JPH07273720A - 携帯用通信機器の電界強度表示装置 - Google Patents

携帯用通信機器の電界強度表示装置

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Publication number
JPH07273720A
JPH07273720A JP6085415A JP8541594A JPH07273720A JP H07273720 A JPH07273720 A JP H07273720A JP 6085415 A JP6085415 A JP 6085415A JP 8541594 A JP8541594 A JP 8541594A JP H07273720 A JPH07273720 A JP H07273720A
Authority
JP
Japan
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light emitting
electric field
unit
antenna
portable communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP6085415A
Other languages
English (en)
Inventor
Teru Saito
輝 斎藤
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP6085415A priority Critical patent/JPH07273720A/ja
Publication of JPH07273720A publication Critical patent/JPH07273720A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電界強度の確認が容易にできる携帯用通信機器
の電界強度表示装置を提供する。 【構成】本体3から突き出したアンテナ部10の長手方
向に沿って複数の発光体12a〜12eを配置した発光
部12を設ける。使用時の電界強度に応じた電圧出力を
送受信部31から制御用IC32に送り、アンテナ部1
0の根元側から順に発光体12a〜12eを点灯させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コードレス電話機や
携帯電話等の携帯用通信機器に搭載し、使い勝手が良
く、使用している場所の電界状態の確認が容易にできる
携帯用通信機器の電界強度表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話機の子機や携帯電話機で
通話をしようとするとき、親機あるいは中継局等から離
れて使用する場合が多い。例えばコードレス電話機の場
合微弱電波型と小電力型が有り、通話できる親子間距離
が電話機の電波の出力によりそれぞれ異なる。微弱電波
型の場合見通し距離で10メートル程度、小電力型で5
0〜100メートル程度が一般的である。
【0003】しかしながら、使用者が通話中にどれだけ
親機から離れているかを確認することは極めて困難で、
しばしば通話が不安定になる距離だけ離れてしまうこと
がある。これは親子間の相互通信に必要な電界強度が確
保しにくい程離れてしまい、電界強度が弱くなってしま
うからである。このような電界強度の弱い場所で子機が
親機からの信号を受信する場合、子機の向き、つまりア
ンテナの向きによっても受信状態が大きく変化すること
がある。
【0004】このため安定した通話が可能な電界強度か
ら子機が離れてしまったとき、使用者に警告音を発する
ような機能を有した子機が提案されている。図4はその
その構成を示し、子機側で受信状態を判断し警告音を発
生させるようになっている。同図において、アンテナ4
1で受けた親機からの電波が送受信部42を通り、その
出力の一部として親機からの電波の電界強度に応じて変
化する電圧が出力される。その出力電圧と、ある基準電
圧を発生する基準電圧発生回路43からの電圧値を比較
器44で比較する。電界強度に応じて出力された電圧値
が基準電圧より低い場合、比較器44より音声発生器4
5に信号が送られスピーカ46より警告音が発せられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成で発せられる警告音は、電界強度が弱くなり通
話が不安定になってから発せられる。そのため気がつい
たときには既に電界強度の弱い場所にきてしまっている
ことになる。また、現在通話中の場所がどのくらいの電
界強度で、どのくらいの余裕をもって通話できるか、あ
るいはどの方向に子機を向けるとより確実な通話ができ
るか全くわからないという欠点がある。本発明はこれら
の課題を解決するもので、通話時の地点の電界強度の確
認が可能であると共にどちらの方向が通話に有利かを容
易に確認できる携帯用小型通信機器の電界強度表示装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明では携帯用小型通信機器の本体の外部に突出
したアンテナ部を設ける。そのアンテナ部に、アンテナ
部の長手方向に沿って複数の発光体を配置した発光部を
設ける。そして電界強度の強さに応じた数の発光体を、
アンテナ部の根元方向を起点としアンテナ部の先端に向
けて点灯させることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】図1において、子機2の本体3から外部にアン
テナ部10が突出している。そのアンテナ部10に発光
部12を設ける。発光部12は複数の発光体12a〜1
2eからなり、アンテナ部10の長手方向と平行に配置
されている。電界強度の強さによって発光部12の点灯
個数を変える。通話に必要な電界強度の限界になった
時、発光部12の点灯が発光体12a、12bの2個に
なるよう発光部12の発光レベルを制御用IC32で設
定しておく。子機2が親機20に近く、十分な電界強度
の中にいる場合、全ての発光体12a〜12eを点灯さ
せる。親機20から離れるにつれ電界強度が下がり、そ
のレベルに従い発光部12の点灯個数が少なくなる。
【0008】これにより発光体12a、12b、12c
が点灯していれば通話可能であることが一目で確認でき
る。電界強度の限界近くで通話しているとき、より良い
受信状態にしようとするにはアンテナ部10の向きを変
える。その時受信状態が良くなる方向にアンテナ部10
が向くと、発光部12の点灯個数がアンテナの先端に向
かい増えていく。
【0009】
【実施例】続いて本発明に係わる携帯用通信機器をワイ
ヤレステレホンの子機に適用した場合の一実施例につい
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一
実施例であるワイヤレステレホンの親機と子機のセット
を示す。この図に示すワイヤレステレホンセット1で
は、例えば家庭に引かれた電話回線端子(図示せず)に
親機20からの電話線25を接続し電話として使用す
る。
【0010】親機20には、電話番号を設定したり、ワ
イヤレステレホンセット1に付帯する様々な機能(例え
ば留守番電話機能のための録音再生部24)を操作する
キーボード部22、親機20を使用して通話するためコ
ード26で親機20に繋がれた受話器21、親機20で
受けた通話を子機2で行うため信号を送受信するための
送受信部(図示せず)及びアンテナ23等が設けられて
いる。
【0011】親機20と子機2間のそれぞれの送受信部
で信号を交換することにより、親機20に入ってきた通
話を子機2を利用して通話ができる。その際、親機20
と子機2の間はコードで繋ぐ必要がないため、親機20
からの電波が届く範囲であれば自由に子機2を持ち運び
通話することができる。子機2には、本体3に親機20
と同様に電話番号を設定したり、ワイヤレステレホンセ
ット1の様々な機能を操作するキーボード部4と、通話
するときの音声を入出力するマイク部7とスピーカー部
8、キーボード部4による操作の状態を表示する表示部
6が設けられている。
【0012】子機2にはまた、本体3から突出したアン
テナ部10が設けられ、親機20と子機2間の送受信の
信号をやりとりしている。アンテナ部10にはアンテナ
部10の長手方向に沿って発光部12が設けられ、親機
20と子機2間の通信に必要な電界の強度に応じて発光
度合いが変化するように設定されている。図1に示す本
発明の実施例の場合、5個の発光部12a〜12eが設
けられ、電界強度が十分に強い場合は5個の発光部12
a〜12eが全部点灯する。親機20からの距離が離
れ、電界強度が弱くなるに従いアンテナ部10の先端側
の発光部12eから順次消灯する。
【0013】図2(a)、(b)にアンテナ部10の構
造を示す。図2(b)は図2(a)に示す基板13の裏
面を示す図である。アンテナ部10は、筒状のアンテナ
カバー11で形成され、発光体の数(この実施例の場合
5個)の発光窓17a〜17eが設けられている。この
発光窓17a〜17eにはアクリルあるいはAS等の透
明な材質を使用すると良い。また、アンテナカバー11
を透明な合成樹脂で形成し、発光窓17a〜17eの部
分以外を塗装やスパッタリング等で表面処理することに
より発光部12を形成しても良い。その他の方法とし
て、発光窓17a〜17eの部分に孔を開けておき、後
述の発光体を直接孔から出すようにしても良い。
【0014】アンテナカバー11の内部には基板13が
配置される。基板13上には、後述の子機2の送受信部
31につながりアンテナとして作用するアンテナパター
ン14と、チップ型発光素子16a〜16eとが配置さ
れている。発光部12の発光状態は発光窓17a〜17
eを通してチップ型発光素子16a〜16eの点灯、消
灯で確認する。チップ型発光素子16a〜16eそれぞ
れの片方の端子はアースパターン18に接続され、本体
3内にに配される他の回路基板のアース端子に接地され
る。チップ型発光素子16a〜16eの他の端子はそれ
ぞれスルーホール19a〜19eを通り基板13の裏側
へ接続され、配線パターン15のそれぞれのパターン1
5a〜15eによって制御用IC(図示せず)の各々の
端子へ接続される。
【0015】図3は、子機2での電界強度を確認するた
めの動作を示すブロック図である。親機20からの信号
がアンテナパターン14から送受信部31に入いり、そ
の出力の一部として電界強度に応じた電圧が出力され、
制御用IC32に送られる。制御用IC32は入力され
た電圧に応じてチップ型発光素子16a〜16bを点灯
させる。子機2と親機20の距離が近く電界強度が通話
に十分な強さの範囲にいる場合、制御用IC32には高
い電圧の信号が入力され、チップ型発光素子16a〜1
6e全てを点灯させる。子機2が親機20から離れるに
従い電界強度が低下する。それにつれて、チップ型発光
素子16e側から順次消灯させる。通話可能な限界の電
界強度で、チップ型発光素子16aと16bの2個を点
灯させるように制御用IC32を設定する。
【0016】発光部12aと12bが赤色、発光部12
c,12d,12eが緑色になるように発光窓17a〜
17eに着色したり、チップ型発光素子16a〜16e
の発色を決めておくとより分かりやすい。
【0017】使用者は子機2を使って通話をする場合、
アンテナ部10に設けられた発光部12の発光体12a
〜12eの発光状態を確認しながら通話を行う。発光体
12a〜12eが全て点灯しているとき、使用者は通話
に十分な電界強度にいることが容易に確認できる。そこ
から移動する必要が生じた場合でも、発光体12a、1
2b、12cが点灯している間、使用者は安心して通話
できることになる。何らかの原因で通話が不安定にな
り、本体の向きを変えることにより通話状態を改善しよ
うとする場合も、発光部12の点灯状態を確認すること
により容易に行うことができる。つまり発光体12a〜
12eがアンテナ部の先端に向かって数多く点灯する方
向がより安定する方向である。数多く点灯する方向で通
話を行うかまたは、数多く点灯する方向に向かって移動
することにより通話状態をより良くすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、使用者は常に使用中の携帯用通信機器が
どのような状態の電界強度の中にあるかを容易に確認で
き、安心して通話ができる。また何らかの原因で通話が
不安定になったときでも、数多く点灯する方向で通話を
行うかまたは、数多く点灯する方向に向かって移動する
ことにより通話状態をより良くすることができる等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる携帯用通信機器を適用したワイ
ヤレステレホンセットを示す図である。
【図2】本発明に係わる携帯用通信機器のアンテナ部の
構成を示す図である。
【図3】本発明に係わる携帯用通信機器の発光部を制御
するブロック図である。
【図4】従来の携帯用通信機器の通話状態確認装置のブ
ロック図である。
【符号の説明】
2 子機 3 本体 10 アンテナ部 11 アンテナカバー 12 発光部 16a〜16e チップ型発光素子 17a〜17e 発光窓 31 送受信部 32 制御用IC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/38

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用通信機器本体の外部に突出したア
    ンテナ部と、 上記アンテナ部に、アンテナ部の長手方向に沿って複数
    の発光体を配置した発光部からなり、 電界強度の強さに応じた数の発光体を、アンテナ部の根
    元方向を起点としアンテナ部の先端に向けて点灯させる
    ことを特徴とする携帯用通信機器の電界強度表示装置。
JP6085415A 1994-03-30 1994-03-30 携帯用通信機器の電界強度表示装置 Pending JPH07273720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6085415A JPH07273720A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 携帯用通信機器の電界強度表示装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6085415A JPH07273720A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 携帯用通信機器の電界強度表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07273720A true JPH07273720A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13858180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6085415A Pending JPH07273720A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 携帯用通信機器の電界強度表示装置

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JP (1) JPH07273720A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0865098A1 (fr) * 1997-02-14 1998-09-16 Koninklijke Philips Electronics N.V. Antenne lumineuse et équipement de radio-communication muni d'une telle antenne.
KR20020052238A (ko) * 2000-12-26 2002-07-04 구자홍 이동 통신 단말기에서 수신 감도를 표시하는 회로
CN1302313C (zh) * 2001-02-05 2007-02-28 国际商业机器公司 液晶显示装置

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EP0865098A1 (fr) * 1997-02-14 1998-09-16 Koninklijke Philips Electronics N.V. Antenne lumineuse et équipement de radio-communication muni d'une telle antenne.
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