JPH07276963A - 電磁力サスペンション - Google Patents

電磁力サスペンション

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Publication number
JPH07276963A
JPH07276963A JP7463994A JP7463994A JPH07276963A JP H07276963 A JPH07276963 A JP H07276963A JP 7463994 A JP7463994 A JP 7463994A JP 7463994 A JP7463994 A JP 7463994A JP H07276963 A JPH07276963 A JP H07276963A
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JP
Japan
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electric
coil
rod
electric coil
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP7463994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Aikyo
京 秀 幸 相
Mutsumi Kawamoto
本 睦 川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Equos Research Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Equos Research Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP7463994A priority Critical patent/JPH07276963A/ja
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  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立容易,電気コイルの構造およびリ−ド接
続が簡単,発電制動可および、発電制動力調整のための
電気接続が容易。 【構成】複数個のリング状スペ−サ(3,4a〜4w,5)と24
個の電気コイル(7a〜7h,8a〜8h,9a〜9h)でなるステ−
タ;8個の電気コイルを連続とした、3組の電気コイル
リ−ド(10U,10V,10W);ステ−タの外部にあって、3組
のリ−ド(10U,10V,10W)の一端を共通に接続した共通端
子(11N);ステ−タの外部にあって、電気的に互に分離
した、3組のリ−ドの他端子(11U,11V,11W);および、
ステ−タの筒空間を通る、少くとも外周面が電気良導体
であり少くとも該外周面の内側が磁気良導体であるロッ
ド(13);を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁力によりロッドを
支持し、あるいはロッドの振動を抑制する、サスペンシ
ョンに関し、特に、これに限定する意図ではないが、ロ
ッドを電磁推力により支持しかつロッドの振動は発電制
動により抑制する電磁力サスペンションに関する。
【0002】
【従来技術】従来の最も一般的なサスペンションは、シ
リンダ−内のピストンに減衰力調整バルブを有するショ
ックアブソ−バを備える。このショックアブソ−バは、
ピストンで区分された上下流体空間の間の通流度を調整
するものであるので、減衰力係数を調整しうる。最近
は、減衰力のみならずサスペンションの支持圧をも調整
するために例えば加圧エア−源とサスペンションの間に
調圧弁を介挿し、サスペンションの支持圧を調整するこ
とが行なわれている。しかしエア−ポンプ,エア−アキ
ュムレ−タ,調圧弁,流体配管等が必要となり、またサ
スペンションの構造が複雑となる上、エア−ポンプの駆
動等にかなりの動力を要する。
【0003】例えば特開平2−111251号公報に
は、径方向に分極した永久磁界リングの太径のものの中
に小径のものを配置し、両者の間のリング状ギャップに
円筒状の電気コイルを介挿して、電気コイルに通電する
ことにより、太径,小径永久磁界リング間の磁界と電気
コイルの間にフレミングの左手の法則による、リングの
中心軸が延びる方向の相対的な力を発生するリニアモ−
タを組込んだサスペンションが提示されている。
【0004】このリニアモ−タは、外側の永久磁石リン
グと内側の永久磁石リングの間の磁界とそれに交鎖する
電気コイル(の電流)の間に、フレミングの左手の法則
で表わされる相対的な推力を発生するものである。そこ
で例えば車輪に対して車体が振動する場合、これを抑制
するために、車体が沈もうとするときには上向き推力を
発生する極性の電流を電気コイルに流し、車体が浮こう
とするときには逆極性の電流を電気コイルに印加するな
ど、車体の上下移動方向の転換に対応してコイル印加電
圧の極性を切換える必要がある。すなわち車輪に対する
車体の移動方向を検出しこれに対応してコイル印加電圧
の極性を定めなければならない。ところが、振動周波数
が高くなるとこのような電圧極性の制御が追従しえなく
なるので、結局、高周波振動を抑制し得ない。また、永
久磁石はもろく衝撃に弱いという問題があると共に、時
系列の減磁があって、機能が劣化(変動)するという問
題もある。
【0005】本発明者は、この種の問題点を改善した電
磁力サスペンションを提供した(特願平5−2611
号)。この電磁力サスペンションは、筒状の電気コイ
ル,これらの電気コイルの外周面および上下端面を覆
い、電気コイルの上下開口に対向する開口を上下に有す
る磁路部材,この磁路部材の前記開口ならびに電気コイ
ルの内空間を貫通する、少くとも外周面が電気良導体で
あり少くとも該外周面の内側が磁気良導体であるロッ
ド、および、電気コイルに電流を供給するコイルドライ
バを備える。コイルドライバが電気コイルに通電する
と、コイル電流により、電気コイルのコイルワイヤが延
びる方向を中心として、磁路部材およびロッドをめぐる
磁束が発生し、磁路部材からロッドに流れる、ロッドの
外周面に直交する磁束成分を生ずる。電気コイルおよび
磁路部材に対して相対的にロッドがその中心軸線が延び
る方向(該直交する磁束成分に直交する方向)に移動する
と、ロッドの電気良導体に、該磁束成分を周回する形の
渦電流が流れ、この渦電流と該磁束成分との間の電磁力
により、磁路部材とロッドとの間に、ロッドの前記移動
を妨げる方向の電磁制動力が作用する。すなわち、磁路
部材からロッドに流れる磁束が、ロッドに制動力を与え
る。この電磁制動力は、電磁誘導の法則に従がい、ロッ
ドの移動速度が速い程大きい。したがってロッドの振動
が速い(振動周波数が高い)程、大きな制動力が自動的に
発生する。すなわち、この電磁力サスペンションは、ロ
ッドの振動を抑制するショックアブソ−バ機能があり、
この機能は、高周波振動に対して高い。永久磁石を必要
としないので、永久磁石を用いる場合の問題点、例えば
高コスト,高重量,経時劣化,衝撃にもろい、等がすべ
て改善される。
【0006】ロッドの軸心が延びる方向に、電気コイル
と磁路部材でなる電磁石を複数個配列した場合、上述の
機能が同様に発輝されると共に、電気コイルのそれぞれ
に、隣接するものの間で位相が異なる交流電流を供給す
ることにより、電磁石グル−プ(ステ−タ)がロッドに
及ぼす磁界が、ロッドの軸心が延びる方向に移動し、ロ
ッドの電気良導体に、この磁界の移動を妨げるように渦
電流が流れ、この渦電流と移動磁界との間の電磁力によ
り、ロッドに磁界の移動方向の推力が作用する。車両の
車輪と車体の一方にロッドを、他方にステ−タを連結し
た場合に、この推力の方向を車輪から車体に向かう方向
(車体を支える方向)とすることにより、該推力はいわ
ば車体を支えるばね力となり、交流電流レベルを調整す
ることによりこのばね力を調整しうる。したがってこの
サスペンションは、電気コイルのそれぞれに、隣接する
ものの間で位相が異なる交流電流を供給する態様で、シ
ョックアブソ−バ機能と、車体支持力を積極的に調整す
るアクティブ機能が同時に実現する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの種の電磁
力サスペンションの改良に関し、ステ−タの組立を容易
にすることを第1の目的とし、ステ−タを構成する電気
コイルの構造およびリ−ド接続を簡単にすることを第2
の目的とし、発電制動を可能とすることを第3の目的と
し、発電制動力調整のための電気接続を容易にすること
を第4の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁力サスペン
ションは、複数個のリング状スペ−サ(3,4a〜4w,5)を筒
状に積層し、上下に接するスペ−サの間にリング状のコ
イル収納空間(16)を設けたスペ−サ筒体と、それぞれが
前記コイル収納空間(16)に収納された複数個m×n(3×
8)の電気コイル(7a〜7h,8a〜8h,9a〜9h)でなるステ−
タ;それぞれが、筒状の積層順で前記電気コイルのa≧
1なるa個飛びの複数個nを電気的に連続とした、複数
個mの電気コイルリ−ド(10U,10V,10W);前記ステ−タ
の外部にあって、前記複数個mの電気コイルリ−ド(10
U,10V,10W)の一端を共通に接続した共通端子(11N);前
記ステ−タの外部にあって、電気的に互に分離した、前
記複数個mの電気コイルリ−ドの他端子(11U,11V,11
W);および、前記ステ−タの筒空間を通る、少くとも外
周面が電気良導体であり少くとも該外周面の内側が磁気
良導体であるロッド(13);を備える。
【0009】本発明の好ましい実施例では、電気コイル
は3組、各組8個、計24個であって、これらの電気コ
イルと3個の電気コイルリ−ドの集合は、電気コイル線
材の一連続体(それぞれ10U,10V,10W)を、間に所定リ−
ド長を置いて8個の電気コイル(7a〜7h,8a〜8h,9a〜9h)
にコイル巻きした、3組の電気コイル/リ−ド組体でな
るものとし、同一リ−ドで電気的に連続とした3組の電
気コイル/リ−ド組体のそれぞれは、ステ−タを構成す
る前において電気コイルの巻回方向は同方向であるが、
ステ−タを構成するとき1個飛びで電気コイルを直線状
リ−ドからコイルに変わる首部を中心にリング平面の表
裏を裏返すように180度回転することによりロッドに
対する巻回方向を逆方向としたものであり、この実施例
の電磁力サスペンションはいわば3相リニアモ−タであ
る。
【0010】なお、カッコ内には、理解を容易にするた
めに、後述する実施例の対応要素又は対応事項を、参考
のため付記した。
【0011】
【作用】本発明の電磁力サスペンションの、ロッドの振
動を電磁制動力により抑制するショックアブソ−バ機能
およびロッドを電磁推力により支持するサスペンション
機能に関する作用は、前記特願平5−2611号に提示
した電磁力サスペンションの、上述の説明と同様であ
る。
【0012】これらに加えて本発明の電磁力サスペンシ
ョンでは、筒状に積層する上下スペ−サの間にリング状
のコイル収納空間を設けているので、下スペ−サの上に
電気コイルを載せその上に上スペ−サを載せるようにス
ペ−サと電気コイルを積層することによりステ−タが組
上がるので、ステ−タの組立が簡単である。
【0013】更には、本発明の電磁力サスペンション
は、それぞれが、筒状の積層順で前記電気コイルのa≧
1なるa個飛びの複数個nを電気的に連続とした、複数
個mの電気コイルリ−ド(10U,10V,10W)を備える。すな
わち、n個の電気コイルと1個の電気コイルリ−ドで1
組の電気コイル/リ−ド組体を構成し、この組体をm個
としている。そして、m個の電気コイルリ−ド(10U,10
V,10W)の一端をステ−タの外部に出して共通接続して共
通端子(11N)としている。例えばm=3である場合3相
駆動となり、共通端子(11N)が中性点となるが、これが
ステ−タの外部にあるので、それを例えば抵抗器を介し
て機器ア−スに接続すると、電気コイルに直流で通電す
ると、ロッドには磁界が加わるので、フレミングの右手
の法則により、ロッドに電圧(発電電圧)が誘起され、
通電した直流電流が、共通端子(11N)および抵抗器を介
して機器ア−スに流れ(発電制動)、抵抗値が小さい程
この発電制動力は大きい。抵抗器をトランジスタ素子な
ど、インピ−ダンス可調整素子としてインピ−ダンスを
調整すると、発電制動力が調整されることになる。共通
端子(11N)をステ−タの外部に出しているので、それに
抵抗器あるいはインピ−ダンス可調整素子を接続するの
が容易である。すなわち本発明の電磁力サスペンション
は、発電制動に適合性が高い。
【0014】また、電気コイルに低周波交流を通電(励
磁通電)すると、ロッドが該低周波交流より高い周波数
で振動するときフレミングの右手の法則により電気コイ
ルに電圧(発電電圧)が誘起され、これによる電流(発
電電流)を電源に戻す電力回生を行なうことができる。
共通端子(11N)に接続したインピ−ダンス可調整素子で
励磁電流および又は回生電流を調整することにより、回
生制動力を調整しうる。
【0015】本発明の好ましい実施例では、電気コイル
線材の一連続体(それぞれ10U,10V,10W)を、間に所定リ
−ド長を置いて8個の電気コイル(7a〜7h,8a〜8h,9a〜9
h)にコイル巻きした、3組の電気コイル/リ−ド組体で
なるものとしているので、電磁力サスペンションの組立
時に、電気コイルのそれぞれをリ−ドに接続する工程が
省略となり、しかも電気コイル/リ−ドコネクタ又は接
続瘤が無いので、電気コイル/リ−ド組体をコンパクト
にステ−タコアに装備しうる。また、同一リ−ドで電気
的に連続とした3組の電気コイル/リ−ド組体のそれぞ
れは、ステ−タを構成する前において電気コイルの巻回
方向は同方向にすることにより、該組体の製造が簡単と
なる。ステ−タを構成するとき1個飛びで電気コイルを
直線状リ−ドからコイルに変わる首部を中心にリング平
面の表裏を裏返すように180度回転することによりロ
ッドに対する巻回方向を逆方向とすることにより、例え
ば逆方向としたものとしないものでは、ロッドに対して
例えば−U相とU相の関係となり、3組の電気コイル/
リ−ド組体をステ−タに組込んだとき、ロッドの長手方
向にU/−V/W/−U/V/−W/U/−V/W/−
U/V/−W/U/−V/W/−U/V/−W/U/−
V/W/−U/V/−Wなる電気コイルの相割当てが自
動的に定まる。電気コイル/リ−ド組体の製造過程にお
いて、1組内の隣り合う電気コイルの巻き方向を逆にす
る必要がないので、コイル巻き工程が単純になる。
【0016】本発明の他の目的および特徴は図面を参照
した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0017】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の外観を示す。軟
鉄筒体であるシリンダ1を長手方向に、軟鉄筒体である
ロッド13が貫通している。シリンダ1は図示しない車
軸(又は電気自動車のホィ−ルモ−タのステ−タハウジ
ング)に連結され、ロッド13は図示しない車体に連結
される。シリンダ1の上部から3本の電気リ−ドのそれ
ぞれの一端部が引き出されて、それぞれに端子11U
(U相端子),11V(V相端子),11W(W相端
子)が固着されている。シリンダ1の下部から前記3本
の電気リ−ドの他端部が引き出されて共通接続されて中
性端子11Nに固着されている。互に分離した端子11
U,11Vおよび11Wのそれぞれを、3相交流のU相
出力端,V相出力端およびW相出力端に接続すると、シ
リンダ1内に、ロッド13を下から上に駆動する移動磁
界(上向推力)が発生する。これは車体を上げる方向で
ある。
【0018】図2に、図1に示す電磁力サスペンション
の、上平面略右半分と横断面左半分を示す。すなわち右
半分は主に上端面を、左半分は横断面を示す。また図3
に、シリンダ1を破断した側面右半分と、縦断面左半分
を示す。なお、図2は図3の主に2A−2A線断面であ
るが、右半分のシリンダの横破断は図3の矢印2B部で
行なったものである。
【0019】図2および図3を参照する。シリンダ1の
下端にはねじ結合により下端板2が固着されており、こ
の下端板2によりシリンダ1内部の下スペ−サ3が支え
られている。下スペ−サ3上に、下方から順次上方に中
間スペ−サ4a〜4wが積層され、スペ−サ間の、中心
軸を中心とする回転方向の位置ずれを防止するために、
ピン12が、上下隣り合うスペ−サに及んで立てられて
いる。最上部の中間スペ−サ4wの上に上スペ−サ5が
載せられ、この上スペ−サ5が、シリンダ1の上端にね
じ込まれた上端板6で押えられている。下スペ−サ3,
中間スペ−サ4a〜4wおよび上スペ−サ5の、上下隣
り合うものの間に形成されたリング状(あるいはド−ナ
ッツ状)の空間のそれぞれに、電気コイル7a,8a,
9a〜7h,8h,9hが収納されている。なお、スペ
−サ3,4a〜4wおよび5は、電気コイルと交鎖しそ
れを周回する磁束の磁気抵抗を小さくするため、この実
施例では、軟鉄製である。渦電流損を少くするためには
積層鉄心とするのが好ましいが、安価かつ高寸法精度と
するために、この実施例では軟鉄板の切削加工および穴
開け加工によって作っている。電気コイルとロッド13
との距離が短いので、スペ−サ3,4a〜4wおよび5
は非磁性体例えば合成樹脂とすることもできる。
【0020】図4に、1つの中間スペ−サ4vを拡大し
て示す。図4の(a)は中間スペ−サ4vの上面を示す
拡大平面図、図4の(b)は(a)の4B−4B線断面
図(横断面図)である。中間スペ−サ4vは大略で、中
心部にロッド13を通す開口14を有する盆形又はプ−
リ形であり、周縁部にリング状の起立壁15を有する。
起立壁15の内空間16が電気コイル収納空間であり、
そこに電気コイル(8h)が収納される。起立壁15に
は、リ−ド(10V)を通すための、接線方向に一直線
状に延びる溝17,18があり、また、スペ−サ中心に
関して溝17,18の反対側に、ピン(12)を通すた
めのピン穴19がある。他の中間スペ−サ4a〜4u,
4wならびに下スペ−サ3および上スペ−サ5も、上述
の中間スペ−サ4vと同様な構造である。ただし、下ス
ペ−サ3および上スペ−サ5の、それぞれ下端板2およ
び上端板6に対向する面は、平担面となっており、ま
た、厚みは中間スペ−サよりも厚い。
【0021】リ−ド10Uは電気コイル7a〜7hと一
体連続、リ−ド10Vは電気コイル8a〜8hと一体連
続、またリ−ド10Wは電気コイル9a〜9hと一体連
続である。例えば図2に示す電気コイル8hは、リ−ド
10Vおよび電気コイル8a〜8hの全長(延べ長)以
上の長さの、複数本のエナメル被覆銅線の束である素線
(複合線)の、電気コイル8h相当領域の中間点を最内
方において、中間点右側領域と左側領域を、それらが連
続して同方向となるようにそれぞれ外側に巻き上げて束
ねたものであり、スペ−サ間に図3に示すように装着す
る前は、図5に示すような分布となっている。
【0022】図5に示す状態において、全電気コイルの
巻回方向は同一であり、3組の電気コイル/リ−ド組体
は、形状および電気特性が同一である。次に、図2,図
3に示す電磁サスペンションの組立工程を説明する。
【0023】まず、下スペ−サ3を、その中央開口に案
内棒を通しながら作業台上に載せる。案内棒は作業台
に、着脱自在に立てられているものである。次に、第1
組第1番の電気コイル7a(図5参照)を案内棒を通し
ながら、下スペ−サ3の上面のコイル収納空間(16)
に挿入する。リ−ド部(10U)は、下スペ−サ3のリ
−ド溝(17,18)に挿入する。次に、下スペ−サ3
の上に中間スペ−サ4aを、案内棒を通しながら載せ、
そして下スペ−サ3と中間スペ−サ4aのピン穴(1
9)にピン12を通して、下スペ−サ3と中間スペ−サ
4を連結する。これにより、第1組第1番の電気コイル
7a(U相)が下スペ−サ3と中間スペ−サ4の間のコ
イル収納空間(16)に収納されたことになる。
【0024】次には、第2組第1番の電気コイル8a
(図5参照)を、リ−ドとつながる首部を中心に表裏を
反転するように180度ねじり回転させて、そして案内
棒を通しながら、中間スペ−サ4aの上面のコイル収納
空間(16)に挿入する。リ−ド部(10V)は、中間
スペ−サ4aのリ−ド溝(17,18)に挿入する。次
に、中間スペ−サ4aの上に中間スペ−サ4bを、案内
棒を通しながら載せ、そして中間スペ−サ4aと4bの
ピン穴(19)にピン(12)を通して、中間スペ−サ
4aと4bを連結する。これにより、第2組第1番の電
気コイル8a(−V)が中間スペ−サ4aと4bの間の
コイル収納空間(16)に収納されたことになる。
【0025】次に、第3組第1番の電気コイル9a(図
5参照)を案内棒を通しながら、中間スペ−サ4bの上
面のコイル収納空間(16)に挿入する。リ−ド部(1
0W)は、中間スペ−サ4bのリ−ド溝(17,18)
に挿入する。次に、中間スペ−サ4bの上に中間スペ−
サ4cを、案内棒を通しながら載せ、そして中間スペ−
サ4bと4cのピン穴(19)にピン(12)を通し
て、中間スペ−サ4bと4cを連結する。これにより、
第3組第1番の電気コイル9a(W)が中間スペ−サ4
bと4cの間のコイル収納空間(16)に収納されたこ
とになる。以上が、各組第1番の電気コイル7a,8a
および9aの装着手順である。
【0026】この装着手順と同様にして、各組第2番の
電気コイル7b,8bおよび9bをこの順に、それらの
間に中間スペ−サ4dおよび4eを置いて装着する。た
だし、電気コイル7bは7aに対して逆相(−U)とな
るように180度回転させてから装着し、電気コイル8
bは8aに対して逆相(V)となるように、回転させず
に装着し、電気コイル9bは9aに対して逆相(−W)
となるように180度回転させてから装着する。
【0027】以下同様にして各組第3番以降の電気コイ
ルおよび中間スペ−サを装着する。これにおいて、第1
組の電気コイル7a〜7hは、第1番7aから出発し
て、1つ飛びに180度の回転を加えてから装着する。
第2組の電気コイル8a〜8hは、第1番8aから出発
して第1番8aおよびそれから1つ飛びに180の回転
を加えてから装着する。第3組の電気コイル9a〜9h
は第1組と同様に、第1番9aから出発して、1つ飛び
に180度の回転を加えてから装着する。
【0028】最後に装着した電気コイル9hの上に上ス
ペ−サ5を装着すると、電気コイルと中間スペ−サなら
びに上,下スペ−サが一体に結合した組体すなわちステ
−タが組上がったことになる。
【0029】次に、シリンダ1に、その上開口から、案
内棒ごと上記ステ−タを、第1番の電気コイル7a,8
a,9a側から挿入し、リ−ド10U,10V,10W
の、第1番の電気コイル7a,8a,9a側の端部(下
側端部)をシリンダ1より下方に引出し、そしてシリン
ダ1の下開口に下端板2をねじ込む。そして、シリンダ
1の上開口の外側にリ−ド10U,10V,10W(上
側端部)を出したまま、シリンダ1の上開口に上端板6
をねじ込む。ここで、リ−ド10U,10V,10W
の、第1番の電気コイル7a,8a,9a側の端部(下
側端部)を中性端子11Nに固着し(電気的には共通接
続し)、第8番(最後)の電気コイル7h,8h,9h
側の端部分(上側端部)にはケ−ブル被覆を施しそして
それぞれの先端に各端子11U,11V,11Wを固着
(電気的には接続)する。そして、シリンダ1内の、ス
ペ−サの中央穴にロッド13を通し、ロッド13の下端
および上端にフランジ板を固着する。
【0030】以上で、図1および図3に示す電磁力サス
ペンションが組上ったことになる。この電磁力サスペン
ションでは、電気コイルとリ−ドが、組込み前は図5に
示すように一体連続であるので、電気コイルそれぞれと
リ−ドの電気接続工程は省略となっている。また各電気
コイルを電気接続するための端子,コネクタあるいはハ
ンダ接続瘤はなく、電気コイルがきわめてコンパクトに
収納されている。のみならず、電気コイルの組込みは、
上述のように単純である。次に上述の電磁力サスペンシ
ョンの使用態様を説明する。
【0031】端子11U,11Vおよび11Wに、それ
ぞれ3相交流のU相,V相およびW相電圧を印加する
と、図3に示す電気コイル7a,8a,7b,8b,9
b,7c,・・・9hは、この順に(下から順番に)、
U/−V/W/−U/V/−W/U/−V/W/−U/
V/−W/U/−V/W/−U/V/−W/U/−V/
W/−U/V/−W相となり、ロッド13に、その長手
方向上向きに移動する磁界が加わり、上向き推力が加わ
る。これは車体を支える方向である。3相交流の周波数
に対して低周波数の振動又は車高変動がある場合、この
振動に同期してロッド13が下がるときには3相交流電
流値を高くしおよび又は3相交流周波数を高くし、ロッ
ド13が上がるときには電流値を低くしおよび又は周波
数を低くする制御により、ロッド13の低周波振動又は
車高変動を抑制しうる。すなわち車高を一定に維持しう
る。
【0032】端子11U,11Vおよび11Wの少くと
も1つに直流電圧を印加すると、ロッド13がその長手
方向に振動するときこの振動を抑制する電磁力をもたら
す渦電流がロッド13に発生する。3相交流を印加して
いる場合でも、その周波数に対して高い周波数の振動
は、直流を印加しているときと同様な原理により、振動
が抑制される。これらの場合、フレミングの右手の法則
により、ロッド13にその中心軸を周回する電流が誘起
されこの電流によりロッド13の中心軸に平行に流れる
磁束が発生し、この磁束の変化に対応して電気コイルに
電圧が誘起される。電気コイルが外部回路を介して閉ル
−プになっているこの電圧による電流(発電電流)が外
部回路に流れ、外部回路(および電気コイル)のインピ
−ダンス値に逆対応する発電制動力がロッド13に加わ
る。なお、この外部回路に流れる電流で例えばバッテリ
を充電するなど、電源回路に電力を回生する場合が回生
制動である。
【0033】上述の電磁力サスペンションは、上述の発
電制動あるいは回生制動を容易に実施しうるように、電
気コイルの中性点すなわち中性端子11Nをシリンダ1
の外部に出している。
【0034】中性端子11Nを利用する発電制動を行な
う電気回路の主要部を図6に示す。図6において、電気
コイル7,8および9は、それぞれ第1組の電気コイル
7a〜7h,第2組の電気コイル8a〜8hおよび第3
組の電気コイル9a〜9hを指す。中性端子11Nと機
器ア−スの間には、インピ−ダンスが可調整であるトラ
ンジスタ回路23が介挿されている。車両上バッテリ2
0の電圧が平滑用コンデンサ21でレベル変動を抑制し
て、スイッチングトランジスタを主体とするインバ−タ
ブリッジ22に印加される。
【0035】インバ−タブリッジ22の上段のトランジ
スタを、左側のものから順に、時系列平均が3相交流の
U相,V相およびW相の正半波となるPWM(パルス幅
変調)スイッチングパルスを印加し、下段のトランジス
タには負半波となるPWMスイッチングパルスを印加す
ることにより、ロッド13に、その長手方向上向きに移
動する磁界が加わり、上向き推力が加わる。PWMパル
ス幅を調整して車高を設定値とし、3相交流の周波数に
対して低周波数の振動又は車高変動に対しては、この振
動に同期してロッド13が下がるときにはPWMパルス
幅(導通区間幅)を広げ、ロッド13が上がるときには
PWMパルス幅を狭くして、ロッド13の低周波振動又
は車高変動を抑止する。これはアクティブな車高制御で
ある。この状態で該3相交流の周波数よりも高い周波数
の振動がロッド13に加わると、これにより電気コイル
7〜9に高周波電圧が発生し、これがトランジスタ回路
23を通して機器ア−スに流れ、ロッド13には高周波
振動を抑制する発電制動力が作用する。すなわち高周波
振動減衰力を発生する。これはパッシブな高周波振動抑
制であり、インバ−タブリッジ22の上段のトランジス
タの少くとも一者に印加するPWMパルス幅を直流成分
を有するように調整する、および/又は、トランジスタ
回路23のインピ−ダンス(導通率)を調整して、高周
波減衰特性を定める。
【0036】図6に示す電気回路構成では、ロッド13
の振動又は車高変動のパッシブな抑制に回生制動を用い
る。すなわち、ロッド13の振動の周波数よりも低周波
数の3相交流を、振動方向と同一方向の推力を発生する
方向(振動と同相)で通電する。電気コイルが発生する
磁界をロッド13が横切ることにより電気コイルに誘起
した電流(回生電流)はインバ−タブリッジ22内のト
ランジスタに逆方向並列接続したダイオ−ドを通して車
両上バッテリ20又はコンデンサ21に逆流する(充電
する)。この誘起電流に対応する制動力がロッド13に
加わり、ロッド13の振動が抑制される。3相交流の通
電レベルを調整して制動力を調整する。以上のように、
上述の電磁力サスペンションは、低下した車高を積極的
に元に戻すアクティブ車高制御に使用できると共に、車
高振動の、電力回生を伴なうパッシブな抑制に使用でき
る。これらにおいて、中性端子11Nがシリンダ1の外
部にあるので、発電制動をもたらすための抵抗器あるい
はインピ−ダンス可調整素子(23)の接続が容易であ
る。
【0037】
【発明の効果】筒状に積層する上下スペ−サの間にリン
グ状のコイル収納空間を設けているので、下スペ−サの
上に電気コイルを載せその上に上スペ−サを載せるよう
にスペ−サと電気コイルを積層することによりステ−タ
が組上がるので、ステ−タの組立が簡単である。
【0038】n個の電気コイルと1個の電気コイルリ−
ドで1組の電気コイル/リ−ド組体を構成し、この組体
をm個としている。そして、m個の電気コイルリ−ド(1
0U,10V,10W)の一端をステ−タの外部に出して共通接続
して共通端子(11N)としている。共通端子(11N)を例えば
抵抗器を介して機器ア−スに接続すると、発電制動力が
ロッドに加わり、抵抗器をトランジスタ素子など、イン
ピ−ダンス可調整素子としてインピ−ダンスを調整する
と、発電制動力が調整されることになる。共通端子(11
N)をステ−タの外部に出しているので、それに抵抗器あ
るいはインピ−ダンス可調整素子を接続するのが容易で
ある。すなわち本発明の電磁力サスペンションは、発電
制動に適合性が高い。
【0039】また、電気コイルに低周波交流を通電(励
磁通電)すると、ロッドが該低周波交流より高い周波数
で振動するときフレミングの右手の法則により電気コイ
ルに電圧(発電電圧)が誘起され、これによる電流(発
電電流)を電源に戻す電力回生を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の外観を示す正面図であ
る。
【図2】 図1に示す電磁力サスペンションの上面の右
半分および横断面の左半分を示す平面図および横断面図
であり、上面の右半分を示す平面図においてシリンダ1
は横断面を示す。この図2は、図3の2A−2A線断面
図であり、右半分においてシリンダ1は図3の2B線部
の断面を示す。
【図3】 図2の3A−3A線縦断面図である。
【図4】 (a)は図3に示す中間スペ−サ4vの拡大
平面図、(b)は(a)の4B−4B線横断面図であ
る。
【図5】 図3に示す電気コイルおよびリ−ドの、ステ
−タへの組込み前の形状を示す斜視図である。
【図6】 図2に示す電磁力サスペンションの一使用態
様における通電回路を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1:シリンダ 2:下端板 3:下スペ−サ 4a〜4h:
中間スペ−サ 5:上スペ−サ 6:上端板 7(7a〜7h):U相電気コイル 8(8a〜8
h):V相電気コイル 9(9a〜9h):W相電気コイル 10U,10
V,10W:リ−ド 11U,11V,11W,11N:端子 12:ピン 13:ロッド 14:ロッド
通し開口 15:筒壁 16:コイル
収納空間 17,18:リ−ド溝 19:ピン穴 20:バッテリ 21:コンデ
ンサ 22:インバ−タブリッジ 23:トラン
ジスタ回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のリング状スペ−サを筒状に積層
    し、上下に接するスペ−サの間にリング状のコイル収納
    空間を設けたスペ−サ筒体と、それぞれが前記コイル収
    納空間に収納された複数個m×nの電気コイルでなるス
    テ−タ;それぞれが、筒状の積層順で前記電気コイルの
    a≧1なるa個飛びの複数個nを電気的に連続とした、
    複数個mの電気コイルリ−ド;前記ステ−タの外部にあ
    って、前記複数個mの電気コイルリ−ドの一端を共通に
    接続した共通端子;前記ステ−タの外部にあって、電気
    的に互に分離した、前記複数個mの電気コイルリ−ドの
    他端子;および、 前記ステ−タの筒空間を通る、少くとも外周面が電気良
    導体であり少くとも該外周面の内側が磁気良導体である
    ロッド;を備える電磁力サスペンション。
  2. 【請求項2】複数個m×nの電気コイルおよび複数個m
    の電気コイルリ−ドの集合は、電気コイル線材の一連続
    体を、間に所定リ−ド長を置いて複数個nの電気コイル
    にコイル巻きした電気コイル/リ−ド組体のm組でな
    る、請求項1記載の電磁力サスペンション。
  3. 【請求項3】同一電気コイル線材で電気的に連続な複数
    個nの電気コイルは、ロッドに対する巻回方向が、これ
    らの電気コイルの筒状の積層順で、b≧1なるb個飛び
    で逆方向である請求項2記載の電磁力サスペンション。
  4. 【請求項4】ステ−タを構成する前の電気コイル/リ−
    ド組体において全電気コイルの巻回方向は同方向であ
    り、ステ−タを構成するときb個飛びで電気コイルを直
    線状リ−ドからコイルに変わる首部を中心にリング平面
    の表裏を裏返すように180度回転することによりロッ
    ドに対する巻回方向を逆方向とした、請求項4記載の電
    磁力サスペンション。
  5. 【請求項5】m=3,a=2およびb=1である請求項
    4記載の電磁力サスペンション。
JP7463994A 1994-04-13 1994-04-13 電磁力サスペンション Pending JPH07276963A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7768158B2 (en) 2006-06-26 2010-08-03 Hitachi, Ltd. Cylindrical linear motor and a vehicle using the same
JP2013169065A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Thk Co Ltd 振動アクチュエータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7768158B2 (en) 2006-06-26 2010-08-03 Hitachi, Ltd. Cylindrical linear motor and a vehicle using the same
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