JPH07284679A - ホモジナイザー - Google Patents

ホモジナイザー

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JPH07284679A
JPH07284679A JP10152894A JP10152894A JPH07284679A JP H07284679 A JPH07284679 A JP H07284679A JP 10152894 A JP10152894 A JP 10152894A JP 10152894 A JP10152894 A JP 10152894A JP H07284679 A JPH07284679 A JP H07284679A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホモジナイザーにおいて、収納袋中の試料が
パドルの押圧動作によって逃げないようにすると共に破
砕力を高め、十分に破砕分散することができるようにす
る。 【構成】 パドルルーム3内に左右2個並列に設けられ
たパドル4a,4bの前面側又はドア5の裏面側のいず
れか一方、或いは2個のパドル4a,4bの前面側及び
ドア5の裏面側の両方に、それぞれ表面が滑らかなカー
ブで変化する凹凸形状を略全面にわたって形成し、この
凹凸形状によって、上記2個のパドル4a,4bが交互
に往復運動を繰り返して試料入りの収納袋1をドア5裏
面に押圧する際に、上記収納袋1内の試料が交互に左右
方向に逃げようとするのを止めるべく抵抗を与えるもの
である。これにより、収納袋1内の試料がパドル4a,
4bの押圧動作によって逃げないようにすると共に破砕
力を高め、十分に破砕分散することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料を収納袋の中に入
れその外側から交互に往復運動を繰り返す2個のパドル
で押圧し生体細胞等の組織を機械的に破砕分散させて懸
濁化するホモジナイザーに関し、特に収納袋中の試料が
パドルの押圧動作によって逃げないようにすると共に破
砕力を高め、十分に破砕分散することができるホモジナ
イザーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のホモジナイザーは、内部
に駆動機構を有する本体と、この本体の前面側に形成さ
れたパドルルーム内に左右2個並列に設けられ上記本体
内の駆動機構により交互に往復運動を繰り返す平板状の
パドルと、上記パドルルームの前面側にてそのパドルル
ームを覆い上記2個のパドル前面との間に試料の収納袋
を介在させると共に該収納袋を密閉し且つ固定する開閉
可能のドアとを備え、上記2個のパドルとドアとの間に
介在された試料入りの収納袋を該2個のパドルを交互に
往復運動させてドア裏面に押圧することにより内部の試
料を破砕分散させて懸濁化するようになっていた。
【0003】すなわち、その要部を図示すると、図11
に示すように、内部に希釈液と共に試料を入れた収納袋
1を、本体2の前面側のパドルルーム3内にて左右2個
並列に設けられたパドル4a,4bと上記パドルルーム
3を覆うドア5との間にセットし、上記2個のパドル4
a,4bを矢印A,Bで示すように交互に往復運動させ
て上記試料入りの収納袋1をドア5の裏面に押圧して、
内部の試料を破砕分散させていた。そして、この物理的
な圧迫と、同時に作用する水圧とによって、収納袋1内
の試料が急激に加圧・減圧されて破砕分散され、懸濁液
とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のホモジナイザーにおいては、上記2個のパドル4
a,4bの前面側及びドア5の裏面側はいずれも平面状
に形成されていたので、一方のパドル4aで収納袋1を
ドア5との間に押圧すると、上記収納袋1内の試料はあ
まり抵抗を受けずにまだ圧迫動作されていない他方のパ
ドル4b側に逃げ、その後上記他方のパドル4bで収納
袋1を押圧したときは、上記とは逆に収納袋1内の試料
は後退動作した一方のパドル4a側にあまり抵抗を受け
ずに逃げ、その後このような状態を繰り返すものであっ
た。すなわち、上記2個のパドル4a,4bの交互の往
復運動に従って、収納袋1内の試料が交互に左右方向に
逃げるという状態が発生するものであった。従って、収
納袋1内の試料が十分に破砕分散されず、懸濁化されな
いことがあった。あるいは、上記試料を破砕分散して懸
濁化するのに時間がかかるものであった。このことか
ら、所要の食品検査又は細菌検査等の効率が向上しない
ことがあった。
【0005】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、収納袋中の試料がパドルの押圧動作によって逃げ
ないようにすると共に破砕力を高め、十分に破砕分散す
ることができるホモジナイザーを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるホモジナイザーは、内部に駆動機構を
有する本体と、この本体の前面側に形成されたパドルル
ーム内に左右2個並列に設けられ上記本体内の駆動機構
により交互に往復運動を繰り返す平板状のパドルと、上
記パドルルームの前面側にてそのパドルルームを覆い上
記2個のパドル前面との間に試料の収納袋を介在させる
と共に該収納袋を密閉し且つ固定する開閉可能のドアと
を備え、上記2個のパドルとドアとの間に介在された試
料入りの収納袋を該2個のパドルを交互に往復運動させ
てドア裏面に押圧することにより内部の試料を破砕分散
させて懸濁化するホモジナイザーにおいて、上記2個の
パドルの前面側又はドアの裏面側のいずれか一方、或い
は2個のパドルの前面側及びドアの裏面側の両方に、そ
れぞれ表面が滑らかなカーブで変化する凹凸形状を略全
面にわたって形成したものである。
【0007】また、上記ドアの一部には、2個のパドル
とドア裏面との間に介在された試料入りの収納袋を観察
するための透明板から成る観察窓を設けてもよい。
【0008】さらに、上記ドアに設けられた観察窓の裏
面側には、表面が滑らかなカーブで変化する凹凸形状を
略全面にわたって形成してもよい。
【0009】
【作用】このように構成されたホモジナイザーは、パド
ルルーム内に左右2個並列に設けられたパドルの前面側
又はドアの裏面側のいずれか一方、或いは2個のパドル
の前面側及びドアの裏面側の両方に、それぞれ略全面に
わたって形成され表面が滑らかなカーブで変化する凹凸
形状によって、上記2個のパドルが交互に往復運動を繰
り返して試料入りの収納袋をドア裏面に押圧する際に、
上記収納袋内の試料が交互に左右方向に逃げようとする
のを止めるべく抵抗を与えるように動作する。これによ
り、収納袋内の試料がパドルの押圧動作によって逃げな
いようにすると共に破砕力を高め、十分に破砕分散する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明によるホモジナイザーの
実施例を示す外観の正面図、図2は前面側のドアを取り
外して内部を示す正面図、図3は図1の平面図、図4は
図1の右側面図である。図3及び図4において、本体2
は、本発明のホモジナイザーの電源取入部、制御部、操
作部及び駆動部などを内蔵するもので、図示省略したが
その内部には、後述のパドル4a,4bを交互に往復運
動させるための例えば電気モータ及びこの回転駆動力を
往復直線運動に変換する機構から成る従来公知の駆動機
構が設けられている。
【0011】上記本体2の前面側に形成されたパドルル
ーム3(図3及び図4参照)内には、図2に示すよう
に、左右2個のパドル4a,4bが適宜の間隔をおいて
並列に設けられている。このパドル4a,4bは、図9
に示すように、後述のドア5との間に介在された試料入
りの収納袋1をドア5の裏面に押圧するもので、例えば
ステンレスなどの金属又はプラスチックなどの錆びにく
い材料で縦長の平板状に形成され、図5に示すように図
示省略の駆動機構により矢印A,Bのように交互に往復
運動を繰り返すように設けられている。
【0012】上記パドルルーム3の前面側には、図3及
び図4に示すように、ドア5が設けられている。このド
ア5は、上記パドルルーム3の前面側にてそのパドルル
ーム3を覆い、前記2個のパドル4a,4bの前面との
間に試料の収納袋1(図9参照)を介在させると共に該
収納袋1の上端開口部を密閉し且つ固定するもので、図
4に示すように、下端の支軸6を中心として矢印C,D
のように開閉可能とされている。そして、上記ドア5
は、図3及び図4に示すように、パドルルーム3の前面
側に蓋をするように上記パドルルーム3の前面開口より
やや広口に形成された周縁を有し、ドア裏面には図6に
示すように平板状に形成された押圧板8が固定され、ド
ア前面の上部には図1及び図3に示すように棒状のドア
ノブ7が水平に支持されている。
【0013】上記ドアノブ7の両端には、図6に示すよ
うに、支軸9に軸着されて矢印E,Fのように回動可能
とされたアーム10,10が設けられており、このアー
ム10の先端部には係止用のフック11が設けられ、こ
のフック11を上記ドアノブ7の矢印F方向への回動に
よって固定用の軸12に係止することにより、上記ドア
5を閉鎖状態に固定するようになっている。このとき、
上記ドア5の裏面側の上端辺には例えばゴム製などのシ
ール材13が設けられており、このシール材13で図9
に示す試料の収納袋1の上端開口部をパドルルーム3の
上部周縁に押し付けて密閉すると共に、動かないように
固定するようになっている。
【0014】なお、図1及び図2並びに図3において、
符号14は電源スイッチを示し、符号15は運転開始時
のスタートスイッチを示し、符号16は運転時間などを
セットするタイマーを示している。また、図1及び図2
並びに図4において、符号17は本体2の底面に設けら
れた滑り止めのゴム製などのパッドを示している。
【0015】ここで、本発明においては、上記2個のパ
ドル4a,4bの前面側に、図5に示すように、それぞ
れ表面が滑らかなカーブで変化する凹凸形状が略全面に
わたって形成されている。この凹凸形状は、上記2個の
パドル4a,4bが交互に往復運動を繰り返して試料入
りの収納袋1をドア5の裏面に押圧する際に、上記収納
袋1内の試料が交互に左右方向に逃げようとするのを止
めるべく抵抗を与えるもので、図7に示す拡大横断面図
のように、例えば連続する波形の凹凸に形成され、この
波形の凹凸による凸条18aと凹条18bとがパドル4
a,4bの板面の上下方向に交互に配列されている。そ
して、上記の凹凸形状が滑らかなカーブで変化する表面
とされているのは、上記パドル4a,4bで試料入りの
収納袋1を押圧した際に、該収納袋1を破損しないよう
にするためである。
【0016】なお、上記パドル4a,4bの前面側の凹
凸形状は、連続する波形の凹凸に限らず、例えば図8
(a)に示すように、パドル4a,4bの板面に半球状
の突起部19,19,…を多数設けて形成してもよい。
この場合、上記半球状の突起部19,19,…は、図8
(b)に示すように、パドル4a,4bの板面の上下左
右方向に適宜の間隔をあけて多数配列するとよい。この
ようにすると、上述の収納袋1内の試料が逃げようとす
るのを、左右方向のみならず上下方向においても止める
べく抵抗を与えることができる。
【0017】次に、このように構成されたホモジナイザ
ーの使用について説明する。まず、底辺が閉塞され上辺
部が開口された例えば正面視で長方形の収納袋1の中
に、検査対象の例えば食品などの試料と希釈液とを入れ
る。この収納袋1は、強度と柔軟性とに優れた材質でで
き、例えばポリエチレン製の透明又は半透明袋から成
る。なお、上記収納袋1は、ポリエチレン製に限らず、
また透明又は半透明でなくてもよい。
【0018】次に、図4において、操作者は、ドアノブ
7を操作し矢印Cのように回動してドア5を開き、この
ドア5の裏面側とパドルルーム3の前面側との間に、図
6に示す押圧板8に沿わせるようにして上記の収納袋1
をすべり込ませる。このとき、上記収納袋1の上端開口
部はドア5の上端部から上方へ適宜の長さだけはみ出さ
せておく。次に、操作者は、ドアノブ7を操作し矢印D
のように回動してドア5を閉じ、その位置で図6におい
て上記ドアノブ7を矢印F方向に押し下げ、アーム10
の先端部に設けられた係止用のフック11を固定用の軸
12に係止する。これにより、上記ドア5を閉鎖状態に
固定すると共に、ドア5の裏面上端辺のシール材13と
パドルルーム3の上部周縁とで上記収納袋1の上端開口
部を挾み付けて密閉し、且つ上記押圧板8とパドル4
a,4bとの間に収納袋1を固定する。
【0019】次に、図1に示す電源スイッチ14をオン
とし、タイマー16の操作ボタンにより運転時間と速度
などをセットし、スタートスイッチ15を運転開始状態
に操作する。すると、図5における図示省略の駆動機構
が運転を開始し、左右2個のパドル4a,4bが矢印
A,Bのように交互に往復運動を繰り返す。すなわち、
一方のパドル4aが矢印Aのように前進したときは、他
方のパドル4bは矢印Bのように後退し、逆に他方のパ
ドル4bが矢印Aのように前進すると、一方のパドル4
aは矢印Bのように後退し、以後この動作を所定時間だ
け繰り返す。
【0020】このとき、図9に示すように、ドア5の裏
面と2個のパドル4a,4bとの間に介在された試料入
りの収納袋1を、該2個のパドル4a,4bで交互にド
ア5の裏面に押圧する。この場合、本発明においては、
上記パドル4a,4bの前面側に例えば波形の凹凸によ
る凸条18aと凹条18bとが交互に形成されているの
で、各パドル4a又は4bでそれぞれ押圧する際に、上
記収納袋1内の試料が交互に左右方向に逃げようとする
のを止めるべく抵抗を与えることができる。従って、一
方のパドル4aが矢印Aのように前進したときは、収納
袋1内の一半部側にある試料があまり逃げないようにと
らえてドア5の裏面に圧迫し、他方のパドル4bが矢印
Aのように前進したときは、上記収納袋1内の他半部側
にある試料があまり逃げないようにとらえてドア5の裏
面に圧迫することができる。これにより、収納袋1内の
試料がパドル4a,4bの押圧動作によって逃げないよ
うにすると共に破砕力を高め、試料を十分に破砕分散す
ることができる。
【0021】しかし、上記パドル4a,4bの前面側に
凹凸形状があっても、収納袋1内の試料の一部は反対側
に逃げることがあるが、このときでも上記の凹凸形状に
よるドア5裏面との間のすき間が繰り返し変化する状態
によって、その間を通過する試料をつぶすことができ
る。これらにより、全体として収納袋1内の試料の破砕
効果を高めることができる。
【0022】その後、所定時間が経過して運転が停止し
たら、図6及び図4において前述と逆順の操作により、
ドア5を開き、収納袋1の固定を解除してその収納袋1
を取り出す。すると、内部の試料は十分に破砕分散され
て懸濁化され、懸濁液の状態で細菌が抽出される。
【0023】なお、図5及び図7並びに図8、図9にお
いては、いずれも2個のパドル4a,4bの前面側に凹
凸形状を形成したものとして示したが、本発明はこれに
限らず、上記2個のパドル4a,4bの前面側は平面状
のままとし、ドア5の裏面側、例えば図6に示す押圧板
8のパドル4a,4bに面する側に、図7又は図8に示
すような凹凸形状を形成してもよい。また、上記2個の
パドル4a,4b及びドア5の裏面側の両方に、それぞ
れ図7又は図8に示すような凹凸形状を形成してもよ
い。この場合は、パドル側の凸部とドア側の凹部とが互
いにかみ合うように対向させてもよいし、或いは両者の
凸部と凸部、及び凹部と凹部とを互いに突き合わせるよ
うに対向させてもよい。
【0024】図10は本発明の第二の実施例を示す外観
の正面図である。この実施例は、図1に示すドア5の一
部に、内部の2個のパドル4a,4bとドア5の裏面と
の間に介在された試料入りの収納袋1を観察するための
透明板から成る観察窓20を設けたものである。上記観
察窓20を構成する透明板は、強化ガラス又はアクリル
板などから成る。また、観察窓20は、上記ドア5の略
全面にわたって設けてもよいし、例えば下半部だけに設
けてもよい。さらに、その形状は、四角形あるいは円形
などの任意の形状としてもよい。このように、ドア5に
観察窓20を設けた場合は、運転中においてドア5を閉
じたままで収納袋1内の試料の破砕分散状態を見ること
ができ、運転の続行又は停止などを途中で判断すること
ができる。
【0025】なお、本発明の更に他の実施例として、図
示は省略したが、上記ドア5に設けられた観察窓20の
裏面側に、図7又は図8に示すような表面が滑らかなカ
ーブで変化する凹凸形状を略全面にわたって形成しても
よい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されたの
で、パドルルーム内に左右2個並列に設けられたパドル
の前面側又はドアの裏面側のいずれか一方、或いは2個
のパドルの前面側及びドアの裏面側の両方に、それぞれ
略全面にわたって形成され表面が滑らかなカーブで変化
する凹凸形状によって、上記2個のパドルが交互に往復
運動を繰り返して試料入りの収納袋をドア裏面に押圧す
る際に、上記収納袋内の試料が交互に左右方向に逃げよ
うとするのを止めるべく抵抗を与えることができる。こ
れにより、収納袋内の試料がパドルの押圧動作によって
逃げないようにすると共に破砕力を高め、十分に破砕分
散することができる。また、上記収納袋内の試料を破砕
分散して懸濁化する時間を短縮化することができ、所要
の食品検査又は細菌検査等の効率を向上することができ
る。
【0027】また、ドアの一部に透明板から成る観察窓
を設けたものにおいては、運転中において上記ドアを閉
じたままで収納袋内の試料の破砕分散状態を見ることが
できる。従って、運転の続行又は停止などを途中で判断
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホモジナイザーの実施例を示す外
観の正面図である。
【図2】前面側のドアを取り外して内部を示す正面図で
ある。
【図3】図1を上から見た平面図である。
【図4】図1を右側から見た右側面図である。
【図5】前面側のドア及び天板を取り外して内部を示す
一部省略した平面図である。
【図6】側面板を取り外して内部を示す一部省略した右
側面図である。
【図7】パドルに形成された凹凸形状を示す拡大横断面
図である。
【図8】上記パドルに形成された凹凸形状の他の例を示
す(a)拡大横断面図及び(b)正面図である。
【図9】本発明のホモジナイザーの動作を説明するため
の要部概要図である。
【図10】本発明の第二の実施例を示す外観の正面図で
ある。
【図11】従来のホモジナイザーの動作を説明するため
の要部概要図である。
【符号の説明】
1…収納袋 2…本体 3…パドルルーム 4a,4b…パドル 5…ドア 7…ドアノブ 8…押圧板 13…シール材 18a…凸条 18b…凹条 19…突起部 20…観察窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に駆動機構を有する本体と、この本
    体の前面側に形成されたパドルルーム内に左右2個並列
    に設けられ上記本体内の駆動機構により交互に往復運動
    を繰り返す平板状のパドルと、上記パドルルームの前面
    側にてそのパドルルームを覆い上記2個のパドル前面と
    の間に試料の収納袋を介在させると共に該収納袋を密閉
    し且つ固定する開閉可能のドアとを備え、上記2個のパ
    ドルとドアとの間に介在された試料入りの収納袋を該2
    個のパドルを交互に往復運動させてドア裏面に押圧する
    ことにより内部の試料を破砕分散させて懸濁化するホモ
    ジナイザーにおいて、上記2個のパドルの前面側又はド
    アの裏面側のいずれか一方、或いは2個のパドルの前面
    側及びドアの裏面側の両方に、それぞれ表面が滑らかな
    カーブで変化する凹凸形状を略全面にわたって形成した
    ことを特徴とするホモジナイザー。
  2. 【請求項2】 上記ドアの一部には、2個のパドルとド
    ア裏面との間に介在された試料入りの収納袋を観察する
    ための透明板から成る観察窓を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のホモジナイザー。
  3. 【請求項3】 上記ドアに設けられた観察窓の裏面側に
    は、表面が滑らかなカーブで変化する凹凸形状を略全面
    にわたって形成したことを特徴とする請求項2記載のホ
    モジナイザー。
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