JPH07282308A - タコグラフに使用されるダイヤグラムディスクに英数字でマーキングする装置 - Google Patents

タコグラフに使用されるダイヤグラムディスクに英数字でマーキングする装置

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JPH07282308A
JPH07282308A JP7079194A JP7919495A JPH07282308A JP H07282308 A JPH07282308 A JP H07282308A JP 7079194 A JP7079194 A JP 7079194A JP 7919495 A JP7919495 A JP 7919495A JP H07282308 A JPH07282308 A JP H07282308A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 英数字から成るマークを、タコグラフに使用
される汎用のダイヤグラムディスクに施すことを可能に
し、高い機能確実性をもたらし、手間の面で大量生産の
諸条件に適合させる。 【構成】 (イ)装置がマーキングスタイラス32を有
しており、該マーキングスタイラスが、ダイヤグラムデ
ィスク1に対してほぼ半径方向に運動可能であり、かつ
上下運動可能に支承されており、(ロ)マーキングスタ
イラス32を支承する支持体30が、タコグラフの駆動
とは無関係な回転機構44〜50に伝動可能に作用結合
されており、(ハ)英数字の符号を形成するためにドッ
トマトリックスの個々のドットが役立ち、第1サイクル
終了後に符号マトリックスの行間隔に相当するダイヤグ
ラムディスク送りが行われるたびに、マーキングスタイ
ラス32が、半径方向に位置する前記符号のドットを生
ぜしめるために制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タコグラフに使用され
るダイヤグラムディスクに英数字でマーキングする装置
であって、タコグラフが、センサ信号から距離および速
度のような走行データを検出し、かつ、運転時間および
休止時間等のような作業時間データを供給するためのマ
イクロプロセッサと、挿入されたダイヤグラムディスク
の時刻適正な駆動のための回転機構と、検出データをダ
イヤグラムディスクに連続的に描くための記録手段とを
備えている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】この数十年来タコグラフに使用されてき
たデータ担体「ダイヤグラムディスク」はデータ記憶装
置として、比較的取り使い易く、かつ直接的に判読可能
であるという利点を有しているので、記録された走行デ
ータまたは作業時間の検査、もしくは作業時間指導要綱
の順守に関する検査をいつでも抜き取り式に行うことが
できる。
【0003】記録体「ダイヤグラムディスク」を今日通
常取り扱う際には、特に作業時間指導要綱の順守に関連
して、運転手および車両保有者の主観的な几帳面さや正
直さが極めて大きく求められる。すなわち、再三にわた
って容易ならぬ事故を引き起こしてきたような作業時間
指導要綱に対する違反行為は、不利なダイヤグラムディ
スクを破棄したり、ダイヤグラムディスクに別の運転手
の名前を記入することによりこのダイヤグラムディスク
を後から別の運転手に配属させたり、頻繁な車両交換と
同時にダイヤグラムディスクもこれまで記録していたタ
コグラフから取り外して、乗り継いだ車両のタコグラフ
に挿入することを行わない場合には、その時点で実際に
証明することはもはやできない。
【0004】このような作業時間指導要綱を回避するた
めのこのような行動に対する有効な手段は、運転手に関
連して、連続する番号でダイヤグラムディスクにマーキ
ングすることである。運転手のダイヤグラムディスクを
交換不能にこの運転者に配属させるようなこのようなマ
ーキングは、当該運転手のダイヤグラムディスクが全部
揃っていることの証明を簡単に可能にする。
【0005】ダイヤグラムディスクと一緒に車両内で使
用しなければならないような、運転手識別カードもしく
は適宜に形成された記憶装置キーを法律上予め導入する
ことにより、ダイヤグラムディスクをタコグラフに挿入
するたびに、識別カードに設けられた例えば3桁のカウ
ンタの数字列を運転者番号と一緒に、挿入されたダイヤ
グラムディスクにマーキングすることができる。識別カ
ードのカウンタの更なる切換えは、タコグラフからダイ
ヤグラムディスクを取り出すたびに、または有利にはタ
コグラフを開放する(このタコグラフが旋回可能なカバ
ーを備えているか、引き出し式装置として形成されてい
る場合)たびにその都度1桁だけ行われる。
【0006】係止手段を備えた適宜のカード孔に導入さ
れるようになっている識別カードとタコグラフの電子装
置との機能的な結合、すなわち、識別カードとのデータ
交流がさほど困難なく実現可能である反面、運転手に関
連したマークを汎用のダイヤグラムディスクに施すこと
に関しては、極めて大きな諸問題が生じる。すなわち、
このようなマーキングにこれに適した装置を、タコグラ
フのような比較的高密度な機器に空間的に配置して構成
することの問題のほかに、マークの形式の問題と、放棄
不能の同心的な記録フィールドとメモリ印刷部とを被覆
されたダイヤグラムディスクにこのマークを視覚的に判
読可能に施すことの問題が生じる訳である。このために
は、マークを各記録部に同時に配属させることが必要と
なる。さらに根本的な別の問題も生じる。タコグラフに
使用されるダイヤグラムディスクは「ワックスペーパ記
録法」のために、ダイヤグラムディスクに連続的に載置
された各筆記スタイラスでワックス層を押し退けること
によって、比較的細い線を描くことを目的として構成さ
れている。これにより、特に速度記録のためには、例え
ば事故評価のための許容できる解像能が得られる。しか
しながら、このような記録担体の、英数字から成るマー
クに対する適正は極めて劣るものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
事情のもとで、英数字から成るマークを、タコグラフに
使用される汎用のダイヤグラムディスクに施すことを可
能にし、高い機能確実性をもたらし、手間の面で大量生
産の諸条件に適しているような装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、(イ)装置がマーキングスタイラ
スを有しており、該マーキングスタイラスが、ダイヤグ
ラムディスクに対してほぼ半径方向に運動可能であり、
かつ上下運動可能に支承されており、(ロ)マーキング
スタイラスを支承する支持体が、タコグラフの駆動とは
無関係な回転機構に伝動可能に作用結合されており、
(ハ)英数字の符号を形成するために、ドットマトリッ
クスの個々のドットが役立ち、第1サイクル終了後に符
号マトリックスの行間隔に相当するダイヤグラムディス
ク送りが行われるたびに、マーキングスタイラスが、1
つまたは複数の符号の、半径方向に位置するドットを生
ぜしめるために制御されるようにした。
【0009】
【発明の効果】本発明のようなマークにより、ダイヤグ
ラムディスクの、運転手に関連した走行記録としての機
能が著しく改善される。符号エレメントを小さくするた
めに、ドット式表示、特に各ドットが2つのシングルダ
ッシュから形成されているような手段によって、高い変
造防止力がもたらされる。さらにこのようなマーキング
は開放時マーキングである。本発明の別の利点は以下に
説明する。ここで強調したいのは、マーキングスタイラ
スの支持体の構成と、このマーキングスタイラスの支持
体における支承部の構成と、マーキングスタイラスに対
応する駆動装置の構成とが、タコグラフの残りの記録機
構相互間の領域において特にスペース利用するように最
適化された手段であることである。
【0010】
【実施例】以下に本発明の装置の実施例を図面につき詳
しく説明する。
【0011】図1から判るように、マーキングしようと
するダイヤグラムディスク1の構成は、内側フィールド
2と、環状の記録フィールド3と、別の記録フィールド
4と、さらに別の記録フィールド5とを有する汎用のも
のである。これらのうち内側フィールド2には、運転手
の個人データと車両固有の値とを記入することができ
る。環状の記録フィールド3は、走行距離をジグザグ状
曲線で示すために役立つ。別の記録フィールド5には、
休憩時間や多種多様な作業時間が棒グラフの形で記録さ
れ、さらに、付加的な記録、例えば燃料消費量のための
ダッシュマークも記録される。さらに別の記録フィール
ド5においては速度記録が行われる。さらに図1は、距
離ダイヤグラム6と運転時間記録7と速度ダイヤグラム
8とを有する、1走行の記録を示している。両棒グラフ
9,10のエレメントによれば、ダイヤグラムディスク
1が当該タコグラフから取り外されるまえに、運転手の
運転終了後に異なる作業が行われていることが判る。さ
らに図1から判るように、タコグラフへのダイヤグラム
ディスク1の挿入後に、以下に詳しく説明する装置が、
ダイヤグラムディスク1の記録フィールド4において、
符号Xで示されたマークを記録している。このマークX
は、運転手番号11と3桁のダイヤグラムディスク番号
12とから成っている。しかもこのような記録は、運転
手の識別カードが、所定のカード孔にもはや取り出し不
能に導入されて初めて行われる。さらに符号Yで、運転
手番号と、マークXに対して「1」だけ大きいダイヤグ
ラムディスク番号とから成るマークが示されている。こ
のマークYにより、棒グラフ10によって示された作業
インターバル中にこのタコグラフが短時間開かれたこと
が明らかになる。マークYがなければ、場合によっては
棒グラフ10の中断が見落とされることがある。
【0012】マークXを10倍に拡大した図2が示すよ
うに、それぞれ個々の符号はドットから成っている。こ
れらのドットは、7×5ドットマトリックスから選択さ
れている。個々のドット13は0.1mmオーダーの直
径を有しており、マーキングフィールドの寸法a,bは
約3mmもしくは約4mmである。これにより、寸法b
を少しだけ大きめに選択して、運転手番号を少なくとも
1つの符号(文字でもよい)分だけ拡大可能にすること
ができることが判る。この場合保証されるのは、符号を
特に半径方向においてこのように寸法設定することによ
り、補助手段を使用することなく、運転手番号11およ
びダイヤグラムディスク番号12が申し分なく視覚的に
読み易くなることである。
【0013】図2に示された複矢印Pは、ダイヤグラム
ディスク1に対するマーキングスタイラスの半径方向運
動を示している。このマーキングスタイラスは、以下に
さらに説明するように、適当な形式で駆動された支持体
に支承されて、ダイヤグラムディスクの上方を往復運動
し、ドット13を形成するためにダイヤグラムディスク
1に降下させられて再び持ち上げられる。この場合、こ
のマークX付与には、時刻適正なダイヤグラムディスク
搬送も関連している。すなわち、このマーキングスタイ
ラスの往復運動のための駆動装置は、1サイクル後、つ
まりマークの1行を筆記したあと、時間経過によってマ
ークXの次の行がマーキングスタイラスの運動平面内に
位置するまで停止する。
【0014】図2に示したドット13を形成するため
に、マーキングスタイラスはダイヤグラムディスク1の
塑性変形可能な白い被覆層を衝撃により押し退け可能
で、暗色の底部の露出により所望のドット直径が生ぜし
められるようになっている。このような押圧スタイラス
は図6において符号14で示されている。この押圧スタ
イラス14で汎用のダイヤグラムディスク1に0.1m
mの直径を有するドット13を形成するためには、押圧
スタイラス14の先端部に、例えば0.15mmの曲率
半径が必要となる。念のために述べておくと、符号15
で示した被覆層の層厚は0.01mmであり、コントラ
スト形成のために、ダイヤグラムディスク1の紙は被覆
層15の下方において、黒いインク層16で印刷されて
いる。
【0015】押圧スタイラス14とは別に、図7におい
て筆記スタイラス17が示されている。この筆記スタイ
ラスの先端部には、例えば0.06mmの曲率半径が形
成されている。
【0016】図3から判るように、このような筆記スタ
イラス17を用いて、筆記によって符号エレメントを形
成することができる。曲率半径がこのように小さい場
合、本来の筆記先端部のために石先端部、例えばサファ
イア先端部18を設けると有利である。符号19で、サ
ファイア先端部18に対応するフレームが示されてい
る。
【0017】この実施例においては、マークXのそれぞ
れのドット13が、相並ぶ短く太いシングルダッシュか
ら成っている。これにより、この筆記式の実施例は、押
圧式の実施例と比べて、2倍の行もしくは筆記サイクル
を有している。筆記式の実施例の特に大きな利点は、押
圧式の実施例に比べて極めて小さなエネルギーで、広い
温度範囲内においても、明白な、かつ良好に再生可能な
符号形成が達成されることである。さらに筆記式の実施
例は多目的の筆記装置形成に適している。すなわち筆記
スタイラス17を用いると、少なくとも、ダイヤグラム
ディスク1の記録フィールド4に記録しようとする棒グ
ラフと、例えばシングルダッシュによって示すことがで
きる付加的情報とを記録することができる。記録フィー
ルド4全体を擦過する、ダイヤグラムエレメントの対応
制御によってダイヤグラムディスク1に降下可能な筆記
スタイラスを用いると、構成部分の手間の減小という点
から見て、提供された半径方向の記録行程を、このよう
な領域に複数の個別の記録機構を配置した場合よりも良
好に利用することができる。
【0018】図4,図5および図8に示した本発明によ
る装置の実施例は、タコグラフに挿入可能な組付けプレ
ート20に配置された複数の機能構造群のうちの1つで
ある。図面を見易くするために、これらの機能構造群の
うち本発明に関連する部分だけを示している。詳細には
図示していない適当な支持部によって組付けプレート2
0に固定された2つのガイドロッド21,22は、汎用
の形式で複数のキャリッジもしくは支持体の支承に役立
つ。これらのキャリッジもしくは支持体のうち、符号2
3,24,25で、速度筆記スタイラス26と作業時間
筆記スタイラス27と距離筆記スタイラス28とのため
の各支承ブリッジだけが示されている。符号29で示し
た輪郭は組付けプレート20に設けられた貫通孔であ
る。符号30では支持体が示されている。この支持体は
汎用の形式で、2つの支承個所で一方のガイドロッド2
2に、さらに1つの支承個所で他方のガイドロッド21
に摺動可能に、かつ遊び無しの状態で支承されている。
図4および図5から判るように、支持体30の前記ガイ
ドロッド21に被さるアーム31には、マーキングスタ
イラス32のための支承ブリッジが直接に一体成形され
ている。筆記スタイラスまたは押圧スタイラスとして形
成することができるこのマーキングスタイラス32は、
圧縮ばね33の作用下にある。この圧縮ばねは、一方で
はマーキングスタイラス32に結合された固定板34に
支持され、他方では定置の板35、ひいてはアーム31
の支承脚部36に支持されている。
【0019】図4および図5に示された状態において
は、マーキングスタイラス32はダイヤグラム板1に降
下している。すなわち、符号37で示された電磁石が、
この電磁石に対応する、アングル形レバーとして形成さ
れた可動子38を圧縮ばね33の作用に抗して旋回させ
ている。この可動子の一方の脚部39はマーキングスタ
イラス32に端面で作用し、可動子の他方の脚部40は
電磁石37と協働する。組付けプレート20に固定され
た電磁石37が通電されなくなると、圧縮ばね33は可
動子38を休止位置に戻す。このような休止位置におい
ては、可動子38の屈曲した脚部40が支持体30に当
て付けられている。符号41,42で、支持体30に一
体成形された、可動子38の支承部が示されている。可
動子プレートとして役立つ脚部40の幅は勿論、この脚
部40が支持体30の各位置において電磁石37のコア
43に面全体で相対して位置するように形成されてい
る。ダイヤグラムディスク1にマーキングスタイラスが
当て付けられているときに必要となる、コア43と可動
子38の脚部40との有効相互間隔は、図示の実施例の
場合、ほぼ0.2mmである。
【0020】支持体30の駆動のために、ステップモー
タ44が設けられている。このステップモータは減速ギ
ヤのエレメントと一緒に、組付けプレート20に固定さ
れた回転機構用台板45に配置されている。減速ギヤに
は、ステップモータ44のモータ軸に固定されたピニオ
ン46が設けられている。このピニオンは、定置の軸
(符号なし)に支承された歯車対(47,48)の歯車
47と係合している。歯車48とは、やはり定置の軸に
支承された歯車49が噛み合っている。この歯車49に
は、ハート形カム50が一体成形されている。支持体3
0に作用する引張ばね51が、ハート形カム50に作用
結合されたアーム52を介して支持体30を保持してい
る。符号53でスイッチが示されている。このスイッチ
は、この支持体30が1往復運動を行ったときに支持体
30の運動を中断する。
【0021】念のために述べておくと、構造高さを減じ
るために、ばね弾性的な、またはばね負荷されて支承さ
れた、支持体30に配置されたアーム(可動子として形
成されてよい)に直接的にマーキングスタイラスを取り
付けることができる。さらに、マーキングスタイラス3
2を電磁操作する代わりに、ドイツ連邦共和国実用新案
登録第8804412号明細書に基づく解決手段を設け
ること、すなわちガイドロッドのうちの一方を偏心軸と
して形成することも考えられる。このような場合、この
偏心軸は、サーボモータに伝動可能に結合されている。
このサーボモータによって、マーキングスタイラスの昇
降運動を制御することができる。
【0022】しかしながら、支持体30に固く結合され
たマーキングスタイラス32の行程を、モータ駆動可能
な、偏心的に支承されたガイドロッドによって生ぜしめ
るのではなく、支持体30に作用する電磁石によって生
ぜしめることもできる。この場合、この支持体30は、
一方のガイドロッドを取り囲むように浮いており、これ
に対して、他方のガイドロッドが、電磁石に通電されて
いない場合に、戻しばね作用下で支持体30にストッパ
として役立つ。
【0023】やはり図4,図5および図8に示した実施
例に関連して、モータ駆動装置を設け、可動子38の例
えば変更を加えられた脚部、場合によってはばね弾性的
な過剰なばね行程を備えた脚部40を、偏心体と協働さ
せることも考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】所定の走行区間の汎用の2つの記録に対応する
2つのマークを備えたダイヤグラムディスクを部分的に
示した図である。
【図2】押圧することにより形成された符号エレメント
を備えた、図1のマークXを10倍に拡大して示した図
である。
【図3】筆記された符号エレメントを備えた、図1のマ
ークXを拡大して示した詳細図である。
【図4】本発明の実施例の拡大図である。
【図5】図4の装置をA−A線で部分的に断面して示し
た側面図である。
【図6】ダイヤグラムディスクと、押圧スタイラスとし
て形成されたマーキングスタイラスとを100倍に拡大
して示した図である。
【図7】筆記スタイラスとして形成されたマーキングス
タイラスを10倍に拡大して示した図である。
【図8】本発明の実施例を部分的に示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ダイヤグラムディスク、 2 内側フィールド、
3〜5 記録フィールド、 6 距離ダイヤグラム、
7 運転時間記録、 8 速度ダイヤグラム、9,10
棒グラフエレメント、 11 運転手番号、 12
ダイヤグラムディスク番号、 13 ドット、 14
押圧スタイラス、 15 被覆層、16 インク層、
17 筆記スタイラス、 18 サファイア先端部、
19フレーム、 20 組付けプレート、 21,22
ガイドロッド、 23〜25 支承ブリッジ、 26
速度筆記スタイラス、 27 作業時間筆記スタイラ
ス、 28 距離筆記スタイラス、 29 貫通孔、
30 支持体、 31 アーム、 32 マーキングス
タイラス、 33 圧縮ばね、 34 固定版、 35
定置の板、 36 支承脚部、 37 電磁石、 3
8 可動子、39,40 脚部、 41,42 支承
体、 43 コア、 44 ステップモータ、 45
回転機構用台板、 46 ピニオン、 47,48,4
9 歯車、 50 ハート形カム、 51 引張りば
ね、 52 アーム、 53 スイッチ、 X,Y マ
ーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノルベルト ライス ドイツ連邦共和国 フィリンゲン−シュヴ ェニンゲン オーダー−シュトラーセ 106

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タコグラフに使用されるダイヤグラムデ
    ィスクに英数字でマーキングする装置であって、タコグ
    ラフが、センサ信号から距離および速度のような走行デ
    ータを検出し、かつ、運転時間および休止時間等のよう
    な作業時間データを供給するためのマイクロプロセッサ
    と、挿入されたダイヤグラムディスクの時刻適正な駆動
    のための回転機構と、検出データをダイヤグラムディス
    クに連続的に描くための記録手段とを備えている形式の
    ものにおいて、 (イ)装置がマーキングスタイラス(32)を有してお
    り、該マーキングスタイラスが、ダイヤグラムディスク
    (1)に対してほぼ半径方向に運動可能であり、かつ上
    下運動可能に支承されており、 (ロ)マーキングスタイラス(32)を支承する支持体
    (30)が、タコグラフの駆動とは無関係な回転機構
    (44,45,46,47,48,49,50)に伝動
    可能に作用結合されており、 (ハ)英数字の符号を形成するために、ドットマトリッ
    クスの個々のドット(13)が役立ち、第1サイクル終
    了後に符号マトリックスの行間隔に相当するダイヤグラ
    ムディスク送りが行われるたびに、マーキングスタイラ
    ス(32)が、1つまたは複数の符号の、半径方向に位
    置するドット(13)を生ぜしめるために制御されるよ
    うになっていることを特徴とする、タコグラフに使用さ
    れるダイヤグラムディスクに英数字でマーキングする装
    置。
  2. 【請求項2】 支持体(30)が、2つのガイドロッド
    (21,22)に摺動可能に支承されたキャリッジとし
    て形成されており、マーキングスタイラス(32)が、
    両ガイドロッド(21,22)の間に設けられた前記支
    持体(30)のアーム(31)に直接的に、軸線方向に
    ばね負荷されて支承されている、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 支持体(30)に、2腕式の可動子(3
    8)が旋回可能に支承されており、該可動子の一方の脚
    部(39)がマーキングスタイラス(32)に作用結合
    されており、可動子の他方の脚部(40)が、定置に配
    置された電磁石(37)の可動子プレートとして形成さ
    れている、請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 マーキングスタイラス(32)の電磁作
    動式の駆動装置が支持体(30)に配置されている、請
    求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 マーキングスタイラス(32)が、車両
    の走行速度の記録のための記録機構(26)と、運転手
    の作業時間および休憩時間の記録のための記録機構(2
    7)との間に配置されており、運転手番号(11)の符
    号とダイヤグラムディスク番号(12)とが半径方向で
    判読可能であり、ドット(13)の寸法がほぼ0.1m
    mオーダーである、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 マーキングスタイラス(32)が押圧ス
    タイラス(14)として形成されていて、端面側の加圧
    面が凸面状に形成されており、曲率半径が1.2mm以
    上である、請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 マーキングスタイラス(32)が筆記ス
    タイラス(17)として形成されており、筆記先端部の
    曲率半径が0.08mm以下であり、各ドット(13)
    が、互いに平行に位置する2つのダッシュを描くことに
    よって形成されるようになっている、請求項1記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 支持体(30)が、2つのガイドロッド
    (21,22)に摺動可能に支承されており、該ガイド
    ロッドのうちの一方が、偏心軸として形成されており、
    該偏心軸が、マーキングスタイラス(32)の上下運動
    を制御するサーボモータに伝動可能に結合されている、
    請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 マーキングスタイラス(32)が、支持
    体(30)に固く結合されており、偏心軸が支持体(3
    0)と一方では直接的に協働し、他方では支持体(3
    0)に固定された脚ばねを介して協働する、請求項1記
    載の装置。
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