JPH07273190A - 半導体装置の配線構造及びその形成方法 - Google Patents

半導体装置の配線構造及びその形成方法

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JPH07273190A
JPH07273190A JP8230294A JP8230294A JPH07273190A JP H07273190 A JPH07273190 A JP H07273190A JP 8230294 A JP8230294 A JP 8230294A JP 8230294 A JP8230294 A JP 8230294A JP H07273190 A JPH07273190 A JP H07273190A
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layer
forming
insulating layer
insulating material
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JP8230294A
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Hirobumi Sumi
博文 角
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】開口部下方の下層配線に位置合わせ余裕を持た
せる必要が無い半導体装置の配線構造及びその形成方法
を提供する。 【構成】半導体装置の配線構造は、(イ)基体10上に
形成された下層配線11と、(ロ)下層配線11の側壁
を被覆する、第1の絶縁材料から成るサイドウオール1
2と、(ハ)下層配線、サイドウオール及び基体上に形
成され、そして下層配線上方に開口部15が形成され
た、第2の絶縁材料から成る層間絶縁層13と、(ニ)
層間絶縁層上に形成され、且つ開口部内に延び、下層配
線と電気的に接続された上層配線16とから成る。半導
体装置の配線構造形成方法は、基体上に形成された下層
配線の側壁にサイドウオールを形成し、全面に層間絶縁
層を形成した後、下層配線上方の層間絶縁層に開口部を
形成し、層間絶縁層上及び開口部内に上層配線を形成す
る工程から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の配線構造
及びその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化に伴い、半導体装
置の製造プロセスにおける寸法ルールが微細化してお
り、コンタクトホール、ビアホールあるいはスルーホー
ル(以下、総称して接続孔とも呼ぶ)の径も微細化して
いる。ここで、半導体装置の製造プロセスの一例を、図
10を参照して、以下に説明する。
【0003】[工程−10]先ず、絶縁層等から成る基
体110上に、例えばアルミニウム系合金から下層配線
112を形成する(図10の(A)参照)。
【0004】[工程−20]その後、全面に例えばSi
2から成る層間絶縁層114を形成し、更に、下層配
線112の上方の層間絶縁層114上にレジスト116
を形成してレジスト116をパターニングする。次い
で、レジスト116をマスクとして、ドライエッチング
法にて開口部118を形成する(図10の(B)参
照)。その後、レジスト116を除去する。
【0005】[工程−30]次に、開口部118内を含
む層間絶縁層114上にTi層及びAl−Si層を順に
スパッタ法で全面に堆積させた後、層間絶縁層114上
のこれらのTi層及びAl−Si層をパターニングす
る。これによってTi層とAl−Si層の2層から成る
上層配線120が形成される(図10の(C)参照)。
このような工程にて形成された上層配線120は、開口
部118及びその内に形成されたTi層及びAl−Si
層から成るビアホール(接続孔)を介して下層配線11
2に電気的に接続される。
【0006】ゲートアレイ等から構成された各種大規模
集積回路は、1つの半導体セル内に多数の接続孔を有す
る。層間絶縁層114に開口部118を形成するため、
レジスト116をパターニングする。下層配線112と
接続孔との電気的接続を安定して形成するには、パター
ニングされたレジスト116の下層配線112に対する
位置合わせずれが生じても、開口部118が下層配線1
12の上方に確実に形成されるように、位置合わせ余裕
を持たせる必要がある。例えば、0.35μm設計ルー
ルにおける下層配線112の構造は、図11の(A)に
模式的な平面図を示すように、通常の下層配線112の
幅が0.5μmであるのに対して、開口部底部の下層配
線112の幅を1.0μmとしている。即ち、開口部1
18の形成が下層配線112のいずれかの幅方向に0.
25μmずれても問題が生じないように設計している。
言い換えれば、位置合わせ余裕を0.25μmとしてい
る。このような位置合わせ余裕を持たせないと、レジス
ト116のパターニングの際に下層配線112に対する
位置合わせずれが生じた場合、開口部を形成する際、絶
縁層から成る基体110に損傷が発生する虞がある(図
11の(B)参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
配線構造においては、接続孔が存在する部分の下層配線
の配線幅を広くする必要があり、半導体素子の集積度に
影響を与えるという問題がある。即ち、1つの半導体セ
ルの面積が必然的に大きくなり、その結果、半導体装置
の集積度が低下する。更には、配線面積が増加し、配線
設計の自由度が低下する。例えばゲートアレイにおいて
は、配線設計の自由度の低下は、ゲートアレイ中のトラ
ンジスタの使用効率を低下させる問題につながる。更
に、配線設計の自由度の低下は設計工数の増大につなが
り、例えばASICのコストアップ問題を招く。
【0008】従って、本発明の目的は、たとえ層間絶縁
層に開口部を形成するためのレジストに位置合わせずれ
が生じても、開口部下方の下層配線に位置合わせ余裕を
持たせる必要が無く、しかも、安定した電気的接続を得
ることができる半導体装置の配線構造及びその形成方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の第1の態様に係る半導体装置の配線構造
は、(イ)基体上に形成された下層配線と、(ロ)下層
配線の側壁を被覆する、第1の絶縁材料から成るサイド
ウオールと、(ハ)下層配線、サイドウオール及び基体
上に形成され、そして下層配線上方に開口部が形成され
た、第2の絶縁材料から成る層間絶縁層と、(ニ)層間
絶縁層上に形成され、且つ開口部内に延び、下層配線と
電気的に接続された上層配線、から成ることを特徴とす
る。
【0010】本発明の第1の態様に係る半導体装置の配
線構造においては、第1の絶縁材料の、層間絶縁層に開
口部を形成する際に用いられるエッチャントではエッチ
ングされない材料とする。ここで、エッチャントではエ
ッチングされないとは、第1の絶縁材料に対する第2の
絶縁材料のエッチング選択比が2倍以上であることを意
味する。第1の絶縁材料/第2の絶縁材料の組み合わせ
として、Al23/SiO2、SiN/SiO2、Al2
3/SiNを挙げることができるが、中でも、Al2
3/SiO2の組み合わせを用いることが好ましい。
【0011】上記の目的を達成するための本発明の第2
の態様に係る半導体装置の配線構造は、(イ)基体上に
形成された複数の下層配線と、(ロ)下層配線の間に形
成された第1の絶縁材料から成る第1の絶縁層、及び第
1の絶縁層上に形成された第2の絶縁材料から成る第2
の絶縁層と、(ハ)下層配線及び第2の絶縁層上に形成
され、そして下層配線上方に開口部が形成された、第3
の絶縁材料から成る層間絶縁層と、(ニ)層間絶縁層上
に形成され、且つ開口部内に延び、下層配線と電気的に
接続された上層配線、から成ることを特徴とする。
【0012】本発明の第2の態様に係る半導体装置の配
線構造においては、第2の絶縁材料の、層間絶縁層に開
口部を形成する際に用いられるエッチャントではエッチ
ングされない材料とする。ここで、エッチャントではエ
ッチングされないとは、第2の絶縁材料に対する第3の
絶縁材料のエッチング選択比が2倍以上であることを意
味する。第2の絶縁材料/第3の絶縁材料の組み合わせ
として、Al23/SiO2、SiN/SiO2、Al2
3/SiNを挙げることができるが、中でも、Al2
3/SiO2の組み合わせを用いることが好ましい。
【0013】上記の目的を達成するための本発明の第1
の態様に係る半導体装置の配線構造形成方法は、(イ)
基体上に下層配線を形成する工程と、(ロ)下層配線の
側壁に、第1の絶縁材料から成るサイドウオールを形成
する工程と、(ハ)下層配線、サイドウオール及び基体
上に、第2の絶縁材料から成る層間絶縁層を形成する工
程と、(ニ)下層配線上方の層間絶縁層に開口部を形成
する工程と、(ホ)層間絶縁層上及び開口部内に上層配
線を形成し、以って開口部を介して下層配線と上層配線
とを電気的に接続する工程、から成ることを特徴とす
る。
【0014】本発明の第1の態様に係る半導体装置の配
線構造形成方法においては、サイドウオールの形成は、
基体及び下層配線上に第1の絶縁材料から成る絶縁層を
形成した後、この絶縁層をエッチバックする工程から成
ることが好ましい。また、第1の絶縁材料は、層間絶縁
層に開口部を形成する際に用いられるエッチャントでは
エッチングされない材料であることが好ましい。ここ
で、エッチャントではエッチングされないとは、第1の
絶縁材料に対する第2の絶縁材料のエッチング選択比が
2倍以上であることを意味する。第1の絶縁材料/第2
の絶縁材料の組み合わせとして、Al23/SiO2
SiN/SiO2、Al23/SiNを挙げることがで
きるが、中でも、Al23/SiO2の組み合わせを用
いることが好ましい。
【0015】上記の目的を達成するための本発明の第2
の態様に係る半導体装置の配線構造形成方法は、(イ)
基体上に、第1の絶縁材料から成る第1の絶縁層を形成
し、第1の絶縁層上に第2の絶縁材料から成る第2の絶
縁層を形成する工程と、(ロ)第1及び第2の絶縁層に
溝部を形成する工程と、(ハ)溝部内に下層配線を形成
する工程と、(ニ)下層配線及び第2の絶縁層上に、第
3の絶縁材料から成る層間絶縁層を形成する工程と、
(ホ)下層配線上方の層間絶縁層に開口部を形成する工
程と、(ヘ)層間絶縁層上及び開口部内に上層配線を形
成し、以って開口部を介して下層配線と上層配線とを電
気的に接続する工程、から成ることを特徴とする。
【0016】本発明の第2の態様に係る半導体装置の配
線構造形成方法においては、溝部内に下層配線を形成す
る工程は、溝部内を含む第2の絶縁層上に下層配線を構
成する配線材料層を形成した後、配線材料層をエッチバ
ックし若しくはケミカルメカニカルポリッシングして、
第2の絶縁層上の配線材料層を除去する工程から成るこ
とが好ましい。
【0017】上記の目的を達成するための本発明の第3
の態様に係る半導体装置の配線構造形成方法は、(イ)
基体上に複数の下層配線を形成する工程と、(ロ)下層
配線の間の基体上に第1の絶縁材料から成る第1の絶縁
層を形成し、第1の絶縁層上に第2の絶縁材料から成る
第2の絶縁層を形成する工程と、(ハ)下層配線及び第
2の絶縁層上に、第3の絶縁材料から成る層間絶縁層を
形成する工程と、(ニ)下層配線上方の層間絶縁層に開
口部を形成する工程と、(ホ)層間絶縁層上及び開口部
内に上層配線を形成し、以って開口部を介して下層配線
と上層配線とを電気的に接続する工程、から成ることを
特徴とする。
【0018】本発明の第3の態様に係る半導体装置の配
線構造形成方法においては、第2の絶縁層を形成する工
程は、下層配線及び第1の絶縁層上に形成された第2の
絶縁材料をエッチバックし若しくはケミカルメカニカル
ポリッシングする工程を含むことが好ましい。
【0019】本発明の第2及び第3の態様に係る半導体
装置の配線構造形成方法においては、第2の絶縁材料
は、層間絶縁層に開口部を形成する際に用いられるエッ
チャントではエッチングされない材料であることが望ま
しい。ここで、エッチャントではエッチングされないと
は、第2の絶縁材料に対する第3の絶縁材料のエッチン
グ選択比が2倍以上であることを意味する。第2の絶縁
材料/第3の絶縁材料の組み合わせとして、Al23
SiO2、SiN/SiO2、Al23/SiNを挙げる
ことができるが、中でも、Al23/SiO2の組み合
わせを用いることが好ましい。
【0020】基体としては、半導体基板若しくは半絶縁
性基板上に形成された各種絶縁膜や、硝子等の絶縁性基
板を挙げることができる。基体を構成する絶縁膜、ある
いは層間絶縁層として、更には、本発明の第2の態様に
係る半導体装置の配線構造における第1の絶縁材料とし
て、SiO2、BPSG、PSG、BSG、AsSG、
PbSG、SbSG、SOG、SiONあるいはSiN
等の公知の絶縁材料、あるいはこれらの絶縁膜を積層し
たものを挙げることができる。
【0021】下層配線を構成する材料として、アルミニ
ウム系合金層とチタン(Ti)層の組み合わせ、銅(C
u)層とTi層の組み合わせを例示することができる。
また、上層配線を構成する材料として、アルミニウム系
合金層とチタン(Ti)層やTiN層との組み合わせを
例示することができる。更には、ブランケットタングス
テンCVD法や選択タングステンCVD法を用いて層間
絶縁層に形成された開口部内にタングステンから成るメ
タルプラグを形成し、層間絶縁層上にアルミニウム系合
金層とチタン(Ti)層の組み合わせ、アルミニウム系
合金層とTiN層の組み合わせ等から成る配線を形成
し、このような配線とメタルプラグから上層配線を構成
することもできる。アルミニウム系合金層は、例えば、
純アルミニウム、Al−Si、Al−Cu、Al−Si
−Cu、Al−Ge、Al−Si−Ge等の種々のアル
ミニウム合金から構成することができる。
【0022】
【作用】本発明の半導体装置の配線構造及びその形成方
法においては、下層配線の側部に、サイドウオールある
いは第2の絶縁層が形成されている。それ故、層間絶縁
層に開口部を形成する際、レジストの下層配線に対する
位置合わせずれが発生していたとしても、層間絶縁層を
エッチングして開口部を形成したとき、開口部の底部に
は下層配線及びサイドウオール若しくは第2の絶縁層が
露出するだけであり、基体が露出することはない。従っ
て、層間絶縁層のエッチングによる開口部の形成時、基
体に損傷が発生することを防止できる。従来の配線構造
においては、パターニングされたレジストの下層配線に
対する位置合わせずれが生じても、開口部が下層配線の
上方に確実に形成されるように、開口部底部の下層配線
の幅を広げるといった、下層配線に位置合わせ余裕を持
たせる必要がある。一方、本発明の配線構造において
は、このような下層配線に対して位置合わせ余裕を持た
せる必要がなく、下層配線の配線幅を配線の最小寸法ル
ールで形成することができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して、実施例に基づき本発
明を説明する。尚、実施例1は、本発明の第1の態様に
係る半導体装置の配線構造、及び第1の態様に係る半導
体装置の配線構造形成方法に関する。また、実施例2
は、本発明の第2の態様に係る半導体装置の配線構造、
及び第2の態様に係る半導体装置の配線構造形成方法に
関する。更に、実施例3は、本発明の第2の態様に係る
半導体装置の配線構造、及び第3の態様に係る半導体装
置の配線構造形成方法に関する。実施例4は、本発明の
第2の態様に係る半導体装置の配線構造をMOS型トラ
ンジスタの多層配線構造に適用した例である。
【0024】(実施例1)実施例1の配線構造は、本発
明の第1の態様に係る半導体装置の配線構造、及び第1
の態様に係る半導体装置の配線構造形成方法に関する。
【0025】実施例1の配線構造は、図1の(A)に模
式的な一部断面図を示すように、基体10上に形成され
た下層配線11と、第1の絶縁材料から成るサイドウオ
ール12と、第2の絶縁材料から成る層間絶縁層13
と、層間絶縁層13上に形成された上層配線16から構
成されている。第1の絶縁材料から成るサイドウオール
12は、下層配線11の側壁を被覆している。層間絶縁
層13は、下層配線11、サイドウオール12及び基体
10上に形成されている。また、下層配線11の上方の
層間絶縁層13には開口部15が形成されている。上層
配線16は、層間絶縁層13上に形成され、且つ開口部
15内に延び、下層配線11と電気的に接続されてい
る。
【0026】実施例1においては、サイドウオール12
を構成する第1の絶縁材料は、層間絶縁層13に開口部
15を形成する際に用いられるエッチャントではエッチ
ングされない材料、具体的にはAl23から成り、層間
絶縁層13を構成する第2の絶縁材料はSiO2から成
る。
【0027】図1の(A)に示すように、開口部15に
位置合わせずれが発生したとしても、開口部15の底部
には、下層配線11及び第1の絶縁材料から成るサイド
ウオール12が露出するだけである。従って、従来技術
のように開口部の下方に位置する下層配線の幅を広くす
る必要がない。即ち、実施例1の配線構造においては、
第1の絶縁材料から成るサイドウオール12を形成する
ことによって、図1の(B)に模式的な切断一部平面図
を示すように、開口部15の下方の下層配線11に位置
合わせ余裕を持たせることを不要にしている。サイドウ
オール12の幅は、発生し得る開口部15の下層配線1
1に対する位置合わせずれの最大値よりも大きくすれば
よい。尚、開口部15の底部に露出したサイドウオール
12の部分を、参照番号12Aで示した。また、図1の
(B)は、図1の(A)の線B−Bに沿った切断平面図
である。
【0028】以下、模式的な一部断面図である図2を参
照して、実施例1の配線構造の形成方法を説明する。
【0029】[工程−100]先ず、例えばSiO2
ら成る絶縁膜である基体10上に下層配線11を形成す
る。そのために、基体10上にTi層11Aをスパッタ
法にて成膜する。Ti層11Aは、次に成膜するアルミ
ニウム系合金層と下地である基体10との間の密着性及
び濡れ性を向上させる機能を有する。Ti層11Aの成
膜条件を以下に例示する。 プロセスガス : Ar=100sccm パワー : 4kW 成膜温度 : 150゜C 圧力 : 0.47Pa 膜厚 : 30nm
【0030】次いで、Ti層11A上にアルミニウム系
合金(例えば、Al−1%Siから成る)層11Bをス
パッタ法にて成膜する。アルミニウム系合金層11Bの
成膜条件を以下に例示する。 プロセスガス : Ar=40sccm パワー : 22.5kW 成膜温度 : 150゜C 圧力 : 0.47Pa 膜厚 : 0.5μm
【0031】その後、アルミニウム系合金層11B上に
レジストを形成し、このレジストをフォトリソグラフィ
技術を用いてパターニングした後、レジストをマスクと
してドライエッチング法にてアルミニウム系合金層11
B及びTi層11Aをパターニングして、下層配線11
を完成させる。従来技術においては、図11の(A)に
示したように、下層配線の接続孔形成予定領域の配線幅
を、他の下層配線の部分よりも例えば左右0.25μm
広く形成している。然るに、実施例1においては、図1
の(B)に示したように、下層配線の配線幅を配線の最
小寸法ルールで形成することができる。ドライエッチン
グの条件を、例えば以下のとおりとすることができる。 使用ガス : BCl3/Cl2=60/90sccm マイクロ波パワー: 1000W RFパワー : 50W 圧力 : 0.016Pa 次いで、レジストを除去する。こうして、図2の(A)
に示す構造を形成することができる。尚、下層配線11
は、図の紙面の垂直方向に延びている。
【0032】[工程−110]次に、下層配線11の側
壁に、第1の絶縁材料から成るサイドウオール12を形
成する。第1の絶縁材料はAl23から成る。具体的に
は、サイドウオール12は、基体10及び下層配線11
上に第1の絶縁材料(Al23)から成る絶縁層を形成
した後、この絶縁層をエッチバックすることによって形
成することができる。第1の絶縁材料(Al23)から
成る絶縁層の形成は、例えば以下に示す条件のスパッタ
法にて行うことができる。 プロセスガス : Ar=40sccm パワー : 22.5kW 成膜温度 : 150゜C 圧力 : 0.47Pa 膜厚 : 0.3μm
【0033】次いで、第1の絶縁材料(Al23)から
成る絶縁層を、以下に例示する条件でエッチバックす
る。 使用ガス : BCl3/Cl2=60/90sccm マイクロ波パワー: 1000W RFパワー : 50W 圧力 : 0.016Pa こうして、図2の(B)に示す構造を得ることができ
る。
【0034】[工程−120]次に、下層配線11、サ
イドウオール12及び基体10の上に、第2の絶縁材料
から成る層間絶縁層13を、例えばTEOS CVD法
にて形成する。第2の絶縁材料はSiO2から成る。層
間絶縁層13の形成条件を以下に例示する。 使用ガス : TEOS=50sccm 圧力 : 40Pa 温度 : 720゜C 膜厚 : 0.6μm
【0035】その後、レジスト14を全面に形成し、フ
ォトリソグラフィ技術を用いてレジスト14をパターニ
ングする。次いで、パターニングされたレジスト14を
マスクとして、層間絶縁層13をドライエッチングし
て、下層配線11の上方の層間絶縁層13に開口部15
を形成する。こうして、図2の(C)に示す構造を得る
ことができる。ドライエッチングの条件を以下に例示す
る。尚、第2の絶縁材料から成る層間絶縁層13がエッ
チングされ、且つ、第1の絶縁材料から成るサイドウオ
ール12がエッチングされないようなドライエッチング
条件を選択する。 使用ガス : C48=30sccm マイクロ波パワー: 400mA RFパワー : 4.0W/cm2 圧力 : 0.25Pa
【0036】この際、パターニングされたレジスト14
に下層配線11に対する位置合わせずれが生じていて
も、位置合わせ余裕の範囲内に第1の絶縁材料(Al2
3)から成るサイドウオール12が形成されているの
で、開口部15の形成の際、基体10がエッチングされ
ることを防止することができる。その後、レジスト14
を除去する。尚、図2の(C)において、レジスト14
の位置合わせずれによって開口部15の底部に露出した
サイドウオール12の部分を、参照番号12Aで示し
た。
【0037】[工程−130]次に、層間絶縁層13上
及び開口部15内に上層配線16を形成し、以って開口
部15を介して下層配線11と上層配線16とを電気的
に接続する。実施例1においては、上層配線16は、下
からTi層16A及びアルミニウム系合金層16Bから
構成されている。Ti層16Aは、次に成膜するアルミ
ニウム系合金層と下地である層間絶縁層13との間の密
着性及び濡れ性を向上させる機能を有する。Ti層16
Aのスパッタ法による成膜条件を以下に示す。 プロセスガス : Ar=100sccm パワー : 4kW 成膜温度 : 150゜C 圧力 : 0.47Pa 膜厚 : 70nm
【0038】次いで、Ti層16A上にアルミニウム系
合金(例えば、Al−1%Siから成る)層16Bをス
パッタ法にて成膜する。アルミニウム系合金層16Bの
成膜条件を以下に例示する。 プロセスガス : Ar=40sccm パワー : 22.5kW 成膜温度 : 500゜C 圧力 : 0.47Pa 膜厚 : 0.5μm
【0039】成膜温度を500゜Cとすることによっ
て、層間絶縁層13上に堆積したアルミニウム系合金層
16Bが流動状態となり、アルミニウム系合金層16B
が開口部15内に流れ込み、開口部15内はアルミニウ
ム系合金層16Bで確実に埋め込まれる。その後、レジ
ストパターニング及びドライエッチングによって層間絶
縁層13上のアルミニウム系合金層16B及びTi層1
6Aを選択的に除去し、アルミニウム系合金層16B及
びTi層16Aから成る上層配線16を完成させる。こ
うして、図1に示した配線構造を形成することができ
る。ドライエッチングの条件は、例えば以下のとおりと
することができる。 使用ガス : BCl3/Cl2=60/90sccm マイクロ波パワー: 1000W RFパワー : 50W 圧力 : 0.016Pa
【0040】高温アルミニウムスパッタ法の代わりに、
アルミニウムリフロー法を採用してもよい。この場合
の、アルミニウム系合金層16Bの成膜条件を以下に例
示する。 プロセスガス : Ar=100sccm DCパワー : 20kW スパッタ圧力 : 0.4Pa 基体加熱温度 : 150゜C 膜厚 : 0.5μm その後、基体10を約500゜Cに加熱する。これによ
って、層間絶縁層13上に堆積したアルミニウム系合金
層16Bは流動状態となり、開口部15内に流入し、開
口部15はアルミニウム系合金で確実に埋め込まれ、接
続孔が形成される。一方、層間絶縁層13の上には、T
i層16A及びアルミニウム系合金層16Bの2層が形
成される。加熱条件を、例えば以下のとおりとすること
ができる。 加熱方式 : 基板裏面ガス加熱 加熱温度 : 500゜C 加熱時間 : 2分 プロセスガス : Ar=100sccm プロセスガス圧力: 1.1×103Pa ここで、基板裏面ガス加熱方式とは、基体10の裏面に
配置したヒーターブロックを所定の温度(加熱温度)に
加熱し、ヒーターブロックと基体10の裏面の間にプロ
セスガスを導入することによって基体10を加熱する方
式である。加熱方式としては、この方式以外にもランプ
加熱方式等を用いることができる。
【0041】(実施例2)実施例2の配線構造は、本発
明の第2の態様に係る半導体装置の配線構造、及び第2
の態様に係る半導体装置の配線構造形成方法に関する。
【0042】実施例2の配線構造は、図4の(B)に模
式的な一部断面図を示すように、基体10上に形成され
た複数の下層配線31と、第1の絶縁材料から成る第1
の絶縁層20と、第1の絶縁層20の上に形成された第
2の絶縁材料から成る第2の絶縁層21と、層間絶縁層
33と、上層配線36とから成る。第1の絶縁層20及
び第2の絶縁層21は、下層配線31の間に形成されて
いる。層間絶縁層33は、下層配線31及び第2の絶縁
層21上に形成され、第3の絶縁材料から成る。下層配
線31の上方の層間絶縁層33には開口部35が形成さ
れている。上層配線36は、層間絶縁層33の上に形成
され、且つ開口部35内に延び、下層配線31と電気的
に接続されている。
【0043】実施例2においては、第2の絶縁材料は、
層間絶縁層33に開口部35を形成する際に用いられる
エッチャントではエッチングされない材料、具体的には
Al23から成り、第3の絶縁材料はSiO2から成
る。
【0044】図4の(A)に示すように、開口部35の
下層配線31に対する位置合わせずれが発生したとして
も、開口部35の底部には、下層配線31及び第2の絶
縁材料から成る第2の絶縁層21の部分21Aが露出す
るだけである。従って、従来技術のように開口部の下方
に位置する下層配線の幅を広くする必要がない。即ち、
実施例2の配線構造においては、第2の絶縁材料から成
る第2の絶縁層21を形成することによって、開口部3
5の下方の下層配線31に位置合わせ余裕を持たせるこ
とを不要にしている。
【0045】以下、模式的な一部断面図である図3及び
図4を参照して、実施例2の配線構造の形成方法を説明
する。
【0046】[工程−200]先ず、基体10上に、第
1の絶縁材料から成る第1の絶縁層20を形成し、この
第1の絶縁層20上に第2の絶縁材料から成る第2の絶
縁層21を形成する(図3の(A)参照)。そのため
に、SiO2から成る基体10の上に、第1の絶縁材料
から成る第1の絶縁層20を形成する。第1の絶縁材料
は、例えばSiO2から成る。第1の絶縁層の形成条件
を、実施例1の[工程−120]の層間絶縁層13の形
成条件と同様とすることができる。次いで、Al23
ら成る第2の絶縁層21を第1の絶縁層20の上に形成
する。第2の絶縁層21の形成条件を、実施例1の[工
程−110]のAl23から成る絶縁層のスパッタ法に
よる形成条件と同様とすることができる。
【0047】[工程−210]次に、第1及び第2の絶
縁層20,21に溝部22を形成する(図3の(B)参
照)。即ち、第2の絶縁層21上にレジスト(図示せ
ず)を形成し、フォトリソグラフィ技術を用いてレジス
トをパターニングする。そして、このレジストをマスク
として用い、第1及び第2の絶縁層20,21をドライ
エッチングし、これによって、第1及び第2の絶縁層2
0,21に溝部22を形成する。次いで、第2の絶縁層
21上のレジストを除去する。Al23から成る第2の
絶縁層21のエッチング条件は、実施例1の[工程−1
10]にて説明したエッチバック条件と同様とすること
ができる。また、SiO2から成る第1の絶縁層20の
エッチング条件は、実施例1の[工程−120]にて説
明したエッチング条件と同様とすることができる。
【0048】[工程−220]次いで、溝部22内に下
層配線31を形成する(図3の(C)参照)。実施例2
においては、下層配線31は、下からTi層及びその上
に形成されたCu層から成る。具体的には、先ず、溝部
22を含む第2の絶縁層21の上に、Ti層をスパッタ
法にて成膜する。Ti層のスパッタ条件は、実施例1の
[工程−130]と同様とすることができる。その後、
Ti層の上にCu層を、例えば以下に例示するスパッタ
法にて成膜する。 プロセスガス : Ar=100sccm パワー : 10kW 成膜温度 : 500゜C 圧力 : 0.47Pa 膜厚 : 0.5μm
【0049】Cu層をスパッタ法にて形成する代わり
に、CVD法にて形成することができる。CVD法によ
るCu層の形成条件を以下に例示する。 使用ガス : Cu(HFA)2/H2=10/100
0sccm 圧力 : 2.6×103Pa 基板加熱温度: 350゜C パワー : 500W 尚、HFAとは、ヘキサフルオロアセチルアセトネート
の略である。
【0050】こうして成膜されたCu層及びTi層の
内、第2の絶縁層21上に成膜された部分をケミカルメ
カニカルポリッシュ法(CMP法)にて除去し、溝部2
2内にCu層及びTi層を残す。これによって、溝部2
2内に下層配線31が形成される。
【0051】CMP法に用いられる研磨装置の概要を図
5の(A)に示す。この研磨装置は、研磨プレート、基
板保持台、研磨剤スラリー供給系から成る。研磨プレー
トは、回転する研磨プレート回転軸に支承され、その表
面には研磨パッドが備えられている。基板保持台は、研
磨プレートの上方に配置され、基板保持台回転軸に支承
されている。研磨すべき基板は基板保持台に載置され
る。基板保持台回転軸は、基板保持台を研磨パッドの方
向に押す研磨圧力調整機構(図示せず)に取り付けられ
ている。研磨剤を含んだ研磨剤スラリーは、研磨剤スラ
リー供給系から研磨パッドに供給される。CMP法はこ
のような研磨装置を用いる。そして、研磨剤を含んだス
ラリーを研磨パッドに供給しながら、研磨プレートを回
転させる。同時に基板保持台に載置された基板を回転さ
せながら、研磨圧力調整機構によって、研磨パッドに対
する基板の研磨圧力を調整する。こうして、基板の表面
を研磨することができる。あるいは又、実開昭63−7
54号公報に記載されたように、スラリーを、研磨プレ
ート回転軸及び研磨プレートの内部を経由して、研磨パ
ッドに設けられたスラリー供給口から供給することもで
きる(図5の(B)参照)。
【0052】CMP法の条件を、例えば以下のとおりと
することができる。 研磨プレート回転数 : 37rpm 基板保持台回転数 : 17rpm 研磨圧力 : 5.5×108Pa パッド温度 : 40゜C 使用研磨剤スラリー : K4Fe(CN)6水溶液
【0053】CMP法の代わりに、第2の絶縁層21上
のCu層及びTi層を、例えば以下の条件のドライエッ
チング法にてエッチバックし、溝部22内に下層配線3
1を残すこともできる。 Cu層及びTi層のエッチング 使用ガス : O2/Cl2=10/70sccm マイクロ波パワー: 1000W RFパワー : 300W 圧力 : 0.5Pa 基板加熱温度 : 300゜C
【0054】[工程−230]次に、下層配線31及び
第2の絶縁層21上に、第3の絶縁材料から成る層間絶
縁層33を形成する。第3の絶縁材料はSiO2から成
る。層間絶縁層33の形成条件を以下に例示する。 使用ガス : TEOS/O2=350/350sccm 圧力 : 1.3×103Pa 温度 : 390゜C 膜厚 : 0.6μm
【0055】[工程−240]その後、下層配線31の
上方の層間絶縁層33に開口部35を形成する。具体的
には、レジスト34を層間絶縁層33上に形成し、フォ
トリソグラフィ技術を用いてレジスト34をパターニン
グする。次いで、パターニングされたレジスト34をマ
スクとして、層間絶縁層33をドライエッチングして、
下層配線31の上方の層間絶縁層33に開口部35を形
成する。こうして、図4の(A)に示す構造を得ること
ができる。ドライエッチングの条件を以下に例示する。
尚、第3の絶縁材料から成る層間絶縁層33がエッチン
グされ、且つ、第2の絶縁材料から成る第2の絶縁層2
1がエッチングされないようなドライエッチング条件を
選択する。 使用ガス : C48=30sccm マイクロ波パワー: 400mA RFパワー : 4.0W/cm2 圧力 : 0.25Pa
【0056】この際、パターニングされたレジスト34
に位置合わせずれが生じていても、第2の絶縁材料(A
23)から成る第2の絶縁層21が下層配線31の側
部に形成されているので、開口部35の形成の際、基体
10や第1の絶縁層20がエッチングされることを防止
することができる。その後、レジスト34を除去する。
尚、図4の(A)において、レジスト34の位置合わせ
ずれによって開口部35の底部に露出した第2の絶縁層
21の部分を21Aで示した。
【0057】[工程−250]その後、層間絶縁層33
上及び開口部35内に上層配線36を形成し、以って開
口部35を介して下層配線31と上層配線36とを電気
的に接続する。実施例2においては、実施例1と同様
に、上層配線36は、下からTi層36A及びアルミニ
ウム系合金層36Bから構成されている。上層配線36
の形成は、実施例1の[工程−130]と同様とするこ
とができる。こうして、図4の(B)に示す構造を得る
ことができる。
【0058】(実施例3)実施例3の配線構造は、本発
明の第2の態様に係る半導体装置の配線構造、及び第3
の態様に係る半導体装置の配線構造形成方法に関する。
【0059】実施例3の配線構造は、図7の(B)に模
式的な一部断面図を示すように、基体10上に形成され
た複数の下層配線41と、第1の絶縁材料から成る第1
の絶縁層50と、第1の絶縁層50の上に形成された第
2の絶縁材料から成る第2の絶縁層51と、層間絶縁層
43と、上層配線46とから成る。第1の絶縁層50及
び第2の絶縁層51は、下層配線41の間に形成されて
いる。層間絶縁層43は、下層配線41及び第2の絶縁
層51上に形成され、第3の絶縁材料から成る。下層配
線41の上方の層間絶縁層43には開口部45が形成さ
れている。上層配線46は、層間絶縁層43の上に形成
され、且つ開口部45内に延び、下層配線41と電気的
に接続されている。かかる実施例3の配線構造は、実質
的には実施例2の配線構造と同様である。
【0060】実施例3の配線構造の形成方法は、実施例
2の配線構造の形成方法と異なる。具体的には、下層配
線41と、第1及び第2の絶縁層50,51の形成手順
が相違する。以下、模式的な一部断面図である図6及び
図7を参照して、実施例3の配線構造の形成方法を説明
する。
【0061】[工程−300]先ず、例えばSiO2
ら成る基体10上に複数の下層配線41を形成する。そ
のために、基体10の全面に、例えばTi層41A及び
アルミニウム系合金層41Bを順にスパッタ法にて成膜
する。次いで、アルミニウム系合金層41B及びTi層
41Aをドライエッチングして、下層配線41を形成す
る。これらの各層の成膜条件及びエッチング条件は、実
施例1の[工程−100]と同様とすることができる。
こうして、図6の(A)に示す構造を得ることができ
る。
【0062】[工程−310]次に、下層配線41の間
の基体10の上に第1の絶縁材料から成る第1の絶縁層
50を形成し、この第1の絶縁層50上に第2の絶縁材
料から成る第2の絶縁層51を形成する。そのために、
先ず、下層配線41の間に第1の絶縁材料(SiO2
から成る第1の絶縁層50を、例えば以下の条件のTE
OS CVD法にて、堆積させる。 使用ガス : TEOS/O2=350/350sccm 圧力 : 1.3×103Pa 温度 : 390゜C 膜厚 : 0.2μm その後、全面にレジスト50Aを塗布し(図6の(B)
参照)、次いで、第1の絶縁層50をエッチバックする
(図6の(C)参照)。
【0063】次に、Al23から成る第2の絶縁層51
を第1の絶縁層50の上及び下層配線41の上に形成す
る。第2の絶縁層51の形成条件を、実施例1の[工程
−110]のスパッタ条件と同様とすることができる。
但し、第2の絶縁層51の膜厚を0.5μmとした。そ
の後、図5に示した研磨装置を用いたケミカルメカニカ
ルポリッシュ(CMP)法にて第2の絶縁層51の一部
を研磨し、第2の絶縁層51の頂面と下層配線41の頂
面とを揃える(図6の(D)参照)。CMP法の条件を
以下に例示する。 研磨プレート回転数 : 37rpm ウエハ保持試料台回転数: 17rpm 研磨圧力 : 5.5×108Pa 使用研磨剤スラリー : 過酸化水素水(1重量%)
+(NH2)(CH2)(NH2)(1重量%)混合水溶
液22リットル/分 パッド温度 : 40゜C
【0064】[工程−320]次に、下層配線41及び
第2の絶縁層51上に、第3の絶縁材料から成る層間絶
縁層43を形成する。第3の絶縁材料はSiO2から成
る。層間絶縁層43の形成条件を、実施例2の[工程−
230]と同様とすることができる。但し、層間絶縁層
の膜厚を0.5μmとした。
【0065】[工程−330]その後、実施例2の[工
程−240]と同様の方法で、下層配線41の上方の層
間絶縁層43に開口部45を形成する。こうして、図7
の(A)に示す構造を得ることができる。この際、パタ
ーニングされたレジスト44に位置合わせずれが生じて
いても、第2の絶縁材料(Al23)から成る第2の絶
縁層51が下層配線41の側部に形成されているので、
開口部45の形成の際、基体10や第1の絶縁層50が
エッチングされることを防止することができる。その
後、レジスト44を除去する。尚、図7の(A)におい
て、レジスト44の位置合わせずれによって開口部45
の底部に露出した第2の絶縁層51の部分を51Aで示
した。
【0066】[工程−340]その後、実施例2の[工
程−250]と同様の方法で、層間絶縁層43上及び開
口部45内に上層配線46を形成し、以って開口部45
を介して下層配線41と上層配線46とを電気的に接続
する。実施例3においても、実施例2と同様に、上層配
線46は、下からTi層46A及びアルミニウム系合金
層46Bから構成されている。こうして、図7の(B)
に示す構造を得ることができる。
【0067】(実施例4)実施例4は、本発明の第2の
態様に係る半導体装置の配線構造をMOS型トランジス
タの多層配線構造に適用した例である。配線構造の形成
方法は、本発明の第2及び第3の態様に係る半導体装置
の配線構造の形成方法としたが、本発明の第2又は第3
の態様に係る半導体装置の配線構造の形成方法のいずれ
か一方のみを採用してもよい。また、配線構造を、本発
明の第1の態様に係る半導体装置の配線構造形成方法に
よって形成された本発明の第1の態様に係る半導体装置
の配線構造としてもよい。尚、各層や各膜の形成・成膜
・堆積条件は、実施例1〜実施例3で説明した条件を適
用することができるので、詳細な説明は省略する。
【0068】[工程−400]先ず、シリコン半導体基
板60に、従来の方法でMOS型トランジスタを形成す
る。即ち、シリコン半導体基板60に、例えばLOCO
S構造の素子分離領域61を形成した後、シリコン半導
体基板60の表面を酸化してゲート酸化膜62を形成す
る。次いで、全面にポリシリコン層を堆積させた後、ポ
リシリコン層を選択的に除去し、ポリシリコンから成る
ゲート電極63を形成する。その後、LDDサイドウオ
ール64をゲート電極63の側壁に形成し、不純物イオ
ン注入を行って、ソース・ドレイン領域65を形成す
る。
【0069】[工程−410]次に、全面にSiO2
ら成る絶縁膜66をTEOS CVD法にて形成し、そ
の後、ソース・ドレイン領域65の上方の絶縁膜66に
開口部67をフォトリソグラフィ技術及びドライエッチ
ング法にて形成する。次に、開口部67内を含む絶縁膜
66上にスパッタ法にてTiN層/Ti層(Ti層が下
層)から成るバリアメタル層68を成膜した後、所謂ブ
ランケットタングステンCVD法でタングステンをバリ
アメタル層68上に形成する。その後、開口部67以外
の部分のタングステンをエッチバック法にて除去し、開
口部67内にタングステンから成るメタルプラグ69を
形成する。ブランケットタングステンCVD法の条件を
以下に例示する。 使用ガス : WF6/H2=95/550sccm 成膜温度 : 450゜C 圧力 : 1.1×104Pa また、タングステンのエッチバックを、以下の条件で行
うことができる。 使用ガス : SF6=50sccm マイクロ波パワー: 850W RFパワー : 150W 圧力 : 1.33Pa こうして、図8の(A)に示した構造を得ることができ
る。
【0070】[工程−420]次に、実施例2の[工程
−200]と同様の方法で、基体上に、第1の絶縁材料
から成る第1の絶縁層20を形成し、この第1の絶縁層
20上に第2の絶縁材料から成る第2の絶縁層21を形
成する。尚、実施例4においては、絶縁膜66が基体に
相当する。
【0071】[工程−430]その後、実施例2の[工
程−210]と同様の方法で、第1及び第2の絶縁層2
0,21に溝部を形成し、次に、実施例2の[工程−2
20]と同様の方法で、溝部内に下層配線31を形成す
る。
【0072】[工程−440]次に、実施例2の[工程
−230]と同様に、下層配線31及び第2の絶縁層2
1上に、第3の絶縁材料から成る層間絶縁層33を形成
する。その後、実施例の[工程−240]と同様に、下
層配線31の上方の層間絶縁層33に開口部35を形成
する。次いで、実施例2の[工程−250]と同様に、
層間絶縁層33上及び開口部35内に、実施例2の上層
配線36に相当する中層配線70を形成し、以って開口
部35を介して下層配線31と中層配線70とを電気的
に接続する。こうして、図8の(B)に示す構造を得る
ことができる。シリコン半導体基板60に形成されたソ
ース・ドレイン領域65は、メタルプラグ69、下層配
線31、開口部35を介して中層配線70と電気的に接
続される。尚、下層配線31は、図面の紙面の垂直方向
に延びている。
【0073】[工程−450]その後、層間絶縁層33
を基体と看做し、更に、この中層配線70を下層配線と
看做して、実施例3にて説明した本発明の第3の態様に
係る半導体装置の配線構造の形成方法を適用して、本発
明の第2の態様に係る半導体装置の配線構造を形成す
る。即ち、実施例3の[工程−310]と同様に、中層
配線70(下層配線に相当する)の間の層間絶縁層33
(基体に相当する)の上に第1の絶縁材料から成る第1
の絶縁層50を形成し、この第1の絶縁層50上に第2
の絶縁材料から成る第2の絶縁層51を形成する。
【0074】[工程−460]その後、実施例3の[工
程−320]及び[工程−330]と同様の方法で、層
間絶縁層43を形成した後、中層配線70の上方の層間
絶縁層43に開口部45を形成する。その後、実施例3
の[工程−340]と同様の方法で、層間絶縁層43上
及び開口部45内に上層配線46を形成し、以って開口
部45を介して下層配線31に相当する中層配線70と
上層配線46とを電気的に接続する。こうして、図9に
示す構造を得ることができる。
【0075】以上、本発明を好ましい実施例に基づき説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。実施例にて説明した各種条件や数値は例示であ
り、適宜変更することができる。基体は、シリコン半導
体基板、あるいはソース・ドレイン領域が形成された半
導体基板の他にも、MgO基板、GaAs基板、超伝導
トランジスタ基板、薄膜トランジスタを作製するための
各種基板上に形成することができる。
【0076】例えば、実施例4にて説明したブランケッ
トタングステンCVD法を用いて層間絶縁層に形成され
た開口部内にタングステンから成るメタルプラグを形成
し、層間絶縁層上にアルミニウム系合金層とチタン(T
i)層の組み合わせ等から成る配線を形成し、このよう
な配線とメタルプラグから上層配線を構成することもで
きる。更には、ブランケットタングステンCVD法の代
わりに選択タングステンCVD法を用いることもでき
る。この場合の条件を、例えば以下のとおりとすること
ができる。 使用ガス : WF6/SiH4/H2/Ar=10/7
/1000/10sccm 温 度 : 260゜C 圧 力 : 26Pa
【0077】本発明は、MOS半導体装置以外の他の半
導体装置(例えば、バイポーラトランジスタ、CCD)
にも適用できる。
【0078】スパッタ法は、マグネトロンスパッタリン
グ装置、DCスパッタリング装置、RFスパッタリング
装置、ECRスパッタリング装置、また基板バイアスを
印加するバイアススパッタリング装置等各種のスパッタ
リング装置にて行うことができる。
【0079】
【発明の効果】本発明の半導体装置の配線構造において
は、下層配線にレジストパターニング位置ずれの調整の
ための位置合わせ余裕幅を特別に設定する必要が無くな
るので、配線ピッチを最小に設定でき、ゲートアレイ等
の配線集積度が向上する。その結果、ゲートアレイ等に
おけるトランジスタの使用効率が増加する。従来の配線
構造においては、図11の(A)に示したように、例え
ば、接続孔形成予定領域以外の部分の下層配線の幅を
0.5μmとした場合、下層配線の接続孔形成予定領域
の配線幅を、他の下層配線の部分よりも例えば左右0.
25μm広く形成している。そのため、下層配線の配線
ピッチを1.25μmとする必要があった。本発明にお
いては、接続孔形成予定領域における下層配線の幅を
0.5μmにすることができ、その結果、下層配線の配
線ピッチを1.0μmとすることが可能である。配線集
積度を増すことでトランジスタの使用効率を向上させる
ことができるゲートアレイ等の半導体装置においては下
層配線の配線ピッチの減少は大変有効であり、配線集積
度を単純に計算しても25%向上させることができる。
【0080】しかも、従来技術においては下層配線のピ
ッチを出来る限り減少させるために、下層配線の接続孔
形成予定領域同士を横に並べる形状をとることができ
ず、接続孔形成予定領域をずらしていた(図11の
(A)参照)。本発明の配線構造においては、下層配線
に位置合わせ余裕を付与する必要がないので、接続孔形
成予定領域を横に並べることができる。従って、接続孔
を設計する場合の自由度が増す。また、接続孔を多数形
成でき、しかも、接続孔を多数形成しても配線集積度は
低下しない。更には、接続孔を多数形成できる結果、不
要な配線を形成する必要がなくなり、配線の抵抗を低減
させることができ、半導体素子の動作スピードを向上さ
せ得る。
【0081】また、本発明の配線構造の形成方法におい
ては、特別のレジスト工程等の工程の追加が不要であ
り、通常のドライエッチ条件によって配線構造を形成で
きるので、半導体装置の製造プロセスが複雑になること
がない。更には、溝部に下層配線を埋め込む埋め込み配
線構造を利用することで、完全平坦化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の配線構造の模式的な一部断面図であ
る。
【図2】実施例1の配線構造の形成方法を説明するため
の基体等の模式的な一部断面図である。
【図3】実施例2の配線構造の形成方法を説明するため
の基体等の模式的な一部断面図である。
【図4】図3に引き続き、実施例2の配線構造の形成方
法を説明するための基体等の模式的な一部断面図であ
る。
【図5】実施例2の配線構造の形成方法での使用に適し
た研磨装置の模式図である。
【図6】実施例3の配線構造の形成方法を説明するため
の基体等の模式的な一部断面図である。
【図7】図6に引き続き、実施例3の配線構造の形成方
法を説明するための基体等の模式的な一部断面図であ
る。
【図8】実施例4の配線構造の形成方法を説明するため
の基体等の模式的な一部断面図である。
【図9】図8に引き続き、実施例4の配線構造の形成方
法を説明するための、MOS型トランジスタ等の模式的
な一部断面図である。
【図10】従来の配線構造の形成方法を説明するための
基体等の模式的な一部断面図である。
【図11】従来の配線構造における下層配線の模式的な
一部平面図及び従来の配線構造における問題点を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 基体 11,31,41 下層配線 12 サイドウオール 13,33,43 層間絶縁層 14,34,44 レジスト 15,35,45 開口部 16,36,46 上層配線 11A,41A Ti層 11B,41B アルミニウム系合金層 16A,36A Ti層 16B,36B アルミニウム系合金層 20,50 第1の絶縁層 21,51 第2の絶縁層 22 溝部 60 シリコン半導体基板 61 素子分離領域 62 ゲート酸化膜 63 ゲート電極 64 LDDサイドウオール 65 ソース・ドレイン領域 66 絶縁膜 67 開口部 68 バリアメタル層 69 メタルプラグ 70 中層配線

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)基体上に形成された下層配線と、 (ロ)該下層配線の側壁を被覆する、第1の絶縁材料か
    ら成るサイドウオールと、 (ハ)下層配線、サイドウオール及び基体上に形成さ
    れ、そして下層配線上方に開口部が形成された、第2の
    絶縁材料から成る層間絶縁層と、 (ニ)層間絶縁層上に形成され、且つ開口部内に延び、
    下層配線と電気的に接続された上層配線、から成ること
    を特徴とする半導体装置の配線構造。
  2. 【請求項2】第1の絶縁材料は、層間絶縁層に開口部を
    形成する際に用いられるエッチャントではエッチングさ
    れない材料であることを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置の配線構造。
  3. 【請求項3】第1の絶縁材料はAl23から成り、第2
    の絶縁材料はSiO2から成ることを特徴とする請求項
    2に記載の半導体装置の配線構造。
  4. 【請求項4】(イ)基体上に形成された複数の下層配線
    と、 (ロ)該下層配線の間に形成された第1の絶縁材料から
    成る第1の絶縁層、及び該第1の絶縁層上に形成された
    第2の絶縁材料から成る第2の絶縁層と、 (ハ)下層配線及び第2の絶縁層上に形成され、そして
    下層配線上方に開口部が形成された、第3の絶縁材料か
    ら成る層間絶縁層と、 (ニ)層間絶縁層上に形成され、且つ開口部内に延び、
    下層配線と電気的に接続された上層配線、から成ること
    を特徴とする半導体装置の配線構造。
  5. 【請求項5】第2の絶縁材料は、層間絶縁層に開口部を
    形成する際に用いられるエッチャントではエッチングさ
    れない材料であることを特徴とする請求項4に記載の半
    導体装置の配線構造。
  6. 【請求項6】第2の絶縁材料はAl23から成り、第3
    の絶縁材料はSiO2から成ることを特徴とする請求項
    5に記載の半導体装置の配線構造。
  7. 【請求項7】(イ)基体上に下層配線を形成する工程
    と、 (ロ)該下層配線の側壁に、第1の絶縁材料から成るサ
    イドウオールを形成する工程と、 (ハ)下層配線、サイドウオール及び基体上に、第2の
    絶縁材料から成る層間絶縁層を形成する工程と、 (ニ)下層配線上方の層間絶縁層に開口部を形成する工
    程と、 (ホ)層間絶縁層上及び開口部内に上層配線を形成し、
    以って開口部を介して下層配線と上層配線とを電気的に
    接続する工程、から成ることを特徴とする半導体装置の
    配線構造形成方法。
  8. 【請求項8】サイドウオールの形成は、基体及び下層配
    線上に第1の絶縁材料から成る絶縁層を形成した後、該
    絶縁層をエッチバックする工程から成ることを特徴とす
    る請求項7に記載の半導体装置の配線構造形成方法。
  9. 【請求項9】第1の絶縁材料は、層間絶縁層に開口部を
    形成する際に用いられるエッチャントではエッチングさ
    れない材料であることを特徴とする請求項7又は請求項
    8に記載の半導体装置の配線構造形成方法。
  10. 【請求項10】第1の絶縁材料はAl23から成り、第
    2の絶縁材料はSiO2から成ることを特徴とする請求
    項9に記載の半導体装置の配線構造形成方法。
  11. 【請求項11】(イ)基体上に、第1の絶縁材料から成
    る第1の絶縁層を形成し、該第1の絶縁層上に第2の絶
    縁材料から成る第2の絶縁層を形成する工程と、 (ロ)該第1及び第2の絶縁層に溝部を形成する工程
    と、 (ハ)該溝部内に下層配線を形成する工程と、 (ニ)下層配線及び第2の絶縁層上に、第3の絶縁材料
    から成る層間絶縁層を形成する工程と、 (ホ)下層配線上方の層間絶縁層に開口部を形成する工
    程と、 (ヘ)層間絶縁層上及び開口部内に上層配線を形成し、
    以って開口部を介して下層配線と上層配線とを電気的に
    接続する工程、から成ることを特徴とする半導体装置の
    配線構造形成方法。
  12. 【請求項12】溝部内に下層配線を形成する工程は、溝
    部内を含む第2の絶縁層上に下層配線を構成する配線材
    料層を形成した後、該配線材料層をエッチバックし若し
    くはケミカルメカニカルポリッシングして、第2の絶縁
    層上の配線材料層を除去する工程から成ることを特徴と
    する請求項11に記載の半導体装置の配線構造形成方
    法。
  13. 【請求項13】(イ)基体上に複数の下層配線を形成す
    る工程と、 (ロ)該下層配線の間の基体上に第1の絶縁材料から成
    る第1の絶縁層を形成し、該第1の絶縁層上に第2の絶
    縁材料から成る第2の絶縁層を形成する工程と、 (ハ)下層配線及び第2の絶縁層上に、第3の絶縁材料
    から成る層間絶縁層を形成する工程と、 (ニ)下層配線上方の層間絶縁層に開口部を形成する工
    程と、 (ホ)層間絶縁層上及び開口部内に上層配線を形成し、
    以って開口部を介して下層配線と上層配線とを電気的に
    接続する工程、から成ることを特徴とする半導体装置の
    配線構造形成方法。
  14. 【請求項14】第2の絶縁層を形成する工程は、下層配
    線及び第1の絶縁層上に形成された第2の絶縁材料をエ
    ッチバックし若しくはケミカルメカニカルポリッシング
    する工程を含むことを特徴とする請求項13に記載の半
    導体装置の配線構造形成方法。
  15. 【請求項15】第2の絶縁材料は、層間絶縁層に開口部
    を形成する際に用いられるエッチャントではエッチング
    されない材料であることを特徴とする請求項11乃至請
    求項14のいずれか1項に記載の半導体装置の配線構造
    形成方法。
  16. 【請求項16】第2の絶縁材料はAl23から成り、第
    3の絶縁材料はSiO2から成ることを特徴とする請求
    項15に記載の半導体装置の配線構造形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6812128B2 (en) 2002-10-03 2004-11-02 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method of manufacturing multilayer structured semiconductor device

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