JPH07270582A - 円筒形リングを取り出す工具 - Google Patents

円筒形リングを取り出す工具

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JPH07270582A
JPH07270582A JP7025741A JP2574195A JPH07270582A JP H07270582 A JPH07270582 A JP H07270582A JP 7025741 A JP7025741 A JP 7025741A JP 2574195 A JP2574195 A JP 2574195A JP H07270582 A JPH07270582 A JP H07270582A
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JP
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locking means
ring
radius
tool
piston
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JP7025741A
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Robert S Tsukida
ロバート・シゲオ・ツキダ
Douglas K Ethridge
ダグラス・ケビン・エスリッジ
Frank Ortega
フランク・オルテガ
Vincent R Cantacessi
ビンセント・ロサリオ・カンタセッシ
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B27/00Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for
    • B25B27/02Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for connecting objects by press fit or detaching same
    • B25B27/06Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for connecting objects by press fit or detaching same inserting or withdrawing sleeves or bearing races
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C7/00Control of nuclear reaction
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CRDのピストン継手(24c)のような管
から内側ブッシング(63)のようなリングを取り外す
工具を提供する。 【構成】 工具は、ラム(102)の一端に支持された
ばね(109,110)荷重の硬化コレットで構成され
る。コレットは1対のアーム(103、104)を有
し、該アームは、取り外そうとする内側ブッシング・リ
ングの環状端面に接触しうる弓状接触面(103a、1
04a)を持つ。ピストン継手(管)から内側ブッシン
グ・リングを取り外すためには、工具をピストン継手の
中に挿入し、アームの弓状接触面をリングの環状接触面
と接触させ、その後、ラムの他端をハンマーで叩く。こ
れにより、リングを内側から外へ押し出すことが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は沸騰水形原子炉の制御棒駆動部
の保守に全般的に関係する。特に、本発明は保守作業の
際、制御棒駆動部を分解又は組立てる為の工具に関す
る。
【0002】
【発明の背景】制御棒駆動部(CRD)は、沸騰水形原
子炉(BWR)で制御棒を位置ぎめして核分裂速度及び
核分裂密度を制御し、また適切な過剰の負の反応度を持
たせて炉心寿命内の反応度が最も強い時の正常などんな
運転状態又は事故状態からも原子炉の運転停止をする為
に使われる。図1について説明すると、各々のCRDが
短管(スタブ管)8に溶接されたCRDハウジング10
内に垂直に取付けられ、この短管が原子炉圧力容器4の
底部ヘッドに溶接されている。CRDフランジ6がCR
Dハウジング10のフランジ10aにボルト止めされる
と共に密封される。このハウジングはCRD流体圧装置
の配管80、81を取付けるポートを持っている。CR
D流体圧装置から供給される脱塩水がCRDを作動する
為の圧力流体として作用する。
【0003】図1に図式的に示す様に、CRDは機械的
に係止される複動流体圧シリンダである。CRDは、正
常な原子炉の運転では遅い制御された速度で制御棒(図
に示してない)を挿入したり引っ込めたりすることが出
来ると共に、原子炉の敏速な運転停止を必要とする非常
時に制御棒の敏速な挿入(スララム)を行なうことが出
来る。CRDにあるロック(lock)機構は、6吋
(152.4mm)増分の行程で制御棒を位置ぎめする
ことが出来る様にすると共に、新しい位置へ移動する為
にCRDが作動されるまで、制御棒をこう云う係止位置
に保持することが出来る様にする。割出し管26(動く
要素)の頂部にあるスパッド(spud)46が、制御
棒の底にあるソケットに係合してロックされる。一旦結
合されると、CRD及び制御棒は一体の単位となり、C
RD又は制御棒を原子炉から取り出すことが出来る様に
するには、その前にこの一体の単位を手作業で切り離さ
なければならない。
【0004】原子炉内に取付けた時、CRDは全部がハ
ウジング10内に収容される。CRDフランジ6が挿入
用ポート66、引出し用ポート70及び一体の二方逆止
弁(ボール20を持つ)を有する。通常の駆動動作で
は、駆動用の水が関連する流体圧制御装置(HCU)を
介して、駆動挿入のために挿入用ポート66に供給さ
れ、また駆動引出しのために引出し用ポート70に供給
される。急速な運転停止では、原子炉圧力がCRDと熱
スリーブ(図に示してない)の間の環状空間から、スク
ラム容器ポートと呼ばれるCRDフランジ内の通路を介
して二方逆止弁に送込まれる。逆止弁が原子炉圧力又は
外部の流体圧力を駆動ピストン24の下側に送込む。
【0005】図2について説明すると、更にCRDは内
側円筒57及び外側管56を持ち、それらが形成する環
状区域を介して、水がコレット(collet)ピスト
ン29b(図1参照)に加えられ、割出し管26をロッ
ク解除(unlock)する。内側円筒57の内径は、
駆動ピストン24の膨張封じ65に必要な面を作る様に
ホーン加工されている。
【0006】CRDハウジングに取付けられた溶接パイ
プ80、81が夫々挿入用ポート66及び引出し用ポー
ト70に対する水の通り道となる。外側管56の下方に
あるポート69がCRDフランジ6にある引出し用ポー
ト70に接続され、引出し信号が出た時、水が環状区域
を介してコレット・ピストン29bに加えられる様にす
る。
【0007】CRDは8本の取付けボルト(図に示して
ない)により、CRDハウジングのフランジ10aに固
定される。CRDフランジの面に固定されたスペーサ7
に取付けられたOリング・ガスケット(図に示してな
い)により、合わさるフランジの間に圧密封じが施され
る。挿入用ポート66が持っているボール逆止弁は、逆
止弁ボール20、ボール押え21及び押えOリング22
で構成される。この弁は、スクラム動作の際、HCUア
キュムレータの圧力又は原子炉圧力を駆動ピストン24
の下側に送込む。ポート66が内部で環状区域及び駆動
ピストン24の底部に接続され、通常の挿入又はスクラ
ムの際、水の入口として作用する。引出し信号に応答し
て、水が短期間このポートに入って、割出し管26を上
向きに動かし、コレット・フィンガ29a(図1参照)
がカム作用で外れる様にする。この短いロック解除期間
に続いて、駆動ピストン24の下からの水が、引出し信
号の持続時間の間、ポート66及びピストンの下側の流
体圧配管を介して吐出される。
【0008】引出し用ポート70は、制御棒を引出す時
は水の入口ポートとして作用し、通常の挿入又はスクラ
ムによる挿入の際は水に対する出口ポートとして作用す
る。これは内部ポート並びに駆動ピストン24の上方の
区域に対する環状区域に接続される。引出し動作の際、
水がポート70からCRDフランジ6にある小さな接続
ポートを介して、外側管56及び内側円筒57の間の環
状空間に供給され、コレット・ピストン29bの底に加
えられる様にする。
【0009】ロック機構はコレット・フィンガ29a、
コレット・ピストン29b及びコレットばね31で構成
される。この機構が、制御棒を選ばれた位置に保持する
為に割出し管26をロックする手段である。コレット機
構は、CRDの引出し運動の為にロック解除するのに、
原子炉圧力より高い流体圧力を必要とする。組立てる時
にコレットばね31に予備荷重が加えられ、コレットを
ロック解除位置に向かって動かす為には、その前にこの
予備荷重に打ち勝たなければならない。制御棒を引出す
時、短い挿入信号が加えられて、割出し管26を上向き
に移動させて、コレット・フィンガ29aに対する軸方
向の荷重を軽減し、それらをカム作用によって割出し管
のロック用の切欠き55の傾斜する下側面に対して外向
きに押し付ける。その直後、引出し圧力を加える。この
圧力は、割出し管26を下向きに移動させる他に、同時
にコレット・ピストン29bの底に加えられて、ばね圧
力に打ち勝ち、カム作用によってフィンガ29aを案内
キャップ(図に示してない)に対して外向きに押し付け
る。引出し信号が止むと、ばね圧力がコレットを強制的
に下向きに押し、この為フィンガ29aが案内キャップ
から滑り落ちる。割出し管26が下向きに落ち着くと、
コレット・フィンガ29aが次に高い切欠きにスナップ
式にはまり、ロックされる。コレット・フィンガ29a
がロック用の切欠き55に係合すると、コレット・ピス
トン29bが制御棒の重量を割出し管26から外側管5
6に伝達する。
【0010】CRDを挿入する時はロック解除を必要と
しない。コレット・フィンガは、割出し管26が上向き
に移動するにつれて、カム作用でロック用の切欠きから
外れる。フィンガ29aが割出し管26の外壁を掴み、
切欠き1個の挿入では、次に低いロック用の切欠きにス
ナップ式にはまり、割出し管26を所定位置に保持す
る。スクラムの挿入では、割出し管26はその行程の限
界まで連続的に移動し、その間、フィンガは、割出し管
26が上向きに移動するにつれて、各々のロック用の切
欠きにスナップ式にはまると共に、カム作用でそこから
外れる。挿入、引出し又はスクラム圧力がなくなると、
割出し管26が行程の限界からもとに落ち着き、制御棒
を所要の位置に保持する様にロックされる。
【0011】駆動ピストン24及び割出し管26がCR
Dの主な集成体であり、制御棒との駆動リンクになると
共に、ロック機構のコレット・フィンガに対する切欠き
を作っている。駆動ピストン24は確実末端ストッパの
間で作用し、上端でのみ流体圧クッション作用が施され
る。割出し管26は両端に内ねじを持つ窒化ステンレス
鋼の管である。スパッド46がその上端に螺着され、駆
動ピストン24のヘッドがその下端に螺着される。両方
の接続部はタブ・ロックを持つバンド25によって、所
定位置に固定される。
【0012】割出し管26の壁には25個の切欠きが加
工されており、その内の1つを除く全ては、6吋間隔で
隔たるロック用の切欠き55である。これらの切欠きの
一番上の面がコレット・フィンガ29bに係合し、制御
棒をそこに位置ぎめすることの出来る24個の増分を持
たせると共に、制御棒が誤って炉心から引出されないよ
うにする。ロック用の切欠きの下側面は緩い勾配になっ
ていて、制御棒を挿入する為に、コレット・フィンガが
カム作用で外に押される様になっている。
【0013】駆動ピストン24は内部の封じリング(6
2、71、72)及び外部の封じリング(65)を備え
ていて、ピストン管15と内側円筒57の間の環状空間
内で作動される。内側のブッシング63及び外側のブッ
シング64が、駆動ピストン24と、ピストン管15の
面と、内側円筒57の壁との間の金属間接触を防止す
る。
【0014】磁石ハウジングは、駆動ピストン24の下
端で構成されているが、リング磁石67を持っていて、
それが位置表示プローブ(図に示してない)のスイッチ
を作動して、制御棒の位置を表す遠隔電気信号を発生さ
せる。ピストン管集成体がCRDの一番内側の円筒壁を
形成する。これはピストン管15及び位置表示管61で
構成された溶接された装置である。位置表示管61は、
位置表示プローブ12a(図2参照)に対するドライウ
エル・ハウジングを形成する耐圧部分である。ピストン
管15が、制御棒の移動の際、駆動ピストン24のピス
トン・ヘッド部分の上端との水のやりとりをする。
【0015】ピストン管15の管部分15a及びヘッド
部分15bが、位置表示管61に対する場所を作る。こ
の管はヘッド部分15bのねじ山を設けた端の内径に溶
接されていて、管部分15aの長さにわたって上向きに
伸び、管部分の上端の近くで水密キャップで終端する。
ピストン管15がCRDの下端でナット16によって固
定される。ヘッド部分15bには180°離れた2つの
水平ポートが設けられていて、CRDフランジにある引
出し用ポートと、表示管61及びピストン管15の管部
分15aの間の環状区域の間で水を伝達し、駆動ピスト
ン24の頂部に加えられる様にする。ヘッド部分15b
の周りには3つのOリング封じ18が設けられている。
この内の2つはCRDの底を水が漏れない様に密封し、
1つは駆動ピストン24のピストン下側の圧力を駆動ピ
ストンのピストン上側の圧力から密封する。
【0016】位置表示プローブ12aは、表示管61の
中に摺動自在に挿入されているが、制御棒の位置及びC
RDの動作温度の遠隔表示となる電気信号を伝える。プ
ローブ12aは板12bに溶接されており、この板がハ
ウジング12にボルト止めされている。ハウジング12
がねじ13によってCRDリング・フランジ17に固定
されている。ソケット14の底にあるケーブル・クラン
プ(図に示してない)が、接続用電気ケーブルをソケッ
ト14に固定する。リング・フランジ17がねじ9によ
ってCRDハウジングに固定される。この為、プローブ
12a、ハウジング12及びケーブル・クランプ(その
中を通るケーブルと共に)は一体として取り出すことが
出来る。
【0017】CRDの保守を行なう為、CRDをそのC
RDハウジングから取り出さなければならない。CRD
及び制御棒を切離した後、CRDをCRDハウジングか
ら取り出し、その後、CRDの夫々の部品に対して必要
な保守を行なう目的で、分解する。CRDを作業台の上
に水平の姿勢に配置して分解する。駆動ピストン24を
割出し管から離脱させ、ピストン管から取り出した後、
それを部品、即ち磁石ハウジング24a、封じカップ2
4b、ピストン継手24c及びピストン・ヘッド24d
(図3参照)に分解する。
【0018】ピストン継手24cを磁石ハウジング24
a及びピストン・ヘッド24dから外した後、内側ブッ
シング63をピストン継手から取り外さなければならな
い。これらのブッシングは、ピストン継手の中孔の両端
に設けられた環状凹部に坐着する黒鉛リングである。こ
う云うリングは原子炉の運転中、かさがこびりついてい
る。その結果、内側ブッシングはピストン継手の内側に
膠着し、たがね及びねじ回しの様な普通の工具を用いて
取り外すのが困難である。更に、この取り外しの際、ピ
ストン継手が損傷を受けることがある。
【0019】
【発明の要約】本発明は、ピストン継手に損傷を与えず
に、内側ブッシングをCRDのピストン継手から取り外
す為の工具を提供する。この工具は、ラム(ram)の
1端に支持されたばね荷重の硬化コレットを有する。コ
レットが1対のアームを有し、このアームには肩又は突
起があって、それが取り外そうとする内側ブッシング・
リングの内側に係止される。工具は、内側ブッシングの
どれを取り外すかに応じて、何れかの端からピストン継
手の中に挿入される。工具は、係止用の肩又は突起が半
径方向内向きに突出する内側ブッシングの背後にスナッ
プ式に係合して、肩又は突起の接触面がブッシングの半
径方向端面と接触するまで、挿入される。その後、ラム
の他端をハンマー又は槌で叩くことにより、ブッシング
は内側から外へ外すことが出来る。本発明の工具はCR
Dの分解に必要な時間を短縮し、その為、保守に当たる
人員の被爆を小さくする。
【0020】また一般的にいえば、本発明により、軸線
を持つ円筒形の中孔を有する管(上記のばね継手に相
当)の端部の環状凹部内に取り付けられ、かつ半径方向
の環状端面及び前記中孔の半径より小さい内側半径を持
っている円筒形のリング(上記の内側ブッシングに相
当)を、前記管から取り出す工具が提供される。この工
具は、いずれも弓状接触面を持つ第1及び第2の係止手
段(旋回アーム及びラム・アーム)であって、当該第1
の係止手段が当該第2の係止手段に対して第1及び第2
の角度位置の間で回転可能である第1及び第2の係止手
段と、前記第1及び第2の係止手段を回転自在に結合す
る枢軸手段(旋回ピン)と、該枢軸手段に接続されたラ
ム手段とを有する。前記第1及び第2の係止手段の前記
弓状接触面は、前記第1の係止手段が前記第1の角度位
置にある時は前記リングの内側半径より大きな半径まで
展開し、また前記第1の係止手段が前記第2の角度位置
にある時は前記リングの内側半径未満の半径まで展開す
る。
【0021】
【好ましい実施例の説明】以下、本発明を好ましい実施
例について図4乃至12を参照して説明する。図4につ
いて説明すると、ピストン継手24cに挿入する時の好
ましい実施例による内側ブッシング取り外し工具が示さ
れている。工具はラム・アーム104を持ち、このアー
ムは旋回ピン105(図8参照)の軸を受入れる中孔1
04e(図7参照)を持っている。旋回アーム103
(図9参照)が、旋回ピン105を受入れる中孔103
eを持つ旋回ブロック103fを有する。ブロック10
3fはラム・アーム104の空所104fの中に配置さ
れる。旋回アーム103は、間に緩み止めワッシャ10
7を入れて六角ナット106により、旋回ピン105
(2つの加工されたレンチ用平坦部を有する)上の所定
位置に保持される(図10参照)。旋回アーム及びラム
・アームはすき間111a、111bだけ離れた向かい
合う面を持ち、こう云うすき間によって、旋回アーム1
03が旋回ピン104の軸線の周りを、ラム・アーム1
04に対して小さな角度だけ回転することが出来る様に
なっている。
【0022】アーム103、104は、同心に配置され
た内側のばね109及び外側のばね110の夫々の端を
受入れる向かい合う坐着部103b、104bと103
c、104cとを有する(図4参照)。ラム・アーム1
04に取付けられた案内ピン108が内側ばね109の
内側をその軸線に沿って突出していて、ばねを圧縮する
際に巻回部を案内し、こうしてばねの軸方向以外の撓み
を拘束する。内側及び後側ばねは圧縮ばねであって、隣
接する面103f、104fの接触によって全開ストッ
プに達するまで、ラム及び旋回アームを引き離す様に作
用する。
【0023】ラム・アーム104は半径方向の弓形接触
面104a(図11参照)を持つ弓形の肩を有する。同
じく、旋回アーム103は半径方向の弓形接触面103
aを持つ弓形の肩を有する。頑丈な傾斜部材103g、
104gが、それぞれの接触面103a、104aを、
旋回ピン105に取付けられる中孔を持つ部材103
e,104eに接続する。
【0024】図4に示す位置では、傾斜部分103g、
104gが、取り外そうとする内側ブッシング63の近
い方の内周縁に接する。普通のCRDでは、各々の内側
ブッシング63の中孔の半径(内径)は、ピストン継手
24cの中孔の半径(内径)より小さい。取り外し工具
をこの位置から左へ押すと、ブッシングの内周縁が半径
方向内向きの力を加え、それがラム・アーム104及び
旋回アーム103を引き離そうとしているばねの力に打
ち勝つ。その結果、接触面103a、104aは中孔の
中を移動して、ブッシングの遠い方の内周縁を通り越
す。接触面がブッシング63の遠い方の内周縁から離れ
た時、アームがばね109、110によって引き離され
る。各々の接触面の外周縁が、(図5に示す様に)ブッ
シング63の中孔の半径を越えた軌跡まで半径方向外向
きに押され、こうして取り外し工具を内側ブッシングに
係止する。係止された位置にある時、接触面103aが
第1の円弧に沿って内側ブッシングに接し、接触面10
4aが、第1の円弧と直径上で向かい合った第2の円弧
に沿って内側ブッシングに接する。こう云う位置にある
時、これらの弓形接触面は内側ブッシングの端面の直径
上で向かい合った部分に接する。
【0025】従って、旋回アーム103、ラム・アーム
104、旋回ピン105、内側ばね109及び外側ばね
110が、取り外そうとする内側ブッシングの遠い方の
内周縁の背後に係止することの出来る1対の円弧形接触
面を持つばね荷重のコレットを形成する。これらの接触
面は、その後ブッシングの端面に押し付けられ、ブッシ
ング63をピストン継手24c内の対応する凹部から押
し出す。
【0026】アーム103、104の夫々の端部には、
アームの質量を減らす為の円柱形の空所103d、10
4dが設けられている。これらの端部は把手として作用
し、図4の挿入段階の際、こう云う把手によってアーム
を手で押し付けることが出来る。更に本発明の取り外し
工具は、ラム・アーム104の端部にねじ込まれたラム
102を有する。ラム102は平坦な端を持つ密実な円
柱であることが好ましい。内側ブッシングを取り外す
際、ラム102及びピストン継手24cは、スタンド1
20(図12参照)によって水平又は垂直の姿勢に保持
される。スタンド120は面取りした入口124及び直
径の異なる中孔128、130を隔てる環状の肩122
を持つ円筒形の管である。中孔128がピストン継手2
4cの端部を受入れ、ピストン継手24cの環状端面1
21が肩122の上に坐着して、それによって支持され
る。そこで、ハンマー又は槌でラム102の平坦な端を
叩くことにより、工具を縦軸線に沿ってピストン継手2
4cの外へ駆動する。この叩く力は接触面103a、1
04aを介して内側ブッシングの向かい合った半径方向
の端面に伝達され、こうして、ピストン継手を損傷する
ことなく、内側ブッシングを、該ブッシングが坐着して
いたピストン継手内の環状凹部から外へ軸方向に押し出
す(図6参照)。ブッシング63が徐々に下向きに変位
するのをオペレータが観察することが出来る様に、窓1
26が設けられる。スタンドの中孔130の直径は、取
り外されたブッシング63がその中を通過できる様に定
められている。
【0027】例示の為、好ましい実施例の内側ブッシン
グ取り外し工具を説明した。本発明の範囲を逸脱しない
で、以上説明した構造の種々の変更が、工具の分野に熟
練した機械的な技術者には容易に明らかであろう。この
様な全ての変更は、特許請求の範囲に含まれることを承
知されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】BWRに取付けた普通の制御棒駆動部の簡略断
面図。
【図2】普通の制御棒駆動部の下側部分の断面図。
【図3】組立てられたCRD駆動ピストンの断面図。
【図4】内側ブッシングをピストン継手から取り外す前
の本発明の好ましい実施例の内側ブッシング取り外し工
具の正面図。
【図5】内側ブッシングをピストン継手から取り外す際
の一段階を示す内側ブッシング取り外し工具の正面図。
【図6】内側ブッシングをピストン継手から取り外す際
のその後の段階を示す内側ブッシング取り外し工具の正
面図。
【図7】内側ブッシング取り外し工具のラムの上面図。
【図8】内側ブッシング取り外し工具の旋回ピンの側面
図。
【図9】内側ブッシング取り外し工具の旋回アームの側
面図。
【図10】内側ブッシング取り外し工具の側面図。
【図11】内側ブッシング取り外し工具の端面図。
【図12】取り外し工具を保持するスタンドを示す部分
断面正面図。
【符号の説明】
24c ピストン継手 63 ブッシング 102 ラム 103 旋回アーム 103a 弓状接触面 103e 中孔 104 ラム・アーム 104a 弓状接触面 104e 中孔 105 旋回ピン 109,110 ばね
フロントページの続き (72)発明者 フランク・オルテガ アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サン ホゼ、チューリップ・ブロッサム・コー ト、193番 (72)発明者 ビンセント・ロサリオ・カンタセッシ アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サン ホゼ、シー16、ペドロ・ストリート、1150 番

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線を持つ円形で円筒形の中孔を有する
    管(24c)の端部の環状凹部内に取り付けられ、かつ
    環状の半径方向の端面及び前記中孔の半径より小さい内
    側半径を持つ円筒形のリング(63)を、前記管から取
    り出す工具に於て、 何れも弓状接触面(103a,104a)を持つ第1及
    び第2の係止手段(103、104)であって、当該第
    1の係止手段が当該第2の係止手段に対して第1及び第
    2の角度位置の間で回転可能である第1及び第2の係止
    手段と、 前記第1及び第2の係止手段を回転自在に結合する枢軸
    手段(103e,104e,105)と、該枢軸手段に
    接続されたラム手段(102)とを有し、 前記第1の係止手段が前記第1の角度位置にある時は、
    前記第1及び第2の係止手段の前記弓状接触面が前記リ
    ングの内側半径より大きな半径まで展開し、また前記第
    1の係止手段が前記第2の角度位置にある時は、前記第
    1及び第2の係止手段の前記弓状接触面が前記リングの
    内側半径未満の半径まで展開していることを特徴とする
    工具。
  2. 【請求項2】 前記弓状接触面が同一平面にあって、前
    記第1の係止手段が前記第1の角度位置にある時、前記
    リングの内側半径に等しい半径を持つ円に沿って直径上
    で向かい合う位置を占めている請求項1記載の工具。
  3. 【請求項3】 更に、前記第1の係止手段を前記第2の
    角度位置から前記第1の角度位置に向かって偏圧するば
    ね手段(109,110)を有する請求項1記載の工
    具。
  4. 【請求項4】 前記ラム手段が平坦な端及び縦軸線を持
    つ棒で構成されている請求項1記載の工具。
  5. 【請求項5】 前記弓状接触面が半径方向平面内にあっ
    て、前記第1の係止手段が前記第1の角度位置にある
    時、前記リングの内側半径に等しい半径を持つ円に沿っ
    て直径上で向かい合う位置を占めている請求項4記載の
    工具。
  6. 【請求項6】 前記ラム手段及び前記第2の係止手段が
    堅固に接続されている請求項1記載の工具。
  7. 【請求項7】 前記枢軸手段が前記ラム手段の縦軸線に
    対して垂直な軸線を持つ旋回ピン(105)を有する請
    求項4記載の工具。
  8. 【請求項8】 各々の前記弓状接触面は、前記第1の係
    止手段が前記第1の角度位置にある時、前記リングの内
    側半径に等しい半径を持つ円に沿って位置している請求
    項1記載の工具。
JP7025741A 1994-02-24 1995-02-15 円筒形リングを取り出す工具 Withdrawn JPH07270582A (ja)

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US08/201,492 US5400499A (en) 1994-02-24 1994-02-24 Internal bushing removal tool
US201492 1994-02-24

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JPH07270582A true JPH07270582A (ja) 1995-10-20

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TW260793B (ja) 1995-10-21

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