JPH072783U - ラジエータ用防食装置 - Google Patents

ラジエータ用防食装置

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JPH072783U
JPH072783U JP3681493U JP3681493U JPH072783U JP H072783 U JPH072783 U JP H072783U JP 3681493 U JP3681493 U JP 3681493U JP 3681493 U JP3681493 U JP 3681493U JP H072783 U JPH072783 U JP H072783U
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JP
Japan
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radiator
cooling water
reservoir tank
filter
engine cooling
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Pending
Application number
JP3681493U
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English (en)
Inventor
廉正 赤澤
Original Assignee
廉正 赤澤
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Publication date
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Publication of JPH072783U publication Critical patent/JPH072783U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラジエータのオーバフロー管とリザーバタンク
との間の冷却水路にフィルタを着脱可能に介設すること
で、不純物を除去し、ラジエータの水管の腐食や詰りを
防止する。 【構成】エンジン冷却水Wを放熱冷却させるラジエータ
1と、上記ラジエータ1の内圧を一定に保つリザーバタ
ンク10とを備え、上記ラジエータ1のオーバフロー管
8と上記リザーバタンク10との間の冷却水路11にフ
ィルタ14を着脱可能に介設したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、エンジン冷却水(不凍液やクーラント)を放熱冷却させるラジエ ータとリザーバタンク所謂サブタンクを備えたエンジンの冷却装置において、ラ ジエータの腐食を防止するようなラジエータ用防食装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例のラジエータには、同ラジエータの内圧を一定に保つ目的でリザ ーバタンク(いわゆるサブタンク)が連通接続されており、このリザーバタンク は上述のラジエータ内のエンジン冷却水(不凍液、クーラント)の授受により呼 吸作用を行なう関係上、大気中およびエンジンルーム内の粉塵等が上述のリザー バタンク内に侵入する。
【0003】 上述のリザーバタンク内に侵入した粉塵等の不純物のうち比重の大きいものは 同リザーバタンクの内底部に溜る一方、比較的比重の小さいものはラジエータ内 へ侵入することになり、この結果、ラジエータの水管(ウオータチューブ)が腐 食したり或は水管が詰まる問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、ラジエータのオーバフロー管とリザーバタンクとの間の冷却水路 にフィルタを着脱可能に介設することで、不純物を除去し、ラジエータの水管の 腐食や詰りを防止することができるラジエータ用防食装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、エンジン冷却水を放熱冷却させるラジエータと、上記ラジエータ の内圧を一定に保つリザーバタンクとを備え、上記ラジエータのオーバフロー管 と上記リザーバタンクとの間の冷却水路にフィルタを着脱可能に介設したラジエ ータ用防食装置であることを特徴とする。
【0006】
【考案の効果】
この考案によれば、上述のラジエータのオーバフロー管とリザーバタンクとの 間の冷却水路にフィルタを着脱可能に介設したので、このフィルタ内のエレメン トにより不純物を除去することができ、この結果、ラジエータの水管の腐食や詰 りを確実に防止することができると共に、エレメント劣化時においてはフィルタ の全体もしくはエレメントのみを新しいものと交換して、長期にわたるエンジン 冷却性能の維持とラジエータ耐久性の向上を図ることができる効果がある。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図面はラジエータ用防食装置を示し、図1において、エンジン冷却水(不凍液 やクーラント)を放熱冷却させるラジエータ1は、左右のラジエータサイドブラ ケット2,3間の上下にアッパタンク4およびロアタンク5を取付け、これら上 下の各タンク4,5間に複数のウオータチューブ6…およびコルゲートフィン7 …を配設すると共に、アッパタンク4にはオーバフロー管8を備えたラジエータ キャップ部材9が取付けられている。
【0008】 ここで、上述のアッパタンク4にはエンジンのウオータジャケットからの還流 冷却水を同タンク4に導くインレットホース(図示せず)が取付けられる一方、 上述のロアタンク5にはエンジンのウオータジャケットへエンジン冷却水を送給 するアウトレットホース(図示せず)が取付けられる。
【0009】 上述のラジエータ1内のエンジン冷却水は温度上昇により膨張するので、ラジ エータ1の外部にリザーバタンク(いわゆるサブタンク)10を設け、このリザ ーバタンク10とラジエータ1におけるオーバフロー管8とを例えばゴムホース 製の冷却水路11により連通させて、ラジエータ1の内圧を一定に保つように構 成している。
【0010】 図1の実施例では上述の冷却水路11を第1ゴムホース12と第2ゴムホース 13とで構成し、これら両ゴムホース12,13間にフィルタ14を介設してい る。
【0011】 上述のフィルタ14は、フィルタボディ15と、エレメント16と、小径円筒 状の接続部17,18とを備え、上述の接続部17,18に各ゴムホース12, 13をホースバンド等の締結部材(図示せず)により締結することで、フィルタ 14の全体をこれら両ゴムホース12,13に対して着脱可能に構成している。
【0012】 上述のリザーバタンク10は、タンク本体10aと、キャップ10bを備えた リッド部10cと、エアベントホース10dとを備え、内部にエンジン冷却水( 不凍液、クーラント)Wを貯溜すべく構成している。なお、上述のラジエータ1 およびリザーバタンク10は車両のエンジンルーム内に配置されることは勿論で ある。
【0013】 図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用を説明する。 ラジエータ1内のエンジン冷却水の温度変化に起因して、エンジン冷却水Wは ラジエータ1側からリザーバタンク10側へ、またはリザーバタンク10側から ラジエータ1側へ流動する。
【0014】 このためリザーバタンク10はエンジン冷却水Wの授受によりエンジンルーム 内の大気と呼吸作用を行なう関係上、同リザーバタンク10内にはエンジンルー ム内の粉塵等が侵入するが、エンジン冷却水Wの流動時に、上述の粉塵等の不純 物はフィルタ14内のエレメント16にて確実に除去されるので、ラジエータ1 のウオータチューブ6の腐食や詰りを防止することができると共に、エレメント 16の劣化時においてはフィルタ14の全体もしくはエレメント16のみを新し いものと交換して、長期にわたるエンジン冷却性能の維持とライジエータ耐久性 の向上を図ることができる効果がある。
【0015】 図2はラジエータ用防食装置の他の実施例を示し、フィルタ14のエレメント 16に対してエンジン冷却水Wの流動方向が常に一定の方向となるように、水路 20,21,22,23にそれぞれ逆止弁24,25,26,27を介設し、ラ ジエータ1側からリザーバタンク10に流動するエンジン冷却水Wを図2の実線 矢印の如く、またリザーバタンク10からラジエータ1側に流動するエンジン冷 却水Wを図2の点線矢印の如く設定している。
【0016】 このように、上述のフィルタ14のエレメント16に対してエンジン冷却水W の流動方向が常に一定の方向になるように構成すると、エレメント16の不純物 トラップ(trap)方向が特定されるので、不純物トラップ効率の向上を図ること ができる効果がある。
【0017】 なお、その他の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので 、図2において図1と同一の部分には同一番号および同一符号を付して、その詳 しい説明を省略する。また上述のリザーバタンク10における呼吸作用を奏する 部位、例えばキャップ10bにエアブリード孔を有するものにおいては、このエ アブリード孔に、エアベントホース10dを有するものにおいては、このエアベ ントホース10dのネック部に塵埃除去用のフィルタを取付けてもよい。
【提出日】平成5年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 上述のフィルタ14は、透明のフィルタボディ15と、エレメント16と、小 径円筒状の接続部17,18とを備え、上述の接続部17,18に各ゴムホース 12,13をホースバンド等の締結部材(図示せず)により締結することで、フ ィルタ14の全体をこれら両ゴムホース12,13に対して着脱可能に構成して いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のラジエータ用防食装置を示す系統図。
【図2】本考案のラジエータ用防食装置の他の実施例を
示す系統図。
【符号の説明】
1…ラジエータ 8…オーバフロー管 10…リザーバタンク 11…冷却水路 14…フィルタ W…エンジン冷却水

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン冷却水を放熱冷却させるラジエー
    タと、 上記ラジエータの内圧を一定に保つリザーバタンクとを
    備え、 上記ラジエータのオーバフロー管と上記リザーバタンク
    との間の冷却水路にフィルタを着脱可能に介設したラジ
    エータ用防食装置。
JP3681493U 1993-06-10 1993-06-10 ラジエータ用防食装置 Pending JPH072783U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3681493U JPH072783U (ja) 1993-06-10 1993-06-10 ラジエータ用防食装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3681493U JPH072783U (ja) 1993-06-10 1993-06-10 ラジエータ用防食装置

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JPH072783U true JPH072783U (ja) 1995-01-17

Family

ID=12480240

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3681493U Pending JPH072783U (ja) 1993-06-10 1993-06-10 ラジエータ用防食装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63193067U (ja) * 1987-05-29 1988-12-13

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6293046A (ja) * 1985-10-11 1987-04-28 プレシジヨン メタルスミス インコ−ポレイテツド インベストメントシエルモ−ルド装置および方法

Patent Citations (1)

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