JPH0728438A - 遊技装置 - Google Patents

遊技装置

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JPH0728438A
JPH0728438A JP5194276A JP19427693A JPH0728438A JP H0728438 A JPH0728438 A JP H0728438A JP 5194276 A JP5194276 A JP 5194276A JP 19427693 A JP19427693 A JP 19427693A JP H0728438 A JPH0728438 A JP H0728438A
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JP5194276A
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Yoji Komiya
洋二 籠宮
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J T KK
JT KK
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J T KK
JT KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ台等の遊技装置に関し、不正防止か
らの要求仕様を満たしつつ、リアルかつ高速な動画表示
機能を実現することを目的とする。 【構成】 遊技装置の遊技規則から動画は一定規則で変
化する。そこで、15種類の特別図柄Uのそれぞれに対
して、液晶表示パネル16に表示する動画の基本的な画
像である基本情報U1と、この基本情報U1を上記一定
規則に則って1/16づつオフセットさせたときの僅か
な情報量の差分である差分情報U2,U3,…,U16
(ハッチ部分は新規表示部分を、二重ハッチ部分は表示
削除部分を示す)とを表示用ROM56の表示制御用デ
ータ領域に記憶する。そして、表示用ROM56の表示
制御用プログラム領域に記憶させるプログラムにおい
て、これら15種類の基本情報および16種類の差分情
報の何れを、液晶表示パネル16のどの座標に表示する
か決定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ台やアレンジ
ボール等の遊技装置に関し、詳しくは遊技状況に応じた
動画を表示してその遊技性を高める遊技装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技装置では、従来から、種々
の画像表示を行なうことでその遊技性を高めているが、
近年、白黒もしくはカラーの液晶パネルやLEDパネル
を用いることにより、表示可能な情報量が飛躍的に増大
している。例えば、スロットマシンを模倣し、数字や絵
柄が描かれている3本のドラムがあたかも回転している
かのように液晶パネルあるいはLEDを駆動し、数字や
絵柄の一致により大当たり等の特定の状況を作り出した
り、大当たり時に音声と共に独特の動画を表示するもの
が提案されている。こうした変化する表示は、遊技者の
視覚に訴える点で効果が高く、遊技装置の遊技性を高め
る上で効果的である。
【0003】従って、この種の遊技装置においては、よ
り現実味があり、かつ多様な動画表示機能を搭載するこ
とが要求されており、遊技装置の遊技状況を検出する機
能のみならず、表示能力(表示面積、色彩数、分解能
等)も年々向上している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技装
置における不正防止の要求から遊技装置の遊技状況を入
力および監視している遊技制御部のプログラムおよびデ
ータを格納する領域は極めて限られており、そのメモリ
空間の制限内では、十分な動画表示を実現することがで
きないという問題があった。また、遊技制御部は、通
常、外部から取り込み得るデータも制限されており、表
示部側からといえどもデータを受け取ることはできな
い。従って、表示と遊技状況とを勘案して表示内容の変
更を指示し、タイミング良く画像を動かすといったこと
も困難であった。
【0005】このため、従来のこの種の遊技装置は、例
え表示部が液晶パネル等の精緻な画素から構成されるも
のであっても、複数ドットを1画素として表示単位を大
きくし、単純な数字、記号のみを表示するのが通例であ
る。また、円滑な動画の表示には膨大な情報量が必要と
なることから、単調な画像を繰り返したり、コマ送りの
ごとき断片的な画像表示に留まっており、遊技者を満足
させるに十分な表示機能を有する遊技装置は未だに提供
されていない。
【0006】本発明の遊技装置は、こうした問題を解決
し、不正防止からの要求仕様を満たしつつ、遊技者を十
分に満足させることのできるリアルかつ高速な動画表示
機能を実現することを目的としてなされ、次の構成を採
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の遊技装置
は、遊技状況を把握すると共に該遊技状況に応じて動画
表示の指示を出力する主制御部と、該主制御部から出力
される動画表示の指示に基づいて表示部に動画を表示す
る副制御部とを有する遊技装置であって、前記副制御部
は、前記動画の基本的な画像である基本情報と、該基本
情報の表す基本的な画像と前記動画との差分である差分
情報とを予め記憶している記憶手段と、前記主制御部か
らの動画表示の指示に基づき、前記記憶手段から基本情
報および差分情報を読み出して前記表示部に動画を表示
する表示手段とを備えることを要旨とする。
【0008】また、本発明の第2の遊技装置は、遊技状
況を把握すると共に該遊技状況に応じて動画表示の指示
を出力する主制御部と、該主制御部から出力される動画
表示の指示に基づいて表示部に動画を表示する副制御部
とを有する遊技装置であって、前記副制御部は、画像情
報を直前に表示した画像から変化する部分の画像情報と
して予め記憶している記憶手段と、前記主制御部からの
動画表示の指示に基づき、前記記憶手段から画像情報を
順次読み出し、前記表示部に動画を表示する表示手段と
を備えることを要旨とする。
【0009】
【作用】以上のように構成された本発明の第1,第2の
遊技装置では、主制御部から副制御部へ向けて遊技状況
に応じた動画表示の指示が一方的に出力される。副制御
部の表示手段は、この動画表示の指示に基づいて記憶手
段をアクセスし、遊技状況に応じた動画を構成するため
に必要な情報を読み出し、表示部に動画を表示する。
【0010】ここで、第1の遊技装置では、動画を基本
的な画像である基本情報と基本的な画像との差分である
差分情報とから構成する。また、第2の遊技装置では、
直前に表示した画像から変化する部分の画像情報として
順次記憶手段から読み出される画像情報により動画を構
成する。この結果、いずれの場合にも、フレーム間で重
複している画像の情報記憶が不要となる。
【0011】なお、主制御部と副制御部の機能分担は、
単に一つのマイクロプロセッサが時分割処理等により、
両機能を異なるプログラムにより実現するというもので
はなく、主制御部と副制御部とが別体に設けられ、各々
独立したプロセッサにより、並列的に両機能を実現する
構成を意味する。
【0012】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は本発明の一実施例としてのパチンコ遊技
装置1の斜視図、図2はその遊技部DPを示す説明図、
図3はパチンコ遊技装置の裏面図である。
【0013】図示するように、このパチンコ遊技装置1
は、機枠2の前面に前面枠4を開閉自在に装着してい
る。前面枠4の前面にはガラス扉枠6および前面板8が
開閉自在に装着されている。また、前面枠4の裏面に
は、図示しない取付枠を介して遊技盤10が着脱自在に
装着される。
【0014】遊技盤10の表面には、発射されたパチン
コ玉をガイドするガイドレール11が設けられ、そのガ
イドレール11で囲まれる遊技部DPには、図2に示す
ように、複数の普通入賞口12,第一種始動口13,大
入賞口14が設けられ、遊技盤10の下部には、アウト
口15が設けられている。第一種始動口13には、パチ
ンコ玉の入賞状況を検出する通常の入賞センサ13Aが
設けられている。大入賞口14には、大当たりの条件が
成立したとき可動片を開き、パチンコ球が入りやすくな
る状態を作り出す大当たり駆動部14Bが備えられてお
り、更にここにパチンコ球が入ったとき大当たりの状況
(いわゆる、V入賞)を継続するための大入賞センサ1
4Cおよびここに10個のパチンコ球が入って大当たり
の状況を停止する条件となったことを検出するテンカウ
ントセンサ14Aが設けられている。
【0015】遊技盤10の略中央部には、4インチのカ
ラーTV用液晶ディスプレイを用いて構成される液晶表
示パネル16が備えられている。すなわち、この液晶表
示パネル16は、通常のTVディスプレイと同様に2:
1の飛越し走査(interlaced scanni
ng)が採用され、毎秒60フレームの画像信号を入力
し、これを表示する機能を有している。即ち、本実施例
の液晶表示パネル16は、通常の液晶テレビのユニット
をそのまま利用したものである。従って、液晶表示パネ
ル16に対して16.67msec以内に1フレーム分
の信号を送信すれば、通常のTVと同等の鮮明なカラー
画をダイナミックに表示することが可能となる。
【0016】図4に示すように、本実施例の液晶表示パ
ネル16の表示内容は通常の遊技状態において大きく3
つの領域に区分されており、上部がメッセージライン1
6A、中央が特別図柄表示部16B、下部が保留数表示
部16Cとなっている。上部のメッセージライン16A
には、現在の遊技状況に見合ったメッセージが流れるよ
うに表示される。また、中央の特別図柄表示部16Bに
は、3桁にわたって大当たりや外れ等の遊技状況を表す
特別図柄が回転表示される。更に、下部の保留数表示部
16Cには、第一種始動口13に入賞し未だ特別図柄表
示部16Bの回転に供されていないパチンコ玉の個数、
いわゆる保留個数が、矩形の表示エリアを左から順次反
転表示することで最大4つまで表示される。
【0017】パチンコ遊技装置1には、その他の表示装
置として、大当たりを表示する大当たりランプ17Aお
よび遊技中であることを表示する遊技動作中ランプ17
Bが設けられている(図1参照)。
【0018】前面板8の前面には、投入されたパチンコ
球を発射位置(不図示)に一個ずつ導くための打球供給
皿19が取り付けられている。また、前面枠4の下部に
は、発射位置のパチンコ球を遊技部へ打ち出すための操
作ハンドル20と、打球供給皿19の余剰景品球を溜め
る下部球受皿21が設けられている。操作ハンドル20
は、打球用のモータ26による弾発力を制御するもので
ある。
【0019】図3に示すように、遊技盤10の裏面の中
央部には遊技盤制御装置30が取付けられている。この
遊技盤制御装置30は、パチンコ遊技装置1の遊技状況
を全般的に統括管理する。すなわち、操作ハンドル20
の操作状況、入賞センサ13A,テンカウントセンサ1
4Aの検出出力等からパチンコ遊技装置1の遊技状況を
判断し、その判断結果に応じて大当たり駆動部14B,
液晶表示パネル16,大当たりランプ17A,遊技動作
中ランプ17B,打球用のモータ26,図示しないスピ
ーカ等の動作を制御する。
【0020】パチンコ遊技装置1には、これらの装置の
他、入賞口12,14もしくは始動口13に入賞したパ
チンコ玉を一括して検出する普通入賞球検出装置、入賞
球およびアウト玉を搬送する機構、遊技状況を報知する
その他の各種ランプ,スピーカ、あるいは不正検出装置
といった一般的な装備が設けられているが、これらの一
般的な装置構成の詳細の説明は省略する。
【0021】次に、遊技盤制御装置30の構成とその動
作について説明する。遊技盤制御装置30は、図5に示
すように算術論理演算部やROM,RAM等を内蔵した
1チップマイクロコンピュータ(以下、MPUという)
31を中心に、電源部33、入出力インタフェース35
A,35Bおよび出力インタフェース35C等から構成
されている。また、MPU31には水晶発振器Xtal
が外付けされており、これにより高精度に経過時間を計
測することが可能となっており、これを用いたインター
バルタイマによる割込制御などが行なわれている。
【0022】電源部33は、外部から24ボルトの交流
を入力して3種類の電源VE,VD,VCCを生成する
回路である。電源部33は、24ボルトの交流を全波整
流して動力用電源VEを生成するダイオードスタック4
1、更にこれを平滑して直流高電圧電源VDを生成する
電解コンデンサC1,C2およびダイオードD1、直流
高電圧電源VDから安定化された5ボルトの安定化電源
VCCを生成するレギュレータ43から構成されてい
る。この電源部33により得られる各種の電圧源は、パ
チンコ遊技装置1の遊技盤の電装品の電力として利用さ
れる。
【0023】入出力インタフェース35A,35Bおよ
び出力インタフェース35Cは、遊技盤制御装置30に
配置されたMPU31と別に配置された各種電装品との
信号の入出力を可能とするための通常のインターフェイ
ス回路から構成される。従ってその電気回路は、MPU
31と信号の入出力を実行する先の各種電装品の電気的
特性に応じて決定され、公知のチャタリング防止回路、
波形成形回路、レベルシフト回路、ホールド回路等を適
宜組み合わせることで構成される。
【0024】この様に構成される遊技盤制御装置30に
は、別に設けられた前記大当たりランプ17A,遊技動
作ランプ17B等のランプを始めとし、大当たり駆動部
14B,打球用モータ26等との接続を容易とするため
に、コネクタCN1が用意されている。
【0025】MPU31の出力ポートの内の9ビット
(P20ないし28)は、オープンコレクタタイプの出
力インタフェース35CおよびコネクタCN2を介し、
フラットケーブルFCにて表示ユニット50と接続さ
れ、液晶表示パネル16を制御するための表示コマンド
出力用(データ8ビットおよびストローブ1ビット)と
して使用される。また、このコネクタCN2を介して表
示ユニット50側へ電力を供給するため、コネクタCN
2には電源部33にて作り出された直流高電圧電源VD
および5ボルトの安定化電源VCCが接地ラインと共に
接続され、前記フラットケーブルFCが電源線としても
利用されている。
【0026】表示ユニット50には、液晶表示パネル1
6を駆動するための通常の液晶パネルドライバ52に加
え、サブCPU54および不揮発的に情報を記憶する表
示用ROM56が配置されている。ここで、サブCPU
54とは、表示用ROMの128Kバイトの領域に記憶
された表示制御用プログラムおよび256Kバイトの領
域に記憶された表示制御用データを適宜読み出しては実
行するマイクロコンピュータであり、遊技盤制御装置3
0から入力される計7バイトを単位とする表示コマンド
を表示用ROM56に記憶された表示制御用プログラム
に基づいて解釈し、その解釈結果に基づき表示用ROM
56から必要な表示制御用データを読み出しては液晶パ
ネルドライバ52へ出力するものである。
【0027】次に、表示コマンドを用いた表示制御に関
して説明する。図6は、遊技盤制御装置30のMPU3
1からサブCPU54に送られる表示コマンドのデータ
形式説明図である。図示するごとく、表示コマンドは計
7バイトからなる遊技状況の情報である。その第1バイ
トは、表示コマンドのスタートを知らせるスタート情報
STであり、以下に続く6バイトの情報にて使用をしな
い1バイト(8ビット)の情報、例えば8ビットが総て
「1」であるビット列「11111111」からなる。
【0028】第2バイトないし第4バイトは、図柄1情
報Z1,図柄2情報Z2,図柄3情報Z3である。図4
の説明で前述したごとく、本実施例では液晶表示パネル
16の特別図柄表示部16Bに3列にわたって特別図柄
(本実施例では0〜9までの数字10種類とその他の記
号5種類の合計15種類)をあたかも回転するかのごと
く表示する。これら3桁の特別図柄の組み合わせ情報
は、大当たりの発生を決定する意味を有し、パチンコ遊
技装置1の重要な遊技規則の1つとなる。そこで、遊技
盤制御装置30のMPU31にその主たる管理を任せ、
サブCPU54はMPU31からの指令に忠実な表示の
みを実行する構成を採用している。
【0029】そこで、第2バイトから第4バイトまでの
3バイトを使用し、その上位4ビットには特別図柄表示
部16Bの各桁に表示すべき特別図柄の図柄情報を、そ
の下位4ビットにおよびその特別図柄が回転するかのよ
うに見せ掛けるための表示位置のオフセット情報を送り
出す。本実施例では、特別図柄として15種類、回転表
示のためのオフセットとして16段階の表示が可能なよ
うに構成するため、上位4ビットは0〜14、下位4ビ
ットは0〜15の情報を表現する。
【0030】第5バイトは、大入賞情報C/Rを表現す
る情報である。本実施例では、パチンコ遊技装置1の遊
技規則として、「大入賞時に大入賞口14に10個のパ
チンコ球が入ったときには大当たりの状況を停止する。
しかし、その停止条件発生以前に所定のポイントをパチ
ンコ玉が通過したとき(V入賞)はその大当たりの状況
を最大16ラウンドまで継続させる。」と規定してい
る。この様な条件を検出するために、前述のごとくテン
カウントセンサ14Aおよび大入賞センサ14Cが備え
られ、その検出信号はMPU31へ入力される。また、
この種の遊技状況は遊技者にとって極めて大きな意義を
有するものであるため、液晶表示パネル16に視覚的に
表示することが好ましい。そこで、この第5バイトの上
位4ビットを用いてテンカウントセンサの検出状況であ
るテンカウント情報0〜10を、下位4ビットを用いて
ラウンド数0〜15を送信する。
【0031】第6バイトは、保留情報RZである。この
保留情報RZは、遊技規則上0から4までの何れかの情
報であり、その情報量が少なくてよい。そこで、上位4
ビットは使用せず、下位4ビットを用いて保留数0〜4
を送信する。
【0032】最後の第7バイトはシーン情報SCであ
り、現在の遊技場面を表現する。上記説明から明らかな
ように、本実施例のパチンコ遊技装置1には大別して2
つのシーン、すなわち通常の遊技場面と大当たり場面と
が存在する。また、この各場面には、特別図柄の変動中
であるとか、大当たりの継続が約束されたいわゆるV入
賞中であるとかの更に細かなレベルでの遊技場面があ
る。パチンコ遊技装置1の遊技者は、この様な多種多様
な各場面を楽しむことで遊技を堪能しているのであり、
その各場面に応じた視覚的な表示がなされることが好ま
しい。そこで、MPU31は、各種センサの検出信号か
ら判断される現在の遊技場面を表示コマンドの最終バイ
トとしてサブCPU54に向けて送信する。
【0033】図7は、この第7バイトの情報として送信
されるシーン情報SCの詳細を説明するシーン情報説明
図である。図示するようにシーン情報SCの上位4ビッ
トは、通常の遊技場面であるか大当たり場面であるかを
表す情報であり、その最上位ビットは不使用とし、下位
3ビットが「101」であるときは通常の遊技場面を、
「010」であるときは大当たり場面を表している。
【0034】下位4ビットは、上位4ビットにて大別さ
れた遊技場面の更に詳細な遊技場面を特定するための情
報であり、総てが「0」であるときは特別図柄の回転表
示が不要な待機状態を示している。最下位ビットのみが
「1」であるときは、第一種始動口13にパチンコ玉の
入賞が発生し、特別図柄を回転表示しなければならない
図柄変動状態を示す。第2ビット目のみが「1」である
ときは、特別図柄のうち2桁が同一の数値(例えば、
「7」)となり大当たりの発生の可能性が生じた状態
(以下、リーチ状態と呼ぶ)が生じた状態を示す。下位
4ビットが「0011」であるときは、特別図柄の3桁
が「7」となったか否かを判定する当たり判定中の状態
を示している。
【0035】この下位4ビットのうち、第3ビット目以
上の上位ビットのいずれかが「1」であるときは、上位
4ビットが「X010」である大当たり遊技場面を更に
詳細に特定する情報として使用される。下位4ビットが
「0100」であるときは、大当たりの発生直後で、図
示しないスピーカからファンファーレが流れている状態
を示す。下位4ビットが「0101」であるときは、大
入賞開放が実行されている状態を示す。下位4ビットが
「0110」であるときは、大当たりが継続して実行さ
れるV入賞が発生した状態を示す。下位4ビットが「0
111」であるときは、V入賞が発生したことを記憶
し、次回の大入賞開放が予約された状態を示す。下位4
ビットが「1000」であるときは、大入賞開放と次ラ
ウンドの大入賞開放とのインターバル状態を示す。下位
ビットが「1001」であるときは、大入賞開放の終わ
り状態で、特に総ての大入賞開放ラウンドが実行された
状態、いわゆる正常終了(最終演出1と呼ぶ)を示す。
下位4が「1010」であるときは、同じく大入賞開放
の終わり状態であるが、総ての大入賞開放ラウンドが実
行されなかった、いわゆるパンク終了(最終演出2と呼
ぶ)を示す。
【0036】なお、通常のコンピュータ間の通信には通
信情報の終端を示すストップ情報(いわゆる、ストップ
ビット)が設けられるが、本実施例ではスタート情報S
Tとこれに続く第2バイト〜第7バイトの情報の表現す
るコード体系から明らかに表示コマンド情報の終端を判
別することが可能であり、この様な特殊なストップ情報
を割愛している。
【0037】上記のごときデータ形式の表示コマンドを
受信する表示ユニット50は、その表示コマンドに応じ
た画像を液晶表示パネル16に表示するため、液晶パネ
ルドライバ52に内蔵されるVRAMの内容を書き換え
る必要がある。この制御対象となるVRAMの容量は、
液晶表示パネル16を構成する4インチのカラーTV用
液晶ディスプレイの画素数、表示色数によって決定され
るが、自然に近い高精度、多色表示には大きなVRAM
の容量(S[バイト])が必要となる。しかも、その画
像がスムーズに変化するいわゆる動画を表現するために
は1フレームごとにその容量(S[バイト])が必要と
なり、1秒間の動画には容量(S×60[バイト])が
不可欠となる。
【0038】しかし、前述のとごとく表示ユニット50
の表示用ROM56は、128Kバイトの表示制御用プ
ログラム領域および256Kバイトの表示制御用データ
領域を有しているのみであり、通常ならばTV映像に近
いスムーズな動画表示は不可能である。
【0039】そこで、本実施例の表示用ROM56に
は、次のようなデータ圧縮手法を利用して巧みに高精
度、多色の多数のフレーム情報を記憶している。図8
は、このデータ圧縮手法の説明図である。例えば、第一
種始動口13に入賞が発生し、いわゆる保留個数が
「1」となったことが表示コマンドの保留情報RZ(第
6バイト目)として送信されて来た場合、この遊技状況
を視覚的に表示するためには保留数表示部16Cの最左
の表示エリアを反転表示しなければならない。この時、
従前に表示していた表示情報と異なる箇所は、座標(X
1,Y1)〜(X2,Y2)の矩形エリアのみであり、
この差分の表示情報だけVRAMの内容を書き換えれば
その目的は達せられる。
【0040】更に、保留情報RZとして保留個数「2」
を受信した場合は、保留数表示部16Cの最左の表示エ
リアは既に反転表示されているため、その左隣の表示エ
リアを反転表示するだけでよい。この時には、反転表示
する座標が(X3,Y3)〜(X4,Y4)の矩形エリ
アに変更されるだけであり、その箇所に表示する表示情
報は前記座標(X1,Y1)〜(X2,Y2)のそれと
同一である。
【0041】同様に、液晶表示パネル16の特別図柄表
示部16Bに3列にわたって15種類の特別図柄をあた
かも回転するかのごとく表示するためには、図9に示す
ごとく15種類の特別図柄Uのそれぞれに対して、基本
情報U1と、この基本情報U1を1/16づつオフセッ
トさせたときの差分情報U2,U3,…,U16(図中
のハッチ部分は新規表示部分を、二重ハッチ部分は表示
削除部分を示している)とを表示制御用データとして記
憶する。そして、表示制御用プログラムにて図柄情報Z
を解釈し、これら15種類の基本情報および16種類の
差分情報の何れを、液晶表示パネル16のどの座標に表
示するか決定すればよいのである。従って、本実施例の
ように特別図柄表示部16Bに3桁にわたる特別図柄を
表示する構成であっても、表示用ROM56の記憶容量
は略1桁の特別図柄を表示するために必要な記憶容量と
ほぼ同一となる。
【0042】この様に、液晶表示パネル16の表示内容
はランダムに変化するのではなく、一定規則に支配され
つつ変化する。そして、その一定規則に基づいた表示内
容の変化が、表示コマンドとして遊技盤制御装置30か
ら指示されるのである。従って、この表示コマンドに忠
実な動画表示のためには、液晶表示パネル16に表示す
る動画の基本的な画像である基本情報と、この基本情報
と動画との差分である僅かな情報量の差分情報とを表示
用ROM56の256Kバイトの表示制御用データ領域
に記憶し、この基本情報および/または差分情報を表示
する領域を表示コマンドから解釈する表示制御用プログ
ラムを表示用ROMの128Kバイトの領域に記憶すれ
ば足りる。なお、本実施例では、図4に示す大当たり発
生時の画像、すなわち遊技者が最も液晶表示パネル16
を注視するときの画像を基本情報として採用している。
【0043】次に、以上のように構成されたパチンコ遊
技装置1において、MPU31およびサブCPU54に
て処理される遊技状況読み込みプログラム、表示コマン
ド送信プログラムおよび表示制御用プログラムについて
説明する。
【0044】図10および図11は、MPU31にて実
行される遊技状況読み込みプログラムおよび表示コマン
ド送信プログラムのフローチャートである。MPU31
は、電力の供給が開始されると所定のハードチェック、
後述する記憶エリアに予め定められた情報をセットする
などの初期設定を実行した後に、ここに説明する各種の
プログラムの処理を開始する。
【0045】まず図10に基づいて遊技状況読み込みプ
ログラムについて説明する。このプログラムは1mse
c毎に繰り返しMPU31にて実行される割込みプログ
ラムであり、このプログラムの処理にMPU31が入る
と入賞センサ13Aや大入賞センサ14Cなどの各種セ
ンサの検出信号を読み込み、更には現在の大当たり状況
などから現在の遊技状況PJを認識する(ステップ10
0)。そして、この遊技状況PJを内蔵するRAMの遊
技状況記憶エリアに格納し(ステップ110)、本プロ
グラムを終了する。このプログラムにより、内部RAM
の遊技状況記憶エリアの記憶内容、すなわちパチンコ遊
技装置1の最新の遊技状況PJは、表示ユニット50へ
の一連のデータの送信に先だって、更新される。
【0046】なお、MPU31の立ち上げ時にあって
は、前述した初期設定処理により、内部RAMの遊技状
況記憶エリアには入賞や大当たりなどの特別な変化のな
い待機状態である旨の遊技状況PJ0がセットされる。
【0047】図11にフローチャートを示す表示コマン
ド送信プログラムは、図10に示した処理により内部R
AMの遊技状況記憶エリアに記憶された遊技状況PJか
ら前述した表示コマンドを作成し、これをサブCPU5
4へ送信するためのもので、MPU31により2mse
c毎に処理される。本プログラムの処理に入るとMPU
31は、送信バイトカウンタCBをインクリメントし
(ステップ200)、この送信バイトカウンタCBの値
が7以下であるか否かを判断する(ステップ210)。
これは、全7バイトからなる表示コマンドを2msec
毎に1バイトずつ送信するためであり、このステップ2
10にて肯定判定されたときには、その送信バイトカウ
ンタCBの内容により指示される表示コマンドの第CB
番目の情報をサブCPU54へ送信して(ステップ22
0)、本プログラムを終了する。
【0048】一方、ステップ210にて否定判定された
とき、すなわち既に全7バイトの表示コマンドの送信を
終了していると判定されたときには、遊技状況記憶エリ
アへアクセスしてそこに格納されている最新の遊技状況
PJを読み出し(ステップ240)、この遊技状況PJ
から図6および図7にて説明した規則に基づいて最新の
表示コマンドを作成する(ステップ250)。そして、
今回の表示コマンドの送信タイミングは、新たに作成し
た表示コマンドの第1回目の送信タイミングとなるた
め、表示コマンドの1バイト目の情報であるスタート情
報STをサブCPU54へ出力し(ステップ260)、
送信バイトカウンタCBの内容を「1」にセットして
(ステップ270)、本プログラムを終了する。
【0049】以上のようにして、MPU21からは2m
sec毎に表示コマンドが1バイト単位に送信される。
送信された表示コマンドを入力するサブCPU54は、
図12にフローチャートを示す表示制御用プログラムを
実行することで、その表示コマンドにて把握されたパチ
ンコ遊技装置1の遊技状況PJに応じた液晶表示パネル
16の駆動制御を実行する。
【0050】MPU31から1バイトずつに分割された
表示コマンドが入力されると、サブCPU54はこの表
示制御用プログラムの処理に入り、その受信した表示コ
マンドを記憶する(ステップ300)。そして、スター
ト情報STから始まる全7バイトの表示コマンドの総て
が揃ったか否かを判断し(ステップ310)、未だに総
ての表示コマンドの入力が完了していないときには本プ
ログラムの処理を終了する。
【0051】一方、スタート情報STを入力すれば全7
バイトの表示コマンドを入力したと判断できるから、こ
れによりステップ310にて全7バイトの表示コマンド
の入力が完了したと判定されたときには、続いてその表
示コマンドに応じた液晶パネルドライバ52のVRAM
書き換え処理(ステップ320〜ステップ350)を実
行する。
【0052】ステップ320は、表示コマンドにて要求
される画像表示を実行するために必要となる表示用RO
M56の表示制御用データ(基本情報および/または差
分情報)を選択し、読み込むステップである。続くステ
ップ330では、同じ表示コマンドを解釈し、この特定
された表示制御用データを液晶パネルドライバ52内蔵
VRAMのどの領域を変更するデータとして使用するか
決定する。こうしてVRAMのデータ更新領域および更
新データが決定されると、VRAM更新用のデータ列が
作成、出力され(ステップ340)、7バイト総ての表
示コマンドに対してこれら一連の処理が施される(ステ
ップ350)。そして、上記処理のために記憶し続けて
きた今回の表示コマンドを消去して(ステップ36
0)、本プログラムの処理を終了する。
【0053】すなわち、サブCPU54は、表示コマン
ドにて特定される表示用ROM56の表示制御用データ
格納エリアに記憶されている表示制御用データを読み出
し、これを液晶パネルドライバ52へ出力するのであ
り、表示用ROM56を差し替えることで液晶表示パネ
ル16に表示される内容を如何様にでも変更することが
可能である。
【0054】以上の説明した本実施例のパチンコ遊技装
置1によれば、MPU31から2msec毎に1バイト
ずつに分割した表示コマンドを出力するのみで、液晶表
示パネル16に複雑なカラー動画を表示させることがで
きる。すなわち、不正防止からの要求仕様であるMPU
31のメモリ空間の制限を満足しつつ、遊技者を十分に
満足させることのできるリアルかつ多様な表示を液晶表
示パネル16上に展開することができる。液晶表示パネ
ル16は、通常の液晶テレビと同一の仕様であり、テレ
ビと同様のダイナミックな画面表示が可能である。テレ
ビと同一の動画表示に必要とされる毎秒60フレームの
画像情報を、遊技盤制御装置30から液晶表示パネル1
6に直接出力することは、不可能であるのに対して、画
像情報を表示ユニット50により生成する本実施例の構
成によれば、遊技盤制御装置30のメモリ空間の制限、
遊技盤制御装置30と表示ユニット50との間のデータ
受け渡しの制約を解消し、ダイナミックな画像表示が実
現できるのである。
【0055】しかも、本実施例のパチンコ遊技装置1で
は、遊技盤制御装置30から表示ユニット50には、デ
ータを出力するだけで、相互のやり取りを行なうことな
く、多様な表示が可能となっている。また、遊技盤制御
装置30から表示ユニット50に繰り返し表示用のデー
タを送信しているので、遊技盤制御装置30が認識して
いる遊技状態と、表示ユニット50の表示が異なってし
まうということもない。
【0056】表示用ROM56に記憶される表示制御用
データにより現実の表示図柄、移動や回転などの表示内
容が決定される。従って、MPU31は複数種類のパチ
ンコ遊技装置に共通して使用することができ、表示用R
OM56のみを取り替えることで、液晶表示パネル16
に全く異なるグラフィック表現を実行させることが可能
となる。すなわち、流行性の強いユーザーインターフェ
イス的なグラフィック表示部分とパチンコ遊技装置1と
して要求される基本的な機能部分との分離が容易に実現
されるため、新たなパチンコ遊技装置の開発期間を短縮
できるなどの効果をも奏することができる。
【0057】更に、MPU31から単純な全7バイトの
表示コマンドを出力すると、その表示コマンドに応じた
グラフィック表示がサブCPU54および表示用ROM
56により実行されるため、MPU31のグラフィック
表示のための負荷が大幅に軽減される。従って、MPU
31の多くの時間を他のプログラム処理に割り当てた
り、あるいはMPU31として安価なマイクロコンピュ
−タを採用することがことが可能となる。
【0058】また、表示ユニット50についても、パチ
ンコ遊技装置1の遊技規則を巧みに利用し、表示制御用
データを基本情報および差分情報として動画グラフィッ
クを圧縮記憶しているため、サブCPU54に安価なマ
イクロプロセッサを採用し、かつ、表示用ROM56に
対するメモリ容量の制限をクリアしつつスムーズな動画
を表示することができる。この基本情報は、大当たり発
生時の画像であるため、大当たり発生毎に画像表示内容
はあたかも初期リセットされ、差分情報による表示のず
れが発生していたとしてもこれが確実に解消される。大
当たり発生時の画像は、遊技者が液晶表示パネル16を
最も注視すると考えられる画像であるが、その画像を基
本情報としているために、例え何らかのデータエラーが
発生して動画表示にずれが発生したとしても、遊技者が
これに違和感を抱くほどのこともない。
【0059】なお、本実施例では、液晶表示パネル16
として、4インチの液晶テレビ用のユニットをそのまま
使用している。従って、テレビ用チュナーを別に設け、
表示ユニット50との接続と切り換える構成、あるいは
テレビ用チュナーからの信号を一旦サブCPU54が入
力した後、液晶パネルドライバ52を介して液晶表示パ
ネル16に出力する構成をとれば、必要に応じて、液晶
表示パネル16にテレビ番組を表示することも可能であ
る。
【0060】また、本実施例では、表示用ROM56の
256Kバイトの表示制御用データ領域に基本情報と差
分情報とを記憶し、表示用ROMの128Kバイトの領
域に記憶される表示制御用プログラムにおいてその基本
情報や差分情報を表示するVRAM領域を表示コマンド
から解釈させることで、保留個数や特別図柄などの表示
制御用データを1種類だけ記憶して大幅な情報の圧縮を
可能としている。これは、パチンコ遊技装置1の遊技規
則が「同一の特別図柄が描かれた3本のドラムが回転し
ている」というものであり、1桁分の特別図柄の基本情
報および差分情報が利用できる構成に基づいたものであ
る。この様に表示しなければならない動画の何れを基本
情報あるいは差分情報とし、表示制御用プログラムにど
の様な機能を持たせるかは任意の設計事項であり、本発
明を適用する遊技装置の遊技規則や不正防止面からの機
能制限などを加味して自由に選択できる。
【0061】また、動画画像を基本情報と差分情報に分
解するのではなく、1枚目のフレームの画像から2枚目
のフレームの画像の差分情報、2枚目のフレームの画像
から3枚目のフレームの画像情報、・・・のように、逐
次一つ前の画像との差分情報の形で動画画像の情報をR
OM56に記憶し、差分情報によりVRAMの内容を書
き換える構成とすることも可能である。動画が繰り返し
を含まず、大きく変化するような場合には、基本情報と
差分情報に分けても画像データの圧縮効率はさほど高く
できないので、こうした場合には、一つ前のフレームと
の画像の差分を情報を記憶しておくことが有効である。
尚、初期画面は、別に記憶しておいても良いし、初期画
面の情報を持たず、総て差分情報の形態で持つことも差
し支えない。後者の場合は、画像表示を開始した直後
は、画像が一部しか描かれないが、動画像は高速に書き
換えられてゆき、いずれ完全な画像となるからである。
【0062】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこうした実施例に限定されるものではな
く、パチンコ遊技装置のみならずスロットマシンやその
他のゲーム機器に応用すると言ったことは勿論、その要
旨を逸脱しない種々の態様により具現化することができ
るものである。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1,第2
の遊技装置では、主制御部にて把握された遊技状況に応
じて副制御部が表示部に動画表示を実行する。即ち、遊
技状況の把握と動画表示という機能が分担され、主制御
部に要求される不正防止面からの制限と、多種多様な表
示を可能とする要請とを両立させることができる。
【0064】第1の遊技装置では、副制御部は、遊技規
則に則った動画の規則的変化を利用して、動画を基本情
報と差分情報とに分割、圧縮して記憶し、主制御部から
の動画表示の指示に基づき適宜基本情報および/または
差分情報を読み出して表示部に動画を表示する。直前に
表示した画像から変化する部分の画像情報として順次記
憶手段から読み出される画像情報により動画を構成す
る。従って、いずれの場合にも、副制御部に要求される
メモリ容量の制限を順守しつつ緻密でスムーズな動画を
表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である遊技装置の斜視図であ
る。
【図2】同じくその遊技部DPの構成を示す説明図であ
る。
【図3】同じくその背面図である。
【図4】液晶表示パネル16の表示例説明図である。
【図5】遊技盤制御装置30を中心とした遊技装置の電
気回路図である。
【図6】表示コマンドのデータ形式説明図である。
【図7】そのシーン情報のコード体系説明図である。
【図8】保留個数表示に際しての基本情報および差分情
報の説明図である。
【図9】特別図柄の回転表示に際しての基本情報および
差分情報の説明図である。
【図10】MPU31が実行する遊技状況読み込みプロ
グラムを示すフローチャートである。
【図11】MPU31が実行する表示コマンド送信プロ
グラムを示すフローチャートである。
【図12】サブCPU54が実行する表示制御用プログ
ラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技装置 10 遊技盤 12 普通入賞口 13 第一種始動口 14 大入賞口 13A 入賞センサ 14A テンカウントセンサ 14B 大当たり駆動部 14C 大入賞センサ 16 液晶表示パネル 30 遊技盤制御装置 31 MPU 35A,35B 入出力インタフェース 35C 出力インタフェース 50 表示ユニット 52 液晶パネルドライバ 54 サブCPU 56 表示用ROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技状況を把握すると共に該遊技状況に
    応じて動画表示の指示を出力する主制御部と、該主制御
    部から出力される動画表示の指示に基づいて表示部に動
    画を表示する副制御部とを有する遊技装置であって、 前記副制御部は、前記動画の基本的な画像である基本情
    報と、該基本情報の表す基本的な画像と前記動画との差
    分である差分情報とを予め記憶している記憶手段と、 前記主制御部からの動画表示の指示に基づき、前記記憶
    手段から基本情報および差分情報を読み出して前記表示
    部に動画を表示する表示手段とを備える遊技装置。
  2. 【請求項2】 遊技状況を把握すると共に該遊技状況に
    応じて動画表示の指示を出力する主制御部と、該主制御
    部から出力される動画表示の指示に基づいて表示部に動
    画を表示する副制御部とを有する遊技装置であって、 前記副制御部は、 画像情報を直前に表示した画像から変化する部分の画像
    情報として予め記憶している記憶手段と、 前記主制御部からの動画表示の指示に基づき、前記記憶
    手段から画像情報を順次読み出し、前記表示部に動画を
    表示する表示手段とを備える遊技装置。
JP5194276A 1993-07-08 1993-07-08 遊技装置 Withdrawn JPH0728438A (ja)

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