JPH07280878A - 遮蔽電線路の監視制御装置 - Google Patents
遮蔽電線路の監視制御装置Info
- Publication number
- JPH07280878A JPH07280878A JP7057713A JP5771395A JPH07280878A JP H07280878 A JPH07280878 A JP H07280878A JP 7057713 A JP7057713 A JP 7057713A JP 5771395 A JP5771395 A JP 5771395A JP H07280878 A JPH07280878 A JP H07280878A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- gas
- sections
- optical fiber
- monitoring
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/02—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
- H02B13/035—Gas-insulated switchgear
- H02B13/065—Means for detecting or reacting to mechanical or electrical defects
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Locating Faults (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】複数の区間からなる圧力ガス絶縁式遮蔽電線路
を監視して不具合が生じた不良区間を検出する単純構造
で信頼性の高い監視制御装置を提供する。 【構成】隣接する二つの区間は接合部によって分離さ
れ、区間の取り外しが行えるようになっており、各区間
は少なくとも一本の導体を含んでおり、その導体は円筒
状外被1内の所定の位置に保持されている。各区間は少
なくとも一本の光ファイバ100と、一つの監視制御機
器とを装備しており、光ファイバはその区間の端から端
まで走っており、また外被1の内部に配置され、監視制
御機器はファイバ100に接続され、また前記外被1の
内部に収容されており、隣接するN個の区間の光ファイ
バは端と端とを接続して一つのモジュール200を形成
しており、端と端とが接続されたこれらN個の光ファイ
バの一端は監視制御ステーション110に接続されてい
る。
を監視して不具合が生じた不良区間を検出する単純構造
で信頼性の高い監視制御装置を提供する。 【構成】隣接する二つの区間は接合部によって分離さ
れ、区間の取り外しが行えるようになっており、各区間
は少なくとも一本の導体を含んでおり、その導体は円筒
状外被1内の所定の位置に保持されている。各区間は少
なくとも一本の光ファイバ100と、一つの監視制御機
器とを装備しており、光ファイバはその区間の端から端
まで走っており、また外被1の内部に配置され、監視制
御機器はファイバ100に接続され、また前記外被1の
内部に収容されており、隣接するN個の区間の光ファイ
バは端と端とを接続して一つのモジュール200を形成
しており、端と端とが接続されたこれらN個の光ファイ
バの一端は監視制御ステーション110に接続されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遮蔽送電線路の監視制御
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】より正確には、複数の区間からなる加圧
ガス絶縁式遮蔽電線路に関するものであり、本出願人が
1992年6月3日に出願したフランス特許出願第92
06733号に記載したとおり、隣接する二区間は接
合部によって分離されており、接合部のところで一つの
区間を取り外すことができ、夫々の区間は少なくとも一
本の導体を含み、その導体は円筒状外被内の所定の位置
に保持されている。
ガス絶縁式遮蔽電線路に関するものであり、本出願人が
1992年6月3日に出願したフランス特許出願第92
06733号に記載したとおり、隣接する二区間は接
合部によって分離されており、接合部のところで一つの
区間を取り外すことができ、夫々の区間は少なくとも一
本の導体を含み、その導体は円筒状外被内の所定の位置
に保持されている。
【0003】こうした電線路は地表への布設又は地中へ
の埋設が予定されている。
の埋設が予定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】障害や不具合が生じた
場合、不良区間において処置できることが不可欠であ
る。従って監視制御装置を用意しておくことが必要であ
り、本発明はそのような信頼できる装置、とりわけ簡単
で信頼できる装置を提案する。
場合、不良区間において処置できることが不可欠であ
る。従って監視制御装置を用意しておくことが必要であ
り、本発明はそのような信頼できる装置、とりわけ簡単
で信頼できる装置を提案する。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明に従
えば、夫々の区間は少なくとも一本の光ファイバと一つ
の監視制御機器とを装備しており、光ファイバはその区
間の端から端まで走ると共に前記外被の内部に配置され
ており、また監視制御機器は前記ファイバに接続される
と共に前記外被の内部に収容されており、隣接するN個
の区間の各光ファイバは互いに端と端とが接続されて一
つのモジュールを形成しており、端と端とが接続された
N個の光ファイバはその一端が監視制御ステーションに
接続されている。
えば、夫々の区間は少なくとも一本の光ファイバと一つ
の監視制御機器とを装備しており、光ファイバはその区
間の端から端まで走ると共に前記外被の内部に配置され
ており、また監視制御機器は前記ファイバに接続される
と共に前記外被の内部に収容されており、隣接するN個
の区間の各光ファイバは互いに端と端とが接続されて一
つのモジュールを形成しており、端と端とが接続された
N個の光ファイバはその一端が監視制御ステーションに
接続されている。
【0006】外被が鋼鉄製でその中に第2の同心円筒形
アルミニウム製外被がはめ込まれており、それら二つの
外被に挟まれた空間がほぼ一定の厚さに保たれているよ
うな遮蔽電線路の場合には、前記光ファイバを金属製保
護管の中に収容すると共に前記空間内に配置する。
アルミニウム製外被がはめ込まれており、それら二つの
外被に挟まれた空間がほぼ一定の厚さに保たれているよ
うな遮蔽電線路の場合には、前記光ファイバを金属製保
護管の中に収容すると共に前記空間内に配置する。
【0007】前記監視制御機器は少なくとも一つの感熱
センサと、部分的放電を検出する少なくとも一つのUH
F(極超短波)センサと、グロー放電を検出する少なく
とも一つの蛍光用光ファイバと、そして圧力PAを有す
る区間と圧力PBを有する区間との間で絶縁ガスが流れ
ていることを知らせる少なくとも一つの絶縁ガス流れ指
示器とを備えていてもよい。
センサと、部分的放電を検出する少なくとも一つのUH
F(極超短波)センサと、グロー放電を検出する少なく
とも一つの蛍光用光ファイバと、そして圧力PAを有す
る区間と圧力PBを有する区間との間で絶縁ガスが流れ
ていることを知らせる少なくとも一つの絶縁ガス流れ指
示器とを備えていてもよい。
【0008】本発明は同じく、こうした装置内で利用す
ることを目指したガス流れ指示器にも関係している。
ることを目指したガス流れ指示器にも関係している。
【0009】ガス流れ指示器は二つの区間を隔てている
壁を貫通する貫通孔の中に取り付けられ、またこれは固
定ケースと、そのケース内で滑動する滑動機構とを備え
ており、この滑動機構の滑動は圧力PA又はPBの一方
が他方より高くなったとき引き起こされ、一方の区間か
ら他方の区間への通路を開通させ、これら二区間の間の
ガスの流れの方向を検出する機構を作動させる。
壁を貫通する貫通孔の中に取り付けられ、またこれは固
定ケースと、そのケース内で滑動する滑動機構とを備え
ており、この滑動機構の滑動は圧力PA又はPBの一方
が他方より高くなったとき引き起こされ、一方の区間か
ら他方の区間への通路を開通させ、これら二区間の間の
ガスの流れの方向を検出する機構を作動させる。
【0010】好ましい実施例によれば、滑動機構は円筒
形であり、環状の弾性膜に接続され、弾性膜は滑動機構
を駆動し、固定ケースと一体となっており、その区間に
通じている通路は膜の一方の面に面した閉鎖空間に開口
しており、他の区間に通じている通路は膜の他方の面に
面した閉鎖空間に開口している。
形であり、環状の弾性膜に接続され、弾性膜は滑動機構
を駆動し、固定ケースと一体となっており、その区間に
通じている通路は膜の一方の面に面した閉鎖空間に開口
しており、他の区間に通じている通路は膜の他方の面に
面した閉鎖空間に開口している。
【0011】ケースと滑動機構が複数の穴を備えてお
り、それらの穴は、滑動機構が膜の変位によって一方向
に滑動したとき、ガスが一方の区間から他方の区間へ同
じ方向に通過できるように連ねられているのが有利であ
る。
り、それらの穴は、滑動機構が膜の変位によって一方向
に滑動したとき、ガスが一方の区間から他方の区間へ同
じ方向に通過できるように連ねられているのが有利であ
る。
【0012】好ましくは、滑動機構はケースを貫通する
2本のロッドを支えており、それぞれのロッドはどちら
かの区間に突き出ており、検出用マイクロスイッチを作
動させる。
2本のロッドを支えており、それぞれのロッドはどちら
かの区間に突き出ており、検出用マイクロスイッチを作
動させる。
【0013】本発明は同じく、加圧ガス絶縁式遮蔽電線
路のためのガス漏れ検出装置にも関係しており、この電
線路は複数の区間からなり、隣接する二つの区間は接合
部によって分離されており、接合部のところで一つの区
間を取り外すことができる。
路のためのガス漏れ検出装置にも関係しており、この電
線路は複数の区間からなり、隣接する二つの区間は接合
部によって分離されており、接合部のところで一つの区
間を取り外すことができる。
【0014】N個の区間から構成されるモジュールの少
なくとも一端に設置された流量計はガス供給機器に接続
されており、以下に述べるようなガス流れ指示器が各区
間に設置される。
なくとも一端に設置された流量計はガス供給機器に接続
されており、以下に述べるようなガス流れ指示器が各区
間に設置される。
【0015】本発明は最後に、そのような検出装置を利
用したガス漏れ検出方法にも関係している。
用したガス漏れ検出方法にも関係している。
【0016】このガス漏れ検出方法は、各モジュールの
流量計を監視する段階と、あるモジュール内でガス供給
機器からの流量の異常な上昇を読み取った場合にそのモ
ジュール内の各流れ指示器が示している指示を検出する
段階からなり、障害区間は、異なった指示内容を示して
いる二つの流れ指示器の間に挟まれている。
流量計を監視する段階と、あるモジュール内でガス供給
機器からの流量の異常な上昇を読み取った場合にそのモ
ジュール内の各流れ指示器が示している指示を検出する
段階からなり、障害区間は、異なった指示内容を示して
いる二つの流れ指示器の間に挟まれている。
【0017】
【実施例】以下で、図面を使って本発明をさらに詳しく
説明するが、これらの図面は本発明の好ましい実施例を
表現している。
説明するが、これらの図面は本発明の好ましい実施例を
表現している。
【0018】図1Aにおいて、参照番号3、4、5は3
本の導体を表し、アルミニウム管または銅管の形をして
おり、3本とも平行に配置され、また夫々絶縁アーム
9、10、11の貫通孔6、7、8の中に収容されてい
る。絶縁アームの端は二つずつ13、14のような顎で
締め付けられ、これらが金属製アーチ19、20、21
の両端を構成している。顎はネジ12とナット12Aに
よって締め付けられている。隣接するアーチの端と端
は、底辺を上にして水平に倒立させた2等辺3角形を形
成している。
本の導体を表し、アルミニウム管または銅管の形をして
おり、3本とも平行に配置され、また夫々絶縁アーム
9、10、11の貫通孔6、7、8の中に収容されてい
る。絶縁アームの端は二つずつ13、14のような顎で
締め付けられ、これらが金属製アーチ19、20、21
の両端を構成している。顎はネジ12とナット12Aに
よって締め付けられている。隣接するアーチの端と端
は、底辺を上にして水平に倒立させた2等辺3角形を形
成している。
【0019】導体支持機構の集合体は密集した集合体を
形成している。アルミニウム製外被2は鋼鉄製外被1の
内部で、プラスチック製又は充填材入りポリマー製バン
ド22の上を滑動するが、このバンドは低い摩擦係数と
十分な耐久性を持ち、例えばテフロンという登録商標名
で知られたポリテトラフルオロエチレンでできている。
形成している。アルミニウム製外被2は鋼鉄製外被1の
内部で、プラスチック製又は充填材入りポリマー製バン
ド22の上を滑動するが、このバンドは低い摩擦係数と
十分な耐久性を持ち、例えばテフロンという登録商標名
で知られたポリテトラフルオロエチレンでできている。
【0020】アルミニウム製外被2は鋼鉄製外被1と向
かい合って磁気シールドを形成しており、鋼鉄製外被内
の温度上昇を減少させることができる。
かい合って磁気シールドを形成しており、鋼鉄製外被内
の温度上昇を減少させることができる。
【0021】このテフロン製バンドのおかげで、供用期
間中に膨張量が異なった場合、また同じくその電線路を
布設するとき、アルミニウム製外被2が鋼鉄製外被1の
上を摺動することができる。
間中に膨張量が異なった場合、また同じくその電線路を
布設するとき、アルミニウム製外被2が鋼鉄製外被1の
上を摺動することができる。
【0022】場合によっては、絶縁アームの端の向かい
に23のような別のテフロン製バンドを配置すること
で、鋼鉄製外被1の中心に対してアルミニウム製外被2
の中心を一致させることができる。
に23のような別のテフロン製バンドを配置すること
で、鋼鉄製外被1の中心に対してアルミニウム製外被2
の中心を一致させることができる。
【0023】アーチ19、20、21に丸い輪郭を与え
たのは、導体に対して高い絶縁耐力を確保するためであ
る。
たのは、導体に対して高い絶縁耐力を確保するためであ
る。
【0024】光ファイバ100は、鋼鉄製外被1とアル
ミニウム製外被2との間の、テフロン製バンド22、2
3によってほぼ一定の厚みに保持された空間内に配置さ
れている。図1Bに詳細を示すように、普通のシース1
00Aを被覆したこの光ファイバは金属管100Bによ
って保護され、金属管は好ましくは鋼鉄製であり、場合
によっては目止め剤が塗ってある。この鋼鉄製保護管 1
00B は直径が約4 mmのものでよい。100で示したよ
うな光ファイバを複数本備えることももちろん可能であ
る。
ミニウム製外被2との間の、テフロン製バンド22、2
3によってほぼ一定の厚みに保持された空間内に配置さ
れている。図1Bに詳細を示すように、普通のシース1
00Aを被覆したこの光ファイバは金属管100Bによ
って保護され、金属管は好ましくは鋼鉄製であり、場合
によっては目止め剤が塗ってある。この鋼鉄製保護管 1
00B は直径が約4 mmのものでよい。100で示したよ
うな光ファイバを複数本備えることももちろん可能であ
る。
【0025】このファイバ100は電線路の一区間の端
から端まで走っている。
から端まで走っている。
【0026】図2において、参照番号1′、2′、
3′、4′は夫々、いわゆる左側の電線路区間の鋼鉄製
外被、アルミニウム製外被、および導体を表し、また参
照番号1″、2″、3″、4″はいわゆる右側の隣接区
間の相当要素を表す。
3′、4′は夫々、いわゆる左側の電線路区間の鋼鉄製
外被、アルミニウム製外被、および導体を表し、また参
照番号1″、2″、3″、4″はいわゆる右側の隣接区
間の相当要素を表す。
【0027】図2は、右側区間に接続された左側区間が
正常に働いているところを示す。4′および4″のよう
な導体は、断面を狭くした溶接先端部分、夫々50およ
び51を備えていること、およびこの溶接先端部分は、
摺動接点53および54を備えた接点スリーブ52によ
って互いに接続されていることが分かる。このようにし
て導体は自由に膨張でき、横方向の変形を被ることがな
い。スリーブ52は止めネジ74によって導体51に固
定することができる。
正常に働いているところを示す。4′および4″のよう
な導体は、断面を狭くした溶接先端部分、夫々50およ
び51を備えていること、およびこの溶接先端部分は、
摺動接点53および54を備えた接点スリーブ52によ
って互いに接続されていることが分かる。このようにし
て導体は自由に膨張でき、横方向の変形を被ることがな
い。スリーブ52は止めネジ74によって導体51に固
定することができる。
【0028】鋼鉄製外被1′にフランジ61が溶接さ
れ、金属製シリンダ60がこのフランジで支えられ、ま
たこの金属製シリンダはアルミニウム製外被2の中には
め込まれ、それに溶接されている。
れ、金属製シリンダ60がこのフランジで支えられ、ま
たこの金属製シリンダはアルミニウム製外被2の中には
め込まれ、それに溶接されている。
【0029】同様に、鋼鉄製外被1″にフランジ58が
溶接され、金属製シリンダ56がこのフランジに支えら
れ、またこの金属製シリンダは円筒形外被2″の中には
め込まれているが、しかし今度はシリンダ56と外被
2″は相対的に摺動し、膨張に対する遊びを許してい
る。シリンダ56は電線路の軸に垂直な板56Aと一体
になっており、この板は周辺に穴を三つ備えており、こ
れらの穴で円錐55のような円錐碍子が支えられ、これ
が導体4″の支持体として働く。軸に垂直な板56A
は、右側の区間を左側の電線路区間から分離するとき、
右側区間の気密性を確保する。
溶接され、金属製シリンダ56がこのフランジに支えら
れ、またこの金属製シリンダは円筒形外被2″の中には
め込まれているが、しかし今度はシリンダ56と外被
2″は相対的に摺動し、膨張に対する遊びを許してい
る。シリンダ56は電線路の軸に垂直な板56Aと一体
になっており、この板は周辺に穴を三つ備えており、こ
れらの穴で円錐55のような円錐碍子が支えられ、これ
が導体4″の支持体として働く。軸に垂直な板56A
は、右側の区間を左側の電線路区間から分離するとき、
右側区間の気密性を確保する。
【0030】金属製シリンダ60および56は夫々が、
導電性シリンダ59と一緒に働く摺動接点65および6
6を備えている。気密性はパッキン67、68、69、
70によって確保される。
導電性シリンダ59と一緒に働く摺動接点65および6
6を備えている。気密性はパッキン67、68、69、
70によって確保される。
【0031】シリンダ56、60、59は、ネジを切っ
たロッド62によって保持され、このロッドは該当する
フランジを通過しており、カバー63がこの装置全体を
保護している。
たロッド62によって保持され、このロッドは該当する
フランジを通過しており、カバー63がこの装置全体を
保護している。
【0032】絶縁ガス充填弁及び放出弁、すなわち電磁
弁71、72をシリンダ59に設置してもよい。
弁71、72をシリンダ59に設置してもよい。
【0033】ガスの供給は、鋼鉄製外被の外部に沿って
伸びる配管75によって、あるいは次々と区間を越え
て、貫通孔76を通してフィルタを通過させることで確
保され、貫通孔76には、図4および図5を参照しなが
らより詳しく説明するとおり、流れ指示器107及び隔
離弁が設置されている。
伸びる配管75によって、あるいは次々と区間を越え
て、貫通孔76を通してフィルタを通過させることで確
保され、貫通孔76には、図4および図5を参照しなが
らより詳しく説明するとおり、流れ指示器107及び隔
離弁が設置されている。
【0034】取り外しは以下のように行われる。導体に
もはや電圧が加わっていない状態において、カバー63
を取り去り、ガスの供給を止め、仕切り弁72を通して
ガスを排出する。
もはや電圧が加わっていない状態において、カバー63
を取り去り、ガスの供給を止め、仕切り弁72を通して
ガスを排出する。
【0035】次に、ネジを切ったロッド62を取り去
り、シリンダ59を左へ摺動させて移動する。
り、シリンダ59を左へ摺動させて移動する。
【0036】止めネジ74を取り外したのち、接点スリ
ーブ52を左に摺動させる。他の二相についても同じこ
とを行う。
ーブ52を左に摺動させる。他の二相についても同じこ
とを行う。
【0037】このとき左側の電線路区間は右側の区間か
ら完全に切断されている。
ら完全に切断されている。
【0038】アルミニウム製外被は厚く(約10mm)
してもよく、また短絡の場合に、短絡電流は危険を伴わ
ずにこのアルミニウム製外被の中を流れることができ、
またシリンダ56とフランジ58と鋼鉄管1″とを通っ
てアースへと流れ去ることに気付くであろう。電線路の
製造において顕著な経済性を実現するため、より薄いア
ルミニウム製外被、例えば厚さが約4mmの外被を利用
してもよい。このときは、図示されていない絶縁層によ
って外被2″をシリンダ56から絶縁することが必要と
なる。すると短絡電流はアルミニウム製外被を貫通し、
そのまま鋼鉄製外被を通って流れ去り、アルミニウム製
外被の中を流れないので、温度が上昇したり、更には溶
けたりする危険がない。
してもよく、また短絡の場合に、短絡電流は危険を伴わ
ずにこのアルミニウム製外被の中を流れることができ、
またシリンダ56とフランジ58と鋼鉄管1″とを通っ
てアースへと流れ去ることに気付くであろう。電線路の
製造において顕著な経済性を実現するため、より薄いア
ルミニウム製外被、例えば厚さが約4mmの外被を利用
してもよい。このときは、図示されていない絶縁層によ
って外被2″をシリンダ56から絶縁することが必要と
なる。すると短絡電流はアルミニウム製外被を貫通し、
そのまま鋼鉄製外被を通って流れ去り、アルミニウム製
外被の中を流れないので、温度が上昇したり、更には溶
けたりする危険がない。
【0039】保守を容易にするため、この区間接合部の
滑動シリンダ59の傍らに監視制御機器を配置するのが
好ましく、それを左側区間の光ファイバ100′に結び
付ける。この光ファイバ100′は気密性を保ちながら
固定シリンダ60を貫通し、またT字管継手101によ
って右側区間の光ファイバ100″に接続され、後者の
光ファイバは気密性を保ちながら固定シリンダ56と軸
に垂直な板56Aとを貫通している。保守の場合又は一
区間を取り外す場合、遮断はこのT字形管継手101を
利用して実行する。この管継手101に、データ処理用
マイクロプロセッサと信号変換器とを備えた保護付き集
合体102を接続する。
滑動シリンダ59の傍らに監視制御機器を配置するのが
好ましく、それを左側区間の光ファイバ100′に結び
付ける。この光ファイバ100′は気密性を保ちながら
固定シリンダ60を貫通し、またT字管継手101によ
って右側区間の光ファイバ100″に接続され、後者の
光ファイバは気密性を保ちながら固定シリンダ56と軸
に垂直な板56Aとを貫通している。保守の場合又は一
区間を取り外す場合、遮断はこのT字形管継手101を
利用して実行する。この管継手101に、データ処理用
マイクロプロセッサと信号変換器とを備えた保護付き集
合体102を接続する。
【0040】このマイクロプロセッサ102を利用し
て、以下の機器から送信されたデータを処理する。
て、以下の機器から送信されたデータを処理する。
【0041】・少なくとも一つの感熱センサ103。区
間内部の温度を監視するためのもの。
間内部の温度を監視するためのもの。
【0042】・少なくとも一つのUHF(極超短波)セ
ンサ。万一生じる部分的放電を検出するためのもの。
ンサ。万一生じる部分的放電を検出するためのもの。
【0043】・少なくとも一つの蛍光用光ファイバ10
5又は同等物。とりわけ内部アークが出現した場合に万
一生じるグロー放電を検出するためのもの。この蛍光用
光ファイバ105を通して送信される光信号は変換器1
06によって変換される。
5又は同等物。とりわけ内部アークが出現した場合に万
一生じるグロー放電を検出するためのもの。この蛍光用
光ファイバ105を通して送信される光信号は変換器1
06によって変換される。
【0044】・少なくとも一つの絶縁ガス漏れ検出器。
集合体107の中に配置されている。
集合体107の中に配置されている。
【0045】こうした遮蔽電線路に対して漏れの許容値
が規格化されており、またその規格値を越えた場合に障
害区間を取り替えるために、漏れを監視することが重要
である。
が規格化されており、またその規格値を越えた場合に障
害区間を取り替えるために、漏れを監視することが重要
である。
【0046】ガス漏れ検出はガス流れ指示器を使って実
施し、そのガス流れ指示器は隔離弁に結び付けられ、端
同士を接続した光ファイバ100を通してふさわしい信
号が送信されたとき、マイクロプロセッサ102によっ
てその隔離弁を駆動するのが有利である。
施し、そのガス流れ指示器は隔離弁に結び付けられ、端
同士を接続した光ファイバ100を通してふさわしい信
号が送信されたとき、マイクロプロセッサ102によっ
てその隔離弁を駆動するのが有利である。
【0047】図3および図4は、有利に使用できるガス
流れ指示器107の実施例を示している。
流れ指示器107の実施例を示している。
【0048】区間Aを隣接する区間Bから分離している
各接合部の気密壁56Aにガス流れ指示器107を取り
付ける。このガス流れ指示器は二つの計量器を含む変形
例とまったく同様にただ一つの計量器を含む変形例にも
適している。
各接合部の気密壁56Aにガス流れ指示器107を取り
付ける。このガス流れ指示器は二つの計量器を含む変形
例とまったく同様にただ一つの計量器を含む変形例にも
適している。
【0049】このガス流れ指示器107は、気密性が保
たれるように壁56Aに配置された貫通孔76の中に取
り付けられている。区画Aでは圧力PAが持続し、区画
Bでは圧力PBが持続する。
たれるように壁56Aに配置された貫通孔76の中に取
り付けられている。区画Aでは圧力PAが持続し、区画
Bでは圧力PBが持続する。
【0050】このガス流れ指示器107は固定ケースを
備えており、このケースは一体にされた複数の部品30
〜35によって構成され、またその本質として管状の部
品30〜33を備えており、管の中央の穴は二つの部品
34、35で閉塞され、これらの閉塞部品は見えないネ
ジ形のデバイスによって保持されている。
備えており、このケースは一体にされた複数の部品30
〜35によって構成され、またその本質として管状の部
品30〜33を備えており、管の中央の穴は二つの部品
34、35で閉塞され、これらの閉塞部品は見えないネ
ジ形のデバイスによって保持されている。
【0051】この中央の穴の中に円筒状滑動機構が収容
されており、この滑動機構は例えばピン83によって一
体化された二つの部品36、37から構成されている。
この機構36、37の滑動は、圧力PA又はPBの一方
が他方より高くなったとき引き起こされ、また区間A又
はBの一方から他方への通路を開通させ、そして区間
A、B間のガスの流れの方向を検出する機構を作動させ
る。
されており、この滑動機構は例えばピン83によって一
体化された二つの部品36、37から構成されている。
この機構36、37の滑動は、圧力PA又はPBの一方
が他方より高くなったとき引き起こされ、また区間A又
はBの一方から他方への通路を開通させ、そして区間
A、B間のガスの流れの方向を検出する機構を作動させ
る。
【0052】そのために、滑動機構36、37は、その
滑動機構を駆動し、またケースと一体となった環状の弾
性膜38に接続されており、この弾性膜は滑動機構の部
品の間に挟まれ、またそれとは別にケース30および3
1の部品の間に挟まれている。ケース内に穿たれた通路
39は区間Aに通じ、また弾性膜38の一方の面に面し
てケース内に設けられた閉鎖空間40に開口しており、
また反対側の通路41は区間Bに通じ、また弾性膜38
の他方の面に面して閉鎖空間42に開口している。滑動
機構とケースの部品34および35との間には十分な遊
びが用意されており、滑動機構はケース内を一定の距離
にわたって移動できる。
滑動機構を駆動し、またケースと一体となった環状の弾
性膜38に接続されており、この弾性膜は滑動機構の部
品の間に挟まれ、またそれとは別にケース30および3
1の部品の間に挟まれている。ケース内に穿たれた通路
39は区間Aに通じ、また弾性膜38の一方の面に面し
てケース内に設けられた閉鎖空間40に開口しており、
また反対側の通路41は区間Bに通じ、また弾性膜38
の他方の面に面して閉鎖空間42に開口している。滑動
機構とケースの部品34および35との間には十分な遊
びが用意されており、滑動機構はケース内を一定の距離
にわたって移動できる。
【0053】滑動機構36、37は穴43〜47を備え
ており、これらの穴は滑動機構36、37が弾性膜38
の力で一方向に滑動したとき、ガスが一つの区間から他
の区間へ同じ方向に通過できるように連ねられている。
これについては、更に進めてより詳しく説明する。
ており、これらの穴は滑動機構36、37が弾性膜38
の力で一方向に滑動したとき、ガスが一つの区間から他
の区間へ同じ方向に通過できるように連ねられている。
これについては、更に進めてより詳しく説明する。
【0054】滑動機構36、37は2本のロッド48、
49を支えており、これらのロッドはケース34、35
を貫通しており、また貫通穴45A、45Bを備えたナ
ット84、85内のネジ山によって滑動機構36、37
に固定され、夫々のロッド48、49は区間A、Bのど
ちらかに突き出ており、検出用マイクロスイッチ80、
81を作動させる。
49を支えており、これらのロッドはケース34、35
を貫通しており、また貫通穴45A、45Bを備えたナ
ット84、85内のネジ山によって滑動機構36、37
に固定され、夫々のロッド48、49は区間A、Bのど
ちらかに突き出ており、検出用マイクロスイッチ80、
81を作動させる。
【0055】図3に示したように、区間Aおよび区間B
内の圧力PAと圧力PBは等しく、ガス流れ指示器10
7は閉塞位置にあるので、たとえ隔離弁9A及び9Bが
開いていても、ガスは一方の区間から他方の区間まで通
過することはできない。フィルタ77A、77Bがこの
隔離弁9Aおよび9Bの後ろに配置されている。
内の圧力PAと圧力PBは等しく、ガス流れ指示器10
7は閉塞位置にあるので、たとえ隔離弁9A及び9Bが
開いていても、ガスは一方の区間から他方の区間まで通
過することはできない。フィルタ77A、77Bがこの
隔離弁9Aおよび9Bの後ろに配置されている。
【0056】圧力PBが圧力PAより高くなったと仮定
しよう。すなわちこの適用例の場合には、図示した壁5
6Aより左で漏れが発生したと仮定する。このときガス
流れ指示器107は図4に示した位置を取る。
しよう。すなわちこの適用例の場合には、図示した壁5
6Aより左で漏れが発生したと仮定する。このときガス
流れ指示器107は図4に示した位置を取る。
【0057】弾性膜38の両側にある空間40と42と
の間の圧力差は、弾性膜の左への変位を引き起こす。圧
力差はこの変位において滑動機構36、37を駆動し、
またこうして二つの区間AとBとの間の通路を開放す
る。こうしてガスは、図4の矢印で示したように流れる
ことができる。ガスは穴47を流れ、滑動機構とケース
部品34、35との間の開いた遊び空間を流れ、そして
穴45、44、43を流れる。
の間の圧力差は、弾性膜の左への変位を引き起こす。圧
力差はこの変位において滑動機構36、37を駆動し、
またこうして二つの区間AとBとの間の通路を開放す
る。こうしてガスは、図4の矢印で示したように流れる
ことができる。ガスは穴47を流れ、滑動機構とケース
部品34、35との間の開いた遊び空間を流れ、そして
穴45、44、43を流れる。
【0058】その一方でロッド48、49も同様に左に
変位し、左側のロッド48はマイクロスイッチ80を開
閉し、マイクロスイッチはマイクロプロセッサ102に
信号を送信し、その信号は光信号に変換されて、区間A
が備えている光ファイバ100′に送られる。こうして
外部の検査ステーションにおいて、二つの区間AとBと
の間のガスの流れ方向を検出することができ、そこで得
られた指示内容は以下に述べる方法に従って活用され
る。
変位し、左側のロッド48はマイクロスイッチ80を開
閉し、マイクロスイッチはマイクロプロセッサ102に
信号を送信し、その信号は光信号に変換されて、区間A
が備えている光ファイバ100′に送られる。こうして
外部の検査ステーションにおいて、二つの区間AとBと
の間のガスの流れ方向を検出することができ、そこで得
られた指示内容は以下に述べる方法に従って活用され
る。
【0059】図5に示すように、ガスの供給を可能にす
る流量計112が少なくとも一つ、N個の区間から構成
されるモジュール200の一端に設置されている。この
装置を用いたガス漏れ検出方法は、一つ一つのモジュー
ル200の流量計112を監視することにある。モジュ
ール200内の正常圧力を保つために補給が必要になっ
た場合、供給機器112Aからの流量が異常に上昇す
る。このときこのガス漏れ検出方法は、そのモジュール
200の各流れ方向指示器107が示している指示を検
出することにあり、障害区間は異なった流れ方向を知ら
せている二つの流れ指示器107の間に挟まれている。
る流量計112が少なくとも一つ、N個の区間から構成
されるモジュール200の一端に設置されている。この
装置を用いたガス漏れ検出方法は、一つ一つのモジュー
ル200の流量計112を監視することにある。モジュ
ール200内の正常圧力を保つために補給が必要になっ
た場合、供給機器112Aからの流量が異常に上昇す
る。このときこのガス漏れ検出方法は、そのモジュール
200の各流れ方向指示器107が示している指示を検
出することにあり、障害区間は異なった流れ方向を知ら
せている二つの流れ指示器107の間に挟まれている。
【0060】このとき障害区間の両端にある隔離弁9A
および9Bを閉鎖し、またその障害区間を区切っている
接合部を分解することで、他の区間の状態を乱すことな
くこの障害区間を取り除くことができる。
および9Bを閉鎖し、またその障害区間を区切っている
接合部を分解することで、他の区間の状態を乱すことな
くこの障害区間を取り除くことができる。
【0061】同じ方法に従い、場合によっては絶縁ガス
供給機器に接続された流量計をモジュールの両端に設置
してもよい。
供給機器に接続された流量計をモジュールの両端に設置
してもよい。
【0062】同じように、検査ステーション110を各
モジュール200の端に設置し、そこで端と端とを接続
した光ファイバ100(I)から送られて来た情報を処
理し、そして適切な制御命令を送信する。
モジュール200の端に設置し、そこで端と端とを接続
した光ファイバ100(I)から送られて来た情報を処
理し、そして適切な制御命令を送信する。
【0063】区間100(I)の中で故障を検出した場
合、対応する光信号は、波長又は発光レベルに従って弁
別され、またマイクロプロセッサ102(I)によって
処理されたのち、検査ステーション110に向けて送り
出されるが、この信号はその故障区間の識別信号と結び
付けられる。こうして不良区間を突き止め、またその区
間での作業又は取外しが必要な場合には、隔離弁の閉塞
命令を送り出す。
合、対応する光信号は、波長又は発光レベルに従って弁
別され、またマイクロプロセッサ102(I)によって
処理されたのち、検査ステーション110に向けて送り
出されるが、この信号はその故障区間の識別信号と結び
付けられる。こうして不良区間を突き止め、またその区
間での作業又は取外しが必要な場合には、隔離弁の閉塞
命令を送り出す。
【0064】区間内のガスは仕切り弁72を通して排出
できる。いったん作業を実施したら、あるいはその区間
を取り替えたら、仕切り弁71を通してその区間に絶縁
ガスを個別に補給することができる。
できる。いったん作業を実施したら、あるいはその区間
を取り替えたら、仕切り弁71を通してその区間に絶縁
ガスを個別に補給することができる。
【図1A】本発明による監視制御装置を備えた電線路の
横断面図である。
横断面図である。
【図1B】横断面の詳細図である。
【図2】本発明による監視制御装置を組み込んだ二つの
電線路区間の端部を、軸を含む平面で切断したときの組
立て断面図である。
電線路区間の端部を、軸を含む平面で切断したときの組
立て断面図である。
【図3】本発明による絶縁ガス流れ指示器を縦に切断し
たときの部分断面図である。
たときの部分断面図である。
【図4】本発明による絶縁ガス流れ指示器を縦に切断し
たときの部分断面図である。
たときの部分断面図である。
【図5】本発明による監視制御装置と検出装置とを装備
した遮蔽電線路を示した図である。
した遮蔽電線路を示した図である。
1 鋼鉄製外被 2 アルミニウム製外被 30,31,32,33 管状部品 34,35 ケース 36,37 滑動機構 38 弾性膜 48,49 ロッド 56 固定シリンダ 80,81 マイクロスイッチ 100 光ファイバ 103 熱センサ 104 蛍光用光ファイバ 107 ガス流れ指示器 112 流量計 200 モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02H 5/00 D L
Claims (12)
- 【請求項1】 複数の区間からなる加圧ガス絶縁式遮蔽
電線路の監視制御装置であって、隣接する二区間は一つ
の区間を取り外すことができる接合部によって分離され
ており、又、各区間は円筒形外被(1)内の所定の位置
に保持された少なくとも一つの導体を含んでおり、各区
間は、その区間の端から端まで走ると共に前記外被
(1)の内部に配置された少なくとも一つの光ファイバ
(100)と、前記光ファイバ(100)に接続される
と共に前記外被(1)の内部に収容された一つの監視制
御機器とを備えており、隣接するN個の区間の各光ファ
イバは、端と端とを互いに接続して一つのモジュール
(200)を形成しており、端と端とが互いに接続され
たこのN個の光ファイバは、一端が監視制御ステーショ
ン(110)に接続されていることを特徴とする監視制
御装置。 - 【請求項2】 前記電線路の外被(1)は鋼鉄製であ
り、かつアルミニウム製の第2の同軸外被(2)がはめ
込まれており、二つの外被(1、2)に挟まれた空間が
ほぼ一定の厚みに保たれており、前記光ファイバ(10
0)が金属製保護管(100B) の中に収容されて前記空間
内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
装置。 - 【請求項3】 前記監視制御機器が少なくとも一つの熱
センサ(103)を備えていることを特徴とする請求項
1又は2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記監視制御機器が部分的放電を感知す
る少なくとも一つのUHF(極超短波)センサ(10
4)を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記
載の監視制御装置。 - 【請求項5】 前記監視制御機器が発光放電を感知する
少なくとも一つの蛍光用光ファイバ(105)を備えて
いることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。 - 【請求項6】 前記監視制御機器が、圧力PAを有する
区間(A)と圧力PBを有する区間(B)との間で絶縁
ガスが流れていることを知らせる少なくとも一つの絶縁
ガス流れ指示器(107)を備えていることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の監視制御装置内で利用
することを目指したガス流れ指示器であって、該流れ指
示器が二つの区間を隔てている壁(56A)を貫通する
貫通孔(76)の中に取り付けられており、その流れ指
示器が固定ケース(30〜35)とその固定ケース内を
滑動する滑動機構(36、37)とを備えており、この
滑動機構(36、37)の滑動は、圧力PA及びPBの
一方が他方より高くなったとき引き起こされて一方の区
間(A又はB)から他方の区間への通路を開口すると共
に二区間(A、B)の間における絶縁ガスの流れ方向を
検出する機構を作動させることを特徴とする絶縁ガス流
れ指示器。 - 【請求項8】 滑動機構(36、37)は円筒形であ
り、滑動機構を駆動する環状の弾性膜(38)に接続さ
れると共に固定ケースと一体となっており、区間(A)
に連通する通路(39)は、膜(38)の一方の面に面
した閉鎖空間(40)に開口しており、区間(B)に連
通する通路(41)は膜(38)の他方の面に面した閉
鎖空間(42)に開口していることを特徴とする請求項
7に記載の指示器。 - 【請求項9】 ケース及び滑動機構(36、37)は穴
(43〜47)を備えており、それらの穴は滑動機構
(36、37)が膜(38)の変位によって一方に滑動
したときに絶縁ガスが一方の区間から他方の区間へと同
じ方向に通過できるように連ねられていることを特徴と
する請求項8に記載の指示器。 - 【請求項10】 滑動機構(36、37)はケースを貫
通する2つのロッド(48、49)を支持しており、そ
れぞれのロッドはどちらかの区間(A、B)に突き出る
と共に検出用マイクロスイッチ(80、81)を作動さ
せることを特徴とする請求項7から9のいずれか一項に
記載の指示器。 - 【請求項11】 複数の区間(1)からなると共に、隣
接する二区間(1)が一つの区間(1)を取外し可能な
接合部によって分離される加圧ガス絶縁式遮蔽電線路の
ためのガス漏れ検出装置であって、 N個の区間(1)から構成されるモジュール(200)
の少なくとも一端に設置された流量計(112)がガス
供給機器(112A)に接続されており、 請求項7から10のいずれか一項に記載のガス流れ指示
器が各区間に設置されていることを特徴とするガス漏れ
検出装置。 - 【請求項12】 請求項11に記載のガス漏れ検出装置
を用いたガス漏れ検出方法であって、 各モジュール(200)の流量計(112)を監視する
段階と、あるモジュール(200)内でガス供給機器
(112A)からの流量の異常な上昇を読み取った場合にモ
ジュール(200)内の各流れ指示器からの指示を検出
する段階とからなり、 障害区間(1)は、異なった指示を示す二つの流れ指示
器の間に挟まれていることを特徴とするガス漏れ検出方
法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9403057A FR2717636B1 (fr) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | Dispositif de détection de fuite de gaz dans une ligne de transport électrique blindée. |
FR9403057 | 1994-03-16 | ||
FR9403058 | 1994-03-16 | ||
FR9403058A FR2717583B1 (fr) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | Dispositif de contrôle et de commande pour ligne de transport électrique blindée. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07280878A true JPH07280878A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=26231012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7057713A Pending JPH07280878A (ja) | 1994-03-16 | 1995-03-16 | 遮蔽電線路の監視制御装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5569840A (ja) |
EP (1) | EP0673098B1 (ja) |
JP (1) | JPH07280878A (ja) |
AT (1) | ATE179838T1 (ja) |
CA (1) | CA2144671A1 (ja) |
DE (1) | DE69509426T2 (ja) |
ES (1) | ES2131282T3 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4434389A1 (de) * | 1994-09-16 | 1996-03-21 | Siemens Ag | Rohrförmige Metallkapselung |
DE19535605A1 (de) * | 1995-09-25 | 1997-03-27 | Abb Patent Gmbh | Schaltanlage für Hoch-, Mittel- und Nierderspannung |
FR2744279B1 (fr) * | 1996-01-31 | 1998-03-13 | Gec Alsthom T & D Sa | Dispositif de detection d'arc interne pour cable electrique a isolation gazeuse |
WO1997028589A1 (de) * | 1996-01-31 | 1997-08-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Gekapselte anlage |
FR2754631B1 (fr) * | 1996-10-14 | 1998-12-04 | Gec Alsthom T & D Sa | Dispositif de surveillance pour un cable a isolation gazeuse |
DE19734552C2 (de) * | 1997-07-31 | 2003-01-30 | Siemens Ag | Vorrichtung und Verfahren zur Messung von Teilentladungen in gasisolierten Hochspannungsanlagen |
DE10342370B3 (de) * | 2003-09-09 | 2005-04-28 | Fachhochschule Nordhausen | Anordnung zur Überwachung elektrischer Einrichtungen auf das Entstehen von Störlichtbögen |
BR102013026645A2 (pt) * | 2012-12-07 | 2014-09-16 | Sulzer Pumpen Ag | Aparelho de teste para um alojamento externo de uma bomba e método para o teste de um alojamento externo de uma bomba |
CN108663177A (zh) * | 2018-07-10 | 2018-10-16 | 中国信息通信研究院 | 一种接头盒密封性检测方法和装置 |
CN112289491B (zh) * | 2020-10-26 | 2022-04-05 | 杭州富通通信技术股份有限公司 | 一种光电混合缆 |
CN113848618A (zh) * | 2021-09-07 | 2021-12-28 | 富通集团(嘉善)通信技术有限公司 | 光缆 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2301403A1 (de) * | 1973-01-12 | 1974-07-18 | Licentia Gmbh | Metallgekapselte, druckgasisolierte hochspannungsleitung |
DE2538314A1 (de) * | 1975-08-28 | 1977-03-10 | Bbc Brown Boveri & Cie | Anordnung zur ueberwachung und lokalisierung von gasverlusten in gekapselten, druckgasisolierten und geschotteten hochspannungsleitungen und hochspannungsschaltanlagen |
JPS5471341A (en) * | 1977-11-18 | 1979-06-07 | Toshiba Corp | Gas monitor for enclosed switchgear |
CH665313A5 (de) * | 1985-01-14 | 1988-04-29 | Sprecher Energie Ag | Gekapselte hochspannungs-anlage. |
DE3710488C2 (de) * | 1987-03-30 | 1996-09-26 | F & G Hochspannungsgeraete Gmb | Gasmeldeeinrichtung für ölgefüllte Hochspannungsgeräte |
GB9021484D0 (en) * | 1990-10-03 | 1990-11-14 | Univ Strathclyde | Gas insulated substations |
FR2674337A1 (fr) * | 1991-03-21 | 1992-09-25 | Alsthom Gec | Dispositif pour la detection d'effluves visuels dans une enceinte fermee et equipement d'un tableau electrique par un tel dispositif. |
NL9200950A (nl) * | 1992-05-29 | 1993-12-16 | Holec Syst & Componenten | Railgeleiderstelsel voor hoogspanningsinstallaties. |
FR2692084B1 (fr) * | 1992-06-03 | 1994-07-22 | Alsthom Gec | Ligne blindee triphasee et son procede de fabrication. |
-
1995
- 1995-03-14 AT AT95400548T patent/ATE179838T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-03-14 DE DE69509426T patent/DE69509426T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-14 ES ES95400548T patent/ES2131282T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-14 EP EP95400548A patent/EP0673098B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1995-03-15 CA CA002144671A patent/CA2144671A1/fr not_active Abandoned
- 1995-03-15 US US08/404,734 patent/US5569840A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-16 JP JP7057713A patent/JPH07280878A/ja active Pending
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---|---|
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EP0673098A1 (fr) | 1995-09-20 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050201 |