JPH07271497A - ペン入力装置 - Google Patents

ペン入力装置

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JPH07271497A
JPH07271497A JP6304094A JP6304094A JPH07271497A JP H07271497 A JPH07271497 A JP H07271497A JP 6304094 A JP6304094 A JP 6304094A JP 6304094 A JP6304094 A JP 6304094A JP H07271497 A JPH07271497 A JP H07271497A
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JP
Japan
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code data
circuit
optical signal
tablet
pen
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JP6304094A
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English (en)
Inventor
Michio Orita
三千男 折田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明にかかるペン入力装置は、タブレツ
トと一体化した表示装置から任意のコードデータを光信
号で送信するために、コードデータを符号化し信号とし
て発信する手段を表示装置に設け、この光信号を光セン
サ内蔵スタイラスペンで受信後コードデータに復号化し
古いコードデータと入替えて保持する手段を設けた。 【効果】 この発明によれば、ペン入力装置のスタイラ
スペンを携帯移動可能な電子的な鍵として使用し暗証番
号等の照合暗号に利用することでセキュリティ対策を講
じ信頼性を高める効果がある。また、ペン入力装置のス
タイラスペンを単独で携帯移動可能な記憶装置として使
用し、移動先でメモデータを参照する機能を実現すると
いった使い勝手を向上する効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は情報処理システムの入
力装置、特にスタイラスペンを用いた入力装置とその使
用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、例えば特開昭61ー2371
23号公報に示された従来のペン入力の入力ペンの概略
構成を示すものである。同図において、110はペン軸
でその内部にはペン軸先端110a寄りから芯体11
1、棒磁石112、ハウジング113、コイルばね11
4、スイッチ115、116、ボタン116a、電池ケ
ース117、基盤118が一体的に組合わされており、
さらにペン軸他端110bには前基板118の一端に結
合した赤外線発光素子、例えば周知の発光ダイオード1
22が取り付けられている。
【0003】前記棒磁石112は、その内部に前記芯体
111を可動できるよう透孔112aを設け、棒磁石1
12の一端112bはハウジング113に取り付けられ
ている。前記スイッチ115はコイルばね114を介し
て棒磁石112の一端112bに対向して配置されてお
り、透孔112aを貫く前記芯体111の先端をタブレ
ット面に押し当てると芯体111の後端によりコイルば
ね114を介して押圧されオンされる。スイッチ116
は押圧される方向をペン軸110の周面に向けて配置さ
れ、ペン軸110の外部に突出したボタン116aを押
圧されることによりオンされる。
【0004】電池ケース117は既存の二次電池119
を2本収納するためのものでハウジング113の一端に
取付られている。発光部120は赤外線透過率の高いプ
ラスチック等からなる光散乱体121と前記発光ダイオ
ード122を備えている。光散乱体121の周囲には赤
外線透過窓121aを設け、底面には凸面鏡121bが
発光ダイオード122に対向して配置去れている。
【0005】次に動作について説明する。前記入力ペン
を使用する場合、ボタン116aを押圧しスイッチ11
6を任意回数だけオンオフしてコード番号を選択した
後、芯体111の先端をタブレット面に押圧すれば、コ
イルばね114を介してスイッチ115がオンされ選択
されたコード番号に対応した特定の波形を備えたコード
信号が基板118上の信号発生回路により生成され赤外
線として発光ダイオード122から発せられた赤外線は
凸面鏡121bにより反射され赤外線透過窓121aを
通じて外部のタブレット等の受光装置に放射される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のペン入力装置は
以上ように構成されているので、スタイラスペンからは
限られた種類のコードデータによるコード信号しかタブ
レットに送ることができない、実行中のプログラムから
はスタイラスペン内のコード番号を変更することができ
ないという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、タブレットと光センサ内蔵スタ
イラスペンとの間で任意のコードデータを相互に転送お
よび利用できるようにして信頼性の高いペン入力装置を
得ること、および不正使用の防止等のこの装置に適した
使用方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のペン入力装置
は、任意のコードデータを直列伝送できるデータ形式に
変換する符号化手段と、この符号化手段で符号化された
コードデータを光信号として送出する光信号発信手段
と、を有するタブレットと、前記光信号を受信する光信
号受信手段と、この光信号受信手段で受信した前記光信
号を復号化する復号化手段と、この復号合化手段で復合
化された前記コードデータを入替え保持するコードデー
タ保持手段と、を有するスタイラスペンと、を備えたも
のである。
【0009】請求項2のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、スタイラスペンは、コードデータ保持
手段に保持しているコードデータを光信号として送信す
る光信号発信手段を備え、タブレットは、前記光信号を
受信するための光信号受信手段を備えた者である。
【0010】請求項3のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、タブレットの光信号発信手段として、
表示パネルを兼用したものである。
【0011】請求項4のペン入力装置は、請求項2記載
のものにおいて、スタイラスペンの光信号発信手段は、
光信号を先端部に設けられた赤外線透過率の高い芯体か
ら送出するものである。
【0012】請求項5のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、タブレットは、スタイラスペンが発信
するコードデータを、内部に記憶しているコードデータ
と照合する信号照合手段を備えたものである。
【0013】請求項6のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、スタイラスペンは、保持しているコー
ドデータを直接表示する表示装置を備えたものである。
【0014】請求項7のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、スタイラスぺンは、保持しているコー
ドデータを音声記号として再生する音声発生装置を備え
たものである。
【0015】請求項8のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、スタイラスペンは、経過時間指定や時
刻指定に保持しているコードデータを用いる時計装置を
備えたものである。
【0016】
【作用】請求項1のペン入力装置は、実行するプログラ
ムの機能と組み合わせてスタイラスペン内のコードデー
タを任意に変更する。
【0017】請求項2のペン入力装置は、タブレットと
スタイラスペンとの間で任意のコードデータを相互に転
送及び利用することができると共に、不正使用を防止す
ることができる。
【0018】請求項3のペン入力装置は、タブレットに
専用の光信号発信手段を設けず、表示パネルを利用して
光信号を送出することができる。
【0019】請求項4のペン入力装置は、ペン先をタブ
レットに向けたままコードデータを送受することができ
る。
【0020】請求項5のペン入力装置は、対応すべきタ
ブレットとスタイラスペンとの組み合わせで使用してい
ない不正な使用と判断、スタイラスペンのコードデータ
の更新が必要と判断、或はスタイラスペンが故障と判断
するのに利用できる。
【0021】請求項6のペン入力装置は、電話番号、暗
証番号やメモをタブレットからスタイラスペンに転送し
て、守秘性が必要とされる場合に使用することができ
る。
【0022】請求項7のペン入力装置は、電話番号、暗
証番号やメモをタブレットからスタイラスペンに転送し
て電話機・ファクシミリのところで聞く、あるいは直接
ダイアルトーンを発生して電話をかけるといった守秘性
が必要とされる場合に使用することができる。
【0023】請求項8のペン入力装置は、周期時間幅や
指定時刻をタブレットからスタイラスペンに転送して、
アラームあるいは定期的なパスワード入力の促進といっ
たセキュリティの補助機能が必要とされる場合に使用す
ることができる。
【0024】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1を示すものであ
る。図1はスタイラスペンの断面構造を示し、図におい
て、10はペン軸、10aはペン軸先端、10bはペン
軸後端、11は赤外線透過率の高いプラスチック等から
なる芯体、12はコイル留め13によりペン軸10内に
固定された伝送用コイル、14は芯体11を光センサ1
5と対峙するように固定するハウジング、16はコイル
ばね、17はスイッチ、18は基盤、19はスライドス
イッチ、19aはスイッチつまみ、20は二次電池、2
1は赤外線透過率の高いプラスチック等からなる覆い、
22は発光ダイオードである。
【0025】図2は表示装置一体型タブレットの内部構
造を示し、図において、30はタブレットのセンサパネ
ル、31は液晶等を使用した表示パネル、32は保護パ
ネル、33は発光装置、34は受光装置でる。
【0026】図3はタブレットに内蔵する発光装置33
および受光装置34を制御する回路の模式図を示し、図
において、40はCPU回路、40aはコードデータ記
憶回路、41は信号処理回路とCPU回路40とのイン
タフェース回路、42はコードデータの符号化回路、4
3は信号発生回路、44はコードデータの復号化回路、
45は信号受信回路である。
【0027】図4は図1におけるスタイラスペンの主要
な駆動回路を示し、図において、50はスライスペンに
内蔵するCPU回路、51はコードデータ保持回路、5
2はスライドスイッチ19に連動した送受信動作切替え
回路、53はスイッチ17に連動した接触動作切替え回
路、54はコードデータの符号化回路、55は信号発信
回路、56はコードデータの復号化回路、57は信号受
信回路である。
【0028】次に図1、図2、図3および図4に基づい
て動作を説明する。前記伝送用コイル12はコイル留め
13によりペン軸10内に固定されており、しかも芯体
11を支持しつつ前後に微動させる孔を設けている。芯
体11はハウジング14により一端を光センサ15と対
峙するように固定されている。ハウジング14そのもの
はコイルばね16を介してスイッチ17と結ばれてお
り、芯体11先端をタブレット面等に押し着けることに
よりスイッチ17の導通状態を変化させ接触したことを
電気的に検出して接触動作切替え回路53がCPU回路
50に通知する。またスライドスイッチつまみ19aを
ずらすことによりスライドスイッチ19の回路接続を切
替え、タブレットからのコードデータ受信かタブレット
等へのコードデータ送信かをそれぞれ選択するように送
信信動作切替え回路52がCPU回路50に通知する。
【0029】タブレットからスタイラスペンのコードデ
ータの転送は芯体11の先端をタブレットの発光装置3
3に接触させ、発光装置33から発せられた光線をスタ
イラスペンの光センサ15に到達させて行なう。コード
データの転送はまずタブレットのCPU回路40がコー
ドデータ記憶回路40aから読みだしたコードデータを
インタフェース回路41を通じてコードデータ符号化回
路42に送り直列伝送できるデータ形式変換した後、信
号発生回路43で発光装置33を駆動する光信号として
タブレットから送り出して行なわれる。スタイラスペン
はこの光信号を光センサ15で受け、信号受信回路57
で信号を分離し複合化回路56を経てコードデータが取
り出させる。送受信動作切替え回路52が受信を認める
状態であればCPU回路50がプログラムされた働きに
よりこのデータをコードデータ保持回路51に保持す
る。
【0030】逆にスタイラスペンからタブレットへのコ
ードデータの転送はペン軸後端10bの覆い21をタブ
レットの受光装置34に接触させ、発光ダイオード22
から発せられた光線をタブレットの受光装置34に到達
させて行なう。送受信動作切替え回路52が送信を認め
る状態であれば、コードデータの転送はまずスタイラス
ペンのCPU回路50がコードデータ保持回路51から
読みだしたコードデータをコードデータ符号化回路54
に送り直列伝送できるデータ形式に変換した後、信号発
信回路55で発光ダイオード22を駆動する光信号とし
てスタイラスペンから送り出して行なわれる。タブレッ
トはこの光信号を受光装置34で受け、信号受信回路4
5で信号を分離し復号化回路44を経てコードデータが
取り出される。
【0031】タブレットのCPU回路40は上述の動作
により、任意の時点でコードデータ記録回路40aに格
納してある任意のコードデータをスタイラスペンのコー
ドデータ保持回路51に転送後保持し、また任意の時点
で逆方向にスタイラスペンからコードデータ保持回路5
1が保持しているコードデータをタブレットへ転送する
ことができる。
【0032】このようにして戻されたコードデータの内
容を、タブレットのCPU回路40がコードデータ記録
回路40aに格納してある元来のコードデータと比較照
合することにより内容が一致しない場合には、対応すべ
きタブレットとスタイラスペンとの組み合せで使用しな
い不正な使用と判断、スタイラスペンのコードデータの
更新が必要と判断、あるいはスタイラスペンが故障と判
断するのに利用することができる。また保持しているコ
ードデータを任意のタブレットに対して個別にスタイラ
スペンを特定するための認証用コードとして利用するこ
とで、そのスタイラスペンに検認マークや暗証番号とい
ったセキュリティ機能をもたせることができる。
【0033】この実施例1によれば、タブレットと光セ
ンサ内臓スタイラスペンとの間で任意のコードデータを
相互に転送および利用できるようにしたので、信頼性の
高いペン入力装置が得られると共に、不正使用の防止機
能を持たせることができる。
【0034】実施例2.図5はこの発明の実施例2を示
すものである。図5は表示装置一体型タブレットにおけ
る構成を示し図において、30はタブレットのセンサパ
ネル、31は液晶等を使用した表示パネル、32は保護
パネル、34は受光装置、40はCPU回路、40aは
コードデータ記録回路、41は信号処理回路とCPUと
のインタフェース回路、44はコードデータの復号化回
路、45は信号受信回路、46は表示回路とCPUとの
インタフェース回路、47はタイミング生成回路、48
は表示デバイス駆動回路である。
【0035】図6は図5に示した表示装置一体型タブレ
ットにおける表示装置でのコードデータの符号化伝送方
法を示す。図6においてコードデータの内容が2進数
で’10110100’の場合を例にとり、スタートビ
ットおよびストップビットを付加した非同期伝送を用い
る場合の符号化例、バイフェーズ符号化を用いる場合の
符号化例および符号ビットの1→0または0→1の状態
変化に従った画面表示のオン/オフ変化の例を示す。
【0036】次に図5および図6に基づいて動作を説明
する。コードデータの転送に通常はコンソール画面等に
使用する表示パネル31を流用し専用の発光装置は設け
ない。コードデータの転送はまずタブレットのCPU回
路40がコードデータ記録回路40aから読みだしたコ
ードデータをインタフェース回路46を通じてタイミン
グ生成回路47に送り画面表示の明暗の変化で表現可能
な符号化データ形式に変換した後、表示デバイス駆動回
路48で表示パネル31を駆動する光信号としてタブレ
ットから送り出して行なわれる。スタイラスペンはこの
光信号を受け復号化しコードデータが取り出される。
【0037】表示パネル31は画面表示のオン/オフ信
号に追従する時間的な遅延と表示状態の緩慢な変化を伴
うため、コードデータの符号化にあたっては画面表示が
一定の状態に落ち着くまでの待ち時間を考慮して図6に
示すNRZ符号化やバイフェーズ符号化を用いた低速な
伝送を行なう。
【0038】このようにペン入力装置のタブレットの表
示装置をデータ伝送の送出にも使用することにより、タ
ブレットの既存ハードウェアを変更せず実施例1に示す
機能を実現することができる。
【0039】この実施例によれば、タブレットに専用の
発光装置を設けず、表示パネル31を利用して光信号を
送出するようにしても、実施例1と同様の効果を奏す
る。
【0040】実施例3.図7はこの発明の実施例3を示
すものである。図7はスタイラスペンの断面構造を示し
図において、11は赤外線透過率の高いプラスチック等
からなる芯体、14はハウジング、15光センサ、22
は発光ダイオードである。図1との相違は発光ダイオー
ド22をハウジング14内に埋めこような位置に設けた
ことである。
【0041】図7に基づいて動作を説明する。タブレッ
トからスタイラスペンへのコードデータの転送は芯体1
1の先端をダブレットに接触させスタイラスペンの光セ
ンサ15に到達させて行なう。逆にスタイラスペンから
タブレットへのコードデータの転送も同様に芯体11の
先端をタブレットに接触させスタイラスペンの発光ダイ
オード22から送出させて行なう。
【0042】この実施例3によればペン先をタブレット
面に向けたままデータを送受することができ、ペン先を
タブレット面に向けた通常の使用状態で実施例1に示す
機能を実現することができる。
【0043】実施例4.図8はこの発明の実施例4を示
すものである。図8において、11は芯体、23は液晶
等の表示デバイスを使用した表示装置でペン軸10の基
板18の近傍に配置される。図9は図8における表示装
置の駆動回路を示し図において、50はスタイラスペン
に内蔵するCPU回路、51はコードデータ保持回路、
56はコードデータの復号化回路、57は信号受信回
路、58はコードデータのエンコード回路、59は表示
デバイスの駆動回路、23は表示デバイスである。
【0044】次に図8、図9に基づいて動作を説明す
る。タブレットからスタイラスペンへのコードデータの
転送は芯体11の先端をタブレットに接触させて行な
い、光信号を光センサ15で受け信号受信回路57で信
号を分離し復号化回路56を経てコードデータが取り出
される。CPU回路50はプログラムされた働きにより
このコードデータをコートデータ保持回路51に保持す
る。コードデータは保持回路51からエンコード回路5
8により表示デバイス23の表示可能なデータ形式にデ
ータを変換された後、駆動回路59に送られ表示デバイ
ス23に視覚的に理解できる形式で表示される。
【0045】この実施例4によれば、電話番号、暗証番
号やメモをタブレットからスタイラスぺンに転送して他
人の目に触れないところや電話機・フアクシミリのとこ
ろで見るような守秘性が必要とされる場合に使用するこ
とができる。
【0046】実施例5.図10はこの発明の実施例5を
示すものである。図10において、11は芯体、24は
音声発生装置、25は通音孔である。音声発生装置24
はペン軸後端10bの近傍に配置され通音孔25を介し
て外部に音声を伝える。図11は図10における音声発
生装置の駆動回路を模式的に示し図11において、50
はスタイラスペンに内蔵するCPU回路、51はコード
データ保持回路、56はコードデータの復号化回路、5
7は信号受信回路、60はコードデータをコードデータ
に対応する音声データへの変換回路、61はD/Aコン
バータ回路、62は音声信号の増幅回路である。同図に
おいて、コードデータを音声信号出力するための回路は
マイクロプロセッサを用いた周知の音声合成LSIを使
用する構成にすることもできる。
【0047】次に図10、図11に基づいて動作を説明
する。タブレットからスタイラスペンへのコードデータ
の転送は芯体11の先端をタブレットに接触させて行な
い、光信号を光センサ15で受け信号受信回路57で信
号を分離し復号化回路56を経てコードデータが取り出
される。CPU回路50はプログラムされた働きにより
このデータをコードデータ保持回路51に保持する。コ
ードデータは保持回路51から音声データを交換回路6
0により音声データに変換された後、D/Aコンバータ
回路61でアナログ信号化され増幅回路62と音声発生
装置24を通して音声出力される。
【0048】この実施例5によれば電話番号、暗証番号
やメモをタブレットからスタイラスペンに転送して電話
機・ファクシミリのところで聞く、あるいは直接ダイア
ルトーンを発生して電話をかけるといった守秘性が必要
とされる場合に使用することができる。
【0049】実施例6.図12はこの発明の実施例6を
示すものである。図12において、11は芯体、26は
電子ブザー等の警報装置でペン軸後端10bの近傍に配
置され通音孔25を介して外部に警報を伝える。図13
は12における警報装置の駆動回路を模式的に示し図1
3において、50はスタイラスペンに内蔵するCPU回
路、51はコードデータ保持回路、56はコードデータ
の復号化回路、57は信号受信回路、63はインタバル
タイマ等による計時回路、64はカウンタ回路、65は
警報駆動回路である。
【0050】次に図12、図13に基づいて動作を説明
する。タブレットからスタイラスペンへのコードデータ
の転送は芯体11の先端をタブレットに接触させて行な
い、光信号を光センサ15で受け信号受信回路57で信
号を分離し復号化回路56を経てコードデータが取り出
される。CPU回路50はプログラムされた働きにより
このデータをコードデータ保持回路51に保持する。コ
ードデータは保持回路51からCPU回路50により読
み出されたカウンタ回路64に移され計時回路63の周
期的な働きによりコードデータで指定した時間だけ計時
が続けられる。指定した時間が経過すると警報駆動回路
65が警報装置26を作動させ告知する。
【0051】この実施例6によれば周期時間幅や指定時
間をタブレットからスタイラスペンに転送して、アラー
ムあるいは定期的なパスワード入力の促進といったセキ
ュリテイの補助機能が必要とされる場合に使用すること
ができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1のペン入力装置は、任意のコー
ドデータを直列伝送できるデータ形式に変換する符号化
手段と、この符号化手段で符号化されたコードデータを
光信号として送出する光信号発信手段と、を有するタブ
レットと、前記光信号を受信する光信号受信手段と、こ
の光信号受信手段で受信した前記光信号を復号化する復
号化手段と、この復号化守段で復号化された前記コード
データを入替え保持するコードデータ保持手段と、を有
するスタイラスペンと、を備えた構成にしたので、実行
するプログラムの機能と組み合わせてスタイラスペン内
のコードデータを任意に変更でき、セキュリティ面での
信頼性を向上することと使い勝手を向上することができ
る。
【0053】請求項2のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、スタイラスペンは、コードデータ保持
手段に保持しているコードデータを光信号として送信す
る光信号発信手段を備え、タブレットは、前記光信号を
受信するための光信号受信手段を備えた構成にしたの
で、タブレットとスタイラスペンとの間で任意のコード
データをそうごに転送及び利用することができると共
に、不正使用を防止することができる。
【0054】請求項3のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、タブレットの光信号発信手段として、
表示パネルを兼用した構成にしたので、タブレットに専
用の光信号発信手段を設けず、表示パネルを利用して光
信号を送出することができる。
【0055】請求項4のペン入力装置は、請求項2記載
のものにおいて、スタイラスペンの光信号発信手段は、
光信号を先端部に設けられた赤外線透過率の高い芯体か
ら送出する構成にしたので、ペン先をタブレットに向け
たままコードデータを送受することができる。
【0056】請求項5のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、タブレットは、スタイラスペンが発信
するコードデータを、内部に記憶しているコードデータ
と照合する信号照合手段を備えた構成にしたので、対応
すべきタブレットとスタイラスぺンとの組み合わせで使
用していない不正な使用と判断、スタイラスペンのコー
ドデータの更新が必要と判断、或はスタイラスペンが故
障と判断するのに利用できる。
【0057】請求項6のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、スタイラスペンは、保持しているコー
ドデータを直接表示する表示装置を備えた構成にしたの
で、電話番号、暗証番号やメモをタブレットからスタイ
ラスペンに転送して、守秘性が必要とされる場合に使用
することができる。
【0058】請求項7のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、スタイラスペンは、保持しているコー
ドデータを音声信号として再生する音声発生装置を備え
た構成にしたので、電話番号、暗証番号やメモをタブレ
ツトからスタイラスペンに転送して電話機、ファクシミ
リのところで聞く、あるいは直接ダイアルトーンを発生
して電話をかけるといった守秘性が必要とされる場合に
使用することができる。
【0059】請求項8のペン入力装置は、請求項1記載
のものにおいて、スタイラスペンは、経過時間指定や時
刻指定に保持しているコードデータを用いる計時装置を
備えた構成にしたので、周期時間幅や指定時刻をタブレ
ットからスタイラスペンに転送して、アラームあるいは
定期的なパスワード入力の促進といつたセキュリティの
補助機能が必要とされる場合に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるペン入力装置のスタ
イラスペン構造図である。
【図2】この発明の実施例1によるペン入力装置のタブ
レット構造図である。
【図3】この発明の実施例1によるペン入力装置のタブ
レットの受発光装置の回路構造図である。
【図4】この発明の実施例1によるペン入力装置のスタ
イラスペンの回路構成図である。
【図5】この発明の実施例2によるペン入力装置のタブ
レット表示装置の構成図である。
【図6】この発明の実施例2によるペン入力装置のデー
タ符号化伝送方法を示す図である。
【図7】この発明の実施例3によるペン入力装置のスタ
イラスペンの構造図である。
【図8】この発明の実施例4によるペン入力装置のスタ
イラスペンの構造図である。
【図9】この発明の実施例4によるペン入力装置のスタ
イラスペンの回路構造図である。
【図10】この発明の実施例5によるペン入力装置のス
タイラスペンの構造図である。
【図11】この発明の実施例5によるペン入力装置のス
タイラスペンの回路構造図である。
【図12】この発明の実施例6によるペン入力装置のス
タイラスペンの構造図である。
【図13】この発明の実施例6によるペン入力装置のス
タイラスペンの回路構造図である。
【図14】従来のペン入力装置のスタイラスペン構造図
である。
【符号の説明】
10 ペン軸 11 芯体 12 伝送用コイル 15 光センサ 16 コイルばね 17 スイッチ 18 基盤 19 スライドスッチ 20 二次電池 22 発行ダイオード 23 表示装置 24 音声発生装置 30 センサパネル 31 表示パネル 32 保護パネル 33 発光装置 34 受光装置 40 CPU回路 40a コードデータ 42 コードデータの符号化回路 44 コードデータの符号化回路 47 タイミング生成回路 48 表示デバイス駆動回路 51 コードデータの保持回路 52 送受信動作切替え回路 53 接触動作切替え回路 54 コードデータの符号化回路 56 コードデータの復号化回路 58 コードデータのエンコード回路 59 表示デバイスの駆動回路 61 D/Aコンバータ回路 63 計時回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意のコードデータを直列伝送できるデ
    ータ形式に変換する符号化手段と、この符号化手段で符
    号化されたコードデータを光信号として送出する光信号
    発信手段と、を有するタブレットと、前記光信号を受信
    する光信号受信手段と、この光信号受信手段で受信した
    前記光信号を復号化する復号化手段と、この復号化手段
    で復号化された前記コードデータを入替え保持するコー
    ドデータ保持手段と、を有するスタイラスペンと、を備
    えたペン入力装置。
  2. 【請求項2】 スタイラスペンは、コードデータ保持手
    段に保持しているコードデータを光信号として送信する
    光信号発信手段を備え、タブレットは、前記光信号を受
    信するための光信号受信手段を備えたことを特徴とする
    請求項1記載のペン入力装置。
  3. 【請求項3】 タブレットの光信号発信手段として、表
    示パネルを兼用したことを特徴とする請求項1記載のペ
    ン入力装置。
  4. 【請求項4】 スタイラスペンの光信号発信手段は、光
    信号を先端部に設けられた赤外線透過率の高い芯体から
    送出することを特徴とする請求項2記載のペン入力装
    置。
  5. 【請求項5】 タブレットは、スタイラスペンが発信す
    るコードデータを、内部に記憶しているコードテータと
    照合する信号照合手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載のペン入力装置。
  6. 【請求項6】 スタイラスペンは、保持しているコード
    データを直接表示する表示装置を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のペン入力装置。
  7. 【請求項7】 スタイラスペンは、保持しているコード
    データを音声信号として再生する音声発生装置を備えた
    ことを特徴とする請求項1記のペン入力装置。
  8. 【請求項8】 スタイラスペンは、経過時間指定や時刻
    指定に保持しているコードデータを用いる計時装置を備
    えたことを特徴とする請求項1記載のペン入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005085265A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Samsung Electronics Co Ltd ラインペン、表示装置及びこれらを有する表示システム。

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