JPH07275751A - エアレス塗装装置 - Google Patents
エアレス塗装装置Info
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- JPH07275751A JPH07275751A JP6067274A JP6727494A JPH07275751A JP H07275751 A JPH07275751 A JP H07275751A JP 6067274 A JP6067274 A JP 6067274A JP 6727494 A JP6727494 A JP 6727494A JP H07275751 A JPH07275751 A JP H07275751A
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- JP
- Japan
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- nozzle
- paint
- pattern
- airless
- nozzles
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B1/00—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
- B05B1/26—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with means for mechanically breaking-up or deflecting the jet after discharge, e.g. with fixed deflectors; Breaking-up the discharged liquid or other fluent material by impinging jets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/60—Arrangements for mounting, supporting or holding spraying apparatus
- B05B15/68—Arrangements for adjusting the position of spray heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/60—Arrangements for mounting, supporting or holding spraying apparatus
- B05B15/65—Mounting arrangements for fluid connection of the spraying apparatus or its outlets to flow conduits
- B05B15/652—Mounting arrangements for fluid connection of the spraying apparatus or its outlets to flow conduits whereby the jet can be oriented
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアレス塗装装置において、複数のノズルチ
ップから噴射されるスプレーパターンを塗着前に合成さ
せることにより、テーリングの解消及び粒子のパターン
外への拡散防止を図る。 【構成】 エアレスガン１のガン本体２に固定式と可動
式との２つのノズル３，４を設置する。そして、可動式
ノズル４の塗料噴射方向が固定式ノズル３の塗料噴射方
向に対して交差するように可動式ノズル４を適宜傾斜さ
せて、両ノズル３，４から噴射される塗料を互いに衝突
させる構成とした。
ップから噴射されるスプレーパターンを塗着前に合成さ
せることにより、テーリングの解消及び粒子のパターン
外への拡散防止を図る。 【構成】 エアレスガン１のガン本体２に固定式と可動
式との２つのノズル３，４を設置する。そして、可動式
ノズル４の塗料噴射方向が固定式ノズル３の塗料噴射方
向に対して交差するように可動式ノズル４を適宜傾斜さ
せて、両ノズル３，４から噴射される塗料を互いに衝突
させる構成とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料に直接高圧力を加
え、小ノズル孔から塗料を高速噴射させることによっ
て、微粒化するエアレス塗装装置に関する。
え、小ノズル孔から塗料を高速噴射させることによっ
て、微粒化するエアレス塗装装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、エアレス塗装装置は、塗料を加
圧するポンプと、このポンプの塗料加圧圧力を制御する
空気減圧弁又は制御装置、ポンプからエアレスガンに接
続する可撓性のある高耐圧ホース、エアレスガン、及び
ノズル等から構成されており、ポンプより塗料をエアレ
スガンに高圧で圧送させ、該エアレスガン内のニードル
弁により噴射、停止を制御し、そしてノズルチップによ
って噴出量及びパターン開きの大きさを決定している。
圧するポンプと、このポンプの塗料加圧圧力を制御する
空気減圧弁又は制御装置、ポンプからエアレスガンに接
続する可撓性のある高耐圧ホース、エアレスガン、及び
ノズル等から構成されており、ポンプより塗料をエアレ
スガンに高圧で圧送させ、該エアレスガン内のニードル
弁により噴射、停止を制御し、そしてノズルチップによ
って噴出量及びパターン開きの大きさを決定している。
【０００３】ノズルは１つの噴射口を備えたものが一般
的であるが、中には図５に示すような形式のものも知ら
れている。これは、ノズル本体２１内に乱流を作るため
の複数の通路２２を有するタービランスプレート２３を
組み込んだものであり、図５の（Ａ）に示す如くポンプ
により加圧され複数の通路２２を経て圧送された塗料が
ノズル本体２１の内部である角度で衝突して渦を発生し
ながら進行し、ノズルチップ２４の細孔から噴出される
ようになっている。
的であるが、中には図５に示すような形式のものも知ら
れている。これは、ノズル本体２１内に乱流を作るため
の複数の通路２２を有するタービランスプレート２３を
組み込んだものであり、図５の（Ａ）に示す如くポンプ
により加圧され複数の通路２２を経て圧送された塗料が
ノズル本体２１の内部である角度で衝突して渦を発生し
ながら進行し、ノズルチップ２４の細孔から噴出される
ようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のエアレス塗装装
置において、ノズル本体２１の内部で乱流を生じさせる
ための複数の通路付タービランスプレート２３を備えた
エアレスガンの場合、単一通路のエアレスガンに比べる
と、塗料の霧化を促進させるという意味合いではある程
度の効果が期待できる。しかしながら、実際には塗料の
粘度が高かったり、圧力が低くて噴射速度が十分でなか
ったりすると、図５の（Ｂ）に示す如く、チップ内部に
おいて、流れの中央部とチップ内壁面に近い部分とで速
度差が生じ、内壁面に近い部分、すなわちスプレーパタ
ーンの両端部速度が遅く、十分に広がりきれずに塗料密
度がパターン中央部よりも濃くなり、その結果、パター
ンの両端部が厚く中央部が薄い、いわゆるテーリングを
生ずるという不具合があるほか、粒子のパターン外への
飛散により、塗料のロスが大きく塗着効率が低下したり
塗装室の汚れが酷くなったりするといった不具合があ
る。
置において、ノズル本体２１の内部で乱流を生じさせる
ための複数の通路付タービランスプレート２３を備えた
エアレスガンの場合、単一通路のエアレスガンに比べる
と、塗料の霧化を促進させるという意味合いではある程
度の効果が期待できる。しかしながら、実際には塗料の
粘度が高かったり、圧力が低くて噴射速度が十分でなか
ったりすると、図５の（Ｂ）に示す如く、チップ内部に
おいて、流れの中央部とチップ内壁面に近い部分とで速
度差が生じ、内壁面に近い部分、すなわちスプレーパタ
ーンの両端部速度が遅く、十分に広がりきれずに塗料密
度がパターン中央部よりも濃くなり、その結果、パター
ンの両端部が厚く中央部が薄い、いわゆるテーリングを
生ずるという不具合があるほか、粒子のパターン外への
飛散により、塗料のロスが大きく塗着効率が低下したり
塗装室の汚れが酷くなったりするといった不具合があ
る。
【０００５】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、複数のノズルチ
ップから噴射されるスプレーパターンを塗着前に合成さ
せることにより、テーリングの解消及び粒子のパターン
外への拡散防止に有効なエアレス塗装装置を提供するこ
とにある。
ものであり、その目的とするところは、複数のノズルチ
ップから噴射されるスプレーパターンを塗着前に合成さ
せることにより、テーリングの解消及び粒子のパターン
外への拡散防止に有効なエアレス塗装装置を提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための一つの手段】上記課題を解決す
るために、請求項１の発明は、エアレス塗装装置におい
て、複数の塗料噴射用のノズルを備えており、それらノ
ズルは塗装面に向かって噴射される塗料が塗装面に到達
する以前の大気中で相互に衝突するように傾斜して配置
されたことを特徴とする。
るために、請求項１の発明は、エアレス塗装装置におい
て、複数の塗料噴射用のノズルを備えており、それらノ
ズルは塗装面に向かって噴射される塗料が塗装面に到達
する以前の大気中で相互に衝突するように傾斜して配置
されたことを特徴とする。
【０００７】
【この手段の作用】上述のように構成された請求項１の
発明のエアレス塗装装置においては、複数のノズルから
噴射される塗料は、噴射後の大気中において複数のスプ
レーパターンが合成される。このことにより、パターン
相互の端末粒子にパターン中心に向かう推進力が付加さ
れ、かつその衝突によって霧化が促進される。
発明のエアレス塗装装置においては、複数のノズルから
噴射される塗料は、噴射後の大気中において複数のスプ
レーパターンが合成される。このことにより、パターン
相互の端末粒子にパターン中心に向かう推進力が付加さ
れ、かつその衝突によって霧化が促進される。
【０００８】
【この手段の効果】従って、請求項１の発明によれば、
パターン端末部の塗料の霧化が促進されることにより、
テーリングの発生が解消されてパターンの膜厚の均一化
が達成される。また、端末粒子にパターン中心に向かう
推進力が付加されることにより、パターン幅が収束する
傾向を呈し、塗料粒子のパターン外への飛散が抑制され
て塗料ロスが減少され、塗着率が向上する。
パターン端末部の塗料の霧化が促進されることにより、
テーリングの発生が解消されてパターンの膜厚の均一化
が達成される。また、端末粒子にパターン中心に向かう
推進力が付加されることにより、パターン幅が収束する
傾向を呈し、塗料粒子のパターン外への飛散が抑制され
て塗料ロスが減少され、塗着率が向上する。
【０００９】
【課題を解決するための他の手段】上記課題を解決する
ために、請求項２の発明は、請求項１記載のエアレス塗
装装置において、前記複数のノズルは、その傾斜角が調
整可能とされたことを特徴とする。
ために、請求項２の発明は、請求項１記載のエアレス塗
装装置において、前記複数のノズルは、その傾斜角が調
整可能とされたことを特徴とする。
【００１０】
【この手段の作用】上述のように構成された請求項２の
発明に係るエアレス装置においては、ノズル相互の塗料
噴射方向を変えて噴射口から噴射された塗料相互の衝突
点を変えることにより、パターン幅を変更することがで
きる。
発明に係るエアレス装置においては、ノズル相互の塗料
噴射方向を変えて噴射口から噴射された塗料相互の衝突
点を変えることにより、パターン幅を変更することがで
きる。
【００１１】
【この手段の効果】従って、請求項２の発明によれば、
パターン幅の変更を簡単に実施することができる。その
ため、従来のチップ交換によるパターン幅変更方式に比
べて迅速な対応が可能となり、特に自動化に対する適応
性が得られる。
パターン幅の変更を簡単に実施することができる。その
ため、従来のチップ交換によるパターン幅変更方式に比
べて迅速な対応が可能となり、特に自動化に対する適応
性が得られる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図１及び図２は本実施例に係るエアレス
塗装装置のエアレスガンを示し、図３は２つのノズルに
よるパターン合成態様の説明図であり、図４は図２のＡ
矢視図である。図示のように、エアレスガン１は塗料噴
射用の固定式と可動式の２個のノズル３，４を備えてい
る。各ノズル３，４はそれぞれノズル本体３ａ，４ａ
と、該ノズル本体３ａ，４ａの先端内部に保持されるノ
ズルチップ３ｂ，４ｂとからなり、固定式ノズル３はそ
のノズル本体３ａがガン本体２に対して固定され、他方
の可動式ノズル４はそのノズル本体４ａがガン本体２に
対して塗料の噴射方向が変更可能に取付けられている。
的に説明する。図１及び図２は本実施例に係るエアレス
塗装装置のエアレスガンを示し、図３は２つのノズルに
よるパターン合成態様の説明図であり、図４は図２のＡ
矢視図である。図示のように、エアレスガン１は塗料噴
射用の固定式と可動式の２個のノズル３，４を備えてい
る。各ノズル３，４はそれぞれノズル本体３ａ，４ａ
と、該ノズル本体３ａ，４ａの先端内部に保持されるノ
ズルチップ３ｂ，４ｂとからなり、固定式ノズル３はそ
のノズル本体３ａがガン本体２に対して固定され、他方
の可動式ノズル４はそのノズル本体４ａがガン本体２に
対して塗料の噴射方向が変更可能に取付けられている。
【００１３】すなわち、可動式ノズル４は具体的にはノ
ズル本体４ａの先端部が固定式ノズル３のノズル本体３
ａの先端部に対してヒンジ５を介して傾動可能に取付け
られるとともに、基部側が前記ヒンジ５を中心として回
動し得るように、ガン本体２に設けられたスライドガイ
ド６に形成された円弧状のガイド溝６ａに沿ってスライ
ドピン７を介して移動可能に取付けられている。
ズル本体４ａの先端部が固定式ノズル３のノズル本体３
ａの先端部に対してヒンジ５を介して傾動可能に取付け
られるとともに、基部側が前記ヒンジ５を中心として回
動し得るように、ガン本体２に設けられたスライドガイ
ド６に形成された円弧状のガイド溝６ａに沿ってスライ
ドピン７を介して移動可能に取付けられている。
【００１４】しかして、ガン本体２には可動式ノズル４
の傾斜角調整用としての圧縮空気を動力源とするエアシ
リンダ８が設置されている。このエアシリンダ８はその
ロッド８ａがクランク９を介してノズル本体４ａの一部
であるスライドピン７と連結されている。このことによ
り、可動式ノズル４はヒンジ５を中心にして回動される
ことにより、固定式ノズル３に対する傾斜角θが任意に
調整されるようになっている。図１は可動式ノズル４の
塗料噴射方向が固定式ノズル３の塗料噴射方向に対して
平行状態を示し、図２は傾斜された状態を示している。
の傾斜角調整用としての圧縮空気を動力源とするエアシ
リンダ８が設置されている。このエアシリンダ８はその
ロッド８ａがクランク９を介してノズル本体４ａの一部
であるスライドピン７と連結されている。このことによ
り、可動式ノズル４はヒンジ５を中心にして回動される
ことにより、固定式ノズル３に対する傾斜角θが任意に
調整されるようになっている。図１は可動式ノズル４の
塗料噴射方向が固定式ノズル３の塗料噴射方向に対して
平行状態を示し、図２は傾斜された状態を示している。
【００１５】塗料は図示省略のポンプにより加圧されて
高耐圧ホースを経てエアレスガン１に圧送される。そし
て、エアレスガン１の内部においては、塗料通路が２つ
に分岐され、一方が固定式ノズル３へ送られ、他方が分
岐ホース１０を経て可動式ノズル４に送られる。なお、
図示を省略するが、各ノズル３，４内には塗料の噴射、
停止を制御するニードル弁が設けられている。
高耐圧ホースを経てエアレスガン１に圧送される。そし
て、エアレスガン１の内部においては、塗料通路が２つ
に分岐され、一方が固定式ノズル３へ送られ、他方が分
岐ホース１０を経て可動式ノズル４に送られる。なお、
図示を省略するが、各ノズル３，４内には塗料の噴射、
停止を制御するニードル弁が設けられている。
【００１６】上述のように構成された本実施例に係るエ
アレス塗装装置においては、エアシリンダ８を操作し
て、可動式ノズル４を固定式ノズル３に対して傾斜させ
てやると、図２に示す如く、両ノズル３，４の塗料噴射
方向に対して交差する。従って、この状態で塗料噴射を
行えば、両ノズルチップ３ｂ，４ｂから噴射後のスプレ
ーパターンが塗装面１１に到達する前段階の大気中で合
成されることになる。そして、このパターンの合成によ
り互いのパターンの端末粒子には図３にベクトルにて示
すようなパターン中心に向かう推進力が付加されること
になる。なお、図３において、Ｐ点が両ノズルチップ３
ｂ，４ｂから噴射される塗料の交差中心を示し、矢印ａ
が各パターンの端末粒子の合成前の運動エネルギーベク
トルを、矢印ｂが合成後の合成運動エネルギーベクトル
を示している。
アレス塗装装置においては、エアシリンダ８を操作し
て、可動式ノズル４を固定式ノズル３に対して傾斜させ
てやると、図２に示す如く、両ノズル３，４の塗料噴射
方向に対して交差する。従って、この状態で塗料噴射を
行えば、両ノズルチップ３ｂ，４ｂから噴射後のスプレ
ーパターンが塗装面１１に到達する前段階の大気中で合
成されることになる。そして、このパターンの合成によ
り互いのパターンの端末粒子には図３にベクトルにて示
すようなパターン中心に向かう推進力が付加されること
になる。なお、図３において、Ｐ点が両ノズルチップ３
ｂ，４ｂから噴射される塗料の交差中心を示し、矢印ａ
が各パターンの端末粒子の合成前の運動エネルギーベク
トルを、矢印ｂが合成後の合成運動エネルギーベクトル
を示している。
【００１７】このように、パターンの端末粒子にパター
ン中心に向かう推進力が与えられるとともに、互いの衝
突によって塗料の霧化が促進されることになり、このこ
とによりテーリングの発生が解消されて塗装面１１での
均一な塗膜が得られることとなる、また、上記推進力に
よってパターン幅が収束する傾向を示し、霧化された塗
料粒子のパターン外への飛散が抑制されるため、塗料の
ロスが減少されるとともに、塗着率が向上する。
ン中心に向かう推進力が与えられるとともに、互いの衝
突によって塗料の霧化が促進されることになり、このこ
とによりテーリングの発生が解消されて塗装面１１での
均一な塗膜が得られることとなる、また、上記推進力に
よってパターン幅が収束する傾向を示し、霧化された塗
料粒子のパターン外への飛散が抑制されるため、塗料の
ロスが減少されるとともに、塗着率が向上する。
【００１８】ところで、実際の塗装作業においては、塗
り重ねの縮小、膜厚均一化のために、パターン幅の変更
が必要となり、従来のエアレス塗装装置においては、こ
のような要求に対してノズルチップの交換により対応し
ている。しかしながらノズルチップ交換ではロスタイム
が大きく、そのため塗装作業の自動化に対しては対応で
きず、結果としてパターン毎の専用機が必要となる。
り重ねの縮小、膜厚均一化のために、パターン幅の変更
が必要となり、従来のエアレス塗装装置においては、こ
のような要求に対してノズルチップの交換により対応し
ている。しかしながらノズルチップ交換ではロスタイム
が大きく、そのため塗装作業の自動化に対しては対応で
きず、結果としてパターン毎の専用機が必要となる。
【００１９】このようなパターン幅の変更要求に対し、
本実施例のエアレス塗装装置によれば、可動式ノズル４
の固定式ノズル３に対する傾斜角θを変更することで対
応できる。すなわち、両ノズル３，４から噴射される塗
料の交差中心を調整した場合、噴射口から交差中心まで
の距離が短いほど大きくパターン幅が得られる。図１に
示す平行状態が最小パターンであり、傾斜角θが大きく
なるほどパターン幅が大きく設定されることになる。従
って、本実施例によれば、パターン幅の変更要求に対し
て素早く対応できることから、生産性の向上に有効であ
り、特に自動化に対する適応性がすこぶる高いものとな
る。
本実施例のエアレス塗装装置によれば、可動式ノズル４
の固定式ノズル３に対する傾斜角θを変更することで対
応できる。すなわち、両ノズル３，４から噴射される塗
料の交差中心を調整した場合、噴射口から交差中心まで
の距離が短いほど大きくパターン幅が得られる。図１に
示す平行状態が最小パターンであり、傾斜角θが大きく
なるほどパターン幅が大きく設定されることになる。従
って、本実施例によれば、パターン幅の変更要求に対し
て素早く対応できることから、生産性の向上に有効であ
り、特に自動化に対する適応性がすこぶる高いものとな
る。
【００２０】なお、本実施例ではノズル傾斜調整手段と
してエアシリンダを用いたが、これに限定されるもので
はなく、油圧シリンダや電動又は油圧モータを用いた
り、場合によっては手動ハンドル操作式に変更すること
も可能である。また、可動式ノズル４の回動中心は、ノ
ズル本体４ａの先端部である必要はなくノズル本体４ａ
のいずれの部位であっても差し支えない。さらにまた、
２つのノズル３，４を共に可動式に構成してもよい。
してエアシリンダを用いたが、これに限定されるもので
はなく、油圧シリンダや電動又は油圧モータを用いた
り、場合によっては手動ハンドル操作式に変更すること
も可能である。また、可動式ノズル４の回動中心は、ノ
ズル本体４ａの先端部である必要はなくノズル本体４ａ
のいずれの部位であっても差し支えない。さらにまた、
２つのノズル３，４を共に可動式に構成してもよい。
【図１】本発明に係るエアレス塗装装置のエアレスガン
を示す側面図であり、可動式ノズル平行時を示す。
を示す側面図であり、可動式ノズル平行時を示す。
【図２】同じくエアレス塗装装置のエアレスガンを示す
側面図であり、可動式ノズル傾斜時を示す。
側面図であり、可動式ノズル傾斜時を示す。
【図３】２つのノズルによるパターン合成態様の説明図
である。
である。
【図４】図２のＡ矢視図である。
【図５】従来のスプレーノズルを示す断面図である。
１…エアレスガン ２…ガン本体 ３…固定式ノズル ３ａ…ノズル本
体 ３ｂ…ノズルチップ ４…可動式ノズ
ル ４ａ…ノズル本体 ４ｂ…ノズルチ
ップ ５…スライドガイド ８…エアシリン
ダ
体 ３ｂ…ノズルチップ ４…可動式ノズ
ル ４ａ…ノズル本体 ４ｂ…ノズルチ
ップ ５…スライドガイド ８…エアシリン
ダ
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の塗料噴射用のノズルを備えてお
り、それらノズルは塗装面に向かって噴射される塗料が
該塗装面に塗着する以前の大気中で相互に衝突するよう
に傾斜して配置されたエアレス塗装装置。 - 【請求項２】 前記複数のノズルは、その傾斜角が調整
可能とされた請求項１記載のエアレス塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6067274A JPH07275751A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | エアレス塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6067274A JPH07275751A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | エアレス塗装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07275751A true JPH07275751A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13340232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6067274A Pending JPH07275751A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | エアレス塗装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07275751A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0929138A (ja) * | 1995-07-24 | 1997-02-04 | L'oreal Sa | エアルゾル形態の液体製品ディスペンス用ヘッド及びこのヘッドを具備したディスペンサ |
| JPH1043642A (ja) * | 1996-08-06 | 1998-02-17 | Kyoritsu Gokin Seisakusho:Kk | 霧化ノズル |
| DE102008034183A1 (de) * | 2008-07-17 | 2010-01-21 | Arzneimittel Gmbh Apotheker Vetter & Co. Ravensburg | Vorrichtung und Verfahren zum Aufbringen einer Beschichtung auf eine Mantelfläche eines medizinischen Hohlkörpers |
| WO2009076150A3 (en) * | 2007-12-05 | 2010-04-15 | Wagner Spray Tech Corporation | Dual aperture spray tip cup gun |
| JP2011525296A (ja) * | 2007-12-07 | 2011-09-15 | キム，ミンス | リン酸水溶液を用いた半導体ｐ−ｎ接合層を形成する方法およびリン酸水溶液塗布装置 |
| CN103506245A (zh) * | 2012-06-26 | 2014-01-15 | 玛珂系统分析和开发有限公司 | 用于涂覆部件的方法和扇形射流喷嘴 |
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-
1994
- 1994-04-05 JP JP6067274A patent/JPH07275751A/ja active Pending
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