JPH072839U - 送気ダクトと吹出し口との接続構造 - Google Patents

送気ダクトと吹出し口との接続構造

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Publication number
JPH072839U
JPH072839U JP2835793U JP2835793U JPH072839U JP H072839 U JPH072839 U JP H072839U JP 2835793 U JP2835793 U JP 2835793U JP 2835793 U JP2835793 U JP 2835793U JP H072839 U JPH072839 U JP H072839U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air supply
supply duct
outlet
air
box body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2835793U
Other languages
English (en)
Inventor
利雄 木村
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】吹出し口の手前で気流の方向を変えて接続され
る場合の、送気ダクトと吹出し口との接続構造であっ
て、吹出し口から吹き出される気流の乱れを少なくする
ことができるものを提供する。 【構成】送気ダクト5と、アネモスタットのネック部2
1aとの間に、箱体4を介在させた。ネック部21aの
上端にこれと同じ断面の筒体3を連結し、その上側部分
を箱体4内に下側から突出させて配置した。筒体3の上
端面位置は、送気ダクト5が接続されている穴4bより
少し上側にある。したがって、送気ダクト5から送り込
まれた調和空気が、箱体4内で筒体3の外周面に当たっ
て減速されるため、動圧の一部が静圧に変換されて乱れ
の少なくなった空気が筒体3内に入り、吹出し口2から
吹き出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、吹出し口の手前で気流の方向を変えて接続される、送気ダクトと吹 出し口との接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、外部に設置された空調機によりある室内を空調する場合には、空調さ れる室内に吹出し口を設け、この吹出し口と空調機とを送気ダクトで接続し、こ の送気ダクトを通して調和空気を吹出し口から室内に導入している。 そして、図2に示すように、特に、天井1にアネモスタット21等を設置して 吹出し口とする場合には、通常、送気ダクト15が天井1内において水平に設置 されるため、アネモスタット21のネック部21aは、送気ダクト15に対して 直角に接続される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように吹出し口の手前で気流の方向が変わる場合には、吹出し口から乱流 が吹き出すため、調和空気の導入により室内の温湿度が快感領域に制御されてい ても、室内に気流の乱れが生じて人に不快感を覚えさせたり、騒音が発生すると いう問題があった。
【0004】 本考案は、このような従来技術の問題点に着目してなされたものであり、吹出 し口の手前で気流の方向を変えて接続される送気ダクトと吹出し口との接続構造 において、吹出し口から吹き出される気流の乱れを少なくすることのできるもの を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、吹出し口の手前で気流の方向を変えて 接続される送気ダクトと吹出し口との接続構造において、吹出し口を形成する部 材における送気ダクト接続用の接続管と、送気ダクトとの間に、所定の体積を有 する箱体を介在させ、この箱体内に、前記接続管に連続する筒体を、当該箱体に おける前記送気ダクトの下端位置より上側の高さまで、この筒体の上流端と当該 箱体内面との間に隙間を空けて突出させたことを特徴とする送気ダクトと吹出し 口との接続構造。
【0006】
【作用】
本考案においては、吹出し口を形成する部材における送気ダクト接続用の接続 管と、送気ダクトとの間に、所定の体積を有する箱体を介在させたため、送気ダ クトにより送り込まれた気体は一旦箱体内に導入される。 そして、この箱体内には、前記接続管に連続する筒体が、当該箱体における前 記送気ダクトの下端位置より上側の高さまで突出しているため、箱体内に入った 気体の少なくとも一部は、この箱体内に突出している筒体の外面に当たって減速 され、この気体に作用していた動圧の一部が静圧に変換される。
【0007】 これにより、送気ダクトと前記接続管とが直接連結された場合と比べて気流の 乱れの少ない気体が、接続管の上流端と箱体内面との間の隙間から、吹出し口を 形成する部材の接続管に導入されて、吹出し口より吹き出される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1は、この実施例における、送気ダクトと吹出し口との接続構造を示す断面 図である。ここでは、天井に設けられた調和空気導入用の吹出し口について示し てある。
【0009】 天井1の開口部にアネモスタット21を取り付けて、そのネック部21aの上 端に、ネック部21aと同じ断面の筒体3を連結した。この筒体3の上側部分は 、その上方に設置してある直方体の箱体4内に、その底に設けた穴4aから挿入 され、筒体3の上端面と箱体4の上板内面との間に隙間を設けた状態で設置して ある。また、この箱体4の一側面には穴4bが開けてあり、ここに送気ダクト5 が接続してある。ここで、筒体3の上端面位置は、送気ダクト5が接続されてい る穴4bより上側になっている。
【0010】 したがって、送気ダクト5により送り込まれた調和空気は箱体4内に入り、そ のほとんどは筒体3の外周面に当たって減速されるため、この調和空気に作用し ていた動圧の一部が静圧に変換される。また、筒体3の外周面から跳ね返った調 和空気は、箱体4内面や筒体3外周面に当たって減速されることを繰り返す。こ のようにして気流の乱れが少なくなった箱体4内の調和空気は、筒体3の上側か ら筒体3内に入って吹出し口2より室内に吹き出される。
【0011】 この実施例においては、筒体3をアネモスタットのネック部21a(本考案に おける接続管)の上端に連結しているが、これらを一体に形成してその上部を箱 体4内に突出させてもよい。 また、箱体4の形状はこのような直方体に限らず、渦流の発生を低減しやすい 形状となっていることが好ましい。
【0012】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、吹出し口の手前で気流の方向を変 えて接続される送気ダクトと吹出し口との接続構造において、吹出し口を形成す る部材における送気ダクト接続用の接続管と、送気ダクトとの間に、所定の体積 を有する箱体を介在させ、この箱体内に、前記接続管に連続する筒体を所定高さ まで突出させたため、送気ダクトと前記接続管とが直接連結された場合と比べて 気流の乱れの少ない気体が吹出し口より吹き出される。
【0013】 その結果、吹出し口からの風量を減少させずに、騒音の発生を抑えることがで きるし、空調されている室内の人に、気流の乱れによる不快感を与えないように することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
2 吹出し口 21a ネック部(接続管) 3 筒体 4 箱体 5 送気ダクト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹出し口の手前で気流の方向を変えて接
    続される送気ダクトと吹出し口との接続構造において、 吹出し口を形成する部材における送気ダクト接続用の接
    続管と、送気ダクトとの間に、所定の体積を有する箱体
    を介在させ、この箱体内に、前記接続管に連続する筒体
    を、当該箱体における前記送気ダクトの下端位置より上
    側の高さまで、この筒体の上流端と当該箱体内面との間
    に隙間を空けて突出させたことを特徴とする送気ダクト
    と吹出し口との接続構造。
JP2835793U 1993-05-28 1993-05-28 送気ダクトと吹出し口との接続構造 Pending JPH072839U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2835793U JPH072839U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 送気ダクトと吹出し口との接続構造

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JP2835793U JPH072839U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 送気ダクトと吹出し口との接続構造

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JPH072839U true JPH072839U (ja) 1995-01-17

Family

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JP2835793U Pending JPH072839U (ja) 1993-05-28 1993-05-28 送気ダクトと吹出し口との接続構造

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