JPH07272501A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

Info

Publication number
JPH07272501A
JPH07272501A JP6057745A JP5774594A JPH07272501A JP H07272501 A JPH07272501 A JP H07272501A JP 6057745 A JP6057745 A JP 6057745A JP 5774594 A JP5774594 A JP 5774594A JP H07272501 A JPH07272501 A JP H07272501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical fiber
fiber bundle
lighting device
irradiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6057745A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yoshida
稔 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP6057745A priority Critical patent/JPH07272501A/ja
Publication of JPH07272501A publication Critical patent/JPH07272501A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置する上での制限が少ないと共に配光方向
の調整変更の簡単な使い勝手の良いものにする。 【構成】 光源20からの光を集光して照射する灯体部
2と、灯体部からの照射光を入射端部30から受け入れ
て放射端部31から放出する可撓性を有する光ファイバ
ー束3と、光ファイバー束の放射端部の向きを変える方
向可変機構4とを備えた。また、光ファイバー束の放射
端部の前方に、放射端部の放出光の収束度合いを可変調
整する矯正レンズを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配光方向を可変できる
照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】造営材に取着して用いるスポットライト
のような照明装置にあっては、照明装置を造営材から取
り外して再び取り付け直すことなく、簡単にその配光方
向(照射方向)を調整変更できるようにされている。こ
の配光方向(照射方向)を簡単に調整変更する方法とし
ては、灯体を造営材に対して回動自在に保持できるよう
にした取り付け金具を用いる方法、あるいは、灯体は造
営材などに固定されると共に該灯体からの照射光の方向
も固定されているものの、灯体の前方に該灯体からの照
射光を反射する反射鏡を設け、該反射鏡の方向を変える
ことで配光方向(照射方向)を変える方法などがある。
【0003】一方、透明線材の内側と外側とで光の屈折
率を異ならしめて、該透明線材の一方の端面から入射し
た光を、該透明線材の内部で全反射しながら伝搬させ、
他方の端面から放出させるようにした光ファイバーがあ
る。該光ファイバーは、多数の光ファイバーの一方端は
束ねると共に他方端は束ねずに散在させるようにし、束
ねた一方端に灯体からの照射光を照射し、該光ファイバ
ーの他方端から光を放射させて多数の発光点(輝点)を
得たり、光を導く光ファイバーの周側面から僅かづつ光
を全体的に漏らすようにして光ファイバーの発光を見せ
たりする、装飾用の明かりを得るものとして利用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、造営材に取
着して用いる従来のスポットライトのような照明装置に
あっては、灯体の内部に光源を備え、該光源に電力を供
給する給電具を必要とすると共に該光源の発光には発熱
を伴う。従って、従来の照明装置にあっては、給電具に
対する電気的安全性の配慮や灯体の放熱への配慮を行い
つつ、灯体を造営材に対して回動自在に保持できるよう
にした取り付け金具を必要とする。また、灯体の前方に
反射鏡を設けて照射光を所望の位置へ導くにしても、遮
光物が直進する照射光を邪魔しないように光路を正確に
設定配設しなければない。すなわち、自ずとして照明装
置の設置位置が制限されてしまい、壁面や天井面などか
らの突出が少なく美観的に優れた照明装置を提供するこ
とは困難であると言う問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、照明装置を
設置する上での制限が少ないと共に配光方向(照射方
向)の調整変更が簡単で、使い勝手の優れた照明装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するために、請求項1記載の発明にあっては、光源
からの光を集光して照射する灯体部と、前記灯体部から
の照射光を入射端部から受け入れて放射端部から放出す
る可撓性を有する光ファイバー束と、前記光ファイバー
束の放射端部の向きを変える方向可変機構とを備えるこ
とを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記光ファイバー束の放射端部の前方に、前記放射端部の
放出光の収束度合いを可変調整する矯正レンズを設けた
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】以上のように構成したことにより、請求項1記
載の発明にあっては、灯体部からの照射光を、可撓性を
有する光ファイバー束により伝搬して遠方に導き、灯体
部から離れた位置の被照射対象物を照明することが可能
であり、光源を備える灯体部の設置位置は被照射対象物
の位置をあまり気にすることなく自由度をもって選定で
きる。また、被照射対象物の位置に直接向ける必要があ
ると共に配光方向(照射方向)の可変機構を必要とす
る、光ファイバー束の放射端部近傍には、少なくとも発
光のための給電具を不要にできるのである。
【0009】また、請求項2記載の発明にあっては、光
ファイバー束の放射端部から放射される光束の広がり角
度は、光ファイバー束を構成する1本の光ファイバーの
径の大小により定まり、1本の光ファイバーの径が細い
ほど放射端部から放出される光束の広がり角度は狭く
(平行光線に近く)なる。従って、光ファイバー束の放
射端部から放出される光束の広がり角度を変えるとなる
と、光ファイバー束を構成する1本の光ファイバーの径
の異なる光ファイバー束に取り替える必要があるもの
の、矯正レンズを調整することによって光ファイバー束
を取り替えること無く簡単に光束の広がり角度を可変調
整することができるのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る照明装置の第1実施例を
図1に基づいて、第2実施例を図2に基づいて、それぞ
れ詳細に説明する。
【0011】〔第1実施例〕図1は照明装置の要部を示
す側面図である。図1に示すように、照明装置1は、灯
体部2と、光ファイバー束3と、方向可変機構4とを備
えている。灯体部2は、光源20の放射する光を反射板
21とレンズ22とで集光してビーム状の照射光と成
し、光ファイバー束3の入射端部30を照射する。光フ
ァイバー束3は、可撓性を有する細い光ファイバーを数
多く束ねたものであり、入射端部30から受け入れた光
を伝搬すると共に放射端部31から放出する。もちろ
ん、光ファイバー束3も可撓性を有している。
【0012】なお、光ファイバー束3の入射端部30の
近傍には、入射端部30を灯体部2の前部に機械的に結
合するための結合金具32が設けられている。また、光
ファイバー束3の放射端部31の近傍は、放射端部31
の方向を可変調整して、放射端部31から放出される放
射光が被照射対象物を照明するようにするための方向可
変機構4に取着できるようにしてある。方向可変機構4
は、造営材に適宜方法にて取着できると共に、水平方向
角度軸θと垂直方向角度軸φとの2軸の角度調整が可能
とされている。
【0013】上述のように構成される照明装置1にあっ
ては、被照射対象物に対して次のように設置することが
できる。すなわち、まず、方向可変機構4を設置するた
めの、被照射対象物を照明するのに適した位置を選定
し、方向可変機構4を設置する。それから、光ファイバ
ー束3の最大延長距離の範囲内で、給電条件(配線が行
い易いか否か)と熱的条件(燃えやすいものが無く放熱
も良好か否か)と施工条件(据え付け工事が容易か否
か)と美観的条件(目立たず見苦しく無いか否か)とを
兼ね備える、灯体部2の設置に適する位置を選定して灯
体部2を設置する。
【0014】その後、光ファイバー束3を灯体部2と方
向可変機構4とを結ぶように目立たない部分を這わせて
敷設した上で、該光ファイバー束3の入射端部30を結
合金具32を介して灯体部2に結合すると共に、該光フ
ァイバー束3の放射端部31を方向可変機構4に取着す
るのである。
【0015】つまり、灯体部2の設置場所は、光ファイ
バー束3の最大延長距離の範囲内で融通できることにな
ると共に、被照射対象物に対しての最終的な細かい配光
方向(照射方向)の調整は方向可変機構4を以て簡単に
行い得る。また、方向可変機構4は、光ファイバー束3
の放射端部31の方向を変えるのみなので、機械的な強
度はさほど必要としないと共に、発光のための電気的な
配慮や発熱への配慮も不要で比較的簡単な構造で足り、
サーボモータなどを利用した遠隔制御機構をもって配光
方向(照射方向)を変更するのに適するものにできる。
【0016】〔第2実施例〕図2は第2実施例の照明装
置を示す側面図である。なお、図2においては、前述の
第1実施例と同等の箇所には同じ符号を付しているの
で、同等の箇所の詳細な説明は省略する。
【0017】第2実施例の照明装置1が第1実施例の照
明装置と異なり特徴となるのは、方向可変機構4と一体
に一組の矯正レンズ40aと矯正レンズ40bとを設け
た構成である。矯正レンズ40aと矯正レンズ40bと
の間隔は可変できるようにされており、矯正レンズ40
aと矯正レンズ40bとの間隔を調整することで、光フ
ァイバー束3の放射端部31から放出される光束の広が
り角度αは、変更できるようにされている。
【0018】従って、第2実施例の照明装置1にあって
は、第1実施例の照明装置と同様に、灯体部2の設置場
所は、光ファイバー束3の最大延長距離の範囲内で融通
できることになると共に、被照射対象物に対しての最終
的な細かい配光方向(照射方向)の調整は方向可変機構
4を以て簡単に行い得る。しかも、第1実施例の照明装
置にあっては、光ファイバー束3の放射端部31から放
出される光束の広がり角度αを変更するには、所望の広
がり角度αを備える光ファイバー束3に取り替えること
が必要で大変な作業であったが、第2実施例の照明装置
1にあっては、矯正レンズ40aと矯正レンズ40bと
の間隔を調整するのみで所望の広がり角度αを得ること
ができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の照明装置は上述のように構成し
たものであるから、請求項1記載の発明にあっては、光
源を備える灯体部の設置位置に関しては、被照射対象物
の位置をあまり気にすることなく自由度をもって選定で
き、また、方向可変機構に関しては、光ファイバー束の
放射端部の方向を変えるのみなので機械的な強度はさほ
ど必要としないと共に電気的安全性への配慮も不要で比
較的簡単な構造で足り、請求項2記載の発明にあって
は、上記効果に加えて、光ファイバー束の放射端部から
放出される光束の広がり角度をも簡単に調整変更できる
使い勝手の良い優れた照明装置を提供できると言う効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明装置の一実施例の要部を示す
側面図である。
【図2】本発明に係る照明装置の他の実施例の要部を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 照明装置 2 灯体部 20 光源 3 光ファイバー束 30 入射端部 31 放射端部 4 方向可変機構 40a 矯正レンズ 40b 矯正レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を集光して照射する灯体部
    と、前記灯体部からの照射光を入射端部から受け入れて
    放射端部から放出する可撓性を有する光ファイバー束
    と、前記光ファイバー束の放射端部の向きを変える方向
    可変機構とを備えることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバー束の放射端部の前方
    に、前記放射端部の放出光の収束度合いを可変調整する
    矯正レンズを設けたことを特徴とする請求項1記載の照
    明装置。
JP6057745A 1994-03-28 1994-03-28 照明装置 Withdrawn JPH07272501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6057745A JPH07272501A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6057745A JPH07272501A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07272501A true JPH07272501A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13064449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6057745A Withdrawn JPH07272501A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07272501A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002046825A1 (en) * 2000-12-04 2002-06-13 Polatis Limited Beam steering arrangements and optical switches
JP2013543071A (ja) * 2010-11-16 2013-11-28 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 内部照明路面標示

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002046825A1 (en) * 2000-12-04 2002-06-13 Polatis Limited Beam steering arrangements and optical switches
GB2372834A (en) * 2000-12-04 2002-09-04 Polatis Ltd Beam steering arrangements and optical switches
GB2372834B (en) * 2000-12-04 2003-02-26 Polatis Ltd Beam steering arrangements and optical switches
US7095915B2 (en) * 2000-12-04 2006-08-22 Polatis Limited Beam steering arrangements and optical switches
JP2013543071A (ja) * 2010-11-16 2013-11-28 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 内部照明路面標示

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3410502B2 (ja) 車両用の照明装置
US5438485A (en) Illuminator for use with a remote light source
CA1158621A (en) Luminaire for assembly line
US5725296A (en) Light head assembly with remote light source
US5022736A (en) Solar ray device for illumination
JP2002329415A (ja) 反射灯
JP2011181298A5 (ja)
JP5302421B2 (ja) 屋内照明装置および内部空間を照明する方法
JPH07272501A (ja) 照明装置
JP4089258B2 (ja) 照明器具
JPH112726A (ja) 導光装置、集光装置および照明システム
JP2543260B2 (ja) 照明装置
JP4733891B2 (ja) 発光体のための防眩透明スクリーン
JPH08310775A (ja) エレベータの天井照明装置
JP2002254982A (ja) 室内照明ランプ
JP3145788B2 (ja) 遮光板付きの壁面照射用照明器具
KR20210069935A (ko) 음영 구역을 해소하는 led 조명 시스템 및 그에 사용되는 led 조명 디바이스
KR20160088602A (ko) 차량용 램프
SU1529005A1 (ru) Светооптическа система осветительного устройства
US5611617A (en) Low-profile and homogeneous-beam lighting apparatus
CN216744046U (zh) 照明装置及灯具
KR0183845B1 (ko) 조명장치
KR200317229Y1 (ko) 적외선 실드빔 램프
US6276816B1 (en) Radiation-deflecting system, in particular a lighting system
JP2001312912A (ja) 照明装置およびショーケース

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605