JPH0728122U - 食品防塵装置 - Google Patents

食品防塵装置

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Publication number
JPH0728122U
JPH0728122U JP6341793U JP6341793U JPH0728122U JP H0728122 U JPH0728122 U JP H0728122U JP 6341793 U JP6341793 U JP 6341793U JP 6341793 U JP6341793 U JP 6341793U JP H0728122 U JPH0728122 U JP H0728122U
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JP
Japan
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food
dustproof hood
conveyor
hood
dustproof
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6341793U
Other languages
English (en)
Inventor
哲也 紺野
Original Assignee
小野食品興業株式会社
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Publication date
Application filed by 小野食品興業株式会社 filed Critical 小野食品興業株式会社
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品の選別や箱詰め作業中に、作業者の髪の
毛が混入しないようにする。 【構成】 食品の選別や箱詰めの流れ作業において、コ
ンベア2の上方を覆うように防塵フード1を架設し、こ
の防塵フード1の天井面に殺菌灯3と殺菌噴霧器6を適
宜配置し、防塵フード1の両側に人手を挿入する左右一
対の人手挿入孔4を穿設し、更に、人手挿入孔4の上方
に透明な覗き窓5を設けた。本考案はコンベアの上方を
防塵フードで覆ったので、作業者の毛髪や衣類の糸屑が
防塵フードにより遮られて食品中に混入することがなく
なり衛生的に安全である。更に防塵フード内で殺菌灯や
噴霧器により消毒や殺菌作用が行われる環境の中で、拡
大レンズで食品を検査しながら選別や箱詰め作業を能率
よく行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食品を人手により取扱う工程における衛生設備、詳しくは髪の毛や 糸屑などが食品に混入しないように設けたフードに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に工場の製品、部品などの選別、箱詰めの工程では、殆どの場合、自動化 が進み人手を煩わせることなく処理されるようになっている。食品関係において も果物、芋類や卵などの場合、種々のセンサを利用して自動的に食品の大小、形 状或いは重量などの選別や箱詰めが自動化されている。
【0003】 しかしながら、例えば、最近スーパーなどで販売されている弁当のような食品 の場合、食品の品種が多いことや、形状、軟硬の度合、色合いなどがそれぞれ異 なるためセンサ検出やロボット導入による自動化が困難であったり、或いは設備 投資が採算に合わないことが多い。
【0004】 そこで、ポリエチレン等の容器への詰め込み作業は専ら人手に頼らざるを得な い現状である。これ以外にも、検知器など応用できない食品に対しても、人手に よる作業がなされる。
【0005】 このように食品関係の場合、当然、衛生上の関係法令のもとで調理がなされる のであるが、この食品の選別や詰め込みは自動化が前述のように困難のため、人 手で行うようにしている。これら作業者に対しては、例えば、決められた服装を する、頭にはキャップを被り髪は外に垂らさない、爪は短く切る、手から指輪を 外して逆性石鹸で洗った後、ビニール(ゴム)手袋をする、マスクを装着する、 身体検査を頻繁に行う、等々極め細かい服務規定を設けられていることが多い。
【0006】 しかし、このように最大の注意を払って作業を行っても、食品に髪の毛が混入 したり、大気中の塵埃や雑菌が付着することがある。雑菌類は後工程で加熱殺菌 すれば支障がないが、髪の毛や糸屑のような非金属の夾雑物は、食品に一旦混入 すると、目視以外に検出が不能で、取り除かれないまま消費者へ渡ることが多く 問題になっていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、食品の選別、箱詰めなどを行うコンベア作業において、食品の中に 作業者の毛髪が混入するのを防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、食品搬送コンベアの上方にこのコンベアを 覆う防塵フードを架設して、防塵フードの側面には、左右一対の人手挿入孔を穿 設すると共に、これら人手挿入孔の上方に透明な覗き窓を設けて成ることを特徴 とする。更に、覗き窓には拡大レンズを着脱自在に装着できるようにしたもので ある。
【0009】
【作用】
防塵フードの両側に配置された作業者は、防塵フードに設けた人手挿入孔にそ れぞれ両手を入れ、覗き窓からコンベア上を流れる食品を観察しながら、所定の 箱へ食品を選別しながら詰め込む。この場合、作業内容や人数など作業の実情に 合わせてコンベアの速度が決められる。即ち、遅く移動したり、一時停止したり 、間歇的に作動したりするものである。また、食品の種類に応じて噴霧による消 毒、殺菌灯による殺菌なども適宜選択して実施する。
【0010】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
【0011】 図1は、食品フードの側面図、図2は正面図である。
【0012】 図において、1はコンベア2の上方を覆うように設置した全体が透明な半円筒 形の防塵フードで、本実施例では、建物の梁から支持杆1aにより吊り下げた合 成樹脂製のものである。3は防塵フード1の天井部に適宜数設けた照明兼用の殺 菌灯、4は作業者の両手がそれぞれ挿入できる一対の人手挿入孔であって、防塵 フード1の両側に複数対穿設されている。
【0013】 5は人手挿入孔4の上方に設けた複数の覗き窓、5aは透明なプラスチックよ りなる拡大レンズであり、その縦方向が防塵フード1の曲面に合致した曲面に形 成されている。防塵フード1が半透明ないし不透明な場合には、覗き窓5を透明 な材質で形成する。
【0014】 図中、6は殺菌用噴霧器、7は防塵フード1の天井部に設けた換気扇、8は食 品である。
【0015】 図3は図1のA−A断面図である。係止溝5bを覗き窓5の左右に平行に設け て、拡大レンズ5aを上下スライド可能にして、作業者の背丈に対応して観察し 易い目視位置に拡大レンズ5aの焦点を合致させるように調整することも可能で ある。
【0016】 人手挿入孔4は、食品の量や箱の大きさに応じて防塵フード1の両側から作業 できるようになっているが、必ずしも左右対称にする必要はなく、あくまでも作 業能率の更新が図られればよく、場合によりコンベア2の進行方向に対して左右 交互に作業員が配置されるようにして、これに適合する位置に人手挿入孔が穿設 されてもよい。また、穴4は、余り大きいとゴミが入りやすく、人手が挿入でき 作業が楽にできる程度の大きさが好ましい。
【0017】 噴霧器6からの噴霧は、食品の種類により常時または間歇的に使用するが、噴 霧の粒子は10μ程度が実用的である。尚、冷凍食品に対しては噴霧器6の一部 のものから、冷却された空気を送るように切替えたり、或いは圧縮空気を噴射さ せ防塵フード1内を外気よりやや高圧に保って、外部からのゴミ、雑菌を含んだ 空気の流入を防止することもできる。図では噴霧器6を1個示したのみであるが 、勿論複数個を適宜位置に分散配置してもよい。
【0018】 換気扇7は防塵フード1内の圧力調整、換気及び温度調整用に常時、または必 要に応じて使用する。コンベア8は作業の種類に応じて走行速度を調節し、また は間歇運転させる。
【0019】 拡大レンズ5aを着脱可能に係止する方法は種々あり、本実施例に限定される ものではない。図4は、図3とは別の装着構造を示す。即ち、(a)は拡大レン ズ5aを倹飩蓋式に装着した場合の縦断面図、(b)は吸着盤による取付け構造 を示す縦断面図である。なお、建具などを上下のレールに装着するように、先に 上レールに建具の上端辺を差し入れてから建具の下端辺を下レールに落とし込む ような機構を倹飩蓋式構造という。
【0020】 図において、5bは覗き窓5の上下に設けたコの字状断面を有する係止溝であ り、拡大レンズ5aはその上下端を係止溝5bに挿入して係止し、また上下に動 かして着脱できる倹飩蓋式になっている。また、(b)に示すように吸着盤5c を防塵フード1または拡大レンズ5a側に装着しておけば、拡大レンズ5aは押 付けるだけで装着でき、着脱も極めて簡単である。
【0021】 更に、拡大レンズ5aとしては内部に水や油を封じ込めたレンズを使用すると 便利で格安である。
【0022】
【考案の効果】
本考案は以上の構成であるから、作業者の髪の毛や衣服からの糸屑が例え作業 中に落下したとしても、コンベア上方を覆う防塵フードにより食品に混入するこ とが完全に防止される。また、作業の内容に応じて拡大レンズをセットして、よ く検査しながら食品を選別し、箱詰め袋詰め作業をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による食品防塵装置の一実施例を示す側
面図である。
【図2】食品防塵装置の正面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】(a)は拡大レンズの倹飩蓋式の装着構造を示
す縦断面図である。(b)は拡大レンズの吸着盤による
装着構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 防塵フード 2 コンベア 3 殺菌灯 4 人手挿入孔 5 覗き窓 5a 拡大レンズ 5b 係止溝 6 噴霧器 7 換気扇 8 食品

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品搬送コンベアの上方に当該コンベア
    を覆う防塵フードを架設して、当該防塵フードの側面に
    は、左右一対の人手挿入孔を穿設すると共に、これら人
    手挿入孔の上方に透明な覗き窓を設けて成る食品防塵装
    置。
  2. 【請求項2】 前記覗き窓には拡大レンズを着脱自在に
    装着したことを特徴とする請求項1に記載の食品フー
    ド。
JP6341793U 1993-11-01 1993-11-01 食品防塵装置 Withdrawn JPH0728122U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6341793U JPH0728122U (ja) 1993-11-01 1993-11-01 食品防塵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6341793U JPH0728122U (ja) 1993-11-01 1993-11-01 食品防塵装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728122U true JPH0728122U (ja) 1995-05-23

Family

ID=13228701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6341793U Withdrawn JPH0728122U (ja) 1993-11-01 1993-11-01 食品防塵装置

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JP (1) JPH0728122U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006046921A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Anritsu Sanki System Co Ltd X線異物検出装置
JP2011011204A (ja) * 2009-06-05 2011-01-20 Bunshi Japan:Kk 観察装置及びコンベヤ装置
CN111377193A (zh) * 2018-12-29 2020-07-07 力博重工科技股份有限公司 新型带式输送机用全封密防雨罩

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JP2006046921A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Anritsu Sanki System Co Ltd X線異物検出装置
JP2011011204A (ja) * 2009-06-05 2011-01-20 Bunshi Japan:Kk 観察装置及びコンベヤ装置
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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305