
量・皮脂量・敏感度・肌の若さの4項目に分けて分析さ
れる。水分量、皮脂量、敏感度及び肌の若さは、それぞ
れ下記の式(1)から式(4)に基づいて計算される。
【0045】〔水分量の計算式〕 水分量= a×頬正面のカサツキの程度+b×頬下斜の
カサツキの程度+c×頬上斜のカサツキの程度+d×目
の下の縮緬皺の程度+A・・・・(1) ここで、a= -4.62、b= -0.63、c= -0.8
0、d= -0.35、A=26.99 である。
【0046】〔皮脂量の計算式〕 皮脂量= e×頬正面の毛穴の程度+f×頬正面のニキ
ビの程度+g×頬正面の透明感の程度+h×頬正面のカ
サツキの程度+B・・・・(2) ここで、e= 4.92、f= -3.69、g= -3.0
6、h= -6.29、B=25.57 である。
【0047】〔敏感度の計算式〕 敏感度= i×額の赤味の程度+j×頬正面の赤味の程
度+k×頬正面のカサツキの程度+l×頬下斜の色沈量
の程度+C・・・・(3) ここで、i= 0.23、j=0.40、k=0.02、
l= -0.07、C= -0.47 である。
【0048】〔肌の若さ〕 肌の若さ= m×目の下の縮緬皺の程度+n×目の下の
皺+o×頬下斜の鼻唇溝目の程度+p×頬下斜の鼻唇溝
皺の程度+D・・・・(4) ここで、m=1.14、n=1.10、o= -1.58、
p=3.01、q=1.00、D=22.92 である。
【0049】前記式(1)から(4)の計算結果は、下
記の表1の基準のいずれに該当するかによって、例え
ば、図14に示す表示結果が出力される。
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】
<第1の発明の効果>第1の発明によれば、顔面の肌状
態に基づいて、肌評価手段により所定評価基準による肌
評価が行われる。そのため、顔面の肌状態を客観的に評
価可能な肌評価装置を得ることが可能となる。 <第2の発明の効果>第2の発明によれば、顔面の複数
の肌状態に基づいて、肌評価手段により所定評価基準に
よる肌評価が行われる。従って、第1の発明の肌評価装
置を、より広範囲で信頼性の高い肌評価装置とすること
が可能となる。 <第3の発明の効果>第3の発明によれば、指摘手段で
指摘された結果の他に、被験者に対する肌状態のアンケ
ート回答に基づいて肌評価が行われる。従って、第1又
は第2の発明の肌評価装置の信頼性をより高くすること
が可能となる。 <第4の発明の効果>第4の発明によれば、重回帰分析
により得られた計算式を所定評価基準として肌評価が行
われる。従って、第2の発明の肌評価装置において、顔
面の特定部位毎の肌状態が互いに相関しつつ肌評価に影
響する場合でも、相関関係による影響を考慮した肌評価
を行うことが可能な肌評価装置を得ることが可能とな
る。 <第5の発明の効果>第5の発明によれば、肌評価を行
う項目を装置側から人間に強制的に指示するのではな
く、人間側が主体的に選択して肌評価を行うことが可能
となる。従って、第1、第2、第3または第4の発明の
肌評価装置をよりユーザフレンドリにすることが可能と
なる。 <第6の発明の効果>第6の発明によれば、顔面の肌状
態に基づいて、所定評価基準による肌評価が行われる。
そのため、顔面の肌状態を客観的に評価可能な肌評価方
法を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】実施例における肌評価装置の構成ブロック図で
ある。
【図3】実施例における動作フローチャートである。
【図4】実施例におけるメニュー選択画面である。この
画面は、今日受けたい肌分析をメニュー選択するための
ものである。
【図5】実施例における「ニキビ・吹き出物評価画面」
である。
【図6】実施例における「ニキビ跡評価画面」である。
【図7】実施例における「毛穴評価画面」である。
【図8】実施例における「肌の乾燥・肌あれ評価画面」
である。
【図9】実施例における「縮緬皺評価画面」である。
【図10】実施例における「しわ・たるみ評価画面」で
ある。
【図11】実施例における「色素沈着評価画面」であ
る。
【図12】実施例における「赤味・ほてり評価画面」で
ある。
【図13】実施例における「肌分析」画面である。この
画面は、顔面の特定部位ごとに肌状態を評価するための
ものである。
【図14】実施例における肌分析結果の出力画面であ
る。
【図15】実施例におけるアンケート票である。
【図16】実施例における顔面の評価部位の指定画面で
ある。
【図17】実施例における被験者の映像(評価肌画像)
及び5つの標準写真(基準画像)の出力画面である。
【図18】実施例における被験者の映像(評価肌画像)
及び5つの標準写真(基準画像)の出力画面である。
【符号の説明】
10・・・・画像入出力部 11・・・カラービデオカメラ 12・・・A/D変換器 13・・・画像メモリ 14・・・D/A変換器 15・・・カラーモニタ 20・・・・データベース部 21・・・基準画像データベース 22・・・アドバイス文章データベース 40・・・・周辺機器部 41・・・プリンタ 42・・・マウス 50・・・・肌評価処理部 51・・・制御部 52・・・画像抽出部 53・・・比較部 54・・・判断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 G06F 15/62 380 (72)発明者 平山 賢哉 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1ポ ーラ化成工業株式会社横浜研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被験者の顔面の肌状態に基づいて、顔面の
    肌の評価を行う装置において、 被験者の顔面の撮像画像である評価肌画像を入力する評
    価肌画像入力手段と、 被験者以外の顔面の撮像画像である基準画像を予め複数
    記憶した基準画像データベースと、 前記評価肌画像とこれに対応する複数の前記基準画像を
    表示する画像表示手段と、 この画像表示手段に表示された複数の基準画像のうち、
    評価肌画像に最も似ている基準画像を指摘させる指摘手
    段と、 この指摘手段で指摘された結果から所定評価基準による
    肌評価を行う肌評価手段とを備えたことを特徴とする肌
    評価装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記評価肌画像入力手段は、顔面の複数の特定部位の評
    価肌画像を入力し、 前記基準画像データベースは、顔面の複数の特定部位の
    撮像画像である基準画像を予め複数記憶し、 前記肌評価装置は、被験者の顔面の複数の特定部位の肌
    状態に基づいて、顔面の肌の評価を行うことを特徴とす
    る肌評価装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2のいずれかにおい
    て、 前記肌評価手段は、前記指摘手段で指摘された結果の他
    に、被験者に対する肌状態のアンケート回答に基づいて
    肌評価を行うことを特徴とする肌評価装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記肌評価手段は、重回帰分析により得られた計算式を
    所定評価基準として肌評価を行うことを特徴とする肌評
    価装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4のいずれかの肌
    評価装置に、 複数の肌評価メニューのなかから少なくとも一のメニュ
    ーを選択させるメニュー選択手段を設けたことを特徴と
    する肌評価装置。
  6. 【請求項6】被験者の顔面の撮像画像とこれに対応する
    複数の基準画像とを同時に表示し、 表示された複数の基準画像のうち、評価肌画像に最も似
    ている基準画像を指摘させ、 指摘された結果から所定評価基準による肌評価を行うこ
    とを含むことを特徴とする肌評価方法。
JP9001094A 1994-04-27 1994-04-27 肌評価装置及び肌評価方法 Pending JPH07289524A (ja)

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