JPH07270644A - 光ファイバ接続用コネクタ - Google Patents
光ファイバ接続用コネクタInfo
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- JPH07270644A JPH07270644A JP6167094A JP6167094A JPH07270644A JP H07270644 A JPH07270644 A JP H07270644A JP 6167094 A JP6167094 A JP 6167094A JP 6167094 A JP6167094 A JP 6167094A JP H07270644 A JPH07270644 A JP H07270644A
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- pair
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Abstract
17を接続するコネクタであって、複数のフェルール1
6…を積層して保持する一対のコネクタ本体11,11
の先端部に、他方のコネクタ本体11側に向かって突出
する凸部28a,29aと、これが嵌挿可能な凹部28
b,29bとから成る各一対の第1および第2嵌挿部2
8,29が形成され、さらに第2嵌挿部29の凸部29
aと凹部29bには、互いに係合し合ってコネクタ本体
11,11同士の離間を拘束する突部30と窓部32と
が係脱自在に設けられている。 【効果】 簡単かつ確実に光ファイバの接続を行なうこ
とができ、また多数の光ファイバを一括して容易に接続
できて、しかも全ての光ファイバに亙って均一な研磨を
施して良好な接続特性を得ることが可能となる。
Description
ファイバの接続に用いて最適な光ファイバ接続用コネク
タに関するものである。
イバを接続するには、一つには図6および図7に示すよ
うに接続すべきテープファイバ1,1の各接続端部にプ
ラスチック製のフェルール2,2を取り付け、これらの
フェルール2,2を連結して金属製のクリップ3によっ
て固定する手段が採られていた。ここで、フェルール2
の先端面2Aには多心のテープファイバ1を構成する光
ファイバと同数の孔4…が各ファイバのピッチと同じ間
隔で穿設されており、テープファイバ1の各光ファイバ
はこれらの孔4…に通されて接着され、さらにその先端
が上記先端面2Aに面一となるように研磨されて該先端
面2Aに露出されている。
は嵌合孔5,5が形成されており、両フェルール2,2
の各嵌合孔5…に嵌合ピン6,6を嵌挿することによ
り、フェルール2,2が連結されて各光ファイバが接続
されるようになされている。なお、連結されたフェルー
ル2,2を固定する上記クリップ3は、図6に示すよう
に両端部3A…が折り曲げられた平板状の部材であり、
専用の工具によってこれら両端部3A…を広げた状態で
フェルール2,2をこれらの端部3A…の間に挟み、次
いで上記工具を離すことにより、フェルール2,2が連
結された状態のままクリップ3に狭装されて保持、固定
されるようになっている。
時に接続する手段としては、例えば図8および図9に示
すように複数本のテープファイバ1を積層してその接続
端部を一つのフェルール7に接着、研磨し、テープファ
イバ1の各光ファイバをフェルール7の先端面7Aの所
定の位置に露出させて、このようなフェルール7,7同
士を嵌合ピン6を介して連結、固定するものも提案され
ている。ただし、図8および図9に示すコネクタにおい
て図6および図7に示したコネクタと共通する部分には
同一の符号を配してある。
従来のコネクタのうち、まず図6および図7に示したコ
ネクタでは一対のフェルール2,2によって接続可能な
光ファイバの数が限られてしまうため、近年の情報網の
高密度化に伴い多数の光ファイバが挿通されるケーブル
の接続においては、フェルール2,2同士を連結する作
業を数多く行なわなければならず、多大な労力と時間と
を費やす結果となる。また、連結されたフェルール2,
2を固定するのに図6および図7に示すようなクリップ
3を用いる場合には、端部3A…を広げてフェルール
2,2を狭装するのに専用の工具が必要とされるため、
作業が煩雑化することが避けられない。
は、このように多数の光ファイバを接続する場合でもフ
ェルール7,7同士を連結する作業自体は少ない回数で
済むが、複数のテープファイバ1…を一つのフェルール
7に接着して研磨しなければならないため、各テープフ
ァイバ1…の接続端部にフェルール7を装着する作業に
労力と時間を要することになる。さらに、このように複
数のテープファイバ1…をまとめてその接続端部に一つ
のフェルール7を装着する場合、各テープファイバ1…
のすべての光ファイバに亙ってその先端を正確に上記先
端面7Aに面一となるように研磨するのはきわめて困難
であり、このためファイバごとに接続特性にばらつきが
生じるおそれがある。
題を解決するためになされたもので、接続端部にフェル
ールが装着された少なくとも一対の光ファイバを離接可
能に接続する光ファイバ接続用コネクタであって、先端
面に上記光ファイバを露出させて上記フェルールを保持
し、上記先端面が対向するように連結される一対のコネ
クタ本体より成り、これらのコネクタ本体の先端部に、
他方のコネクタ本体側に向かって突出する凸部と、連結
状態においてこの凸部が嵌挿可能な凹部とから成る少な
くとも一の嵌挿部を形成し、さらに該嵌挿部のうち少な
くとも一の嵌挿部の上記凸部と凹部に、互いに係合し合
って上記コネクタ本体同士の離間を拘束する係合部と被
係合部とを係脱自在に設けたことを特徴とする。
6および図7に示したような各テープファイバの接続端
部のそれぞれにフェルールが装着された光ファイバを用
いて、この光ファイバがコネクタ本体の先端面に露出す
るようにコネクタ本体にフェルールを保持し、この先端
面を対向させて両コネクタ本体を突き合わせることによ
り、まず一方のコネクタ本体に形成された嵌挿部の凸部
が他方のコネクタ本体の嵌挿部の凹部に嵌挿され、上記
先端面が対向する方向以外の方向への両コネクタ本体の
離間が拘束される。さらにそのまま両コネクタ本体を接
近させると、この嵌挿部の凸部と凹部のうち一方に設け
られた係合部が他方に設けられた被係合部に係合して上
記対向方向への離間も拘束され、両コネクタ本体が連結
されてその先端面に露出した光ファイバ同士が接続され
る。このように、各コネクタ本体は、該コネクタ本体自
体に設けられた嵌挿部および係合、被係合部により離間
が拘束されて連結状態が保持されるため、従来のクリッ
プを用いる場合等に比べて連結が容易であり、また専用
の工具を必要とすることもない。
合でも、それぞれの接続端部にフェルールが設けられた
テープファイバを用い、これらのフェルールを積層して
各光ファイバがコネクタ本体の先端面に露出するように
保持し、このようなコネクタ本体同士を連結することに
より、上記図8および図9に示したようなフェルールを
用いずとも、多数の光ファイバの接続を容易に行なうこ
とができる。このため、フェルールを装着する作業に多
大な労力や時間を費やすことが避けられ、また各フェル
ールはそれぞれ一つのテープファイバに装着されている
だけであるから、研磨を正確に行なうことができて接続
特性にばらつきが生じるのを防ぐことができる。
のであり、図1ないし図4は一対のコネクタ本体11,
11が連結された状態を示し、また図5は連結される前
のコネクタ本体11およびその分解図を示すものでる。
この図5に示されるようにコネクタ本体11は、プラス
チック等の可撓性を有する材質から成るコネクタケース
12、エンドプレート13、およびコネクタ押え14…
から構成されており、本実施例では両コネクタ本体1
1,11は同形状同大のものが用いられていて、それぞ
れ5本のテープファイバ15…の各接続端部に装着され
た合計5つのフェルール16…を積層して保持可能とさ
れている。なお、個々のフェルール16自体の構成は、
本実施例では図6および図7に示した従来のフェルール
2と略同様であり、その先端面にはテープファイバ15
の各光ファイバが露出する孔17…が形成されており、
またこれらの孔17…の両側部に形成された嵌合孔には
嵌合ピン18,18が嵌挿されていて、接続すべきテー
プファイバ15,15同士の先端に装着されたフェルー
ル16,16は、直接的にはこれらの嵌合ピン18,1
8を介して連結されることとなる。
端に装着される部材であって、フェルール16の後端面
に形成された孔16a,16aに挿入されるピン20,
20が備えられており、これらのピン20,20の後端
にはコイルスプリング21,21がそれぞれ取り付けら
れている。また、このコネクタ押え14には、フェルー
ル16から後方に延びるテープファイバ15を嵌め入れ
るための溝部14aが形成されている。
14…の後端側に取り付けられる部材であって、フェル
ール16が積層される方向に沿って縦に分割される2つ
のプレート部材13A,13Bから形成されており、そ
の先端側には後述するコネクタケース12の収納孔12
aに嵌挿される断面略方形の嵌挿部13aが設けられる
とともに、後端側にはこの嵌挿部13aよりも断面の大
きな取付部13bが設けられている。この取付部13b
の両側部の中央は一段凹むように切り欠かれて取付凹部
22,22とされており、さらに各取付凹部22の中央
部には当該エンドプレート13をコネクタケース12に
取り付けるための取付凸部23が形成されている。ま
た、このエンドプレート13には、両プレート部材13
A,13Bの分割面Pにまたがって、該エンドプレート
13を貫通する5つの溝孔24…が上記積層方向に並ぶ
ように形成されており、これらの溝孔24…に各テープ
ファイバ15…をそれぞれ挟み込むようにしてプレート
部材13A,13Bを一体化することにより、エンドプ
レート13にテープファイバ15…が挿通されるように
なされている。なお、各溝孔24の両側部には、上記コ
ネクタ押え14のピン20,20の後端が挿入される孔
25,25が形成されている。
に形成された部材であって、その内周部は、エンドプレ
ート13の上記嵌挿部13aが嵌挿されるとともに、積
層された上記5つのフェルール16…を摺動自在に収納
する収納孔12aとされている。ここで、このコネクタ
ケース12の後端両側部からは、上記収納孔12aの後
端開口部よりもさらに後端側に突き出すように一対の板
状部26,26が設けられている。これらの板状部2
6,26は、コネクタケース12の側面略中央部から後
方に平行に延びるように形成され、かつ互いに対向する
方向に自在に撓められて、エンドプレート13の両取付
凹部22,22に嵌まり込むようにされている。さら
に、この板状部26の中央には窓部27が形成されてお
り、板状部26,26を取付凹部22,22に嵌め合わ
せ、かつ上記嵌挿部13aを収納孔12aに嵌挿させて
エンドプレート13をコネクタケース12に押し込み、
その後端面に当接させたところで、上記取付凸部23,
23がこの窓部27,27に嵌合し、エンドプレート1
3がコネクタケース12に固定されるようになってい
る。
は、上記収納孔12aの先端側開口部の上下の縁部に一
の対をなす第1嵌挿部28,28の凸部28aおよび凹
部28bが形成され、また該開口部の両側縁部に他の一
の対をなす第2嵌挿部29,29の凸部29aおよび凹
部29bが形成されている。第1嵌挿部28,28の凸
部28aおよび凹部28bは、上記上下の縁部のそれぞ
れ中央に形成されていて、コネクタケース12の先端面
の中心に対し互いに回転対称となる位置に配置されてお
り、さらに凹部28bは凸部28aが嵌挿可能な幅およ
び長さとされている。また、第2嵌挿部29,29の凸
部29aおよび凹部29bも上記両側部のそれぞれ中央
部分に形成されて上記先端面の中心に対し回転対称位置
に配置され、凹部29bは凸部29aが嵌挿可能に設定
されている。
コネクタケース12の上面または下面がその厚さ方向に
貫通して切り欠かれて、上記収納孔12aに開口するよ
うに形成されているのに対し、第2嵌挿部29の凹部2
9bは、コネクタケース12の側面が内側に一段凹むよ
うに形成されていて、収納孔12aに開口することはな
く、この内側にはコネクタケース12の外周側を向く底
面29cが形成される。そして、この底面29cの先端
側中央部には、該底面29cから隆起する突部30が形
成されており、本実施例における係合部とされている。
また、底面29cの後端側には、凹部29bおよびコネ
クタケース12の側面に開口するように凹所31が形成
されている。また、第2嵌挿部29の突部29aは、上
記板状部26と同様にコネクタケース12の側面略中央
部から前方に延びる板状に形成され、外側に向けて自在
に撓められるようになっている。そして、この突部29
aの中央部には、上記突部30に嵌合する窓部32が形
成されており、本実施例における被係合部とされてい
る。なお、これら突部30および窓部32も、一のコネ
クタケース12においては、その先端面の中心に関して
互いに回転対称の位置に配置されるように設定されてい
る。
立てるには、まず各フェルール16…の後端にコネクタ
押え14…を取り付けて5つのフェルール16…を積層
するとともに、各フェルール16…から延びるテープフ
ァイバ15…を溝孔24…に嵌め込むようにしてプレー
ト部材13A,13Bを組み合せ、こうして形成される
エンドプレート13の孔25…に各コネクタ押え14…
のピン20…の後端を挿入する。次いで、コネクタケー
ス12の後端側から収納孔12aに積層されたフェルー
ル16…とエンドプレート13の嵌挿部13aを嵌挿
し、さらに上述のようにコネクタケース12の板状部2
6,26をエンドプレート13の取付凹部22,22に
嵌め合わせ、かつ取付突部23,23を窓部27,27
に嵌め合わせることにより、コネクタケース12にエン
ドプレート13が固定されて一体化され、フェルール1
6…を保持したコネクタ本体11が形成される。なお、
この状態で各フェルール16…は、コネクタ押え14…
のピン20…に取り付けられてエンドプレート13との
間に介装されたコイルスプリング21…により、その先
端側に付勢されている。
1,11を連結してテープファイバ15…を接続するに
は、図5に示すように互いコネクタ本体11,11の先
端面同士が対向するように、かつ一方のコネクタ本体1
1の第1嵌挿部28の凸部28aが他方のコネクタ本体
11の凹部28bに、また一方のコネクタ本体11の第
2嵌挿部29の凸部29aが他方のコネクタ本体11の
凹部29bにそれぞれ向かい合うようにして両コネクタ
本体11,11を配置し、上記先端面同士を突き合わせ
るように接近させればよい。ただし、両コネクタ本体1
1,11におけるフェルール16…の積層配列は、両コ
ネクタ本体11,11をこのように配置した状態で接続
すべきフェルール16,16同士が対向するように配置
される。
させることにより、対をなす第1嵌挿部28,28の凸
部28a,28aがそれぞれ凹部28b,28bに嵌挿
され、また同じく対をなす第2嵌挿部29,29の凸部
29a,29aが凹部29b,29bに嵌挿されて、上
記先端面同士が対向する方向以外の方向、すなわち上下
および左右外側方向への両コネクタ本体11,11の離
間が拘束され、接続すべきフェルール16,16同士が
ずれるのが防がれる。そして、さらにコネクタ本体1
1,11同士を接近させると、両第2嵌挿部29,29
の凸部29a,29aが撓んで、互いに他方のコネクタ
本体11の凹部29bに形成された突部30を乗り越
え、該突部30が凸部29aの窓部32に嵌まり込んで
係合し、上記先端面同士の対向方向へのコネクタ本体1
1,11の離間も拘束されて両コネクタ本体11,11
が強固に連結される。しかして、この状態でフェルール
16,16同士も嵌合ピン18…を介して連結され、そ
の先端面の孔17…に露出した光ファイバ同士が接続さ
れるのである。
フェルール16…を保持したコネクタ本体11,11を
連結するだけで、各テープファイバ15…の光ファイバ
を接続することができ、従来のクリップを用いる場合等
に比べて専用の工具を用いる必要がなく、きわめて容易
に光ファイバの接続を行なうことが可能となる。これに
より、光ファイバの付設現場における作業の簡略化を図
り、作業に要する労力および時間を大幅に削減すること
ができる。しかも本実施例では、連結状態においては一
対のコネクタ本体11,11のそれぞれに設けられた係
合部としての突部30,30と被係合部としての窓部3
2,32とが互いに係合して該コネクタ本体11,11
同士が係止されるため、不用意にコネクタ本体11,1
1が外れるような事態が防がれ、光ファイバの接続性を
確実に維持することができる。また、その一方でコネク
タ本体11,11を取り外すには、凹部29bの凹所3
1に指やドライバー等を差し込んで凸部29aを撓ませ
て開き、凸部30と窓部32との係合を解いてコネクタ
本体11,11同士を離間させればよいから、着脱の容
易さが損なわれるようなことはない。
のテープファイバ15…を接続するに際して、個々のテ
ープファイバ15の接続端部にそれぞれフェルール16
が装着されており、これらのフェルール16…を積層し
てコネクタ本体11に保持することにより、上記複数対
のテープファイバ15…を一括して簡単に接続すること
ができる。このため、従来の図8および図9に示したよ
うに複数のテープファイバを一つのフェルールにまとめ
て装着するような場合に比べ、フェルールの装着に要す
る時間や労力の低減が図られるとともに、一つのフェル
ールについては研磨する光ファイバの数が少なくて済む
から研磨を正確に行なうことができ、このようなフェル
ール16…を積層して接続することで、接続すべき光フ
ァイバの全体に亙って均一かつ良好な接続特性を得るこ
とが可能となる。
ネクタ本体11,11に、互いに同形状同大の凸部28
a,28aと凹部28b,28b、および凸部29a,
29aと凹部29b,29bとを備えたそれぞれ一対ず
つの第1嵌挿部28,28および第2嵌挿部29,29
が形成され、この対をなす第1嵌挿部28,28および
第2嵌挿部29,29が、それぞれ互いにコネクタ本体
11の先端面の中心に対して回転対称位置に配置される
とともに、一のコネクタ本体11においては一方の第1
嵌挿部28には凸部28aが、また他方の第1嵌挿部2
8には凹部28bが形成されており、かつ一方の第2嵌
挿部29には凸部29aが、また他方の第2嵌挿部29
には凹部29bが形成されている。これにより、本実施
例においては、同一種類の二つのコネクタ本体11,1
1を用いてケーブルファイバ15…の接続を行なうこと
が可能であり、すなわち、例えば雄型と雌型の一対のコ
ネクタ本体を連結して接続を行なうような場合に比べ、
部品の種類を削減することができて製造コストの低減や
汎用性の向上を図ることができる。
1に保持されるフェルール18…は、それぞれコネクタ
押え14に取り付けられたコイルスプリング21,21
によって、コネクタ本体11の先端側、すなわち該フェ
ルール16が連結される他方のフェルール16の側に向
かって付勢されており、これによって光ファイバ同士の
接続を一層確実にできるという利点も得られている。な
お、本実施例では各コネクタ本体11に5つのフェルー
ル16…を積層して保持し、最大5対のテープファイバ
15…の接続を可能としているが、コネクタ本体11に
保持されるフェルール16の数は、接続すべきテープフ
ァイバ15の数に応じて適宜に設定すればよい。ただ
し、少数のテープファイバ15を接続する場合などに
は、わざわざこれに合わせたコネクタ本体を用意せずと
も、使わないフェルール16の代わりにこれと同形状同
大のダミーを積層するようにすれば、1種類のコネクタ
本体でその最大接続可能なテープファイバ数以下の接続
に対応することが可能となり、より一層汎用性を高める
ことができる。
ェルールを保持したコネクタ本体同士を連結することに
より、これらのコネクタ本体に設けられた嵌挿部の凸部
が凹部に嵌挿され、かつ係合部が被係合部に係合し、両
コネクタ本体の離間が拘束されてその連結状態が維持さ
れるから、簡単かつ確実に光ファイバの接続を行なうこ
とができ、また特に専用の工具等を必要とする煩わしさ
も避けることができる。さらに、複数のフェルールを積
層してコネクタ本体に保持することにより、多数の光フ
ァイバの接続を一括して容易に行なうことができ、しか
も全ての光ファイバに亙って均一な研磨を施すことがで
きて良好な接続特性を得ることが可能となる。
る。
および該コネクタ11を分解した状態を示す斜視図であ
る。
ある。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 接続端部にフェルールが装着された少な
くとも一対の光ファイバを離接可能に接続する光ファイ
バ接続用コネクタであって、先端面に上記光ファイバを
露出させて上記フェルールを保持し、上記先端面が対向
するように連結される一対のコネクタ本体より成り、こ
れらのコネクタ本体の先端部には、他方のコネクタ本体
側に向かって突出する凸部と、連結状態においてこの凸
部が嵌挿可能な凹部とから成る少なくとも一の嵌挿部が
形成され、さらに該嵌挿部のうち少なくとも一の嵌挿部
の上記凸部と凹部には、互いに係合し合って上記コネク
タ本体同士の離間を拘束する係合部と被係合部とが係脱
自在に設けられていることを特徴とする光ファイバ接続
用コネクタ。 - 【請求項2】 上記一対のコネクタ本体には、互いに同
形状同大の上記凸部と凹部とを備えた少なくとも一の対
をなす上記嵌挿部が形成され、この対をなす嵌挿部は、
互いに上記先端面の中央に対して回転対称位置に配置さ
れるとともに、一のコネクタ本体において上記対をなす
嵌挿部のうち一方の嵌挿部には上記凸部が、他方の嵌挿
部には上記凹部がそれぞれ形成されていることを特徴と
する請求項1に記載の光ファイバ接続用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06167094A JP3222009B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 光ファイバ接続用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06167094A JP3222009B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 光ファイバ接続用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07270644A true JPH07270644A (ja) | 1995-10-20 |
JP3222009B2 JP3222009B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=13177912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06167094A Expired - Fee Related JP3222009B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 光ファイバ接続用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3222009B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000046624A1 (fr) * | 1997-08-07 | 2000-08-10 | The Furukawa Electric Co. Ltd. | Structure de raccordement collectif d'une pluralite de connecteurs optiques, dispositif d'agencement de connecteurs optiques et adaptateur pour connecteurs optiques |
CN104238029A (zh) * | 2013-06-07 | 2014-12-24 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 光纤耦合连接器 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP06167094A patent/JP3222009B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6220762B1 (en) | 1999-02-05 | 2001-04-24 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Collective connection structure of a plurality of optical connectors, optical connector arraying member, and adapter |
CN104238029A (zh) * | 2013-06-07 | 2014-12-24 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 光纤耦合连接器 |
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---|---|
JP3222009B2 (ja) | 2001-10-22 |
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