JPH0728251B2 - 自動周波数制御方式 - Google Patents
自動周波数制御方式Info
- Publication number
- JPH0728251B2 JPH0728251B2 JP14931889A JP14931889A JPH0728251B2 JP H0728251 B2 JPH0728251 B2 JP H0728251B2 JP 14931889 A JP14931889 A JP 14931889A JP 14931889 A JP14931889 A JP 14931889A JP H0728251 B2 JPH0728251 B2 JP H0728251B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- signal
- station
- reference frequency
- satellite
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一つ以上の中央局と複数の小型局（VSAT局）と
が衛星を介して星状回線に接続された衛星通信ネットワ
ークに用いられる自動周波数制御方式（AFC方式）に関
する。
が衛星を介して星状回線に接続された衛星通信ネットワ
ークに用いられる自動周波数制御方式（AFC方式）に関
する。
従来，この種の衛星通信ネットワークに用いられるAFC
方式では，中央局より発せられる特定のパイロット信号
（CW信号）を各VSAT局が衛星を介して受信し，このCW信
号の受信周波数と公称周波数との差から伝送路，特に衛
星中継器の周波数変動量を検出し，受信周波数を補正す
るようにしている。
方式では，中央局より発せられる特定のパイロット信号
（CW信号）を各VSAT局が衛星を介して受信し，このCW信
号の受信周波数と公称周波数との差から伝送路，特に衛
星中継器の周波数変動量を検出し，受信周波数を補正す
るようにしている。
ところで，従来のAFC方式では，中央局から衛星回線上
に基準となるパイロット信号を送出し，各小型局に基準
パイロット信号を検出するための受信設備を備える必要
がある。つまり，基準パイロット信号の送受信設備が必
要となり，装置構成上ハードウェア規模の増及びコスト
増等の問題点がある。
に基準となるパイロット信号を送出し，各小型局に基準
パイロット信号を検出するための受信設備を備える必要
がある。つまり，基準パイロット信号の送受信設備が必
要となり，装置構成上ハードウェア規模の増及びコスト
増等の問題点がある。
本発明の目的は基準パイロット信号の送受信設備を必要
としないAFC方式を提供することにある。
としないAFC方式を提供することにある。
本発明によれば，中心局と複数の小型局とが衛星を介し
て星状回線で接続され，前記中心局から放送モードで送
出されるアウトバンド信号が前記小型局で受信信号とし
て受信する衛星通信ネットワークに用いられ，前記小型
局は，基準周波数信号を送出する基準周波数信号発振手
段と，前記基準周波数信号に基づいて前記受信信号の周
波数変換を行う受信PLL手段と，前記受信信号周波数が
予め設定された公称周波数となるように前記基準周波数
信号発振手段を制御する受信自動周波数制御手段と，送
信の際，前記基準周波数信号に基づいて送信周波数変換
を行う送信PLL手段とを有することを特徴とする自動周
波数制御方式が得られる。
て星状回線で接続され，前記中心局から放送モードで送
出されるアウトバンド信号が前記小型局で受信信号とし
て受信する衛星通信ネットワークに用いられ，前記小型
局は，基準周波数信号を送出する基準周波数信号発振手
段と，前記基準周波数信号に基づいて前記受信信号の周
波数変換を行う受信PLL手段と，前記受信信号周波数が
予め設定された公称周波数となるように前記基準周波数
信号発振手段を制御する受信自動周波数制御手段と，送
信の際，前記基準周波数信号に基づいて送信周波数変換
を行う送信PLL手段とを有することを特徴とする自動周
波数制御方式が得られる。
以下本発明について実施例によって説明する。
第１図を参照して，中央（HUB）局11は衛星（第１図に
は衛星中継器12のみを示す）を介して複数の小型局（VS
AT局）13（第１図には１つのVSAT局のみ示す）が星状回
線で接続されている。
は衛星中継器12のみを示す）を介して複数の小型局（VS
AT局）13（第１図には１つのVSAT局のみ示す）が星状回
線で接続されている。
HUB局11からは回線制御情報等を送信するためアウトバ
ンド信号が送信される。このアウトバンド信号は周波数
Tで送信される。このアウトバンド信号を受信した衛
星中継器12は，ローカル発振器12aからのローカル周波
数L＋Δ（Δは変動分とする）でアウトバンド信
号を乗算器12bで変換し，ダウンリンク周波数Rで送出
する。この際，ダウンリンク周波数RはR＝T−L
−Δとなる。
ンド信号が送信される。このアウトバンド信号は周波数
Tで送信される。このアウトバンド信号を受信した衛
星中継器12は，ローカル発振器12aからのローカル周波
数L＋Δ（Δは変動分とする）でアウトバンド信
号を乗算器12bで変換し，ダウンリンク周波数Rで送出
する。この際，ダウンリンク周波数RはR＝T−L
−Δとなる。
VSAT局13は基準発振器13からの基準周波数0に基づい
てアウトバンド信号を受信する。つまり，受信の際，基
準発振器13aから第１のパイロット信号生成部13bに周波
数0に基準信号を与える。これによって第１のパイロ
ット信号生成部13bは周波数1の信号（パイロット信
号）を送出する。周波数Rのアウトバンド信号は乗算
器13cで周波数2の信号（アウトバンド信号）に交換さ
れて送出される。この際，周波数2は2＝1−R＝
1−T−L−Δとなる。復調器13dは周波数2の
信号を復調するとともに（1−T−L）を公称周波
数として周波数2の信号の周波数誤差を検出し，この
結果に基づいて基準発振器13aの基準周波数を制御す
る。平衡状態となるのは，第１のパイロット信号生成部
13bからの信号周波数が1＋Δの時である。従って，
第１のパイロット信号生成部13bの逓倍数をN1とする
と，基準発振器13aの周波数は に制御される。
てアウトバンド信号を受信する。つまり，受信の際，基
準発振器13aから第１のパイロット信号生成部13bに周波
数0に基準信号を与える。これによって第１のパイロ
ット信号生成部13bは周波数1の信号（パイロット信
号）を送出する。周波数Rのアウトバンド信号は乗算
器13cで周波数2の信号（アウトバンド信号）に交換さ
れて送出される。この際，周波数2は2＝1−R＝
1−T−L−Δとなる。復調器13dは周波数2の
信号を復調するとともに（1−T−L）を公称周波
数として周波数2の信号の周波数誤差を検出し，この
結果に基づいて基準発振器13aの基準周波数を制御す
る。平衡状態となるのは，第１のパイロット信号生成部
13bからの信号周波数が1＋Δの時である。従って，
第１のパイロット信号生成部13bの逓倍数をN1とする
と，基準発振器13aの周波数は に制御される。
VSAT13からHUB局へ送信する場合には，つまり,VSAT13の
送信側では，変調器13eからの周波数4の変調出力は，
第２のパイロット信号生成部13fから基準周波数0に基
づいて出力される周波数3の信号（パイロット信号）
によって乗算器13gで周波数交換され，周波数5の信号
として衛星中継器12に送信する。この場合，基準発振器
13aが周波数0のときに周波数5は5＝4＋3とな
る周波数変換が行われる。ここで，第２のパイロット信
号生成部13fの逓倍数をN2とすると，基準発振器13aの基
準周波数が上述した平衡状態にある場合の周波数3は となる。従って周波数5は となり，この周波数5で衛星に向けて送出される。
送信側では，変調器13eからの周波数4の変調出力は，
第２のパイロット信号生成部13fから基準周波数0に基
づいて出力される周波数3の信号（パイロット信号）
によって乗算器13gで周波数交換され，周波数5の信号
として衛星中継器12に送信する。この場合，基準発振器
13aが周波数0のときに周波数5は5＝4＋3とな
る周波数変換が行われる。ここで，第２のパイロット信
号生成部13fの逓倍数をN2とすると，基準発振器13aの基
準周波数が上述した平衡状態にある場合の周波数3は となる。従って周波数5は となり，この周波数5で衛星に向けて送出される。
衛星中継器12では，周波数5の信号を周波数6の信号
に変換する。つまり， とする。
に変換する。つまり， とする。
ここで，逓倍数N1とN2とが等しければ，周波数6は中
継器出力周波数で，中継器変動を全く受けないことにな
る（乗算器13c及び13gに共通のローカル発振器を用いた
場合）実際上，逓倍数N1とN2はほぼ同一の値であり，か
つそれぞれの逓倍数N1とN2とは1000以上の値を取る。従
って，衛星中継器13aの周波数変動Δは殆んど相殺さ
れる。例えば,Ku帯通信では，一般に，0≒10MHz,N1，
N2とも1200程度の値を持つ。そして，衛星帯域は500MHz
以下のため,|N1−N2｜＜50となる。従って残留最大周波
数誤差は Δ・50/1200＝Δ/28＝0.03Δ となり，中継器の３％以下に圧縮される。
継器出力周波数で，中継器変動を全く受けないことにな
る（乗算器13c及び13gに共通のローカル発振器を用いた
場合）実際上，逓倍数N1とN2はほぼ同一の値であり，か
つそれぞれの逓倍数N1とN2とは1000以上の値を取る。従
って，衛星中継器13aの周波数変動Δは殆んど相殺さ
れる。例えば,Ku帯通信では，一般に，0≒10MHz,N1，
N2とも1200程度の値を持つ。そして，衛星帯域は500MHz
以下のため,|N1−N2｜＜50となる。従って残留最大周波
数誤差は Δ・50/1200＝Δ/28＝0.03Δ となり，中継器の３％以下に圧縮される。
以上説明したように本発明では，星状回線で通常用いら
れるアウトバンド信号を各VSAT受信局で受信し,VSAT基
準発振器を受信側周波数差がなくなるように制御してい
るから，衛星中継器出力における周波数が衛星周波数変
動を受けないように制御することができるという効果が
ある。
れるアウトバンド信号を各VSAT受信局で受信し,VSAT基
準発振器を受信側周波数差がなくなるように制御してい
るから，衛星中継器出力における周波数が衛星周波数変
動を受けないように制御することができるという効果が
ある。
第１図は本発明による自動周波数制御方式の一実施例を
説明するための図である。 11……中心局（HUB局）,12……衛星中継器,13……小型
局（VSAT局）。
説明するための図である。 11……中心局（HUB局）,12……衛星中継器,13……小型
局（VSAT局）。
Claims (1)
- 【請求項１】中心局と複数の小型局とが衛星を介して星
状回線で接続され，前記中心局から放送モードで送出さ
れるアウトバンド信号が前記小型局で受信信号として受
信する衛星通信ネットワークに用いられ，前記小型局
は，基準周波数信号を送出する基準周波数信号発振手段
と，前記基準周波数信号に基づいて前記受信信号の周波
数変換を行う受信PLL手段と，前記受信信号周波数が予
め設定された公称周波数となるように前記基準周波数信
号発振手段を制御する受信自動周波数制御手段と，送信
の際，前記基準周波数信号に基づいて送信周波数変換を
行う送信PLL手段とを有することを特徴とする自動周波
数制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14931889A JPH0728251B2 (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 自動周波数制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14931889A JPH0728251B2 (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 自動周波数制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0316325A JPH0316325A (ja) | 1991-01-24 |
| JPH0728251B2 true JPH0728251B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=15472498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14931889A Expired - Lifetime JPH0728251B2 (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 自動周波数制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728251B2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-14 JP JP14931889A patent/JPH0728251B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0316325A (ja) | 1991-01-24 |
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Legal Events
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080329 Year of fee payment: 13 |
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