JPH07287939A - Cdソフトウエアの管理用記録媒体 - Google Patents

Cdソフトウエアの管理用記録媒体

Info

Publication number
JPH07287939A
JPH07287939A JP10193094A JP10193094A JPH07287939A JP H07287939 A JPH07287939 A JP H07287939A JP 10193094 A JP10193094 A JP 10193094A JP 10193094 A JP10193094 A JP 10193094A JP H07287939 A JPH07287939 A JP H07287939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
file
information
bytes
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10193094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Nakahara
英俊 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hudson Soft Co Ltd
Original Assignee
Hudson Soft Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hudson Soft Co Ltd filed Critical Hudson Soft Co Ltd
Priority to JP10193094A priority Critical patent/JPH07287939A/ja
Publication of JPH07287939A publication Critical patent/JPH07287939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチメディアに使用されるような、音楽C
D、CD−G、CD−I、フォトCD、CD−ROMな
どの種々のCDデータを含むソフトウエアの保存や復元
が容易な管理手段を得る。 【構成】 (1)CDのリードタイム、TOC情報テーブ
ルの長さ、トラックの最大数、日付、時刻等が記録され
ているファイル全体の概要的情報を示すデータを含むフ
ァイルヘッダー、(2)インデックスごとの情報を1単位
として、データ形式がモードと記録形式で表される、C
Dに記録されるデータの制御データからなるTOC情報
テーブル、(3)CDに記録されるデータが含まれるCD
データ、(4)CDエミュレータで使用したファイル管理
情報、を備えたフォーマット構造を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCDメディア作成のため
の管理用の記録媒体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】CDは音声をデジタルで録音再生するこ
とが可能な媒体として開発され、忠実な音の再現と長時
間連続再生が可能なオーディオディスクとして開発され
た。その後、大容量と高速アクセス性能に着目されて、
コンピュータの記録媒体としての利用もなされている。
【0003】コンピュータ記録媒体としてのデータ構造
の規格はCDオーディオの規格に基づいて定められてい
る。以下、CDオーディオディスクのデータ構造につい
て説明する。
【0004】L/Rの音声信号をPCM変調して、16
ビット×2チャンネルのデジタルデータを得る。6標本
区間のデジタルデータ24バイトが1フレーム単位とな
る。エラーの抑制を目的として、L/R12バイト単位
でデータ変換し、誤り訂正符号が入り、インターリーブ
されると、それぞれ8ビット×12のデータと8ビット
×4のパリティになる。1フレームに1バイトのサブコ
ードを加え、変調して得られたデジタル信号をCDに記
録する。
【0005】98フレームが1つのサブコードブロック
を構成している。先頭の2バイトはサブコードヘッダ、
残り96バイトがサブコード8チャンネルとなる。サブ
コードのうち、24バイトは、読み出し制御に使われ、
ユーザデータの種別と絶対時間やサブコードフレーム番
号等、探索のためのアドレス情報が記録されている。1
つのサブコードブロックに付帯するデータは、2352
バイトの情報量に匹敵する。
【0006】CDオーディオディスク再生装置で特定の
曲を再生するには、ディスク最内周にあるインデックス
を手がかりにサブコードを探して復調し、サブコードの
絶対時間により目的のブロックを探索する。読み出した
デジタル信号を復調し、デインターリーブ、誤り訂正符
号によりエラー訂正し、デジタル信号処理を行い、デジ
タルデータを得る。デジタルデータはD/Aコンバータ
で処理され、音声信号として出力される。
【0007】CDをコンピュータ記録媒体として用いる
際の統一規格となったCD−ROMの物理フォーマット
の規格を図1に示す。物理フォーマットはモード0、モ
ード1、モード2の3種類のモードが定められている。
CD−ROMの1セクタは、CDオーディオディスクの
サブコードブロックに等しい2352バイトのデータで
構成され、各ブロックの先頭にはブロック間の分離のた
めに12バイトのブロック同期信号(シンク)が置かれ
ている。
【0008】ブロック同期信号に続いて、ヘッダ4バイ
トが配され、ブロックアドレス3バイトとデータ記録モ
ードを示す1バイトからなる。モード0とモード2の場
合は残りの2336バイトがデータ領域となる。モード
0ではこのデータが全部0である。
【0009】モード1はより正確な誤り訂正が要求され
るコンピュータデータに用いられる。プログラムデータ
や高圧縮率の画像データ等は、1ビットのエラーでも正
常な動作が得られなくなる。このようなデータは補間処
理できる画像データあるいは音響データとは異なり、エ
ラーが許されない。
【0010】CD−ROMのデータの信頼性を高めるた
め、2336バイトのデータ構造に補助データの領域を
設定し、ユーザデータ2048バイトと補助データ28
8バイトに分けている。補助データの設定は、データ記
録モードをモード1に設定することによって定義され
る。補助データ288バイトは、エラー検出4バイト、
スペース8バイト、Pパリティ172バイトおよびQパ
リティ104バイトからなるエラー訂正276バイトと
なっている。
【0011】モード2は2336バイトがすべてユーザ
データとなるデータ構造を有し、補間処理でエラー訂正
が可能な画像・音響データ等を記録できる。ただし、一
般には、モード2のユーザデータ内に構造を定義して、
物理フォーマットを拡張し、各種データの時分割処理を
行う際などにモード2のデータ構造を利用している。
【0012】プログラムデータ等は、同じ符号の連続す
る冗長コードが大変多く、読み取りエラーを生じやす
い。そこで、ユーザデータにシンク、ヘッダ、さらに補
助データを加えた2352バイトのブロック中、シンク
を残してスクランブル処理をかけ、冗長コードを解消す
る。
【0013】スクランブル処理後は、CDオーディオデ
ィスクと同様に、誤り訂正符号を入れてインターリーブ
した後、サブコードを追加し、変調して得られたデジタ
ル信号をCD−ROMに記録する。
【0014】サブコードは、CDオーディオディスクの
構造と一致し、8チャンネル×12バイトの大きさのも
のが1ブロックに1つ付加されている。そのうち2チャ
ンネルが読み出し制御に使われ、ユーザデータの種別と
絶対時間やサブコードフレーム番号等、探索のためのア
ドレス情報が記録されている。
【0015】得られたデジタルデータはスクランブルが
掛かっているため、データブロック中のシンクを検出し
てスクランブルを解除し、ヘッダアドレスを検出したの
ち、目的のブロックにアクセスする。ヘッダにあるデー
タ構造モードに応じて、補助データを利用したエラーの
検出と訂正が施された後、ユーザデータはコンピュータ
に読み込まれる。このような2段階のエラー訂正機能に
よりデータの信頼性を高めている。
【0016】以上のような機能をもったCDは現在、様
々な利用の仕方がされている。たとえばを音楽用CDは
もちろんのこと、カラオケ用CD(CD−G)、音や画
像を含んだ対話型CD(CD−I)、写真用CD(フォ
トCD)、音楽用CDと同じ直径をもつCDに音声情報
の代わりにコード情報を含んだ読み取り専用のCD(C
D−ROM)などがある。
【0017】これらのCDを作成するには、ソフト開発
メーカー(ソフトベンダー)はCD製造メーカーに制作
を依頼している。その際、CD作成のための元データを
FD、HD、DAT、磁気テープ、MOなど様々な記憶
媒体にデータを記録してCD製造メーカーに渡してい
る。
【0018】たとえば、CDソフト開発側はCD製造メ
ーカーに対して、パソコンCD−ROMはハードディス
ク(HD)で、音楽CDはアナログテープあるいはDA
Tで、CD−ROMデータはデジタルテープで、カラオ
ケCDはMOディスクで、というふうに様々な種類の媒
体により作られたマスタリングファイルを渡している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】CDソフト開発側はC
D製造メーカーに引き渡した後も、CD作成後のテスト
のために元データを保存しておかなければならない。し
かし、これをいざ復元しようとした場合、ファイルが様
々な媒体に分かれている場合は復元するために多大の労
力がかかる。とくにマルチメディアソフトウエアを開発
する場合には極端に開発効率が落ちるという問題点があ
る。
【0020】本発明はマルチメディアに使用されるよう
な種々のCDデータを含むソフトウエアの保存や復元が
容易な管理手段を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、少なくともファイルヘッダー、TOC
情報テーブル、CD情報データ、ファイルエンドマー
ク、CDエミュレータで使用したファイル管理情報、フ
ァイルエンドマークからなる構造を有する記録媒体を用
いる。
【0022】ファイルヘッダーはファイル全体の概要的
情報を示すデータを蓄える。たとえばCDのリードタイ
ムとかTOCのサイズなどである。従来のマスタリング
記憶媒体では異なる情報ごとにファイルを変えてデータ
を蓄えていたが、本発明では複数のファイルをネイテブ
な形で保存するために、ファイルは1マスタリングファ
イルあたり1個である。したがって、ファイルヘッダー
も1個である。
【0023】TOC情報テーブルは、CD情報データを
コントロールするためのデータである。この情報を見れ
ば、どのCD情報データがどこから始まり、それがどの
ような形式で保存され、どのような種類のデータかがわ
かるようになっている。
【0024】CD情報データは本来のCDデータであ
る。この中には音楽用、CD−G、CD−I、各種CD
−ROMなどのデータが含まれる。その種類が何であ
り、どこからどれだけの長さで保存されているからは、
TOC情報テーブルでわかるようになっている。したが
ってここには生のCDデータが原型のままの形で羅列さ
れている。
【0025】CDを用いるソフトウエアはCD製造メー
カーに渡す前に、CDエミュレータ上で動作テストを行
う。その際にCDエミュレータのためのコントロール情
報が作られる。この情報を「CDエミュレータ用ファイ
ル管理情報」と呼ぶ。この管理情報を保存しておき、再
テスト時には該当する管理情報をCDエミュレータにロ
ードすれば、そのCDデータのテストがすぐに行える。
【0026】ファイルエンドマークはファイルヘッダー
に対応したもので、ファイルの最後を示す印で、本発明
ではTOC情報テーブルの後と、CDエミュレータで使
用したファイル管理情報の後につける。
【0027】
【実施例】本発明の実施例として、管理用記録媒体とし
て8mmのテープを使用する場合を例として示す。もち
ろん8mmテープ以外のハードディスクなどの大記憶容
量の媒体でもよいが、本発明の例として8mmテープを
使用するのは、安価でありしかも大量データを保存でき
るからである。その場合のフォーマットを図2に示す。
【0028】テープ先頭に「ファイルヘッダー」を設け
る。長さは256バイトで、この中にはCDのリードタ
イム(mm:ss:ff)、TOC情報テーブルの長さ
(nnnnnn)、トラックの最大数(nn)、テープ
を記録した日付(yy/mm/dd)、テープを記録し
た時間(hh:mm:ss)等が記録されている。括弧
内の文字はSCII文字を表す。
【0029】CDに関する情報テーブルとして、インデ
ックスごとの情報を1単位として、その集合を「TOC
情報テーブル」として記録する。このテーブルはバイナ
リデータをインデックスごとに16バイト単位で構成す
る。したがって、TOC情報テーブルのサイズは16バ
イト×nである。
【0030】CDに記録されるデータはどのような形式
のデータがきても対応できるようにしてあるために、原
型のままの形で「CDデータ」として記録されている。
ここにはCDエミュレータでテストするときに必要とな
るパス名やファイル名などの管理情報は含まれないの
で、このほかに「CDエミュレータ用ファイル管理情
報」を設ける。
【0031】可変長ファイルである「CDデータ」と
「CDエミュレータ用ファイル管理情報」の後ろにはフ
ァイルエンドマークを付ける。
【0032】図3はTOC情報テーブルの例である。ト
ラック番号とインデックス番号はともに1バイトで、そ
れぞれ格納されているCD−ROMデータのトラック番
号とインデックス番号を示す。コントロールは1トラッ
クに格納されている情報の種類を表す。たとえばbit
4が1ならCD−DA再生時にEmphasis回路を
使用する、といった類の情報がビット単位で示される。
【0033】データ形式はモードとテープ記録形式で表
す。たとえばモードが0000でテープ記録形式が00
00なら、CD−DAでデータはテープに記録されてい
ないといったように、ビットの組み合わせによってその
意味が表現される。これによって様々なCDのデータ形
式(フォーマット)が表現されている。
【0034】サブヘッダー情報サブヘッダーに対する情
報を格納している。ただしこの情報はCD−ROM m
ode2のみに有効である。
【0035】データ開始位置は開始位置の分、秒および
フレームの値を各1バイトで表している。データレング
スはデータの所要時間の分、秒、フレーム値として、各
1バイトで表している。
【0036】CD−ROMデータを8レコード1ブロッ
クとして格納する。CD−ROMデータブの1フレーム
分のバイト数は、各インデックスごとにデータ形式やサ
ブヘッダー情報、サブコード形式の値に準じたバイト数
に切り替えて記録してある。
【0037】図4はデータ形式ごとの1フレームのバイ
ト数を表したものであるが、データ長は可変長である。
なおここでは“CD−ROMデータ”としたが、オーデ
ィオデータ等もこの中に含まれる。この図ではCD−D
Aがオーディオに対応している。
【0038】
【発明の効果】本発明により、1本の記憶媒体にあらゆ
る形式のCDデータを記録することができるようにな
り、CDデータの保存、管理が容易になった。また、エ
ミュレータによる再テストも簡単に行うことができるな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】CD−ROMのフォーマット規格の説明図であ
る。
【図2】本発明の実施例で、8mmテープに作成された
フォーマットの例の説明図である。
【図3】本発明の実施例におけるTOC情報テーブルの
説明図である。
【図4】本発明の実施例におけるCR−ROMデータの
記録形式の説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDに記録される各種データが含まれる
    CD用ソフトウエアの管理用記録媒体が少なくとも(1)
    CDのリードタイム、TOC情報テーブルの長さ、トラ
    ックの最大数、日付、時刻等が記録されているファイル
    全体の概要的情報を示すデータを含むファイルヘッダ
    ー、(2)インデックスごとの情報を1単位として、デー
    タ形式がモードと記録形式で表される、CDに記録され
    るデータの制御データからなるTOC情報テーブル、
    (3)CDに記録されるデータが含まれるCDデータ、(4)
    CDエミュレータで使用したファイル管理情報、を備え
    たフォーマット構造を有することを特徴とするCDソフ
    トウエア管理用記録媒体。
JP10193094A 1994-04-16 1994-04-16 Cdソフトウエアの管理用記録媒体 Pending JPH07287939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10193094A JPH07287939A (ja) 1994-04-16 1994-04-16 Cdソフトウエアの管理用記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10193094A JPH07287939A (ja) 1994-04-16 1994-04-16 Cdソフトウエアの管理用記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07287939A true JPH07287939A (ja) 1995-10-31

Family

ID=14313637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10193094A Pending JPH07287939A (ja) 1994-04-16 1994-04-16 Cdソフトウエアの管理用記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07287939A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3199243B2 (ja) 情報記録媒体、その再生方法
WO2002041319A2 (en) Digital media format
JP3923827B2 (ja) マルチセッションディスクの再生方法及び再生装置
JPH07287877A (ja) Cdマスタリング用記録媒体
JPH07287939A (ja) Cdソフトウエアの管理用記録媒体
JP3164308B2 (ja) 情報記録媒体、情報再生装置
KR100234258B1 (ko) 압축된 오디오 데이타 기록 및 재생 방법
JPH04368667A (ja) デジタルデータ処理装置
JP3753029B2 (ja) 音声信号伝送方法及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体
JPH07220399A (ja) コンパクトディスクデータ配置方法
JP3199247B2 (ja) 情報記録媒体、及びその再生装置
JP3426302B2 (ja) Cd−rom再生装置
JP3726812B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置
JP3726809B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置
JP3726811B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置
JP3794380B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置
JP3726810B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置
JP3794379B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置
JP3368755B2 (ja) 光ディスクへの記録方法及び光ディスク装置
JP3794375B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置
JPH07287876A (ja) Cd制作方法
JP3753028B2 (ja) 音声信号伝送方法及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体
JP3794376B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置
JP3794377B2 (ja) 音声信号のエンコード方法及び再生装置
JP3724712B2 (ja) 音声信号伝送方法及び伝送されたデータの再生方法