JPH0727491U - 物干し竿 - Google Patents
物干し竿Info
- Publication number
- JPH0727491U JPH0727491U JP5288193U JP5288193U JPH0727491U JP H0727491 U JPH0727491 U JP H0727491U JP 5288193 U JP5288193 U JP 5288193U JP 5288193 U JP5288193 U JP 5288193U JP H0727491 U JPH0727491 U JP H0727491U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- stainless steel
- laundry
- welding
- rust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 錆の発生しない物干し竿を提供する。
【構成】 物干し竿は、ステンレス製の直管2と、両端
につけたステンレス製のキャップ3とで構成される。キ
ャップ3は溶接にて取り付けられ、溶接部4は、直管2
とキャップ3への変化が滑らかに行われるよう、表面を
研磨して仕上げられる。
につけたステンレス製のキャップ3とで構成される。キ
ャップ3は溶接にて取り付けられ、溶接部4は、直管2
とキャップ3への変化が滑らかに行われるよう、表面を
研磨して仕上げられる。
Description
【0001】
この考案は、洗濯物を干す際に使用する物干し竿の改良に関する。
【0002】
従来の物干し竿は、図5(a),(b)に示すように、金属管をビニール被膜 で被った直管あるいはステンレス製の直管の両端に、プラスチック製のキャップ を被せたものが一般的に知られている。
【0003】
しかしながら、図5(a)に示す構造の従来例にあっては、ビニール被膜が傷 つくと、その部分に錆が発生し、洗濯物を汚す、あるいは空気中の水分がパイプ 内で結露し、金属管が錆び、その錆水がビニール被膜とプラスチック製キャップ との隙間から浸み出し、洗濯物を汚すという問題点があった。
【0004】 更に端面に取り付けてあるプラスチック製のキャップは、ただ単に被せてある だけなので、洗濯物を取り込む際にしばしば外れて紛失し、次回洗濯物を干す際 に金属管端面の錆で汚れたり、洗濯物を通す際に端面に引っかかったりするとい う問題点があった。
【0005】 また、図5(b)に示す構造の場合には、ステンレス管を使用しており、通常 洗濯物を干す場合には表面を拭いてから干すため、表面の錆は問題ないが、ステ ンレス管といえども内面や端面には錆が発生し、プラスチック製キャップとステ ンレス管の隙間より錆水が浸み出す。あるいはプラスチック製キャップが外れた 時の不具合というのは、図5(a)で説明したのと同様である。
【0006】
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、ステンレス 管の端面に、プレス成形したキャップを溶接により取り付け、溶接部を研磨仕上 げすることにより、上記問題点を解決することを目的としている。
【0007】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、この考案の一実 施例を示す図であり、図2,図3,図4は端部の詳細図である。まず構成を説明 すると、1は物干し竿で、ステンレス製の直管2部と、両端につけたステンレス 製のキャップ3よりなる。
【0008】 キャップ3は溶接によって取り付けられ、直管2とキャップ3への変化が滑ら かに行われるよう、表面を研磨して仕上げられる。両端につけたキャップ3はプ レスで成形され、図2(a)に示すように全体に大きい丸みを付ける場合と、図 2(b)に示すようにコーナー部だけに丸みをつける場合がある。
【0009】 また図3のように、プレス加工したキャップ3を再度縮径して、直管2の内側 に差し込んで、溶接をし易くすることも行われる。更に図4のようにキャップ3 の外径を直管2の中に入る寸法とし、溶接後多めに研磨して仕上げることも行わ れる。
【0010】
次に作用を説明する。直管2部は洗濯物を掛ける部分として使用する。両端の キャップ3には丸みがついているので、取り扱いの際も安全であるし、洗濯物を 通す時にも通し易くなる。
【0011】 端部のキャップ3は全周を溶接して取り付けるので、内部の空気の出入りがな く、従って錆の発生に必要な新たな酸素,水の補給がされないので、内部からは 錆が進行しなくなる。溶接部4の研磨は、溶接によって焼き付けた変色部を削り 取ることで外見的に美しくなるだけでなく、錆にくくすることができる。
【0012】 すなわち溶接時の熱によってステンレス表面にある不動態被膜が破壊される。 不動態被膜が破壊されるということは錆易くなるということであるが、研磨によ って動態被膜の破壊部(変色部)を取り除くことで、不動態被膜が再生し、元の 状態まで回復することができるわけである。
【0013】
以上のように、この考案によれば、ステンレス製の直管2の両端にステンレス 製のキャップ3を溶接により取り付け、直管2とキャップ3への変化が滑らかに 行われるよう表面を研磨仕上げしたため、下記の効果が得られる。
【0014】 (1)全体がステンレスでできているのでほとんど錆の発生がなく、洗濯物へ 錆がつくことがない。
【0015】 (2)キャップが外れることなく端面が出ないので安全であり、竿に通して洗 濯物を干す場合、洗濯物が通し易くなった。
【0016】 (3)溶接部を研磨仕上げしてあるのできれいであり、直管部からキャップに かけての変化も滑らかなので、洗濯物を取り込む際にも引っかかることがなく、 よって生地を傷めることもない。
【0017】 (4)キャップの全周を溶接してあるので内部に空気の出入りがなく、内部か ら錆が進行することがない。
【図1】本考案の実施例であり、使用状況を説明する全
体図である。
体図である。
【図2】本考案の実施例であり、端部の断面詳細図で、
(a),(b)はキャップの形状の例を示す。
(a),(b)はキャップの形状の例を示す。
【図3】本考案の実施例であり、他の実施例の断面詳細
図である。
図である。
【図4】本考案の実施例であり、第2の他の実施例の断
面詳細図で、(a),(b),(c)の順に製作順序を
示し、(a)は直管にキャップを差し込んだ状態、
(b)は直管とキャップを溶接した状態、(c)は直管
の一部と溶接部を研磨して削り取った状態である。
面詳細図で、(a),(b),(c)の順に製作順序を
示し、(a)は直管にキャップを差し込んだ状態、
(b)は直管とキャップを溶接した状態、(c)は直管
の一部と溶接部を研磨して削り取った状態である。
【図5】図2に相当する従来例である。
1 物干し竿 2 直管 3 キャップ 4 溶接部 5 洗濯物 6 物干し台 21 金属管 22 ビニール被膜 23 ステンレス管 31 プラスチック製キャップ
Claims (1)
- 【請求項1】 ステンレス製の直管の両端に、ステンレ
ス製のキャップを溶接により取り付け、この溶接部を研
磨仕上げしたことを特長とする物干し竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5288193U JPH0727491U (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 物干し竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5288193U JPH0727491U (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 物干し竿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727491U true JPH0727491U (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=12927232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5288193U Pending JPH0727491U (ja) | 1993-09-02 | 1993-09-02 | 物干し竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727491U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002001848A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-08 | Daiichi Vinyl Kk | リサイクルの容易な樹脂被覆パイプ |
-
1993
- 1993-09-02 JP JP5288193U patent/JPH0727491U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002001848A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-08 | Daiichi Vinyl Kk | リサイクルの容易な樹脂被覆パイプ |
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