JPH07283012A - 厚膜抵抗体エレメントの製造方法 - Google Patents

厚膜抵抗体エレメントの製造方法

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JPH07283012A
JPH07283012A JP6099190A JP9919094A JPH07283012A JP H07283012 A JPH07283012 A JP H07283012A JP 6099190 A JP6099190 A JP 6099190A JP 9919094 A JP9919094 A JP 9919094A JP H07283012 A JPH07283012 A JP H07283012A
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thick film
substrate
layer
resistor
film resistor
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JP6099190A
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English (en)
Inventor
Keiichiro Hayakawa
佳一郎 早川
Dei Sumisu Jieromu
ディ スミス ジェロム
Hidehiro Yamada
秀浩 山田
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Du Pont KK
Original Assignee
Du Pont KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高いパターン精度を以って、且つ均一な厚み
を有する厚膜抵抗体を基板表面に形成する厚膜抵抗体エ
レメントの製造方法を提供する。 【構成】 導電成分と無機結合剤とを有機媒体中に分散
させて、所定のレオロジーを有した厚膜抵抗体組成物
を、絶縁性基板2上に形成された光重合性混合物のレジ
スト層をレジストパターンに従って露光硬化させ、現像
した後得られる鮮明なレリーフ像を通して適用し、その
際得られる厚膜ペーストは前記絶縁性基板2の表面にフ
ォトレジストとしての光重合性層1の厚さにほぼ一致し
た厚みを有し、現像によって除去されたレジスト画像に
囲まれたシャープな直線的な側縁によって決定された高
精度パターンに従ってパターン化された厚膜抵抗体6の
エレメントを製造する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は厚膜抵抗体の形成方法に
関し、抵抗体のパターン精度を上げ、よって抵抗体の膜
厚バラツキを小さくすることができる厚膜抵抗体エレメ
ントの製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】ルテニウムの酸化物またはルテニウムパイ
ロクロア酸化物とを含有する導電成分である導電性微粉
末とガラス粉末とを有機ビヒクルと共に、混練したペー
ストを用いスクリーン印刷法によって絶縁基板上に約3
0〜80μの湿時厚さに適用し、所要の温度で焼成する
ことにより絶縁基板上に抵抗体被膜を形成し、厚膜抵抗
電子部品や厚膜ハイブリッド回路等を形成するものであ
る。
【0003】厚膜抵抗体組成物をハイブリッドマイクロ
電子回路またはチップ抵抗等に使用する場合、電気的安
定性が高いこと、特に多様な抵抗体のパッド長(幅)の
変化に対して抵抗値温度係数(TCR:Temperature Co
efficient of Resistance)の変動が小さいことが重要
である。近年抵抗体のサイズは、そのデバイスのデザイ
ンによって極小(例えば0.3×0.3mm)から数ミリ角の
大きさまで多様化している。ところが、Pd/Ag電極
またはAg電極等と組み合わせる場合、抵抗形状が小さ
くなると、印刷形状もしくは膜厚が変わってしまった
り、電極からAgなどが拡散してくることによって、抵
抗体厚膜の抵抗値およびTCRが変動してしまう。した
がって、例えば、チップ抵抗器の製造のように一度に多
数の抵抗体を形成する時に、個々の抵抗体の抵抗値が異
なり、抵抗値のバラツキを小さくおさえることは非常に
難しい。
【0004】また、この抵抗値バラツキをより小さくす
るためには印刷されるペーストの膜厚を管理することが
考えられる。ここで、スクリーン印刷とは、ステンレス
スチールメッシュを有するスクリーンを印刷すべき基板
との間に一定のギャップを設け載置し、硬質ゴムまたは
フルオロエラストマーによりつくられているスクイージ
ーをスクリーンのフレームに平行に移動させ、ステンシ
ルを通してペーストを基板表面に印刷するものである。
しかし、スクイージーブレードが印刷スクリーンに対し
て傾いている場合又はスクイージーがスクリーンに対し
て平行に移動しなかった場合、あるいは基板表面の平坦
さが確保できていない場合、均一な厚みのパターン化さ
れた抵抗体を形成するためのペースト膜を基板上に印刷
形成することがきわめて困難である。印圧が高い場合、
印刷形状が拡がることによって更にパターン精度が悪化
する。ペーストのレオロジーが変わる場合には、ペース
トの種類・ロット・印刷中の経時等によって印刷膜厚が
変わる。従って、スクリーン印刷によって形成された抵
抗体の膜厚およびパターン精度のバラツキの改善には限
界がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、厚膜抵抗体を形成するための新規で改良された
方法であって、高いパターン精度を以って、且つ均一な
厚みを有する厚膜抵抗体を基板表面に形成でき、その抵
抗値のバラツキを著しく抑制することができる厚膜抵抗
体エレメントの製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、導電成
分と無機結合剤とを有機媒体中に分散させて、所定のレ
オロジーを有した厚膜抵抗体組成物を、絶縁性基板上に
形成された光重合性混合物のレジスト層をレジストパタ
ーンに従って露光硬化させ、現像した後得られる鮮明な
レリーフ像を通して適用し、その際得られる厚膜ペース
トは前記絶縁性基板の表面に光重合性層の厚さにほぼ一
致した厚みを有し、現像によって除去されたレジスト画
像に囲まれたシャープな直線的な側縁によって決定され
た高精度パターンに従ってパターン化された厚膜抵抗体
エレメントを製造する方法が提供される。以下本発明を
さらに詳細に説明する。
【0007】本発明に用いられる光重合性層は、ドライ
フィルム型のフォトレジストや、液状の現像可能なレジ
ストインキを用いることができる。ドライフィルム型フ
ォトレジストとしては、エチレン系不飽和単量体、熱可
塑性重合体状結合剤、活性光により活性化する付加重合
開始剤を含有し、触れると乾燥した感じであり、典型的
にはこれら成分は3成分の合計重量の10〜40%、4
0〜90%および1〜10%を構成している。これら成
分の各々は単一成分でありうるし、または組成物中で意
図されている機能を果たす複数の成分でありうる。使用
される単量体および光開始剤は通常の成分である。単量
体の例はトリメチロールプロパントリアクリレート、エ
チレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ートおよびテトラエチレングリコールジアクリレートで
ある。光開始剤の例はベンゾフェノンおよびミヒラーの
ケトンおよびそれらの混合物、ヘキサアリールビイミダ
ゾールおよびロイコ染料である。
【0008】本発明に使用しうるその他の結合剤、単量
体および光開始剤は米国特許第4,054,483号明細
書に開示されている。光重合性(光感受性)層にはまた
その他の添加剤例えば可塑剤、抑制剤および着色剤を含
有させることができる。結合剤は、結合剤重量の少なく
とも40%が1種またはそれ以上のアクリル単位すなわ
ちアクリル酸、メタクリル酸およびそれらのエステルお
よびニトリルから導かれたものであるアクリル重合体で
ある。そのような重合体の例はポリ(メチルメタクリレ
ート)およびアクリル酸、メタクリル酸、C2〜C5アル
キル(メタ)アクリレート、スチレンおよびアクリロニ
トリルとの共重合体およびターポリマーである。スチレ
ン/マレイン酸無水物およびエチレン/ブタジエンおよ
びポリ(ビニルアセテート)共重合体もまた使用でき
る。
【0009】一方、液状の現像可能なレジストインキと
しては、ポリエポキシドとエチレン性不飽和カルボン酸
の固形もしくは半固形反応生成物と、不活性無機充填材
と、光重合開始剤と、揮発性有機溶剤とを含有する光重
合性塗装用組成物、あるいは現像液として有機溶剤を使
用することがなくアルカリ水溶液で現像可能となるよう
ノボラック樹脂類をバックボーン・ポリマーとする特定
の活性エネルギー線硬化性樹脂と、光重合開始剤と、希
釈剤と熱硬化性成分とを含有してなる液状レジストイン
キ組成物がある。ドライフィルムは支持体フィルムとカ
バーフィルムの間に光重合性層をサンドイッチ状に存在
させており、カバーフィルムを除去し、光重合性層を熱
及び圧力によって基質の表面例えば誘電体基質に積層さ
せ、層を活性線照射して像様露光させ、次に支持体フィ
ルムを除去し、未露出部分を溶剤で除去することによっ
て露光したレジストを現像して、この結果、その表面に
レリーフレジスト像を形成するものである。液状レジス
トインキ組成物は、基質上にスクリーン印刷法、ロール
コーター法、あるいはカーテンコーター法などにより全
面に塗布し、活性エネルギー線を照射し、必要部分を硬
化後、希アルカリ水溶液で未露光部を溶かしさり、さら
に熱による後硬化を加えることにより、目的とするレジ
スト皮膜を形成せしめることができる。
【0010】本発明に用いられる厚膜抵抗体組成物は、
主成分として導電成分と無機結合剤と有機媒体(ベヒク
ル)とを含有するものである。 A.導電成分 本発明に用いられる厚膜抵抗体組成物は、導電成分とし
て、ルテニウムの酸化物またはルテニウムパイロクロア
酸化物を含有する。ルテニウムパイロクロア酸化物は、
次の一般式で表わされるRu+4、Ir+4またはその混合
物(M″)の多成分化合物であるパイロクロア酸化物の
一種である。 (MxBi2-x)(M′yM″2-y)O7-z 式中、Mはイットリウム、タリウム、インジウム、カド
ミウム、鉛、銅および希土類金属より成る群から選ば
れ、M′は白金、チタン、クロム、ロジウムおよびアン
チモンより成る群から選ばれ、M″はルテニウム、イリ
ジウムまたはその混合物であり、xは0〜2であるがた
だし1価の銅に対してはx≦1であり、yは0〜0.5
であるがただしM′がロジウムであるかまたは白金、チ
タン、クロム、ロジウムおよびアンチモンのうちの1種
より多い場合にはyは0〜1であり、そしてzは0〜1
であるがただしMが2価の鉛またはカドミウムの場合に
はこれは少なくとも約x/2に等しい。これらルテニウ
ムパイロクロア酸化物は、米国特許第3583931号
明細書に詳細に記載されている。
【0011】ルテニウムパイロクロア酸化物中好ましい
ものは、ルテン酸ビスマスBi2Ru27およびルテン
酸鉛Pb2Ru26である。これらは、容易に純粋の形
で得られ、ガラス結合剤により悪影響を受けず、比較的
小さいTCRを有しており、空気中で約1000℃まで
加熱した場合でも安定であり、そして還元性雰囲気中で
も比較的安定だからである。より好ましいのはルテン酸
鉛Pb2Ru26である。この他、Pb1.5Bi0.5Ru2
6.20およびCdBiRu26.5のパイロクロアも用い
ることができる。これらすべてについてy=0である。
ルテニウムの酸化物またはルテニウムパイロクロア酸化
物は、有機媒体を含む組成物全体重量を基準として10
〜50wt%、好ましくは12〜40wt%の割合で用い
る。合計無機固体分を基準とすると、14〜75wt%、
好ましくは17〜57wt%である。合計無機固体分と
は、導電成分と無機結合剤との合計をいう。本発明の組
成物が導電成分と無機結合剤以外に無機添加剤を含有す
るときは、合計無機固体分とは該無機添加剤をも含めた
ものである。
【0012】B.無機結合剤 本発明に用いられる厚膜抵抗体組成物において無機結合
剤としては、一般に厚膜抵抗体組成物に用いられている
種々のガラスを用いることができる。すなわちPbOを
40〜80wt%およびSiO2を10〜50wt%含有
し、これらPbOとSiO2との合計が60%以上であ
るガラスを用いることができ、例えば、約23〜34wt
%のSiO2を含有する珪酸鉛ガラス、約23〜34wt
%のSiO2、約52〜73wt%のPbOおよび約4〜
14wt%のB23を含有する硼珪酸鉛ガラスを用いるこ
とができる。本発明において無機結合剤として使用する
ことができるガラスの組成の例を第1表および第2表に
示す。第1表および第2表に挙げたガラスは通常の製造
方法で製造することができる。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】本発明において用いられる厚膜抵抗体組成
物においては、無機結合剤として、上述のガラスを用い
ることができるが、SiO2 30〜60wt%、CaO
5〜30wt%、B23 1〜40wt%、PbO 0〜50
wt%、およびAl23 0〜20wt%を含有し且つこれ
らSiO2、CaO、B23、PbOおよびAl23
合計がその95wt%以上を占める第1のガラスと、Pb
Oが少なくとも50wt%を占めるPbO−SiO2系ガ
ラスからなる第2のガラスとの混合物を用いると、より
好ましい効果を得ることができる。
【0016】前記第1のガラスは酸化鉛を最大50wt%
しか含まないので一般的に高軟化点ガラスである。第2
のガラスは酸化鉛を最低50wt%含むので一般的に低軟
化点ガラスである。第1のガラスおよび第2のガラスは
それぞれ単独では厚膜抵抗体組成物のガラス結合剤とし
て使用することはできない。前者は焼結しないし、後者
はガラスがやわらかすぎて抵抗体形状がくずれてしまう
からである。そうした単独では使用不可能とされていた
ガラスを混合して使用することで、TCRの形状効果が
小さく且つオーバーコートガラスの焼成による抵抗値お
よびTCRの変動も小さい厚膜抵抗体が得られる。
【0017】第1のガラスは、SiO2、CaO、B2
3、PbOおよびAl23の合計がその95wt%以上を
占めるガラスである。SiO2は少なくとも30wt%必
要である。それ未満では十分な高軟化点が得られにくい
からである。ただし60wt%以下とする。それより多い
とSiが結晶化するおそれがあるからである。CaOは
少なくとも5wt%必要である。ただし30wt%以下とす
る。30wt%を越えるとCaが他の元素と結晶化をおこ
すおそれがあるからである。B23は少なくとも1wt%
必要である。ただし40wt%以下とする。それより多い
とガラス化しないおそれがあるからである。PbOは5
0wt%以下でなければならない。50wt%を越えると十
分な高軟化点が得られにくいからである。好ましくは0
〜30wt%、より好ましくは0〜20wt%である。Al
23は20wt%以下でなければならない。20wt%を越
えるとガラス化しないからである。好ましくは0〜5wt
%である。第1のガラスは、有機媒体を含む組成物全体
重量を基準として5〜35wt%、好ましくは10〜25
wt%の割合で用いる。合計無機固体分を基準とすると、
7〜50wt%、好ましくは14〜36wt%である。
【0018】第2のガラスは、PbOが少なくとも50
wt%を占めるPbO−SiO2系ガラスである。前記第
1のガラスはこの第2のガラスと組み合わせて用いるこ
とによって初めて抵抗体のTCRの形状効果の低減を達
成することができる。第2のガラスは、PbO 50〜
80wt%、SiO2 10〜35wt%、Al23 0〜
10wt%、B23 1〜10wt%、CuO 1〜10wt
%およびZnO 1〜10wt%を含有し且つこれらPb
O、SiO2、Al23、B23、CuOおよびZnO
がその95wt%以上を占めるガラスであることが好まし
い。この範囲の組成の第2のガラスと前記第1のガラス
とを混合することにより、TCRの形状効果およびオー
バーコートガラスの焼成による抵抗値およびTCRの変
動が小さいことに加えてさらに焼結性も向上するからで
ある。第2のガラスは、有機媒体を含む組成物全体重量
を基準として5〜40wt%、好ましくは10〜35wt%
の割合で用いる。合計無機固体分を基準とすると、7〜
57wt%、好ましくは14〜50wt%である。
【0019】本発明に用いられる厚膜抵抗体組成物はガ
ラス結合剤としてさらに第3のガラスを含有することが
できる。この第3のガラスは、その軟化点が第1のガラ
スより低く第2のガラスより高くなるように調製したP
bO−SiO2系ガラスである。例えば、PbO 65.
0wt%、SiO2 34.0wt%、およびAl231.0w
t%の組成を有するものである。第3のガラスは、有機
媒体を含む組成物全体重量を基準として0〜30wt%、
好ましくは5〜25wt%の割合で用いる。合計無機固体
分を基準とすると、0〜43wt%、好ましくは7〜36
wt%である。
【0020】第1、第2および第3のガラスを含めて本
発明において無機結合剤として使用するガラスには、そ
れぞれ、前述した成分の他に、厚膜抵抗体の熱膨脹係数
およびガラス結合剤の熟成温度を調整するための成分を
5wt%未満含有させることができる。一般的な基体であ
る96%アルミナセラミックは75×10-7/℃の熱膨
脹係数を有しているので、厚膜抵抗体の熱膨脹係数はそ
れより低いことが好ましい。シリカ、酸化鉛及び酸化硼
素の含有量を調節することによって熱膨脹係数を調整で
きることができる。少量のリチウム、カリウムまたはナ
トリウムの酸化物の導入によっても熱膨脹係数を調整で
きることがある。酸化リチウムは約3重量%の程度まで
ガラス結合剤成分に包含させるのが有利である。約4%
までのZrO2はアルカリ溶液中への溶解に対するガラ
スの抵抗性を強化させ、TiO2はガラスの酸による攻
撃に対する抵抗性を強化させるのである。ガラスがPb
Oを含まない亜鉛アルミノ硼硅酸塩ガラスである場合に
は、Na2Oを含有させることにより好ましい熱膨脹係
数範囲を得ることができる。
【0021】無機結合剤としての第1、第2および第3
のガラスは、それぞれ、通常のガラス製造技術により製
造することができる。すなわち、所望の比率で所望の成
分またはその前駆体例えばB23に対するH3BO3を混
合し、そしてこの混合物を加熱して溶融物を生成させる
ことにより製造することができる。当技術分野において
周知のように、加熱は、ピーク温度まで、そして溶融物
が完全に液体となりしかも気体発生が停止するような時
間実施される。本発明においてはピーク温度は1100
〜1500℃、通常1200〜1400℃の範囲であ
る。次いで、溶融物を典型的には冷ベルト上かまたは冷
流水中に注いで冷却させることによって、急冷する。そ
の後、所望によりミル処理によって粒子サイズを低減す
ることができる。
【0022】更に詳しくは、これらのガラスは、白金る
つぼ中で電気加熱された炭化珪素炉で約1200〜14
00℃において20分〜1時間溶融させることにより製
造することができる。回転または振動ミル処理により最
終粒子サイズを1〜10m2/gとすることができる。振
動ミル処理は、容器中に無機粉末とアルミナ等のシリン
ダを入れ、次いでこの容器を特定時間振動させることに
より水性媒体中で実施される。
【0023】C.無機添加剤 本発明に用いられる厚膜抵抗体組成物は、さらに、Zr
SiO4、金属酸化物例えばMnOおよびNb25等の
無機添加剤を厚膜抵抗体のレーザートリミングが必要な
場合、レーザートリミング性を向上させる目的あるいは
TCRを調整する目的のために含有することができる。
これら無機添加剤は、有機媒体を含む組成物全体重量を
基準として0〜20wt%、合計無機固体分を基準とする
と、0〜30wt%の割合で用いる。
【0024】D.有機媒体 これら本発明において用いられる厚膜抵抗体組成物の無
機固体分は、有機媒体中に分散させて、印刷可能な組成
物ペーストとする。有機媒体は、組成物全体重量を基準
として20〜40wt%、好ましくは25〜35wt%の割
合で用いる。
【0025】すべての不活性液体をベヒクルとして使用
することができる。濃厚化剤および/または安定剤およ
び/またはその他の一般的添加剤を加えたかまたはこれ
らを加えていない水または種々の有機液体のいずれか一
つをベヒクルとして使用することができる。使用しうる
有機液体の例は、脂肪族アルコール、そのようなアルコ
ールのエステル例えばアセテートおよびプロピオネー
ト、テルペン例えば松根油、テルピネオールその他、溶
媒例えば松根油およびエチレングリコールモノアセテー
トのモノブチルエーテル中の樹脂例えば低級アルコール
のポリメタクリレートの溶液またはエチルセルロースの
溶液である。ベヒクルには基体への適用後の迅速な固化
を促進させるための揮発性液体を含有させることができ
るしまたはベヒクルはこれにより構成されていることも
できる。好ましいベヒクルはエチルセルロースおよびベ
ータテルピネオールをベースとするものである。本発明
で使用される抵抗体組成物は、例えば3本ロールミルに
よって製造することができ、所定の無機固体分とベヒク
ルを混合後、ロールミルによってペーストを練るもので
ある。
【0026】図1は、本発明の厚膜抵抗体エレメントの
製造工程を説明するための厚膜抵抗回路の断面図を示
す。本発明の厚膜抵抗体エレメントの製造工程におい
て、工程S1においては、ドライフィルム1を使用した
場合ポリエチレンカバーフィルム(図示せず)を除去
し、層の厚さが約16〜75μm、好ましくは30〜5
0μmであるフォトレジスト層を構成する光重合性層1
を、ロールが75°〜120℃に加熱されそして積層速
度が30〜100cm/分であるホットロール積層機を使
用してアルミナ基板等の耐熱性絶縁基板2の清浄な表面
に積層させる。この光重合性層が積層された基板である
積層エレメントを、形成されるべき抵抗体形状パターン
が透明なバックグランド上に不透明部分として現れる高
調透明像3を通して活性線照射に露光する。工程S2に
おいて露光処理後、例えば、ポリエチレンテレフタレー
トから成る支持体フィルム(図示せず)を剥離させたフ
ォトレジストフィルムの光重合性層1を公知の方法で現
像することによって不透明域に相当するレジストが溶解
し、溶解、除去されたパターン部4に後述する工程で厚
膜抵抗体組成物が充填される。厚膜抵抗ペースト充填パ
ターン部4が得られる適当な現像液としてはアルカリ水
溶液、メタノール、エタノール、メチルエチルケトン、
アセトン等である。露光は、通常行われているように、
例えば超高圧水銀灯を用いて光照射し、光重合性層は交
叉結合または二量化を形成し、硬化するものである。
【0027】ドライフィルムの代わりに液状レジストイ
ンキ組成物を使用した抵抗体エレメントの形成工程にお
いては、フィルムの特に熱ロール積層機を用いて基板に
積層するのに対して、公知のスクリーン印刷法、ロール
コータ法あるいはカーテンコータ法などによって基板表
面に塗布する点が相違し、それ以外は上記の工程と同じ
である。
【0028】次に、工程S3においてベヒクル含量を調
整し適当な粘度を有する厚膜抵抗体組成物5を前述の通
り印刷されるべき抵抗体形状パターン部4を構成するフ
ォトレジストフィルム枠の光重合性層1によって基板2
例えばアルミナセラミックに約10〜30μ好ましくは
15〜20μの湿時厚さに適用する。次いで工程S4に
おいて、このフィルム枠内に充填された抵抗体組成物5
のパターンを約80〜150℃で約5〜15分乾燥させ
る。同じく工程S4において、無機結合剤ならびに金属
の微細分割粒子の焼結を行わせるための焼成は約300
〜600℃における有機物質の焼却、約5〜15分間続
く約800〜950℃の最高温度期間、それに続く過焼
結、中間温度における望ましくない化学反応または急速
にすぎる冷却から生じうる基質の破壊を防ぐための制御
された冷却サイクルを可能ならしめる温度プロフィルを
使用して、好ましくは良好に排気されているベルトコン
ベア炉中で実施される。全焼成過程は好ましくは焼成温
度に達するまでの20〜25分、焼成温度における約1
0分および冷却における約20〜25分を有する、約1
時間の時間にわたる。その工程S4における抵抗体組成
物の焼成によって、抵抗体形状パターンを形成していた
フォトレジストフィルムの光重合性層は消失し、結果と
して所望の抵抗体層(R)6が基板1上に形成されるも
のである。
【0029】次に工程S5において、基板2上に焼付け
られた抵抗体層(R)6に一部が重なるように65重量
%のAgと5重量%のPdを、溶媒を含むビヒクルと無
機結合剤とを混練しペースト状にした導体ペーストを、
例えばスクリーン印刷した後、950℃で20分間加熱
して上面電極層(C1電極)7を焼付け形成する。これ
によって厚膜抵抗体エレメントが得られる。チップ抵抗
器の製造の場合は、必要に応じて、更に、上面電極層に
一部が重なるように、例えば熱硬化性樹脂を用いた導電
性ペーストを塗布し、乾燥機で例えば150℃で30分
間硬化させ、端面電極(C2電極)を形成する。回路の
保護のために、例えば絶縁性樹脂又は低融点のガラス粉
末のペーストを塗布又は印刷し、乾燥後焼成し、カバー
コート層を形成することも考えられる。
【0030】以上のように本発明の製造方法は従来の製
造工程と基板上に厚膜抵抗体組成物を印刷するためにス
クリーン印刷法を用いる代わりに基板上に接着された光
重合性層を利用し、そのフォトレジストレリーフ像の抵
抗体形状パターンを形成したフィルム枠内に抵抗体組成
物を充填することによって厚膜を形成するものであり、
厚膜抵抗体エレメントの構造及び寸法特性が以下に述べ
るように大きく違ってくるものである。したがって、本
発明の製造方法によれば、基板上に高いパターン精度を
以って且つ均一な厚みを有する抵抗体であって、抵抗値
バラツキが極端に抑制されたものを製造することができ
る。
【0031】図2には、図1に示した本発明による厚膜
抵抗体エレメントの製造方法の他の実施例を示すための
厚膜電子回路の各製造過程における断面図を示す。図2
の工程S21ないし工程S25は、図1に説明した工程
S1ないし工程S5とそれぞれ同じである。図1に示し
た製造方法が図2に示す製造工程と相違する点は、図2
に示す製造工程においては、引き続く工程S21におい
て基板2上にフォトレジスト層である光重合性層1を積
層する前に、工程S20において基板2上に導電体ペー
ストを印刷、乾燥し焼成することによって上面電極層
(C1電極)7′をあらかじめ設けることである。その
後は、工程S21および工程S25において、図1にお
いて説明した工程S1および工程S5と同じ処理が行わ
れる。ただし、フォトレジスト層1の厚さは、最終的に
形成される抵抗体層(R)6′の厚さ及びC1電極7′
の厚さを考慮し、適宜選択されるものである。
【0032】つぎに、本発明の工程で製造した製品と従
来の工程で製造した製品との各種特性比較の具体例を以
下に示す。 比較例 図3に示すように、96アルミナ基板10の表面に重量
基準で5%のPd、65%のAg及び30%の有機バイ
ンダーを含有する厚膜銀ペーストを厚みが10μm、8
×10インチ枠のステンレススチールメッシュを有する
400メッシュスクリーンを用いてスクリーン印刷(乾
燥膜厚が10μmとなるように)・乾燥し、ベルト式連
続焼成炉によって850℃の温度で、ピーク時間6分、
IN−OUT時間45分のプロファイルによって焼成
し、電極間距離0.8mmとなる一対の上面電極層2、次
に、上面電極層12の一部に重なるように、RuO2
主成分とする厚膜抵抗ペースト(例1)をスクリーン印
刷・乾燥し、ベルト式連続焼成炉により850℃の温度
でピーク時間6分、IN−OUT時間45分のプロファ
イルによって焼成し、抵抗体層14を形成する。
【0033】抵抗体層14のサイズは、1.2mm×0.8
mm、上面電極層12との重なる部分の幅が0.2mm、抵
抗体間ピッチが2.0mmである抵抗体連を、縦方向に3
2段、横方向に25列となるように形成する。例1の組
成を次に示す。 例1 RuO2 16% グラスA(第1表のNo.4) 20% グラスB(第2表のNo.5) 24% 有機媒体 40%
【0034】実施例 デュポン社製のドライフィルム型フォトレジスト「リス
トンR」(デュポン社の製品名)(厚膜:50μm)を
「リストンR」型式HRL−24熱ロール積層機を使用
して比較例と同様に図3に示されるように上面電極層7
が形成されている96アルミナ基板10の表面に積層す
る。
【0035】この積層エレメントを図3に示す抵抗体連
6のパターンに応じて、「リストンR」フィルムを溶
解、除去するべく露光オリジナルを通して、5KWの超高
圧水銀灯を用いて露光し、次いでスプレー処理機中で1
%の炭酸ナトリウム溶液で40秒間現像し、乾燥した。
次に、比較例と同様に例1の厚膜抵抗体組成物を「リス
トンR」フィルムによって形成されたレジストレリーフ
膜によって基板例えばアルミナセラミックに約50μm
の湿時厚さに適用する。次いでこのフィルム枠内に充填
された抵抗体組成物のパターンを約80〜150℃で約
5〜15分乾燥させる。無機結合剤ならびに金属の微細
分割粒子の焼結を行わせるための焼成は約300〜60
0℃における有機物質の焼却、約5〜15分間続く約8
00〜950℃の最高温度期間、それに続く過焼結、中
間温度における望ましくない化学反応または急速にすぎ
る冷却から生じうる基質の破壊を防ぐための制御された
冷却サイクルを可能ならしめる温度プロフィルを使用し
て、好ましくは良好に排気されているベルトコンベア炉
中で実施される。全焼成過程は好ましくは焼成温度に達
するまでの20〜25分、焼成温度における約10分お
よび冷却における約20〜25分を有する、約1時間の
時間にわたる。
【0036】上記実施例及び比較例について、基板上に
厚膜として形成された抵抗体のうち5例を選び、その5
×32個の抵抗体試料の乾燥膜厚を接触式膜厚計(日本
精密(株)社製:サーフコム)を用いて測定した。その
結果を第3表及び第4表に示す。また、実施例と比較例
について、焼成後の抵抗値を上記と同様の試料について
0.01%の精度のオートレンジ・オートバランス・デ
ィジタル・オームメーターを使用して端子パターンのプ
ローブにより実施する。具体的には、試料をチェンバー
中の端子ポストに載置し、そしてディジタル・オームメ
ーターに電気的に接続する。その結果も併せて第4表に
示す。
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】
【表6】
【0041】
【表7】
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の製造方法によれ
ば、導電成分と無機結合剤とを有機媒体中に分散させ
て、所定のレオロジーを有した厚膜抵抗体組成物を絶縁
性基板上に形成された光重合性混合物のレジスト層をレ
ジストパターンに従って露光硬化させ、現像した後得ら
れる鮮明なレリーフ像を通して適用し、その際得られる
厚膜ペーストは前記絶縁性基板の表面に光重合性層の厚
さにほぼ一致した厚みを有し、現像によって除去された
レジスト画像に囲まれたシャープな直線的な側縁によっ
て決定された高精度パターンに従ってパターン化された
厚膜抵抗体が製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による厚膜抵抗体エレメントの製造過程
を説明するための厚膜電子回路の断面図である。
【図2】本発明による厚膜電子回路における厚膜抵抗体
エレメントの製造方法の他の例を示す厚膜電子回路の断
面図である。
【図3】本発明による厚膜抵抗体エレメントの製造方法
と従来の方法によって形成された抵抗体個々のバラツキ
を比較、試験するためのサンプルの作製について説明し
た図である。
【符号の説明】
1 フォトレジストとしての光重合性層 2 絶縁性基板 3 原画透明体 6,6′ 厚膜抵抗体 7,7′ 上面電極層(C1電極)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性絶縁基板の表面に抵抗体を接続す
    る電極を形成するための導電材を印刷し焼成する工程
    と、前記電極及び基板表面を被うよう光重合性混合物か
    らなる層を形成する工程と、前記電極に一部が重なるよ
    うに抵抗体を形成するために導電成分及び無機結合剤か
    らなる組成物を有機媒体中に分散させた抵抗材料を印刷
    すべき個所で前記光重合性層を所定パターンに応じる露
    光によって硬化し、現像液で現像することによって前記
    抵抗材料の印刷のための印刷パターンを形成する工程
    と、前記印刷パターンを通して抵抗材料を前記電極に一
    部が重なるように前記基板の表面に適用し、パターン化
    された厚膜を形成する工程と、前記工程によって基板上
    に適用された前記抵抗材料からなる厚膜を乾燥させる工
    程と、前記工程で乾燥させた厚膜を焼成し、前記抵抗材
    料中の有機媒体を揮発させ、シンタリングを行わせる工
    程とを順次行うことを特徴とする厚膜抵抗体エレメント
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 耐熱性絶縁基板の表面を被うように光重
    合性混合物からなる層を形成する工程と、前記基板上に
    抵抗体を形成するために導電成分及び無機結合剤からな
    る組成物を有機媒体中に分散させた抵抗材料を印刷すべ
    き個所で前記光重合性層を所定パターンに応じる露光に
    よって硬化し、現像液で現像することによって前記抵抗
    材料の印刷のための印刷パターンを形成する工程と、前
    記印刷パターンを通して抵抗材料を前記基板の表面に適
    用し、パターン化された厚膜を形成する工程と、前記工
    程によって基板上に適用された前記抵抗材料からなる厚
    膜を乾燥させる工程と、前記工程で乾燥させた厚膜を焼
    成し、前記抵抗材料中の有機媒体を揮発させ、シンタリ
    ングを行わせる工程と、前記抵抗体を接続する電極を形
    成するために前記抵抗体に一部が重なるように導電材を
    印刷し焼成する工程とを順次行うことを特徴とする厚膜
    抵抗体エレメントの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記光重合性層がドライフィルム型のフ
    ォトレジストである請求項1または請求項2記載の厚膜
    抵抗体エレメントの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記光重合性層が液状の現像可能なレジ
    ストインキである請求項1または請求項2記載の厚膜抵
    抗体エレメントの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記光重合性層の厚さが約16〜75μ
    mである請求項1乃至4記載の厚膜抵抗体エレメントの
    製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009105263A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Panasonic Corp 抵抗体ペースト及びその製造方法
CN111769037A (zh) * 2020-05-29 2020-10-13 长江存储科技有限责任公司 用于半导体结构的刻蚀方法及3d存储器件的制造方法

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JP2009105263A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Panasonic Corp 抵抗体ペースト及びその製造方法
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