JPH07275897A - 油性廃棄物を処理するための方法および装置 - Google Patents

油性廃棄物を処理するための方法および装置

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JPH07275897A
JPH07275897A JP8917494A JP8917494A JPH07275897A JP H07275897 A JPH07275897 A JP H07275897A JP 8917494 A JP8917494 A JP 8917494A JP 8917494 A JP8917494 A JP 8917494A JP H07275897 A JPH07275897 A JP H07275897A
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oil
oily waste
waste
vaporized
oil waste
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JP8917494A
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Sohei Shimada
荘平 島田
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J B SYST KK
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J B SYST KK
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G31/00Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by methods not otherwise provided for
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10MLUBRICATING COMPOSITIONS; USE OF CHEMICAL SUBSTANCES EITHER ALONE OR AS LUBRICATING INGREDIENTS IN A LUBRICATING COMPOSITION
    • C10M175/00Working-up used lubricants to recover useful products ; Cleaning
    • C10M175/0025Working-up used lubricants to recover useful products ; Cleaning by thermal processes

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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ジェットバーナー5からの完全燃焼後の100
0〜2000℃の燃焼ガスに石油スラッジや廃油等の油
性廃棄物を接触させて気化させ(ジェット処理部a)、
この気化された油性廃棄物を300〜500℃に保持し
て、気化物と固形物とに物理的に分離し(重力沈降機
7,サイクロン10)、前記気化物を冷却して油分と水
分を液化して回収する(コンデンサー13,13’)こ
とからなる油性廃棄物の処理方法、および処理装置。 【効果】油性廃棄物を燃焼させずに、無煙、無臭で、短
時間に、しかも低コストで、上記油性廃棄物から油分、
水分および固形分を効率よく分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油性廃棄物を処理するた
めの方法および装置に関するものである。より詳しく
は、本発明は、石油スラッジや廃油スラッジおよび廃油
自体等の油性廃棄物から効率よく油分、水分および固形
分を分離するための方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】原油はその性質上長期間蔵置されると沈
澱物(スラッジ)が発生するものであるが、特に産油国
における原油タンクや原油タンカーの底部には大量の原
油スラッジが発生する。原油タンクや原油タンカーに
は、一定時間経過後の修理および解放検査が義務づけら
れているが、その際に掻き出されるスラッジの処理のた
めの有効な手段は未だ存在せず、キルンによる焼却、山
中もしくは海中への投棄または陸タンクにそのまま蔵置
されているのが実情である。焼却はスラッジが高カロリ
ーのため、装置の維持費が高く、排煙に対する公害対策
にも莫大な経費を要する。また、投棄は環境保護が求め
られている今日、極力避けなければならず、タンクへの
蔵置には限度がある。
【0003】また、原油を分留した後の種々の石油、例
えば重油、軽油、灯油、ナフサ、ガソリンまたは残渣油
等がタンクに蔵置される場合も、時間の経過に従って、
スラッジが生じることがある。しかし、このようなスラ
ッジの処理は焼却に頼っているのが現状である。さら
に、機器の作動または潤滑等に使用された後の廃油もま
た集油タンクに蔵置されるとスラッジが生じる。この廃
油は上記の石油だけでなく、より広い意味での油、すな
わち天然または合成の植物油または動物油等からも構成
される。このような廃油スラッジおよび廃油自体の処理
もまた主として焼却により行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、石油ス
ラッジや廃油スラッジおよび廃油等の焼却は経費が嵩
み、しかも地球の温暖化につながるだけでなく、これら
の油性廃棄物は依然として油分を含むため、それを単に
焼却してしまうことは資源の濫費である。環境保護や資
源保護が求められている今日、上記油性廃棄物に対して
もクリーンな処理が早急に求められている。本発明はこ
のような状況を考慮してなされたものであり、石油スラ
ッジや廃油等の油性廃棄物を燃焼させずに、無煙、無臭
で、短時間に、しかも低コストで、上記油性廃棄物から
油分、水分および固形分を効果的に分離するための方法
および装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の油性
廃棄物の処理方法は、以下の工程: (a)油性廃棄物を完全燃焼後の1000〜2000℃
の燃焼ガスと接触させて、前記油性廃棄物を気化させ、
(b)この気化された油性廃棄物を300〜500℃に
保持して、気化物と固形物とに分離し、そして(c)前
記気化物を冷却して液化し油分と水分を回収する、から
なることを特徴とする。
【0006】本発明において油性廃棄物とは、油をタン
ク等に貯蔵している際に生じる沈澱物および使用済の油
などを意味し、例えば原油タンクや原油タンカーの底に
たまる沈澱物である原油スラッジ、各種石油の蔵置によ
り底にたまる沈澱物であるその他の石油スラッジ、機器
の作動または潤滑等に使用された後の廃油の蔵置による
沈澱物である廃油スラッジおよび廃油自体などを挙げる
ことができる。なお、廃油は上記の原油や石油のみなら
ず、より広い意味での油、すなわち天然または合成の植
物油または動物油等からも構成されるものである。
【0007】また、本発明において、油性廃棄物を気化
させる燃焼ガスは、上記のように完全燃焼後で1000
〜2000℃の温度を有するものであれば、特に制限さ
れず、完全燃焼後のものであり、酸素がほとんど存在し
ないため、油性廃棄物が燃焼することはない。この燃焼
ガスには、例えば、圧縮空気または高圧酸素と高圧灯油
(またはガソリン、重油、天然ガス等)の混合ガスをジ
ェットバーナーの燃焼室内で完全燃焼させることにより
発生する高温高圧の燃焼ガスがある。該燃焼ガスはノズ
ルからのジェット噴流として油性廃棄物に接触させるこ
とにより、より効率の高い気化が行われ得る。この燃焼
ガスの温度は、その圧力や速度とともに、処理されるべ
き油性廃棄物の種類に応じて適宜選択されるが、110
0〜1500℃、特に1200〜1300℃が好まし
い。
【0008】本発明の油性廃棄物の処理方法では、工程
(b)における気化物と固形物との分離は少なくとも2
段階からなる物理的方法で行われることが好ましい。例
えば、工程(b)における分離工程は、重力沈降機また
は分級器等を用いて、より大きい固形物をまず最初に物
理的に分離し、次いで遠心力を利用するサイクロン等を
用いて、より小さい固形物を分離する2段階で行われ得
る。なお、分離工程(b)は、被処理物である油性廃棄
物の固形物含量によっては、3段階以上からなり、より
細かく固形物の分別が行われても、1段階のみで行われ
てもよいことはいうまでもない。
【0009】また、本発明の油性廃棄物の処理方法にお
いて、工程(c)の液化は、温度を少なくとも2段階に
低下させることにより行われることが好ましい。例え
ば、この工程(c)における液化工程は、重質油分をま
ず液化させる第1のコンデンサーと残りの中質油分およ
び軽質油分それに水分を液化させる第2のコンデンサー
とにより2段階で行われ得る。各々のコンデンサーでの
冷却温度は気化物の油分組成に応じて決定されてもよ
い。この場合もまた、油性廃棄物の油分の組成に応じ
て、3段階以上または1段階のみで冷却を行ってもよ
い。
【0010】本発明はまた、完全燃焼後の1000〜2
000℃の燃焼ガスと接触させることにより油性廃棄物
を気化させる油性廃棄物気化部と、該気化部に接続さ
れ、前記気化された油性廃棄物を300〜500℃に保
持して、気化物と固形物とに分離する分離部と、該分離
部からの気化物が導入され、該気化物を冷却することに
より油分と水分を液化させて回収する液化回収部とから
なることを特徴とする油性廃棄物の処理装置に関する。
【0011】本発明の上記処理装置の好ましい態様にお
いて、分離部は、固形物を分離するための重力沈降機
と、より小さい固形物を分離するためのサイクロンとを
少なくとも備えている。重力沈降機やサイクロンがそれ
ぞれ複数個備えられていても、また、その他の分離器、
例えば分級器等をさらに備えていてもよい。また、上記
処理装置において、液化回収部は冷却温度が段階的に低
下する少なくとも2つのコンデンサーを備えていること
が好ましい。このようなコンデンサーを複数設けること
により、回収される油の分留が可能となり、再利用がよ
り簡単になる。
【0012】
【実施例】次に、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。図1に本発明に係る油性廃棄物処理装置の一実
施例を模式的に示す。該処理装置1による油性廃棄物の
処理について最初に説明し、次いで実際にこの装置を稼
働させて得られた油性廃棄物の分別について説明する。
A.処理装置による油性廃棄物の処理処理しようとする
石油スラッジ、廃油スラッジまたは廃油等の油性廃棄物
をスラッジ混合タンク2に導き、そこで混合した後、導
管等の経路14を介してスラッジホッパー3に導入す
る。なお、混合タンク2からホッパー3への混合スラッ
ジの導入は単に落下させることにより行われてもよい。
混合された油性廃棄物はスラッジホッパー3の下部に設
けられたスクリューコンベア4により気化部のハウジン
グ6内に運ばれ、その中のジェット処理部aにおいて、
ハウジング6の上部から進入するジェットバーナー5の
先端ノズルからの高温高圧(約1300℃,6〜7kg
/cm2 ,1200m/秒)のジェット噴流に接触し、
瞬時に気化される。
【0013】上記高温高圧のジェット噴流は、ジェット
バーナー5内部の燃焼室内において、圧縮空気と高圧灯
油との噴霧状の混合ガスを完全燃焼させることにより発
生し、上記先端ノズルから噴射されるものである。圧縮
空気の代わりに圧縮酸素を用いても良いし、燃料として
は灯油の代わりにガソリン、重油または天然ガス等も使
用可能である。上記燃焼室内での反応条件を調整するこ
とにより、ジェット噴流の温度、圧力および速度はそれ
ぞれ、例えば1000〜2000℃、5〜20kg/c
2 および500〜2000m/秒の範囲で適宜変更す
ることができる。いずれの条件を採択しても、完全燃焼
させることが必要であり、そのため、ジェット噴流中に
酸素はほとんど存在せず、ジェット処理部aにおいて被
処理物が燃焼しない。なお、ジェットバーナー5として
は、例えば、特開昭55−99527号公報に開示のも
のが利用できるが、上記条件を満たす燃焼ガスを発生す
るものであれば、特に制限されない。
【0014】次に、気化された油性廃棄物を、ハウジン
グ6の上部に設けた導管15を介して重力沈降機7に通
す。前記導管15および重力沈降機7は350〜400
℃に保持され、気化された油性廃棄物中の固形分は分離
粉受容器8を介して灰分収納部9にたまる。一方、気化
物は重力沈降機7上部から伸びる導管16を介してサイ
クロン10に入る。前記導管16およびサイクロン10
もまた350〜400℃に保持され、重力沈降機7にお
いて除去され得なかった気化物中に依然として含まれる
より細かい固形分が遠心力により分離され、分離粉受容
器11を介して灰分収納部12にたまる。上記重力沈降
機7とサイクロン10とが分離部を構成する。
【0015】さらに、依然として気体の状態の気化物は
次にサイクロン10の上部から伸びる導管17を介して
第1コンデンサー13に入り、そこで200℃程度まで
冷却され、重質油をまず液化し、残りの気化物はさらに
導管18を介して第2コンデンサー13’に入る。第2
コンデンサー13’において気化物は60℃まで冷却さ
れることにより、気化物中の残りの油分および水分が液
化され、窒素(N2 )、二酸化炭素(CO2 )および水
蒸気(H2 O)等からなる排出気体が排出導管19から
系外に排出される。これらの第1および第2のコンデン
サーの領域が液化回収部を構成する。
【0016】B.処理装置による油性廃棄物の処理結果
図1に示した油性廃棄物処理装置1を用いて、実際に油
性廃棄物の処理を行った。操作条件および結果を次に示
す。油分30重量%、水分40重量%および固形分(酸
化鉄,砂,木材等)30重量%からなる供試スラッジを
800kg/時間の供給速度で気化部内のジェット処理
部に送る。一方、ジェットバーナーからのジェット噴流
は、その燃焼室内に灯油(C/H2 の比=5.25)お
よび空気をそれぞれ47.5kg/時間および717.
1kg/時間の供給速度で送り自動点火して発生させ
る。このジェット噴流のノズルからの噴射時の温度、圧
力および速度はそれぞれ1300℃、6〜7kg/cm
2 および1200m/秒である。ジェット処理部におい
て気化された供試スラッジを分離部(350〜400℃
に保持された重力沈降機およびサイクロン)および液化
回収部(200℃まで冷却する1次コンデンサーおよび
60℃まで冷却する2次コンデンサー)を通過させるこ
とにより回収された油分、水分、固形分および排出気体
の時間あたりの量を表1にまとめて示す。
【0017】
【表1】 ───────────────────────── 回収成分 回収量(kg/時間) ───────────────────────── 油分1) 240 水分2) 381.2 固形分3) 240 排出気体4)2 550.7 CO2 145.7 H2 O 6.9 ───────────────────────── (脚注) 1)油分は1次コンデンサーからの重質油と2次コンデ
ンサーからの残りの油分(中質油,軽質油)の合計量で
ある。 2)水分は主として2次コンデンサーから排出量であ
る。 3)固形分は重力沈降機およびサイクロンのそれぞれの
下方に設置した灰分収納部に集められた分の合計量であ
る。 4)排出気体は2次コンデンサーから排出される量であ
る。
【0018】表1に示す結果から、供試スラッジ中に含
まれていた油分および固形分がともに全量回収され、非
常に効率のよいスラッジの処理が行われたことがわか
る。また、油分は重質油とそれ以外の中質油、軽質油が
一回の回収操作で分別されるため、それらの再利用が簡
便であり、さらに細かい分別も可能である。なお、回収
水分が供試スラッジ中の水分に比べ増加しているのは、
灯油が燃焼して発生する水蒸気が凝縮・液化するためで
ある。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の油
性廃棄物を処理するための方法および装置は、これまで
焼却するか、または放棄もしくは単に放置しておく以外
に方法のなかった、石油スラッジや廃油スラッジおよび
廃油自体等の油性廃棄物を燃焼させることなく処理し、
しかも油分、水分、固形分等を効率よく分別回収するこ
とを可能としたものである。また、固形分の分離工程を
複数段階で行うことにより、固形分をより細かく分別回
収でき、そして液化回収工程を複数段階で行うことによ
り、重質油、中質油や軽質油等の油分と水分をより細か
く分別回収できる。このように、本発明によれば、これ
まで再利用されていなかった油性廃棄物を再利用できる
ものであり、しかもその分別を細かく行い、再利用をよ
り簡便にすることができる。さらに、本発明の上記シス
テムは、油性廃棄物の処理中に煙や臭いの発生がなく、
作業環境や周囲の環境に悪影響を及ぼさず、短時間での
処理が可能であり、しかも低コストで作動させ得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油性廃棄物処理装置の一実施例を
模式的に示す図面である。
【符号の説明】
1 油性廃棄物処理装置 2 スラッジ混合タンク 3 スラッジホッパー 4 スクリューコンベア 5 ジェットバーナー 6 ハウジング 7 重力沈降機 8,11 分離粉受容器 9,12 灰分収納部 10 サイクロン 13 1次コンデンサー 13’ 2次コンデンサー 14〜19 導管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の工程: (a)油性廃棄物を完全燃焼後の1000〜2000℃
    の燃焼ガスと接触させて、前記油性廃棄物を気化させ、
    (b)この気化された油性廃棄物を300〜500℃に
    保持して、気化物と固形物とに分離し、そして(c)前
    記気化物を冷却して油分と水分を液化し回収する、から
    なることを特徴とする油性廃棄物の処理方法。
  2. 【請求項2】 工程(b)における気化物と固形物との
    分離が少なくとも2段階からなる物理的方法で行われる
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 工程(c)における液化が、温度を少な
    くとも2段階に低下させることにより行われる請求項1
    または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 完全燃焼後の1000〜2000℃の燃
    焼ガスと接触させることにより油性廃棄物を気化させる
    油性廃棄物気化部と、該気化部に接続され、前記気化さ
    れた油性廃棄物を300〜500℃に保持して、気化物
    と固形物とに分離する分離部と、該分離部からの気化物
    が導入され、該気化物を冷却することにより油分と水分
    を液化させて回収する液化回収部とからなることを特徴
    とする油性廃棄物の処理装置。
  5. 【請求項5】 分離部が、固形物を分離するための重力
    沈降機と、より小さい固形物を分離するためのサイクロ
    ンとを少なくとも備えている請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 液化回収部が、冷却温度が段階的に低下
    する少なくとも2つのコンデンサーを備えている請求項
    4または5記載の装置。
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