JPH07280319A - 空気調和装置の制御装置 - Google Patents

空気調和装置の制御装置

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JPH07280319A
JPH07280319A JP6069434A JP6943494A JPH07280319A JP H07280319 A JPH07280319 A JP H07280319A JP 6069434 A JP6069434 A JP 6069434A JP 6943494 A JP6943494 A JP 6943494A JP H07280319 A JPH07280319 A JP H07280319A
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JP
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power
signal
power supply
air conditioning
monitoring
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JP6069434A
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Katsuyoshi Matsuura
克好 松浦
Kiyoshi Shima
喜芳 島
Morikuni Natsume
守邦 夏目
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】瞬時停電時の誤動作を防止すると共に、運転動
作を停止することなく、異常時の迅速処理を可能にす
る。 【構成】電源(AC)に接続されて運転状態に対応した状態
信号をマイコン(20)に出力する状態出力手段(30)が設け
られている。そして、上記電源(AC)からの電力供給を監
視し、電力供給時に給電信号を、電力供給の停止時に停
電信号を上記マイコン(20)に出力する電力監視手段(40)
が設けられている。更に、上記マイコン(20)には、電源
(AC)からの電力供給が停止すると、所定の保持時間の経
過後に制御内容をリセットするリセット手段(21)が設け
られている。加えて、上記マイコン(20)には、電力監視
手段(40)の停電信号を受けると、制御内容を停電信号の
受信前の状態に維持すると共に、上記リセット手段(21)
がリセット動作を行う前に電力監視手段(40)の給電信号
を受信すると、通常制御に復帰させる停電処理手段(22)
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の制御装
置に関し、特に、停電時の処理対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置は、特開平4−
39558号公報に開示されているように、室外ユニッ
トに設けられた室外制御ユニットと室内ユニットに設け
られた室内制御ユニットとが制御信号を授受可能に接続
されて成り、上記室外制御ユニットは、交流の商用電源
に接続された電源ラインから電力供給されているものが
ある。また、上記室外制御ユニットには、圧縮機の吐出
側冷媒圧力が異常上昇した高圧異常の際などに開動する
常開接点を有する保護回路が設けられており、該保護回
路が作動して異常信号がマイコンに入力されると、該マ
イコンが運転停止などの異常処理を行うように構成され
ている。一方、上記マイコンは、電源ラインより電力供
給されているので、停電が発生すると、電力供給の停止
から所定の保持時間が経過するとリセットするように構
成されている。そして、停電が生じると、少しの間はマ
イコンへは制御用電源から電力供給されるので、ハイレ
ベルの異常信号がマイコンに入力されて該マイコンは異
常フラグをセットすることになる。従って、上記保持時
間が経過する前に復電すると、マイコンはリセットしな
いまゝ空調制御を続行するので、上記異常信号による異
常フラグをセットした状態で空調制御を続行することに
なる。この結果、瞬時停電であるにも拘らず、高圧異常
などの異常処理を実行することになる。
【0003】そこで、上記保護回路から異常信号が出力
され、所定時間T1が経過するまで異常信号が継続する
と、一旦圧縮機等の運転を停止する。そして、更に、所
定時間T2が経過するまでに異常信号が解除されないと、
異常停止する一方、上記所定時間T2が経過するまでに異
常信号が停止すると、瞬時停電として運転を再開するよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した空気
調和装置では、瞬時停電時においても運転を一旦停止し
ないと瞬時停電か否かの判断を行うことができず、空調
運転が継続されず、快適性が低下するという問題があっ
た。そこで、上記異常信号の確定時間を設定し、該異常
信号がマイコンに入力されてから所定の確定時間が経過
するまで異常信号が継続すると異常処理を行うと共に、
上記確定時間を、瞬時停電時におけるマイコンがリセッ
ト動作を行うまでの保持時間より長く設定し、誤動作を
防止するようにすることが考えられる。しかしながら、
上記確定時間を長く設定すると、本来の異常時におい
て、異常処理を実行するまでの時間が長くなり、異常処
理が遅くなる。この結果、異常時の信頼性に劣るという
問題がある。
【0005】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、瞬時停電時の誤動作を防止すると共に、運転動作を
停止することなく、異常時の迅速処理を可能にすること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、電力供給時に給電信号
を、電力供給の停止時に停電信号を出力する電力監視手
段を設けるようにしたものである。具体的に、図1に示
すように、請求項1に係る発明が講じた手段は、先ず、
電源ライン(1a, 1b)から電力供給されて空調運転を制御
する空調制御手段(20)と、上記電源(AC)に接続されて運
転状態に対応した状態信号を上記空調制御手段(20)に出
力すると共に、電源(AC)からの電力供給が停止すると、
変動した状態信号を上記空調制御手段(20)に出力する状
態出力手段(30)とが設けられている。そして、上記電源
(AC)からの電力供給を監視し、電力供給時に給電信号
を、電力供給の停止時に停電信号をそれぞれ上記空調制
御手段(20)に出力する電力監視手段(40)が設けられてい
る。更に、上記空調制御手段(20)には、電源(AC)からの
電力供給が停止すると、該電力供給の停止から所定の保
持時間の経過後に制御内容をリセットするリセット手段
(21)が設けられている。加えて、上記空調制御手段(20)
には、電力監視手段(40)の停電信号を受けると、上記リ
セット手段(21)がリセット動作を行うまで制御内容を停
電信号の受信前の状態に維持すると共に、上記リセット
手段(21)がリセット動作を行う前に電力監視手段(40)の
給電信号を受信すると、通常制御に復帰させる停電処理
手段(22)が設けられている。また、請求項2に係る発明
が講じた手段は、上記請求項1の発明において、状態出
力手段(30)は、交流の商用電源(AC)に接続されて運転異
常時にオフする保護用リレースイッチ(R2)及び該保護用
リレースイッチ(R2)のオン動作により光信号を出力する
保護用発光回路(3b)と、上記商用電源(AC)より電力供給
され且つ保護用発光回路(3b)の光信号によってハイレベ
ルの異常信号を空調制御手段(20)に出力する保護用受光
回路(3d)とを少なくとも備えている。そして、電力監視
手段(40)は、上記商用電源(AC)に接続されて給電時に光
信号を出力する監視用発光回路(4a)と、上記商用電源(A
C)より電力供給され且つ監視用発光回路(4a)の光信号に
よって給電信号を、電力供給の停止時にハイレベルの停
電信号をそれぞれ空調制御手段(20)に出力する監視用受
光回路(4b)とを備えている。
【0007】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
空調運転時に状態出力手段(30)は電源(AC)から電力供給
されて運転状態に対応した状態信号を空調制御手段(20)
に出力する一方、電力監視手段(40)は電力供給時に給電
信号を空調制御手段(20)に出力している。具体的に、請
求項2に係る発明では、正常運転時において、保護用リ
レースイッチ(R2)がオンし、保護用発光回路(3b)が発光
するので、保護用受光回路(3d)がハイレベルとローレベ
ルとを繰返す正常信号を空調制御手段(20)に出力し、ま
た、異常時において、保護用リレースイッチ(R2)がオフ
し、保護用発光回路(3b)が発光を停止し、保護用受光回
路(3d)がハイレベルの異常信号を空調制御手段(20)に出
力する。また、電力監視手段(40)は、正常運転時におい
て、監視用発光回路(4a)が発光し、監視用受光回路(4b)
がハイレベルとローレベルとを繰返す給電信号を空調制
御手段(20)に出力する。一方、空調運転時において、瞬
時停電が発生すると、監視用発光回路(4a)の発光が停止
する同時に、監視用受光回路(4b)はハイレベルの停電信
号を空調制御手段(20)に出力する。この停電信号を受け
て空調制御手段(20)は、電源(AC)のオフ状態を判定し、
停電処理手段(22)が制御内容を停電信号の受信前の状態
に保持し、例えば、正常な冷房運転時においては、異常
時にローレベルとなる保護装置作動フラグをハイレベル
に保持する。その後、停電処理手段(22)が停電の発生前
の状態を維持して冷房運転を継続することになる。そし
て、所定の保持時間が経過すると、リセット手段(21)が
制御内容をリセットし、その後、復電すると、空調制御
手段(20)は冷房運転を再開することになる。一方、上記
リセット手段(21)によるリセット動作前の保持時間内に
復電すると、上記停電処理手段(22)が停電の発生前の状
態を維持しているので、この停電発生前の制御内容から
通常の制御に移行して冷房運転がそのまゝ継続されるこ
とになる。
【0008】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
電力監視手段(40)を設け、該電力監視手段(40)が停電発
生を検出すると、空調制御手段(20)がリセットされるま
で制御内容を停電発生前の状態に保持するようにしたゝ
めに、停電を確実に且つ迅速に検出することができるの
で、空調制御手段(20)のリセット前に復電した場合にお
いても異常等の状態信号を誤って読込むことがないこと
から、誤作動を確実に防止することができる。また、従
来のように瞬時停電時に圧縮機等を停止して空調運転を
中断することがないので、快適性が損なわれることを確
実に防止することができることから、信頼性の向上を図
ることができる。また、異常信号の確定時間を長くする
必要がないので、異常処理を迅速に実行することができ
ることから、制御速度の向上を図ることができ、制御精
度の向上を図ることができる。また、請求項2に係る発
明によれば、状態出力手段(30)の保護用リレースイッチ
(R2)及び保護用発光回路(3b)と並列に電力監視手段(40)
の監視用発光回路(4a)を電源(AC)に接続するようにした
ゝめに、異常信号と同一タイミングで停電信号を空調制
御手段(20)に出力することができるので、停電を正確に
認識することができることから、正確な停電処理を実行
することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、空気調和装置における制御系統(1
0)の要部を示しており、図示しないが、交流の商用電源
より電力供給されており、圧縮機モータやファンモータ
等に3相交流の電力が供給されている。そして、商用電
源(AC)のR相とS相とに接続された電源ライン(1a, 1b)
には、トランス(11)を介してマイコン(20)が接続され、
該マイコン(20)は電源(AC)から電力供給されている。上
記マイコン(20)は、冷媒回路における冷媒圧力などの各
種検知信号が入力されており、圧縮機モータ等を制御し
て圧縮機容量等を制御し、空調運転を制御する空調制御
手段を構成している。
【0010】上記制御系統(10)には、停止信号や異常信
号等をマイコン(20)に出力する状態出力手段(30)が設け
られており、該状態出力手段(30)は、リレー回路部(31)
と発光回路部(32)と受光回路部(33)とより構成され、該
リレー回路部(31)と発光回路部(32)とは、R相の電源ラ
イン(1a)とS相の電源ライン(1b)との間に直列に接続さ
れている。つまり、上記リレー回路部(31)は、停止スイ
ッチ(図示省略)がオンされると開く常閉接点よりなる
停止用リレースイッチ(R1)と、圧縮機の吐出側冷媒圧力
が異常上昇した場合等に出力される異常検知信号によっ
て開く常閉接点よりなる保護用リレースイッチ(R2)と、
暖房運転スイッチ(図示省略)がオンされると開く常閉
接点よりなる暖房用リレースイッチ(R3)などとを備え、
上記各リレースイッチ(R1, R2, R3)が電源ライン(1a, 1
b)に並列に接続されている。上記発光回路部(32)は、停
止用リレースイッチ(R1)に端子(Y1)を介して直列に接続
されて該停止用リレースイッチ(R1)のオン状態で発光す
る発光素子(D1)を有する停止用発光回路(3a)と、保護用
リレースイッチ(R2)に端子(Y2)を介して直列に接続され
て該保護用リレースイッチ(R2)のオン状態で発光する発
光素子(D2)を有する保護用発光回路(3b)と、暖房用リレ
ースイッチ(R3)に端子(Y3)を介して直列に接続されて該
暖房用リレースイッチ(R3)のオン状態で発光する発光素
子(D3)を有する暖房用発光回路(3c)などとを備えてい
る。上記受光回路部(33)は、上記電源(AC)より電力供給
されている制御用電源(12)に保護用受光回路(3d)が接続
されると共に、図示しないが、上記保護用受光回路(3d)
と並列に停止用受光回路と暖房用受光回路とが制御用電
源(12)に接続されて構成されている。上記保護用受光回
路(3d)は、保護用発光回路(3b)の光信号を受けるとオン
する受光素子(T2)を備えると共に、マイコン(20)に接続
され、受光素子(T2)がオンした正常運転時にローレベル
の正常信号をマイコン(20)に出力し、受光素子(T2)がオ
フすると、マイコン(20)にハイレベルの異常信号を出力
するように構成されている。また、図示しない上記停止
用受光回路及び暖房用受光回路は、上記保護用受光回路
(3d)と同様に、停止用発光回路(3a)及び暖房用発光回路
(3c)の光信号を受けるとオンする受光素子を備えると共
に、マイコン(20)に接続され、受光素子がオンしている
と、ローレベルの運転許可信号及び冷房信号をマイコン
(20)に出力し、受光素子がオフすると、マイコン(20)に
ハイレベルの停止信号及び暖房信号を出力するように構
成されている。そして、上記マイコン(20)は、異常信号
や停止信号等の状態信号を受けると、該状態信号に対応
した空調制御を実行するように構成されており、例え
ば、異常信号を受けると異常停止処理を実行し、停止信
号を受けると運転停止処理を実行し、暖房信号を受信す
ると暖房運転制御を実行することになる。尚、上記発光
回路(3a,3b,3c)は、交流電力を受けているので、発光と
停止を繰返し、正常信号、運転許可信号及び冷房信号
は、ローレベルとハイベルトを繰返すことになる。
【0011】更に、上記制御系統(10)には、本発明の特
徴として、電源(AC)からの電力供給を監視し、電力供給
時に給電信号を、電力供給の停止時に停電信号をそれぞ
れ上記マイコン(20)に出力するする電力監視手段(40)が
設けられている。該電力監視手段(40)は、監視用発光回
路(4a)と監視用受光回路(4b)とより構成されている。該
監視用発光回路(4a)は、上記状態出力手段(30)のリレー
回路部(31)及び発光回路部(32)と並列にR相の電源ライ
ン(1a)とS相の電源ライン(1b)との間に接続され、電力
供給時に発光する発光素子(D4)を備えている。上記監視
用受光回路(4b)は、上記保護用受光回路(3d)等と並列に
制御用電源(12)に接続され、上記監視用発光回路(4a)の
光信号を受けるとオンする受光素子(T4)を備えると共
に、マイコン(20)に接続されている。そして、上記監視
用発光回路(4a)においては、上述したように交流電力が
供給されているので、交流波形に対応してオンオフする
光信号を出力し、監視用受光回路(4b)の給電信号は、ハ
イレベルとローレベルとを繰返す矩形波信号となってマ
イコン(20)に入力されることになる。また、上記電源(A
C)からの電力供給が停止すると、上記発光素子(D4)の発
光が停止するので、上記監視用受光回路(4b)は、ハイレ
ベルが継続する停電信号をマイコン(20)に出力すること
になる。尚、制御電源(12)は、停電してもコンデンサ等
によって暫くは電力供給することになる。
【0012】一方、上記マイコン(20)には、リセット手
段(21)と停電処理手段(22)とが設けられており、該リセ
ット手段(21)は、電源(AC)からの電力供給が停止する
と、該電力供給の停止から所定の保持時間の経過後に、
例えば、20msec後に制御内容をリセットするように構成
されている。上記停電処理手段(22)は、電力監視手段(4
0)の監視用受光回路(4b)から停電信号を受けると、上記
リセット手段(21)がリセット動作を行うまで制御内容を
停電信号の受信前の状態に維持すると共に、上記リセッ
ト手段(21)がリセット動作を行う前に電力監視手段(40)
の給電信号を受信すると、通常制御に復帰させるように
構成されている。
【0013】−制御動作− 次に、上記空気調和装置における停電時等の制御動作に
ついて図3及び図4の制御フロー図に基づき説明する。
先ず、電源スイッチがONされて制御動作をスタートす
ると、ステップST1において、電源(AC)がONしている
か否かを判定する。つまり、電力監視手段(40)における
監視用発光回路(4a)の発光素子(D4)が交流電力に対応し
て発光を繰返していると、監視用受光回路(4b)の受光素
子(T4)がオンオフ動作し、給電信号がマイコン(20)に入
力される。この給電信号がマイコン(20)に入力されてい
ると、上記ステップST1の判定がYESとなってステッ
プST2に移り、停止入力がONしているか否かを判定す
る。つまり、停止用リレースイッチ(R1)がオンしている
と、停止用発光回路(3a)が発光するので、図示しない停
止用受光回路よりローレベルとハイベルトとを繰返す運
転許可信号がマイコン(20)に入力される。この運転許可
信号がマイコン(20)に入力されていると、上記ステップ
ST2の判定がYESとなってステップST3に移り、停止
フラグをOFFしてステップST4に移り、保護装置が作
動しているか否かを判定する。つまり、正常運転状態で
あって保護用リレースイッチ(R2)がオンしていると、保
護用発光回路(3b)が発光するので、保護用受光回路(3d)
よりローレベルとハイベルトとを繰返す正常信号がマイ
コン(20)に入力される。この正常信号がマイコン(20)に
入力されていると、上記ステップST4の判定がYESと
なってステップST5に移り、保護装置作動フラグをOF
FしてステップST6に移り、暖房運転指令が作動してい
るか否かを判定する。つまり、冷房運転の指令状態であ
って暖房用リレースイッチ(R3)がオンしていると、暖房
用発光回路(3c)が発光しないので、図示しない暖房用受
光回路よりローレベルとハイベルトとを繰返す冷房信号
がマイコン(20)に入力される。そして、この冷房信号が
マイコン(20)に入力されていると、上記ステップST6の
判定がNOとなってステップST7に移り、暖房運転指令
フラグをOFFすることになる。
【0014】その後、上記ステップST7からステップST
8に移り、停止フラグがONしているか否かを判定す
る。現在、上記ステップST3において、停止フラグをO
FFしているので、ステップST8の判定がNOとなって
ステップST9に移り、保護装置作動フラグがONしてい
るか否かを判定する。現在、上記ステップST5におい
て、保護装置作動フラグをOFFしているので、ステッ
プST9の判定がNOとなってステップST10に移り、暖房
運転指令フラグがONしているか否かを判定する。現
在、上記ステップST7において、暖房運転指令フラグを
OFFしているので、ステップST10の判定がNOとなっ
てステップST11に移り、マイコン(20)は冷房運転処理を
実行する。その後、制御動作はリターンして上述の動作
を繰返し、冷房運転が継続されることになる。
【0015】また、上記冷房運転時において、図示しな
い停止スイッチがオンされると、停止用リレースイッチ
(R1)がオフして停止用発光回路(3a)の発光素子(D1)が発
光を停止するので、図示しない停止用受光回路の受光素
子がオフしてハイレベルの停止信号がマイコン(20)に入
力される。そして、上記ステップST2の判定がNOとな
ってステップST12に移り、停止フラグをONして上記ス
テップST4に移ることになる。この結果、上記ステップ
ST8の判定がYESとなってステップST13に移り、マイ
コン(20)は停止処理を実行して上記ステップST9に移
り、上述の動作を繰返すことになる。また、上記冷房運
転時において、例えば、図示しない圧縮機の吐出側冷媒
圧力が異常上昇した高圧異常時では、圧力スイッチ等よ
り異常検知信号が出力され、保護用リレースイッチ(R2)
がオフして保護用発光回路(3b)の発光素子(D2)が発光を
停止するので、保護用受光回路(3d)の受光素子(T2)がオ
フしてハイレベルの停止信号がマイコン(20)に入力され
る。そして、上記ステップST4の判定がNOとなってス
テップST14に移り、保護装置作動フラグをONして上記
ステップST6に移ることになる。この結果、上記ステッ
プST9の判定がYESとなってステップST15に移り、マ
イコン(20)は異常処理を実行し、例えば、運転を停止し
て上記ステップST10に移り、上述の動作を繰返すことに
なる。また、上記冷房運転時において、図示しない暖房
スイッチがオンされると、暖房用リレースイッチ(R3)が
オフして暖房用発光回路(3c)の発光素子(D3)が発光を停
止するので、図示しない暖房用受光回路の受光素子がオ
フしてハイレベルの暖房信号がマイコン(20)に入力され
る。そして、上記ステップST6の判定がYESとなって
ステップST16に移り、暖房運転指令フラグをオンして上
記ステップST8に移ることになる。この結果、上記ステ
ップST10の判定がYESとなってステップST17に移り、
マイコン(20)は暖房運転処理を実行してリターンし、上
述の動作を繰返すことになる。
【0016】一方、上記冷房運転時において、瞬時停電
が発生すると、本発明の特徴として、監視用発光回路(4
a)における発光素子(D4)の発光が停止する。この停止と
同時に、監視用受光回路(4b)は、受光素子(T4)がオフす
ると共に、ハイレベルの停電信号をマイコン(20)に出力
する。この停電信号を受けてマイコン(20)は、電源(AC)
のオフ状態を判定し、上記ステップST1の判定がNOと
なる。そして、ステップST18に移り、停電処理手段(22)
が制御内容を停電信号の受信前の状態に保持し、例え
ば、正常な冷房運転時においては、停止フラグと保護装
置作動フラグと暖房運転指令フラグとをオフ状態(フラ
グのレベルはハイ)に保持する。その後、上記ステップ
ST18からステップST8に移り、ステップST11までの動作
を行い、この動作を繰返すことになる。つまり、停電が
発生した場合、停電処理手段(22)が停電の発生前の状態
を維持して冷房運転を継続することになる。そして、マ
イコン(20)は、停電によって所定時間後に電力供給が停
止するので所定の保持時間が経過すると、リセット手段
(21)が制御内容をリセットし、その後、復電すると、冷
房運転を再開することになる。一方、上記リセット手段
(21)によるリセット動作前の保持時間内に復電すると、
上記停電処理手段(22)が停電の発生前の状態を維持して
いるので、この停電発生前の制御内容から通常の制御に
移行して冷房運転がそのまゝ継続されることになる。
尚、上述した停電時の制御動作は、暖房運転時等におい
ても同様に行われることは勿論である。
【0017】具体的に、図5の信号波形図に示すよう
に、商用電源(AC)からの給電時A1においては、リレー回
路部(31)にも交流電力が供給されている(A2参照)。そ
して、運転中において、B1に示すように、マイコン(20)
は能動化する一方、保護装置作動フラグ等はOFFして
ハイレベルH1となっている。この状態において、停電は
発生すると(A3参照)、リレー回路部(31)への給電も停
止することになる。この停電の発生時において、従来で
は、例えば、保護用受光回路(3d)の出力がハイレベルと
なるので、保護装置作動フラグがOFF状態のハイレベ
ルH2からON状態のローレベルL2となっていた。本実施
例においては、停電処理手段(22)が各フラグを停電信号
の受信前に保持するので、リセット手段(21)が制御内容
をリセットするまで(B2参照)、例えば、保護装置作動
フラグがOFF状態のハイレベルH1を維持し、リセット
手段(21)のリセットによってON状態のローレベルL1と
なる。この結果、停電の発生からリセット手段(21)によ
るリセットまでの保持時間Mの間に復電した場合、従来
ではマイコン(20)がリセットされないので、保護装置作
動フラグのON状態(ローレベルL2)を判定して誤作動
することになるが、本実施例においては、保護装置作動
フラグのOFF状態(ハイレベルH1)を正確に判定し、
運転が再開されることになる。
【0018】−実施例の効果− 従って、本実施例によれば、上記電力監視手段(40)を設
け、該電力監視手段(40)が停電発生を検出すると、マイ
コン(20)がリセットされるまで制御内容を停電発生前の
状態に保持するようにしたゝめに、停電を確実に且つ迅
速に検出することができるので、マイコン(20)のリセッ
ト前に復電した場合においても異常等の状態信号を誤っ
て読込むことがないことから、誤作動を確実に防止する
ことができる。また、従来のように瞬時停電時に圧縮機
等を停止して空調運転を中断することがないので、快適
性が損なわれることを確実に防止することができること
から、信頼性の向上を図ることができる。また、異常信
号の確定時間を長くする必要がないので、異常処理を迅
速に実行することができることから、制御速度の向上を
図ることができ、制御精度の向上を図ることができる。
また、状態出力手段(30)の各リレースイッチ及び各発光
回路と並列に電力監視手段(40)の監視用発光回路(4a)を
電源ライン(1a, 1b)に接続するようにしたゝめに、異常
信号等と同一タイミングで停電信号をマイコン(20)に出
力することができるので、停電を正確に認識することが
できることから、正確な停電処理を実行することができ
る。
【0019】−その他の変形例− 尚、本実施例においては、状態出力手段(30)は、停止信
号と異常信号と暖房信号とを出力するようにしたが、本
発明では、これらの信号に限られるものではなく、圧縮
機モータ及びファンモータの過電流信号や圧縮機の異常
温度信号などが含まれていてもよく、また逆に、異常信
号のみであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である.
【図2】空気調和装置における制御系統の要部を示す回
路図である。
【図3】制御動作を示すフロー図である。
【図4】制御動作を示すフロー図である。
【図5】停電時を示す信号波形図である。
【符号の説明】
1a,1b 電源ライン 12 制御用電源 20 マイコン(空調制御手段) 21 リセット手段 22 停電処理手段 30 状態出力手段 3a 停止用発光回路 3b 保護用発光回路 3c 暖房用発光回路 3d 保護用受光回路 R1 停止用リレースイッチ R2 保護用リレースイッチ R3 暖房用リレースイッチ 40 電力監視手段 4a 監視用発光回路 4b 監視用受光回路 AC 電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源(AC)から電力供給されて空調運転を
    制御する空調制御手段(20)と、 上記電源(AC)に接続されて運転状態に対応した状態信号
    を上記空調制御手段(20)に出力すると共に、電源(AC)か
    らの電力供給が停止すると、変動した状態信号を上記空
    調制御手段(20)に出力する状態出力手段(30)と、 上記電源(AC)からの電力供給を監視し、電力供給時に給
    電信号を、電力供給の停止時に停電信号をそれぞれ上記
    空調制御手段(20)に出力する電力監視手段(40)と、 上記空調制御手段(20)に設けられ、電源(AC)からの電力
    供給が停止すると、該電力供給の停止から所定の保持時
    間の経過後に制御内容をリセットするリセット手段(21)
    と、 上記空調制御手段(20)に設けられ、上記電力監視手段(4
    0)の停電信号を受けると、上記リセット手段(21)がリセ
    ット動作を行うまで制御内容を停電信号の受信前の状態
    に維持すると共に、上記リセット手段(21)がリセット動
    作を行う前に電力監視手段(40)の給電信号を受信する
    と、通常制御に復帰させる停電処理手段(22)とを備えて
    いることを特徴とする空気調和装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置の制御装置
    において、 状態出力手段(30)は、交流の商用電源(AC)に接続されて
    運転異常時にオフする保護用リレースイッチ(R2)及び該
    保護用リレースイッチ(R2)のオン動作により光信号を出
    力する保護用発光回路(3b)と、上記商用電源(AC)より電
    力供給され且つ保護用発光回路(3b)の光信号によってハ
    イレベルの異常信号を空調制御手段(20)に出力する保護
    用受光回路(3d)とを少なくとも備える一方、 電力監視手段(40)は、上記商用電源(AC)に接続されて給
    電時に光信号を出力する監視用発光回路(4a)と、上記商
    用電源(AC)より電力供給され且つ監視用発光回路(4a)の
    光信号によって給電信号を、電力供給の停止時にハイレ
    ベルの停電信号をそれぞれ空調制御手段(20)に出力する
    監視用受光回路(4b)とを備えていることを特徴とする空
    気調和装置の制御装置。
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Cited By (4)

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