JPH07288171A - オゾン発生装置 - Google Patents
オゾン発生装置Info
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- JPH07288171A JPH07288171A JP8038994A JP8038994A JPH07288171A JP H07288171 A JPH07288171 A JP H07288171A JP 8038994 A JP8038994 A JP 8038994A JP 8038994 A JP8038994 A JP 8038994A JP H07288171 A JPH07288171 A JP H07288171A
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- dielectric
- ozone
- ozone generating
- electrode
- generating electrode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 オゾン発生電極体の誘電体の表面に硝酸塩が
堆積しにくくかつ洗浄が容易なオゾン発生装置を提供す
る。 【構成】 空気中の酸素をオゾン化するオゾン発生装置
において、略筒状の誘電体２０の内側に高電圧が印加さ
れる高電圧電極２１を設け、誘電体２０の外側に網状又
はコイル状のアース電極２２を設けてなるオゾン発生電
極体２３を形成し、そのオゾン発生電極体２３を、空気
の流路内に、その空気流に軸線が略直交するように設け
たことを特徴としている。
堆積しにくくかつ洗浄が容易なオゾン発生装置を提供す
る。 【構成】 空気中の酸素をオゾン化するオゾン発生装置
において、略筒状の誘電体２０の内側に高電圧が印加さ
れる高電圧電極２１を設け、誘電体２０の外側に網状又
はコイル状のアース電極２２を設けてなるオゾン発生電
極体２３を形成し、そのオゾン発生電極体２３を、空気
の流路内に、その空気流に軸線が略直交するように設け
たことを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気中の酸素をオゾン
化するオゾン発生装置に関する。
化するオゾン発生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５はオゾン発生装置の従来例を説明す
るための説明図である。
るための説明図である。
【０００３】オゾン発生装置は、セラミック等からなる
筒状の誘電体１と、誘電体１内に設けられたアース電極
２と、誘電体１の内側に設けられた高電圧電極３からな
るオゾン発生電極体４と、高電圧電源（図示せず）とで
構成されている。オゾン発生電極体４のアース電極２、
高電圧電極３間に高電圧を印加すると共に、オゾン発生
電極体４の誘電体１内の空気流路５の一端から（例えば
紙面の表面から）空気を供給すると、誘電体１の内側で
沿面放電が生じて空気流路５内の空気中の酸素がオゾン
化され、空気流路５の他方の側から（紙面の裏面から）
オゾンガスとして排出される。
筒状の誘電体１と、誘電体１内に設けられたアース電極
２と、誘電体１の内側に設けられた高電圧電極３からな
るオゾン発生電極体４と、高電圧電源（図示せず）とで
構成されている。オゾン発生電極体４のアース電極２、
高電圧電極３間に高電圧を印加すると共に、オゾン発生
電極体４の誘電体１内の空気流路５の一端から（例えば
紙面の表面から）空気を供給すると、誘電体１の内側で
沿面放電が生じて空気流路５内の空気中の酸素がオゾン
化され、空気流路５の他方の側から（紙面の裏面から）
オゾンガスとして排出される。
【０００４】図６はオゾン発生装置の他の従来例を説明
するための説明図である。
するための説明図である。
【０００５】このオゾン発生装置は、管状のアース電極
６と、このアース電極６の内側に同軸状に設けられセラ
ミック等からなる筒状の誘電体７と、この誘電体７の内
側に設けられ高電圧が印加される高電圧電極８からなる
オゾン発生電極体９と、高電圧電源（図示せず）とで構
成されている。このオゾン発生電極体９のアース電極６
と高電圧電極８との間に高電圧を印加すると共に、アー
ス電極６と誘電体７との間の隙間（空気流路）１０に、
一方の側（紙面の表面から）から空気を供給すると、ア
ース電極６と誘電体７との間で無声放電が生じ、空気流
路１０内の空気中の酸素がオゾン化され、他方の側（紙
面の裏面から）からオゾンガスとして排出される。
６と、このアース電極６の内側に同軸状に設けられセラ
ミック等からなる筒状の誘電体７と、この誘電体７の内
側に設けられ高電圧が印加される高電圧電極８からなる
オゾン発生電極体９と、高電圧電源（図示せず）とで構
成されている。このオゾン発生電極体９のアース電極６
と高電圧電極８との間に高電圧を印加すると共に、アー
ス電極６と誘電体７との間の隙間（空気流路）１０に、
一方の側（紙面の表面から）から空気を供給すると、ア
ース電極６と誘電体７との間で無声放電が生じ、空気流
路１０内の空気中の酸素がオゾン化され、他方の側（紙
面の裏面から）からオゾンガスとして排出される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のオゾン発生装置のオゾン発生電極体４，９に、室内
の空気原料を供給すると、空気中の窒素の一部が窒素酸
化物となる。他方、室内の空気は水分を含んでおり、こ
の水分と窒素酸化物とが反応して硝酸となり、誘電体１
の内側表面や誘電体７の外側表面に付着すると共に硝酸
塩となり、誘電体１，７の表面に付着して化学的ダメー
ジを受ける。オゾン発生電極体４の空気流路５の幅はわ
ずか数ｍｍと狭い（特に図６に示したオゾン発生電極体
９の空気流路１０では１ｍｍしかない）ため、硝酸塩が
堆積しやすく、目詰まりすることがある。しかも硝酸塩
の堆積を放置しておくと、誘電体１，７がセラミックの
場合には硝酸塩が高電圧電極３，８側に浸透して絶縁破
壊してしまう（物理的ダメージ）。そのためオゾン発生
装置に堆積した硝酸塩を除去する必要があるが、オゾン
発生装置の空気流路の幅は非常に狭いため、誘電体１，
７の表面を洗浄して堆積した硝酸塩を除去するのは容易
ではない。
来のオゾン発生装置のオゾン発生電極体４，９に、室内
の空気原料を供給すると、空気中の窒素の一部が窒素酸
化物となる。他方、室内の空気は水分を含んでおり、こ
の水分と窒素酸化物とが反応して硝酸となり、誘電体１
の内側表面や誘電体７の外側表面に付着すると共に硝酸
塩となり、誘電体１，７の表面に付着して化学的ダメー
ジを受ける。オゾン発生電極体４の空気流路５の幅はわ
ずか数ｍｍと狭い（特に図６に示したオゾン発生電極体
９の空気流路１０では１ｍｍしかない）ため、硝酸塩が
堆積しやすく、目詰まりすることがある。しかも硝酸塩
の堆積を放置しておくと、誘電体１，７がセラミックの
場合には硝酸塩が高電圧電極３，８側に浸透して絶縁破
壊してしまう（物理的ダメージ）。そのためオゾン発生
装置に堆積した硝酸塩を除去する必要があるが、オゾン
発生装置の空気流路の幅は非常に狭いため、誘電体１，
７の表面を洗浄して堆積した硝酸塩を除去するのは容易
ではない。
【０００７】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、オゾン発生電極体の誘電体の表面に硝酸塩が堆積し
にくくかつ洗浄が容易なオゾン発生装置を提供すること
にある。
し、オゾン発生電極体の誘電体の表面に硝酸塩が堆積し
にくくかつ洗浄が容易なオゾン発生装置を提供すること
にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、空気中の酸素をオゾン化するオゾン発生装
置において、略筒状の誘電体の内側に高電圧が印加され
る高電圧電極を設け、誘電体の外側に網状又はコイル状
のアース電極を設けてなるオゾン発生電極体を形成し、
そのオゾン発生電極体を、空気の流路内に、その空気流
に軸線が略直交するように設けたものである。
に本発明は、空気中の酸素をオゾン化するオゾン発生装
置において、略筒状の誘電体の内側に高電圧が印加され
る高電圧電極を設け、誘電体の外側に網状又はコイル状
のアース電極を設けてなるオゾン発生電極体を形成し、
そのオゾン発生電極体を、空気の流路内に、その空気流
に軸線が略直交するように設けたものである。
【０００９】本発明のオゾン発生装置は、オゾン発生電
極体のアース電極が誘電体から離隔して形成され、オゾ
ン発生電極体の表面で無声放電を行うようにしてもよ
い。
極体のアース電極が誘電体から離隔して形成され、オゾ
ン発生電極体の表面で無声放電を行うようにしてもよ
い。
【００１０】本発明のオゾン発生装置は、オゾン発生電
極体のアース電極が誘電体に密着して形成され、オゾン
発生電極体の表面で沿面放電を行うようにしてもよい。
極体のアース電極が誘電体に密着して形成され、オゾン
発生電極体の表面で沿面放電を行うようにしてもよい。
【００１１】
【作用】上記構成によれば、オゾン発生電極体のアース
電極は、網状又はコイル状に形成されているので、空気
がアース電極の網の目又はコイル間の隙間を介してアー
ス電極と誘電体との間に流入する。オゾン発生電極体の
アース電極が誘電体から所定の間隔だけ離れている場合
にはアース電極、誘電体間で無声放電が生じ、アース電
極が誘電体に密着している場合にはアース電極、誘電体
間で沿面放電が生じる。両放電はいずれもオゾン発生電
極体の誘電体の表面で生じ、この放電により空気中の酸
素がオゾン化される。アース電極と誘電体との間で発生
したオゾンは、網の目又はコイル間の隙間を介してオゾ
ン発生電極体の外に流出する。オゾン発生電極体は空気
流に軸線が略直交するように設けられているので、大風
量の空気流がオゾン発生電極体の表面に沿って流れやす
くなり、誘電体の表面に生じたオゾンによって窒素酸化
物が生じてもアース電極、誘電体間にこもることなく大
風量の空気流で吹き飛ばされる。このため誘電体の外側
の表面には硝酸塩が生じにくく、例え硝酸塩が生じて堆
積したとしても誘電体の外側に生じるので洗浄が容易で
ある。
電極は、網状又はコイル状に形成されているので、空気
がアース電極の網の目又はコイル間の隙間を介してアー
ス電極と誘電体との間に流入する。オゾン発生電極体の
アース電極が誘電体から所定の間隔だけ離れている場合
にはアース電極、誘電体間で無声放電が生じ、アース電
極が誘電体に密着している場合にはアース電極、誘電体
間で沿面放電が生じる。両放電はいずれもオゾン発生電
極体の誘電体の表面で生じ、この放電により空気中の酸
素がオゾン化される。アース電極と誘電体との間で発生
したオゾンは、網の目又はコイル間の隙間を介してオゾ
ン発生電極体の外に流出する。オゾン発生電極体は空気
流に軸線が略直交するように設けられているので、大風
量の空気流がオゾン発生電極体の表面に沿って流れやす
くなり、誘電体の表面に生じたオゾンによって窒素酸化
物が生じてもアース電極、誘電体間にこもることなく大
風量の空気流で吹き飛ばされる。このため誘電体の外側
の表面には硝酸塩が生じにくく、例え硝酸塩が生じて堆
積したとしても誘電体の外側に生じるので洗浄が容易で
ある。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【００１３】図１は本発明のオゾン発生装置の一実施例
を示す概念図である。
を示す概念図である。
【００１４】同図において、２０はガラス（セラミック
や合成樹脂等でもよい）からなる略筒状の誘電体であ
る。誘電体２０の内側には金属（半導体や導電塗料等で
もよい）からなる高電圧電極２１が設けられている。誘
電体２０の外側には、誘電体２０から離隔して網状のア
ース電極２２が設けられている。これら誘電体２０、高
電圧電極２１及びアース電極２２でオゾン発生電極体２
３が形成されている。オゾン発生電極体２３は、ダクト
２４からなる空気流路２５内に、矢印Ａで示す空気流に
略直交するように設けられている。空気流は比較的大風
量が好ましい（１〜１０ｍ／ｓｅｃ程度）。尚、誘電体
２０とアース電極２２との間の間隙ｄはオゾン発生量、
電源電圧、周波数、誘電体やアース電極の長さ及び径に
よって設定される。ダクト２４の吸気側２４ａ及び排気
側２４ｂにはそれぞれ網２６，２７が設けられている。
や合成樹脂等でもよい）からなる略筒状の誘電体であ
る。誘電体２０の内側には金属（半導体や導電塗料等で
もよい）からなる高電圧電極２１が設けられている。誘
電体２０の外側には、誘電体２０から離隔して網状のア
ース電極２２が設けられている。これら誘電体２０、高
電圧電極２１及びアース電極２２でオゾン発生電極体２
３が形成されている。オゾン発生電極体２３は、ダクト
２４からなる空気流路２５内に、矢印Ａで示す空気流に
略直交するように設けられている。空気流は比較的大風
量が好ましい（１〜１０ｍ／ｓｅｃ程度）。尚、誘電体
２０とアース電極２２との間の間隙ｄはオゾン発生量、
電源電圧、周波数、誘電体やアース電極の長さ及び径に
よって設定される。ダクト２４の吸気側２４ａ及び排気
側２４ｂにはそれぞれ網２６，２７が設けられている。
【００１５】オゾン発生電極体２３の高電圧電極２１及
びアース電極２２は、ダクト２４の外部に設けられた交
流高電圧電源（以下「電源」という。）２８に接続され
ている。電源２８は数ＫＶの交流電圧（５０Ｈｚ〜数Ｋ
Ｈｚ）を発生するようになっている。
びアース電極２２は、ダクト２４の外部に設けられた交
流高電圧電源（以下「電源」という。）２８に接続され
ている。電源２８は数ＫＶの交流電圧（５０Ｈｚ〜数Ｋ
Ｈｚ）を発生するようになっている。
【００１６】次に実施例の作用を述べる。
【００１７】オゾン発生電極体２３のアース電極２２
は、網状に形成されているので、矢印Ａ方向に流れる空
気がアース電極２２の網の目を介して誘電体２０とアー
ス電極２２との間に流入する。オゾン発生電極体２３の
アース電極２２が誘電体２０から間隔ｄだけ離れている
ため誘電体２０、アース電極２２間で無声放電が生じ
る。この放電はオゾン発生電極体２３の誘電体２０の外
側の表面で生じ、この放電により誘電体２０、アース電
極２２間の空気中の酸素がオゾン化される。発生したオ
ゾンは、アース電極２２の網の目を介してオゾン発生電
極体２３の外に低濃度のオゾンガスとして流出する。こ
のオゾン発生電極体２３はダクト２４内に空気流に略直
交するように設けられているので、空気流がオゾン発生
電極体２３の表面に沿って流れやすくなり、誘電体２０
の表面に生じたオゾンによって空気中の窒素が窒素酸化
物となっても、誘電体２０、アース電極２２間にこもる
ことなくその大風量の空気流で吹き飛ばされる。すなわ
ち空気やオゾンがアース電極２２を自由に通過できるよ
うになっている。このため誘電体２０の外側の表面には
硝酸塩が生じにくく、例え硝酸塩が生じて堆積したとし
ても誘電体２０の外側に生じるので洗浄が容易である。
は、網状に形成されているので、矢印Ａ方向に流れる空
気がアース電極２２の網の目を介して誘電体２０とアー
ス電極２２との間に流入する。オゾン発生電極体２３の
アース電極２２が誘電体２０から間隔ｄだけ離れている
ため誘電体２０、アース電極２２間で無声放電が生じ
る。この放電はオゾン発生電極体２３の誘電体２０の外
側の表面で生じ、この放電により誘電体２０、アース電
極２２間の空気中の酸素がオゾン化される。発生したオ
ゾンは、アース電極２２の網の目を介してオゾン発生電
極体２３の外に低濃度のオゾンガスとして流出する。こ
のオゾン発生電極体２３はダクト２４内に空気流に略直
交するように設けられているので、空気流がオゾン発生
電極体２３の表面に沿って流れやすくなり、誘電体２０
の表面に生じたオゾンによって空気中の窒素が窒素酸化
物となっても、誘電体２０、アース電極２２間にこもる
ことなくその大風量の空気流で吹き飛ばされる。すなわ
ち空気やオゾンがアース電極２２を自由に通過できるよ
うになっている。このため誘電体２０の外側の表面には
硝酸塩が生じにくく、例え硝酸塩が生じて堆積したとし
ても誘電体２０の外側に生じるので洗浄が容易である。
【００１８】このため誘電体２０が硝酸塩に侵されにく
くなるので、オゾン発生電極体２３の寿命が延長される
（従来は数千時間、本実施例は５万時間程度）。さらに
誘電体２０の種類を化学変化に強い材料を選択すること
ができる。
くなるので、オゾン発生電極体２３の寿命が延長される
（従来は数千時間、本実施例は５万時間程度）。さらに
誘電体２０の種類を化学変化に強い材料を選択すること
ができる。
【００１９】以上において本実施例では略筒状の誘電体
の内側に高電圧が印加される高電圧電極を設け、誘電体
の外側に網状のアース電極を設けてなるオゾン発生電極
体を形成し、そのオゾン発生電極体を、空気の流路内
に、その空気流に略直交するように設けたので、誘電体
の外側の表面に硝酸塩が生じてもこもることなく空気流
で吹き飛ばされて堆積しにくくなり、たとえ硝酸塩が堆
積しても洗浄が容易なオゾン発生装置を実現することが
できる。
の内側に高電圧が印加される高電圧電極を設け、誘電体
の外側に網状のアース電極を設けてなるオゾン発生電極
体を形成し、そのオゾン発生電極体を、空気の流路内
に、その空気流に略直交するように設けたので、誘電体
の外側の表面に硝酸塩が生じてもこもることなく空気流
で吹き飛ばされて堆積しにくくなり、たとえ硝酸塩が堆
積しても洗浄が容易なオゾン発生装置を実現することが
できる。
【００２０】図２〜図４は本発明のオゾン発生装置の他
の実施例の概念図である。
の実施例の概念図である。
【００２１】図２に示した実施例は、アース電極２２ａ
をコイル状に形成すると共にアース電極２２ａを誘電体
２０から一定の間隙ｄで設けた点である。
をコイル状に形成すると共にアース電極２２ａを誘電体
２０から一定の間隙ｄで設けた点である。
【００２２】図３に示した実施例は、アース電極２２ｂ
を網状に形成すると共にアース電極２２ｂを誘電体２０
に密着した点である。
を網状に形成すると共にアース電極２２ｂを誘電体２０
に密着した点である。
【００２３】この場合には、オゾン発生装置のオゾン発
生電極体２３ｂに交流高電圧が印加されると、誘電体２
０とアース電極２２ｂとの間で沿面放電が生じる。この
沿面放電により空気中の酸素がオゾン化される。
生電極体２３ｂに交流高電圧が印加されると、誘電体２
０とアース電極２２ｂとの間で沿面放電が生じる。この
沿面放電により空気中の酸素がオゾン化される。
【００２４】図４に示した実施例は、アース電極２２ｃ
をコイル状に形成すると共にアース電極２２ｃを誘電体
２０に密着した点である。この場合にも沿面放電により
空気がオゾン化される。尚、上述したオゾン発生電極体
２３ａ〜２３ｃはいずれも空気の流路内に、その空気流
に略直交するように設けられており、誘電体２０の表面
に硝酸塩が生成しても大風量の空気流でふきとばされる
ので、堆積しにくくなり、たとえ硝酸塩が堆積したとし
ても誘電体の外側に堆積するので容易に洗浄できる。
をコイル状に形成すると共にアース電極２２ｃを誘電体
２０に密着した点である。この場合にも沿面放電により
空気がオゾン化される。尚、上述したオゾン発生電極体
２３ａ〜２３ｃはいずれも空気の流路内に、その空気流
に略直交するように設けられており、誘電体２０の表面
に硝酸塩が生成しても大風量の空気流でふきとばされる
ので、堆積しにくくなり、たとえ硝酸塩が堆積したとし
ても誘電体の外側に堆積するので容易に洗浄できる。
【００２５】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【００２６】誘電体の外側に網状又はコイル状のアース
電極を設けたオゾン発生電極体を、空気の流路内に、そ
の空気流に略直交するように設けたので、誘電体の表面
に硝酸塩が生成しても大風量の空気流でふきとばされる
ので堆積しにくくなり、たとえ硝酸塩が堆積したとして
も誘電体の外側に堆積するので容易に洗浄できる。
電極を設けたオゾン発生電極体を、空気の流路内に、そ
の空気流に略直交するように設けたので、誘電体の表面
に硝酸塩が生成しても大風量の空気流でふきとばされる
ので堆積しにくくなり、たとえ硝酸塩が堆積したとして
も誘電体の外側に堆積するので容易に洗浄できる。
【図１】本発明のオゾン発生装置の一実施例を示す概念
図である。
図である。
【図２】本発明のオゾン発生装置の他の実施例の概念図
である。
である。
【図３】本発明のオゾン発生装置の他の実施例の概念図
である。
である。
【図４】本発明のオゾン発生装置の他の実施例の概念図
である。
である。
【図５】オゾン発生装置の従来例を説明するための説明
図である。
図である。
【図６】オゾン発生装置の他の従来例を説明するための
説明図である。
説明図である。
２０ 誘電体 ２１ 高電圧電極 ２２ アース電極 ２３ オゾン発生電極体 ２４ ダクト ２５ 空気流路 ２８ 交流高電圧電源（電源）
フロントページの続き (72)発明者 山本 克治 東京都江東区豊洲三丁目１番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内
Claims (3)
- 【請求項１】 空気中の酸素をオゾン化するオゾン発生
装置において、略筒状の誘電体の内側に高電圧が印加さ
れる高電圧電極を設け、上記誘電体の外側に網状又はコ
イル状のアース電極を設けてなるオゾン発生電極体を形
成し、そのオゾン発生電極体を、空気の流路内に、その
空気流に軸線が略直交するように設けたことを特徴とす
るオゾン発生装置。 - 【請求項２】 上記オゾン発生電極体のアース電極が上
記誘電体から離隔して形成され、オゾン発生電極体の表
面で無声放電を行うようにした請求項１記載のオゾン発
生装置。 - 【請求項３】 上記オゾン発生電極体のアース電極が上
記誘電体に密着して形成され、オゾン発生電極体の表面
で沿面放電を行うようにした請求項１記載のオゾン発生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8038994A JPH07288171A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | オゾン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8038994A JPH07288171A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | オゾン発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07288171A true JPH07288171A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13716939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8038994A Pending JPH07288171A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | オゾン発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07288171A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002087804A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-27 | Chubu Electric Power Co Inc | オゾン発生装置 |
| WO2002083552A1 (en) * | 2001-04-11 | 2002-10-24 | L'air Liquide - Societe Anonyme A Directoire Et Conseil De Surveillance Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude | Method of cleaning an ozone generator |
| US6793739B2 (en) | 2001-04-11 | 2004-09-21 | Air Liquide Canada | Method of cleaning an ozone generator |
| JP2014015376A (ja) * | 2012-07-11 | 2014-01-30 | Ihi Shibaura Machinery Corp | オゾナイザ |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP8038994A patent/JPH07288171A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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