JPH0728702Y2 - コード端子の表示具 - Google Patents
コード端子の表示具Info
- Publication number
- JPH0728702Y2 JPH0728702Y2 JP1988136053U JP13605388U JPH0728702Y2 JP H0728702 Y2 JPH0728702 Y2 JP H0728702Y2 JP 1988136053 U JP1988136053 U JP 1988136053U JP 13605388 U JP13605388 U JP 13605388U JP H0728702 Y2 JPH0728702 Y2 JP H0728702Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- cord
- connection terminal
- terminal
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ラジオ受信機や磁気テープ再生装置などの音
響信号源と、電力増幅器とが個別に分離して構成さてい
る、いわゆるコンポーネントステレオの各機器間の接続
などに好適に用いられるコード端子の表示具に関し、さ
らに詳しくは、たとえばそのコード端子の接続先や導出
元などを表示するための表示具に関する。
響信号源と、電力増幅器とが個別に分離して構成さてい
る、いわゆるコンポーネントステレオの各機器間の接続
などに好適に用いられるコード端子の表示具に関し、さ
らに詳しくは、たとえばそのコード端子の接続先や導出
元などを表示するための表示具に関する。
従来の技術 第6図(1)は、典型的な従来技術の表示具1の斜視図
である。この表示具1は、たとえば粘着テープなどを用
いて実現され、帯状に形成された該表示具1の中央部1a
付近は、第6図(2)で示されるように、接続端子2が
取付けられたコード3の外周面に貼付けられ、またこの
中央部1a以外の両方の端部1b,1cは、対向する粘着剤の
塗布された面同士が貼付けられる。このようにして相互
に貼付けられた表示具1の両端部1b,1cの表面には、前
記接続端子2の接続先や導出元などが印刷表示されてい
る。
である。この表示具1は、たとえば粘着テープなどを用
いて実現され、帯状に形成された該表示具1の中央部1a
付近は、第6図(2)で示されるように、接続端子2が
取付けられたコード3の外周面に貼付けられ、またこの
中央部1a以外の両方の端部1b,1cは、対向する粘着剤の
塗布された面同士が貼付けられる。このようにして相互
に貼付けられた表示具1の両端部1b,1cの表面には、前
記接続端子2の接続先や導出元などが印刷表示されてい
る。
第7図は、他の従来技術の表示具5の斜視図である。こ
の表示具5は、たとえば可撓性を有する合成樹脂材料な
どから成る。長手板状の表示具本体6の両端部には、挿
通孔7,8が形成されており、この挿通孔7,8において、該
挿通孔7,8のたとえば一直径線の延長線上に、それぞれ
スリツト9,10が形成されている。この表示具5の挿通孔
7,8には接続端子12の取付けられたコード13が挿通され
る。このような表示具5は、前記表示具1が用いられる
コード3よりも細く、特に単線のコード13に好適に用い
られている。
の表示具5は、たとえば可撓性を有する合成樹脂材料な
どから成る。長手板状の表示具本体6の両端部には、挿
通孔7,8が形成されており、この挿通孔7,8において、該
挿通孔7,8のたとえば一直径線の延長線上に、それぞれ
スリツト9,10が形成されている。この表示具5の挿通孔
7,8には接続端子12の取付けられたコード13が挿通され
る。このような表示具5は、前記表示具1が用いられる
コード3よりも細く、特に単線のコード13に好適に用い
られている。
考案が解決しようとする課題 前述のような表示具1では、前記両端部1b,1cを正確に
貼合わせることは困難であり、作業性に劣る。またその
端面が相互にずれて貼付けられた場合には、商品価値が
低下してしまう。さらにまた車載用の音響再生装置など
に用いられた場合のように高温となる環境下において
は、貼合わせられた前記端部1b,1cとが相互に離反して
しまい、該表示具1がコード3の端部から外れてしま
い、あるいは、その端部からずれて接続端子2の接続先
がわからなくなつてしまうような不具合が生じる。
貼合わせることは困難であり、作業性に劣る。またその
端面が相互にずれて貼付けられた場合には、商品価値が
低下してしまう。さらにまた車載用の音響再生装置など
に用いられた場合のように高温となる環境下において
は、貼合わせられた前記端部1b,1cとが相互に離反して
しまい、該表示具1がコード3の端部から外れてしま
い、あるいは、その端部からずれて接続端子2の接続先
がわからなくなつてしまうような不具合が生じる。
また前記表示具5では、前記表示具1に比べて耐熱性が
向上されるとともに、コード13から外れにくくすること
ができる。しかしながら、コード13の直径に比べて接続
端子12の外径が大きいときには、この外径に合わせて、
前記挿通孔7,8を形成する必要があり、したがつて接続
端子12にはあまり接点数の多い端子を用いることができ
ない。
向上されるとともに、コード13から外れにくくすること
ができる。しかしながら、コード13の直径に比べて接続
端子12の外径が大きいときには、この外径に合わせて、
前記挿通孔7,8を形成する必要があり、したがつて接続
端子12にはあまり接点数の多い端子を用いることができ
ない。
本考案の目的は、作業性に優れ、簡単に取付けることが
できるとともに、コードの端部で該端部に取付けられて
いる端子の接続先などを正確に表示することができるコ
ード端子の表示具を提供することである。
できるとともに、コードの端部で該端部に取付けられて
いる端子の接続先などを正確に表示することができるコ
ード端子の表示具を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、可撓性合成樹脂材料から成り、 全体の厚みがほぼ一様であり、 コードの端部に接続されている端部を覆うカバー部と、 前記カバー部に連なり、表示領域を有する連結部と、 前記連結部に連なり、コードの端部に形成された凸部ま
たは該コード自体に係止する取外し可能な一対の係止部
とを含むことを特徴とするコード端子の表示具である。
たは該コード自体に係止する取外し可能な一対の係止部
とを含むことを特徴とするコード端子の表示具である。
作用 本考案に従えば、表示具は、カバー部と連結部と係止部
とを含んで構成されており、可撓性合成樹脂材料によつ
て全体の厚みがほぼ一様となるように形成される。連結
部は、カバー部と係止部とを連結するとともに、該連結
部には表示領域が形成されており、この表示領域には端
子の接続先などが表示される。係止部は、コードの端部
に形成された凸部または該コード自体に取外し自在に係
止する。
とを含んで構成されており、可撓性合成樹脂材料によつ
て全体の厚みがほぼ一様となるように形成される。連結
部は、カバー部と係止部とを連結するとともに、該連結
部には表示領域が形成されており、この表示領域には端
子の接続先などが表示される。係止部は、コードの端部
に形成された凸部または該コード自体に取外し自在に係
止する。
したがつて、端子のカバーと、端子の接続先などの表示
とを、本考案に従う表示具一つで実現することができ、
これら端子のカバーと表示とを低コストで実現すること
ができる。また端子が接続されているときには、表示領
域を有する連結部を介して、カバー部は支持されてお
り、これによつてカバー部の紛失などを防止することが
できる。さらにまた取外しが容易であり、作業性に優れ
ている。
とを、本考案に従う表示具一つで実現することができ、
これら端子のカバーと表示とを低コストで実現すること
ができる。また端子が接続されているときには、表示領
域を有する連結部を介して、カバー部は支持されてお
り、これによつてカバー部の紛失などを防止することが
できる。さらにまた取外しが容易であり、作業性に優れ
ている。
実施例 第1図は本考案の一実施例の表示具21の斜視図であり、
第2図はこの表示具21が取付けられる接続端子22の斜視
図であり、第3図は表示具21および接続端子22の断面図
である。この表示具21は、カバー部23と、連結部24a,24
bと、係止部25a,25bとを含んで構成され、可撓性の合成
樹脂材料によつて全体の厚みがほぼ一様となるように形
成される。
第2図はこの表示具21が取付けられる接続端子22の斜視
図であり、第3図は表示具21および接続端子22の断面図
である。この表示具21は、カバー部23と、連結部24a,24
bと、係止部25a,25bとを含んで構成され、可撓性の合成
樹脂材料によつて全体の厚みがほぼ一様となるように形
成される。
カバー部23には、円錐台状の凹所26が形成されており、
この凹所26には前記接続端子22の接点部分31が嵌まり込
む。カバー部23に連なる連結部24a,24bには、表示領域2
7a,27bがそれぞれ設けられており、これらの表示領域27
a,27bには、接続端子22の接続先や、該接続端子22に接
続されるコード30の導出元などが表示される。連結部24
a,24bからは、鍵形の係止部25a,25bが連なつて形成され
る。
この凹所26には前記接続端子22の接点部分31が嵌まり込
む。カバー部23に連なる連結部24a,24bには、表示領域2
7a,27bがそれぞれ設けられており、これらの表示領域27
a,27bには、接続端子22の接続先や、該接続端子22に接
続されるコード30の導出元などが表示される。連結部24
a,24bからは、鍵形の係止部25a,25bが連なつて形成され
る。
これらの係止部25a,25bは、第4図で示されるように、
前記カバー部23が接続端子22の接点部分31を覆つている
状態では、接続端子22の基端部22aに係止される。接続
端子22の基端部22aからは前記コード30が引出されてお
り、またこの基端部22aには第1図および第3図で示さ
れるように、前記係止部25a,25bを係止するための無端
環状の突条32が形成されている。
前記カバー部23が接続端子22の接点部分31を覆つている
状態では、接続端子22の基端部22aに係止される。接続
端子22の基端部22aからは前記コード30が引出されてお
り、またこの基端部22aには第1図および第3図で示さ
れるように、前記係止部25a,25bを係止するための無端
環状の突条32が形成されている。
接続端子22が電子機器の受け口端子などに接続されて、
カバー部23が接点部分31から取外されているときには、
第5図で示されるように、一方の係止部たとえば25aは
突条32に係止され、他方の係止部25bはコード30に係止
される。
カバー部23が接点部分31から取外されているときには、
第5図で示されるように、一方の係止部たとえば25aは
突条32に係止され、他方の係止部25bはコード30に係止
される。
このようにカバー部23と、表示領域27a,27bを有する連
結部24a,24bとを一体で構成することによつて、接続端
子22の接続時におけるカバー部23の紛失などを防止する
ことができる。また接続端子22の接続時において、係止
部25a,25bのいずれか一方を突条32に係止することによ
つて、表示領域27a,27bを有する本件表示具21がコード3
0に沿つて移動してしまうようなことはなく、したがつ
て接続端子22の接続先やコード30の導出元などを明瞭に
表示することができるとともに、高温、高振動の環境下
で用いられる車載用の電子機器などでも好適に実施する
ことができる。さらにまた表示領域27a,27bを有する連
結部24a,24bと、カバー部23とを一体で形成するように
したので、低コスト化を図ることができるとともに作業
性を格段に向上することができる。
結部24a,24bとを一体で構成することによつて、接続端
子22の接続時におけるカバー部23の紛失などを防止する
ことができる。また接続端子22の接続時において、係止
部25a,25bのいずれか一方を突条32に係止することによ
つて、表示領域27a,27bを有する本件表示具21がコード3
0に沿つて移動してしまうようなことはなく、したがつ
て接続端子22の接続先やコード30の導出元などを明瞭に
表示することができるとともに、高温、高振動の環境下
で用いられる車載用の電子機器などでも好適に実施する
ことができる。さらにまた表示領域27a,27bを有する連
結部24a,24bと、カバー部23とを一体で形成するように
したので、低コスト化を図ることができるとともに作業
性を格段に向上することができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、表示具は、端子を覆うカ
バー部と、該端子の接続先などを表示する連結部と、コ
ードに取外し自在に係止する係止部とを含んで構成する
ようにしたので、端子のカバーと、端子の接続先などの
表示とを、本考案に従う表示具一つで実現することがで
き、これら端子のカバーと表示とを低コストで実現する
ことができる。また端子が接続されているときには、表
示領域を有する連結部を介して、カバー部は支持されて
おり、これによつてカバー部の紛失などを防止すること
ができる。さらにまた取外しが容易であり、作業性に優
れている。
バー部と、該端子の接続先などを表示する連結部と、コ
ードに取外し自在に係止する係止部とを含んで構成する
ようにしたので、端子のカバーと、端子の接続先などの
表示とを、本考案に従う表示具一つで実現することがで
き、これら端子のカバーと表示とを低コストで実現する
ことができる。また端子が接続されているときには、表
示領域を有する連結部を介して、カバー部は支持されて
おり、これによつてカバー部の紛失などを防止すること
ができる。さらにまた取外しが容易であり、作業性に優
れている。
第1図は本考案の一実施例の表示具21の斜視図、第2図
は表示具21が取付けられる接続端子22の斜視図、第3図
は表示具21および接続端子22の断面図、第4図は表示具
21のカバー部23で接続端子22の接点部分31を覆つた状態
を示す斜視図、第5図は接続端子22の接続時における表
示具21の使用方法を説明するための平面図、第6図は従
来技術の表示具1の使用方法を説明するための斜視図、
第7図は他の従来技術の表示具5の使用方法を説明する
ための斜視図である。 21…表示具、22…接続端子、23…カバー部、24a,24b…
連結部、25a,25b…係止部、26…凹所、27a,27b…表示領
域、30…コード、31…接点部分、32…突条
は表示具21が取付けられる接続端子22の斜視図、第3図
は表示具21および接続端子22の断面図、第4図は表示具
21のカバー部23で接続端子22の接点部分31を覆つた状態
を示す斜視図、第5図は接続端子22の接続時における表
示具21の使用方法を説明するための平面図、第6図は従
来技術の表示具1の使用方法を説明するための斜視図、
第7図は他の従来技術の表示具5の使用方法を説明する
ための斜視図である。 21…表示具、22…接続端子、23…カバー部、24a,24b…
連結部、25a,25b…係止部、26…凹所、27a,27b…表示領
域、30…コード、31…接点部分、32…突条
Claims (1)
- 【請求項1】可撓性合成樹脂材料から成り、 全体の厚みがほぼ一様であり、 コードの端部に接続されている端部を覆うカバー部と、 前記カバー部に連なり、表示領域を有する連結部と、 前記連結部に連なり、コードの端部に形成された凸部ま
たは該コード自体に係止する取外し可能な一対の係止部
とを含むことを特徴とするコード端子の表示具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988136053U JPH0728702Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | コード端子の表示具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988136053U JPH0728702Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | コード端子の表示具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0256372U JPH0256372U (ja) | 1990-04-24 |
JPH0728702Y2 true JPH0728702Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31396204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988136053U Expired - Lifetime JPH0728702Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | コード端子の表示具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728702Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027190A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Max Co Ltd | ケーブルマーキング方法並びに該方法に使用するチューブ |
JP4783653B2 (ja) * | 2006-03-20 | 2011-09-28 | 富士通株式会社 | 電線用識別器具 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5367088U (ja) * | 1976-11-09 | 1978-06-06 | ||
JPS5847665U (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-31 | 日本電気株式会社 | 錠−鍵構造 |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP1988136053U patent/JPH0728702Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0256372U (ja) | 1990-04-24 |
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