JPH07270445A - サイトグラス - Google Patents

サイトグラス

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Publication number
JPH07270445A
JPH07270445A JP8394994A JP8394994A JPH07270445A JP H07270445 A JPH07270445 A JP H07270445A JP 8394994 A JP8394994 A JP 8394994A JP 8394994 A JP8394994 A JP 8394994A JP H07270445 A JPH07270445 A JP H07270445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
window
sight glass
fluid
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP8394994A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Okamura
鉄男 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosmo Oil Co Ltd
Original Assignee
Cosmo Oil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Cosmo Oil Co Ltd filed Critical Cosmo Oil Co Ltd
Priority to JP8394994A priority Critical patent/JPH07270445A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 配管による流体の流れを止めずに容易に覗窓
部の窓ガラス等を取り外し、その洗浄や交換等ができ、
又流体の流れを容易に確認できるサイトグラスを提供す
る。 【構成】 弁球体34には流体入口40と流体出口42
と窓孔52とを相互に連通する第1及び第2貫通孔5
6、57が設けられ、第1貫通孔56と第2貫通孔57
とが交差する領域には支持棒62が設けられ、その支持
棒62に指示板60が回転自在に取り付けられている。
窓ガラスの洗浄や交換を行う場合は、先ず、操作レバー
64の端部を真上に向けて弁球体34を180度回転さ
せる。このとき、弁球体34によって流体入口40と流
体出口42とを連通状態にするとともに、窓孔を閉じた
状態にする。そして、窓部38をハウジング32から取
り外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管内を流れる流体の
状況を確認するために用いるサイトグラスに係り、特に
流体の流れを止めずに覗窓部の窓ガラス等の分解、清掃
ができるサイトグラスに関する。
【0002】
【従来の技術】石油精製工場、或いは化学工場等の機
器、特にポンプやコンプレッサー等の回転機器には、冷
却水を確実に供給する必要があるものが多い。それは、
例えば回転機器において冷却水の供給が停止すると、回
転軸の焼付等の事故が発生するからである。よって、冷
却水が冷却水管内を順調に流れていることをオペレータ
が確認できるように、一般に、回転機器の冷却水配管に
は、サイトグラスが取り付けられている。以上のこと
は、他の流体、例えば回転機器に対する潤滑油の供給に
ついても同じことが言えるが、ここでは冷却水を例にし
て説明する。
【0003】サイトグラス10としては、図7及び図8
に示すように、ハウジング12の両側面に窓ガラス14
を設けた構造のものが知られている。なお、図7は従来
のサイトグラスの構造を示す側面図であり、図8は同サ
イトグラスの構造を示す断面図である。従来のサイトグ
ラス10は、ハウジング12の流体入口16と流体出口
18とに配管との連結フランジ20、22を備え、窓ガ
ラス14から観察できる位置に球状のフロート24を取
り入れた構造になっている。かかるフロート24は流体
の流れによって浮遊し、流体の流れが外部から視覚的に
観察できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サイトグラ
ス、特に冷却水配管に取り付けられたサイトグラスは、
無機物性のスケールや藻等の有機物が窓ガラス、フロー
ト等に付着してフロートが見にくくなることが頻繁にあ
り、その都度、オペレータは窓ガラスを取り外し、洗浄
等する必要がある。
【0005】しかし、サイトグラスの清掃、窓ガラスの
洗浄等を行おうとすると、上記した従来のサイトグラス
は、その構造上の理由から、取り付けてある配管内を流
れる冷却水を止め、窓ガラスを外した上で窓ガラスの洗
浄や交換等を行う必要がある。従って、冷却水を供給で
きなくなるので、ポンプやコンプレッサーを停止させ、
別のポンプやコンプレッサー等を稼動させる必要があ
り、メンテナンスに手間がかかるという問題があった。
また、流体の流れを知るためにフロートを設けたサイト
グラスでは、常にフロートが正常に浮遊しているとは限
らず、オペレータによって観察し難い位置にフロートが
移動して、流体の流れを十分に確認できないという問題
があった。一方、冷却水を停止することなく、サイトグ
ラスの保守、点検を行うやり方として、サイトグラスの
ハウジングの両端にバイパス配管を設ける方法がある。
しかし、かかる方法を採用すると、設備費が嵩む。
【0006】本発明は、上記した問題点を解決するため
になされたもので、流体の流れを止めずに容易に覗窓部
の窓ガラス等を取り外し、その洗浄や交換等ができ、又
流体の流れを容易に確認できるサイトグラスを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のサイトグラスは、流体入口と流体出口とを
連通する流体通路に球体挿入部を有し、更に前記球体挿
入部を形成する壁に窓孔を開口したハウジングと、第1
貫通孔と第1貫通孔から交差する方向で片側に延びる第
2貫通孔とを有し、かつ球体挿入部内に位置して球体挿
入部の壁に面接触している弁球体と、前記窓孔に着脱可
能に取り付けられた覗窓部と、第2貫通孔が窓孔の開状
態では窓孔を指向し、閉状態では窓孔とは反対方向を指
向し、かつ窓孔の開状態及び閉状態で第1貫通孔が流体
入口と流体出口とを連通させるように弁球体を回転させ
る操作機構とを備えたことを特徴とする。
【0008】本発明に係るサイトグラスに使用する操作
機構とは、機械的、電気的に弁球体を回転させる手段を
いい、例えば、弁球体を軸回転させる軸棒と、かかる軸
棒を回転させる操作レバーとによって構成する。更に、
ハウジングに対する覗窓部の固定手段としては、ねじ込
み式、ネジ等による締め付け式等を適用することができ
る。具体的には、覗窓部のフレーム及びハウジングの窓
孔の縁にねじ溝を形成し、これらを螺合させることによ
って覗窓部を取付けたり、又窓孔の縁にボルト等の固定
具によって覗窓部を締め付けて固定したりする。
【0009】本発明の望ましい実施態様としては、薄板
状の指示板が、流体の流向を示すために、流体入口から
流体出口に向かう方向と直交する方向に延在する軸に回
転自在に装着され、かつ軸が第1貫通孔と第2貫通孔と
の交差する領域に設けてあることを特徴とする。なお、
指示板は、例えば、平板、羽根板、羽根車等にして、本
発明に適用することができる。
【0010】
【作用】本発明のサイトグラスでは、覗窓部の洗浄や窓
ガラスの交換を行う場合、例えば、操作機構によって弁
球体を回転させ、ハウジングの窓孔を閉じる。このと
き、流体入口と流体出口とが連通状態になるので、流体
はそのまま流れ続けることができる。そして、ハウジン
グの窓孔に取付けられた覗窓部を取り外し、サイトグラ
スの窓ガラス等を洗浄又は交換する。なお、弁球体の第
1貫通孔と第2貫通孔との交差する領域に指示板を設け
た構成を採用すれば、オペレータは、随時、指示板によ
り配管内の流体の流れを確認することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図面を参
照して説明する。図1は第1実施例のサイトグラスの組
立断面図を、図2は図1のサイトグラスのA−A断面図
を、図3の(a)及び(b)はサイトグラスの構成部品
である弁球体を模式的に示した断面図を、図4は同サイ
トグラスの覗窓部の断面図を、図5は覗窓部を取り外し
たサイトグラスの断面図を、それぞれ示す。
【0012】本実施例のサイトグラス30は、ポンプや
コンプレッサー等の冷却水の立ち上がり配管の途中に取
付けられ、オペレータが配管内を流れる冷却水の状況を
確認するのに使用される。かかるサイトグラス30は、
図1に示すように、ハウジング32と、弁球体34と、
弁球体34を軸回転させる操作機構36と、覗窓部38
とによって構成されている。ハウジング32は、フラン
ジ44、46が流体入口40及び流体出口42に形成さ
れ、略球状の空間を有する球体挿入部50が流体入口4
0と流体出口42とを連通する流体通路48に形成さ
れ、更に円形に開口した窓孔52が球体挿入部50の壁
に開口された構造をしている。
【0013】球体挿入部50内には球状の弁球体34が
配置され、球体挿入部50と弁球体34とは球面接触し
ている。ハウジング32の球体挿入部50と弁球体34
との接触部にはリング状のシール材54が設けられ、サ
イトグラス30内を流れる冷却水が外部に漏れない構造
になっている。弁球体34には、図3(a)及び(b)
の摸式図に示すように、流体入口40と流体出口42と
を連通するために第1貫通孔56が設けられ、第1貫通
孔56に窓孔52を連通するために第2貫通孔57が設
けられている。第1貫通孔56と第2貫通孔57とは略
T字状に交差するように形成されている。更に弁球体3
4には、図1に示すように、第1及び第2貫通孔56、
57の軸に直交する軸線上に操作機構36の軸棒58を
嵌合する孔が設けられている。なお、第1貫通孔56と
第2貫通孔57とが交差する領域の内壁には、軸棒58
の延長線方向に支持棒62が設けられ、その支持棒62
に指示板60が回転自在に取り付けられている。指示板
60は、薄い平板状に形成され、更に表面加工したり、
メタリック系の塗料等で塗布したりして光を反射し易い
ようになっている。従って、指示板60は視覚的に認識
しやすいので、オペレータは流体の流れを容易に確認す
ることができる。
【0014】操作機構36には、弁球体34の孔に嵌合
された軸棒58を軸回転させる操作レバー64が設けら
れ、軸棒58を180度の範囲内で回転させるために操
作レバー64の動きを止めるストッパー66が設けられ
ている。窓孔52には、図5に示すように、環状の縁が
設けられ、その縁の外周に覗窓部38を取り付けるため
のねじ溝68が設けられている。覗窓部38には、図4
に示すように、外形が6角形で内側が円形のフレーム7
0の内周部に弾性のシール材72が埋め込まれ、そのシ
ール材72を介して円形の窓ガラス74が取り付けられ
ている。そして、窓孔52に対向する覗窓部38には、
窓孔52のねじ溝68に螺合するねじ溝76を有する環
状の連結部が設けられている。従って、覗窓部38はハ
ウジング32の窓孔52の縁に着脱可能に固定される。
【0015】次に本実施例のサイトグラス30の使用方
法例について説明する。サイトグラス30と配管(図示
せず)とは、フランジ44、46のボルト孔78と配管
のボルト孔とを整合させ、ボルトで締め付けて連結す
る。そして、配管に冷却水を流す場合には、操作レバー
64の端部を真下に向けて弁球体34の第1及び第2貫
通孔56、57によって流体入口40と流体出口42と
窓孔52とを相互に連通状態にする(図2参照)。この
とき、窓ガラス74から第2貫通孔57を通して指示板
60を観察することができるので、オペーレータは、配
管内の冷却水の流れを容易に確認することができる。
【0016】窓ガラス74の洗浄や交換を行う場合は、
先ず、操作レバー64の端部を真上に向けて弁球体34
を180度、軸回転させる。このとき、弁球体34によ
って流体入口40と流体出口42とが第1貫通孔56に
より連通状態に維持されて冷却水が流れ、同時にハウジ
ング32の窓孔52が閉じた状態になる。続いて、覗窓
部38を窓孔52の縁から取り外し、窓ガラス74の洗
浄や交換を行う(図5参照)。従って、冷却水を流した
ままで、容易に窓ガラス74の洗浄や交換を行うことが
できる。そして、窓ガラス74の洗浄や交換を行った後
は、窓孔52の縁に覗窓部38を取り付け、操作レバー
64の端部を真下に向けて弁球体34を180度、軸回
転させる。これにより、再び窓ガラス74から弁球体3
4の第1貫通孔56と第2貫通孔との交差領域の内側が
覗けるようになり、指示板60によって流体の流れを確
認できる。
【0017】次に第2実施例のサイトグラスについて説
明する。図6は本実施例のサイトグラスの構造を示して
いる。本実施例のサイトグラスが第1実施例のものと異
なるのは、第1に管継手がフランジ44、46ではな
く、ねじ込み式の管継手80、82になっている点、第
2に覗窓部38をねじ込み式にして窓孔52の縁に取り
付けるのではなく、ネジ84で締め付け固定している点
である。
【0018】以上、第1及び第2実施例のサイトグラス
によれば、流体入口40と流体出口42とを連通状態に
したままで窓孔52を塞ぐことができるので、窓ガラス
74に藻が付着した場合でも、ポンプやコンプレッサー
等への冷却水の供給を停止させずに容易に覗窓部38を
取り外し、窓ガラス74の洗浄や交換等を行うことがで
きる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のサイトグラ
スによれば、流体入口と流体出口とを連通状態にしたま
まで窓孔を塞ぐことができるので、流体の流れを止めず
に覗窓部を取り外し、窓ガラスの洗浄や交換等を容易に
行うことができるという効果を奏する。これにより、従
来のようにポンプやコンプレッサー等の機器の運転を停
止し、サイトグラスの窓ガラスを洗浄等する必要がなく
なる。また、弁球体の第1貫通孔と第2貫通孔との交差
領域の内壁に指示板を回転自在に取り付けた場合では、
オペレータは、随時、指示板を観察することにより、流
体の流れを容易に確認することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のサイトグラスの構造を示す組立断
面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図3(a)は第1実施例のサイトグラスの構成
部品である弁球体の模式図、図3(b)は図3(a)の
B−B断面図である。
【図4】同サイトグラスの覗窓部の断面図である。
【図5】同サイトグラスの覗窓部が取り外されたサイト
グラスの断面図である。
【図6】第2実施例のサイトグラスの構造を示す組立断
面図である。
【図7】従来のサイトグラスの構造を示す側面図であ
る。
【図8】同サイトグラスの構造を示す断面図である。
【符号の説明】
30 サイトグラス 32 ハウジング 34 弁球体 36 操作機構 38 覗窓部 40 流体入口 42 流体出口 44、46 フランジ 48 流体通路 50 球体挿入部 52 窓孔 54、72 シール材 56 第1貫通孔 57 第2貫通孔 58 軸棒 60 指示板 62 支持棒 64 操作レバー 66 ストッパー 68、76 ねじ溝 70 フレーム 74 窓ガラス 78 ボルト孔 80、82 管継手 84 ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体入口と流体出口とを連通する流体通
    路に球体挿入部を有し、更に前記球体挿入部を形成する
    壁に窓孔を開口したハウジングと、 第1貫通孔と第1貫通孔から交差する方向で片側に延び
    る第2貫通孔とを有し、かつ球体挿入部内に位置して球
    体挿入部の壁に面接触している弁球体と、 前記窓孔に着脱可能に取り付けられた覗窓部と、 第2貫通孔が窓孔の開状態では窓孔を指向し、閉状態で
    は窓孔とは反対方向を指向し、かつ窓孔の開状態及び閉
    状態で第1貫通孔が流体入口と流体出口とを連通させる
    ように弁球体を回転させる操作機構とを備えたことを特
    徴とするサイトグラス。
  2. 【請求項2】 薄板状の指示板が、流体の流向を示すた
    めに、流体入口から流体出口に向かう方向と直交する方
    向に延在する軸に回転自在に装着され、かつ軸が第1貫
    通孔と第2貫通孔との交差する領域に設けてあることを
    特徴とする、請求項1に記載のサイトグラス。
JP8394994A 1994-03-30 1994-03-30 サイトグラス Pending JPH07270445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8394994A JPH07270445A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 サイトグラス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8394994A JPH07270445A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 サイトグラス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07270445A true JPH07270445A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13816844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8394994A Pending JPH07270445A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 サイトグラス

Country Status (1)

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JP (1) JPH07270445A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1031819A1 (de) * 1999-02-23 2000-08-30 Hans-Holger Körner Wasserzähler
CN103084351A (zh) * 2013-01-17 2013-05-08 孙树春 自动防爆油气放水动态显示装置

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EP1031819A1 (de) * 1999-02-23 2000-08-30 Hans-Holger Körner Wasserzähler
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