JPH07276616A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH07276616A
JPH07276616A JP7311594A JP7311594A JPH07276616A JP H07276616 A JPH07276616 A JP H07276616A JP 7311594 A JP7311594 A JP 7311594A JP 7311594 A JP7311594 A JP 7311594A JP H07276616 A JPH07276616 A JP H07276616A
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JP
Japan
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contact
contact electrode
carriage
ink
electrode
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JP7311594A
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English (en)
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Nobuo Aoki
信夫 青木
Takeshi Eguchi
毅 江口
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可撓性部材上の接点電極が損傷しても簡単に
ユーザーが交換できる印字装置を提供すること。 【構成】 キャリッジ2に対向電極21が固定され、可
撓性の樹脂基板の突出部状上に形成された接点電極11
が、キャリッジ2に着脱可能なインクカートリッジ1に
設けられているので、接点電極11が摩耗する前に交換
されることが多くなる。このため、接点電極11と対向
電極21との接触不良によって、インク滴が噴射されな
くなるなどの印字品質の乱れが防止される。もし、交換
される前に接点電極11が損傷や摩耗してしまっても、
ユーザーが、インクがなくなったときと同様にインクカ
ートリッジ1を交換すれば、良好な印字を行なうことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置に関し、特に
複数の接点電極を各対向電極に圧接して、接点電極と対
向電極とを電気的に接続するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の接点電極接続装置は、例
えば、特開平3−101944号公報に記載のような、
インクジェットプリンタのヘッドとフレキシブル回路と
の接続装置に用いられている。
【0003】このインクジェットプリンタでは、ヘッド
に複数のノズルを配設し、各ノズルの奥に加熱用抵抗を
設けている。各加熱用抵抗近傍にインクを供給するとと
もに所定の加熱用抵抗に通電を行えば、通電された加熱
用抵抗近傍のインクは沸騰状態に加熱され、印字情報に
対応するノズルから噴射される。
【0004】ここで、ヘッドは常時移動するので、各加
熱用抵抗への通電は、可撓性の樹脂基板に導体パターン
を形成したフレキシブル回路を介して行われる。また、
ヘッドに内蔵したインクを全て消費する度にヘッドを交
換する必要があるため、ヘッドをキャリッジに着脱自在
に装着している。このため、各加熱用抵抗への通電は、
ヘッド表面の基板面に設けた対向電極とフレキシブル回
路表面に設けた接点電極とを接触させることによって行
っている。
【0005】上記対向電極と接点電極の接触方法とし
て、特開昭62−234942号公報に記載されている
図11のような方法が利用されている。
【0006】ヘッド表面に露出したリジッド基板である
ヘッド側基板60の表面に設けられたヘッド内の各加熱
用抵抗への通電に必要な対向電極62と対向する位置
に、フレキシブル回路53の樹脂基板54を基板面より
盛り上がらせて突起51を設け、その突起51上に接点
電極52が形成されている。こうすることによって、対
向電極62を接点電極52に接触し易くしている。
【0007】さらに、図示しないキャリッジ上には、フ
レキシブル回路53を挟んでヘッドと対向する支持板7
0を設け、その支持板表面に、各接点電極52の背後か
ら樹脂基板54に当接するゴム製の突起部77を形成し
ている。こうすることによって、各接点電極52と対向
電極62とを圧接された状態に保持しているのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のインクジェットプリンタにおいては、ヘ
ッドとインクタンクとが一体的に形成されたインクカー
トリッジが多用されているが、このような構成のインク
ジェットプリンタでは、インクがなくなるとインクカー
トリッジを交換しなければならない。その交換作業はユ
ーザーが行なうものであるが、その際にユーザーが力を
加えすぎることに起因して、リジッド基板であるヘッド
側基板60に設けられた対向電極62を、樹脂基板54
の突出部51に設けられた接点電極52に圧接する力が
大きくなりすぎる可能性があり、突出部51が潰れる危
険性があった。また、接点電極52の背後から樹脂基板
54に当接するゴム製の突起部77と接点電極52との
位置が合っていない状態で圧接されると、突出部51が
潰れる危険性があった。
【0009】また、接点電極52は突出部51上に形成
されているので、接点電極52の対向電極62との接触
は、突出部51の最も突出された部分に対応する接点電
極52の一点で、常に接触している。このため、インク
カートリッジのキャリッジへの装着時や、キャリッジ移
動時などに、接点電極52と対向電極62とが相対移動
すると、接点電極52の前記一点と、対向電極62の前
記一点が移動した部分が摩耗する。従って、接点電極5
2は、対向電極62と接触する一点のみが摩耗されるの
で、対向電極62より耐久性が劣る。
【0010】上述したように、フレキシブル回路53の
突起部51が潰れて接点電極52が損傷したり、接点電
極52が摩耗したりして、接点電極52と対向電極62
とが電気的にうまく接触しずに接触不良となり、ヘッド
のあるチャンネルに電圧が印加されなくなって、そのチ
ャンネルからインクが噴射されなくなる危険性があっ
た。また、このように接点電極52が損傷や摩耗してし
まうと、その修理のためにフレキシブル回路53を交換
しなければならないが、フレキシブル回路53がプリン
タ側に固定されているので、フレキシブル回路53の交
換をユーザーが行なうことができず、販売店やメーカー
に修理を依頼しなければならなかった。従って、接点電
極52が損傷すると、その修理にかかる費用が高いとい
った問題があった。このような問題は、ヘッドとインク
タンクとが一体であるインクカートリッジの場合に限ら
ず、キャリッジに対してヘッドが交換可能なもの全てに
おいて生じていた。
【0011】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたものであり、可撓性部材上の接点電極が損傷しても
簡単にユーザーが交換することができる印字装置を提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1では、印字を行なうための本体に設
けられた複数の対向電極と、前記本体に着脱可能な基板
に、可撓性部材で形成され、且つ前記対向電極に対向し
て突出した突出部と、前記突出部に設けられた複数の接
点電極とを備えている。
【0013】請求項2では、前記接点電極は、前記本体
に着脱可能な印字ヘッド部材と一体に設けられたことを
特徴とする。
【0014】請求項3では、前記印字ヘッド部材は、イ
ンクを噴射することを特徴とする。請求項4では、前記
印字ヘッド部材は、インク収納したインクタンクと一体
に設けられたことを特徴とする。
【0015】請求項5では、前記印字ヘッド部材は、イ
ンク収納したインクタンクと別体に設けられ、そのイン
クタンクと着脱可能であることを特徴とする。
【0016】請求項6では、前記対向電極は、前記本体
内に移動可能に設けられたキャリッジに固定されたこと
を特徴とする。
【0017】請求項7では、前記接点電極を、その裏側
から対向電極に対して押圧する押圧部材を備えたことを
特徴とする。
【0018】請求項8では、前記押圧部材は、弾性体で
あることを特徴とする。
【0019】
【作用】上記の構成を有する本発明の印字装置では、前
記基板を前記本体に装着することによって、前記基板の
前記突出部に設けられた前記各接点電極が、前記本体に
設けられた前記各対向電極に圧接されて、接点電極と対
向電極とが電気的に接続される。
【0020】
【実施例】以下、本発明をインクジェットプリンタに具
体化した一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図8は、インクジェットプリンタの斜視図
を示す図である。インクカートリッジ1は、インクを噴
射するヘッドとインクを収納したインクタンクとを一体
に備えている。そのヘッドには、特公昭53−1213
8号公報に開示されているカイザー型、あるいは特公昭
61−59914号公報に開示されているサーマルジェ
ット型、特開昭63−247051号公報に開示されて
いる圧電セラミックスを利用したせん断モード型等のイ
ンクジェットヘッドが用いられる。
【0022】そして、インクカートリッジ1はキャリッ
ジ2上に固定され、そのキャリッジ2には、図示しない
制御部に接続されたフレキシブルケーブル64が設けら
れている。キャリッジ2はスライダ66に沿って矢印6
5方向に記録紙71の全幅にわたって往復運動し、ヘッ
ドはキャリッジ2が移動している時にプラテンローラ7
2に保持された記録紙71に対して、ノズル30(図
3)からインク液滴を噴射し、記録紙71上にインク液
滴を付着させる。
【0023】また、記録紙71はヘッドがインク液滴を
噴射しているときは静止しているが、キャリッジ2が往
復動作時に紙送りローラ73及び74によって矢印75
方向に一定量ずつ移送される。これによって、インクジ
ェットプリンタは記録紙71の全面に所望の文字や画像
を形成することが可能となる。
【0024】図1(a)は、本実施例のインクカートリ
ッジ1の接点電極部および接続部材部を示す斜視図であ
り、図1(b)は、本実施例のインクジェットプリンタ
のキャリッジ2の接点電極部および接続部材結合部を示
す斜視図である。
【0025】図1(a)に示すように、インクカートリ
ッジ1は、インクが噴射されるノズル30(図3)が形
成された印字ノズル面15と反対側の接点電極面10
に、金や銅などで形成された接点電極11を有してい
る。各接点電極11は、ポリイミドやポリエチレンで形
成されたフレキシブルな樹脂基板を半球状に盛り上げた
突出部上に設けられており、対向電極21(図1
(b))に接触しやすくされている。なお、図示しない
が、インクカートリッジ1の接点電極11の裏面には、
各接点電極11と対向電極21との電気的接続を良好に
保つために、従来のように、弾性材料で形成されたバッ
クアップ部材(図11参照)が設けられている。また、
この接点電極面10の中央部には、このインクカートリ
ッジ1をキャリッジ2に固定するための接続部材12が
形成されている。その接続部材12は、円柱状の接続部
材基部13とその接続部材基部13の先端に設けられた
長円形状のカム板部14とからなる。
【0026】一方、図1(b)に示すように、キャリッ
ジ2には、接続電極面20に接点電極11と対向する複
数の対向電極21を有している。この対向電極21は金
や銅などで形成されている。この接続電極面20には、
接続部材12が嵌合するための接続部材結合部22が形
成されている。その接続部材結合部22は、インクカー
トリッジ1のカム板部14よりわずかに大きく開口され
ている。
【0027】図2はキャリッジ2の内部から接続部材結
合部22を見た斜視図である。キャリッジ2内には、カ
ム部材23、25が接続部材結合部22に沿って設けら
れている。カム部材23、25は、テーパを形成するカ
ム面23a、25aと平面のカム面23b、25bとか
ら構成され、またカム面23b、25bの端部にはスト
ッパ24が設けられる。これらのカム部材23、25は
接合部材結合部22の開口部の中心から点対称に両側に
配設されている。
【0028】次に、本実施例のインクカートリッジ1と
キャリッジ2を結合する動作を説明する。図3に示すよ
うに、第1段階の動作で、インクカートリッジ1の接続
部材12のカム板14をキャリッジ2の接続部材結合部
22に挿入する。図4は結合の第1段階のインクカート
リッジ1とキャリッジ2との関係を示した断面図であ
る。この時、図4に示すように、インクカートリッジ1
の接点電極面10とキャリッジ2の接続電極面20とは
互いに相対され、インクカートリッジ1の接点電極11
とキャリッジ2の対向電極21とは接していない。キャ
リッジ2の接続部材結合部22の穴形状はインクカート
リッジ1のカム板14と相似形でわずかに大きくなって
いるので、図4に示す相対位置関係でのみ挿入可能であ
る。
【0029】第2段階の動作で、図5に示すように、キ
ャリッジ2に対してインクカートリッジ1を接続部材基
部13の軸を中心として時計方向に90度回転させる。
図6は結合の第2段階でインクカートリッジ1が時計方
向に90度回転された状態を示す断面図である。90度
時計方向に回転されると、キャリッジ2の接続部材結合
部22の内部に設けられたカム部材23、25にカム板
14が係合することによって、インクカートリッジ1は
キャリッジ2に引き寄せられ、最終的にインクカートリ
ッジ1の複数の接点電極11はキャリッジ2のそれぞれ
の対向電極21に一定の圧力で押さえつけられる。これ
と同時にインクカートリッジ1はキャリッジ2に対して
位置決め固定される。
【0030】ここで、このカム部材23、25のカム線
図を図7に示す。この図7は、横軸にインクカートリッ
ジ1のカム板部14の回転角θ、縦軸にカム板部14の
軸方向の変位dを示す。インクカートリッジ1とキャリ
ッジ2との結合の第1段階では、接合部材12のカム板
14がカム部材23、25に接していないので、変位は
ないが、カム板14が回転を始めてカム面23a、25
aに接するとA点より変位を始め、カム板14がカム面
23b、25bに達するB点の直前のC点でインクカー
トリッジ1の接点電極11はキャリッジ2の対向電極2
1に接触する。その後もカム板部14は回転動作ととも
に変位が増し、B点を超えたところで変位が最大とな
り、カム板14の回転角が90度になった地点でカム板
14の端面は前記ストッパ24に当たり、位置決め固定
動作が完了する。
【0031】カム板14の回転角がC点から90度の間
では前述した様に常に接点電極11は対向電極21と接
しているため、回転動作により接点電極同士が圧力を掛
けられた状態で摺動し、接点電極11表面の腐食あるい
は有機物の絶縁物の被膜等を摺動動作により取り去り、
かつ所定の圧力を掛けることにより良好な電気的接続を
得ることができる。カム面23b、25bの高さは、接
点電極11と対向電極21とが良好な電気的接続が得ら
れる距離に設定されている。またカム板14の端面は回
転動作で2点のストッパ24に当たり規制されるため、
一定の位置に良好な再現性を持って位置決め固定され
る。
【0032】以上説明したように、本実施例のインクジ
ェットプリンタでは、キャリッジ2に対向電極21が固
定され、可撓性の樹脂基板の突出部状上に形成された接
点電極11が、キャリッジ2に着脱可能なインクカート
リッジ1に設けられているので、接点電極11が摩耗す
る前に交換されることが多くなる。このため、接点電極
11と対向電極21との接触不良によって、インク滴が
噴射されなくなるなどの印字品質の乱れが防止される。
もし、交換される前に接点電極11が損傷や摩耗してし
まっても、ユーザーが、インクがなくなったときと同様
にインクカートリッジ1を交換すれば、良好な印字を行
なうことができる。従って、従来のように、販売店やメ
ーカーに接点電極の修理を依頼しなくてもよいので、そ
の修理にかかる費用を低減することができる。
【0033】尚、本実施例では、ヘッドとインクタンク
とを備えたインクカートリッジ1が、キャリッジ2に着
脱可能であったが、接点電極11を備えたヘッドとイン
クタンクとを別体として、それぞれキャリッジに着脱可
能としてもよい。
【0034】また、本実施例では、インクカートリッジ
1の硬質な接点電極面10の一部から、フレキシブルな
樹脂基板を半球状に盛り上げた突出部を突出して、その
突出部上に接点電極11を形成していたが、ヘッドに連
結され、且つ接点電極が形成された突出部を設けたフレ
キシブル基板を前記接点電極面10に配置してもよい。
【0035】また、本実施例では、インクカートリッジ
1の接続部材12のカム板部14が長円形平板形状を取
っているが、他の形状例えば円柱状でも構成可能であ
る。また、図9に示す様にカム部40が円柱状であって
も良い。この実施例の場合はカム部40とキャリッジ2
のカム部材23、25との接触面が線状になるため、例
えば図示しないが、カム部40の回転角が90度の時、
即ち最終結合状態の地点でカム面23b、25b上にカ
ム部40の位置決めのために凹形状の位置決め溝を設け
ることによって、キャリッジ2に対するインクカートリ
ッジ1の繰り返し位置決め精度を向上し、またキャリッ
ジ2およびインクカートリッジ1が印字動作中に繰り返
し、加速度および振動をうけても、キャリッジ2に対す
るインクカートリッジ1の位置ズレを低減あるいは防止
することができる。またインクカートリッジ1の着脱動
作を確実かつ容易にし、誤装着の防止が可能となる。
【0036】本実施例の様にインクカートリッジ1の周
辺部は、インクの補給のためのインクカートリッジの交
換作業、連続運転によるインクの垂れ等により接点電極
部はインクによって汚染され恐れがある。このため図1
0に示す様に、例えばキャリッジ2の接続電極面20の
対向電極21周辺に例えばOリング等の弾性体50を設
けることにより、インクカートリッジ1とキャリッジ2
とが結合状態にある時、対向電極21を密閉状態に保つ
ことが可能である。この構造により万一インクが対向電
極21周辺に流れ込んでもインクの汚染から保護するこ
とが可能である。
【0037】また、本実施例では、インクカートリッジ
1の接続部材12のカム板14をキャリッジ2の接続部
材結合部22に挿入した後、キャリッジ2に対してイン
クカートリッジ1を接続部材基部13の軸を中心として
時計方向に90度回転させていたが、インクカートリッ
ジ1のカム板14をキャリッジ2の接続部材結合部22
に挿入した後、スライドさせることによって、キャリッ
ジ2の接続部材結合部22の内部に設けられたカム部材
にカム板14が係合することによって、インクカートリ
ッジ1の複数の接点電極11がキャリッジ2のそれぞれ
の対向電極21に一定の圧力で押さえつけられて摺動さ
れ、位置決め固定されるようにしてもよい。
【0038】また、本実施例では、インクカートリッジ
1に接続部材12が設けられ、キャリッジ2に接続部材
結合部22が設けられていたが、インクカートリッジ1
に接続部材結合部22を設け、キャリッジ2に接続部材
12を設けてもよい。さらに、インクカートリッジ1と
キャリッジ2との両方に、接続部材及び接続結合部を設
けてもよい。
【0039】また、本発明はインクジェットプリンタ以
外の種々の機器にも同様に適用することができることは
いうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の印字装置によれば、印字を行なうための本体に着
脱可能な着脱部材に突出部が可撓性部材で形成され、そ
の突出部上に複数の接点電極が設けられているので、接
点電極が摩耗する前に交換されることが多くなる。この
ため、接点電極と対向電極との接触不良によって、イン
ク滴が噴射されなくなるなどの印字品質の乱れが防止さ
れる。もし、交換される前に接点電極が損傷や摩耗して
しまっても、ユーザーが着脱部材を交換すれば、良好な
印字を行なうことができ、簡単に接点電極の修理が終了
する。従って、従来のように、販売店やメーカーに接点
電極の修理を依頼しなくてもよいので、その修理にかか
る費用を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の接点電極接続装置を示す斜
視図である。
【図2】前記実施例の接点電極接続部のカム部材を示す
斜視図である。
【図3】前記実施例の接点電極接続部の結合の第一動作
を示す斜視図である。
【図4】前記実施例の接点電極接続部の結合の第一動作
を示す断面図である。
【図5】前記実施例の接点電極接続部の結合の第二動作
を示す斜視図である。
【図6】前記実施例の接点電極接続部の結合の第二動作
を示す断面図である。
【図7】前記実施例の接点電極接続部のカム部材のカム
線図である。
【図8】前記実施例のインクジェットプリンタの構成を
示す説明図である。
【図9】他の実施例の接点電極接続部を示す斜視図であ
る。
【図10】他の実施例の接点電極接続部を示す斜視図で
ある。
【図11】従来のインクジェットプリンタの接点電極接
続部を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インクカートリッジ 2 キャリッジ 11 接点電極 21 対向電極

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字を行なうための本体に設けられた複
    数の対向電極と、 前記本体に着脱可能に設けられ基板に、可撓性部材で形
    成され、且つ前記対向電極に対向して突出した突出部
    と、 前記突出部に設けられた複数の接点電極とを備え、前記
    各接点電極を前記各対向電極に圧接させて、接点電極と
    対向電極とを電気的に接続することを特徴とする印字装
    置。
  2. 【請求項2】 前記接点電極は、前記本体に着脱可能な
    印字ヘッド部材と一体に設けられたことを特徴とする請
    求項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記印字ヘッド部材は、インクを噴射す
    ることを特徴とする請求項2記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記印字ヘッド部材は、インク収納した
    インクタンクと一体に設けられたことを特徴とする請求
    項3記載の印字装置。
  5. 【請求項5】 前記印字ヘッド部材は、インク収納した
    インクタンクと別体に設けられ、そのインクタンクと着
    脱可能であることを特徴とする請求項3記載の印字装
    置。
  6. 【請求項6】 前記対向電極は、前記本体内に移動可能
    に設けられたキャリッジに固定されたことを特徴とする
    請求項1記載の印字装置。
  7. 【請求項7】 前記接点電極を、その裏側から対向電極
    に対して押圧する押圧部材を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の印字装置。
  8. 【請求項8】 前記押圧部材は、弾性体であることを特
    徴とする請求項7記載の印字装置。
JP7311594A 1994-04-12 1994-04-12 印字装置 Pending JPH07276616A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8267079B2 (en) 2008-08-04 2012-09-18 Canon Kabushiki Kaisha Inhaler

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8267079B2 (en) 2008-08-04 2012-09-18 Canon Kabushiki Kaisha Inhaler

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