JPH07279161A - 土質改良機 - Google Patents

土質改良機

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Publication number
JPH07279161A
JPH07279161A JP7190694A JP7190694A JPH07279161A JP H07279161 A JPH07279161 A JP H07279161A JP 7190694 A JP7190694 A JP 7190694A JP 7190694 A JP7190694 A JP 7190694A JP H07279161 A JPH07279161 A JP H07279161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
gate
stabilizer
cover
machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP7190694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yoda
康宏 依田
Hideyo Tsuta
英世 蔦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP7190694A priority Critical patent/JPH07279161A/ja
Publication of JPH07279161A publication Critical patent/JPH07279161A/ja
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 土と改良材を撹拌混合した後に転圧作業がで
きるようにする。 【構成】 走行体6を備えた車体1の後端部にスタビラ
イザ35を取付け、そのスタビライザ35の後端部に転
圧機44を取付けて撹拌混合作業と転圧作業が連続して
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路の基盤等の地盤に
改良材を撹拌混合して土質を改良する土質改良機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】道路の基盤等の土質を改良する土質改良
機としては走行車両の車体に回転するロータを備えたス
タビライザを上下揺動自在に装着し、改良材を散布した
基盤上を走行しながらロータで土と改良材を撹拌混合す
ることで土質を改良する機械が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる土質改良機によ
り土質を改良する作業時には、土と改良材を撹拌混合し
た後に転圧して土質改良した地盤を締め固めしている。
【0004】このために、土質改良機の外に転圧機が必
要となって、複数の作業者で作業するから作業コストが
高くなると共に、狭い作業現場で稼働するために土質改
良機と転圧機が接触したり衝突することがあって危険で
ある。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした土質改良機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】車体1に走行体6を取付
けた走行車両Aと、この車体1の後端部に上下揺動自在
に取付けたスタビライザ35と、このスタビライザ35
に取付けた転圧機より構成した土質改良機。
【0007】
【作 用】土と改良材の撹拌混合作業の外に転圧作業
ができるから、1人の作業者で作業できて作業コストを
安くできるし、狭い作業現場で作業してもスタビライザ
と転圧機が接触したり、衝突することがない。
【0008】
【実 施 例】図1に示すように、車体1の下部両側に
はトラックフレーム2がそれぞれ取付けられ、各トラッ
クフレーム2の前後部には駆動輪3と従動輪4が取付け
てあると共に、その駆動輪3と従動輪4に履帯5が巻掛
けられて履帯式の走行体6を構成し、これにより走行車
両Aを構成している。
【0009】前記車体1の後端部にはほぼL字状の支持
フレーム20が取付けてあり、この支持フレーム20の
下部には左右一対のフレーム21の基部下方寄りがピン
22で上下揺動自在にそれぞれ連結され、この左右一対
のフレーム21は連結部材23で所定の間隔を置いて連
結され、この連結部材23に設けたブラケット24と前
記支持フレーム20の上部とに亘って上下揺動用シリン
ダー25がそれぞれ連結してあり、この左右一対のフレ
ーム21の先端部に支持部26が相対向して設けられ、
この支持部26に軸受部27が下方に突出して設けてあ
り、その軸受部27間にロータ28が回転自在に設けて
ある。
【0010】前記一方のフレーム21にはケース29が
設けられ、このケース29にはロータ回転用油圧モータ
30が取付けてあると共に、このロータ回転用油圧モー
タ30で駆動されるスプロケット31とチェーン32が
内蔵され、そのチェーン32は前記ロータ28に設けた
スプロケット33に巻掛けられてロータ回転用油圧モー
タを駆動することでロータ28が回転するようにしてあ
る。
【0011】前記ロータ28の略上半分を覆うカバー3
4が左右一対のフレーム21間において前記支持部材2
6にそって上下動自在に設けられてスタビライザ35を
構成している。
【0012】前記カバー34の後部には図2に示すよう
に開口部36が形成され、この開口部36を覆うゲート
37がゲートシリンダ38によって開閉自在に設けてあ
り、このゲート37に設けたブラケット39にはフレー
ム40の基部がピン41で上下揺動自在に取付けられ、
このフレーム40の先部に転圧板42を備えた振動発生
器43が取付けられて転圧機44を構成し、そのフレー
ム40に設けたブラケット45とカバー45に設けたブ
ラケット46に亘って転圧機シリンダー47が連結さ
れ、その転圧機シリンダー47を伸縮することで転圧機
44が上下揺動するようにしてある。
【0013】前記振動発生器43は偏心重りを備えた軸
を回転することで振動を発生する従来公知のものである
が、前記転圧機44は振動式ローラとしても良い。
【0014】次に作動を説明する。地面に改良材を散布
して走行体6を駆動して車体1を走行しながらロータ2
8を回転して改良材と土を撹拌混合して土質を改良す
る。
【0015】前述のようにして土質を改良すると土の粒
子の間に空気が入って土の体積が増加しカバー34内に
改良した土が盛り上がるので、ゲートシリンダ38でゲ
ート37を若干上方に揺動させると共に、シリンダ47
を伸ばしてフレーム40を下方に揺動して転圧機44を
下方に押し付けながら転圧機44を作動させることで土
質改良して盛り上がった土を図2に示すように転圧して
締め固める。
【0016】以上の様にすることで、改良剤散布、土質
改良、土質改良した土の転圧を連続して行なうことがで
きるから、1人の作業者によって土質改良作業を効率良
く実施できる。
【0017】図3は制御回路図を示し、前記上下揺動用
シリンダ25、ゲートシリンダ38、転圧機シリンダ4
7、振動発生用油圧モータ54、ロータ回転用油圧モー
タ31には油圧ポンプ50の吐出圧油が第1・第2・第
3・第4・第5切換弁56,57,58,59,60に
よって供給制御される。
【0018】前記各切換弁はコントローラ61よりの切
換信号で切換作動し、そのコントローラ61には第1・
第2・第3・第4・第5操作レバー65,66,67,
68,69より動作信号が入力され、それら各操作レバ
ーを操作することで各シリンダ、油圧モータが作用する
ようにしてある。
【0019】このようであるから、混合転圧作業時に第
2操作レバー66を操作して第2切換弁57を切換えて
ゲートシリンダ38を伸び作動するとゲート37が閉じ
方向に作動し、縮み作動するとゲート37が開き方向に
作動するので、混合深さや土砂の粒子径大小に応じてゲ
ート37の開度を調整できる。
【0020】つまり、土砂の粒子径大の時には改良剤混
合撹拌後の体積増加が小となり、土砂の粒子径小の時に
は改良剤混合撹拌後の体積増加が大となるし、カバー体
34内に土砂が一杯となると混合撹拌抵抗、走行抵抗が
大きくなり作業効率が低下するので、ゲート37の開度
を調整してカバー体34内の土砂量を一定として作業効
率が低下しないようにする。
【0021】また、第3操作レバー67を操作して第3
切換弁58を切換えて転圧シリンダ47を伸ばすと転圧
機44が接地して転圧作業でき、縮めると転圧機44が
上方に揺動して転圧作業しなくなる。
【0022】図4は第2実施例を示し、車体1を走行体
6のトラックフレーム2に対して旋回する上部車体7
0、上下揺動するブーム71、上下揺動するアーム72
より構成し、そのアーム72の先端部にスタビライザ3
5のカバー体34を取付け、このカバー体34に転圧機
44を転圧機シリンダ47で上下揺動自在に取付けてあ
る。
【0024】図5と図6は第3実施例を示し、ゲート3
7を転圧板42を備えた長尺とし、そのゲート37の転
圧板相当部分に転圧機44を取付けると共に、一対のフ
レーム40を固着し、このフレーム40をカバー34に
設けたブラケット39にピン41で上下揺動自在に取付
け、そのゲート37のブラケット45とカバー34のブ
ラケット46に亘って揺動用シリンダ48を連結してあ
る。
【0025】このようにすれば、スタビライザ35を法
面に沿って移動できるから法面を土質改良しながら転圧
して締め固めできる。
【0028】
【発明の効果】土と改良材の撹拌混合作業の外に転圧作
業ができるから、1人の作業者で撹拌混合と転圧して締
め固めでき、作業コストを安くできるし、狭い作業現場
で作業してもスタビライザと転圧機が接触したり、衝突
することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す正面図である。
【図2】スタビライザの拡大正面図である。
【図3】油圧回路図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例を示すスタビライザ部分の
正面図である。
【図6】図5の斜視図である。
【符号の説明】
1…車体、6…走行体、20…旋回式掘削機、23…土
工機、27…改良材散布機、35…スタビライザ、44
…転圧機。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1に走行体6を取付けた走行車両A
    と、この車体1の後端部に上下揺動自在に取付けたスタ
    ビライザ35と、このスタビライザ35に取付けた転圧
    機44より構成したことを特徴とする土質改良機。
  2. 【請求項2】 スタビライザ35のカバー34に開口部
    36を形成し、この開口部36を覆うゲート37をカバ
    ー34に上下揺動自在に取付け、このゲート37に転圧
    機44を上下揺動自在に取付けた請求項1記載の土質改
    良機。
  3. 【請求項3】 スタビライザ35のカバー34に開口部
    36を形成し、この開口部36を覆うゲート37をカバ
    ー34に上下揺動自在に取付け、このゲート37におけ
    るカバー34より後方に突出した部分に転圧機44を取
    付けた請求項1記載の土質改良機。
JP7190694A 1994-04-11 1994-04-11 土質改良機 Pending JPH07279161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7190694A JPH07279161A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 土質改良機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7190694A JPH07279161A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 土質改良機

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Publication Number Publication Date
JPH07279161A true JPH07279161A (ja) 1995-10-24

Family

ID=13474058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7190694A Pending JPH07279161A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 土質改良機

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JP (1) JPH07279161A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019007333A (ja) * 2017-06-21 2019-01-17 株式会社平林工業 表層地盤改良工法の粉塵防止方法およびミスト噴射装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019007333A (ja) * 2017-06-21 2019-01-17 株式会社平林工業 表層地盤改良工法の粉塵防止方法およびミスト噴射装置

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