JPH0727852A - 移動体位置検出装置 - Google Patents

移動体位置検出装置

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JPH0727852A
JPH0727852A JP5175440A JP17544093A JPH0727852A JP H0727852 A JPH0727852 A JP H0727852A JP 5175440 A JP5175440 A JP 5175440A JP 17544093 A JP17544093 A JP 17544093A JP H0727852 A JPH0727852 A JP H0727852A
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Toshiyasu Katsuno
歳康 勝野
Shigeru Uenishi
茂 上西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は移動体上の受信機と地上側の送信機
との距離を測定し、その値に基づいて移動体の位置を検
出する移動体位置検出装置に関し、受信機と送信機との
間に障害物が介在する場合には位置検出を停止すること
を目的とする。 【構成】 車両11に2台の超音波発振器13R,13
Lと電磁波受信機15とを配設する。車庫12側に2台
のマーカ16r,16lと電磁波送信機18を設置す
る。超音波発振器13R,13L間距離をw、マーカ1
6r,16l間距離をWとする。マーカ16r,16l
が発する超音波信号が超音波発振器13R,13Lに到
達スルまでの時間を計測することにより距離Rr,L
r,Rl,Llを測定する。Rr,Lr,Rl,Llと
wとから車両11の位置データを求めると共にWを算出
する。Wが不適切な値である場合は位置データを更新し
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体位置検出装置に係
り、特に移動体上の2点に設置した受信機と地上側の2
点に設置した送信機との距離を検出し、その距離データ
を基に予め設定した座標内における移動体位置を検出す
る移動体位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、地上の2点に送信機を設置
し、また移動体上の2点に受信機を設置し、それぞれの
送・受信機間距離を検出して移動体の位置検出を行う装
置が知られている。例えば特開平1−231808号公
報は、これら送・受信機として超音波発振器及び超音波
受信機を用いた装置を開示している。
【0003】上記公報記載の装置は、地上側に設置され
た送信機から発せられた超音波が移動体側の受信機に到
達するまでの時間を計測することにより各受信機につ
き、2台の送信機に対する距離を検出する。このため、
2台の送信機の設置位置を基準として予め地上に座標を
設定しておけば、各受信機について座標上の位置が決定
される。そして、移動体上の2点に設置された受信機の
それぞれについて座標が決定すれば、その座標に対する
移動体の角度も決定することになる。
【0004】このように、上記公報記載に開示される移
動体位置検出装置によれば、地上に設定された座標に対
する移動体の位置、及び進行方向が検出可能であり、例
えば移動体の誘導装置、または自動操縦装置等へ広く応
用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、送信機
を発した超音波が受信機に到達するまでの時間を基に送
・受信機間距離を検出する場合、両者間に何らかの障害
物が存在するとその距離を正確に測定することができな
くなる事態が生ずる。送信機と受信機との間に障害物が
存在する場合、受信機には何らかの物体で反射した間接
波、すなわち迂遠な経路を伝播してきた超音波が到達す
ることとなり、現実の送・受信機間距離に対して不当に
長い伝播時間が検出されるからである。
【0006】上記従来の装置は、かかる事態に対処する
手段を何ら備えていないものであり、地上の送信機と移
動体上の受信機との間に障害物が存在すると、直接その
影響を被るという問題を有していた。
【0007】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、検出した送・受信機間の距離データに基づい
て、予め距離が判っている送信機間距離または受信機間
距離を演算し、その値が適正である場合にのみ距離デー
タを採用することにより上記の課題を解決し得る移動体
位置検出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、上記の目的を達
成する移動体位置検出装置の原理構成図を示す。すなわ
ち、上記の目的は、図1に示すように互いに離間配置さ
れた2台の送信機1r,1lと、互いに離間配置された
2台の受信機2R,2Lと、前記2台の送信機1r,1
l若しくは前記2台の受信機2R,2Lの一方を搭載し
た移動体と、他方を設置した基準物と、各送信機1r,
1lと各受信機間2R,2Lの距離を検出する距離検出
手段3と、前記距離検出手段3で検出した距離データに
基づいて、基準物と移動体との相対位置を演算する位置
演算手段4とを備える移動体位置検出装置において、前
記距離検出手段3で検出した距離データに基づいて、間
隔が既知である前記2台の受信機1r,1l間距離及び
前記2台の送信機2R,2L間距離の少なくとも一方を
演算する既知距離演算手段5と、該既知距離演算手段5
の演算結果と既知の距離データとを比較することによ
り、前記距離検出手段3の検出データの正誤を判定する
正誤判定手段6とを備えてなる移動体位置検出装置によ
り達成される。
【0009】
【作用】本発明に係る移動体位置検出装置において、前
記送信機1r,1lを発した信号が、それぞれ前記受信
機2R,2Lに到達すると、前記距離検出手段3は、前
記送信機1rを発した信号が前記受信機2R,2Lに到
達するまでの伝播時間、及び前記送信機1lを発した信
号が前記受信機2R,2Lに到達するまでの伝播時間を
それぞれ計測する。
【0010】そして、前記距離検出手段3は、このよう
にして計測した伝播時間と、前記送信機1r,1lの発
する信号の伝播速度とに基づいて、前記送信機1rと前
記受信機2R,2Lとの距離、及び前記送信機1lと前
記受信機2R,2Lとの距離を演算する。
【0011】前記位置演算手段4は、演算された4つの
距離データに基づいて、前記2台の送信機1r,1lと
前記2台の受信機2R,2Lの一方を基準として予め設
定しておいた座標上における他方を位置、及び座標軸に
対する傾きを演算する。これにより、当該移動体の前記
基準物に対する相対位置が検出される。
【0012】一方、前記既知距離演算手段5は、前記距
離検出手段3の検出した4つの距離データに基づいて、
前記送信機1r,1l間距離w及び前記受信機2R,2
L間距離Wの少なくとも一方を逆算する。この場合、前
記送信機1r,1l間に何らの障害物もなく適切な距離
測定が実行されていれば、逆算値は既知の距離データと
ほぼ等しく、また、障害物等の影響で距離データが大き
く誤検出された場合は、逆算値が既知の距離データとは
大幅に異なる値として演算される。
【0013】従って、前記正誤判定手段6において前記
既知距離演算手段5の演算結果と既知の距離データとの
比較を行うことにより、前記距離検出手段3で検出した
距離データが適正値であるか否かを判断することがで
き、障害物等の影響を排除することが可能となる。
【0014】
【実施例】図2は、本発明の一実施例である移動体位置
検出装置10の構成を表す全体図を示す。尚、本実施例
の移動体位置検出装置10は、車両11を車庫12へ誘
導する装置として設けられたものである。
【0015】ここで図2は、車両11がフロントを左、
リアを右方向に向けた状態を表している。車両11のリ
ア左右コーナ部には、前記した受信機2R,2Lに相当
する超音波発振器13R,13Lが配設されている。こ
の超音波発振器13R,13Lは、例えば振動板にPZ
T(チタン酸ジルコン酸鉛)素子等を接合してなり、空
気中を伝播する超音波振動を検出して、その振動と同周
期の電圧信号を発生し得るものである。ここで、これら
の超音波発振器13R,13Lは、互いの間隔を所定距
離wとして配設している。
【0016】これら超音波発振器13R,13Lは、共
に制御装置14に電気的に接続されている。この制御装
置14は、前記した距離検出手段3、位置演算手段4、
既知距離演算手段5、及び正誤判定手段6を実現する本
実施例装置の要部である。ここで、本実施例の制御装置
14には、上記した超音波発振器13R,13Lの他、
特定周波数の電磁波を検出する電磁波受信機15が接続
されている。従って、空気中に検出すべき電磁波が伝播
された場合、適切にその発生時期を検出することができ
る。
【0017】また、車庫12の入口両側には、前記した
送信機1r,1lに相当するマーカ16r,16lが、
車庫12の幅と等しい距離W離れて設置されている。こ
れらのマーカ16r,16lは、信号発生装置17に接
続され、それぞれ信号発生装置17から供給される電圧
信号を超音波に変換し、その超音波信号を車庫12の前
方に向けて発する。
【0018】ここで、本実施例の信号発生装置17に
は、これらマーカ16r,16lに加え、所定周波数の
電磁波を発生する電磁波送信機18が接続されている。
そして、この電磁波送信機18も、マーカ16r,16
lと同様に信号発生装置17の指示に従って、適当な時
期に電磁波を発生する。
【0019】以下、上記した超音波及び電磁波信号を用
いて、図2に示すマーカ16r,16lと超音波受発振
器13R,13Lとの距離Rr,Lr,Rl,Llを検
出する原理について説明する。
【0020】図3は、上記図2に示す距離Rr,Lr,
Rl,Llを検出すべくマーカ16r,16l、電磁波
送信機18と、超音波発振器13R,13L、電磁波受
信機15との間で授受される超音波信号及び電磁波信号
の状態を表すタイムチャートを示す。
【0021】図3(A),(B),(C)に示すよう
に、本実施例の電磁波送信機18及びマーカ16r,1
6lからは、電磁波信号と一方の超音波信号とが同時に
送信される。この場合、電磁波送信機18は、周波数や
継続時間等によりr信号とl信号とを区別して発信する
ことができ、マーカ16rと同期して電磁波を発する際
にはr信号を、またマーカ16lと同期して電磁波を発
する際にはl信号を発生する。
【0022】ところで、図3(A),(B)に示すよう
に、時刻t0 において電磁波送信機18のr信号と、マ
ーカ16rの超音波信号とが同時に発せられた場合、両
信号の伝播速度の差に起因して、車両11にこれらの信
号が到達する時刻には差が生ずる。
【0023】つまり、光速と同等の伝播速度を有するr
信号は、電磁波送信機18から発せられるとほぼ同時に
電磁波受信機15に到達し、その時刻は図3(D)に示
すようにt0 と見なすことができる。一方、マーカ16
rを発した超音波信号は、空気中を音速で伝播し、マー
カ16rとの距離に応じた伝播時間の後に超音波発振器
13R,13Lのそれぞれに到達する。
【0024】従って、図2に示すようにRrがLrに比
べて長い場合には、図3(F),(H)に示すように超
音波発振器13Lが超音波信号を受信する時刻t1 に遅
れて、超音波発振器13Rは時刻t2 にその信号を受信
することになる。
【0025】そして、電磁波受信機15が電磁波を受信
してから超音波発振器13R,13Lが超音波信号を受
信するまでに要する時間、すなわち超音波信号の伝播時
間“t2 −t0 ”及び“t1 −t0 ”は、それぞれマー
カ16rと超音波発振器13R,13Lとの距離を表す
特性値としての意味を持つ。
【0026】本実施例装置においては、この伝播時間を
計量するカウンタCR ,CL を制御装置14内に設けて
伝播時間を検出している。そして、上記したようにr信
号を受信した直後におけるカウンタCR の値を図3
(E)に示すように距離Rrに対するカウント値CRr
して、またカウンタCL の値を図3(G)に示すように
距離Lrに対するカウント値CLrとして認識する。
【0027】同様に、図3(A),(C)に示す如く時
刻t3 において電磁波送信機18とマーカ16lとから
それぞれl信号と超音波信号が発せられた際に、電磁波
受信機15がl信号を検知してから各超音波発振器13
R,13Lに超音波信号が到達するまでの時間“t4
3 ”及び“t5 −t3 ”を計量すれば、その計量値が
16lと超音波発振器13R,13Lとの距離Rl,L
lを表すことになる。
【0028】そこで、本実施例においては、上記したカ
ウンタCR ,CL が、それぞれl信号受信直後にカウン
トした値を、距離Rlに対応したカウント値CRl,CLl
として認識することとしている。この結果、カウンタC
R ,CL の値を監視することにより容易にマーカ16
r,16lと超音波発振器13R,13Lとの距離R
r,Lr,Rl,Llを検出することが可能となる。
【0029】ところで、マーカ16r,16lの位置を
基準として予め地上に座標が設定されているとすれば、
距離Rr,Rlが決まれば超音波発振器13Rの座標は
決定する。同様に距離Lr,Llが決定すれば、超音波
発振器13Lの位置が決定する。つまり、上記したよう
に距離Rr,Lr,Rl,Llの検出が可能である場
合、車両11上の2点につき座標が特定できることにな
る。
【0030】そして、車両11上の2点について座標が
特定できれば、車両11の位置と共に車両11の座標軸
に対する姿勢角を特定することができる。具体的には、
例えば図4に示すように車庫12の幅方向にx軸、奥行
き方向にy軸を設定すると、車両11の後輪軸中心の座
標(X,Y)、及び車両11の長手方向の軸とx軸との
成す角である姿勢角θは、上記したマーカ16r,16
lと超音波発振器13R,13Lとの距離Rr,Lr,
Rl,Ll、及び超音波発振器13R,13L間距離w
により、以下のように特定することができる。
【0031】
【数1】
【0032】尚、上記(1)式中Sは、超音波発振器1
3R,13Lの配設される車両11後端部から、車両1
1の後輪軸11aまでの距離であり、K1 ,K2
1 ,Y 2 ,α,J1 ,J2 は、それぞれ以下の式で表
される変数である。
【0033】
【数2】
【0034】このように、本実施例の移動体位置検出装
置10の如く車両11上の2点と地上の2点との距離を
検出する装置によれば、移動体の位置及び姿勢を検知す
ることができ、例えばステアリング制御及びスロットル
制御等と組み合わせることにより、車庫12内に車両1
1を自動誘導することも可能である。
【0035】ところが、かかる移動体位置検出装置10
を車両11に搭載して用いる場合は、歩行者や街路樹等
がマーカ16r,16lと超音波発振器13R,13L
との間で行われる信号の授受に与える影響を考慮する必
要がある。車両11が幅広い環境下で使用されることに
鑑みれば、常時良好な状態で信号の授受が実行できると
は限らないからである。
【0036】図5は、マーカ16lと超音波発振器13
Rとの間に歩行者20が介在し、車庫12の脇に存在す
る壁21で反射した間接波が超音波発振器13Rに入射
している状態を例示したものである。同図に示すよう
に、かかる状況下にあってはマーカ16lを発した超音
波は、マーカ16lと超音波発振器13Rとの直線距離
Rlより長い距離Rl′を伝播して超音波発振器13R
に到達する。
【0037】従って、マーカ16lを発した超音波が超
音波発振器13Rへ到達するまでに要する時間が本来の
時間に比べて長くなり、制御装置14では、マーカ16
lと超音波発振器13Rとの直線距離がRl′であると
して検出されることになる。そして、このような誤検出
が行われると、当然に上記(1)式に従って実行される
座標(X,Y)等の演算結果も誤った値となり、これに
対して何らの対処もされないとすれば、車両11が誤っ
た位置へ誘導される等の不具合が発生する。
【0038】ところで、本実施例の移動体位置検出装置
10は、上記したように距離Rr,Lr,Rl,Ll及
び超音波発振器13R,13L間距離wによって座標
(X,Y)と姿勢角θとを演算するものである。この場
合において上記(4)式に示すαは、マーカ16r,1
6l間距離Wに等しい値である。従ってWは、上記
(2),(3)式により表されるK1 ,K2 ,Y1 ,Y
2 を用いて、以下のように表すことができる。
【0039】
【数3】
【0040】ここで、超音波発振器13R,13L間距
離wは既知であるから、結局距離Rr,Lr,Rl,L
lが確定すれば、これらの値に基づいてマーカ16r,
16l間距離Wが演算できることになる。そして、その
演算結果は、距離Rr,Lr,Rl,Llが適切に検出
できていれば既知の距離Wと等しく、何らかの理由で距
離Rr,Lr,Rl,Llが誤検出されていれば、既知
の距離Wと異なる値として演算されることになる。
【0041】そこで、本実施例の移動体位置検出装置1
0は、距離Rr,Lr,Rl,Llを検出したら、それ
らの値に基づいて車両11の座標(X,Y)及び姿勢角
θを演算すると共に、マーカ16r,16l間距離Wを
演算し、その結果が適正な値である場合に限り座標
(X,Y)及び姿勢角θを適正値として認識することと
した。
【0042】尚、上記(1)〜(7)式は、検出した距
離Rr,Lr,Rl,Llと既知のwとから座標(X,
Y)、姿勢角θ、マーカ16r,16l間距離Wを求め
る関係式であるが、同様に、距離Rr,Lr,Rl,L
lと既知のマーカ16r,16l間距離Wとから座標
(X,Y)、姿勢角θ、超音波発振器13R,13L間
距離wを求めることも可能であり、既知の距離としては
w及びWの何れを用いても検証は可能である。
【0043】図6は、かかる処理を実現すべく制御装置
14が実行するルーチンのフローチャートを示す。以
下、同図を参照して、移動体位置検出装置10の動作説
明を行う。尚、本ルーチンは、制御装置14を構成する
マイクロコンピュータ等によって実行されるものであ
り、例えば1sec 毎に起動する定期割り込みルーチンで
ある。
【0044】本ルーチンが起動すると、先ずステップ1
00において上記した手法によりマーカ16r,16l
と超音波発振器13R,13Lとの距離Rr,Lr,R
l,Llの測定を行う。本実施例においては、このステ
ップ100を実行することにより、前記した距離検出手
段3が実現される。
【0045】そして、超音波信号の伝播時間に基づい
て、これらの距離Rr,Lr,Rl,Llを測定した
ら、ステップ102へ進み、これらの値及び予め記憶し
てある超音波発振器13R,13L間距離wを上記した
(1)式に代入し、車両11の後輪軸中心の座標(X,
Y)と、車両11の姿勢角θとを演算する。このよう
に、本ステップ102は、前記した位置演算手段4に相
当する。
【0046】以下、ステップ104及び106は、この
ようにして求めた座標(X,Y)及び姿勢角θが適正値
であるか否かを判別するステップであり、それぞれ前記
した既知距離演算手段5及び正誤反転手段6に相当する
本実施例の要部ある。
【0047】すなわち、ステップ104では、上記
(7)式に従って、検出したRr,Lr,Rl,Ll、
及び既知のwを基にマーカ16r,16l間距離Wの演
算を行う。そして、ステップ106では、Wが予め設定
された誤差範囲内の値として演算されているか、つま
り、既知の値W0 ,許容範囲ΔWに対してW0 −ΔW<
W<W+ΔWを満たしているか否かの判別を行う。
【0048】ここで、マーカ16r,16l間距離Wが
上記した条件を満たしている場合は、上記ステップ10
0において測定した距離Rr,Lr,Rl,Llが、適
切な値であることが担保されることになる。従って、か
かる場合には、演算した座標(X,Y)、姿勢角θの値
は適正値であると判断して以後の処理を続行する。
【0049】すなわち、ステップ108において後述の
カウンタNを“0”にクリアした後ステップ110へ進
み、車両11の操舵角制御を行う。次いでステップ11
2において、現在の車両11の位置が駐車終了位置であ
るか否かを判別し、駐車終了位置に達していれば、その
まま処理を終了する。また、未だ駐車終了位置に到達し
ていないと判別された場合は、上記ステップ100へ戻
り、以後車両11が駐車終了位置に到達したと判別され
るまで繰り返し上記ステップ100〜112の処理を実
行する。
【0050】ところで、上記ステップ106において、
0 −ΔW<W<W+ΔWが成立しないと判別されるの
は、明らかにWとして異常な値が演算された場合であ
る。従って、Wの基礎となった距離Rr,Lr,Rl,
Llの値が適切でない、ひいては距離Rr,Lr,R
l,Llを基に演算した座標(X,Y),姿勢角θの値
が適切でないと判断することができる。このため、かか
る場合は今回のルーチン処理において演算したX,Y,
θの値を更新値として取り込むことなくステップ114
へ進む。
【0051】ステップ114は、上記ステップ106に
おいて条件不成立とされた回数をカウントするために、
カウンタNをインクリメントするステップである。この
カウンタNは、上記したようにステップ106の条件が
成立する場合にはステップ108においてクリアされる
カウンタである。従って、Nの値は、異常値検出の継続
回数を表すことになる。
【0052】そして、ステップ116において、カウン
タNの値が所定の判定値N0 を越えているかを判別し、
未だ越えていないと判別された場合には、何らかの軽微
な異常が発生しているものと判断し、ステップ118に
おいて「異常データ検出中」の表示を行った後ステップ
100以降の処理を繰り返し実行する。
【0053】従って、上記図5に示すように超音波発振
器13R,13Lとマーカ16r,16lとの間に歩行
者20等の障害物が継続的に介在する場合は、本ルチー
ンが起動される毎にステップ106の条件が不成立とな
り、何れステップ116の条件N>N0 が成立すること
になる。
【0054】このため、本実施例においては、ステップ
116においてN>N0 が成立するまで異常状態が継続
した場合には、ステップ120へ進んでNを“0”にク
リアした後ステップ122へ進み、例えば「駐車位置の
検出不可。センサ間の障害物を移動下さい。」等のコー
ルまたは表示を行って処理を終了することとした。
【0055】この結果、本実施例の移動体位置検出装置
10においては、適正値であることの担保された距離R
r,Lr,Rl,Llデータに基づいて演算された座標
(X,Y)及び姿勢角θだけが適正データとして採用さ
れることとなり、車両11位置の検出精度を常時高い水
準に維持することができる。
【0056】そして、図6に示すルーチンに示すように
その検出位置に基づいて操舵角制御を行うシステムにお
いては、障害物の影響で車両11が不適切な位置に誘導
されることがない。更に、上記したように異常検出後所
定の期間は「異常データ検出中」として処理を続行する
こととすれば、歩行者の通過による一時的な異常状態等
によっていちいち処理が中止される煩わしさがなく、実
情に沿った車両制御を実現することができる。
【0057】尚、上記実施例においては、超音波発振器
13R,13Lとマーカ16r,16lとの距離Rr,
Lr,Rl,Llを測定するにあたり、超音波信号と共
に電磁波を発することにより超音波信号の伝播時間を測
定して距離Rr,Lr,Rl,Llの代用値とする手法
を採用しているが、距離の測定は必ずしも上記手法に限
定するものではない。
【0058】ここで、図7は、本発明に係る移動体位置
検出装置の他の実施例として、地上と移動体との間で電
磁波の授受を必要としない装置の全体構成を示してい
る。
【0059】すなわち、車両31には、前記した受信機
2R,2Lに相当する超音波発振器32R,32Lと、
これらの超音波発振器32R,32Lとの間で信号の授
受を行い、かつ前記した距離検出手段3、位置演算手段
4、既知距離演算手段5及び正誤判定手段6を実現する
制御装置33が搭載されているだけであり、上記実施例
における電磁波受信機15に相当する装置は存在しな
い。
【0060】一方、地上すなわち車庫12側には、前記
した送信機1r,1lに相当するレピータ34r,34
l、及びこれらのレピータ34r,34lとの間で信号
の授受を行う信号発生装置34が設置されているだけで
あり、上記実施例における電磁波送信機18に相当する
装置は存在しない。
【0061】ここで、本実施例の超音波発振器32R,
32L及びレピータ34r,34lは、構成上は上記超
音波発振器13R,13L及びマーカ16r,16lと
同一であるが、本実施例においては共に超音波信号の送
信機及び受信機として機能する。
【0062】また、制御装置33は、超音波発振器32
R,32Lとレピータ34r,34lとの距離Rr,L
r,Rl,Llを以下の原理に沿って検出し、その値に
基づいて車両31の座標(X,Y)及び姿勢角θを演算
すると共に、レピータ34r,34l間距離Wを用いて
演算値が適正であるか否かを検証するものである。
【0063】以下、図8に示すタイムチャートを参照し
て、本実施例の移動体位置検出装置30において、超音
波発振器32R,32Lとレピータ34r,34lとの
距離を検出する原理について説明する。
【0064】図8(A)は、車両11に搭載された超音
波発振器32Lが時刻t0 に超音波を送信した状態を示
す。このようにして発せられた超音波は、それぞれ距離
Lr,Llを経てレピータに到達することになる。従っ
て、レピータ34r,34lがこの超音波信号を受信す
る時刻は距離Lr,Llの関数であり、例えば図7に示
す如くLrに比べてLlが長い場合には、レピータ34
rの方がレピータ34lより早く超音波信号を受信する
ことになる。
【0065】従ってレピータ34r,34lのそれぞれ
について、上記した超音波信号の受信時刻を表すと、図
8(D),(F)に示すようにレピータ34rでは時刻
1が、またレピータ34lでは時刻t1 より遅い時刻
4 が超音波信号の受信時刻となる。
【0066】ところで、本実施例の移動体位置検出装置
30におけるレピータ34r,34lは、超音波信号を
受信したら、即座にそれぞれ超音波で構成したr信号,
l信号を返信する。ここで、レピータ34r,34lに
おける応答時間をΔtとすれば、図8(C),(E)に
示すようにレピータ34rからは時刻t4 のΔt後に当
たる時刻t5 に、また、レピータ34lからは、時刻t
1 のΔt後に相当する時刻t2 にそれぞれr信号、l信
号が返信されることになる。
【0067】そして、このr信号及びl信号は、レピー
タ34r,34lから超音波発振器32Lへ向けてそれ
ぞれ距離Lr,Llを逆行し、図8(B)に示すように
超音波発振器32Lに、時刻t3 及び時刻t6 に到達す
ることになる。
【0068】この場合において、超音波発振器32Lが
超音波信号を発してからr信号を受信するまでに要する
時間(t3 −t0 )は、伝播速度vの超音波が超音波発
振器32Lとレピータ34rとの間の距離Lrを往復す
るのに要する時間(2×Lr/v)とレピータ34rの
応答速度Δtとの和として把握することができる。
【0069】また、超音波発振器32Lが超音波信号を
発してからl信号を受信するまでに要する時間(t6
0 )は、伝播速度vの超音波が超音波発振器32Lと
レピータ34lとの間の距離Llを往復するのに要する
時間(2×Ll/v)とレピータ34lの応答速度Δt
との和として把握することができる。
【0070】この場合、レピータ34r,34lの応答
速度は共にΔtであり、両者に差異がないことから、距
離Lr,Llは、それぞれ以下のように表すことができ
る。
【0071】 Lr={(t3 −t0 )−Δt}×v/2 ・・・(8) Ll={(t6 −t0 )−Δt}×v/2 ・・・(9) つまり、制御装置33において(t3 −t0 )及び(t
6 −t0 )を測定することとすれば、距離Lr,Llは
容易に求めることができる。そして、上記の原理は、超
音波発振器32Rとレピータ34r,34lとの距離R
r,Rlを求めるにあたっても全く同様であり、超音波
発振器32Rと超音波発振器32Lとが適当な間隔を空
けて超音波信号を発信し、交互にLr,LlとRr,R
lとを検出することとすれば、座標(X,Y)及び姿勢
角θの演算に必要な全ての距離Rr,Lr,Rl,Ll
を容易に検出することができる。
【0072】このように、本実施例の移動体位置検出装
置30によれば、移動体と地上とで電磁波の授受を行う
ことなく距離Rr,Lr,Rl,Llの測定を行うこと
ができ、構成の簡略化を図ることができる。そして、制
御装置33において上記図6に示すルーチンを実行する
こととすれば、上記した移動体位置検出装置10と同様
に、超音波発振器32R,32Lとレピータ34r,3
4lとの間に何らかの障害物が介在した場合において、
その影響を排除することができる。
【0073】図9は、上記移動体位置検出装置30を、
壁21に隣接した車庫12内に適切に車両11を誘導す
るための車両誘導システムに応用した例を示す。
【0074】図9に示すように車庫12が壁21に隣接
した設けられている場合、壁21の影響を受けずに広く
車両11の誘導可能領域を確保するためには、車庫12
の最前部にレピータ34r,34lを配設することが好
ましい。ところが、レピータ34r,34lと超音波発
振器32R,32Lとは、車両11が車庫12の前方に
位置する場合に信号の授受を行うものとして設定される
ものであり、レピータ34r,34lと超音波発振器3
2R,32Lとは、如何なる場合にも有効に信号の授受
を行い得るものではない。
【0075】つまり、図9に示すように、レピータ34
r,34lは、それぞれ超音波発振器32R,32Lと
有効に信号を授受し得る領域を有しており、同図中に破
線で示す有効作動限界を越える領域に超音波発振器32
R,32Lが位置すると、レピータ34r,34lと超
音波発振器32R,32Lとは、適切な交信を続行する
ことができなくなる。
【0076】そして、図9に示すように車庫12に隣接
して壁21が存在するような場合においては、有効作動
領域から外れた領域に位置する超音波発振器32R,3
2Lが、壁21を介して間接波でレピータ34r,34
lと交信する場合があり、この状態が検出できないとす
れば、誤った距離データに基づいて誤った車両誘導が続
行されることになる。
【0077】この場合に、車両11に搭載されている移
動体位置検出装置30は、かかる状況を適切に検知し
て、誤った車両誘導を停止させ得ることは上記した通り
である。ここで、図9に示す車両誘導システムは、車庫
12の後端両側にレピータ36r,36lを設置し、移
動体位置検出装置30がレピータ34r,34lとの交
信続行不能を検出したら、その後レピータ36r,36
lによる誘導を開始するものである。
【0078】かかる構成によれば、図9に示す壁21の
ように車庫12に隣接して何らかの物体が存在しても、
適切に車両11を車庫12の後端まで誘導することが可
能であり、実用的な車両誘導システムを構築することが
できる。尚、図9に示す車両誘導システムは、移動体位
置検出装置30を用いたものであるが、上記した移動体
位置検出装置10によっても同様に構成することが可能
である。
【0079】尚、上記各実施例においては、前記した受
信機2R,2Lに相当する超音波発振器13R,13
L、32R,32Lを車両11に、また前記した送信機
1r,1lに相当するマーカ16r,16l若しくはレ
ピータ34r,34lを車庫12側に設置する構成を採
用したが、超音波発振器13R,13L、32R,32
Lを車庫12に、マーカ16r,16l若しくはレピー
タ34r,34lを車両11に搭載してもよい。
【0080】この場合、例えば車庫12側で車両11の
位置検出を行い、検出結果を車両11に送信することと
すれば、上記各実施例の移動体位置検出装置10,30
と同様に車両11の誘導システムを実現することが可能
である。
【0081】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、基準物に設
置された2台の送信機若しくは2台の受信機と、移動体
に搭載された2台の送信機若しくは2台の受信機との距
離を検出した後、これらの距離が既知の受信機間距離ま
たは送信機間距離離との関係で適正な距離であると検証
された場合にだけ車両の位置データが更新される。
【0082】このため、送信機と受信機との間に何らか
の障害物が介在するような場合においては、その異常が
的確に検出されて車両の位置データの更新が停止され、
かかる障害物の影響を受けない、高精度な位置検出を行
うことができるという特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動体位置検出装置の原理図であ
る。
【図2】本発明に係る移動体位置検出装置の一実施例の
全体構成図である。
【図3】本実施例の移動体位置検出装置において超音波
発振器とマーカとの距離を測定する原理を説明するため
のタイムチャートである。
【図4】本実施例の移動体位置検出装置における座標系
の設定例である。
【図5】本実施例の移動体位置検出装置において超音波
発振器とマーカとの間に障害物として歩行者が介在する
状況を表す全体図である。
【図6】本実施例の移動体位置検出装置が実行するルー
チンのフローチャートである。
【図7】本発明に係る移動体位置検出装置の他の実施例
の全体構成図である。
【図8】本発明に係る移動体位置検出装置の他の実施例
において超音波発振器とレピータとの距離を測定する原
理を説明するためのタイムチャートである。
【図9】本発明に係る移動体位置検出装置を用いて構成
した車両誘導システムの全体構成図である。
【符号の説明】
1r,1l 送信機 2r,2l 受信機 3 距離検出手段 4 位置演算手段 5 既知距離演算手段 6 正誤判定手段 10,30 移動体位置検出装置 11,31 車両 12 車庫 13R,13L,32R,32L 超音波発振器 14,33 制御装置 15 電磁波受信機 16r,16l マーカ 17,35 信号発生装置 18 電磁波送信機 20 歩行者 21 壁 34r,34l,36r,36l レピータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに離間配置された2台の送信機と、
    互いに離間配置された2台の受信機と、前記2台の送信
    機若しくは前記2台の受信機の一方を搭載した移動体
    と、他方を設置した基準物と、各送信機と各受信機間の
    距離を検出する距離検出手段と、前記距離検出手段で検
    出した距離データに基づいて、基準物と移動体との相対
    位置を演算する位置演算手段とを備える移動体位置検出
    装置において、 前記距離検出手段で検出した距離データに基づいて、間
    隔が既知である前記2台の受信機間距離及び前記2台の
    送信機間距離の少なくとも一方を演算する既知距離演算
    手段と、 該既知距離演算手段の演算結果と既知の距離データとを
    比較することにより、前記距離検出手段の検出データの
    正誤を判定する正誤判定手段とを備えてなることを特徴
    とする移動体位置検出装置。
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