JPH07275107A - カーペット用ポリウレタン系裏打材及びその製造方法 - Google Patents

カーペット用ポリウレタン系裏打材及びその製造方法

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JPH07275107A
JPH07275107A JP9063994A JP9063994A JPH07275107A JP H07275107 A JPH07275107 A JP H07275107A JP 9063994 A JP9063994 A JP 9063994A JP 9063994 A JP9063994 A JP 9063994A JP H07275107 A JPH07275107 A JP H07275107A
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耕司 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 経済性が高く、厚み精度及び破壊強度に優れ
たカーペット用ポリウレタン系裏打材を得、この裏打材
にカーペット地を接合することにより、耐久性並びにク
ッション性等に優れたカーペットを提供する。 【構成】 長径が3〜10mm程度の大きさに破砕され
た軟質ポリウレタンフォームからなるチップをブレンダ
ーに投入し、ドライブレンドしながらウレタン系結合材
をスプレーガンによって吹き込み、十分攪拌した後、混
合物を型枠中に充填し、加熱水蒸気を導入して結合材を
反応固化させウレタン系結合体を得た。その後、この結
合体を8mm厚さにスライスし、不織布を積層して、1
80℃に設定された圧縮成形機の熱板間に挟み、加圧し
ながら熱板間間隙を4mmとし、圧力1.5kg/cm
2 で2.5分圧締して熱固定し、そのまま室温まで冷却
してポリウレタン系裏打材を得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリウレタン系弾性体
と不織布等の補強層とからなるカーペット用裏打材及び
その製造方法に関する。本発明のカーペット用裏打材に
カーペット地を接合することにより、耐久性、クッショ
ン性等に優れたカーペットを得ることができる。
【0002】
【従来の技術】カーペットの裏打材として、産業廃棄物
ないしはスクラップとしての軟質ポリウレタンフォーム
からなるチップを、ウレタン系結合材によって一体に結
合したものを使用することは既に知られている。例えば
実公平2−1106号公報には、軟質フォームを破砕等
によりチップとし、これに繊維屑等の増量材を添加した
混合物を、結合材によって一体に結合してシート状と
し、その一面に不織布等の被布を配した裏打層が開示さ
れている。その製造方法としては、チップと結合材との
混合物に被布を被着させ、全体を所望の厚み寸法に圧縮
しつつ水蒸気を付加して結合材を反応硬化させ、被布が
一体的に貼着された裏打層が完成すると記載されてい
る。また、結合材の反応硬化手段としては、あらかじめ
触媒を添加した水溶液を圧縮の前段階において材料に吹
き付け、加熱圧縮によって反応硬化させることもできる
と説明されている。その他にも型枠中で厚手のウレタン
チップ結合体を製造し、これを所要厚さにスライスし、
その一面に不織布等を接着剤によって接合し、他面にカ
ーペット地を接合する方法も知られている。
【0003】しかし、上記実公平2−1106号公報に
開示された技術では、結合材をいずれの手段で反応硬化
させるにしても、チップ間の結合力が十分ではなく、得
られる裏打層ひいてはカーペットは耐久性の劣ったもの
となる。また、上記方法ではウレタンチップを結合材に
よって一体にしたものの表面はかなり粗い面となってお
り、一面に配される被布及び他面に接合されるカーペッ
ト地とチップ結合体との接着力が十分ではなく、得られ
るカーペットも裏打層同様耐久性等の劣ったものとな
る。更に、型枠中で製造されたウレタンチップ結合体を
スライスする方法では、スライスの工程能力における厚
さの精度が高々±0.7〜1.0mm程度であるため、
厚さのバラツキが大きいカーペットになり、例えばタイ
ルカーペットとして用いた場合、僅か1mm程度の段差
とはいえつまづいたりして不都合である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するものであり、産業廃棄物となる軟質ポリウレ
タンフォームを再利用し、安価で、且つ耐久性、厚み精
度等に優れたカーペット用ポリウレタン系裏打材及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1発明のカーペット
用ポリウレタン系裏打材は、ポリウレタン系弾性体と、
その一面に一体に接合された補強層とからなるカーペッ
ト用裏打材において、上記ポリウレタン系弾性体は、軟
質ポリウレタンフォームを破砕してなるウレタンチップ
を主材とする原料を、ウレタン系結合材によって結合固
化して得られるウレタン系結合体を圧締し、熱固定した
ものであって、下記測定法によるその破壊強度が0.5
kg/25mm以上であり、上記裏打材の厚み精度が所
定厚さ±0.5mm以下であることを特徴とするカーペ
ット用ポリウレタン系裏打材。 測定法:上記弾性体の上記補強層が接合されていない面
に、界面破壊及び接着剤の凝集破壊を生じない条件でカ
ーペット地を接合し、25mm幅の試片を用いて、上記
裏打材と上記カーペット地との剥離試験を行う。 180度剥離試験、引張速度:20cm/分 また、第2発明は、上記破壊強度が1.0kg/25m
m以上であり、上記厚み精度が所定厚さ±0.3mm以
下であることを特徴とする。
【0006】上記「軟質ポリウレタンフォーム」は、カ
ーペット用裏打材としての性能に悪影響のない限り、産
業廃棄物或いはスクラップとして処理されるフォームを
特に制限なく使用できる。「破砕」の方法も特に制限は
されず、また、破砕により得られる「ウレタンチップ」
の形状もどのようなものでもよく、通常不定形のものを
何ら加工することなくそのまま使用できるが、裏打材中
でのチップの均一な分散或いは結合材によるチップ間の
結合力等を考慮すれば、その大部分が長径3〜10mm
程度の範囲のチップであり、あまりに微細な又は粗大な
チップはできるだけ含んでいないものが好ましい。
【0007】また、上記「ウレタン系結合体」はウレタ
ンチップを主材とする原料を、「ウレタン系結合材」に
よって結合固化することにより形成される。上記「原
料」としては、「主材」であるウレタンチップの他に繊
維屑等を増量材として適宜併用することができる。増量
材として、例えば使用済みカーペットを破砕したものを
使用すれば、繊維屑の他にもバックアップ層として使用
されているポリ塩化ビニル等の合成樹脂の屑も混入する
ことになるが、得られるポリウレタン系裏打材の性能を
低下させない限り特に問題はない。原料全量に対する主
材以外のものの割合は半量程度までとするのが好ましい
が、例えば結合材を増量するなどして更にその割合を増
やすこともできる。また、増量材の形状及び寸法等はウ
レタンチップと同様でよい。
【0008】更に、上記「ウレタン系結合材」として
は、通常のウレタン原液、例えばトリオールにトルエン
ジイソシアネートの一部を重付加させたもの、或いはト
リオール又はそれにジオールを混合したものに、トルエ
ンジイソシアネート又はジフェニルメタンジイソシアネ
ート等を添加したものなどを使用できる。この結合材の
反応固化時に、ウレタンチップ及び増量材間が相互に一
体に結合されウレタン系結合体が形成される。この結合
体の厚さは特に限定はされず、結合体を圧締する場合の
圧縮率或いは圧締し、熱固定して得られる「ポリウレタ
ン系弾性体」或いは「ポリウレタン系裏打材」の目標厚
さを勘案して決定すればよい。
【0009】上記「補強層」としては、ポリプロピレン
繊維、ポリエステル繊維等からなる不織布の使用が経済
的な面から好ましいが、その他織布、合成樹脂製フィル
ム等も使用でき、カーペットの取り替え時等カーペット
を床から剥がす際に、カーペットと床との間の接着力に
抗することができず、破断して部分的に床に残ることの
ない程度の引張強度、引裂強度等を有するものを使用で
きる。また、カーペット施工時の接着剤に使用されてい
る溶剤、湿気等の外部への散逸、更には施工後のカーペ
ットと床との間の通気性等を考慮すれば、フィルムより
も織布、不織布の使用がより好ましい。
【0010】本第3発明のカーペット用ポリウレタン系
裏打材の製造方法は、軟質ポリウレタンフォームを破砕
してなるウレタンチップを主材とする原料に、ウレタン
系結合材を配合し、その後、配合物を型枠中へ充填し、
次いで、上記配合物中へ加熱水蒸気を導入して上記結合
材を反応固化させ、上記ウレタンチップを主材とする原
料が、反応固化した上記結合材によって一体に結合され
てなるウレタン系結合体を得、その後、所定厚さにスラ
イスし、該スライスされたウレタン系結合体の一面に補
強層を積層し、温度150〜230℃、圧力0.2〜
3.0kg/cm2 、時間0.5分以上の条件下、上記
結合体を上記所定厚さの20〜70%の厚さに圧締する
とともに熱固定することを特徴とする。
【0011】原料にウレタン系結合材を配合する方法と
しては、例えばウレタンチップを適宜のブレンダー内に
投入し、ドライブレンドしながらこの中に結合材をスプ
レーガンなどにより吹き込み、十分に攪拌して両者を可
能な限り均一に混合する方法などが挙げられる。尚、増
量材を使用する場合はブレンダーに投入する前に、ウレ
タンチップと増量材とを予め均一に混合しておけば、ウ
レタンチップ、増量材及び結合材3者をより均一に混合
することができ好ましい。この混合物を型枠中へ充填
し、加熱水蒸気を導入するなどして結合材を反応固化さ
せ、ウレタン系結合体を形成する。
【0012】上記「圧締」及び「熱固定」は上記所定の
温度、圧力及び時間の下でなされる。温度が150℃未
満では熱固定が不十分となってポリウレタン系弾性体の
破壊強度が低下し、230℃を越えるとウレタンチップ
の熱劣化を生ずることがある。圧力が0.2kg/cm
2 未満では所定の均一な厚さの裏打材を得ることができ
ず、3.0kg/cm2 を越えてもそれ以上何らの効果
も得られず無駄である。また、時間が0.5分未満では
熱固定が不十分となる。この時間は10分、特に5分以
内程度で十分である。尚、温度が160〜200℃、圧
力が1.0〜2.0kg/cm2 及び時間が2〜3分の
範囲であれば、より優れた厚み精度及び破壊強度のポリ
ウレタン系裏打材が得られ好ましい。
【0013】上記工程により、弾性体はその一面に積層
された補強層も含めて、結合体の厚さの20〜70%の
厚さに圧縮され本発明の裏打材が形成される。この圧縮
率が20%未満では十分な厚み精度及び破壊強度が得ら
れず、70%を越えて圧締した場合は裏打材が固くなり
すぎ、得られるカーペットのクッション性等が低下す
る。この圧縮率は特に40〜60%程度が好ましく、こ
の範囲であれば優れた性能の裏打材或いはカーペットが
得られる。また、得られる裏打材の厚さは、弾性体の硬
度、弾性等の物性と、カーペットとしての性能、例えば
断熱保温性、床衝撃音遮断性及び底つき感等を考慮すれ
ば、2〜10mm、特に3〜6mmの範囲が好ましい。
更に、本発明では、裏打材の厚さが10mmと厚い場合
であっても、請求項1又は2記載の高い厚み精度の裏打
材とすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面も用いて具体的
に説明する。 実施例1 長径が3〜10mm程度の大きさに破砕された軟質ポリ
ウレタンフォームからなるチップ4を110kg準備し
た。これとは別に分子量2500〜3500の軟質ウレ
タン発泡用ポリプロピレングリコールに、トルエンジイ
ソシアネートを重付加させ、適宜溶剤で3倍に希釈して
得られたウレタン系結合材5(ウレタン系結合体中に存
在する結合材はこれが反応固化したものであるが、便宜
上同じ番号を使用する。)を15kg調製した。その
後、上記チップ4の全量をブレンダーに投入し、ドライ
ブレンドしながら上記結合材5をスプレーガンによって
チップ4全体に可能な限り均一に行き渡るように吹き込
み、十分攪拌した。次いで、この攪拌混合物を内寸法が
縦、横各1m、深さ80cmの金属製の型枠中へ充填し
た。その後、この型枠中へ加熱水蒸気を導入し、結合材
5を反応固化させてウレタン系結合体を得た。
【0015】上記のように得られた結合体を厚さ8mm
のシート状にスライスし、その一面に黒色のポリエステ
ル繊維からなる不織布6(株式会社東レ社製、商品名
「アクスター」、目付量:30g/m2 )を積層し、こ
の積層体を圧縮成形機の180℃に設定された熱板間に
挟み、加圧して熱板間を徐々に狭め、熱板間間隙を4m
mに固定して圧力1.5kg/cm2 で2.5分圧締し
て熱固定した。その後、熱板間に挟んで加圧したまま室
温にまで冷却し、得られたポリウレタン系弾性体3と不
織布6とからなるポリウレタン系裏打材2の不織布6が
接合されていない面にウレタン系接着剤(株式会社イノ
アック社製、商品名「135KTS」)によってカーペ
ット地1を接着し、裏打材とカーペット地とからなるカ
ーペットを得た。
【0016】実施例2 軟質ポリウレタンフォームからなるチップ110kgに
代えて、同チップ60kgと同様の形状、大きさに破砕
された使用済みカーペットからなるチップ50kg(繊
維屑20kg、バックアップ材であるポリ塩化ビニル屑
30kg)を使用し、ウレタン系結合材を20kgに増
量した他は実施例1と同様にして裏打材及びカーペット
を得た。 比較例1 実施例1の中間製品であるウレタン系結合体から4mm
厚さのシートをスライスし、熱固定することなく、ウレ
タン系接着剤によってその一面に不織布、他面にカーペ
ット地を接合しカーペットを得た。
【0017】実施例1〜2及び比較例1で得られた裏打
材の厚み精度、ポリウレタン系弾性体の密度及び破壊強
度を測定した(尚、カーペット地と裏打材との剥離試験
では、被着材と接着剤の間の界面剥離及び接着剤自体の
凝集破壊ではなく、弾性体の破壊を生ずるため、測定法
としては剥離試験としているが、物性としては破壊強度
とした。)。各試験方法は下記の通りである。 厚さ精度:マイロクメーターにより測定した。 密度:一辺10cmの立方体の重量(kg)を測定し、
重量を体積で除した数値で表す。 破壊強度:180度剥離試験、試片幅;25mm、引張
速度;20cm/分 以上の結果を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】表1の結果によれば、圧締及び熱固定をし
た各実施例の密度は、熱固定をしていない比較例の密度
に比べ大きく上昇しており、また、裏打材の厚み精度は
各実施例では比較例の4倍の高い精度であって、たとえ
タイルカーペットのような使い方をしても、全面をほぼ
段差のない平滑な面とすることができる。また、弾性体
の破壊強度は比較例に比べて実施例1では2倍以上、実
施例2では3倍以上となっており、本発明の裏打材は大
きな強度を有していることが分かる。尚、本発明におい
ては、前記具体的実施例に示すものに限られず、目的、
用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とす
ることができる。
【0020】
【発明の効果】本第1発明では、産業廃棄物或いはスク
ラップとして処理される軟質フォーム或いは廃カーペッ
トまでも、その原材料として使用してカーペット用裏打
材を得るものである。そのため廃棄物処理問題解決の一
助ともなり、安価な裏打材或いはカーペットを得ること
ができる。また、その厚み精度が従来品に比べて大きく
向上しており、且つ破壊強度が非常に大きいため、得ら
れるカーペットは耐久性、クッション性等に優れたもの
となる。また、第2発明の裏打材は更に優れた厚み精度
と破壊強度を有するものである。更に、第3発明では、
従来の裏打材の製造工程に、圧縮成形機等を使用してポ
リウレタン系弾性体を圧締することにより熱固定する工
程を追加するだけの、簡易な製造工程により第1及び2
発明の優れた性能の裏打材を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のポリウレタン系裏打材にカーペット
地を接合したカーペットの断面図である。
【符号の説明】
1;カーペット地、2;ポリウレタン系裏打材、3;ポ
リウレタン系弾性体、4;ウレタンチップ、5;ウレタ
ン系結合材、6;不織布

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリウレタン系弾性体と、その一面に一
    体に接合された補強層とからなるカーペット用裏打材に
    おいて、 上記ポリウレタン系弾性体は、軟質ポリウレタンフォー
    ムを破砕してなるウレタンチップを主材とする原料を、
    ウレタン系結合材によって結合固化して得られるウレタ
    ン系結合体を圧締し、熱固定したものであって、下記測
    定法によるその破壊強度が0.5kg/25mm以上で
    あり、上記裏打材の厚み精度が所定厚さ±0.5mm以
    下であることを特徴とするカーペット用ポリウレタン系
    裏打材。 測定法:上記弾性体の上記補強層が接合されていない面
    に、界面破壊及び接着剤の凝集破壊を生じない条件でカ
    ーペット地を接合し、25mm幅の試片を用いて、上記
    裏打材と上記カーペット地との剥離試験を行う。 180度剥離試験、引張速度:20cm/分
  2. 【請求項2】 上記破壊強度が1.0kg/25mm以
    上であり、上記厚み精度が所定厚さ±0.3mm以下で
    ある請求項1記載のカーペット用ポリウレタン系裏打
    材。
  3. 【請求項3】 軟質ポリウレタンフォームを破砕してな
    るウレタンチップを主材とする原料に、ウレタン系結合
    材を配合し、その後、配合物を型枠中へ充填し、次い
    で、上記配合物中へ加熱水蒸気を導入して上記結合材を
    反応固化させ、上記ウレタンチップを主材とする原料
    が、反応固化した上記結合材によって一体に結合されて
    なるウレタン系結合体を得、その後、所定厚さにスライ
    スし、該スライスされたウレタン系結合体の一面に補強
    層を積層し、温度150〜230℃、圧力0.2〜3.
    0kg/cm2 、時間0.5分以上の条件下、上記結合
    体を上記所定厚さの20〜70%の厚さに圧締するとと
    もに熱固定することを特徴とするカーペット用ポリウレ
    タン系裏打材の製造方法。
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