JPH0728425B2 - 動き検出回路 - Google Patents

動き検出回路

Info

Publication number
JPH0728425B2
JPH0728425B2 JP62197604A JP19760487A JPH0728425B2 JP H0728425 B2 JPH0728425 B2 JP H0728425B2 JP 62197604 A JP62197604 A JP 62197604A JP 19760487 A JP19760487 A JP 19760487A JP H0728425 B2 JPH0728425 B2 JP H0728425B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
output
detection circuit
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62197604A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6441394A (en
Inventor
茂夫 新津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP62197604A priority Critical patent/JPH0728425B2/ja
Publication of JPS6441394A publication Critical patent/JPS6441394A/ja
Publication of JPH0728425B2 publication Critical patent/JPH0728425B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタルTV受像機またはディジタルVTRに関
し、特にフレーム間またはフィールド間の3次元処理を
行なう回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、フレーム間またはフィールド間の3次元処理利用
したものとして高画質TV(IDTV)と呼ばれるものがあっ
た。このものはNTSC信号がフレーム間でカラー位相が反
転していることを利用して静止画においては完全なYC分
離を実現し、動画においてはフィールド内でYC分離をお
こなうことにより、2次元処理をおこなっていた。この
切替は、フレーム間の輝度信号の差分を検出して、値が
一定レベル以上になると動画モードに、一定レベル以下
では静止画モードという動き検出回路によりおこなって
いた。
第3図は動き検出回路の従来例のブロック図である。入
力ビデオ信号をA/D変換によりディジタル化された入力
信号31はフレームメモリ32により1フレーム遅延され
る。NTSC信号は2フィールド、すなわち1フレームで走
査線525本の完全な1枚の画を構成している。このため
1フレーム遅延すると静止画においては同じ輝度の信号
をえることができる。フレーム差分検出回路33はこの入
力信号31とフレームメモリ32よりの1フレーム遅延した
信号の、輝度信号の差分を検出する回路であり、これよ
りの出力はフレーム間の動き信号の量として出力され
る。この量は比較回路35において、あらかじめ設定され
た比較レベル34と比較され、検出出力36として2値化さ
れて出力される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の動き検出回路は、正規のNTSC信号以外の
信号が入力されるとフレーム間の輝度信号の相関がなく
なるために常に動きモードとなると思われるが、実際に
は正規のNTSC信号とそれ以外のビデオ信号(VTR信号、
パソコン信号など)とは必ずしも大幅には異なっていな
い場合が多く、動画モードになったり、静止画モードに
なったりと、極めてあいまいな動作を生じてしまい、例
えば、3次元処理をほどこした高画質TVの画面は3次元
処理による鮮やかなYC分離を施した画面に、2次元処理
の場合には通常のそれほど鮮やかでないYC分離による画
面となり、この間を時間軸のゆれにより不自然に切替わ
ってしまうために、画面上で極めて見ずらいという欠点
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の動き検出回路は、 ディジタル化された入力信号を1フレーム遅延するフレ
ームメモリと、 入力信号と、フレームメモリによりフ1レーム遅延した
信号の輝度信号の差分を検出するフレーム差分検出回路
と、 入力信号より同期信号部分のみを検出する同期信号検出
回路と、 積分回路と、 フレーム差分検出回路の出力と積分回路の入力の間に設
けられ、同期信号検出回路で同期信号が検出されると閉
じるスイッチ回路と、 フレーム差分検出回路の出力と積分回路の出力を比較
し、2値化された検出出力を出力する比較回路とを有し
ている。
〔作用〕
本発明は、正規のNTSC信号の場合は従来通り高画質な画
面を提供し、正規のNTSC信号以外の場合には、これを同
期信号の部分のフレーム相関で検出し、この値により動
き検出回路の静止画モードと動画モードの比較レベルを
適応的に変化させるものである。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の動き検出回路の一実施例のブロック図
である。
本発明は、第3図の従来の回路に、同期信号を検出する
同期信号検出回路14と、スイッチ回路15と、積分回路16
を設け、比較レベルをジッタ量に応じて可変するもので
ある。
入力ビデオ信号をA/D変換によりディジタル化された入
力信号11はフレームメモリ12により1フレーム遅延され
る。フレーム差分検出回路13はこの入力信号11とフレー
ムメモリ12よりの1フレーム遅延した信号の輝度信号の
差分を検出する回路であり、これよりの出力はフレーム
間の動き信号の量として出力される。一方、入力信号11
より同期信号部分のみを検出する同期信号検出回路14に
より、水平または垂直の同期信号の期間だけのタイミン
グ信号を作る。この出力によりフレーム差分検出回路13
の出力信号をスイッチ回路15により抜き取り積分回路16
により動き信号の値を積分する。NTSC信号のように正規
なビデオ信号においては静止画面においても、動きのあ
る画面においても同期信号の部分にはこの映像情報は含
まれないために、フレーム間の信号は常に一致するため
にフレーム差分検出回路13よりの出力の値は“0"とな
る。弱い信号や、ノイズのある信号では必らずしも“0"
ではならない場合もあるが、ほとんど“0"とみなしても
かまわない。しかし、VTR信号のように輝度信号が時間
とともに変動する信号においては1フレーム遅延した出
力は同期信号においても必ずしも一致しなくなる。これ
は1フレームという時間を水晶制御による極めて精度の
高いクロック源にて遅延させているためであり、例えば
クロック源をカラーサブキャリア信号の4倍に選んだと
きにはこのクロックは14.31818MHzとなり、このクロッ
クを用いて477750.クロックだけ遅延した出力が1フレ
ーム遅延した出力となる。時間変動に応じて同期信号部
分のフレーム差分出力の値が変動するので、この出力を
積分回路16により数フレーム〜数十フレームにわたって
積分して疑似のDC化をほどこす。この値17はVTR信号の
ように時間変動のある信号に対しては大きな値を、正規
のNTSC信号であるTV信号の場合にはほとんどがゼロに近
い値となる。一方、フレーム差分検出回路13よりの出力
は1フレームの間で動いたところだけが動き信号として
出力される。
比較回路18はこのフレーム差分検出回路13よりの出力を
積分回路16よりの出力17で比較し、この時比較レベル入
力17が大きい時、すなわち時間変動がある信号の場合に
は検出出力19をより大きな信号として出力するように2
値化して出力し、正規のNTSC信号であるTV信号の場合に
は検出出力19をあまり出さないように2値化して出力す
る。これにより、VTR信号のように時間変動のある信号
に対しては動き方向になりやすいようにし、正規なNTSC
信号の場合は静止と動きを正しく分離するようにする。
第2図は本発明の動き検出回路を用いたYC分離回路のブ
ロック図である。本発明の動き検出回路208を用いて入
力のコンポジットビデオ信号よりY信号(輝度信号)と
C信号(色信号)とを分離する回路の例である。
この回路は、A/D変換器202と、YC分離回路203,206と、
ラインメモリ204,205と、フレームメモリ207と、動き検
出回路208と、切替回路209と、Y信号処理回路210と、
C信号処理回路211と、D/A変換器212,214とで構成され
ている。動きのある信号の場合には動き検出回路208に
より検出し、ラインメモリ204,205を用いたYC分離回路2
03によって2次元処理したYC分離出力を切替回路209で
選択する。静止画部分の信号ではフレームメモリ207を
用いたYC分離回路206によって3次元処理したYC分離出
力を切替回路209で選択する。切替回路209から出力され
たY信号はY信号処理回路210、D/A変換器212を経てY
信号213となり、C信号はC信号処理回路211、D/A変換
器214を経てC信号215となる。
VTR信号のようにジッタのある信号に対しては動き検出
回路208の出力はラインメモリによるYC分離を選択しや
すいようになるために極めてスムーズなYC分離を実現す
ることができる利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、フレームメモリを用いた
フレーム差分検出信号の比較に、同期信号のジッタ量を
検出してこのレベルに応じて比較レベルを変えることに
より、従来、非標準のNTSC信号が入力された場合に不自
然に動きと静止が切替わってしまうという欠点をなく
し、極めて自然な動き信号として出力できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の動き検出回路の一実施例のブロック
図、第2図は本発明の動き検出回路を用いたYC分離回路
のブロック図、第3図は動き検出回路の従来例の回路図
である。 11……入力信号、12……フレームメモリ、 13……フレーム差分検出回路、 14……同期信号検出回路、 15……スイッチ回路、16……積分回路、 17……比較レベル入力、18……比較回路、 19……検出出力、 201……入力信号、202……A/D変換器、 203,206……YC分離回路、 204,205……ラインメモリ、 207……フレームメモリ、 208……動き検出回路、209……切替回路、 210……Y信号処理回路、 211……C信号処理回路、 212,214……D/A変換器、 213……Y信号、215……C信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル化された入力信号を1フレーム
    遅延するフレームメモリと、 入力信号と、フレームメモリにより1フレーム遅延した
    信号の輝度信号の差分を検出するフレーム差分検出回路
    と、 入力信号より同期信号部分のみを検出する同期信号検出
    回路と、 積分回路と、 フレーム差分検出回路の出力と積分回路の入力の間に設
    けられ、同期信号検出回路で同期信号が検出されると閉
    じるスイッチ回路と、 フレーム差分検出回路の出力と積分回路の出力を比較
    し、2値化された検出出力を出力する比較回路とを有す
    る動き検出回路。
JP62197604A 1987-08-07 1987-08-07 動き検出回路 Expired - Lifetime JPH0728425B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62197604A JPH0728425B2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07 動き検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62197604A JPH0728425B2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07 動き検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6441394A JPS6441394A (en) 1989-02-13
JPH0728425B2 true JPH0728425B2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=16377232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62197604A Expired - Lifetime JPH0728425B2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07 動き検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0728425B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6441394A (en) 1989-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0644830B2 (ja) ビデオ信号処理システム
US5982453A (en) Reduction of visibility of spurious signals in video
JP2601840B2 (ja) 映像表示装置
JPH0654346A (ja) ビデオメモリ装置
US6081297A (en) MPEG-2 encoder pre-processor for processing SDTV video and HDTV split picture video
KR0130762B1 (ko) 텔레비젼 수상기
JPH09501806A (ja) テレビジョン装置に対するフリッカを低減する方法および回路装置
JPH0728425B2 (ja) 動き検出回路
KR0149809B1 (ko) 클럭발생회로
US4984070A (en) Picture quality improving apparatus capable of reducing deterioration of interpolated signal
JP2621534B2 (ja) 同期信号発生装置
JP2638948B2 (ja) 動き検出回路
US7405769B2 (en) Method and system for 3D comb synchronization and alignment of standard and non-standard video signals
JPS62128288A (ja) 高精細テレビジヨン方式の動き検出回路
JP2737149B2 (ja) 画像記憶装置
KR100202542B1 (ko) 영상신호처리기의 휘도/색신호 분리회로
KR100215095B1 (ko) 수평상관 관계를 이용한 y/c 분리회로
JP3426090B2 (ja) 画像情報処理装置
JP2737148B2 (ja) 画像記憶装置
JPH04180380A (ja) 動き検出回路
JPS6051091A (ja) テレビジヨン信号変換装置
JPH02223290A (ja) テレビジョン受像機
KR0186137B1 (ko) 영상신호처리기의 휘도/색신호 분리회로
JP2681996B2 (ja) 画像処理装置
JP2692128B2 (ja) 画像処理回路

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080329

Year of fee payment: 13