JPH07274384A - 送電線の事故判別装置及び事故判別方法 - Google Patents

送電線の事故判別装置及び事故判別方法

Info

Publication number
JPH07274384A
JPH07274384A JP6061575A JP6157594A JPH07274384A JP H07274384 A JPH07274384 A JP H07274384A JP 6061575 A JP6061575 A JP 6061575A JP 6157594 A JP6157594 A JP 6157594A JP H07274384 A JPH07274384 A JP H07274384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
transmission line
accident
fault
frequency component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6061575A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Katsukawa
裕幸 勝川
Satoshi Morikawa
智 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP6061575A priority Critical patent/JPH07274384A/ja
Publication of JPH07274384A publication Critical patent/JPH07274384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】送電線における事故の発生を予測するととも
に、事故原因を予測する。 【構成】電流センサ8により送電線1に流れる事故電流
が検出され、CPU10により検出された事故電流はF
FT演算される。この演算により、特定周波数成分の検
出データが抽出される。そして、CPU10により特定
周波数成分の検出データと、予めメモリ11に記憶され
た事故電流波形に基づく電流の比較データとが比較さ
れ、両電流データが同一もしくは近似する場合には事故
の予測若しくは予測され得る事故原因が判別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、送電線に発生する事
故の予測もしくは事故原因を判別する送電線の事故判別
装置及び事故判別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、例えば送電線路にはスター結線
されたトランスが設けられ、スター結線の中性点には中
性線が接地されている。この中性線には中性接点接地抵
抗器を介して電流センサが設けられ、電流センサにより
零相出力が検出される。すなわち、理想的な送電線にお
いては、中性点における電圧が0となる。一方、地絡事
故が送電線に発生すると、中性点接地抵抗に事故電流が
流れ、リレーが作動し、カルパンチェで地絡電流の発生
時間、地絡電流の波形を記録している。そして、作業者
は保存された波形データに基づいて送電線における地絡
事故の記録を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、実際の送
電線では各相対地静電容量は異なっているため中性点残
留電圧があり、中性点の電圧は0とはならず、微量な電
流が中性点接地抵抗に流れているが、従来の前記電流セ
ンサでは微量な地絡電流までも検出することができず、
地絡事故が発生してから生じる低周波数の地絡電流しか
検出できない。そのため、地絡事故の兆候となる微地絡
電流を検出することができないため、地絡事故発生の危
険性を予測することができない。
【0004】また、地絡事故が発生した際においても、
従来の電流センサでは低周波数の地絡電流しか検出でき
ないので、地絡事故原因をより詳細に判別することは難
しいという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的とするところは、送
電線における事故の発生の可能性を予測するとともに、
事故原因を予測することができる送電線の事故判別装置
及び事故判別方法を提供することにある。また、他の目
的として、送電線において事故が発生した際、事故原因
を高確率で判別できる送電線の事故判別装置及び事故判
別方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明は上記問題点を
解決するため、請求項1に記載の発明によれば、送電線
の電流を検出する検出手段と、前記電流に基づいて送電
線に事故が起こるか否かを予測する予測手段とを備えた
ことを要旨とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、送電線の
電流を検出する検出手段と、前記検出手段により検出さ
れた電流から特定周波数成分の電流を抽出する抽出手段
と、予測される事故電流波形に基づく電流のデータを記
憶した記憶手段と、特定周波数成分の電流と事故電流波
形に基づく電流とを比較し、両電流が同一もしくは近似
する場合に予測され得る事故原因を判別する判別手段と
を備えたことをことを要旨とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明によれば、送電線の
電流を検出する検出手段と、前記検出手段により検出さ
れた事故電流から特定周波数成分の電流を抽出する抽出
手段と、予測される事故電流波形に基づく事故電流のデ
ータを記憶した記憶手段と、特定周波数成分の事故電流
と事故電流波形に基づく電流とを比較し、両電流が同一
もしくは近似する場合に事故原因を判別する判別手段と
を備えたことを要旨とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明によれば、送電線の
電流を検出する検出手段と、前記検出手段により検出さ
れた電流から特定周波数成分の電流を抽出する抽出手段
と、前記特定周波数成分の電流が所定値を越えたか否か
を判断する判断手段とを備えたことを要旨とするもので
ある。
【0010】請求項5に記載の発明によれば、前記検出
手段は零相電流を検出することを要旨とするものであ
る。請求項6に記載の発明によれば、送電線の電流を検
出し、前記電流から特定周波数成分の電流を抽出し、特
定周波数成分の電流が所定値を越えたか否かを判別する
ことを要旨とするものである。
【0011】請求項7に記載の発明によれば、送電線に
流れる電流を検出し、前記電流から特定周波数成分の電
流を抽出し、特定周波数成分の電流と事故電流波形に基
づく電流とを比較して予測され得る事故原因を判別する
ことを要旨とするものである。
【0012】請求項8に記載の発明によれば、送電線に
流れる事故電流を検出し、前記事故電流から特定周波数
成分の事故電流を抽出し、特定周波数成分の事故電流と
事故電流波形に基づく電流とを比較して事故原因を判別
することを要旨とするものである。
【0013】請求項9に記載の発明によれば、電流の検
出は零相電流の検出であることを要旨とするものであ
る。
【0014】
【作用】 請求項1に記載の発明によれば、検出手段に
より送電線に流れる電流が検出され、予測手段により電
流に基づいて送電線に事故が起こるか否かが予測され
る。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、検出手段
により送電線に流れる電流が検出され、抽出手段により
検出された電流から特定周波数成分の電流が抽出され
る。そして、判別手段により特定周波数成分の電流と、
記憶手段に記憶された事故電流波形に基づく電流のデー
タとが比較され、両電流が同一もしくは近似する場合に
は予測され得る事故原因が判別される。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、検出手段
により送電線に流れる事故電流が検出され、抽出手段に
より検出された事故電流から特定周波数成分の電流が抽
出される。そして、判別手段により特定周波数成分の事
故電流と、記憶手段に記憶された事故電流波形に基づく
電流のデータとが比較され、両電流が同一もしくは近似
する場合には予測され得る事故原因が判別される。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、検出手段
により送電線に流れる電流が検出され、抽出手段により
検出手段により検出された電流から特定周波数成分の電
流が抽出される。そして、判別手段により特定周波数成
分の電流が所定値を越えたか否かを判別される。この判
別により送電線に事故が起こるか否かの予測が可能とな
る。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項4に記載の検出手段により送電線に流れる零相
電流が検出される。請求項6に記載の発明によれば、送
電線に流れる電流を検出し、前記電流から特定周波数成
分の電流を抽出する。そして、特定周波数成分の電流が
所定値を越えたか否かを判別する。この判別により送電
線に事故が起こるか否かが予測される。
【0019】請求項7に記載の発明によれば、送電線に
流れる電流を検出し、前記電流から特定周波数成分の電
流を抽出する。そして、特定周波数成分の電流と事故電
流波形に基づく電流とを比較して予測され得る事故原因
を判別する。
【0020】請求項8に記載の発明によれば、送電線に
流れる零相の事故電流を検出し、前記事故電流から特定
周波数成分の事故電流を抽出する。そして、特定周波数
成分の事故電流と事故電流波形に基づく電流とを比較し
て事故原因を判別する。
【0021】請求項9に記載の発明によれば、零相電流
の検出により事故原因を予測もしくは判別される。
【0022】
【実施例】 以下、本発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図1に示すように、三相からなる送
電線1には変圧器2が設けられている。この変圧器2に
おける一次側送電線3の結線方式はデルタ結線となって
おり、二次側送電線4はスター結線となっている。二次
側送電線4の中性点5には中性線6の一端が接続され、
その他端は中性点接地抵抗器7を介して接地されてい
る。中性点接地抵抗器7の接地側には検出手段としての
電流センサ8が取着されている。電流センサ8にはA/
D変換回路9を介して予測手段、抽出手段、記憶手段、
判別手段及び判断手段としての中央処理装置(以下、C
PUという)10が接続されている。CPU10は前記
電流センサ8により検出された零相電流について予め指
定された次数でFFT(高速フーリエ変換)演算し、特
定次数の電流のパワースペクトル値(以下、検出データ
という)を算出する。なお、本実施例において、前記次
数は1次から50次(基本周波数からその基本周波数の
50倍)のうち、任意の次数に設定可能となっている。
【0023】前記CPU10にはメモリ11が接続され
ている。前記メモリ11には地絡事故の原因別の電流波
形に基づく電流のパワースペクトル値(以下、比較デー
タという)が書き込まれている。そして、地絡事故の発
生前で両データが同一もしくは近似している場合、CP
U10は前記検出データと比較データとを比較し、地絡
事故の兆候を予測する。また、地絡事故が発生した場
合、CPU10は検出データと比較データとを比較し、
地絡事故原因についても判別する。
【0024】地絡事故の原因としては、冠雪による地
絡、鳥獣による地絡、金属接触による地絡、碍子の汚損
による地絡、樹木による地絡等がある。これらの電流波
形には以下のような特色がある。例えば、図3に示すよ
うに、冠雪による微地絡の場合、0クロス付近で歪みを
生じる特色がある。また、図4に示すように、鳥獣によ
る地絡の場合、初期において乱れた波形を示すという特
色がある。さらに、図5に示すように、金属の接触によ
る地絡の場合、最初の波形が急峻な波形を示すという特
色がある。そして、これらの地絡波形は地絡原因毎に分
別され、FFT演算して各次数毎に前記メモリ内に書き
込まれている。
【0025】次に、上記のように構成された実施例にお
ける事故判別装置による地絡事故の予測について説明す
る。中性点5における二次側送電線4の中性点接地抵抗
器7に流れる零相電流が電流センサ8により検出され、
その電流波形はA/D変換回路9によりA/D変換され
る。続いて、CPU10による処理について図2に示す
フローチャートに従って説明する。二次側送電線4の中
性点接地抵抗器7には中性点の残留電圧による微電流が
流れており、ステップ1(以下、ステップをSという)
で、微電流がしきい値(本実施例では2.5A)を越え
ているか否かを判断し、越えている場合には、S2へ移
行する。S2でCPU10は微電流をFFT演算し、例
えば3次数と5次数の検出データを算出する。
【0026】次いで、S3でCPU10は前記3次数と
5次数の検出データと比較データとを比較し、検出デー
タと同一なる比較データを抽出する。また、同一なる比
較データがない場合には検出データと近似する比較デー
タを抽出する。そして、S4で両データが同一もしくは
近似している場合には、予測され得る微地絡発生原因を
判別し、さらに、予測され得る地絡事故の可能性を予測
する。例えば、図3に示す冠雪等による微地絡電流に近
似している場合、CPU10は碍子等の冠雪により微地
絡が起きると予測し、図示しない表示部にその予測され
得る微地絡原因の旨を表示する。さらに、微地絡電流が
しきい値を越える頻度が高い場合、地絡事故の可能性を
予測する。また、S1において、微電流がしきい値以下
である場合、事故の兆候はないものと判断し、CPU1
0は処理を終える。
【0027】従って、微量な零相電流であっても3次数
及び5次数の検出データとして変換することにより、地
絡事故の兆候を予測し、かつその予測され得る地絡事故
原因は冠雪等による地絡事故である旨を知らせることが
できる。
【0028】次に、二次側送電線4に地絡事故が発生し
た際、その地絡事故原因の判別について説明する。この
場合、既に地絡事故の発生後を前提としているので前記
S1の動作は省略される。S2でCPU10は地絡電流
をFFT演算し、例えば3次数の検出データを算出す
る。続いて、S3でCPU10は前記3次の検出データ
と比較データとを比較し、検出データと同一なる比較デ
ータを抽出する。また、同一なる比較データがない場合
には検出データと近似する比較データを抽出する。そし
て、S4で両データが図4に示す鳥獣による地絡事故に
同一もしくは近似している場合、CPU10は地絡事故
の原因を鳥獣による地絡事故等であると判断し、一次側
送電線3から二次側送電線4への電力供給を停止する。
【0029】従って、二次側送電線4において地絡事故
が発生した際、高周波数の地絡電流を検出できるので、
地絡事故原因をより詳細に判別することができる。よっ
て、鳥獣等による地絡事故であることが判別されれば、
この地絡事故に対応した処理が迅速に行うことができ
て、事故からの復帰時間をも短縮することができる。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で、例えば以
下のように適宜変更してもよい。 (1)上記実施例に示した地絡事故原因以外にも、鉄塔
に設けられた耐張碍子や懸垂碍子等の汚損による地絡事
故、送電線1に樹木が接触しておきる地絡事故等による
地絡事故に具体化してもよい。
【0031】(2)前記第一及び第二実施例に示す電流
センサ8の代わりに光電流センサを使用し、光電流セン
サを中性点接地抵抗器7の充電側に設けてもよい。この
構成にすれば、高周波数の電流を検出することができ
る。
【0032】(3)前記第一及び第二実施例では中性線
6に電流センサ8を設けたが、中性線以外にも、各相の
二次側送電線4に設けてもよい。この構成にすれば、測
定する二次側送電線4がスター結線以外の場合でも、各
相の零相出力を検出することができる。
【0033】(4)前記第一及び第二実施例では二次側
送電線4に電流センサ8を設けたがこれ以外にも、一次
側送電線3に設けてもよい。この構成にすれば、一次側
送電線3における地絡事故の予測、予測され得る地絡事
故原因及び既に発生した地絡事故原因を判別することが
できる。
【0034】(5)前記第一及び第二実施例における電
流センサ8はクランプ式の電流センサとしてもよい。こ
の構成にすれば、中性線6に対し容易に着脱することが
できる。
【0035】(6)前記第一及び第二実施例では電流セ
ンサ8により零相電流を検出データとしたが、零相電流
以外の電流を検出するようにしてもよい。 (7)図6に示すように、前記電流センサ8にはフィル
タ12を介してA/D変換器9を接続することも可能で
ある。
【0036】
【発明の効果】 以上詳述したように 請求項1に記載
の発明によれば、送電線に事故が起こるか否かを予測す
ることができるという優れた効果を奏する。
【0037】請求項2に記載の発明によれば、送電線に
おける事故原因を予測することができるという優れた効
果を奏する。請求項3に記載の発明によれば、送電線に
おける事故原因を判別することができるという優れた効
果を奏する。
【0038】請求項4に記載の発明によれば、特定周波
数成分の電流が所定値を越えたか否かを判別することに
より、送電線に事故が起こるか否かを予測することがで
きるという優れた効果を奏する。
【0039】請求項5に記載の発明によれば、地絡事故
の予測、予測され得る地絡事故原因もしくは既に発生し
た地絡事故原因を判別することができるという優れた効
果を奏する。
【0040】請求項6に記載の発明によれば、特定周波
数成分の電流が所定値を越えたか否かを判別することに
より、送電線に事故が起こるか否かを予測することがで
きるという優れた効果を奏する。
【0041】請求項7に記載の発明によれば、送電線に
おける事故原因を予測することができるという優れた効
果を奏する。請求項8に記載の発明によれば、送電線に
おける事故原因を判別することができるという優れた効
果を奏する。
【0042】請求項9に記載の発明によれば、地絡事故
の予測、予測され得る地絡事故原因もしくは既に発生し
た地絡事故原因を判別することができるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した一実施例における事故判
別装置の回路図である。
【図2】 同じく、CPUの処理を示すフローチャート
である。
【図3】 冠雪地絡による電流波形を示すグラフであ
る。
【図4】 鳥獣地絡による電流波形を示すグラフであ
る。
【図5】 金属片地絡による電流波形を示すグラフであ
る。
【図6】 他の実施例における事故判別装置の回路図で
ある。
【符号の説明】
8…電流センサ(検出手段)、10…(予測手段、抽出
手段、記憶手段、判別手段、判断手段)、11…メモリ
(記憶手段)12…フィルタ(抽出手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送電線の電流を検出する検出手段と、 前記電流に基づいて送電線に事故が起こるか否かを予測
    する予測手段とを備えた送電線の事故判別装置。
  2. 【請求項2】 送電線の電流を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された電流から特定周波数成分
    の電流を抽出する抽出手段と、 予測される事故電流波形に基づく電流のデータを記憶し
    た記憶手段と、 特定周波数成分の電流と事故電流波形に基づく電流とを
    比較し、両電流が同一もしくは近似する場合に予測され
    得る事故原因を判別する判別手段とを備えたことを特徴
    とする送電線の事故判別装置。
  3. 【請求項3】 送電線の電流を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された事故電流から特定周波数
    成分の電流を抽出する抽出手段と、 予測される事故電流波形に基づく事故電流のデータを記
    憶した記憶手段と、 特定周波数成分の事故電流と事故電流波形に基づく電流
    とを比較し、両電流が同一もしくは近似する場合に事故
    原因を判別する判別手段とを備えた送電線の事故判別装
    置。
  4. 【請求項4】 送電線の電流を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された電流から特定周波数成分
    の電流を抽出する抽出手段と、 前記特定周波数成分の電流が所定値を越えたか否かを判
    断する判断手段とを備えた送電線の事故判別装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は零相電流を検出する請求
    項1〜請求項4のいずれかに記載の送電線の事故判別装
    置。
  6. 【請求項6】 送電線の電流を検出し、前記電流から特
    定周波数成分の電流を抽出し、特定周波数成分の電流が
    所定値を越えたか否かを判別する送電線の事故判別方
    法。
  7. 【請求項7】 送電線に流れる電流を検出し、前記電流
    から特定周波数成分の電流を抽出し、特定周波数成分の
    電流と事故電流波形に基づく電流とを比較して予測され
    得る事故原因を判別する送電線の事故判別方法。
  8. 【請求項8】 送電線に流れる事故電流を検出し、前記
    事故電流から特定周波数成分の事故電流を抽出し、特定
    周波数成分の事故電流と事故電流波形に基づく電流とを
    比較して事故原因を判別する送電線の事故判別方法。
  9. 【請求項9】 電流の検出は零相電流の検出である請求
    項6〜請求項8のいずれかに記載の送電線の事故判別方
    法。
JP6061575A 1994-03-30 1994-03-30 送電線の事故判別装置及び事故判別方法 Pending JPH07274384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6061575A JPH07274384A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 送電線の事故判別装置及び事故判別方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6061575A JPH07274384A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 送電線の事故判別装置及び事故判別方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07274384A true JPH07274384A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13175066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6061575A Pending JPH07274384A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 送電線の事故判別装置及び事故判別方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07274384A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009186266A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Jfe Steel Corp 微地絡検出装置
JP2010130811A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Jfe Steel Corp 微地絡検出装置及び微地絡検出方法
JP2018125912A (ja) * 2017-01-30 2018-08-09 学校法人鶴学園 地絡要因判定装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009186266A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Jfe Steel Corp 微地絡検出装置
JP2010130811A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Jfe Steel Corp 微地絡検出装置及び微地絡検出方法
JP2018125912A (ja) * 2017-01-30 2018-08-09 学校法人鶴学園 地絡要因判定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7196884B2 (en) Apparatus and method for detecting the loss of a current transformer connection coupling a current differential relay to an element of a power system
US8680872B2 (en) Identification of false positives in high impedance fault detection
RU2540851C2 (ru) Способ выбора короткозамкнутой фазы и определения типа короткого замыкания
US7865321B2 (en) Arcing event detection
US20150346266A1 (en) System and method for pulsed ground fault detection and localization
US6397156B1 (en) Impedance measurement system for power system transmission lines
RU2557017C2 (ru) Идентификация и направленное детектирование короткого замыкания в трехфазной энергосистеме
CN103513145B (zh) 电流互感器断线检测方法及装置
CN110045232B (zh) 一种中性点非有效接地系统接地故障相辨识方法
JPH11142466A (ja) 配電線の事故原因推定方法及び装置
CN109596956B (zh) 直流串联电弧检测方法及装置
CN110912161B (zh) 一种牵引变电所电源进线缺相故障判别方法
Andanapalli et al. An enhanced power swing and symmetrical fault discrimination logic for integrated power network
CN112379302B (zh) 综合时频域信息的小电流接地故障保护方法、装置及系统
JPH07274384A (ja) 送電線の事故判別装置及び事故判別方法
US20150247891A1 (en) Detection of High Impedance Faults
JP4631419B2 (ja) 漏電遮断器動作原因分析装置
JP5163452B2 (ja) 微地絡検出装置及び微地絡検出方法
JP4353840B2 (ja) 電路の部分放電検出方法
JP4177802B2 (ja) 地絡方向継電装置
JP4121979B2 (ja) 非接地電路の絶縁監視方法とその装置
JPH1141793A (ja) 励磁突入電流判別装置
US8228103B2 (en) Circuit breaker
JPH06209518A (ja) 絶縁劣化診断装置
JP3160612B2 (ja) 電力系統の絶縁劣化検出方法及び装置