JPH07285179A - ３次元モデリング方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 積層から高速３次元モデリングを生成する改
良された方法及び装置を提供する。 【構成】 シート１４がプリンタ１２を離れると、シー
トはペアのローラ１８を通過し、且つこれらのローラは
シートの片面又は両面に接着剤を塗布し、次いで熱や放
射エネルギ２０を受ける。次いで、シート１４はプリン
トされる順に積層され、且つパターン１６に沿って分解
が生じることが可能とされ、これによって３次元モデル
２２が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は３次元モデリングに係
り、特にラミネーション（積層）からのモデリングに関
する。

【０００２】

【従来の技術】３次元モデリングに関する広範多種の特
許が存在している。３次元モデリングの特に優良な装置
は本願出願人及び／又は譲受人の米国特許第4,961,154
号に記載され且つ請求されており、その開示内容が本明
細書中に参照することによって組み込まれている。この
特許に関連する従来の技術はその引用文献に見られる。

【０００３】積層からのモデリングに関する特許は、米
国特許第4,752,353 号と第5,071,503 号だけでなく公開
されたＰＣＴ出願ＷＯ8707538 も含む。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は積層か
らの高速３次元モデリングのためのコスト効果の高い技
術を提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の好ましい実施例
によれば、多数のシートへシートの所望される外形を示
すパターンをプリントし且つ前記多数のシートの複数の
部分を少なくとも部分的に分離するために前記プリント
されたパターンを使用して、所定の外形の３次元オブジ
ェクトを画定するステップを含む３次元モデルングのた
めの方法が提供されている。

【０００６】好ましくは前記複数のシートを積層し且つ
結合するステップをさらに備える。

【０００７】本発明の好ましい実施例によれば、前記パ
ターンを使用するステップが、前記プリントされたパタ
ーンに作用するステップを含み、前記パターンによって
前記複数の部分の少なくとも部分的な分離が提供され
る。

【０００８】本発明の好ましい実施例によれば、多数の
シート上へシートの所望される外形を示すパターンをプ
リントするステップと、多数のシートを積層し、パター
ン化されたシートのスタックを画定するステップと、前
記パターンに従って前記シートに作用し、前記複数のシ
ートの複数の部分を除去することによって前記パターン
化されたシートのスタックによって所定の外形の３次元
オブジェクトを画定させるステップと、を含む３次元モ
デリング方法がさらに提供されている。

【０００９】本発明の好ましい実施例によれば、層の所
望の外形を示すパターンによってウェブ材料の多数の層
をマーキングするステップと、前記パターンに作用して
前記層の複数の部分の除去することによって前記多数の
層によって所定の外形の３次元オブジェクトを共に画定
させるステップと、を備える３次元モデリングのための
技術がさらに提供されている。

【００１０】本発明の好ましい実施例によれば、この技
術は前記スタック内の前記多数のシートを互いに接着す
るステップをさらに含む。

【００１１】好ましくは、前記接着ステップがシートご
とに接着剤を塗布することを備える。或いは、前記接着
ステップが前記除去ステップの後で接着剤を塗布するこ
とを備える。

【００１２】好ましくは、前記作用ステップが前記パタ
ーン化されたシートへの放射の適用を備える。

【００１３】本発明の好ましい実施例によれば、前記放
射の適用がシート毎に実行される。

【００１４】或いは、前記放射の適用が複数のスタック
されたシートに実行される。

【００１５】本発明のさらに他の好ましい実施例によれ
ば、前記プリントステップが前記パターン化されたシー
トへの化学薬品の適用を備える。前記化学薬品がマイク
ロエンキャプスレーテッド剤の適用を含むことが可能で
ある。前記作用ステップが前記パターン化されたシート
のへカプセル破裂入力の適用を含むことが可能である。
好ましくは、前記作用ステップがシート毎に実行され
る。或いは、前記作用ステップが複数のスタックされた
シートに実行される。

【００１６】本発明の好ましい実施例によれば、前記シ
ートの前記所望される外形を示すパターンを多数のシー
ト上へプリントするためのパターンプリンタと、多数の
シートを積層してパターン化されたシートのスタックを
画定するスタッカと、前記シートにパターン方向に作用
して、前記シートの少なくとも部分的分離を行うことに
よって前記パターン化されたシートのスタックによって
所定の外形の３次元オブジェクトを画定させるパターン
方向分離装置と、を含む３次元モデリング装置も提供さ
れている。

【００１７】本発明の好ましい実施例によれば、ウェブ
材料の多数の層を前記層の所望の外形を示すパターンに
従いマーキングするためのマーカと、前記パターンに作
用して、前記層の少なくとも部分的分離を行うことによ
って前記多数の層によって所定の外形の３次元オブジェ
クトを共に画定させる選択的分離装置と、を備える３次
元モデリング装置が提供されている。

【００１８】本発明の好ましい実施例によれば、前記装
置が前記スタック内の前記多数のシートを互いに接着す
る装置をさらに含む。

【００１９】好ましくは、前記接着装置が接着剤をシー
ト毎に塗布するために作用可能である。或いは、接着剤
は分離の前又はその後で塗布されてもよい。

【００２０】好ましくは、前記分離装置が前記パターン
化されたシートへの放射の適用を用いる。

【００２１】本発明の好ましい実施例によれば、前記放
射の適用がシート毎に実行される。

【００２２】或いは、前記放射の適用が複数の積層され
たシートに実行される。

【００２３】本発明の他の好ましい実施例によれば、前
記分離装置が化学薬品の前記パターン化されたシートへ
の適用を用いる。好ましくは、この化学薬品の適用がシ
ート毎に実行される。

【００２４】本発明のさらに他の実施例によれば、プリ
ンタはマイクロエンキャプスレーテッド剤を前記シート
へ適用し、且つ前記分離装置は前記パターン化されたシ
ートへのカプセル破裂入力の適用を用いる。好ましく
は、分離はシート毎に実行される。或いは、それは複数
の積層されたシートに実行される。

【００２５】本発明の好ましい実施例によれば、多数の
シートをスタックへ順次に積層し、且つ前記シートの各
々を前記スタックへ接着するステップと、各シートが前
記スタックへ接着された後、前記スタックへエネルギを
加えることによって所望の外形に前記シートをパターン
化し、従って、シートの前記スタックが所定の外形の３
次元オブジェクトを画定するステップと、を備える３次
元モデリング方法も提供されている。

【００２６】本発明の好ましい実施例によれば、多数の
シートをスタックへ順次に積層し且つ前記シートの各々
を前記スタックへ接着するために作用するスタッキング
装置と、各シートが前記スタックへ接着された後で作用
するエネルギ付加装置であって、前記スタックへエネル
ギを加え、これにより前記シートを所望される外形にパ
ターン化し、従って、シートの前記スタックが所定の外
形の３次元オブジェクトを画定するエネルギ付加装置
と、を備える３次元モデリング装置が提供されている。

【００２７】本発明の好ましい実施例によれば、多素子
接触加熱アセンブリを用いて、ウェブ材料にエネルギを
加えることによって、所望の外形にパターン化されたシ
ートを生成するステップと、多数の前記パターン化され
たシートをスタックへ順次に積層し且つ接着することに
よって前記シートのスタックが所定の外形の３次元オブ
ジェクトを画定するステップと、を有する３次元モデリ
ング方法が提供されている。

【００２８】ウェブ材料にエネルギを加えることによっ
て、所望の外形にパターン化されたシートを生成するた
めの多素子接触加熱アセンブリと、多数の前記パターン
化されたシートをスタックへ形成することによって前記
シートのスタックが所定の外形の３次元オブジェクトを
画定する順次積層及び接着装置と、を有する３次元モデ
リング装置がさらに提供されている。

【００２９】上記のあらゆる方法によって外形された３
次元モデルがさらに提供されている。

【００３０】上記のあらゆる装置を用いて外形された３
次元モデルがさらに提供されている。

【００３１】

【実施例】図１を参照すると、本発明の好ましい一実施
例による３次元モデリングのための装置及び方法が示さ
れている。３次元オブジェクトは、コンピュータにより
生成されるか又は従来の方法で走査されてコンピタへ入
力され、コンピュータ１０においてディジタルファイル
が作成される。

【００３２】ディジタルファイルは自動的に又はオペレ
ータによって操作されてスライスデータを生成し、オブ
ジェクトの多数の並列スライスの各々のアウトラインを
提供する。このスライスデータは、各々がそのオブジェ
クトのスライスに対応しているパターン１６を持ってお
り、順次にプリントされる多数のシート１４を提供する
ためにレーザプリンタ１２のような従来のプリンタ又は
あらゆる他の適切なプリンタへ転送される。このパター
ンは好ましくはアウトラインパターンであるが、或い
は、ソリッド（無地）又はストライプのパターン（縞模
様）であってもよい。

【００３３】本発明の一つの実施例によれば、プリンタ
１２が使用するインク及び／又は基体は特別なインクで
あって、このインクがプリントされる紙や他の基体を分
解する。このような分解は自然発生的であってもよい
し、或いは、熱や紫外線のような他の放射エネルギの適
用に応答して発生してもよい。

【００３４】このための好適なマーキング装置、イン
ク、及び基体をそれらの特徴と共に以下に列記する。

【００３５】マーキング装置は従来のプリンタ又はプロ
ッタを備えていてもよいし、好ましくは、米国特許第
5,157,243号に開示されているゼロックス（Xerox ）Ｚ
９７００、デルファクス（Delphax ）Ｓ６０００、バル
・ペリフェラルズ（Bull Peripherals）ＭＰ６０６０、
インディゴ（Indigo）Ｅ−プリント１０００、及びズロ
グラフィック（Zurographic ）プリンタのような高速プ
リンタを含んでいてもよい。

【００３６】マーキング装置は、それがプリントされる
時に各シート上にパターン方向又は非パターン方向方式
において接着層を拡げるために使用されてもよい。或い
は、基体をパターン方向方式でせん孔し、焼付け（バー
ニング）、そうでなければ又は弱体化するためにインパ
クトプリンタが使用されてもよい。例えば、このために
加熱されたピンが使用されてもよい。他の代替として
は、マグネトグラフィック（magnetgraphic ）プリンタ
が磁気粒子を含むインクによってプリントするために使
用されてもよい。高圧定着の時、これらの粒子が紙へ突
出して、これにより所望される外郭に沿ってシートを弱
体化することになる。

【００３７】好適な基体は、普通の印刷紙などの紙、ア
ルミ泊又は他の金属、あるいは透明紙として使用され得
るポリエステル又は他の好適なプラスチック材料を含
む。

【００３８】インクは、ドライ又は液体トナー、普通印
刷インク、導電性印刷インク、及びマイクロエンキャプ
スレーテッド（マイクロカプセル封入）されてもよい化
学薬品を含んでいてもよい。

【００３９】化学薬品は例えば硫酸又は塩酸を含んでい
てもよく、それらはインク又はトナーに混合されて且つ
接触の時に基体を分解させ得る。これらの化学薬品の活
性化は必要とされない。

【００４０】或いは、化学薬品はシクロヘキサン又はエ
チレングリコールのような引火性化学薬品であってもよ
い。これらはインク及び／又はトナーへ混合されるか又
はカプセル封入され、且つ活性化された時にバーニング
を生じ得る。ニトログリセロール、又は塩素酸イオウ及
び塩素酸カリウムのような熱分解剤がインク又はトナー
へ混合されるか又はカプセル封入され、且つ活性化され
た時に基体のバーニングを生じる。活性化は個別のシー
ト又はシートのスタックへの加熱によって通常は達成さ
れる。

【００４１】導電性トナーも使用され得て且つこれはマ
イクロウェーブ又はＲＦオーブン内で個々のシート又は
シートのスタックを加熱することによって活性化され得
る。

【００４２】従来の黒インク又はトナーが使用され且つ
電力ヒータ又は光源への露光によって活性化され得る。
シートは放射線を反射するが黒塗りされた領域はエネル
ギを吸収し且つシート毎にシートをバーニングに至るま
で充分に熱を上昇させる。

【００４３】図１に示したように、各シート１４がプリ
ンタを離れると、シートは一対（ペア）のローラ１８を
介して通過し、これらのローラ１８はそのシートの片面
又は両面に接着剤を塗布し、次いで熱や他の放射エネル
ギ２０を受けることもある。次いでシート１４はプリン
トされる順に積層され、且つパターン１６に沿って分解
が発生することが可能とされ、これにより３次元モデル
２２を生成する。

【００４４】接着剤がローラ１８によって塗布されても
よいし、また或いはシート１４が基体のパターン方向の
分解の前又はその後に、積層された時に互いに接着され
てもよいことが理解されよう。熱硬化性又は感圧性の接
着剤はシートにマーキングする前にシート１４へ塗布さ
れてもよい。或いは、接着剤は選択しても選択しなくて
もマーキングプロセスの一部として又はその後処理とし
て提供されてもよい。

【００４５】基体のパターン方向分解の後、オブジェク
トの「陰画（ネガティブ）」を画定する分離された周辺
の基体からモデル２２を抜き出す（外す）ことが必要と
なり得ることがさらに理解されよう。

【００４６】図２を参照すると、本発明の他の実施例が
示されている。ここで、プリンタ３０からパターン化さ
れたシートが積層され（参照番号３２で示す）、且つマ
イクロウェーブオーブン又あらゆる他の放射エネルギの
ような処理チャンバ３４、又は熱処理チャンバ内に配置
される。

【００４７】チャンバ３４内の処理は基体のパターン方
向の分解を生じ、これにより３次元モデル３６を生成す
る。

【００４８】図３を参照すると、本発明のさらに他の実
施例が示されている。連続ウェブ又はシートウェブの形
態において、紙などの基体３８が、圧力ローラ４０など
によって順次に積層され且つ接着される。基体の各層が
積層された後、多素子接触加熱アセンブリ４２が所望さ
れるパターンによって選択的に層を外形するために使用
される。

【００４９】多素子接触加熱アセンブリ４２はＤＥＣ
ＬＡ１２０又はＬＡ ４２４において使用されるピンタ
イプの印刷ヘッドであってもよいし、且つ多素子接触加
熱アセンブリ４２は、例えば、摂氏８００°の適切な温
度まで、これらのピンを加熱するための加熱素子を含む
ように変更され得る。

【００５０】外形された層のスタックはあらゆる適切な
方法によって不要な基体から分離されてもよいし、これ
により３次元モデル４４を生成することができる。

【００５１】本発明が上記に特に示され且つ説明されて
いることにより限定されるものではないことが当技術分
野における当業者によって理解されよう。本発明の範囲
は以下に示すクレームのみによって限定される。

【００５２】

【発明の効果】本発明は積層からの高速３次元モデリン
グのためのコスト効果の高い技術を提供する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の好ましい実施例によって構成され且つ
作用可能な３次元モデリング装置を概略的に示す図であ
る。

【図２】本発明の他の実施例によって構成され且つ作用
可能な３次元モデリング装置を概略的に示す図である。

【図３】本発明のさらに他の実施例によって構成され且
つ作用可能な３次元モデリング装置を概略的に示す図で
ある。

【符号の説明】

１０ コンピュータ １２ プリンタ １４ シート １６ パターン １８ ローラ ２０ 放射エネルギ ２２ ３次元モデル

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーバート メニンガー イスラエル国 47235 ラマト ハシャロ ン ランバン ストリート ７

Claims (50)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 所望のシート外形を示すパターンを多数
   のシート上へプリントするステップと、 プリントされたパターンを使用して多数のシートの少な
   くとも部分的分離を行って所定の外形の３次元オブジェ
   クトを画定するステップと、 を備える３次元モデリング方法。
2. 【請求項２】 前記多数のシートの積層及び結合のステ
   ップをさらに備える請求項１に記載の方法。
3. 【請求項３】 前記プリントパターン使用ステップが前
   記プリントされたパターンに作用して前記パターンに従
   い前記複数の部分の少なくとも部分的分離を提供するス
   テップを備える請求項１又は２に記載の方法。
4. 【請求項４】 前記プリントパターン使用ステップが前
   記パターンへの放射の適用を備える請求項１乃至３に記
   載の方法。
5. 【請求項５】 所望のシート外形を示すパターンを多数
   のシートへプリントするプリンタと、 前記プリントされたパターンを使用して多数のシートの
   少なくとも部分的分離を行って所定の外形の３次元オブ
   ジェクトを画定する分離装置と、 を有する３次元モデリング装置。
6. 【請求項６】 前記多数のシートを結合するスタッカ及
   び装置をさらに備える請求項５に記載の装置。
7. 【請求項７】 前記プリントされたパターンに作用して
   前記分離装置が、前記パターンに従い前記複数の部分の
   少なくとも部分的分離を提供するオペレータを備える請
   求項５又は６に記載の装置。
8. 【請求項８】 前記分離装置が前記パターンへ放射を与
   える装置を含む請求項５乃至７に記載の装置。
9. 【請求項９】 所望のシート外形を示すパターンを多数
   のシート上へプリントするステップと、 前記多数のシートを積層してパターン化されたシートの
   スタックを画定するステップと、 前記パターン上で作用して、前記シートの複数の部分を
   除去することによって前記パターン化されたシートのス
   タックによって所定の外形の３次元オブジェクトを画定
   させるステップと、 を備える３次元モデリング方法。
10. 【請求項１０】 前記スタック内の前記多数のシートを
    互いに接着するステップをさらに備える請求項９に記載
    の方法。
11. 【請求項１１】 前記作用ステップが前記パターン化さ
    れたシートへの放射の適用を備える請求項３又は９に記
    載の方法。
12. 【請求項１２】 前記放射の適用がシート毎に実行され
    る請求項１１に記載の方法。
13. 【請求項１３】 前記放射の適用が複数のスタックされ
    たシートへ実行される請求項１１に記載の方法。
14. 【請求項１４】 前記作用ステップが前記パターン化さ
    れたシートへの化学薬品の適用を備える請求項３、４、
    及び９に記載の方法。
15. 【請求項１５】 前記プリントステップが前記シートへ
    のマイクロエンキャプスレーテッド剤の適用を備え、且
    つ前記作用ステップが前記パターン化されたシートへの
    カプセル破裂入力の適用を備える請求項３、４、及び９
    に記載の方法。
16. 【請求項１６】 前記作用ステップがシート毎に実行さ
    れる請求項１５に記載の方法。
17. 【請求項１７】 前記作用ステップが複数のスタックさ
    れたシートに実行される請求項１５に記載の方法。
18. 【請求項１８】 前記接着ステップが接着剤をシート毎
    に塗布することを備える請求項１０に記載の方法。
19. 【請求項１９】 前記接着ステップが前記除去ステップ
    の後で接着剤を塗布することを備える請求項１０に記載
    の方法。
20. 【請求項２０】 ウェブ材料の多数の層を、前記複数の
    層の所望される外形を示すパターンによってマーキング
    するステップと、 前記複数の層に作用して、前記層の複数の部分をパター
    ン方向に除去することによって前記多数の層によって所
    定の外形の３次元オブジェクトを共に画定させるステッ
    プと、 を備える３次元モデリング方法。
21. 【請求項２１】 前記接着ステップが前記多数の層をス
    タック内で互いに接着させるステップをさらに備える請
    求項２０に記載の方法。
22. 【請求項２２】 前記作用ステップが放射を前記パター
    ン化された層へ適用することを備える請求項２０に記載
    の方法。
23. 【請求項２３】 前記放射の適用が層ごとに実行される
    請求項２２に記載の方法。
24. 【請求項２４】 前記放射の適用が複数のスタックされ
    た層に実行される請求項２２に記載の方法。
25. 【請求項２５】 前記プリントステップが前記パターン
    化された層への化学薬品の適用を備える請求項２０に記
    載の方法。
26. 【請求項２６】 前記化学薬品の適用が層ごとに実行さ
    れる請求項２５に記載の方法。
27. 【請求項２７】 前記マーキングステップがマイクロエ
    ンキャプスレーテッド剤を前記層へ適用することを備
    え、且つ前記作用ステップが前記パターン化された層へ
    のカプセル破裂入力の適用を備える請求項２０に記載の
    方法。
28. 【請求項２８】 前記作用ステップが層ごとに実行され
    る請求項２７に記載の方法。
29. 【請求項２９】 前記作用ステップが複数のスタックさ
    れた層に実行される請求項２７に記載の方法。
30. 【請求項３０】 前記接着ステップが層ごとに接着剤を
    塗布することを備える請求項２１に記載の方法。
31. 【請求項３１】 前記接着ステップが前記除去ステップ
    の後で接着剤を塗布することを備える請求項２１に記載
    の方法。
32. 【請求項３２】 シートの所望の外形を示すパターンを
    多数のシート上へプリントするパターンプリンタと、 前記多数のシートを積層してパターン化されたシートの
    スタックを画定するスタッカと、 前記シートにパターン方向に作用して、前記シートの少
    なくとも複数の部分の分離を可能とし、これにより前記
    パターン化されたシートのスタックによって所定の外形
    の３次元オブジェクトを画定させるパターン方向分離可
    能装置と、 を備える３次元モデリング装置。
33. 【請求項３３】 ウェブ材料の多数の層を前記層の所望
    される外形を示すパターンによってマーキングするマー
    カと、 前記パターン上で作用して前記層の少なくとも複数の部
    分の分離を可能とし、これにより前記多数の層によって
    所定の外形の３次元オブジェクトを共に画定させる選択
    的分離可能装置と、 を備える３次元モデリング装置。
34. 【請求項３４】 前記スタック内の多数の前記シートを
    互いに接着する装置をさらに含む請求項５乃至８並びに
    ３２及び３３に記載の装置。
35. 【請求項３５】 前記分離装置が前記パターン化された
    シートへ放射を適用する装置を備える請求項５乃至８並
    びに３２及び３３に記載の装置。
36. 【請求項３６】 前記放射の適用がシートごとに実行さ
    れる請求項３５に記載の装置。
37. 【請求項３７】 前記放射の適用が複数のスタックされ
    たシートに実行される請求項３５に記載の装置。
38. 【請求項３８】 前記パターンプリンタが前記シートへ
    化学薬品を適用する装置を備える請求項５又は３３に記
    載の装置。
39. 【請求項３９】 前記パターンプリンタが前記シートへ
    化学薬品を適用する装置を備える請求項３３に記載の装
    置。
40. 【請求項４０】 前記パターンプリンタが前記シートへ
    マイクロエンキャプスレーテッド剤を適用する装置を備
    え、且つ前記分離装置が前記パターン化されたシートへ
    カプセル破裂入力を適用する装置を備える請求項５又は
    ３２に記載の装置。
41. 【請求項４１】 前記マーカがマイクロエンキャプスレ
    ーテッド剤を前記シートへ適用する装置を備え、且つ前
    記分離装置がカプセル破裂入力の前記パターン化された
    シートへ適用する装置を備える請求項３３に記載の装
    置。
42. 【請求項４２】 前記適用がシート毎に実行される請求
    項４０又は４１に記載の装置。
43. 【請求項４３】 前記接着用装置がシートごとに作用す
    る請求項３４に記載の装置。
44. 【請求項４４】 前記接着用装置が前記分離の後で作用
    する請求項３４に記載の装置。
45. 【請求項４５】 多数のシートをスタックへ順次に積層
    し、且つ前記シートの各々を前記スタックへ接着するス
    テップと、 各シートが前記スタックへ接着された後、前記スタック
    へエネルギを加え、これにより所望される外形において
    前記シートをパターン化し、従って、前記シートのスタ
    ックが所定の外形の３次元オブジェクトを画定するステ
    ップと、 を備える３次元モデリング方法。
46. 【請求項４６】 多数のシートをスタックへ順次に積層
    し且つ前記シートの各々を前記スタックへ接着するスタ
    ッキング装置と、 各シートが前記スタックへ接着された後で作用可能なエ
    ネルギ付加装置であって、前記スタックへエネルギを加
    えることによって前記シートを所望の外形にパターン化
    し、従って、シートの前記スタックが所定の外形の３次
    元オブジェクトを画定するエネルギ付加装置と、 を備える３次元モデリング装置。
47. 【請求項４７】 多素子接触加熱アセンブリを用いてウ
    ェブ材料にエネルギを加えることによって所望の外形に
    パターン化されたシートを生成するステップと、 多数の前記パターン化されたシートをスタックへ順次に
    積層し且つ接着し、これにより前記シートのスタックが
    所定の外形の３次元オブジェクトを画定するステップ
    と、 を有する３次元モデリング方法。
48. 【請求項４８】 ウェブ材料にエネルギを加えることに
    よって所望の外形にパターン化されたシートを生成する
    多素子接触加熱アセンブリと、 多数の前記パターン化されたシートをスタックへ形成し
    て、これにより前記シートのスタックが所定の外形の３
    次元オブジェクトを画定する順次積層及び接着装置と、 を有する３次元モデリング装置。
49. 【請求項４９】 請求項１乃至４、９乃至３１、４５及
    び４７の記載の方法によって外形される３次元モデル。
50. 【請求項５０】 請求項５乃至８、３２乃至４４、４６
    及び４８に記載の装置を用いて外形された３次元モデ
    ル。