JPH07271504A - 3次元仮想指示入力装置 - Google Patents
3次元仮想指示入力装置Info
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- JPH07271504A JPH07271504A JP5853594A JP5853594A JPH07271504A JP H07271504 A JPH07271504 A JP H07271504A JP 5853594 A JP5853594 A JP 5853594A JP 5853594 A JP5853594 A JP 5853594A JP H07271504 A JPH07271504 A JP H07271504A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 利用者が実空間における指等を広範囲に移動
させることなく任意に指示伝達物を移動し、3次元仮想
空間における被操作物の状態の変更を行なう。 【構成】 利用者の手に取り付けられた3次元手位置セ
ンサ101と、3次元手位置センサ101の変位量を利
用者の指示として解析するオペレーション解析部102
とで構成されている。3次元手位置センサ101には、
指示伝達物の大きさを含めた形状を変形するボタン等が
設けられている。オペレーション解析部102は初期位
置決め手段111、指示伝達物位置変更手段112、ボ
タン検知手段113、干渉検知手段115、指示伝達物
形状変更手段114、被操作物状態変更手段116、お
よびフィードバック手段117で構成され、3次元手位
置センサ101からの指示に基づいて、指示伝達物の位
置・形状および被操作物の状態を変更し、その変更をコ
ンピュータシステムへフィードバックする。
させることなく任意に指示伝達物を移動し、3次元仮想
空間における被操作物の状態の変更を行なう。 【構成】 利用者の手に取り付けられた3次元手位置セ
ンサ101と、3次元手位置センサ101の変位量を利
用者の指示として解析するオペレーション解析部102
とで構成されている。3次元手位置センサ101には、
指示伝達物の大きさを含めた形状を変形するボタン等が
設けられている。オペレーション解析部102は初期位
置決め手段111、指示伝達物位置変更手段112、ボ
タン検知手段113、干渉検知手段115、指示伝達物
形状変更手段114、被操作物状態変更手段116、お
よびフィードバック手段117で構成され、3次元手位
置センサ101からの指示に基づいて、指示伝達物の位
置・形状および被操作物の状態を変更し、その変更をコ
ンピュータシステムへフィードバックする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元仮想空間内に複
数の被操作物を配置し、該複数の被操作物を指示伝達物
を用いて移動するコンピュータ・システムのオペレーシ
ョン入力装置に関する。
数の被操作物を配置し、該複数の被操作物を指示伝達物
を用いて移動するコンピュータ・システムのオペレーシ
ョン入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元仮想空間を提供するコンピ
ュータ・システムのオペレーションとして利用者の指示
を入力する装置が種々提案されている。それらは主に装
着型デバイスと非装着型デバイスとに分けられる。
ュータ・システムのオペレーションとして利用者の指示
を入力する装置が種々提案されている。それらは主に装
着型デバイスと非装着型デバイスとに分けられる。
【0003】装着型デバイスは、利用者の手、腕等に種
々のセンサを直接装着し、手、腕等の動きに応じたセン
サの変形量を測定することで利用者の指示を認識するも
のである。その代表的なものとしては、光ファイバの光
透過率が指の曲げに応じて変化することを利用して変形
量を測定するデータグローブ等がある。非装着型デバイ
スは、利用者にはセンサ等を直接装着しない非装着型で
あって、テレビカメラ等を用いて利用者の動きを撮影
し、撮影した画像を画像処理して身体の変形量を測定し
利用者の指示を認識するものである。
々のセンサを直接装着し、手、腕等の動きに応じたセン
サの変形量を測定することで利用者の指示を認識するも
のである。その代表的なものとしては、光ファイバの光
透過率が指の曲げに応じて変化することを利用して変形
量を測定するデータグローブ等がある。非装着型デバイ
スは、利用者にはセンサ等を直接装着しない非装着型で
あって、テレビカメラ等を用いて利用者の動きを撮影
し、撮影した画像を画像処理して身体の変形量を測定し
利用者の指示を認識するものである。
【0004】コンピュータ・システムでは、上述の各デ
バイスから利用者の指、手などの実空間における位置が
フィードバックされ、このフィードバックされた実空間
における指等の位置が、利用者に提供される仮想空間に
おいて仮想の指示伝達物(カーソル、ポインタ等)とし
て提供される。
バイスから利用者の指、手などの実空間における位置が
フィードバックされ、このフィードバックされた実空間
における指等の位置が、利用者に提供される仮想空間に
おいて仮想の指示伝達物(カーソル、ポインタ等)とし
て提供される。
【0005】利用者は、仮想空間における指示伝達物の
動きを確認しながら指等を移動操作することによって指
示伝達物を任意に移動させることができる。コンピュー
タ・システムでは、この指示伝達物を移動して被操作物
に干渉させることにより被操作物の操作を行なうことが
できる。すなわち、利用者は指等を動かすことによって
仮想空間における被操作物を任意に操作することができ
る。コンピュータ・システムは、仮想空間における指示
伝達物と被操作物との干渉を検知することによって、利
用者の指示を認識する。
動きを確認しながら指等を移動操作することによって指
示伝達物を任意に移動させることができる。コンピュー
タ・システムでは、この指示伝達物を移動して被操作物
に干渉させることにより被操作物の操作を行なうことが
できる。すなわち、利用者は指等を動かすことによって
仮想空間における被操作物を任意に操作することができ
る。コンピュータ・システムは、仮想空間における指示
伝達物と被操作物との干渉を検知することによって、利
用者の指示を認識する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のコンピュータ・システムでは、3次元仮想空間
における被操作物への指示伝達物の干渉は、指示伝達物
の位置を被操作物における所定の干渉位置に移動させる
ことにより行なわれ、その指示伝達物の移動は実空間に
おいて利用者が指等の位置を移動させることによって行
なわれている。この場合、ごく狭い3次元仮想空間にお
ける被操作物への指示伝達物の干渉においては、実空間
における指等の移動に不便を感じることはないが、広大
な3次元仮想空間における被操作物への指示伝達物の干
渉においては、実空間における指等の移動が広範囲で行
なわれることとなり、システムを取り扱う上で不便なも
のとなっていた。
た従来のコンピュータ・システムでは、3次元仮想空間
における被操作物への指示伝達物の干渉は、指示伝達物
の位置を被操作物における所定の干渉位置に移動させる
ことにより行なわれ、その指示伝達物の移動は実空間に
おいて利用者が指等の位置を移動させることによって行
なわれている。この場合、ごく狭い3次元仮想空間にお
ける被操作物への指示伝達物の干渉においては、実空間
における指等の移動に不便を感じることはないが、広大
な3次元仮想空間における被操作物への指示伝達物の干
渉においては、実空間における指等の移動が広範囲で行
なわれることとなり、システムを取り扱う上で不便なも
のとなっていた。
【0007】本発明の目的は、実空間における指等を広
範囲に移動させることなく、任意に3次元仮想空間にお
ける被操作物への指示伝達物の干渉を行なうことができ
る3次元仮想指示入力装置を提供することにある。
範囲に移動させることなく、任意に3次元仮想空間にお
ける被操作物への指示伝達物の干渉を行なうことができ
る3次元仮想指示入力装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元仮想指示
入力装置は、複数の被操作物が配置された3次元仮想空
間内に利用者の指示を伝達する指示伝達物を表示し、上
記複数の被操作物に上記指示伝達物を干渉させて移動す
るコンピュータ・システムのオペレーション入力装置で
あって、利用者の手に取り付けられ、該利用者の実空間
における手の位置と傾きを3次元的に計測する機能と上
記指示伝達物の大きさを含めた形状を変化させる第1の
ボタンと上記指示伝達物と上記複数の被操作物のうちの
1つとの干渉を制御する第2のボタンとを有する3次元
手位置センサと、上記3次元手位置センサの位置および
傾きの初期状態を設定する初期位置決め手段と、上記初
期位置決め手段で設定された初期状態に対する上記3次
元手位置センサの現在の位置および傾きを測定し、測定
結果に応じて上記指示伝達物の位置を変更する指示伝達
物位置変更手段と、上記3次元手位置センサの第1およ
び第2のボタンの状態をそれぞれ検知するボタン検知手
段と、上記ボタン検知手段が第1のボタンの使用を検知
すると、該第1のボタンの使用状態に応じて上記指示伝
達物の形状を変更する指示伝達物形状変更手段と、上記
ボタン検知手段が第2のボタンの使用を検知すると、上
記指示伝達物位置変更手段および指示伝達物形状変更手
段によって変更された指示伝達物の位置と目的とする被
操作物の位置とから干渉を判定する干渉検知手段と、上
記干渉検知手段から得られる指示伝達物と被操作物との
干渉状態と、上記指示伝達物位置変更手段および指示伝
達物形状変更手段から得られる指示伝達物の位置および
形状の変更とから上記被操作物の状態を変更する被操作
物状態変更手段と、上記指示伝達物位置変更手段、指示
伝達物形状変更手段、干渉検知手段および被操作物状態
変更手段がそれぞれ接続され、該接続された各手段にお
ける指示伝達物および被操作物の状態の変更をオペレー
ションとして上記コンピュータ・システムへフィードバ
ックするフィードバック手段とを有することを特徴とす
る。
入力装置は、複数の被操作物が配置された3次元仮想空
間内に利用者の指示を伝達する指示伝達物を表示し、上
記複数の被操作物に上記指示伝達物を干渉させて移動す
るコンピュータ・システムのオペレーション入力装置で
あって、利用者の手に取り付けられ、該利用者の実空間
における手の位置と傾きを3次元的に計測する機能と上
記指示伝達物の大きさを含めた形状を変化させる第1の
ボタンと上記指示伝達物と上記複数の被操作物のうちの
1つとの干渉を制御する第2のボタンとを有する3次元
手位置センサと、上記3次元手位置センサの位置および
傾きの初期状態を設定する初期位置決め手段と、上記初
期位置決め手段で設定された初期状態に対する上記3次
元手位置センサの現在の位置および傾きを測定し、測定
結果に応じて上記指示伝達物の位置を変更する指示伝達
物位置変更手段と、上記3次元手位置センサの第1およ
び第2のボタンの状態をそれぞれ検知するボタン検知手
段と、上記ボタン検知手段が第1のボタンの使用を検知
すると、該第1のボタンの使用状態に応じて上記指示伝
達物の形状を変更する指示伝達物形状変更手段と、上記
ボタン検知手段が第2のボタンの使用を検知すると、上
記指示伝達物位置変更手段および指示伝達物形状変更手
段によって変更された指示伝達物の位置と目的とする被
操作物の位置とから干渉を判定する干渉検知手段と、上
記干渉検知手段から得られる指示伝達物と被操作物との
干渉状態と、上記指示伝達物位置変更手段および指示伝
達物形状変更手段から得られる指示伝達物の位置および
形状の変更とから上記被操作物の状態を変更する被操作
物状態変更手段と、上記指示伝達物位置変更手段、指示
伝達物形状変更手段、干渉検知手段および被操作物状態
変更手段がそれぞれ接続され、該接続された各手段にお
ける指示伝達物および被操作物の状態の変更をオペレー
ションとして上記コンピュータ・システムへフィードバ
ックするフィードバック手段とを有することを特徴とす
る。
【0009】また、上述の3次元仮想指示入力装置にお
いて、所定の視点位置から撮像された3次元仮想空間を
表示する遠景ウインドウと、該遠景ウインドウに表示さ
れた3次元仮想空間内の所定の座標を視点位置とし、該
視点位置から所定の視野角で撮像された空間を表示する
近景ウインドウとがそれぞれ表示され、ボタン検知手
段、指示伝達物位置変更手段および指示伝達物形状変更
手段がそれぞれ接続され、該接続された各手段から得ら
れる上記指示伝達物の位置のよび形状の変更に基づいて
指示伝達物の現在の座標を求め、該求めた座標を上記近
景ウインドウの視点位置として出力する視点位置検出手
段が設けられ、フィードバック手段は、上記視点位置検
出手段から出力された近景ウインドウの視点位置を上記
コンピュータ・システムへフィードバックすることを特
徴とする。
いて、所定の視点位置から撮像された3次元仮想空間を
表示する遠景ウインドウと、該遠景ウインドウに表示さ
れた3次元仮想空間内の所定の座標を視点位置とし、該
視点位置から所定の視野角で撮像された空間を表示する
近景ウインドウとがそれぞれ表示され、ボタン検知手
段、指示伝達物位置変更手段および指示伝達物形状変更
手段がそれぞれ接続され、該接続された各手段から得ら
れる上記指示伝達物の位置のよび形状の変更に基づいて
指示伝達物の現在の座標を求め、該求めた座標を上記近
景ウインドウの視点位置として出力する視点位置検出手
段が設けられ、フィードバック手段は、上記視点位置検
出手段から出力された近景ウインドウの視点位置を上記
コンピュータ・システムへフィードバックすることを特
徴とする。
【0010】
【作用】以上のように構成される本発明の3次元仮想指
示入力装置では、指示伝達物の位置・形状の変化、およ
び被操作物の位置・状態の変化は、フィードバック手段
によってコンピュータ・システムへフィードバックされ
るので、表示されている指示伝達物の位置・形状、およ
び被操作物の位置・状態は、利用者による3次元手位置
センサの操作に連動して変化する。また、本発明の3次
元仮想指示入力装置では、3次元仮想空間における被操
作物の奥行き方向の移動は、3次元手位置センサに設け
られている第1のボタンによって行なわれるので、従来
のように利用者が手を広範囲に動かす必要はない。
示入力装置では、指示伝達物の位置・形状の変化、およ
び被操作物の位置・状態の変化は、フィードバック手段
によってコンピュータ・システムへフィードバックされ
るので、表示されている指示伝達物の位置・形状、およ
び被操作物の位置・状態は、利用者による3次元手位置
センサの操作に連動して変化する。また、本発明の3次
元仮想指示入力装置では、3次元仮想空間における被操
作物の奥行き方向の移動は、3次元手位置センサに設け
られている第1のボタンによって行なわれるので、従来
のように利用者が手を広範囲に動かす必要はない。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は、本発明の第1の実施例の3次元仮
想指示入力装置の概略構成を示すブロック図で、コンピ
ュータ・システムの入力装置として用いられたものであ
る。
想指示入力装置の概略構成を示すブロック図で、コンピ
ュータ・システムの入力装置として用いられたものであ
る。
【0013】本実施例の3次元仮想指示入力装置は、3
次元仮想空間を提供するコンピュータ・システムの入力
装置であって、利用者の手に取り付けられている3次元
手位置センサ101から得られる情報に基づいて、表示
装置132により表示されている3次元仮想空間の被操
作物の状態を変更するコンピュータ・システムのオペレ
ーション入力装置である。
次元仮想空間を提供するコンピュータ・システムの入力
装置であって、利用者の手に取り付けられている3次元
手位置センサ101から得られる情報に基づいて、表示
装置132により表示されている3次元仮想空間の被操
作物の状態を変更するコンピュータ・システムのオペレ
ーション入力装置である。
【0014】図1において、3次元仮想指示入力装置
は、利用者の手に取り付けられた3次元手位置センサ1
01と、3次元手位置センサと相互通信することにより
被操作物の状態を変更するオペレーション解析部102
とから構成されており、記憶装置131および表示装置
132がそれぞれ接続された中央処理装置130に接続
されることによりコンピュータ・システムを構築してい
る。
は、利用者の手に取り付けられた3次元手位置センサ1
01と、3次元手位置センサと相互通信することにより
被操作物の状態を変更するオペレーション解析部102
とから構成されており、記憶装置131および表示装置
132がそれぞれ接続された中央処理装置130に接続
されることによりコンピュータ・システムを構築してい
る。
【0015】上記コンピュータ・システムでは、記憶装
置131に指示伝達物形状情報、被操作物形状情報、3
次元座情報および属性値等の3次元仮想空間に関するマ
ッピング情報が記憶されており、中央処理装置130が
上記3次元仮想指示入力装置やキーボード(不図示)等
からの入力(利用者の指示)に応じて所定のプログラム
を実行し、上記マッピング情報等に基づく3次元仮想空
間を表示装置132に表示させる。表示装置132に
は、記憶装置131に記憶されているマッピング情報か
ら得られる仮想物体群を所定の視点位置から撮像した3
次元画像が表示される。
置131に指示伝達物形状情報、被操作物形状情報、3
次元座情報および属性値等の3次元仮想空間に関するマ
ッピング情報が記憶されており、中央処理装置130が
上記3次元仮想指示入力装置やキーボード(不図示)等
からの入力(利用者の指示)に応じて所定のプログラム
を実行し、上記マッピング情報等に基づく3次元仮想空
間を表示装置132に表示させる。表示装置132に
は、記憶装置131に記憶されているマッピング情報か
ら得られる仮想物体群を所定の視点位置から撮像した3
次元画像が表示される。
【0016】上記3次元仮想指示入力装置において、3
次元手位置センサ101は、利用者の手の位置と傾きを
3次元的に計測するセンサであり、オペレーション解析
部102との間で手の位置および傾きを特定するのに必
要な情報を送受信する機能を有し、オペレーション解析
部102との間で情報を送受信することにより手の位置
および傾きが検知できる構造となっている。また、3次
元手位置センサ101には、表示装置132により表示
されてる仮想空間における指示伝達物の形状を制御する
第1のボタン、および指示伝達物と被操作物との干渉を
行なわせる第2のボタン等が設けられている。なお、こ
の3次元手位置センサ101の形状は、利用者の手に楽
に把持または接合できるものであれば特に限定されるも
のではない。
次元手位置センサ101は、利用者の手の位置と傾きを
3次元的に計測するセンサであり、オペレーション解析
部102との間で手の位置および傾きを特定するのに必
要な情報を送受信する機能を有し、オペレーション解析
部102との間で情報を送受信することにより手の位置
および傾きが検知できる構造となっている。また、3次
元手位置センサ101には、表示装置132により表示
されてる仮想空間における指示伝達物の形状を制御する
第1のボタン、および指示伝達物と被操作物との干渉を
行なわせる第2のボタン等が設けられている。なお、こ
の3次元手位置センサ101の形状は、利用者の手に楽
に把持または接合できるものであれば特に限定されるも
のではない。
【0017】オペレーション解析部102は、上記3次
元手位置センサ101から送出される利用者の指示を中
央処理装置130に出力する(フィードバックする)も
ので、記憶装置131に記憶されている3次元仮想空間
に関するマッピング情報等を書き替えることにより、表
示装置132により表示されてる仮想空間における被操
作物の状態を変更する。その構成は、初期位置決め手段
111、指示伝達物位置変更手段112、ボタン検知手
段113、指示伝達物形状変更手段114、干渉検知手
段115、被操作物状態変更手段116、およびフィー
ドバック手段117で構成されている。以下、オペレー
ション解析部102の各構成部について詳しく説明す
る。
元手位置センサ101から送出される利用者の指示を中
央処理装置130に出力する(フィードバックする)も
ので、記憶装置131に記憶されている3次元仮想空間
に関するマッピング情報等を書き替えることにより、表
示装置132により表示されてる仮想空間における被操
作物の状態を変更する。その構成は、初期位置決め手段
111、指示伝達物位置変更手段112、ボタン検知手
段113、指示伝達物形状変更手段114、干渉検知手
段115、被操作物状態変更手段116、およびフィー
ドバック手段117で構成されている。以下、オペレー
ション解析部102の各構成部について詳しく説明す
る。
【0018】初期位置決め手段111は、電源投入時の
3次元手位置センサ101の位置および傾きを、表示装
置132により表示されてる仮想空間における指示伝達
物の初期値として設定し、その初期値を指示伝達物位置
変更手段112へ出力する。
3次元手位置センサ101の位置および傾きを、表示装
置132により表示されてる仮想空間における指示伝達
物の初期値として設定し、その初期値を指示伝達物位置
変更手段112へ出力する。
【0019】指示伝達物位置変更手段112は、初期位
置決め手段111によって設定された初期値に対する3
次元手位置センサ101の現在の位置および傾きの変形
量を計測し、計測した変形量に応じて仮想空間における
指示伝達物の位置を変更する。
置決め手段111によって設定された初期値に対する3
次元手位置センサ101の現在の位置および傾きの変形
量を計測し、計測した変形量に応じて仮想空間における
指示伝達物の位置を変更する。
【0020】ボタン検知手段113は、3次元手位置セ
ンサ101に設けられた第1および第2のボタンのそれ
ぞれの状態を検知し、各ボタンの状態を指示伝達物形状
変更手段114および干渉検知手段115にそれぞれ通
知する。
ンサ101に設けられた第1および第2のボタンのそれ
ぞれの状態を検知し、各ボタンの状態を指示伝達物形状
変更手段114および干渉検知手段115にそれぞれ通
知する。
【0021】指示伝達物形状変更手段114は、ボタン
検知手段113で検知された第1ボタンの状態に応じて
指示伝達物の形状を変更する(例えば、指示伝達物を3
次元仮想空間の奥行き方向に伸縮する)。
検知手段113で検知された第1ボタンの状態に応じて
指示伝達物の形状を変更する(例えば、指示伝達物を3
次元仮想空間の奥行き方向に伸縮する)。
【0022】干渉検知手段115は、指示伝達物位置変
更手段112および指示伝達物形状変更手段114から
得られる指示伝達物の位置・形状の変更の情報と、ボタ
ン検知手段113から得られる第2のボタンの状態とか
ら指示伝達物と被操作物との干渉を判定する。
更手段112および指示伝達物形状変更手段114から
得られる指示伝達物の位置・形状の変更の情報と、ボタ
ン検知手段113から得られる第2のボタンの状態とか
ら指示伝達物と被操作物との干渉を判定する。
【0023】被操作物状態変更手段116は、干渉検知
手段115から得られる指示伝達物と被操作物との干渉
状態と、上述の指示伝達物の位置・形状の変更の情報と
から被操作物の位置、形状、オン/オフおよび数値等の
状態を変更する。
手段115から得られる指示伝達物と被操作物との干渉
状態と、上述の指示伝達物の位置・形状の変更の情報と
から被操作物の位置、形状、オン/オフおよび数値等の
状態を変更する。
【0024】フィードバック手段117は、指示伝達物
位置変更手段112、指示伝達物形状変更手段114、
干渉検知手段115および被操作物状態変更手段116
がそれぞれ接続されており、該接続された各手段におけ
る指示伝達物の位置・形状および被操作物の状態の変更
を中央処理装置130へ出力し、記憶装置131に記憶
されているマッピング情報を上記変更された指示伝達物
の位置・形状および被操作物の状態に書き換える。すな
わち、指示伝達物の位置・形状および被操作物の状態の
変更を3次元手位置センサ101による指示に連動する
ようにコンピュータ・システムにフィードバックする。
位置変更手段112、指示伝達物形状変更手段114、
干渉検知手段115および被操作物状態変更手段116
がそれぞれ接続されており、該接続された各手段におけ
る指示伝達物の位置・形状および被操作物の状態の変更
を中央処理装置130へ出力し、記憶装置131に記憶
されているマッピング情報を上記変更された指示伝達物
の位置・形状および被操作物の状態に書き換える。すな
わち、指示伝達物の位置・形状および被操作物の状態の
変更を3次元手位置センサ101による指示に連動する
ようにコンピュータ・システムにフィードバックする。
【0025】次に、上記3次元仮想指示入力装置の動作
について説明する。
について説明する。
【0026】図2は、図1に示す3次元仮想指示入力装
置の使用状態を表す状態図で、表示装置132には被操
作物である部屋、椅子、机等が配置された3次元仮想空
間とカーソル等の役割をする指示伝達物が表示され、利
用者の手には3次元手位置センサ101が取り付けられ
ている。表示された指示伝達物は、3次元手位置センサ
101の位置、傾きおよびボタン機能に応じてその位置
および形状が変わるカーソル、ポインタ等であって、本
実施例においては、手が釣竿を握っているような形状の
ものとなっている。図3は、図2に示す指示伝達物と被
操作物とを干渉させたときの状態図で、指示伝達物であ
る釣竿31の先端が被操作物である椅子32の所定領域
に重ねられている。
置の使用状態を表す状態図で、表示装置132には被操
作物である部屋、椅子、机等が配置された3次元仮想空
間とカーソル等の役割をする指示伝達物が表示され、利
用者の手には3次元手位置センサ101が取り付けられ
ている。表示された指示伝達物は、3次元手位置センサ
101の位置、傾きおよびボタン機能に応じてその位置
および形状が変わるカーソル、ポインタ等であって、本
実施例においては、手が釣竿を握っているような形状の
ものとなっている。図3は、図2に示す指示伝達物と被
操作物とを干渉させたときの状態図で、指示伝達物であ
る釣竿31の先端が被操作物である椅子32の所定領域
に重ねられている。
【0027】本実施例の3次元仮想指示入力装置を用い
てコンピュータ・システムのオペレーションを行なう場
合、例えば図2および図3に示すように、利用者は、表
示装置132に表示されている3次元仮想空間を見なが
ら、釣竿31を使って椅子32等目的とする被操作物を
所望する位置に移動する。この非操作物の移動は、以下
のような手順で行なわれる。 (1)指示伝達物の先端を目的とする被操作物の位置に
移動する。 (2)次いで、第2のボタンにより指示伝達物と被操作
物とを干渉(指示伝達物に被操作物を保持させること)
させる。 (3)次いで、干渉させた状態のまま手を動かし、ある
いは第1のボタンにより指示伝達物の形状を伸縮させ、
被操作物を所望する位置に移動させる。 (4)その後、第2のボタンにより指示伝達物と被操作
物との干渉状態を解く。 以下、上記手順に沿ってに3次元仮想指示入力装置の動
作について説明する。
てコンピュータ・システムのオペレーションを行なう場
合、例えば図2および図3に示すように、利用者は、表
示装置132に表示されている3次元仮想空間を見なが
ら、釣竿31を使って椅子32等目的とする被操作物を
所望する位置に移動する。この非操作物の移動は、以下
のような手順で行なわれる。 (1)指示伝達物の先端を目的とする被操作物の位置に
移動する。 (2)次いで、第2のボタンにより指示伝達物と被操作
物とを干渉(指示伝達物に被操作物を保持させること)
させる。 (3)次いで、干渉させた状態のまま手を動かし、ある
いは第1のボタンにより指示伝達物の形状を伸縮させ、
被操作物を所望する位置に移動させる。 (4)その後、第2のボタンにより指示伝達物と被操作
物との干渉状態を解く。 以下、上記手順に沿ってに3次元仮想指示入力装置の動
作について説明する。
【0028】まず、上記手順の(1)指示伝達物の先端
を目的とする被操作物の位置に移動する場合の動作につ
いて説明する。
を目的とする被操作物の位置に移動する場合の動作につ
いて説明する。
【0029】利用者が図1に示したコンピュータ・シス
テムに電源を投入すると、まず、3次元手位置センサ1
01の指示伝達物に対する初期値が初期位置決め手段1
11によって設定される。すなわち、電源投入時の3次
元手位置センサ101の状態が、3次元仮想空間の所定
位置に所定の形状で表示された指示伝達物の基準情報と
なる。
テムに電源を投入すると、まず、3次元手位置センサ1
01の指示伝達物に対する初期値が初期位置決め手段1
11によって設定される。すなわち、電源投入時の3次
元手位置センサ101の状態が、3次元仮想空間の所定
位置に所定の形状で表示された指示伝達物の基準情報と
なる。
【0030】利用者が手を動かすと、手に取り付けられ
た3次元手位置センサ101から移動した位置に関する
情報およびそのときの3次元手位置センサ101の傾き
等の情報がオペレーション解析部102へ送信される。
た3次元手位置センサ101から移動した位置に関する
情報およびそのときの3次元手位置センサ101の傾き
等の情報がオペレーション解析部102へ送信される。
【0031】オペレーション解析部102では、受信し
た情報は指示伝達物位置変更手段112へ渡たされる。
指示伝達物位置変更手段112は、渡された移動後の3
次元手位置センサ101の位置および傾きと、上記初期
位置決め手段111によって設定された基準情報とか
ら、指示伝達物の基準情報に対する移動位置および傾き
を求め、求めた結果をフィードバック手段117へ出力
する。
た情報は指示伝達物位置変更手段112へ渡たされる。
指示伝達物位置変更手段112は、渡された移動後の3
次元手位置センサ101の位置および傾きと、上記初期
位置決め手段111によって設定された基準情報とか
ら、指示伝達物の基準情報に対する移動位置および傾き
を求め、求めた結果をフィードバック手段117へ出力
する。
【0032】フィードバック手段117は、中央処理装
置130を介して、記憶装置131における指示伝達物
の位置および傾きに関する情報を上記指示伝達物位置変
更手段112によって求められた情報に書き換える。こ
の結果、表示装置132に表示されている指示伝達物の
位置および傾きが利用者の手に連動して変化することと
なり、これによって、利用者は表示装置132の画面を
見ながら指示伝達物(ここでは、指示伝達物の先端)を
目的とする被操作物の位置まで移動させことができる。
置130を介して、記憶装置131における指示伝達物
の位置および傾きに関する情報を上記指示伝達物位置変
更手段112によって求められた情報に書き換える。こ
の結果、表示装置132に表示されている指示伝達物の
位置および傾きが利用者の手に連動して変化することと
なり、これによって、利用者は表示装置132の画面を
見ながら指示伝達物(ここでは、指示伝達物の先端)を
目的とする被操作物の位置まで移動させことができる。
【0033】次に、上述の手順の(2)第2のボタンに
より指示伝達物と被操作物とを干渉させる場合の動作に
ついて説明する。
より指示伝達物と被操作物とを干渉させる場合の動作に
ついて説明する。
【0034】利用者が第2のボタンを操作することによ
り、3次元手位置センサ101からオペレーション解析
部102へ指示伝達物と被操作物との干渉を行なう旨の
信号が送信されると、ボタン検知手段113がその旨を
検知して干渉検知手段115へ通知する。
り、3次元手位置センサ101からオペレーション解析
部102へ指示伝達物と被操作物との干渉を行なう旨の
信号が送信されると、ボタン検知手段113がその旨を
検知して干渉検知手段115へ通知する。
【0035】干渉検知手段115は、指示伝達物位置変
更手段112および指示伝達物形状変更手段114から
得られる指示伝達物の位置・形状の変更の情報と、ボタ
ン検知手段113から得られる第2のボタンの状態とか
ら指示伝達物と被操作物との干渉を判定し、判定結果を
被操作物状態変更手段116を介してフィードバック手
段117へ出力する。
更手段112および指示伝達物形状変更手段114から
得られる指示伝達物の位置・形状の変更の情報と、ボタ
ン検知手段113から得られる第2のボタンの状態とか
ら指示伝達物と被操作物との干渉を判定し、判定結果を
被操作物状態変更手段116を介してフィードバック手
段117へ出力する。
【0036】上記干渉検知手段115における指示伝達
物と被操作物との干渉判定は、次のようにして行なわれ
る。指示伝達物が被操作物を表示している所定領域内に
移動されて第2のボタンが押された場合には、指示伝達
物と被操作物とを干渉させ、指示伝達物が上記所定領域
内に移動されずに第2のボタンが押された場合には、そ
の干渉は行なわない。
物と被操作物との干渉判定は、次のようにして行なわれ
る。指示伝達物が被操作物を表示している所定領域内に
移動されて第2のボタンが押された場合には、指示伝達
物と被操作物とを干渉させ、指示伝達物が上記所定領域
内に移動されずに第2のボタンが押された場合には、そ
の干渉は行なわない。
【0037】干渉検知手段115から指示伝達物と被操
作物との干渉の判定結果が出力されると、フィードバッ
ク手段117は、干渉検知手段115から出力された判
定結果を中央処理装置130へ出力し、表示装置132
に表示されている指示伝達物と被操作物との干渉を制御
する。
作物との干渉の判定結果が出力されると、フィードバッ
ク手段117は、干渉検知手段115から出力された判
定結果を中央処理装置130へ出力し、表示装置132
に表示されている指示伝達物と被操作物との干渉を制御
する。
【0038】次に、上述の手順の(3)干渉させた状態
のまま手を動かし、あるいは第1のボタンにより指示伝
達物の形状を伸縮させ、被操作物を所望する位置に移動
させるの場合の動作について説明する。
のまま手を動かし、あるいは第1のボタンにより指示伝
達物の形状を伸縮させ、被操作物を所望する位置に移動
させるの場合の動作について説明する。
【0039】利用者が第1のボタンを操作することによ
り、3次元手位置センサ101からオペレーション解析
部102へ指示伝達物の形状変更を行なう旨の信号が送
信されると、ボタン検知手段113がその旨を検知して
指示伝達物形状変更手段114へ通知する。
り、3次元手位置センサ101からオペレーション解析
部102へ指示伝達物の形状変更を行なう旨の信号が送
信されると、ボタン検知手段113がその旨を検知して
指示伝達物形状変更手段114へ通知する。
【0040】指示伝達物形状変更手段114は、ボタン
検知手段113で検知された第1のボタンの状態に応じ
て指示伝達物の形状を3次元仮想空間の奥行き方向に対
して伸縮させる。
検知手段113で検知された第1のボタンの状態に応じ
て指示伝達物の形状を3次元仮想空間の奥行き方向に対
して伸縮させる。
【0041】上記指示伝達物形状変更手段114により
指示伝達物の形状が変更されると、被操作物状態変更手
段116は、その指示伝達物の形状の変更に応じて目的
とする被操作物の位置等の状態を変更する。
指示伝達物の形状が変更されると、被操作物状態変更手
段116は、その指示伝達物の形状の変更に応じて目的
とする被操作物の位置等の状態を変更する。
【0042】指示伝達物の位置・形状および被操作物の
状態が変更されると、フィードバック手段117は、指
示伝達物形状変更手段114および被操作物状態変更手
段116で得られた指示伝達物の位置・形状および被操
作物の状態の変更の情報を、中央処理装置130を介し
て記憶装置131へフィードバックする。この結果、ボ
タン検知手段113で検知された第1のボタンの状態に
応じて表示装置132に表示されている指示伝達物の形
状が伸縮し、その伸縮に応じて被操作物の位置が移動す
る。
状態が変更されると、フィードバック手段117は、指
示伝達物形状変更手段114および被操作物状態変更手
段116で得られた指示伝達物の位置・形状および被操
作物の状態の変更の情報を、中央処理装置130を介し
て記憶装置131へフィードバックする。この結果、ボ
タン検知手段113で検知された第1のボタンの状態に
応じて表示装置132に表示されている指示伝達物の形
状が伸縮し、その伸縮に応じて被操作物の位置が移動す
る。
【0043】次に、上述の手順の(4)第2のボタンに
より指示伝達物と被操作物との干渉状態を解く場合の動
作について説明する。
より指示伝達物と被操作物との干渉状態を解く場合の動
作について説明する。
【0044】利用者が第2のボタンを操作することによ
り、3次元手位置センサ101からオペレーション解析
部102へ指示伝達物と被操作物との干渉状態を解く旨
の信号が送信されると、ボタン検知手段113がその旨
を検知して干渉検知手段115へ通知する。
り、3次元手位置センサ101からオペレーション解析
部102へ指示伝達物と被操作物との干渉状態を解く旨
の信号が送信されると、ボタン検知手段113がその旨
を検知して干渉検知手段115へ通知する。
【0045】干渉検知手段115は、ボタン検知手段1
13から干渉状態を解く旨の通知があると、上述の手順
の(2)における指示伝達物と被操作物との干渉状態を
解く旨の信号を被操作物状態変更手段116を介してフ
ィードバック手段117へ出力する。
13から干渉状態を解く旨の通知があると、上述の手順
の(2)における指示伝達物と被操作物との干渉状態を
解く旨の信号を被操作物状態変更手段116を介してフ
ィードバック手段117へ出力する。
【0046】指示伝達物と被操作物との干渉状態を解く
旨の信号がフィードバック手段117へ出力されると、
フィードバック手段117は、干渉状態を解く旨の信号
を中央処理装置130へ出力し、表示装置132に表示
されている指示伝達物と被操作物との干渉状態を解く。
旨の信号がフィードバック手段117へ出力されると、
フィードバック手段117は、干渉状態を解く旨の信号
を中央処理装置130へ出力し、表示装置132に表示
されている指示伝達物と被操作物との干渉状態を解く。
【0047】以上のように、利用者が3次元手位置セン
サ101を操作することで、オペレーション解析部10
2が利用者の指示を解析し、この解析結果がフィードバ
ック手段117から中央処理装置130へ送出され、被
操作物の位置および状態の変更と、指示伝達物の位置お
よび形状の変更が表示装置132に表示されている画像
にフィードバックされる。すなわち、3次元手位置セン
サ101の変化に連動して指示伝達物の位置および形状
が変化するので、利用者は、表示画面を見ながら指示伝
達物を使って被操作物の操作を行なうことができること
となる。
サ101を操作することで、オペレーション解析部10
2が利用者の指示を解析し、この解析結果がフィードバ
ック手段117から中央処理装置130へ送出され、被
操作物の位置および状態の変更と、指示伝達物の位置お
よび形状の変更が表示装置132に表示されている画像
にフィードバックされる。すなわち、3次元手位置セン
サ101の変化に連動して指示伝達物の位置および形状
が変化するので、利用者は、表示画面を見ながら指示伝
達物を使って被操作物の操作を行なうことができること
となる。
【0048】次に、本発明の第2の実施例の3次元仮想
指示入力装置について説明する。
指示入力装置について説明する。
【0049】ここで説明する第2の実施例の3次元仮想
指示入力装置は、視点指示装置であって、図1に示した
干渉検知手段115に視点位置検出機能を持たせた(干
渉検知手段115が視点位置検出手段であること)以外
は図1の3次元仮想指示入力装置と同様のものである。
その使用形態は、以下のようなものである。
指示入力装置は、視点指示装置であって、図1に示した
干渉検知手段115に視点位置検出機能を持たせた(干
渉検知手段115が視点位置検出手段であること)以外
は図1の3次元仮想指示入力装置と同様のものである。
その使用形態は、以下のようなものである。
【0050】図4は、本発明の第2の実施例の3次元仮
想指示入力装置の使用形態を説明するための状態図で、
表示装置132に表示される画像を示したものである。
想指示入力装置の使用形態を説明するための状態図で、
表示装置132に表示される画像を示したものである。
【0051】図4において、表示装置132の表示画面
は上下に2分されて画像が表示されており、上部画面に
は近景ウインドウ141、下部画面には遠景ウインドウ
142の画像がそれぞれ表示されている。遠景ウインド
ウ142には、記憶装置131に記憶されているマッピ
ング情報から得られる仮想物体群を所定の視点位置から
撮像した3次元画像、および指示伝達物(図1の指示伝
達物と同様の手が釣竿を握っているような形状のもの)
が表示されている。近景ウインドウ141には、記憶装
置131に記憶されているマッピング情報から得られる
仮想物体群を、遠景ウインドウ142に表示されている
指示伝達物の先端の座標を視点位置143として、その
視点位置143から所定の視野角で撮像した3次元画像
が表示されている。
は上下に2分されて画像が表示されており、上部画面に
は近景ウインドウ141、下部画面には遠景ウインドウ
142の画像がそれぞれ表示されている。遠景ウインド
ウ142には、記憶装置131に記憶されているマッピ
ング情報から得られる仮想物体群を所定の視点位置から
撮像した3次元画像、および指示伝達物(図1の指示伝
達物と同様の手が釣竿を握っているような形状のもの)
が表示されている。近景ウインドウ141には、記憶装
置131に記憶されているマッピング情報から得られる
仮想物体群を、遠景ウインドウ142に表示されている
指示伝達物の先端の座標を視点位置143として、その
視点位置143から所定の視野角で撮像した3次元画像
が表示されている。
【0052】本実施例の3次元仮想指示入力装置では、
第1の実施例の場合と同様、利用者が3次元手位置セン
サ101を用いて指示伝達物の位置および形状を変化す
ることができる。よって、利用者は、指示伝達物を遠景
ウインドウ142内の所望する位置に移動することがで
き、その指示伝達物の先端を遠景ウインドウ142内の
所望する座標に合わせることにより、近景ウインドウ1
41に表示される画像の視点を指示することができる。
以下、本実施例の3次元仮想指示入力装置の動作につい
て説明する。
第1の実施例の場合と同様、利用者が3次元手位置セン
サ101を用いて指示伝達物の位置および形状を変化す
ることができる。よって、利用者は、指示伝達物を遠景
ウインドウ142内の所望する位置に移動することがで
き、その指示伝達物の先端を遠景ウインドウ142内の
所望する座標に合わせることにより、近景ウインドウ1
41に表示される画像の視点を指示することができる。
以下、本実施例の3次元仮想指示入力装置の動作につい
て説明する。
【0053】利用者が第1実施例の場合と同様、表示装
置132の画面を見ながら3次元手位置センサ101を
移動、あるいは第1のボタンを操作して指示伝達物の先
端を遠景ウインドウ142内の所望する位置に移動する
と、干渉検知手段115は、指示伝達物位置変更手段1
12および指示伝達物形状変更手段114とから現在の
指示伝達物の先端の座標(近景ウインドウ141に表示
される画像の視点位置)を検出し、検出結果をフィード
バック手段117へ出力する。
置132の画面を見ながら3次元手位置センサ101を
移動、あるいは第1のボタンを操作して指示伝達物の先
端を遠景ウインドウ142内の所望する位置に移動する
と、干渉検知手段115は、指示伝達物位置変更手段1
12および指示伝達物形状変更手段114とから現在の
指示伝達物の先端の座標(近景ウインドウ141に表示
される画像の視点位置)を検出し、検出結果をフィード
バック手段117へ出力する。
【0054】フィードバック手段117は、干渉検知手
段115から出力された指示伝達物の先端の座標を中央
処理装置130へ出力し、近景ウインドウ141に表示
される画像の視点位置を干渉検知手段115から出力さ
れた指示伝達物の先端の座標に設定する。これにより、
近景ウインドウ141には、遠景ウインドウ142に表
示されている画像を、移動した指示伝達物の先端の位置
から所定の視野角で撮像した画像が表示される。
段115から出力された指示伝達物の先端の座標を中央
処理装置130へ出力し、近景ウインドウ141に表示
される画像の視点位置を干渉検知手段115から出力さ
れた指示伝達物の先端の座標に設定する。これにより、
近景ウインドウ141には、遠景ウインドウ142に表
示されている画像を、移動した指示伝達物の先端の位置
から所定の視野角で撮像した画像が表示される。
【0055】以上のように、利用者は、表示画面を見な
がら3次元手位置センサ101を使って指示伝達物の位
置および形状を任意に変化させて、近景ウインドウ14
1の視点位置を遠景ウインドウ142に表示されている
画像の所望する座標に移動させることができる。
がら3次元手位置センサ101を使って指示伝達物の位
置および形状を任意に変化させて、近景ウインドウ14
1の視点位置を遠景ウインドウ142に表示されている
画像の所望する座標に移動させることができる。
【0056】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0057】請求項1に記載のものにおいては、3次元
手位置センサに設けられているボタンにより指示伝達物
の形状を変化させることができ、指示伝達物の形状を変
化させることによって被操作物の移動が行なわれるの
で、コンピュータ・システムのオペレーション入力装置
の操作性が向上するという効果がある。
手位置センサに設けられているボタンにより指示伝達物
の形状を変化させることができ、指示伝達物の形状を変
化させることによって被操作物の移動が行なわれるの
で、コンピュータ・システムのオペレーション入力装置
の操作性が向上するという効果がある。
【0058】請求項2に記載のものにおいては、請求項
1に記載のものとは使用形態の異なる3次元仮想指示入
力装置を実現できるという効果がある。
1に記載のものとは使用形態の異なる3次元仮想指示入
力装置を実現できるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例の3次元仮想指示入力装
置の概略構成を示すブロック図。
置の概略構成を示すブロック図。
【図2】図1に示す3次元仮想指示入力装置の使用状態
を表す状態図。
を表す状態図。
【図3】図2に示す指示伝達物と被操作物とを干渉させ
たときの状態図。
たときの状態図。
【図4】本発明の第2の実施例の3次元仮想指示入力装
置の使用形態を説明するための状態図。
置の使用形態を説明するための状態図。
31 釣竿 32 椅子 101 3次元手位置センサ 102 オペレーション解析部 111 初期位置決め手段 112 指示伝達物位置変更手段 113 ボタン検知手段 114 指示伝達物形状変更手段 115 干渉検知手段 116 被操作物状態変更手段 117 フィードバック手段 130 中央処理装置 131 記憶装置 132 表示装置 141 近景ウインドウ 142 遠景ウインドウ 143 視点位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 智之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の被操作物が配置された3次元仮想
空間内に利用者の指示を伝達する指示伝達物を表示し、
前記複数の被操作物に前記指示伝達物を干渉させて移動
するコンピュータ・システムのオペレーション入力装置
であって、 利用者の手に取り付けられ、該利用者の実空間における
手の位置と傾きを3次元的に計測する機能と前記指示伝
達物の大きさを含めた形状を変化させる第1のボタンと
前記指示伝達物と前記複数の被操作物のうちの1つとの
干渉を制御する第2のボタンとを有する3次元手位置セ
ンサと、 前記3次元手位置センサの位置および傾きの初期状態を
設定する初期位置決め手段と、 前記初期位置決め手段で設定された初期状態に対する前
記3次元手位置センサの現在の位置および傾きを測定
し、測定結果に応じて前記指示伝達物の位置を変更する
指示伝達物位置変更手段と、 前記3次元手位置センサの第1および第2のボタンの状
態をそれぞれ検知するボタン検知手段と、 前記ボタン検知手段が第1のボタンの使用を検知する
と、該第1のボタンの使用状態に応じて前記指示伝達物
の形状を変更する指示伝達物形状変更手段と、 前記ボタン検知手段が第2のボタンの使用を検知する
と、前記指示伝達物位置変更手段および指示伝達物形状
変更手段によって変更された指示伝達物の位置と、目的
とする被操作物の位置とから干渉を判定する干渉検知手
段と、 前記干渉検知手段から得られる指示伝達物と被操作物と
の干渉状態と、前記指示伝達物位置変更手段および指示
伝達物形状変更手段から得られる指示伝達物の位置およ
び形状の変更とから前記被操作物の状態を変更する被操
作物状態変更手段と、 前記指示伝達物位置変更手段、指示伝達物形状変更手
段、干渉検知手段および被操作物状態変更手段がそれぞ
れ接続され、該接続された各手段における指示伝達物お
よび被操作物の状態の変更をオペレーションとして前記
コンピュータ・システムへフィードバックするフィード
バック手段とを有することを特徴とする3次元仮想指示
入力装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の3次元仮想指示入力装
置において、 所定の視点位置から撮像された3次元仮想空間を表示す
る遠景ウインドウと、該遠景ウインドウに表示された3
次元仮想空間内の所定の座標を視点位置とし、該視点位
置から所定の視野角で撮像された空間を表示する近景ウ
インドウとがそれぞれ表示され、 ボタン検知手段、指示伝達物位置変更手段および指示伝
達物形状変更手段がそれぞれ接続され、該接続された各
手段から得られる前記指示伝達物の位置および形状の変
更に基づいて指示伝達物の現在の座標を求め、該求めた
座標を前記近景ウインドウの視点位置として出力する視
点位置検出手段が設けられ、 フィードバック手段は、前記視点位置検出手段から出力
された近景ウインドウの視点位置をコンピュータ・シス
テムへフィードバックすることを特徴とする3次元仮想
指示入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5853594A JPH07271504A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 3次元仮想指示入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5853594A JPH07271504A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 3次元仮想指示入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07271504A true JPH07271504A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13087137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5853594A Pending JPH07271504A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 3次元仮想指示入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07271504A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020073890A (ko) * | 2001-03-16 | 2002-09-28 | 한국전자통신연구원 | 손의 주물거림을 이용한 3 차원 모델링 시스템 및 그 방법 |
US8253685B2 (en) | 2008-12-19 | 2012-08-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Head mount display |
US8300025B2 (en) | 2008-12-19 | 2012-10-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Head mount display |
WO2018074054A1 (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | ソニー株式会社 | 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP5853594A patent/JPH07271504A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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